JP2000332244A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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JP2000332244A
JP2000332244A JP11141949A JP14194999A JP2000332244A JP 2000332244 A JP2000332244 A JP 2000332244A JP 11141949 A JP11141949 A JP 11141949A JP 14194999 A JP14194999 A JP 14194999A JP 2000332244 A JP2000332244 A JP 2000332244A
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film
gate electrode
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substrate
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Yuushirou Okabe
裕志郎 岡部
Masahiro Ono
正寛 小野
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GIDL電流の発生を抑止すると共に、ゲー
ト電極とソース・ドレイン電極との間の絶縁耐性の向上
を図る。 【解決手段】 本発明の半導体装置は、半導体基板1上
のゲート絶縁膜3上に形成されたポリサイド膜構造のゲ
ート電極6に隣接するように基板表層に形成された低濃
度のソース・ドレイン領域7,8と、前記ゲート電極6
のソース領域側の側壁部を被覆するシリコン窒化膜とシ
リコン酸化膜から成る側壁絶縁膜10と12に隣接する
ように基板表層に形成された高濃度のソース・ドレイン
領域14,15と、このソース・ドレイン領域14,1
5にコンタクト接続されたソース・ドレイン電極16,
17とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置とその
製造方法に関し、更に言えばGIDL(Gate Induced D
rain Leakage)の発生を抑止すると共に、絶縁耐性の向
上を可能にするLDD構造MOSトランジスタを提供す
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の半導体装置(LDD構造M
OSトランジスタ)の基本構成を説明するための断面図
である。
【0003】51は半導体基板であり、この基板51上
には素子分離膜52とゲート絶縁膜53が形成され、5
4はこのゲート絶縁膜53上にパターニング形成された
ゲート電極で、55,56は前記ゲート電極54の側壁
部を被覆する側壁絶縁膜である。57,58は前記ゲー
ト電極54に隣接するように基板表層に形成された低濃
度のソース・ドレイン領域で、59,60は前記側壁絶
縁膜55,56に隣接するように基板表層に形成された
高濃度のソース・ドレイン領域であり、LDD(Lightl
y Doped Drain)構造を有している。また、61,62
はソース・ドレイン電極である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、トランジスタ
性能に影響を及ぼす要素として、電流駆動能力とゲート
に誘起されるGIDL(Gate Induced Drain Leakage)
電流問題がある。
【0005】この電流駆動能力は、主にソース領域の抵
抗成分とゲート絶縁膜の厚さに関係するので、電流駆動
能力を向上させるためには、ゲート絶縁膜の厚さを薄く
形成すれば良い。
【0006】また、GIDL電流は、ゲートとドレイン
領域との重なる部分でバンドツーバンド・トンネリング
(Band-to-Band tunneling)によって発生する漏れ電流
であり、GIDL電流を減少させるためにはドレイン領
域とゲートとの重なる部分の酸化膜を厚く形成すれば良
い。
【0007】このように電流駆動能力を向上させること
と、GIDL電流を減少させることとは、相反する(ゲ
ート絶縁膜の膜厚を薄くする、厚くする)要求となり、
最適化が困難であった。
【0008】更に、半導体素子の高集積化に応じて素子
のサイズの縮小に伴ないゲート絶縁膜の膜厚は減少する
方向である。そのため、GIDL電流の発生が増大する
ことになる。
【0009】また、図8に示すように、微細化が進むに
つれて前記ゲート電極54と、例えば、ソース・ドレイ
