JP2000330862A - マイクロコントローラ - Google Patents

マイクロコントローラ

Info

Publication number
JP2000330862A
JP2000330862A JP11136692A JP13669299A JP2000330862A JP 2000330862 A JP2000330862 A JP 2000330862A JP 11136692 A JP11136692 A JP 11136692A JP 13669299 A JP13669299 A JP 13669299A JP 2000330862 A JP2000330862 A JP 2000330862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
data
output
unit
bus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11136692A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Kono
雅史 河野
Toshimichi Matsuzaki
敏道 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11136692A priority Critical patent/JP2000330862A/ja
Publication of JP2000330862A publication Critical patent/JP2000330862A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Executing Machine-Instructions (AREA)
  • Memory System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロコントローラにおいて、バスの消費
電力を低減する。 【解決手段】 ROMBUS制御部14は、例外処理検
出部11がリセット、分岐、割り込み等の例外処理を検
出した場合には、空間判定部13を経て入力された第1
のアドレス発生部12の出力をAROMBUS1に出力
する一方、そうではない場合は、それまで出力していた
アドレスを変更することなくAROMBUS1に出力す
る。例外処理検出部11が例外処理を検出した場合、例
外処理受信部21は第2のアドレス発生部22に例外処
理の発生を通知し、第2のアドレス発生部22はARO
MBUS1上のアドレスを取り込んでアドレスデコーダ
23に出力する。以後、第2のアドレス発生部22は、
クロックCLKに同期してこのアドレスを2ずつ増加さ
せて出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組み込み用途のマ
イクロコントローラに関し、特にバスにおける消費電力
抑制を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロコントローラの動作につ
いて説明する。図6は従来のマイクロコントローラのブ
ロック図、図7は図6のマイクロコントローラの動作を
示すタイミングチャートである。
【0003】図7に示すように、アドレス発生部72
は、通常動作時には、クロックCLKに同期してアドレ
スを2ずつ増加させながら空間判定部73に出力してい
るが、例外処理検出部71が例外処理を検出した場合に
は、例外処理検出部71から入力されたその例外処理に
対応したアドレスを出力し、以後、そのアドレスを2ず
つ増加させながら出力する。図7において、l、m、n
は0以上の整数を表す。
【0004】アドレスで指定されたメモリセルがROM
80内にあると仮定すると、ROMBUS制御部74
は、空間判定部73を経て入力されたアドレス発生部7
2の出力をROM用のアドレスバスであるAROMBU
S1に出力する。したがって、図7に示すように、AR
OMBUS1の信号レベルは、クロックCLKに同期し
て変化する。
【0005】ROM80では、アドレスデコーダ83
は、入力されたアドレスをデコードして、メモリセルア
レイ84の該当するメモリセルのデータをROM用のデ
