JP2000330919A - データ処理装置およびデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

データ処理装置およびデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JP2000330919A
JP2000330919A JP11139619A JP13961999A JP2000330919A JP 2000330919 A JP2000330919 A JP 2000330919A JP 11139619 A JP11139619 A JP 11139619A JP 13961999 A JP13961999 A JP 13961999A JP 2000330919 A JP2000330919 A JP 2000330919A
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Akira Kishida
晃 岸田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周辺機器を使った一般業務処理に対して、よ
り高速に効率的な処理と複数のユーザが円滑に定常の業
務を行うことのできるUIカスタマイズ機能を提示する
ことである。 【解決手段】 すべての機能中でユーザが本位とする所
望の機能およびパラメータをキーボード等の操作により
あらかじめ選択設定させ、該設定された機能内でドライ
バに対してCRT111に表示すべきユーザインタフェ
ースを確定し、該確定されたデバイスドライバソフトウ
エアをCPU101がハードディスク104等に組込処
理する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の処理を行う
周辺機器に対するドライバソフトウエアをデータ処理装
置にインストールする際に、ユーザ設定された固有の機
能処理を実行可能なドライバソフトウエアとしてインス
トール可能なデータ処理装置およびデータ処理方法及び
コンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記
憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、周辺機器やプリンタなどのOA機
器を用いたオフィス業務などでは、比較的に決められた
作業を行う可能性が高く、また、何人ものユーザが同じ
作業を行う可能性が高い。そのため、その業務に合わせ
たソフトウエアを受注によるソフトウエア開発によっ
て、業務効率化を果たしている企業が多くみられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の周辺機
器装置およびオフィスシステムの運用方法や処理方法で
は、以下第1〜第3のような課題が残っている。
【0004】第1に、すべての用途にあわせてユーザに
最適なユーザインタフェース(UI)を供給し、かつ最
適な処理を行えるようにカスタマイズするには多額の費
用と依頼開発に日数がかかる。
【0005】第2に、それぞれの処理の流れにしたがっ
たUIを手軽に供給できなければ、作業上のミスを防ぐ
ことができないとともに、スムーズな処理でなければ業
務効率が上がらない。
【0006】第3に、同じ業務を他のユーザに引き継ぐ
場合、オペレーションが複雑であればあるほど引き継ぎ
作業が難しく時間のかかるものになってしまう。
【0007】このように所定の周辺機器に対するデバイ
スドライバソフトウエアを所定のメディア、例えばフロ
ッピーディスク,CD−ROM等よりデータ処理装置の
ハードディスク等にインストール際には、全ての機能を
設定可能なデバイスドライバソフトウエアがインストー
ルされて、使用しない機能設定も含めて煩雑な設定を実
行しないと所望とする操作環境を構築することができ
ず、そのインストール処理時における機能削除等の改善
が切望されていた。
【0008】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、所定の周辺機器に対
するデバイスドライバソフトウエアをインストールする
際に、すべての機能中でユーザが本位とする所望の機能
およびパラメータをあらかじめ選択設定させ、該設定さ
れた機能内でドライバに対して表示すべきユーザインタ
フェースを確定し、該確定されたデバイスドライバソフ
トウエアをデータ処理装置の記憶装置に組込処理するこ
とにより、周辺機器を使った一般業務処理に対して、よ
り高速に効率的な処理と複数のユーザが円滑に定常の業
務を行うことのできるUIカスタマイズ機能を提示でき
るデータ処理装置およびデータ処理方法およびコンピュ
ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体(ネットワーク,インタフェースを
含む)を介して特定の処理を行う周辺機器と通信可能な
データ処理装置であって、任意のメディア(例えばCD
−ROM,フロッピーディスク等を含む)にあらかじめ
記憶されている前記周辺機器を駆動するため必要なデバ
イスドライバソフトウエアを所定の記憶装置(例えば図
1に示すハードディスク104)にインストールする際
に、前記周辺機器に対して選択可能な複数の機能中から
所望とする機能を選択設定する第1の設定手段(図示し
ないキーボード,ポインティングデバイス等の操作指示
