JP2000332443A - 回転支持装置 - Google Patents

回転支持装置

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JP2000332443A
JP2000332443A JP11139434A JP13943499A JP2000332443A JP 2000332443 A JP2000332443 A JP 2000332443A JP 11139434 A JP11139434 A JP 11139434A JP 13943499 A JP13943499 A JP 13943499A JP 2000332443 A JP2000332443 A JP 2000332443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
housing
joining member
support device
side case
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Pending
Application number
JP11139434A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadamichi Atsumi
忠道 渥美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JP2000332443A publication Critical patent/JP2000332443A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの筐体間のトルク変動や回動軸ずれ等の
抑制、及び、回動部の機構的なガタの抑制を強化し、安
定した回動を得る。 【解決手段】 弾性部と剛性部よりなる接合部材によ
り、一の筐体を他の筐体に対して押え込む。ここで、弾
性部は、一の筐体及び他の筐体を押圧し、剛性部は、一
の筐体と面接触するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つの筐体を回動
可能に接続する回転支持装置に係り、特にカメラ一体型
VTRにおけるカメラ部とモニタ部の接続部等に好適に
利用できるものである。
【0002】
【従来の技術】2つの筐体を接続する回転支持装置に係
る従来技術としては、特開平5−83609号公報等が
開示されている。
【0003】図3は、上記従来技術に係る実施形態であ
るビューファインダの回転支持装置の側断面図である。
【0004】図3において、1は回転中心となる軸を有
し回転を行う回転体、2は回転体1が回転可能な構造に
嵌合する本体、3は回転体1と本体2を結合させる押え
板、4は押え板3を回転体1に止めるビス、5は回転ト
ルクを出すための弾性体である。
【0005】係る構成において、回転体1と本体2との
間に弾性体5を圧縮して入れ、回転体1と本体2との結
合部品である押え板3をビス4で固定する。この時、弾
性体5は、常に回転体1と本体2に対してf方向に圧力
をかけていることになる。この状態で回転体1を回転さ
せると、弾性体5と、回転体1、本体2に接触している
g1 ,g2 ,g3 ,g4 の面に摩擦力が生じ回転トルク
となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明してきた従来
技術では、f方向に対しては弾性体5により圧力をかけ
られるので安定した回転トルクを得ることができるが、
f方向と垂直な方向に対しては、ビス4で押え板3を固
定する力しか働かないので回転部の所謂機構的なガタを
抑制する効果は小さい。
【0007】本発明は、2つの筐体間の平行度によるト
ルク変動や回動軸ずれ等を抑制し、また、回動部の所謂
機構的なガタを抑制し、より一層安定した回動を得るこ
とを課題とし、これを解決した回転支持装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は以下のような構成とした。
【0009】即ち、2つの筐体を回動可能に接合する回
転支持装置において、弾性部と剛性部よりなる接合部材
と、該接合部材を一の筐体を介して他の筐体に所定の押
圧で接合する加負荷部材と、を具備し、前記接合部材の
弾性部は、前記加負荷部材による押圧方向及び押圧によ
り該弾性部が変形する方向にそれぞれ接触する筐体を押
圧し、前記接合部材の剛性部は、前記加負荷部材による
押圧で前記一の筐体と面接触するようにした。
【0010】ここで、前記一の筐体の前記接合部材との
接触面にセンサを具備し、また、前記接合部材にマーカ
ー部を具備するようにすることが好ましく、また、前記
接合部材は、有孔を具備することが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る回転支持装置
の一実施形態を説明する。
