JP2000331722A - 分岐導体及びこれを用いた電気装置 - Google Patents

分岐導体及びこれを用いた電気装置

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JP2000331722A
JP2000331722A JP11136304A JP13630499A JP2000331722A JP 2000331722 A JP2000331722 A JP 2000331722A JP 11136304 A JP11136304 A JP 11136304A JP 13630499 A JP13630499 A JP 13630499A JP 2000331722 A JP2000331722 A JP 2000331722A
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conductive
conductor
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Takayuki Aida
孝行 合田
Hayanobu Tao
早伸 田尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電丸線に扁平面及び接続用孔等を加工する
ことなく、分岐導体を簡易に接続することができるよう
にする。 【解決手段】 導電丸線4の周面に接触して該導電丸線
4を挾着する挾着部51a,52aを有する第1及び第
2の挾着体51,52と、これら挾着体51,52を結
合するねじ体13とを備え、該ねじ体13の緊締により
導電丸線4を挾着し、ねじ体13を弛緩することにより
導電丸線4…の分岐部4aの位置を変えることができる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、閉鎖形の配電盤等
の電気装置に用いられる分岐導体及びこれを用いた電気
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の分岐導体を導電丸線に接続
する部分の分解斜視図、図9は従来の閉鎖形配電盤の模
式図である。閉鎖形配電盤は、前面にドアー1aを有す
る箱体1内の前部に載置された高圧遮断器2と、該高圧
遮断器2に接続された一次側の接続導体3と、前記高圧
遮断器2の後側に配置された三相の導電丸線4…と、こ
れら導電丸線4…を前記一次側の接続導体3に接続する
分岐導体5…と、前記高圧遮断器2に接続された二次側
の接続導体6と、該二次側の接続導体6に接続された高
圧変流器7と、該高圧変流器7に接続された端子接続導
体8とを備え、該端子接続導体8及び箱体1の外部に配
置される電動モータ等の電気機器が外線ケーブル9によ
って接続されるように構成されている。
【0003】図10の(a) は導電丸線4の分岐部の平面
図、図10の(b) は導電丸線4の分岐部の正面図であ
る。分岐導体5…が接続される導電丸線4…の分岐部4
aは、プレス加工等によって扁平に加工され、さらに、
この扁平面4bに複数個の接続用孔4c…が穿設されて
いる。
【0004】分岐導体5…は、図8の如く銅板等の板体
を用いてなり、その一端部に前記接続用孔4c…に対応
する貫通孔5a…が設けられ、他端部に前記一次側の接
続導体3に穿設された一対の貫通孔3aに対応する一対
の貫通孔5bが設けられている。
【0005】図11の(a) は分岐導体5部分の平面図、
図11の(b) は分岐導体5部分の正面図である。分岐導
体5…を導電丸線4…の分岐部4aに接続する場合、分
岐導体5…の一端部を分岐部4aの扁平面4bに載せて
面接触させ、分岐導体5…の各貫通孔5a…から扁平面
4bの各接続用孔4a…へねじ体10…を挿入し、これ
らねじ体10…のねじ端部にナット11…を螺着するこ
とによって分岐導体5…及び扁平面4bの接触圧を高
め、導電性を高めるように接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
に従来の分岐構造にあっては、プレス加工等によって導