を解析してCPU101が組み込むべき機能を選択設定
する)と、前記第1の設定手段により選択された機能に
対して選択可能な複数のパラメータ中から所望のパラメ
ータを選択設定する第2の設定手段(キーボード,ポイ
ンティングデバイス等を操作指示を解析してCPU10
1が組み込むべき機能に対するパラメータを選択設定す
る)と、前記第1,第2の設定手段により設定された機
能およびパラメータに基づいて機能選択される前記周辺
機器に対するユーザ固有のユーザインタフェースを確定
する確定手段(キーボード,ポインティングデバイス等
の操作指示を解析してCPU101が組み込むべき機能
を確定する)と、前記確定手段により確定されたデバイ
スドライバソフトウエアを前記記憶装置に組み込む組込
手段(CPU101が確定された機能およびパラメータ
をハードディスク104等に組込処理する)とを有する
ものである。
【0010】本発明に係る第2の発明は、前記組込手段
は、前記任意のメディアにあらかじめ記憶されている前
記周辺機器を駆動するため必要なデバイスドライバソフ
トウエア中から前記第1の設定手段により設定された機
能を削除して前記記憶装置に組み込むものである。
【0011】本発明に係る第3の発明は、前記確定手段
は、ユーザにより指定される順序に基づいて前記記憶装
置に組み込むべき機能のオペレーション順序を変更確定
可能とするものである。
【0012】本発明に係る第4の発明は、前記組込手段
により組み込まれたデバイスドライバソフトウエアに基
づく機能処理を実行した後、該機能処理を複数回連続し
て実行するものである。
【0013】本発明に係る第5の発明は、前記組込手段
により組み込まれた機能が異なる複数のデバイスドライ
バソフトウエアを切り替える切替手段(CPU101が
ハードディスク104等に組込まれたデバイスドライバ
ソフトウエアを切り替えていずれかを有効機能として設
定処理する)を有するものである。
【0014】本発明に係る第6,第9の発明は、所定の
通信媒体(ネットワーク,インタフェースを含む)を介
して特定の処理を行う周辺機器と通信可能なデータ処理
装置におけるデータ処理方法であって、あるいは所定の
通信媒体を介して特定の処理を行う周辺機器と通信可能
なデータ処理装置を制御するコンピュータが読み出し可
能なプログラムを格納した記憶媒体であって、任意のメ
ディアにあらかじめ記憶されている前記周辺機器を駆動
するため必要なデバイスドライバソフトウエアを所定の
記憶装置にインストールする際に、前記周辺機器に対し
て選択可能な複数の機能中から所望とする機能を選択設
定する第1の設定工程(図7に示すステップ(3)〜
(11))と、前記第1の設定工程により設定された機
能に対して選択可能な複数のパラメータ中から所望のパ
ラメータを選択設定する第2の設定工程(図7に示すス
テップ(3)〜(11))と、前記第1,第2の設定工
程により設定された機能およびパラメータに基づいて機
能選択される前記周辺機器に対するユーザ固有のユーザ
インタフェースを確定する確定工程(図7に示すステッ
プ(10)〜(12),(17),(18)))と、前
記確定工程により確定されたデバイスドライバソフトウ
エアを前記記憶装置に組み込む組込工程とを有するもの
である。
【0015】本発明に係る第7,第10の発明は、前記
組込工程は、前記任意のメディアにあらかじめ記憶され
ている前記周辺機器を駆動するため必要なデバイスドラ
イバソフトウエア中から前記第1の設定工程により設定
された機能を削除して前記記憶装置に組み込むものであ
る。
【0016】本発明に係る第8,第11の発明は、前記
確定工程(図7に示すステップ(17))は、ユーザに
より指定される順序に基づいて前記記憶装置に組み込む
べき機能のオペレーション順序を変更可能とするもので
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施形態を詳細に説明する。
【0018】〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実
施形態を示すデータ処理装置を適用可能な周辺機器シス
テムの構成を説明するブロック図であり、コンピュータ
100と周辺機器200の概略構成に対応する。
【0019】図1のホストコンピュータ100におい
て、101はCPUで、ROM103,ハードディスク
(HDD)104に記憶される制御プログラムを実行し
て、CPUバス105に接続される各デバイスを制御し
て各種のデータ処理を行う。なお、ハードディスク10
4には、デバイスプログラム,オペレーティングシステ
ム等が記憶される。
【0020】102はRAMで、図示しないオプション
RAM等によりその容量を拡張可能に構成されている。
106はキーボードコントローラ(KBC)で、図示し
ないキーボードからのキー入力を制御する。107はC
RTコントローラ(CRTC)で、表示装置111、例
えばCRT装置,LCDディスプレイ等への表示を制御
する。
【0021】108はメモリコントローラ(MC)で、
図示しない外部メモリとのアクセスを制御する。109
はネットワークI/F(NETWORK I/F)で、
ネットワーク(Network)300を介した通信を
所定のプロトコルで実行して、データ等の送受信処理を
行う。110はインタフェースで、周辺機器200のイ
ンタフェース205を介して通信する。
【0022】周辺機器200において、202はCPU
