JP2000332623A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

Info

Publication number
JP2000332623A
JP2000332623A JP11136053A JP13605399A JP2000332623A JP 2000332623 A JP2000332623 A JP 2000332623A JP 11136053 A JP11136053 A JP 11136053A JP 13605399 A JP13605399 A JP 13605399A JP 2000332623 A JP2000332623 A JP 2000332623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiving
case
reception
unit
receiving device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11136053A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Hayashi
大喜 林
Retsu Utagawa
烈 雅楽川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP11136053A priority Critical patent/JP2000332623A/ja
Publication of JP2000332623A publication Critical patent/JP2000332623A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電波を良好に受信でき、収納性及びコンパク
ト性に優れた携帯に好適な受信装置を提供する。 【解決手段】 アンテナ32aを実装した受信回路基板
32bを有して所定の電波を受信する受信回路部32を
設け、この受信回路部32と配線31により電気的に接
続されるとともに液晶表示器30aを実装した受信処理
基板30bを備えて受信回路部32が受信した測位情報
を受けて位置検出情報を液晶表示器30aにより表示す
る受信処理部30を備え、平行する上固定ケース24と
下固定ケース20とを設けて下固定ケース20から延在
する軸20aにより受信回路部32及び上固定ケース2
4を固定し、この下固定ケース20の軸20aに回動可
能に軸支されて側面に受信処理部30を収納する受信部
14を設けて受信処理部30を回動させる回動ケース1
0を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信装置に係り、
より詳細にはGPSを用いて測位することにより液晶表
示器等のディスプレイに位置検出情報を表示する携帯用
の受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、受信装置は、GPS(Globa
l positioning System:以下GP
Sと称す)を用いて車載用GPS受信カーナビゲーショ
ン装置、或いは携帯ハンディ型のGPS受信装置などの
装置に広く利用されている。特に、携帯ハンディ型のG
PS受信装置は、種々の技術進歩に従って小型化され、
超小型携帯用の腕時計型GPS受信装置が開発されてい
る。このような従来の受信装置としては、例えば、特開
平10−197662号公報などに開示されている。図
17は、このような腕時計型のGPS受信装置による従
来の受信装置を示す正面図である。また、図18は、図
17に示した受信装置を使用して測位情報を受信してい
る状態を示す図である。
【0003】図17に示すように、腕時計型のGPS受
信装置による従来の受信装置は、GPS受信装置の外装
を形成するケース100を備え、このケース100表面
にGPS衛星からの電波を受信する受信部120と、こ
の受信部120に近接して形成された処理部110とを
一体に備えている。この処理部110には、所定の情報
を表示する表示部110aと、この表示部110aの表
示を操作する操作部110bとを配置している。そし
て、このケース100には、両側の端部から帯状に延在
するバンド130とを装着している。
【0004】ここで、受信部120の内部には、GPS
衛星からの電波を受信するアンテナと、このアンテナを
実装した受信回路基板とを備えて受信回路部(図示せ
ず)を形成している。
【0005】また、処理部110の内部には、前述した
受信回路基板に電気的に接続した受信処理基板(図示せ
ず)を収納している。この受信処理基板には、アンテナ
が受信した信号に所定の処理を加えて結果を表示する液
晶表示器と、操作部110bを操作することによりオン
・オフするスイッチとを実装して受信処理部(図示せ
ず)を形成している。
【0006】このように形成された腕時計型のGPS受
信装置による従来の受信装置を使用する場合、まず、使
用者が操作部110bの各キーを操作し、この操作情報
に基づいて受信部120内のアンテナがGPS衛星から
測位演算するための情報を受信する。そして、アンテナ
によりGPS衛星から信号を受信すると、この受信した
信号を受信回路基板と電気的に接続した受信処理基板に
送信することで受信部120に供給される。その結果、
受信部120では、送信された信号により受信地点の緯
度、経度、高さなどの情報を液晶表示器を使用して表示
部110aに表示する。これにより使用者は、表示部1
10aの画面を見ることで、現在の受信地点、即ち現在
地点を知ることができる。
【0007】しかしながら、このような従来の受信装置
では、図17に示したように受信部120がバンド13
0と直交する方向に固定されているため、図18に示す
ように使用者が着た衣服の袖1により受信部120が隠
れてしまい受信部120による受信が良好に行われない
という不具合があった。
