JPH10178285A - レシーバ固定構造 - Google Patents

レシーバ固定構造

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JPH10178285A
JPH10178285A JP33873896A JP33873896A JPH10178285A JP H10178285 A JPH10178285 A JP H10178285A JP 33873896 A JP33873896 A JP 33873896A JP 33873896 A JP33873896 A JP 33873896A JP H10178285 A JPH10178285 A JP H10178285A
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rubber holder
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JP33873896A
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Masato Shimizu
正人 志水
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のレシーバ固定構造においては、レシー
バと函体との密閉状態が不均一になり、音圧が低下し易
くなって安定した通話品質を確保することが難しい。 【解決手段】 レシーバ1をゴムホルダ2の内部に収納
するとともに、レシーバ1が結線される配線基盤26に
ホルダ3を介して固定し、このホルダ3を介してレシー
バ1が固定された配線基盤26をフロントケース29の
内側に組み込むことによって携帯電話の内部にレシーバ
1を固定する。そしてホルダ3には、レシーバ1が収納
されたゴムホルダ2をフロントケース29に向けて押圧
し、レシーバ1の受音面をフロントケース29に近接さ
せる支持板部22を設け、ゴムホルダ2をフロントケー
ス29に圧接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線電話等の電子
機器の内部にレシーバを固定するレシーバ固定構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話に代表される電子機器の内部
に、音声を検出するレシーバを固定する構造の従来例を
図4および図5に示す。レシーバ1は、その形状に合わ
せて成形されたゴムホルダ2の内部に収納されたうえ
で、このゴムホルダ2ごとホルダ3の収納部4に収納さ
れている。さらに、ホルダ3の下面には下方に延出する
脚部5が設けられ、その先端には外方に突出する係合爪
5aが設けられており、脚部5が、レシーバ1が結線さ
れる印刷配線基盤6に形成された係合穴7に挿入され、
係合爪5aがこれに係合されることによってホルダ3が
印刷配線基盤6に固定されている。また、ホルダ3の下
面には、脚部5とは別に印刷配線基盤6に立脚するピン
8が設けられており、このピン8によって印刷配線基盤
6に対するホルダ3の位置決めがなされている。
【0003】フロントケース9の内側面には、峰状に隆
起した円形のリブ10が形成されており、このリブ10
にレシーバ1の受音面を対面させ、リブ10にゴムホル
ダ2を圧接させて印刷配線基盤7がフロントケース9に
組み込まれている。
【0004】レシーバ固定構造のその他の例を図6およ
び図7に示す。レシーバ1は、ゴムホルダ2の内部に収
納されたうえで、フロントケース11の内側面に形成さ
れた円形のリブ12上に受音面を対面させて配置されて
いる。さらに、レシーバ1の上部には押さえ金具13が
配置され、この押さえ金具13がフロントケース11に
設けられたボス部14にネジ15で締め付け固定される
ことによってゴムホルダ2がリブ12に圧接されてい
る。印刷配線基盤6は、押さえ金具13上に配置されて
組み込まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のレ
シーバ固定構造には次のような問題点があった。すなわ
ち前者においては、レシーバ1が収納されたゴムホルダ
2が、印刷配線基盤6のフロントケース9への押し付け
力のみでリブ10との圧接状態を確保しているので、フ
ロントケース9に対する印刷配線基盤6の取付け位置の
僅かなずれ、もしくはホルダ3に対するゴムホルダ2の
取付けの僅かなずれによってレシーバ1とフロントケー
ス9との密閉状態が不均一になり、音圧が低下し易くな
って安定した通話品質を確保することができない。
【0006】また、後者においては、レシーバ1が収納
されたゴムホルダ2をフロントケース11に隙間なく圧
接させることはできるが、ゴムホルダ2を押さえる押さ
え金具13と、これをフロントケース11に締め付け固
定するためのネジ15を必要とする等、部品点数が多い
ために工数も増加し組立に手間がかかる。加えて、印刷
配線基盤6にレシーバ1が固定されないために、フロン
トケース11にレシーバ1を固定した後、さらに印刷配
線基盤6を組み込む作業を必要となり、作業性が悪い。
【0007】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、安定した通話品質を確保するとともに必要な部
品点数が少なく組立作業が簡単なレシーバ固定構造を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、レシーバを、ゴムホルダの内部に収納
するとともにレシーバが結線される配線基盤にホルダを
介して固定し、ホルダを介してレシーバが固定された配
線基盤を、電子機器の外殻をなす函体に組み込むことに
よって電子機器の内部に固定するレシーバ固定構造を採
用する。そしてホルダには、レシーバが収納されたゴム
ホルダを函体に向けて押圧し、レシーバの受音面を函体
に近接させる弾性支持部を設け、ゴムホルダを函体に圧
接させることによってレシーバと函体との密閉状態を均
一にする。
【0009】さらに、ゴムホルダに係合突起を設け、こ
の係合突起が挿通されてこれを係止する孔を弾性支持部
に設け、ネジ等の締結部品を使用することなくゴムホル