で、ROM204あるいは図示しない外部メモリに記憶
された制御プログラムを実行して、CPUバス201に
接続される各デバイスとのアクセスを制御する。203
はRAMで、図示しないオプションRAM等によりその
容量を拡張可能に構成されており、主としてCPU20
2のワークメモリとして機能する。また、CPU202
はROM204に記憶されている制御プログラム、デー
タに従って各種制御を行い周辺機器全体の動作を制御す
る。206はプリンタ/スキャナインタフェースであ
る。
【0023】207はコントローラ、208はエンジン
機構部(I/O engine)で、データにより入出
力を行う。
【0024】図2〜図5は、図1に示した表示装置11
1に表示されるウインドウの一例を説明する図であり、
図2は、各機能設定するために最初に表示されるウイン
ドウの例で、その機能が必要かどうかを設定する。図3
はその機能が必要な場合、パラメータの設定画面例であ
る。図4は、本実施形態のインストーラにより、カスタ
マイズされたUIの表示結果例である。図5は、UI結
果例に付属する結果表示用ウィンドウ例である。
【0025】図2において、W1はウインドウで、例え
ばページ設定機能用のウインドウであり、図示しないア
プリケーションを実行した際に表示される。BT1〜B
T4はボタンで、各ボタンBT1〜BT4を設定するこ
とによりページ設定機能が必要かどうかを設定する。な
お、該表示状態で、ボタンBT2が図示しないポインテ
ィングデバイスにより指示されると、図3に示す当該機
能に関するパラメータ設定用のウインドウW2が表示装
置111に表示される。
【0026】図3において、CHB1〜CHB5はチェ
ックボックスで、第1〜第5のパラメータ中で、必要な
パラメータを設定可能に構成されており、現在、第1と
第3のパラメータが選択された状態に対応し、ここで、
ボタンBT4が図示しないポインティングデバイスによ
り指示されると、後述するフローチャートの手順(イン
ストール処理手順)に従ってカスタマイズされた図4に
示すドライバユーザインタフェース用のウインドウW3
が表示装置111に表示される。
【0027】図4において、BT11,BT12はボタ
ンで、ボタンBT11が図示しないポインティングデバ
イスにより指示されると、図5に示すウインドウW4が
表示装置111に表示される。
【0028】図6は、図4に示したファンクションに対
応するUI用の構造ファイルの一例を示す図であり、
(A)はファンクションF1に対応し、(B)はファン
クションF2に対応する。
【0029】図6において格納するパラメータは各ファ
ンクション(Function)毎に「データの長
さ」、「持っている機能が必要かどうか」、「固定値と
して持つようにするか」、「初期値のデータ」、「Ra
nge型かどうか」、各パラメータなどを格納する。
【0030】図7,図8は、本発明に係るデータ処理装
置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、ホストコンピュータ100内のRAM102に
ロードされているソフトウエアインストーラの設定処理
に対応する。また、制御ソフトウエアはホストコンピュ
ータ100内のHDD104からロードし、RAM20
3内に格納される。なお、(1)〜(18)は各ステッ
プを示す。まず、基本UIの組み立て設定処理について
説明する。また、図中では英文表記で示す。
【0031】先ずステップ(1)で、インストールが開
始された時点で、これからインストールするドライバの
UIをカスタマイズするかどうかを問い合わせるメッセ
ージ「Ask user choose the pr
esent choiceor original」を
表示装置111に表示する。
【0032】次に、ステップ(2)で、標準的な用途を
考えた使用方法から選択するか、完全にカスタマイズを
行うかを選択させ、その結果、標準的な用途を考えた使
用方法を選択したと判定したならばステップ(4)へ進
む。
【0033】一方、ステップ(2)で、Noであれば、
ステップ(3)以降の各機能についてQA形式で行う手
順に移行し、ある機能の設定がUI上に必要かどうか
を、図2に示したウインドウW1を表示装置111に表
示し、ユーザにNot usuedあるいはApply
のいずれかを選択させる。
【0034】そして、ステップ(3)で、Not us
ued(必要でない)あるいはApply(必要であ
る)のいずれを選択したかどうかを判定し、必要でない
と判定した場合は、ステップ(5)へ進み、その設定は
固定値で必要(Is it fixed value
?)であるかどうかをユーザに選択させ、固定値で必要
かどうかを判定し、固定値で必要と判定した場合は、ス
テップ(7)で、固定値を設定(Set the fi
xed value as user decide)
して、ステップ(11)以降へ進む。
【0035】一方、ステップ(5)で、固定値が必要で
ないと判定した場合には、この機能を完全に使用しない
ということなので、ステップ(8)で、上述した図6に
示した構造ファイルの「必要」という項目と、「固定値
を持つ」という項目を両方とも「0」に設定(Set
the func as killed)して、ステッ
プ(11)以降へ進む。
【0036】一方、ステップ(3)で、UI上に必要で
あると判定した場合は、図3に示したウインドウW2を