ン領域59,60とセルフアラインコンタクトされるソ
ース・ドレイン電極61,62との間で、絶縁耐性が低
下するという問題が発生した。
【0010】そこで、本発明者は適正な膜厚(幅)を有
する側壁絶縁膜55,56を形成したにも係わらず、絶
縁耐性が低下することに疑問を感じ、このゲート電極5
4と側壁絶縁膜55,56との因果関係に注目した。
【0011】そして、解析の結果、ポリシリコン膜及び
タングステンシリサイド(WSix)膜から成るポリサ
イド構造のゲート電極54において、その側壁絶縁膜5
5,56として広く一般的に利用されているシリコン酸
化膜を用いた場合に、このゲート電極54のタングステ
ンシリサイド膜が、ソース・ドレイン領域の拡散工程に
おける熱処理時に酸化されることによって発生すること
がわかった。また、前記側壁絶縁膜55,56を構成し
た後で、酸化した場合にも発生することがわかった。
【0012】その結果、ゲート電極54とソース・ドレ
イン電極61,62との間で絶縁耐性が低下するという
ことを突き止めた。
【0013】また、この現象は、特に側壁絶縁膜55,
56の膜厚(例えば、底部での幅がおよそ1000Å程
度)が薄くなると、上記突起物とソース・ドレイン電極
61,62とがショートしたり、その絶縁耐性が低下し
ていることが判った。更に、図9に示すように、縦型炉
において、炉のボトム側よりもトップ側の方で、その不
良率が高いことが判った。これは、炉内に最初に入れた
ウエハは、熱に晒され酸化される時間が長くなるためと
考えられ、炉のトップ側の不良率が70〜80%と高い
ことも判った。
【0014】従って、本発明では電流駆動能力を低下さ
せることなしに、GIDL電流の発生の低減化を図ると
共に、絶縁耐性の向上を可能にする半導体装置とその製
造方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の半導体
装置は、図6に示すように半導体基板1上のゲート絶縁
膜3上に形成されたポリシリコン膜とタングステンシリ
サイド膜から成るゲート電極6に隣接するように基板表
層に形成された低濃度のソース・ドレイン領域7,8
と、前記ゲート電極6の側壁部を被覆する側壁絶縁膜
9,側壁絶縁膜10と12に隣接するように基板表層に
形成された高濃度のソース・ドレイン領域14,15
と、このソース・ドレイン領域14,15にコンタクト
接続されたソース・ドレイン電極16,17を有するも
のにおいて、ソース領域側の側壁絶縁膜9はシリコン窒
化膜から成り、前記ドレイン領域側の側壁絶縁膜10と
12はシリコン窒化膜とシリコン酸化膜から成ることを
特徴とする。
【0016】また、その製造方法は、図1に示すように
P型の半導体基板1上に素子分離膜2を形成し、この素
子分離膜2以外の活性領域の基板1上にゲート絶縁膜3
を形成した後に、このゲート絶縁膜3を介してポリシリ
コン膜4とタングステンシリサイド膜5から成るゲート
電極6を形成する。次に、前記ゲート電極6をマスクに
してN型の不純物をイオン注入してこのゲート電極6に
隣接するように基板表層に低濃度のソース・ドレイン領
域7,8を形成する。続いて、図2に示すように全面に
シリコン窒化膜を形成した後に、このシリコン窒化膜を
異方性エッチングして前記ゲート電極6の側壁部を被覆
するように第1の側壁絶縁膜9,10を形成する。更
に、図3に示すように全面にシリコン酸化膜を形成した
後に、このシリコン酸化膜を異方性エッチングして前記
第1の側壁絶縁膜9,10の側壁部を被覆するように第
2の側壁絶縁膜11,12を形成する。また、図4に示
すように前記低濃度のソース領域7上を開口するレジス
ト膜13をマスクにして、前記ソース領域側の第2の側
壁絶縁膜11を除去する。続いて、図5に示すように前
記ゲート電極6及び側壁絶縁膜9,側壁絶縁膜10と1
2をマスクとしてN型の不純物をイオン注入して、側壁
絶縁膜9,側壁絶縁膜10と12に隣接するように基板
表層に高濃度のソース・ドレイン領域14,15を形成
する。そして、図6に示すようにソース・ドレイン領域
14,15にコンタクト接続するソース・ドレイン電極
16,17を形成する工程とを有することを特徴とす
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体装置とその
製造方法に係る一実施形態について図面を参照しながら
説明する。
【0018】図6において、1は一導電型、例えばP型
の半導体基板であり、この基板1上には素子分離膜2と
ゲート絶縁膜3が形成され、6はこのゲート絶縁膜3上
にパターニング形成されたポリサイド構造(ポリシリコ
ン膜とタングステンシリサイド膜の積層構造)のゲート