【0008】そこで、このような不具合を解決するた
め、受信部の位置をバンドが延在する位置に設けた従来
の受信装置がある。図19は、このように受信部をバン
ドの延在位置に設けた従来の受信装置を示す斜視図であ
る。また、図20は、図19に示した受信装置を使用し
て測位情報を受信している状態を示す図である。
【0009】図19に示すように、受信部をバンドの延
在位置に設けた従来の受信装置は、GPS受信装置の外
装を形成するケース200を備え、このケース200に
GPS衛星からの電波を受信する受信部220と、この
受信部220に近接させて形成した処理部210とを備
えている。そして、受信部220には、所定の情報を表
示する表示部210aと、この表示部210aの表示を
操作する操作部210bとを配置している。また、受信
部220には、電波を受信する受信パネル220bと、
この受信パネル220bの一端を軸支して蝶番状に回動
させることで受信パネル220bを収納する収納部22
0aとを備えている。また、処理部210と受信部22
0とには、お互いの両側端部から帯状に延在するバンド
230を装着している。
【0010】ここで、受信部220の内部には、GPS
衛星からの電波を受信するアンテナと、このアンテナを
実装する受信回路基板とを備えて受信回路部(図示せ
ず)を形成している。
【0011】また、処理部210の内部には、前述した
受信回路基板に電気的に接続された受信処理基板(図示
せず)を収納している。この受信処理基板には、アンテ
ナが受信した信号に所定の処理を加えて結果を表示する
液晶表示器と、操作部210bを操作することによりオ
ン・オフするスイッチとを実装して受信処理部(図示せ
ず)を形成している。
【0012】このように形成された受信部をバンドの延
在位置に設けた従来の受信装置を使用する場合、まず、
使用者が受信部220の受信パネル220bを図19に
示したように矢印方向に回動させて所定の角度に起こし
て調節する。これにより、受信パネル220bは、図2
0に示すように電波を受信し易くなるとともに、処理部
210からの距離も充分にとれることによりノイズを低
減して受信性能を向上させることができる。
【0013】そして、使用者が操作部210bの各キー
を操作し、この操作情報に基づいて受信パネル220b
がGPS衛星から測位演算するための情報を受信する。
また、受信部220は、受信パネル220bによりGP
S衛星から信号を受信すると、この受信した信号を受信
回路基板と電気的に接続した受信処理基板に送信するこ
とで処理部210に供給される。その結果、処理部21
0では、送信された信号により受信地点の緯度、経度、
高さなどの情報を液晶表示器を使用して表示部210a
に表示する。これにより使用者は、表示部210aの画
面を見ることで、現在の受信地点、即ち現在地点を知る
ことができる。
【0014】このように、従来の受信装置は、図19に
示したように、バンド230が延在する位置に受信部2
20を形成して受信パネル220bを所定の角度に回動
可能に形成しているため、処理部210からの距離を充
分に保持でき、ノイズを低減して受信性能を向上させ、
GPS衛星からの電波を容易に受信できるように形成し
ていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
受信装置では、図20に示したように、バンド230が
延在する位置に受信部220と処理部210とを固定し
ており、この受信部220と処理部210とが一定の大
きさと厚みとを備えているため、使用者の手首に装着し
た際に外側に突出してコンパクトに収納することが困難
であり、携帯時の使用者に違和感を与えてしまうという
不具合があった。
【0016】本発明はこのような課題を解決し、電波を
良好に受信でき、収納性及びコンパクト性に優れて携帯
に好適な受信装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、アンテナを実装した受信回路基板を有し
て所定の電波を受信する受信回路部と、この受信回路部
と電気的に接続されるとともに表示器を実装した受信処
理基板を備えて受信回路部が受信した信号を受けて所定
の情報を表示器により表示する受信処理部と、この受信
回路部と受信処理部とを収容するとともに受信回路部が
使用時と未使用時とによって受信処理部の周囲を回動し
て位置を変えられるように形成したケースとを設ける。
【0018】ここで、受信回路部には、測位情報を受信
する平面型のアンテナを備えるとともに、このアンテナ
が受信した測位情報に基づいて位置検出情報を液晶によ
り表示する表示器を備え、更に、時刻情報を表示できる
ように形成することが好ましい。
【0019】また、ケースは、平行する上下面を有して
下面から延在する軸により受信回路部及び上面を固定し
た固定ケースと、この固定ケースの軸に回動可能に軸支
されて側面に受信処理部を収納する受信部を設けて周囲
を回動させる回動ケースとを設けることが好ましい。ま
た、ケースの他の実施の形態は、受信回路部及び受信処
理部を収容する回動ケースと、この回動ケースを所定の
軸を中心に回動可能に軸支する固定ケースとにより形成
することが好ましい。
【0020】ここで、固定ケースと回動ケースとには、
お互いが接するいずれか一方の面に凸部を設けて他方の
面に凹部を形成することにより回動ケースが90°回転
する毎に係合して位置決めするとともに、凸部及び凹部
が常に係合する方向に付勢する付勢部材を設けることが
好ましい。また、ケースは、固定ケースの両側に帯状の
バンドを延在させて腕時計型に形成することが好まし
い。
【0021】また、ケースの更なる他の実施の形態は、
受信回路部を収納する回動ケースと、受信処理部を収納
するとともに回動ケースを支持して外周に沿って回動さ
せるレール部を備えた固定ケースとを設けることが好ま
しい。ここで、回動ケースは、受信回路部と受信処理部
とを電気的に接続する接続端子を備えて固定ケースのレ