電丸線4…の分岐部に扁平面4bを設ける必要があるた
め、加工作業が煩雑であり、さらに、この扁平面4bに
接続用孔4c…を穿設する必要があるため、比較的コス
ト高になるという問題がある。
【0007】また、複数本のねじ体10…の緊締によっ
て分岐導体5…の分岐部4aへの接触圧を高くしている
ため、分岐導体5…の接続作業が煩雑であり、比較的コ
スト高になるという問題がある。
【0008】また、導電丸線4…の分岐部4aには扁平
面4bを設けるとともに、接続用孔4cを設ける必要が
あるため、前記高圧遮断器2の配置位置等によって導電
丸線4…の分岐部4aの位置を変える必要がある場合、
分岐部4aの位置が異なる導電丸線4…に変更する必要
があり、導電丸線4…の種類が増加することになるとい
う問題がある。
【0009】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、導電丸線を挾着する一対の挾着体及びこれら挾
着体を結合する結合手段を備えるか、又は、導電丸線に
嵌め込みされる嵌込部及び該嵌込部を導電丸線に押付け
る押付手段を備えることにより、導電丸線に扁平面及び
接続用孔等を加工することなく、分岐導体を接続するこ
とができる分岐導体及びこれを用いた電気装置を提供す
ることを目的とするのであり、また、挾着体の挾着部を
湾曲させ、該湾曲部に、その湾曲方向へ延びる湾曲突起
を設けることにより、面接触させる構造の従来例に比較
して分岐導体を簡易に取付けることができる分岐導体及
びこれを用いた電気装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る分岐導体
は、導電丸線の周面に接触して該導電丸線を挾着する挾
着部を有する第1及び第2の挾着体と、これら挾着体を
結合する結合手段とを備え、前記挾着体の少なくとも一
方が導電性を有していることを特徴とする。
【0011】第2発明に係る分岐導体は、結合手段は、
第1及び第2の挾着体の挾着部の一側に設けられた第1
及び第2の引掛部と、前記挾着部の他側に緊締されるね
じ体とを有することを特徴とする。
【0012】第3発明に係る分岐導体は、第1及び第2
の挾着体の少なくとも一方は、挾着部が湾曲しており、
該挾着部に、その湾曲方向へ延び、導電丸線の周面に接
触する湾曲突起が設けられていることを特徴とする。
【0013】第4発明に係る分岐導体は、導電性を有す
る嵌込体に、導電丸線に嵌め込みされる嵌込部及び該嵌
込部へ前記導電丸線を押付ける押付手段を備えているこ
とを特徴とする。
【0014】第5発明に係る電気装置は、箱体に収容さ
れた電気機器と、前記箱体内に電源を取込む導電丸線及
び該導電丸線から分岐して前記電気機器に接続される分
岐導体とを備え、該分岐導体は第1発明から第3発明の
何れかに記載されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。 実施の形態1 図1は分岐導体部分の縦断面図、図2は分岐導体部分の
斜視図、図3は電気装置の模式図である。
【0016】図3に示す電気装置は、閉鎖形の配電盤を
用いたものであるが、前記した従来例と基本的に同じで
あるため、共通部品については同じ符号を付す。閉鎖形
の配電盤は、前面にドアー1aを有する箱体1内の前部
であり、上下に適宜の間隔を隔てて載置された複数個の
高圧遮断器2,2と、これら高圧遮断器2,2にかけて
接続された一次側の接続導体3と、前記高圧遮断器2,
2の後側に配置された三相の導電丸線4…と、これら導
電丸線4…を前記一次側の接続導体3に接続する分岐導
体5…と、前記各高圧遮断器2,2に接続された二次側
の接続導体6,6と、これら二次側の接続導体6,6に
接続された高圧変流器7,7と、これら高圧変流器7,
7に接続された端子接続導体8,8とを備え、これら端
子接続導体8,8及び箱体1の外部に配置される電動モ
ータ等の電気機器が外線ケーブル9,9によって接続さ
れるように構成されている。
【0017】分岐導体5…は、導電丸線4…の周面に接
触して該導電丸線4…を挾着する湾曲状の挾着部51
a,52aを有する第1及び第2の挾着体51,52