ータバスであるDROMBUS2に出力させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロコント
ローラでは、クロックサイクル毎にバスの信号レベルが
変化し、バスの配線の静電容量を充放電するために多く
の電力を消費する。また、回路の大規模化によるバスの
配線の静電容量の増大だけではなく、回路の動作が高速
化することによっても、バスにおける消費電力が増大す
るという問題がある。
【0007】本発明は、バスの各配線の信号レベル変化
を極力少なくすることにより、バスで消費される電力を
抑え、消費電力の少ないマイクロコントローラを提供す
ることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、請求項1の発明が講じた手段は、CPUとメモリと
アドレスバスとデータバスとを有するマイクロコントロ
ーラとして、前記CPUは、クロックに同期してアドレ
スを一定値ずつ加算しながら出力する第1のアドレス発
生部と、例外処理の発生を検出した場合には、前記第1
のアドレス発生部の出力を当該例外処理に対応したアド
レスに変更する例外処理検出部と、保持しているアドレ
スをアドレスバスに出力するとともに、前記例外処理検
出部が例外処理の発生を検出した場合には、前記第1の
アドレス発生部の出力を新たなアドレスとして保持し、
出力するバス制御部とを備え、前記メモリは、クロック
に同期してアドレスを一定値ずつ加算しながら出力する
第2のアドレス発生部と、前記例外処理検出部が例外処
理の発生を検出した場合には、前記第2のアドレス発生
部の出力を前記アドレスバス上のアドレスに変更する例
外処理受信部と、前記第2のアドレス発生部の出力をデ
コードするアドレスデコーダと、前記アドレスデコーダ
により選択されたメモリセルのデータを出力するメモリ
セルアレイとを備えたものである。
【0009】請求項1の発明によれば、アドレスバス上
のアドレスは例外処理の発生が検出された場合にのみ変
化するので、アドレスバスの配線の電位が変化する頻度
を少なくすることができ、アドレスバスにおける消費電
力を低減することができる。
【0010】また、請求項2の発明は、CPUとメモリ
とアドレスバスとデータバスとを有するマイクロコント
ローラとして、前記CPUは、クロックに同期してアド
レスを一定値ずつ加算しながら出力するアドレス発生部
と、前記アドレス発生部が出力したアドレスをクロック
に同期してラッチするアドレスラッチ部と、前記アドレ
ス発生部が出力したアドレスと、その直前に前記アドレ
ス発生部が出力して前記アドレスラッチ部がラッチした
アドレスとをビット毎に比較し、値が異なるビットの数
が、値が同一であるビットの数よりも多いことを検出す
る毎に、比較結果を示す信号の信号レベルを反転して出
力するアドレス比較部と、前記アドレス比較部が出力す
る信号に応じて、前記アドレスラッチ部が出力するアド
レスを論理反転してアドレスバスに出力するバス制御部
とを備え、前記メモリは、前記アドレスバス上のアドレ
スを入力とし、前記アドレス比較部が出力する信号に応
じて、当該アドレスを論理反転して出力するアドレス入
力部と前記アドレス入力部の出力をデコードするアドレ
スデコーダと、前記アドレスデコーダにより選択された
メモリセルのデータを出力するメモリセルアレイとを備
えたものである。
【0011】請求項2の発明によれば、CPUがアクセ
スするメモリアドレスを変更するときに、アドレスバス
の配線のうち電位が変化するものの数を常に半数以下に
することができるので、アドレスバスにおける消費電力
を低減することができる。
【0012】さらに、請求項3の発明は、CPUとメモ
リとアドレスバスとデータバスとを有するマイクロコン
トローラとして、前記メモリは、複数のメモリセルを有
するメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイが出力
したデータをクロックに同期してラッチするデータラッ
チ部と、前記メモリセルアレイが出力したデータと、そ
の直前に前記メモリセルアレイが出力して前記データラ
ッチ部がラッチしたデータとをビット毎に比較し、値が
異なるビットの数が、値が同一であるビットの数よりも
多いことを検出する毎に、比較結果を示す信号の信号レ
ベルを反転して出力するデータ比較部と、前記データ比
較部が出力する信号に応じて、前記データラッチ部が出