ール部に装着することで回動可能に支持することが好ま
しい。また、ケースは、固定ケースの両側に帯状のバン
ドを延在させて腕時計型に形成することが好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
による受信装置の実施の形態を詳細に説明する。図1
は、本発明による受信装置の第1の実施の形態の内部構
造を示す構成図である。また、図2は、図1に示した受
信装置を組み立てた状態を示す斜視図である。また、図
3は、図2に示した受信装置を使用している状態を示す
図である。図4は、図1に示したA−A線の断面を示す
断面図である。また、図5は、図4に示した回動ケース
10を持ち上げた状態を示す断面図である。また、図6
は、図2に示した受信部14を回転させた状態を示す斜
視図である。また、図7は、図1に示した受信装置の未
使用状態を示す図である。
【0023】図1に示すように、本発明による受信装置
の第1の実施の形態は、図17乃至図20に示した従来
技術と同様に腕時計型のGPS受信装置に適用したもの
であり、GPS受信装置の外装を形成する回動ケース1
0、上固定ケース24及び下固定ケース20を備え、こ
の回動ケース10の処理部12及び受信部14内に各々
収納する受信処理部30と受信回路部32とを備えてい
る。この受信処理部30は、下固定ケース20に形成し
た軸20aに固定板34を介して固定され、更にその上
部に上固定ケース24を固定している。また、回動ケー
ス10は、下固定ケース20と固定板34との間に介在
して下固定ケース20の軸20aを中心に受信処理部3
0の周囲を回動するように軸支されているとともに、こ
の外周の側面から突出する受信部14を形成して受信処
理部30と電気的に接続される受信回路部32を収納し
ている。従って、第1の実施の形態は、下固定ケース2
0の軸20aに固定された受信処理部30の周囲を受信
回路部32が回動ケース10により回動する構造に形成
している。
【0024】ここで、下固定ケース20は、円板状に形
成されて中心に円筒状に突出する軸20aを一体に形成
している。また、下固定ケース20には、軸20aの周
囲表面に矩形で凹状に形成された凹部20bを図1に示
した前後左右方向の4箇所に形成して略十字状に配置し
ている。そして、下固定ケース20には、両側端部から
延在する帯状のバンド22を装着している。このように
形成された下固定ケース20には、上部から回動ケース
10が装着されて軸20aにより回転可能に軸支され
る。
【0025】この回動ケース10は、円筒状で有底の処
理部12と、この処理部12の側面から突出する受信部
14とを一体に形成している。ここで、処理部12は、
底面の中心部に開口する開口穴12aを形成していると
ともに、底面には図1に示した下方向に突出する矩形状
の突部12bを形成している。この突部12bは、下固
定ケース20に形成された凹部20bに嵌入するように
略十字状に配置している。また、回動ケース10には、
軸20aと開口穴12aとの間から水が入り込まないよ
うに防水パッキン16を装着している。
【0026】そして、回動ケース10は、図1に示した
上方向から固定バネ36と固定板34とを下固定ケース
20の軸20aに設置してネジ39によりネジ止めする
ことにより、常に下方向に付勢された状態で下固定ケー
ス20に支持される。従って、回動ケース10は、図1
に示した上方向に持ち上げて凹部20bと突部12bと
の嵌合を外すことにより回動可能になり、90°回転す
る毎に凹部20bと突部12bとが嵌合して位置決めす
る構造になっている。
【0027】また、固定板34は、円板状に形成されて
表面から垂直に延在するボス34aを4箇所形成してい
る。このボス34aには、受信処理部30と上固定ケー
ス24とをネジ29によりネジ止めして固定している。
【0028】ここで受信処理部30は、所定の情報を表
示する液晶表示器(LCD)30aと、この液晶表示器
30aを実装した受信処理基板30bとを備えている。
また、受信処理部30は、配線31により受信回路部3
2に電気的に接続されている。この受信回路部32は、
GPS衛星から測位情報を受信する平面型のアンテナ3
2aと、このアンテナ32aを実装した受信回路基板3
2bとを備えている。従って、アンテナ32aにより受
信した測位情報は、受信回路基板32bに伝達されると
ともに配線31を介して受信処理基板30bに送信さ
れ、この受信処理基板30bにより液晶表示器30aを
使用して受信地点の緯度、経度、高さなどの情報として
表示される。
【0029】一方、上固定ケース24は、円板状に形成
されて、この表面にアクリル樹脂またはガラスなどの透
明な材質により形成した表示部24aと、この表示部2
4aの両側に配置された操作部24bとを備えている。
この上固定ケース24は、受信処理部30と一緒にネジ
29により固定板34に固定することで、表示部24a
の下部に液晶表示器30aが配置され、操作部24bの
下部に図示されていないが受信処理基板30bに実装し
たタクトスイッチが配置される。
【0030】また、固定板34は、前述したように、下
固定ケース20の軸20aに固定される。これにより、
受信処理基板30bは、回動ケース10の処理部12内
に収納される。この際、受信回路部32は、回動ケース
10の受信部14内に収納して固定される。また、固定
板34を軸20aに固定すると、上固定ケース24が処
理部12の上部に開口する開口部を封止して内部を密閉
する。この際、上固定ケース24には、回動ケース10
との間に防水パッキン26を装着することで、内部に水
が入り込むことを防止している。このように第1の実施
の形態は、図1に示した構成により組み立てられ、図2
に示すように、腕時計型の形状に形成される。
【0031】このように形成された第1の実施の形態を
使用して測位を行う場合、まず、図2に示したように、
バンド22が延在する方向に受信部14を設置する。そ