と、これら挾着体51,52を結合する結合手段12と
を備えている。
【0018】第1及び第2の挾着体51,52は、銅板
などの矩形状の導電性板体をプレス機などの成形手段に
よって成形されている。
【0019】図4の(a) は第1の挾着体51の正面図、
図4の(b) は第1の挾着体51の平面図である。第1の
挾着体51は、その長手方向の中間部に前記導電丸線4
…の周面に対応して略半円形に湾曲する挾着部51aが
設けられ、該挾着部51aの湾曲方向の両側位置に、凹
状の引掛部51b及び取付用孔51cが設けられてい
る。また、長手方向の一端部には前記一次側の接続導体
3に当接する線状の突起51dが適宜の間隔を隔てて複
数個設けられているとともに、これら線状の突起51d
の間に取付用孔51eが穿設されている。また、湾曲す
る挾着部51aには、その湾曲方向へ延び、導電丸線4
…の周面に線状に接触する湾曲突起51fが適宜の間隔
を隔てて複数個設けられている。尚、取付用孔51cの
端縁には非円形の周り止め凹部51gが設けられてい
る。
【0020】図5の(a) は第2の挾着体52の正面図、
図5の(b) は第2の挾着体52の底面図である。第2の
挾着体52は、その長手方向の中間部に前記導電丸線4
…の周面に対応して略半円形に湾曲する挾着部52aが
設けられ、該挾着部52aの湾曲方向の両側位置に、前
記引掛部51bに引掛けられる凸状の引掛部52b及び
前記取付用孔51cに対応する貫通孔52cが設けられ
ている。また、湾曲する挾着部52aには、その湾曲方
向へ延び、導電丸線4…の周面に線状に接触する湾曲突
起52dが適宜の間隔を隔てて複数個設けられている。
【0021】また、前記一次側の接続導体3には前記取
付用孔51eに対応する貫通孔3bが設けられている。
【0022】結合手段12は、図1の如く前記引掛部5
1b,52bと、前記取付用孔51c及び貫通孔52c
と、該貫通孔52cに挿入して前記取付用孔51cに緊
締する1本のねじ体13とを備え、前記引掛部52bを
引掛部51bに引掛けた後、1本のねじ体13を貫通孔
52cに挿入して取付用孔51cに緊締することによ
り、導電丸線4…を挾着固定するように構成されてい
る。
【0023】以上の如く構成した分岐導体5…を導電丸
線4…に接続する場合、例えば第1の挾着体51の線状
の突起51dを一次側の接続導体3に当接させ、該接続
導体3の貫通孔3bから挾着体51の取付用孔51eに
ねじ体14を緊締することによって第1の挾着体51を
接続導体3に固定し、該第1の挾着体51の挾着部51
aに導電丸線4…を嵌め込み、第2の挾着体52の引掛
部52bを第1の挾着体51の引掛部51bに引掛けた
状態で第2の挾着体52の挾着部52aを導電丸線4…
の周面に当接させ、該第2の挾着体52の貫通孔52c
に挿入するねじ体13を第1の挾着体51の取付用孔5
1cに緊締することにより挾着部51a,52a間で導
電丸線4…を挾着する。このように挾着したとき、挾着
部51aの湾曲突起51f及び挾着部52aの湾曲突起
52dが導電丸線4…の周面に当接するため、挾着体5
1の導電丸線4…への当接圧を1本のねじ体13によっ
て十分に高めることができ、しかも、分岐導体5…の接
続は、1本のねじ体13を操作するだけの簡単な作業に
よって容易に行うことができる。
【0024】また、1本のねじ体13を操作することに
よって挾着を解除することができ、第1及び第2の挾着
体51,52を導電丸線に対して適宜移動させることが
できるため、導電丸線4の分岐部の位置を変える必要が
ある場合においても、分岐部の位置が異なる導電丸線に
変更することなく、適宜の分岐位置に分岐導体を接続す
ることができる。
【0025】実施の形態2 図6の(a) ,(b) は分岐導体5部分の実施の形態2の構
成を示す断面図である。この実施の形態2は、実施の形
態1における分岐導体5…の第2の挾着体52を、略半
円形に湾曲する挾着部52aを有する構造とする代わり
に、図6の(a)の如く凹みの両端縁に、導電丸線4…の
周面に当接する当接部52e,52eを有する挾着部5
2aを備えた構造とするか、または、図6の(b) の如く
凹みの両端縁及び凹みの中央部に、導電丸線4…の周面