表示装置111に表示し、ステップ(6)で、ユーザの
選択できるパラメータのリストを選択(Set the
range or specification o
f the functions paramete
r)させ、ステップ(9)で、初期値が必要かどうか
(Dose the Func.X have the
initial value)をユーザに問い合わ
せ、必要であるかどうかを判定し、必要でないと判定し
た場合は、ステップ(11)以降へ進み、必要であると
判定した場合には、ステップ(10)に進み、ユーザに
初期値を選択(Set the initial va
lue asuser decide)させ、ステップ
(11)へ進む。
【0037】これにより、ステップ(3)以降で、第1
の機能に関して選択された内容をステップ(11)で、
図6に示したデータ構造の構造ファイルに書き込む(S
etparameters into the str
ucture file)。
【0038】その後、ステップ(12)で、すべての機
能について以上の選択を行っているか(Is all
of the functions set?)どうか
を判定して、すべての機能について設定が終了していな
いと判定した場合は、ステップ(3)へ戻り、すべての
機能について設定が終了したと判定した場合は、ステッ
プ(17)へ進む。
【0039】一方、ステップ(2)で、標準的な用途を
考えた使用方法から選択したと判定した場合は、ステッ
プ(4)で使用目的別にUI(Show which
purpose of use)を設定するかどうかを
ユーザに問い合わせて選択させ、使用目的別に選ぶこと
を希望しているかどうかを判定し、使用目的別に選ぶこ
とを希望していると判定した場合は、ステップ(13)
に進み、プリセットされた各目的を表示(Select
one of the common functi
ons i.e.Copy FAX Scan OCR
etc.)しユーザに選択させ、ステップ(16)以
降へ進む。
【0040】一方、ステップ(4)で、目的別にUIを
希望しないと判定した場合は、ステップ(14)で、す
べての設定を行うProfessionalモードか、
または主な機能だけに絞って表示するSimpleモー
ドかをユーザに選択させ、Simpleモードが選択さ
れたかどうかを判定して、Professionalモ
ードが選択されたと判定した場合には、ステップ(1
6)以降へ進む。
【0041】一方、ステップ(14)で、Simple
モードが選択されたと判定した場合は、ステップ(1
5)に進み、構造ファイルにSimpleモード時のプ
リセット設定をロードし準備(Set the pre
pare simple UI)して、ステップ(1
6)へ進む。
【0042】そして、ステップ(16)で、構造ファィ
ルにすべてのパラメータを設定(Set the pa
rameters into the Structu
refile)して、ステップ(17)へ進む。
【0043】そして、ステップ(17)で、それまでの
処理で完成された構造ファイル内の各機能の組み込む順
番を、用途に合わせユーザに変更(Adjust th
eorder of present functio
ns on the Structure file)
させる。そして、ステップ(18)で、完成された構造
ファイルに基づきUIを組み立てて(Create U
I according to the struct
ure file)、処理を終了する。
【0044】これにより、ユーザにより必要と選択され
た機能項目がカスタマイズされた図4に示したドライバ
ユーザインタフェースに対応するウインドウW3あるい
は図5に示したウインドウW4が生成されて表示装置1
11に表示可能となる。
【0045】上記実施形態によれば、デバイスドライバ
ソフトウエアインストール時において、各業務処理にあ
った、必要最低限だけの設定項目をUIの第一画面に持
っていくことにより、ユーザに適した設定が行えるた
め、専門のソフトウエア開発を必要としないうえ、機能
利用も効率的であるという利点がある機能を有するの
で、それぞれの処理の流れにしたがったUIを手軽に供
給できることで、作業上のミスを防いだり、スムーズな
処理が可能となり業務効率があがる。
【0046】また、各ユーザ、各用途に合わせたUIを
供給できる機能を有するすることで多機能な周辺機器の
場合、より明確な使用方法を持ち、機能の使い方に混乱
が発生しなくなり、高機能化する周辺機器の操作環境を
使用するに当たり、特定のオペレーションの流れをUI
により明示的に理解させ、操作の手間も最小で行える。
【0047】さらに、ある用途に設定したUIを操作す
るスクリプトを作成し、実行することによって、複雑な
機能も自動的に繰り返すことができるため、決められた
業務を自動運転でき、各ユーザの業務効率を上げること
ができる。
【0048】また、従来のコンピユータシステムと従来
の周辺機器を使用した既存のシステムにも、新しくカス
タマイズ機能をインストーラに付加した周辺機器ドライ
バをホストコンピュータのメモリ内で実行することによ
り本発明を適用できるものである。
【0049】従って、特別にドライバソフトウエアのカ
スタマイズ注文を必要とせず、周辺機器を特定の用途に
対応させたUIを作成することができ、UI上の作業に
合わせ、レイアウトを変更できることによって、作業ミ
スの低減、作業効率を上げ、周辺機器を有効に使用でき