電極で、9はソース領域側の前記ゲート電極6の側壁部
を被覆する側壁絶縁膜であり、10と12はドレイン領
域側の前記ゲート電極6の側壁部を被覆する側壁絶縁膜
である。また、7,8は前記ゲート電極6に隣接するよ
うに基板表層に形成された低濃度のソース・ドレイン領
域で、14,15は前記側壁絶縁膜9,側壁絶縁膜10
と12に隣接するように基板表層に形成された高濃度の
ソース・ドレイン領域で、LDD(Lightly Doped Drai
n)構造を有した半導体装置(MOSトランジスタ)で
ある。また、16,17はソース・ドレイン電極であ
る。
【0019】ここで、本発明の半導体装置の特徴は、ド
レイン領域側の側壁絶縁膜10と12の幅が、ソース領
域側の側壁絶縁膜9の幅よりも広く形成していることで
あり、このようにドレイン領域側の側壁絶縁膜幅を広く
したことで、GIDL電流が発生するドレイン領域側の
ゲート下不純物濃度分布を薄くし、GIDL電流の発生
を低減できる。
【0020】更に、ゲート電極6を被覆する少なくとも
最初の側壁絶縁膜9,10をシリコン窒化膜で形成した
ことで、絶縁耐性の向上を図ることができる。
【0021】即ち、従来(図8に示す)のようにゲート
電極54と、例えば、ソース・ドレイン領域59,60
とセルフアラインコンタクトされるソース・ドレイン電
極61,62との間で、絶縁耐性が低下するという問題
が発生した。
【0022】そして、本発明者の解析の結果、上記した
ようなポリサイド構造のゲート電極54において、その
側壁絶縁膜55,56として広く一般的に利用されてい
るシリコン酸化膜を用いた場合に、このゲート電極54
のタングステンシリサイド膜が、ソース・ドレイン領域
の拡散工程における熱処理時に酸化されることによって
発生し、更には前記側壁絶縁膜55,56を構成した後
で、酸化した場合にも発生して、その結果、ゲート電極
54とソース・ドレイン電極61,62との間で絶縁耐
性が低下するということを突き止めた。
【0023】そこで、タングステンシリサイド膜の側壁
部を、酸素原子または分子を含む材料で被覆しない、ま
たは外部からの酸素を遮断すれば、タングステン膜の酸
化膜の生成を抑止できると考え、本発明では少なくとも
前記ゲート電極6を被覆する少なくとも最初の側壁絶縁
膜9,10をシリコン窒化膜で形成したことで、上記し
た問題の発生を抑止したことを特徴としている。
【0024】また、本発明は上記したゲート電極6と、
ソース・ドレイン電極16,17との間での絶縁耐性の
低下を抑止するだけではなく、図7に示すように、例え
ば、ポリサイド構造のゲートライン21上に交差する形
で配線22が配置される箇所でのゲートライン21と配
線22との間の絶縁耐性の低下を抑止する場合にも同様
に適用できるものである。
【0025】以下、上記半導体装置の製造方法について
説明する。
【0026】先ず、図1において、前記基板1上に周知
のLOCOS(Local Oxidation OfSilicon)法により
素子分離膜2を形成し、この素子分離膜2以外の活性領
域の基板1上におよそ150Åの膜厚のゲート絶縁膜3
を形成した後に、このゲート絶縁膜3上にゲート電極6
を形成する。ここで、ゲート電極6は、例えば、およそ
1000Åの膜厚のポリシリコン膜4とおよそ1500
Åの膜厚のタングステンシリサイド(WSix)膜5か
ら成る積層膜である。尚、16は前記ゲート電極6のパ
ターニング時のハードマスクとして用いられるシリコン
酸化膜である。また、素子分離膜2はいわゆるトレンチ
法により形成しても良く、更に、ゲート電極6はポリシ
リコン膜4の単層膜であっても良い。次に、前記ゲート
電極6をマスクにして逆導電型、N型不純物をイオン注
入して、このゲート電極6に隣接するように基板表層に
低濃度の第1,第2のソース・ドレイン領域7,8を形
成する。本工程では、例えばリンイオンをおよそ30K
eVの加速電圧で、8×1012/cm2の注入量でイオ
ン注入している。
【0027】更に、図2において、全面におよそ50〜
200Åの膜厚のシリコン窒化膜を形成した後に異方性
エッチングして前記ゲート電極6の側壁部を被覆するよ
うに第1の側壁絶縁膜9,10を形成する。
【0028】次に、図3において、全面におよそ100
〜200Åの膜厚のシリコン酸化膜を形成した後に異方
性エッチングして前記ゲート電極6の側壁部を被覆する
ように第2の側壁絶縁膜11,12を形成する。
【0029】続いて、図4において、少なくとも前記ソ
ース領域7上に開口を有するレジスト膜13をマスクに
して、前記第2の側壁絶縁膜11のみ除去する。
【0030】更に、図5において、前記レジスト膜13