力するデータを論理反転してデータバスに出力するデー
タ出力部とを備え、前記CPUは、前記データバス上の
データを入力とし、前記データ比較部が出力する信号に
応じて、当該データを論理反転して出力するバス制御部
を備えたものである。
【0013】請求項3の発明によれば、メモリが出力す
るデータを変更するときに、データバスの配線のうち電
位が変化するものの数を常に半数以下にすることができ
るので、データバスにおける消費電力を低減することが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は本発明
の第1の実施形態に係るマイクロコントローラのブロッ
ク図、図2は図1のマイクロコントローラの動作を示す
タイミングチャートである。以下、第1の実施形態に係
るマイクロコントローラについて、図1及び図2を参照
しながら説明する。
【0015】図1において、マイクロコントローラは、
CPU(central processing unit)10及び周辺機能
部33を有し、メモリとしてROM(read only memor
y)20、RAM(random access memory)31及び外
部メモリ32を有している。また、マイクロコントロー
ラは、ROM用のアドレスバスであるROMアドレスバ
ス(以下ではAROMBUSと称する)1、ROM用の
データバスであるROMデータバス(以下ではDROM
BUSと称する)2、RAM用のアドレスバスであるR
AMアドレスバス(以下ではARAMBUSと称する)
3、RAM用のデータバスであるRAMデータバス(以
下ではDRAMBUSと称する)4、周辺機能部用のバ
スであるコアバス(以下ではCOREBUSと称する)
5及びバススイッチ6,7を有している。
【0016】CPU10は、例外処理検出部11、第1
のアドレス発生部12、第1のアドレス発生部12が出
力したアドレスについてアドレス空間判定を行う空間判
定部13、ROM用のバスを制御するROMBUS制御
部14及びRAM用のバスを制御するRAMBUS制御
部15を備えている。
【0017】ROM20は、例外処理受信部21、第2
のアドレス発生部22、アドレスデコーダ23及びメモ
リセルアレイ24を備えている。
【0018】ROM用バスとRAM用バスとは、バスス
イッチ6を介して接続されており、RAM用バスと周辺
機能部用バスとは、バススイッチ7を介して接続されて
いる。これらのバスは、各ビットの情報を伝送する複数
の配線を備えている。
【0019】AROMBUS1は、ROMBUS制御部
14が出力したアドレスを第2のアドレス発生部22及
び外部メモリ32が入力とすることができるように接続
されている。DROMBUS2は、メモリセルアレイ2
4及び外部メモリ32が出力したデータをROMBUS
制御部14が入力とすることができるように接続されて
いる。
【0020】図1のマイクロコントローラの動作につい
て説明する。まず、CPU10における動作について説
明する。
【0021】例外処理検出部11は、リセット、分岐、
割り込み等の例外処理を検出した場合には、例外処理検
出信号の信号レベルを論理的に高電位(以下では“H”
と表記する)にし、例外処理を検出しない場合には、例
外処理検出信号の信号レベルを論理的に低電位(以下で
は“L”と表記する)にする。例外処理検出信号の信号
レベルが“H”のとき、例外処理検出部11は、検出さ
れた例外処理に対応して決められているアドレスを第1
のアドレス発生部12に出力する。
【0022】図2に示すように、第1のアドレス発生部
12は、通常動作時には、アドレスをクロックCLKに
同期して2ずつ増加させながら空間判定部13に出力し
ているが、例外処理検出部11が例外処理を検出した場
合には、例外処理検出部11から入力されたアドレスを
出力し、以後、そのアドレスを2ずつ増加させながら出
力する。図2において、l、m、nは0以上の整数を表
す。
【0023】マイクロコントローラのシーケンスでは、
最初にリセット動作を行う。したがって、まず例外処理
検出信号の信号レベルが“H”になり、例外処理検出部
11がリセット動作に対応したアドレスを第1のアドレ
ス発生部12に出力することからシーケンスが始まる。
【0024】空間判定部13は、第1のアドレス発生部
12から入力されたアドレスが指定するメモリセルがR
OM20、RAM31、外部メモリ32のうちどのメモ