るものである。
【0050】なお、機能限定してドライバソフトウエア
を1回インストールした後、該ドライバソフトウエアを
動作させて、1回機能処理を実行した後、同一機能処理
を連続して複数回繰り返えすることができる設定手段を
設けて、インストールしたドライバソフトウエアを起動
して、同一の機能処理を連続作業用途で使用できること
が可能となり、定型作業の効率を向上できるように構成
してもよい。
【0051】また、機能処理が異なるドライバソフトウ
エアを複数回インストールを実行して、該インストール
した複数のドライバソフトウエアを切り替え可能とし
て、各ユーザが要求する最適なドライバソフトウエアを
ユーザ自身が選択して実行できるように構成して、ユー
ザ本位のドライバソフトウエアを自在に使用できる環境
を構築してもよい。
【0052】以下、図9に示すメモリマップを参照して
本発明に係るデータ処理装置を適用可能な周辺機器シス
テムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成につ
いて説明する。
【0053】図9は、本発明に係るデータ処理装置を適
用可能な周辺機器システムで読み出し可能なデータ処理
プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明す
る図である。
【0054】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0055】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0056】本実施形態における図7,図8に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0057】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0058】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0059】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0060】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0061】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第11の発明によれば、所定の周辺機器に対するデバ
イスドライバソフトウエアをインストールする際に、す
べての機能中でユーザが本位とする所望の機能およびパ
ラメータをあらかじめ選択設定させ、該設定された機能
内でドライバに対して表示すべきユーザインタフェース
を確定し、該確定されたデバイスドライバソフトウエア
をデータ処理装置の記憶装置に組込処理することによ
り、周辺機器を使った一般業務処理に対して、より高速
に効率的な処理と複数のユーザが円滑に定常の業務を行
うことのできるUIカスタマイズ機能を提示できるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すデータ処理装置を
適用可能な周辺機器システムの構成を説明するブロック
図である。
【図2】図1に示した表示装置に表示されるウインドウ
の一例を説明する図である。
【図3】図1に示した表示装置に表示されるウインドウ
の一例を説明する図である。
【図4】図1に示した表示装置に表示されるウインドウ
の一例を説明する図である。
【図5】図1に示した表示装置に表示されるウインドウ
の一例を説明する図である。
【図6】図4に示したファンクションに対応するUI用
の構造ファイルの一例を示す図である。
【図7】本発明に係るデータ処理装置におけるデータ処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係るデータ処理装置におけるデータ処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係るデータ処理装置を適用可能な周辺
機器システムで読み出し可能なデータ処理プログラムを
格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
100 ホストコンピュータ 103,204 ROM(プログラムROM、データR
OM) 110 インタフェース 105,201 各機器のメインバス 200 周辺機器 205 インタフェース

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して特定の処理を行
    う周辺機器と通信可能なデータ処理装置であって、 任意のメディアにあらかじめ記憶されている前記周辺機
    器を駆動するため必要なデバイスドライバソフトウエア
    を所定の記憶装置にインストールする際に、前記周辺機
    器に対して選択可能な複数の機能中から所望とする機能
    を選択設定する第1の設定手段と、 前記第1の設定手段により選択された機能に対して選択
    可能な複数のパラメータ中から所望のパラメータを選択
    設定する第2の設定手段と、 前記第1,第2の設定手段により設定された機能および
    パラメータに基づいて機能選択される前記周辺機器に対
    するユーザ固有のユーザインタフェースを確定する確定