【0012】図1は、当該実施形態における回転支持装
置の機構図である。
【0013】図1において、10は固定側筐体であり、
11は可動側筐体である。この2つの筐体は、回動時に
面荷重をかけられトルクを発生するトルク発生部15を
挟んで接合されている。
【0014】そして、この2つの筐体は、回動可能に接
合するための接合部材12をビス16による押圧により
圧接することで、摺動トルクを発生させている。
【0015】ここで、可動側筐体11には、センサ13
が取り付けられ、接合部材12には、マーカ部14が設
けられている。このセンサとマーカにより固定側筐体1
0と回動側筐体11の回転変位を検出する。この機構に
より本回転支持装置をカメラ一体型VTR等に用いた場
合、モニタ画面が180度程度回転した時に、この状態
を検出し、表示画面を反転する等の機能が実現できる。
【0016】次に、本回転支持装置の回動部の細部を説
明する。
【0017】図2は、図1に示した回転支持装置の回動
部の細部を表した図であり、図1と同じ構成部には同じ
符号を付している。
【0018】図2において、接合部材12は、形状の剛
性を有する「A」部と、形状に弾性を有する「B」部よ
り構成されている。
【0019】ここで、接合部材12は、ビス16により
押圧されており、これにより「A」部が固定側筐体10
に可動側筐体11を面方向に密着させる。
【0020】また、「B」部が「ア」方向に力を受け面
荷重をトルク発生部15に与え、摺動トルクを発生させ
ると共に、「イ」方向に変形し可動側筐体11との円状
の内接面に押圧される。
【0021】このように弾性を有した「B」部がトルク
発生部15と可動側筐体11との両方に圧接することに
より回動軸のガタが抑制される。
【0022】また、接合部材12の中央部には円筒状の
孔「C」部が設けられている。この「C」部を介して固
定側筐体10と可動側筐体11の間で信号ケーブル17
を掛け渡すことが可能となり、信号の授受を行うことが
できるようになる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、可動側筐体を固定側筐
体と接合部材で挟み込む形状としている。そして、この
接合部材に弾性部と剛性部とを設け、固定側筐体と可動
側筐体の摺動面に対しては剛性部の面接触と弾性部の押
圧により機構的なガタを抑制し安定した回動が得られ、
また、弾性部が押圧による変形により可動側筐体をも押
圧するためスムースな回動が得られる。
【0024】また、可動側筐体にセンサを設けると共
に、接合部材にセンサによるセンシングのためのマーカ
を設けることで固定側筐体と可動側筐体の相対的な回転
角度を把握することができる。
【0025】更に、前記接合部材に有孔部を設けること
で固定側筐体と可動側筐体間で信号線の掛け渡しができ
るようになり、2つの筐体間での信号の授受ができるよ
うになる。ここで、この有孔部を円筒状とすれば、固定
側筐体と可動側筐体の相対的な回転角度がどのような状
態のときでも、そこに掛け渡される信号線に対して機構
的なストレスが掛かる虞を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転支持装置の機構図である。
【図2】本発明に係る回転支持装置の回動部の詳細図で
ある。
【図3】従来の回転支持装置の機構図である。
【符号の説明】
1・・・回転体、2・・・本体、3・・・押え板、4・
・・ビス、5・・・弾性体、10・・・固定側筐体、1
1・・・可動側筐体、12・・・接合部材、13・・・
センサ、14・・・マーカ、15・・・トルク発生部、
16・・・ビス、17・・・信号ケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの筐体を回動可能に接合する回転支
    持装置において、 弾性部と剛性部よりなる接合部材と、 該接合部材を一の筐体を介して他の筐体に所定の押圧で
    接合する加負荷部材と、 を具備し、 前記接合部材の弾性部は、前記加負荷部材による押圧方
    向及び押圧により該弾性部が変形する方向にそれぞれ接
    触する筐体を押圧し、 前記接合部材の剛性部は、前記加負荷部材による押圧で
    前記一の筐体と面接触することを特徴とする回転支持装
    置。
  2. 【請求項2】 前記一の筐体の前記接合部材との接触面
    にセンサを具備し、また、前記接合部材にマーカ部を具
    備したことを特徴とする請求項1に記載の回転支持装
    置。
  3. 【請求項3】 前記接合部材は、有孔を具備することを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転支持装
    置。
JP11139434A 1999-05-20 1999-05-20 回転支持装置 Pending JP2000332443A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040302