JP2000331966A - シリコンウエハの処理方法 - Google Patents

シリコンウエハの処理方法

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JP2000331966A
JP2000331966A JP11142438A JP14243899A JP2000331966A JP 2000331966 A JP2000331966 A JP 2000331966A JP 11142438 A JP11142438 A JP 11142438A JP 14243899 A JP14243899 A JP 14243899A JP 2000331966 A JP2000331966 A JP 2000331966A
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JP
Japan
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silicon wafer
adhesive sheets
mask
adhesive
predetermined pattern
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JP11142438A
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Masayuki Yamamoto
雅之 山本
Kazuyuki Miki
和幸 三木
Akira Namikawa
亮 並河
Minoru Ametani
稔 雨谷
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコンウエハをサンドブラスト処理して所
定パタ―ンに加工するにあたり、その作業性および作業
環境を改善することを目的とする。 【解決手段】 シリコンウエハ1上に所定パタ―ンの粘
着シ―ト類5を貼り付け、この粘着シ―ト類5をマスク
として上記ウエハ1をサンドブラスト処理して所定パタ
―ンに加工することを特徴とするシリコンウエハの処理
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコンウエハの
処理方法、詳しくは、シリコンウエハをサンドブラスト
処理して所定パタ―ンに加工する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高耐圧ダイオ―ドの製造においては、通
常、シリコンウエハ上にレジスト材を塗布したのち、通
常のフオトプロセスにより、所定の画像(レジストパタ
―ン)を形成し、これをマスクとして上記ウエハをサン
ドブラスト処理して所定パタ―ンに加工している。ま
た、このウエハ加工後は、シリコンウエハ上のレジスト
マスクを溶剤や薬品を用いて除去するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サンド
ブラスト処理のマスクとしてレジスト材を使用すると、
シリコンウエハへのレジスト材の塗布後にパタ―ン形成
を行う必要があり、その形成作業が面倒であつて、また
溶剤や薬品を使用するため、作業環境が損なわれる問題
がある。また、サンドブラスト処理によるシリコンウエ
ハの加工後、レジスト材を除去する際にも、その除去作
業に長時間を要したり、溶剤や薬品を使用するため、作
業環境を害する問題があつた。
【0004】本発明は、このような事情に照らして、シ
リコンウエハをサンドブラスト処理して所定パタ―ンに
加工するにあたり、サンドブラスト処理のマスクに起因
した作業性や作業環境の悪化を回避することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため、鋭意検討した結果、サンドブラスト処
理のマスクとして所定パタ―ンの粘着シ―ト類を用いる
と、これをシリコンウエハ上に貼り付けるだけで上記マ
スクとして機能させることができ、この場合、従来のよ
うな面倒なパタ―ン形成が不要であり、しかもこれをマ
スクとしてサンドブラスト処理したのちは、上記粘着シ
―ト類を剥離するだけで、従来のような溶剤や薬品によ
る面倒な除去作業を施すことなく簡単に除去でき、これ
により、サンドブラスト処理によるパタ―ン加工を作業
性や作業環境を悪化させることなく実施できることを知
り、本発明を完成するに至つた。
【0006】すなわち、本発明は、シリコンウエハ上に
所定パタ―ンの粘着シ―ト類を貼り付け、この粘着シ―
ト類をマスクとして上記ウエハをサンドブラスト処理し
て所定パタ―ンに加工することを特徴とするシリコンウ
エハの処理方法(請求項1)に係るものである。また、
本発明は、上記のサンドブラスト処理による加工後、シ
リコンウエハ上の粘着シ―ト類をその接着力を低下させ
て剥離除去する上記構成のシリコンウエハの処理方法
(請求項2)に係るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参考にして、説明する。図1は、本発明のシ
リコンウエハの処理方法の一例を示す概略図である。図
において、パタ―ン加工に供するシリコンウエハ1は、
ガラスなどの台座2に固定されて、真空チヤツクテ―ブ
ル3に装着されている。真空チヤツクテ―ブル3は、搬
送ベルト4上に設けられて、水平方向(図中、左側から
右側への矢印方向)に一定の速度で移動できるようにな
つている。
【0008】本発明のシリコンウエハの処理方法におい
ては、まず、(a)で示す工程で、台座2に固定された
シリコンウエハ1上に、所定パタ―ンの粘着シ―ト類5
を貼り付ける。この貼り付けは、たとえば、シリコ―ン
で表面コ―テイングしたプラスチツクフイルムなどから
なる離型シ―ト6上に設けられて、一定の速度で供給さ
れる所定パタ―ンの粘着シ―ト類5を、貼り付けロ―ラ
7を用いて、シリコンウエハ1上に押圧し、転写するこ