に当接する当接部52fを有する挾着部52aを備えた
構造としたものであり、その他の構成及び作用は実施の
形態1と同じであるため、共通部品については同じ符号
を付し、その詳細な説明及び作用を省略する。
【0026】この実施の形態2において、第1の挾着体
51の挾着部51aは、導電丸線4…の周面に対応して
略半円形に湾曲しているとともに、その湾曲方向へ延
び、導電丸線4…の周面に接触する前記湾曲突起51f
が適宜の間隔を隔てて複数個設けられている。
【0027】実施の形態3 図7は実施の形態3の構成を示す分岐導体5部分の断面
図である。この実施の形態3は、実施の形態1,2の如
く導電丸線4…に分岐導体5…を挾着することによって
固定する代わりに、前記第2の挾着体51をなくし、第
1の挾着体51に相当する嵌込体53に、導電丸線4に
嵌め込みされる嵌込部53a及び該嵌込部53aに嵌込
みされた前記導電丸線4を嵌込部53aへ押付ける押付
手段15を備えた構造としたものであり、その他の構成
及び作用は実施の形態1と同じであるため、共通部品に
ついては同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用を省
略する。
【0028】実施の形態3の嵌込体53の嵌込部53a
は、導電丸線4…の外径に対応する嵌込孔53b、及び
該嵌込孔53bの長手方向中間に開口するねじ孔53c
を有し、該ねじ孔53cに前記押付手段を構成するねじ
体15を螺合し、該ねじ体15を締め込むことによって
そのねじ端を導電丸線4…の周面に押付け、この押付力
によって分岐導体5…を導電丸線4…に固定する。尚、
前記嵌込孔53bには、その湾曲方向へ延び、導電丸線
4…の周面に接触する湾曲突起53dが適宜の間隔を隔
てて複数個設けられる。
【0029】この実施の形態3にあっても、押付け固定
したとき、嵌込部53aの湾曲突起53dが導電丸線4
…の周面に当接するため、分岐導体5…の導電丸線4…
への当接圧を1本のねじ体15によって十分に高めるこ
とができ、しかも、分岐導体5…の接続は、1本のねじ
体15を操作するだけの簡単な作業によって容易に行う
ことができる。また、1本のねじ体15を操作すること
によって固定を解除することができ、嵌込体53を導電
丸線4に対して適宜移動させることができるため、導電
丸線4の分岐部の位置を変える必要がある場合において
も、分岐部の位置が異なる導電丸線に変更することな
く、適宜の分岐位置に分岐導体を接続することができ
る。
【0030】なお、以上説明した実施の形態1,2にお
いて、第1及び第2の挾着体51,52が導電性を有す
る他、第1及び第2の挾着体51,52の一方が導電性
を有し、他方は非導電性としてもよいし、また、この非
導電性の挾着体が導電性の挾着体と向かい合う面に導電
性を有する構造としてもよい。
【0031】
【発明の効果】第1発明及び第5発明によれば、導電丸
線に扁平面及び接続用孔等の接続構造を加工することな
く、分岐導体を接続することができるため、導電丸線に
接続構造を加工するものに比較してコストを低減できる
のであり、しかも、この接続は一対の挾着部間で導電丸
線を挟み込むことによって行うため、簡易に接続作業を
行うことができ、複数本のボルトを用いて接続する従来
例に比較して接続作業時間を短縮でき、コストを低減で
きる。
【0032】また、導電丸線に扁平面及び接続用孔等を
加工することなく、挾着によって接続するため、分岐導
体を導電丸線に対して適宜移動させることができ、導電
丸線の分岐部の位置を変える必要がある場合において
も、分岐部の位置が異なる導電丸線に変更することな
く、適宜の分岐位置に分岐導体を接続することができ
る。
【0033】第2発明及び第5発明によれば、第1引掛
部を第2引掛部に引掛けることにより挾着部の間で導電
丸線を挟むことができ、この挟み状態でねじ体を緊締す
ることにより第1及び第2の挾着体を挾着固定すること
ができるため、分岐導体の接続作業を簡易に行うことが
でき、接続部品の削減及び接続作業の簡素化を図ること
ができ、多くの接続部品が必要な従来例に比較してコス
トを低減できる。