して、使用者が操作部24bの各キーを操作し、この操
作情報に基づいて受信部14内のアンテナ32a(図1
参照)がGPS衛星から測位演算するための情報を受信
する。この際、受信部14は、図3に示すように、GP
S衛星からの電波を受信する好適な位置に配置されてお
り、図18に示した従来技術のように使用者が着た衣服
の袖1により受信部14が隠れることがないため、効果
的にアンテナ32aが電波を受信することができる。
【0032】また、アンテナ32aは、このようにGP
S衛星から送信された信号を受信すると、図4に示すよ
うに、受信した信号を受信回路基板32bから配線31
により接続した受信処理基板30bに送信する。その結
果、受信処理基板30bは、送信された信号により受信
地点の緯度、経度、高さなどの情報を液晶表示器30a
を使用して表示部24aに表示する。これにより使用者
は、表示部24aの画面を見ることで、現在の受信地
点、即ち現在地点を知ることができる。
【0033】一方、現在地点の確認を終了して携帯する
場合、まず、回動ケース10を把持して図4に示した矢
印方向に持ち上げる。これにより回動ケース10は、図
5に示すように、軸20aに沿って持ち上げられて下固
定ケース20の凹部20bと突部12bとの嵌合が外れ
て回動可能な状態になる。これと同時に、回動ケース1
0は、固定バネ36を圧縮して下固定ケース20の方向
に付勢される。そして、回動ケース10は、固定バネ3
6に付勢された状態から図5に示した矢印方向に回動す
る。これにより回動ケース10の受信部14は、図6に
示すように、バンド22が延在する位置(図6に示した
一点鎖線の位置)から回動してバンド22が延在する方
向と直交する位置に移動する。
【0034】また、このように回動して受信部14を図
6に示した位置に移動させると、表示部24aでは位置
検出を終了して未使用状態にある旨のメッセージ(図示
せず)を表示する。また、このように受信部14を図6
に示した位置に回動させて携帯する場合、図7に示すよ
うに、使用者が着た衣服の袖1内に受信部14が収納さ
れ、図20に示した従来技術のようにバンド22が延在
する位置に配置されないため、外観をコンパクトに見せ
ることができ、使用者が違和感なく携帯することができ
る。
【0035】このように本発明による受信装置の第1の
実施の形態によると、使用時及び未使用時に応じて受信
部を回動させて位置を変えることができ、使用時には図
3に示したように受信感度の高い位置へ移動して良好に
受信し、未使用時には図7に示したように受信部を袖1
の内部に収納して外観をコンパクトにして違和感なく携
帯できるようにしているため、電波を良好に受信でき、
収納性及びコンパクト性に優れて携帯に好適な受信装置
を得ることができる。
【0036】次に、図8乃至図11を参照して本発明に
よる受信装置の第2の実施の形態を詳細に説明する。図
8は、本発明による受信装置の第2の実施の形態の内部
構造を示す構成図である。また、図9は、図8に示した
回動ケース40を示す平面図である。また、図10は、
図8に示したB−B線の断面を示す断面図である。ま
た、図11は、図8に示した矢印C方向から見た回動ケ
ース40の動作を示す動作説明図であり、図11(a)
は使用時の状態を、図11(b)は回動時の状態を、図
11(c)は未使用時の状態を各々示している。
【0037】図8に示すように、本発明による受信装置
の第2の実施の形態は、第1の実施の形態と同様に腕時
計型のGPS受信装置に適用したものであり、GPS受
信装置の外装を形成する上固定ケース54と下固定ケー
ス50とを設け、この上固定ケース54及び下固定ケー
ス50の周囲を回動する回動ケース40を備えるととも
に、この回動ケース40の内部に収納される受信回路部
62(図10参照)と、下固定ケース50内に収納して
固定する受信処理部60とを備えている。従って、第2
の実施の形態は、受信処理部60と受信回路部62とを
各々別々のケースに収納し、お互いのケースを係合させ
て回動するように形成した構造を備えている。
【0038】ここで、下固定ケース50は、有底で略円
筒状に形成されており、この底面の4箇所に突出する円
柱状のボス50cと、外周に沿って形成されたレール5
0aとを一体に形成している。また、下固定ケース50
には、両側端部から延在する帯状のバンド22を装着し
ている。そして、下固定ケース50のレール50aに
は、バンド22が延在する方向に凹状に形成された第1
凹部50bと、バンド22が延在する方向と直交する位
置に凹状に形成した第2凹部50cとを各々形成してい
る。また、第1凹部50bには、下固定ケース50内か
ら貫通する切り欠き部50dが形成されている。そし
て、このように形成された下固定ケース50には、受信
処理部60をボス50cにより支持している。
【0039】この受信処理部60は、所定の回路パター
ンを表面に形成した受信処理基板60bと、この受信処
理基板60bに実装されて所定の情報を表示する液晶表
示器(LCD)60aと、受信処理基板60bに実装さ
れて液晶表示器60aの近傍に配置された端子ユニット
60cとを備えている。この端子ユニット60cは、箱
状の本体側面から4本の端子が突出するように設けてい
る。そして、このように形成された受信処理部60は、
受信処理基板60bをネジ69により下固定ケース50
のボス50eにネジ止めして固定する。この際、端子ユ
ニット60cは、側面から突出する4本の端子を下固定
ケース50の切り欠き部50dに挿入してレール50a
の第1凹部50bに突出させる。
【0040】このように下固定ケース50に受信処理部
60を装着すると、図8に示した上方向から上固定ケー
ス54を装着して内部を密閉する。この上固定ケース5
4は、円板状に形成されて、表面にアクリル樹脂または
ガラスなどの透明な材質により形成した表示部54a
と、この表示部54aの両側に配置された操作部54b
とを備えている。この上固定ケース54は、下固定ケー