を除去した後に、前記ゲート電極6及び側壁絶縁膜9,
側壁絶縁膜10と12とをマスクにして逆導電型、N型
不純物をイオン注入して、この側壁絶縁膜9,側壁絶縁
膜10と12に隣接するように基板表層に高濃度のソー
ス・ドレイン領域14,15を形成する。本工程では、
例えばヒ素イオンをおよそ40KeVの加速電圧で、4
×101 5/cm2の注入量でイオン注入している。これ
により、前記ゲート電極6を被覆する側壁絶縁膜におい
て、ドレイン領域側の側壁絶縁膜10と12の幅が、ソ
ース領域側の側壁絶縁膜9の幅よりも広く形成されてい
るため、低濃度のドレイン領域8の不純物濃度が、低濃
度のソース領域7の不純物濃度よりも低くなり、電流駆
動能力を低下させることなしに、GIDL電流の発生を
抑止することができる。即ち、主にソース領域の抵抗成
分とゲート絶縁膜の厚さに関係する電流駆動能力に対し
ては、ソース領域側のゲート下不純物濃度分布を濃く
し、電流駆動能力の低下を防ぎ、GIDL電流が発生す
るドレイン領域側のゲート下不純物濃度分布は薄くする
ことで、GIDL電流の発生を抑止することができる。
このように本発明では、ドレイン領域側のゲート下の不
純物濃度分布を最適化したことによるGIDL電流発生
の抑止が図れる。
【0031】尚、本発明技術のようにゲート電極の側壁
部を被覆する側壁絶縁膜の幅を変更する(GIDL電流
が発生するドレイン領域側の側壁絶縁膜幅を広くする)
ことで、GIDL電流発生の低減化を図る技術(例え
ば、特開平7−235675号公報に見られる。)もあ
るが、本発明は上記公報に開示された目的、効果だけで
なく、ポリサイド構造のゲート電極6を用いた場合の絶
縁耐性の向上を図るために、ゲート電極6を被覆する少
なくとも最初の側壁絶縁膜9,10をシリコン窒化膜で
形成し、その側壁絶縁膜9,10を被覆するようにシリ
コン酸化膜から成る側壁絶縁膜11,12を形成した後
に、ソース領域側の側壁絶縁膜11を除去することで、
ソース領域側の側壁絶縁膜幅に比してドレイン領域側の
側壁絶縁膜幅を広くして、GIDL電流の発生を抑止す
るようにした点で、従来にない格別な効果が期待でき
る。
【0032】尚、ゲート電極6を被覆する少なくとも最
初の側壁絶縁膜9,10は、シリコン窒化膜膜に限定さ
れるものではなく、例えば、シリコンオキシナイトライ
ド(SiON)膜等で形成しても良く、このシリコンオ
キシナイトライド(SiON)膜は酸素原子または分子
を含む材料ではあるが、その比率はシリコン酸化膜に比
して十分に低く、絶縁耐性に影響を与えるほどではな
い。
【0033】更に本発明によれば、従来、GIDL電流
を減少させるために行われていたゲート絶縁膜の膜厚を
厚くする必要がなくなるため、更なる微細化への要求に
対応できる。
【0034】尚、本実施形態の説明では、P型半導体層
(基板あるいはウエル領域等)上にNチャネル型MOS
トランジスタを形成した一例を紹介したが、N型半導体
層(基板あるいはウエル領域等)上にPチャネル型MO
Sトランジスタを形成する場合も同様である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、ソース領域側の側壁絶
縁膜をシリコン窒化膜で形成し、ドレイン領域側の側壁
絶縁膜をシリコン窒化膜とシリコン酸化膜とで形成する
ことにより、ドレイン領域側の側壁絶縁膜幅をソース領
域側の側壁絶縁膜幅よりも広くしたことで、低濃度のド
レイン領域の不純物濃度が、低濃度のソース領域の不純
物濃度よりも低く形成されているため、電流駆動能力を
低下させることなしに、GIDL電流の発生を抑止でき
ると共に、ポリサイド構造における絶縁耐性の向上が図
れる。
【0036】更に本発明によれば、従来、GIDL電流
を減少させるために行われていたゲート絶縁膜の膜厚を
厚くする必要がなくなるため、更なる微細化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図3】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図4】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図5】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図6】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態の半導体装置を示す断面
図である。
【図8】従来の半導体装置を示す断面図である。