とにより、行われる。
【0009】粘着シ―ト類5は、シリコンウエハ1に対
し十分な接着力を示すものであればよく、アクリル系、
ゴム系などの種々の粘着剤が用いられる。とくに、加温
(たとえば100℃程度の加温)により、また逆に0℃
以下の冷却により、さらには紫外線の照射などにより、
上記接着力が低下するものが、好ましく用いられる。こ
のような粘着シ―ト類5は、離型シ―ト6の上に上記の
粘着剤層をべた塗りしたのち、この層のみを打ち抜き成
形するか、あるいは離型シ―ト6の上に上記の粘着剤層
を印刷塗布するなどの方法により、所定パタ―ンに形成
される。また、この粘着シ―ト類5は、上記の粘着剤層
だけで構成されたもののほか、プラスチツクフイルム、
紙、不織布、布などの適宜の基材を使用し、この基材の
両面に上記の粘着剤層を設けた構成の芯材付きのもので
あつてもよい。
【0010】このようにして所定パタ―ンの粘着シ―ト
類5を貼り付けたシリコンウエハ1は、つぎの(b)で
示す工程において、上記の粘着シ―ト類5をマスクとし
て、サンドブラスト処理に供される。このサンドブラス
ト処理は、常法にしたがい、適宜の噴射装置10を使用
して微細サンド11を強力に噴射させ、シリコンウエハ
1の露出部分(粘着シ―ト類5で被覆保護されていない
部分)だけを削落し、非露出部分(粘着シ―ト類5で被
覆保護されている部分)はそのまま残して、シリコンウ
エハ1を所定パタ―ンに加工するものである。
【0011】このパタ―ン加工後、粘着シ―ト類5が前
記した加温、冷却または紫外線照射などの処理により接
着力が低下するものでは、(c)で示す工程において、
上記処理を施してシリコンウエハ1に対する粘着シ―ト
類5の接着力を低下させる。加温により接着力を低下さ
せる場合、真空チヤツクテ―ブル3に内蔵されたヒ―タ
を利用して行うのが望ましく、またこれとともに粘着シ
―ト類5の上方側から加温するなどの別の手段を組み合
わせるようにしてもよい。
【0012】つぎに、(d)で示す工程において、一定
の速度で供給される剥離用粘着シ―ト類8を、貼り付け
/剥離ロ―ラ9を用いて、上記粘着シ―ト類5上に押圧
し密着させたのち、剥離操作することにより、上記粘着
シ―ト類5をシリコンウエハ1上から剥離除去する。な
お、この剥離除去に際して、前記(c)で示す工程と同
様の加温、冷却または紫外線照射などによる接着力低下
処理を施してもよく、場合により、前記(c)で示す工
程を省き、この工程において接着力低下処理を施しなが
ら上記の剥離操作を行つてもよい。このようにして台座
2上で所定パタ―ンに加工されたシリコンウエハ1は、
公知の各種の処理工程を経て、最終的にピツクアツプ工
程に搬送され、半導体装置の製造に利用される。
【0013】上記(a)〜(d)の工程からも明らかな
ように、本発明では、シリコンウエハ1上に所定パタ―
ンの粘着シ―ト類5を貼り付け、これをサンドブラスト
処理のマスクとして利用するため、従来のような面倒な
パタ―ン形成が不要であり、またサンドブラスト処理後
は、上記粘着シ―ト類5を剥離除去できる、とくに前記
した接着力低下処理を施すことで簡単に剥離除去できる
ので、従来のような面倒な除去作業も不要である。この
ため、サンドブラスト処理によるパタ―ン加工を作業
性、作業環境ともに良好に行うことができる。
【0014】上記の実施例では、粘着シ―ト類5とし
て、連続状のシ―ト状物を使用しているが、必要によ
り、テ―プ状物、ラベル状物などの種々の形態のものを
使用できる。また、これら粘着シ―ト類5の形態に応じ
て、シリコンウエハ1上への貼り付けに際し、貼り付け
ロ―ラ7に代えて、プレスなどの任意の貼り付け手段を
使用できる。さらに、上記粘着シ―ト類5の剥離除去に
あたり、その形態に応じた種々の剥離用粘着シ―ト類8
を使用でき、またこの粘着シ―ト類8の貼り付け/剥離
に際しても、プレスなどの任意の手段を使用できる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明では、シリコンウ
エハをサンドブラスト処理して所定パタ―ンに加工する
にあたり、上記処理時のマスクとして所定パタ―ンの粘
着シ―ト類を使用したことにより、またとくに上記粘着
シ―ト類として加温、冷却または紫外線照射などの処理
によつて接着力が低下するものを使用したことにより、
サンドブラスト処理の作業性および作業環境を大きく改
善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシリコンウエハの処理方法の一例を示
す概略図である。
【符号の説明】
1 シリコンウエハ 5 所定パタ―ンの粘着シ―ト類 7 貼り付けロ―ラ 9 貼り付け/剥離ロ―ラ 10 噴射装置 11 微細サンド
フロントページの続き (72)発明者 並河 亮 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 雨谷 稔 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 精機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコンウエハ上に所定パタ―ンの粘着
    シ―ト類を貼り付け、この粘着シ―ト類をマスクとして
    上記ウエハをサンドブラスト処理して所定パタ―ンに加
    工することを特徴とするシリコンウエハの処理方法。
  2. 【請求項2】 加工後、シリコンウエハ上の粘着シ―ト
    類をその接着力を低下させて剥離除去する請求項1に記
    載のシリコンウエハの処理方法。
JP11142438A 1999-05-21 1999-05-21 シリコンウエハの処理方法 Pending JP2000331966A (ja)

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