ス50に装着すると、表示部54aの下部に液晶表示器
60aが配置されるとともに、操作部54bの下部に図
示されていないが受信処理基板60bに実装したタクト
スイッチが配置される。また、上固定ケース54を下固
定ケース50に装着する場合、下固定ケース50のレー
ル50aにより回動ケース40を回動可能に支持する。
【0041】この回動ケース40は、一端側の側面から
2箇所突出する接続端子42を備えている。この接続端
子42は、図9に示すように、回動ケース40の内部か
ら円柱状に突出して先端が円板状に形成された導体から
なる端子部42aと、この端子部42aに挿入されて伸
縮することで付勢するスプリング42bと、端子部42
aにスライド可能に挿入されてスプリング42bの遊端
側に押し圧を加えるスライドリング42cとを備えてい
る。そして、回動ケース40は、図10に示すように、
下固定ケース50と上固定ケース54とにより形成され
たレール50a内に端支部50a、スプリング42b、
スライドリング42cを挿入することで接続端子42に
より支持されている。
【0042】また、回動ケース40の内部には、図10
に示すように、GPS衛星から測位情報を受信する平面
型のアンテナ62aと、このアンテナ62aを実装した
受信回路基板62bとを収納しており、この受信回路基
板62bには接続端子42の一端が電気的に接続されて
いる。また、回動ケース40は、スプリング42bによ
り常に下固定ケース50及び上固定ケース54側に付勢
されている。これにより接続端子42は、レール50a
に形成した第1凹部50bに突出する受信処理基板60
bに実装した端子ユニット60cと当接する。従って、
受信回路基板62bは、接続端子42及び端子ユニット
60cを介して受信処理基板60bに電気的に接続され
る。この際、端子ユニット60cは、図8に示したよう
に、1つの接続端子42に対して2つの端子を接続(図
10参照)することで、双方向(パラレル)の送受信が
できるように形成している。
【0043】このように形成された第2の実施の形態を
使用して測位を行う場合、まず、図11(a)に示した
ように、第1凹部50bに回動ケース40の接続端子4
2を配置して受信処理基板60bに実装した端子ユニッ
ト60cに当接させる。そして、使用者が操作部54b
(図8参照)の各キーを操作し、この操作情報に基づい
て回動ケース40内のアンテナ62a(図10参照)が
GPS衛星から測位演算するための情報を受信する。こ
の際、回動ケース40は、図3に示した第1の実施の形
態と同様に、GPS衛星からの電波を受信する好適な位
置に配置され、効果的にアンテナ62aが電波を受信す
ることができる。
【0044】また、アンテナ62aは、このようにGP
S衛星から送信された信号を受信すると、受信した信号
を接続端子42及び端子ユニット60cを介して受信処
理基板60bに送信する。その結果、受信処理基板60
bは、送信された信号により受信地点の緯度、経度、高
さなどの情報を液晶表示器60aを使用して表示部54
a(図8参照)に表示する。これにより使用者は、表示
部54aの画面を見ることで、現在の受信地点、即ち現
在地点を知ることができる。
【0045】一方、現在地点の確認を終了して携帯する
場合、まず、回動ケース40を把持して図11(a)に
示した矢印方向に引っ張る。これにより回動ケース40
は、図11(b)に示すように、レール50aの外側に
引っ張られてスプリング42bが収縮して接続端子42
が端子ユニット60cから離れる。これにより、図10
に示した受信回路基板62bは、受信処理基板60bと
の電気的接続が切断される。また、表示部24a(図8
参照)では、位置検出を終了して未使用状態にある旨の
メッセージ(図示せず)を表示する。そして、回動ケー
ス40は、スプリング42bにより付勢された状態で、
図11(b)に示した矢印方向にレール50aに沿って
回動させる。これにより回動ケース40は、図11
(c)に示すように、スプリング42bに付勢された接
続端子42が第2凹部50cに嵌入して位置決めされ
る。これにより、第2の実施の形態は、図7に示した第
1の実施の形態と同様に、使用者が着た衣服の袖内に回
動ケース40が収納されて隠れるため、外観をコンパク
トに見せることができ、使用者が違和感なく携帯するこ
とが可能になる。
【0046】このように本発明による受信装置の第2の
実施の形態によると、使用状態に応じて回動ケース40
を回動することが可能なため、第1の実施の形態と同様
の効果を得ることができるとともに、図8及び図10に
示したように受信処理部60と受信回路部62とを各々
別のケースに収納することにより、受信機内で発生する
ノイズを効果的に抑制することができる。
【0047】次に、図12乃至図16を参照して本発明
による受信装置の第3の実施の形態を詳細に説明する。
図12は、本発明による受信装置の第3の実施の形態の
内部構造を示す構成図である。また、図13は、図12
に示した受信装置を組み立てた状態を示す斜視図であ
る。また図14は、図13に示したD−D線の断面を示
す断面図である。また、図15は、図14に示した下回
動ケース70を回動させる状態を示す断面図である。ま
た、図16は、図12に示した受信装置の未使用時の状
態を示す斜視図である。
【0048】図12に示すように、本発明による受信装
置の第3の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形
態と同様に腕時計型のGPS受信装置に適用したもので
あり、GPS受信装置の外装を形成する固定ケース80
と、この固定ケース80の上部で回動する上回動ケース
74及び下回動ケース70とを備え、この回動する下回
動ケース70の処理部72及び受信部71内に各々収納
する受信処理部90と受信回路部92とを備えている。
従って、第3の実施の形態は、固定ケース80の上部で
軸80aを中心に受信処理部90と受信回路部92とが