リに存在するかを判定する。ここでは、指定されたメモ
リセルがROM20内にあると仮定すると、空間判定部
13は、アドレスをROMBUS制御部14に出力す
る。
【0025】ROMBUS制御部14は、例外処理検出
信号の信号レベルが“H”である場合には、空間判定部
13を経て入力された第1のアドレス発生部12の出力
をAROMBUS1に出力する。一方、例外処理検出信
号の信号レベルが“H”ではない場合は、ROMBUS
制御部14は、それまで出力していたアドレスを変更す
ることなくAROMBUS1に出力し続ける。
【0026】したがって、図2に示すように、AROM
BUS1の信号レベルは、例外処理検出信号の信号レベ
ルが“H”であるときにのみクロックCLKに同期して
変化する。
【0027】次に、ROM20における動作について説
明する。例外処理受信部21は、例外処理検出部11が
出力する例外処理検出信号を入力とし、例外処理検出信
号が“H”であるときは、第2のアドレス発生部22に
例外処理の発生を通知する。
【0028】図2に示すように、第2のアドレス発生部
22は、通常動作時には、アドレスをクロックCLKに
同期して2ずつ増加させながらアドレスデコーダ23に
出力しているが、例外処理の発生を通知された時には、
AROMBUS1上のアドレスを取り込んで出力し、以
後、このアドレスをクロックCLKに同期して2ずつ増
加させながら出力する。
【0029】アドレスデコーダ23は、入力されたアド
レスをデコードして、メモリセルアレイ24の該当する
メモリセルのデータをDROMBUS2に出力させる。
図2において、例えばD(2n)は、アドレス2nで指
定されるメモリセルのデータを表す。ROMBUS制御
部14は、DROMBUS2上のデータを取り込み、C
PU10内でROM20のデータが利用可能となる。
【0030】このように、ROM用アドレスバスである
AROMBUS1の信号レベルの変化が、例外処理検出
部11による例外処理検出時にのみ生じるので、バスの
配線の信号レベルが変化する頻度が小さく、バスの配線
の静電容量の充放電により消費される電力を低減するこ
とができる。
【0031】なお、本実施形態では、CPU10がメモ
リとしてROM20にAROMBUS1を介してアクセ
スする場合について説明したが、メモリとしてRAM3
1にRAMアドレスバスであるARAMBUS3を介し
てアクセスする場合や、外部メモリ32にアクセスする
場合も同様である。このためには、RAM31や外部メ
モリ32が、例外処理検出部11が出力する例外処理検
出信号を入力とする例外処理受信部21と、第2のアド
レス発生部22とを備えていればよい。
【0032】(第2の実施形態)図3は本発明の第2の
実施形態に係るマイクロコントローラのブロック図、図
4及び図5は図3のマイクロコントローラの動作を示す
タイミングチャートであって、図4はアドレスの転送に
関するもの、図5はデータの転送に関するものである。
以下、第2の実施形態に係るマイクロコントローラにつ
いて、図3、図4及び図5を参照しながら説明する。以
下、第1の実施形態と同一の構成要素については、同一
の符号を付してその説明を省略する。
【0033】図1において、マイクロコントローラは、
CPU40及び周辺機能部63を有し、メモリとしてR
OM50、RAM61及び外部メモリ62を有してい
る。
【0034】AROMBUS1、DROMBUS2、A
RAMBUS3、DRAMBUS4、COREBUS5
及びバススイッチ6,7は第1の実施形態のものと同じ
である。ここでは例として、アドレスバスであるARO
MBUS1及びARAMBUS3の幅は16ビットであ
り、データバスであるDROMBUS2及びDRAMB
US4の幅は8ビットであるとする。
【0035】CPU40は、第1の実施形態におけるC
PU10に、アドレスラッチ部46とアドレス比較部4
7とが加わったものである。
【0036】ROM50は、第1の実施形態におけるア
ドレスデコーダ23、メモリセルアレイ24の他に、ア
ドレス入力部51、データラッチ部52、データ比較部
53及びデータ出力部54を備えている。
【0037】図3のマイクロコントローラの動作につい
て説明する。まず、CPU40における動作について説
明する。
【0038】例外処理検出部11は、リセット、分岐、