ダをホルダに直接固定する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係るレシーバ固定構造の
一実施形態を図1ないし図3に示して説明する。レシー
バ1は、その形状に合わせて成形されたゴムホルダ2の
内部に収納されたうえで、このゴムホルダ2ごとホルダ
20に収納されている。ホルダ20は軸方向に幅のある
環状部21を有し、その内側には四方から中心に向けて
延出する支持板部(弾性支持部)22が設けられて収納
部23が形成されている。ゴムホルダ20に収納された
レシーバ1は、この環状部21の内側に挿嵌されて支持
板部22上に配置されることによりホルダ20に収納さ
れている。
【0011】四方から延出する支持板部22のうち、中
心を挟んで対向する支持板部22a、22aには厚さ方
向に貫通した孔24が設けられており、この孔24にゴ
ムホルダ2の下面に設けられた係合突起2aが挿通され
て係合し、ゴムホルダ2がホルダ20に固定されてい
る。
【0012】さらに、ホルダ20の下面には下方に延出
する脚部25が設けられ、その先端には外方に突出する
係合爪25aが設けられており、この脚部25が、レシ
ーバ1が結線される印刷配線基盤26に形成された係合
穴27に挿入され、係合爪25aがこれに係合されるこ
とによってホルダ20が印刷配線基盤26に固定されて
いる。
【0013】また、ホルダ20の下面には、脚部25と
は別に印刷配線基盤26に立脚するピン28が設けられ
ており、このピン28によって印刷配線基盤26に対す
るホルダ20の位置決めがなされている。
【0014】フロントケース(函体)29の内側面に
は、峰をなして隆起した円形のリブ30が形成されてお
り、このリブ30にレシーバ1の受音面を対面させ、リ
ブ30にゴムホルダ2を圧接させて印刷配線基盤26が
フロントケース29に組み込まれている。
【0015】上記のように構成されたレシーバ固定構造
においては、レシーバ1が収納されたゴムホルダ2が、
支持板部22の弾性復帰力によってフロントケース29
側に向けて付勢され、レシーバ1の受音面に面したゴム
ホルダ2がリブ30に圧接されている。ゴムホルダ2
は、支持板部22に付勢されることによってリブ30の
全周にわたって密接し、レシーバ1とフロントケース2
9との密閉状態が均一になって音圧が安定するので、実
際に携帯電話を使用する際に安定した通話品質を確保す
ることができる。
【0016】また、ゴムホルダ2に設けられた係合突起
2aが、支持板部22に設けられた孔24に挿通される
ことによってゴムホルダ2がホルダ3に直接固定されて
いるので、従来に比べて部品点数およびそれに要する組
立工数の削減がされる。
【0017】さらに、レシーバ1と印刷配線基板26と
がひとつのユニットとなり、印刷配線基板26をフロン
トケース29に組み込む作業が行ない易くなるので、作
業性の向上が図れる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れたレシーバ固定構造によれば、レシーバが収納された
ゴムホルダが、ホルダに設けられた弾性支持部によって
函体に圧接され、レシーバと函体との密閉状態が均一に
なって音圧が安定するので、安定した通話品質を確保す
ることができる。
【0019】請求項2に記載されたレシーバ固定構造に
よれば、レシーバが収納されたゴムホルダが、ネジ等の
締結部品を使用することなくホルダに固定されるので、
従来に比べて部品点数およびそれに要する組立工数の削
減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るレシーバ固定構造の実施形態を
示す分解斜視図である。
【図2】 図1におけるII−II線矢視断面図であ
る。
【図3】 図1におけるIII−III線矢視断面図で
ある。
【図4】 従来のレシーバ固定構造の一例を示す分解斜
視図である。
【図5】 図4におけるV−V線矢視断面図である。
【図6】 従来のレシーバ固定構造の他の例を示す分解
斜視図である。
【図7】 図6におけるVII−VII線矢視断面図で
ある。
【符号の説明】
1 レシーバ 2 ゴムホルダ 2a 係合突起 20 ホルダ 22 支持板部(弾性支持部) 24 孔 29 フロントケース(函体)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声を検出するレシーバを、ゴムホルダ
    の内部に収納するとともに該レシーバが結線される配線
    基盤にホルダを介して固定し、 該ホルダを介してレシーバが固定された配線基盤を、電
    子機器の外殻をなす函体に組み込むことによって無線電
    話等の電子機器の内部に固定するレシーバ固定構造であ
    って、 ホルダには、レシーバが収納されたゴムホルダを函体に
    向けて押圧し、レシーバの受音面を函体に近接させる弾
    性支持部が設けられていることを特徴とするレシーバ固
    定構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたレシーバ固定構造
    において、 前記ゴムホルダに前記弾性支持部に向けて係合突起が設
    けられ、弾性支持部には係合突起が挿通されてこれを係
    止する孔が設けられていることを特徴とするレシーバ固
    定構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100518116B1 (ko) * 2002-10-01 2005-09-29 정낙환 마이크로폰 홀더의 조립체 및 그 제조 방법
JP2007274327A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Saxa Inc スピーカの取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100518116B1 (ko) * 2002-10-01 2005-09-29 정낙환 마이크로폰 홀더의 조립체 및 그 제조 방법
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