同時に回動する構造に形成されている。
【0049】ここで、固定ケース80は、円板状に形成
されて中心に円筒状に突出する軸80aを一体に形成し
ている。また、固定ケース80には、軸80aの周囲表
面に矩形で凹状に形成された凹部80bを図12に示し
た前後左右方向の4箇所に形成して略十字状に配置して
いる。そして、固定ケース80には、両側端部から延在
する帯状のバンド82を装着している。このように形成
された固定ケース80には、上部から下回動ケース70
が装着されて軸80aにより回転可能に軸支される。
【0050】この下回動ケース70は、円筒状で有底の
処理部72と、この処理部72の側面から突出する受信
部71とを一体に形成している。ここで、処理部72
は、底面の中心部に開口する開口穴72aを形成してい
るとともに、下面から図12に示した下方向に突出する
矩形状の突部72bを形成している。この突部72b
は、固定ケース80に形成した凹部80bに嵌入するよ
うに略十字状に配置されている。また、下回動ケース7
0には、軸80aと開口穴72aとの間から水が入り込
まないように防水パッキン86を装着している。そし
て、下回動ケース70の内部には、処理部72に受信処
理基板90bをネジ79によりネジ止めするボス72c
と、上回動ケース74をネジ止めするボス72dとを一
体に形成している。
【0051】また、下回動ケース70は、防水パッキン
86を装着した開口穴72aを固定ケース80の軸80
aに挿入し、この軸80aに図12に示した上方向から
固定バネ76と固定板77とを設置してネジ78により
ネジ止めすることで、常に下方向に付勢された状態で固
定される。従って、下回動ケース70は、図12に示し
た上方向に持ち上げて凹部80bと突部72bとの嵌合
を外すことにより回動可能になり、90°回転する毎に
凹部80bと突部72bとが嵌合して位置決めする構造
になっている。
【0052】このように固定ケース80に回動可能に支
持された下回動ケース70の内部には、受信回路部90
と受信処理部92とが収納されて同時に回動する。ここ
で、受信回路部90は、所定の情報を表示する液晶表示
器(LCD)90aと、この液晶表示器90aを実装し
た受信処理基板90bとを備えている。また、受信回路
部90は、配線91により受信回路部92に電気的に接
続されている。この受信回路部92は、GPS衛星から
測位情報を受信する平面型のアンテナ92aと、このア
ンテナ92aを実装した受信回路基板92bとを備えて
いる。従って、アンテナ92aにより受信した測位情報
は、受信回路基板92bに伝達されるとともに配線91
を介して受信処理基板90bに送信され、この受信処理
基板90bにより液晶表示器90aを使用して受信地点
の緯度、経度、高さなどの情報として表示される。
【0053】また、下回動ケース70には、処理部72
内のボス72cに受信回路部90を配置してネジ79に
よりネジ止めする。この際、受信部71には、受信回路
部90と接続した受信処理部92を挿入して固定する。
そして、下回動ケース70は、受信回路部90と受信処
理部92とを内部に収納して固定すると、図12に示し
た上部から上回動ケース74を装着して内部を密閉す
る。この際、下回動ケース70と上回動ケース74との
間には、防水パッキン73を装着することで、内部に水
が入り込むことを防止している。
【0054】ここで、上回動ケース74は、円板状に形
成されて、この表面にアクリル樹脂またはガラスなどの
透明な材質により形成した表示部74aと、この表示部
74aの両側に配置された操作部74bとを備えてい
る。この上回動ケース74は、下回動ケース70にネジ
75により固定することで、表示部74aの下部に液晶
表示器90aが配置され、操作部74bの下部に図示さ
れていないが受信処理基板90bに実装したタクトスイ
ッチが各々配置される。
【0055】このように形成された第3の実施の形態を
使用して測位を行う場合、まず、図13に示すように、
バンド82が延在する方向に受信部71を設置する。そ
して、使用者が操作部74bの各キーを操作し、この操
作情報に基づいて受信部71内のアンテナ92a(図1
4参照)がGPS衛星から測位演算するための情報を受
信する。この際、受信部71は、図3に示した第1の実
施の形態のように、GPS衛星からの電波を受信する好
適な位置に配置されており、使用者が着た衣服の袖によ
り受信部71が隠れることがないため、効果的にアンテ
ナ92aが電波を受信することができる。
【0056】また、アンテナ92aは、このようにGP
S衛星から送信された信号を受信すると、図14に示す
ように、受信した信号を受信回路基板92bから配線9
1により接続した受信処理基板90bに送信する。その
結果、受信処理基板90bは、送信された信号により受
信地点の緯度、経度、高さなどの情報を液晶表示器90
aを使用して表示部74aに表示する。これにより使用
者は、表示部74aの画面を見ることで、現在の受信地
点、即ち現在地点を知ることができる。
【0057】一方、現在地点の確認を終了して携帯する
場合、まず、下回動ケース70を把持して図14に示し
た矢印方向に持ち上げる。これにより下回動ケース70
は、図15に示すように、軸80aに沿って持ち上げら
れて固定ケース80の凹部80bと突部72bとの嵌合
が外れて回動可能な状態になる。これと同時に、下回動
ケース70は、固定バネ76を圧縮して固定ケース80
の方向に付勢される。そして、下回動ケース70は、固
定バネ76に付勢された状態から図15に示した矢印方
向に回動する。これにより下回動ケース70と上回動ケ
ース74とは、図16に示すように、同時に回動して表
示部24aと操作部24bとを90°回転させるととも
に、受信部71をバンド82が延在する方向と直交する
位置に移動させる。
【0058】このように本発明による受信装置の第3の
実施の形態によると、使用状態に応じて受信部71を回
動することが可能なため、第1の実施の形態と同様の効