【0034】第3発明及び第5によれば、導電丸線を挾
着した際、挾着部の湾曲突起を導電丸線の周面に線接触
させ得るため、接圧箇所を少なくして十分な接圧を確保
することができ、従来の如く接圧箇所を多くする必要が
あるものに比較して接圧確保するための部品を少なくで
きるとともに、接圧確保作業を簡易にでき、コストを低
減できる。
【0035】第4発明及び第5によれば、導電丸線に扁
平面及び接続用孔等の接続構造を加工することなく、分
岐導体を接続することができるため、導電丸線に接続構
造を加工するものに比較してコストを低減できるのであ
り、しかも、この接続は嵌込部に導電丸線を嵌め込み、
押付手段を導電丸線に押付けることにより簡易に行うこ
とができ、複数本のボルトを用いて接続する従来例に比
較して接続作業時間を短縮でき、コストを低減できる。
【0036】また、導電丸線に扁平面及び接続用孔等を
加工することなく接続するため、分岐導体を導電丸線に
対して適宜移動させることができ、導電丸線の分岐部の
位置を変える必要がある場合においても、分岐部の位置
が異なる導電丸線に変更することなく、適宜の分岐位置
に分岐導体を接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る分岐導体の部分の縦断面図であ
る。
【図2】 本発明に係る分岐導体の部分の斜視図であ
る。
【図3】 本発明に係る電気装置の模式図である。
【図4】 本発明に係る分岐導体の第1の挾着体を示す
もので、(a) は正面図、(b) は平面図である。
【図5】 本発明に係る分岐導体の第2の挾着体を示す
もので、(a) は正面図、(b) は底面図である。
【図6】 (a) ,(b) は本発明に係る分岐導体の部分の
実施の形態2の構成を示す断面図である。
【図7】 本発明に係る分岐導体の部分の実施の形態3
の構成を示す断面図である。
【図8】 従来例に係る分岐導体を導電丸線に接続する
部分の分解斜視図である。
【図9】 従来例に係る閉鎖形配電盤の模式図である。
【図10】 従来例に係る導電丸線の分岐部を示すもの
で、(a) は平面図、(b) は正面図である。
【図11】 従来例に係る分岐導体部分を示すもので、
(a) は平面図、(b)は正面図である。
【符号の説明】
1 箱体、2 高圧遮断器、4 導電丸線、5 分岐導
体、51 第1の挾着体、51a 挾着部、51f 湾
曲突起、52 第2の挾着体、52a 挾着部、53
嵌込体、53a 嵌込部、 12 結合手段、15 押
付手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電丸線の周面に接触して該導電丸線を
    挾着する挾着部を有する第1及び第2の挾着体と、これ
    ら挾着体を結合する結合手段とを備え、前記挾着体の少
    なくとも一方が導電性を有していることを特徴とする分
    岐導体。
  2. 【請求項2】 結合手段は、第1及び第2の挾着体の挾
    着部の一側に設けられた第1及び第2の引掛部と、前記
    挾着部の他側に緊締されるねじ体とを有する請求項1記
    載の分岐導体。
  3. 【請求項3】 第1及び第2の挾着体の少なくとも一方
    は、挾着部が湾曲しており、該挾着部に、その湾曲方向
    へ延び、導電丸線の周面に接触する湾曲突起が設けられ
    ている請求項2記載の分岐導体。
  4. 【請求項4】 導電性を有する嵌込体に、導電丸線に嵌
    め込みされる嵌込部及び該嵌込部へ前記導電丸線を押付
    ける押付手段を備えていることを特徴とする分岐導体。
  5. 【請求項5】 箱体に収容された電気機器と、前記箱体
    内に電源を取込む導電丸線及び該導電丸線から分岐して
    前記電気機器に接続される分岐導体とを備え、該分岐導
    体は請求項1から請求項4の何れかに記載されているこ
    とを特徴とする電気装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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