    手段と、 前記確定手段により確定されたデバイスドライバソフト
    ウエアを前記記憶装置に組み込む組込手段と、を有する
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記組込手段は、前記任意のメディアに
    あらかじめ記憶されている前記周辺機器を駆動するため
    必要なデバイスドライバソフトウエア中から前記第1の
    設定手段により設定された機能を削除して前記記憶装置
    に組み込むことを特徴とする請求項1記載のデータ処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記確定手段は、ユーザにより指定され
    る順序に基づいて前記記憶装置に組み込むべき機能のオ
    ペレーション順序を変更確定可能とすることを特徴とす
    る請求項1記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記組込手段により組み込まれたデバイ
    スドライバソフトウエアに基づく機能処理を実行した
    後、該機能処理を複数回連続して実行することを特徴と
    する請求項1記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記組込手段により組み込まれた機能が
    異なる複数のデバイスドライバソフトウエアを切り替え
    る切替手段を有することを特徴とする請求項1記載のデ
    ータ処理装置。
  6. 【請求項6】 所定の通信媒体を介して特定の処理を行
    う周辺機器と通信可能なデータ処理装置におけるデータ
    処理方法であって、 任意のメディアにあらかじめ記憶されている前記周辺機
    器を駆動するため必要なデバイスドライバソフトウエア
    を所定の記憶装置にインストールする際に、前記周辺機
    器に対して選択可能な複数の機能中から所望とする機能
    を選択設定する第1の設定工程と、 前記第1の設定工程により設定された機能に対して選択
    可能な複数のパラメータ中から所望のパラメータを選択
    設定する第2の設定工程と、 前記第1,第2の設定工程により設定された機能および
    パラメータに基づいて機能選択される前記周辺機器に対
    するユーザ固有のユーザインタフェースを確定する確定
    工程と、 前記確定工程により確定されたデバイスドライバソフト
    ウエアを前記記憶装置に組み込む組込工程と、を有する
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  7. 【請求項7】 前記組込工程は、前記任意のメディアに
    あらかじめ記憶されている前記周辺機器を駆動するため
    必要なデバイスドライバソフトウエア中から前記第1の
    設定工程により設定された機能を削除して前記記憶装置
    に組み込むことを特徴とする請求項6記載のデータ処理
    方法。
  8. 【請求項8】 前記確定工程は、ユーザにより指定され
    る順序に基づいて前記記憶装置に組み込むべき機能のオ
    ペレーション順序を変更可能とすることを特徴とする請
    求項6記載のデータ処理方法。
  9. 【請求項9】 所定の通信媒体を介して特定の処理を行
    う周辺機器と通信可能なデータ処理装置を制御するコン
    ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
    体であって、 任意のメディアにあらかじめ記憶されている前記周辺機
    器を駆動するため必要なデバイスドライバソフトウエア
    を所定の記憶装置にインストールする際に、前記周辺機
    器に対して選択可能な複数の機能中から所望とする機能
    を選択設定する第1の設定工程と、 前記第1の設定工程により設定された機能に対して選択
    可能な複数のパラメータ中から所望のパラメータを選択
    設定する第2の設定工程と、 前記第1,第2の設定工程により設定された機能および
    パラメータに基づいて機能選択される前記周辺機器に対
    するユーザ固有のユーザインタフェースを確定する確定
    工程と、 前記確定工程により確定されたデバイスドライバソフト
    ウエアを前記記憶装置に組み込む組込工程と、を有する
    ことを特徴とするコンピュータが読み出し可能なプログ
    ラムを格納した記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記組込工程は、前記任意のメディア
    にあらかじめ記憶されている前記周辺機器を駆動するた
    め必要なデバイスドライバソフトウエア中から前記第1
    の設定工程により設定された機能を削除して前記記憶装
    置に組み込むことを特徴とする請求項9記載のコンピュ
    ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記確定工程は、ユーザにより指定さ
    れる順序に基づいて前記記憶装置に組み込むべき機能の
    オペレーション順序を変更可能とすることを特徴とする
    請求項9記載のコンピュータが読み出し可能なプログラ
    ムを格納した記憶媒体。
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