果を得ることができるとともに、図16に示したように
表示部24aと操作部24bとを90°回転させること
が可能なため、使用者が容易に使用状況を把握でき、表
示部24aに未使用状態である旨の表示をする必要がな
くなる。
【0059】以上、本発明による受信装置の実施の形態
を詳細に説明したが、本発明は前述した実施の形態に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変
更可能である。
【0060】例えば、第1及び第2の実施の形態におい
て受信部を90°に回転させる実施の形態を説明した
が、これに限定されるものではなく、180°或いは3
80°回転可能に設けることで左ききの使用者でも使用
できるようにしてもよい。
【0061】
【発明の効果】このように本発明による受信装置によれ
ば、使用時及び未使用時に応じて受信部を回動させて位
置を変えることができるため、使用時には電波を良好に
受信でき、未使用時には収納性及びコンパクト性に優れ
た携帯に好適な受信装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による受信装置の第1の実施の形態の
内部構造を示す構成図。
【図2】 図1に示した受信装置を組み立てた状態を示
す斜視図。
【図3】 図2に示した受信装置を使用している状態を
示す図。
【図4】 図1に示したA−A線の断面を示す断面図。
【図5】 図4に示した回動ケースを持ち上げた状態を
示す断面図。
【図6】 図2に示した受信部を回転させた状態を示す
斜視図。
【図7】 図1に示した受信装置の未使用状態を示す
図。
【図8】 本発明による受信装置の第2の実施の形態の
内部構造を示す構成図。
【図9】 図8に示した回動ケースを示す平面図であ
る。
【図10】 図8に示したB−B線の断面を示す断面
図。
【図11】 図8に示した矢印C方向から見た回動ケー
スの動作を示す動作説明図。
【図12】 本発明による受信装置の第3の実施の形態
の内部構造を示す構成図。
【図13】 図12に示した受信装置を組み立てた状態
を示す斜視図。
【図14】 図13に示したD−D線の断面を示す断面
図。
【図15】 図14に示した下回動ケースを回動させる
状態を示す断面図。
【図16】 図12に示した受信装置の未使用時の状態
を示す斜視図。
【図17】 従来の受信装置を示す正面図。
【図18】 図17に示した受信装置を使用して測位情
報を受信している状態を示す図。
【図19】 受信部をバンドの延在位置に設けた従来の
受信装置を示す斜視図。
【図20】 図19に示した受信装置を使用して測位情
報を受信している状態を示す図。
【符号の説明】
10 回動ケース 12 処理部 12a 開口穴 12b 突部 14 受信部 16 防水パッキン 20 下固定ケース 20a 軸 20b 凹部 22 バンド 24 上固定ケース 24a 表示部 24b 操作部 26 防水パッキン 29 ネジ 30 受信処理部 30a 液晶表示器 30b 受信処理基板 31 配線 32 受信回路部 32a アンテナ 32b 受信回路基板 34a ボス 34 固定板 36 固定バネ 39 ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F002 AA01 AA02 AB02 AB03 AB04 AB06 AC01 AC03 BB02 BB04 EA01 EE00 FA16 GA04 GA06 5J062 AA01 AA13 BB05 CC07 GG02 5K016 AA07 AA08 BA00 BA06 BA19 CA09 CD01 DA01 JA03 KA00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナを実装した受信回路基板を有し
    て所定の電波を受信する受信回路部と、 前記受信回路部と電気的に接続されるとともに表示器を
    実装した受信処理基板を備えて前記受信回路部が受信し
    た信号を受けて所定の情報を前記表示器により表示する
    受信処理部と、 前記受信回路部と受信処理部とを収容するとともに前記
    受信回路部が使用時と未使用時とによって前記受信処理
    部の周囲を回動して位置を変えられるように形成したケ
    ースとを設けたことを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の受信装置において、 前記ケースは、平行する上下面を有して前記下面から延
    在する軸により前記受信回路部及び上面を固定した固定
    ケースと、前記固定ケースの軸に回動可能に軸支されて
    側面に前記受信処理部を収納する受信部を設けて周囲を
    回動させる回動ケースとを設けたことを特徴とする受信
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の受信装置において、 前記ケースは、前記受信回路部を収納する回動ケース
    と、前記受信処理部を収納するとともに前記回動ケース
    を支持して外周に沿って回動させるレール部を備えた固
    定ケースとにより形成されていることを特徴とする受信
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の受信装置において、 前記ケースは、前記受信回路部及び受信処理部を収容す
    る回動ケースと、この回動ケースを所定の軸を中心に回
    動可能に軸支する固定ケースとにより形成されているこ
    とを特徴とする受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の受信装置において、 前記回動ケースは、前記受信回路部と前記受信処理部と
    を電気的に接続する接続端子を備えて前記固定ケースの
    レール部に装着することで回動可能に支持されているこ