【図9】従来の半導体装置の課題を説明するための図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F040 DA14 DC01 EC01 EC02 EC04 EC07 EC13 EF02 EF18 EK01 EK05 FA04 FA05 FA07 FA10 FA16 FB02 FB04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上のゲート絶縁膜上に形成さ
    れたゲート電極に隣接するように基板表層に形成された
    低濃度の第1,第2の拡散領域と、前記ゲート電極の側
    壁部を被覆する側壁絶縁膜に隣接するように基板表層に
    形成された高濃度の第1,第2の拡散領域と、第1,第
    2の拡散領域にコンタクト接続された第1,第2の電極
    とを有する半導体装置において、 前記第1の拡散領域側の側壁絶縁膜は少なくとも1つ以
    上の材質から成り、前記第2の拡散領域側の側壁絶縁膜
    は少なくとも2つ以上の材質から成ることを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記ゲート電極は、ポリシリコン膜とそ
    の上部がシリサイド化された積層膜から成ることを特徴
    とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の拡散領域側の側壁絶縁膜はシ
    リコン窒化膜から成り、前記第2の拡散領域側の側壁絶
    縁膜はシリコン窒化膜とシリコン酸化膜から成ることを
    特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 一導電型の半導体基板上に素子分離膜を
    形成する工程と、 前記素子分離膜以外の活性領域の基板上にゲート絶縁膜
    を形成した後にこのゲート絶縁膜を介してゲート電極を
    形成する工程と、 前記ゲート電極をマスクにして逆導電型の不純物をイオ
    ン注入してこのゲート電極に隣接するように基板表層に
    低濃度の第1,第2の拡散領域を形成する工程と、 全面に第1の絶縁膜を形成した後にこの絶縁膜を異方性
    エッチングして前記ゲート電極の側壁部を被覆するよう
    に第1の側壁絶縁膜を形成する工程と、 全面に第2の絶縁膜を形成した後にこの絶縁膜を異方性
    エッチングして前記第1の側壁絶縁膜の側壁部を被覆す
    るように第2の側壁絶縁膜を形成する工程と、 前記低濃度の第1の拡散領域上を開口するレジスト膜を
    マスクにして前記第1の拡散領域側の第2の側壁絶縁膜
    を除去する工程と、 前記ゲート電極及び側壁絶縁膜をマスクとして逆導電型
    の不純物をイオン注入して各側壁絶縁膜に隣接するよう
    に基板表層に高濃度の第1,第2の拡散領域を形成する
    工程と、 前記第1,第2の拡散領域にコンタクト接続する第1,
    第2の電極を形成する工程とを有することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ゲート電極は、ポリシリコン膜とそ
    の上部がシリサイド化された積層膜から成ることを特徴
    とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の側壁絶縁膜はシリコン窒化膜
    から成り、前記第2の側壁絶縁膜はシリコン酸化膜から
    成ることを特徴とする請求項4あるいは請求項5に記載
    の半導体装置の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1622203A2 (fr) * 2004-06-07 2006-02-01 STMicroelectronics S.A. Transistor DMOS et méthode de fabrication correspondante.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1622203A2 (fr) * 2004-06-07 2006-02-01 STMicroelectronics S.A. Transistor DMOS et méthode de fabrication correspondante.
EP1622203A3 (fr) * 2004-06-07 2006-10-04 STMicroelectronics S.A. Transistor DMOS et méthode de fabrication correspondante

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