    とを特徴とする受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項2または請求項4のいずれかに記
    載の受信装置において、 前記固定ケースと回動ケースとには、お互いが接するい
    ずれか一方の面に凸部を設けて他方の面に凹部を形成す
    ることにより、前記回動ケースが90°回転する毎に係
    合して位置決めすることを特徴とする受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の受信装置において、前
    記固定ケースと回動ケースとには、前記凸部及び凹部が
    常に係合する方向に付勢する付勢部材を設けていること
    を特徴とする受信装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の受信装置において、前
    記受信回路部には、測位情報を受信する平面型の前記ア
    ンテナを備えていることを特徴とする受信装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の受信装置において、 前記受信処理部には、前記アンテナが受信した測位情報
    に基づいて位置検出情報を液晶により表示する前記表示
    器を備えていることを特徴とする受信装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の受信装置において、 前記受信処理部は、前記表示器に表示する前記位置検出
    情報に加えて時刻情報を表示できるように形成されてい
    ることを特徴とする受信装置。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の受信装置において、 前記ケースは、前記固定ケースの両側に帯状のバンドを
    延在させて腕時計型に形成していることを特徴とする受
    信装置。
JP11136053A 1999-05-17 1999-05-17 受信装置 Withdrawn JP2000332623A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11136053A JP2000332623A (ja) 1999-05-17 1999-05-17 受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11136053A JP2000332623A (ja) 1999-05-17 1999-05-17 受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000332623A true JP2000332623A (ja) 2000-11-30

Family

ID=15166090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11136053A Withdrawn JP2000332623A (ja) 1999-05-17 1999-05-17 受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000332623A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007266823A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Casio Comput Co Ltd アンテナ装置およびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007266823A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Casio Comput Co Ltd アンテナ装置およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3566879B2 (ja) ハンドへルドpc及びこれを装着する車載機器
KR100830572B1 (ko) 특정 기능을 지니는 상호교환가능한 이동 통신 장치용 커버부품
EP0982639A2 (en) Wrist instrument and electronic apparatus
CN101008932B (zh) 携带终端及通用串行总线装置
JPH10197662A (ja) 受信装置
JPH1130226A (ja) 折り畳み式携帯型電子機器
JPH09145814A (ja) 携帯形gps測位表示装置
JP2003279354A (ja) 携帯端末装置
JPH02105663A (ja) 情報機器
JP2001167651A (ja) 電子情報機器
JPH07280967A (ja) アンテナ付き電子機器
JP2000332623A (ja) 受信装置
JP3202464B2 (ja) 表示装置
JP7468585B2 (ja) アンテナ受信装置及び電子時計
JP2008182596A (ja) 携帯端末装置
JP2000056045A (ja) 受信装置および受信機能付き腕時計
JP2000147169A (ja) アンテナを備える腕時計
JPH1038995A (ja) 携帯型gps装置
JP2002031541A (ja) 歩行者ナビゲーション用携帯型電話端末装置
JP2000193734A (ja) Gpsセンサ装置
JP7125065B2 (ja) クレードル
JP2004056385A (ja) 携帯電話機
JP2001127662A (ja) 携帯型電子機器用のスピーカマイク装置
JP3617904B2 (ja) 携帯型無線データ通信装置
KR100777425B1 (ko) 개인휴대 단말기용 거치 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060801