割り込み等の例外処理を検出した場合には、検出された
例外処理に対応して決められているアドレスをアドレス
発生部12に出力する。
【0039】図4に示すように、アドレス発生部12
は、通常動作時には、クロックCLKに同期してアドレ
スを2ずつ増加させながらアドレスラッチ部46及びア
ドレス比較部47に出力しているが、例外処理検出部1
1が例外処理を検出した場合には、出力を例外処理検出
部11から入力されたアドレスに変更し、以後、そのア
ドレスを2ずつ増加させながら出力する。図4におい
て、例えばx'4120'は、16進数表記で4120と
表される数を示す。アドレスラッチ部46は、アドレス
発生部12の出力をクロックに同期してラッチしてい
る。
【0040】アドレス比較部47は、アドレス発生部1
2が出力するアドレスと、その直前にアドレス発生部1
2が出力してアドレスラッチ部46がラッチし、出力す
るアドレスとをビット毎に比較し、値が異なるビットの
数が値が同一であるビットの数よりも多いことを検出す
る毎に、比較結果を示す信号の信号レベルを反転して出
力する。
【0041】ここで、アドレス比較部47の出力が
“L”であるとする。また、例えば、アドレス発生部1
2が出力するアドレスがx'be00'、すなわち、2進
数で表記すると1011111000000000、ア
ドレスラッチ部46が出力するアドレスがx'412
2'、すなわち、2進数で表記すると01000001
00100010であるとする。両アドレスをビット毎
に比較すると、値が異なるビットの数が16ビット中1
0ビットであり、値が同一であるビットの数である6ビ
ットよりも多いことから、アドレス比較部47は出力を
“H”に反転して、ROMBUS制御部44及びROM
50のアドレス入力部51に出力する。
【0042】空間判定部13は、アドレスラッチ部46
から入力されたアドレスが指定するメモリセルがROM
50、RAM61及び外部メモリ62のうちどのメモリ
に存在するかを判定する。ここでは、指定されたメモリ
セルがROM20内にあると仮定すると、空間判定部1
3は、アドレスをROMBUS制御部44に出力する。
【0043】ROMBUS制御部44は、アドレス比較
部47の出力の信号レベルが“H”である場合には、空
間判定部13を経て入力されたアドレスを論理反転し、
負論理で表されたアドレスとしてAROMBUS1に出
力する。例えば、ROMBUS制御部44は、入力され
たアドレスがx'be00'であるとすると、これを論理
反転して、x'41ff'を出力する。
【0044】一方、アドレス比較部47の出力の信号レ
ベルが“H”ではない場合は、ROMBUS制御部44
は、空間判定部13を経て入力されたアドレスをそのま
ま、正論理で表されたアドレスとしてAROMBUS1
に出力する。
【0045】したがって、図4に示すように、AROM
BUS1において、アドレス変化の際に値が変化するビ
ットの数、すなわち、信号レベルが変化する配線の数が
アドレスバスの配線の数の過半数になることがない。
【0046】次に、ROM50における動作について説
明する。
【0047】アドレス入力部51は、アドレス比較部4
7の出力及びAROMBUS1上のアドレスを入力とす
る。アドレス入力部51は、アドレス比較部47の出力
の信号レベルが“H”であるときはAROMBUS1上
のアドレスは負論理であることから、入力したアドレス
を論理反転してアドレスデコーダ23に出力する。例え
ば、アドレス入力部51は、入力されたアドレスがx'
41ff'であるとすると、これを論理反転して、x'b
e00'を出力する。すなわち、アドレスは正論理で表
された元のアドレスに復元される。
【0048】一方、アドレス比較部47の出力の信号レ
ベルが“H”ではない場合は、アドレス入力部51は、
入力されたアドレスをそのままアドレスデコーダ23に
出力する。
【0049】したがって、アドレスデコーダ23には、
常に正論理のアドレスが入力される。アドレスデコーダ
23は、入力されたアドレスをデコードして、該当する
メモリセルのデータをメモリセルアレイ24に出力させ
る。
【0050】以上はアドレスバスについて、信号レベル
の変化を極力少なくした例について説明したが、以下で
は、同様にしてデータバスについて信号レベルの変化を
極力少なくした例について説明する。
【0051】まず、ROM50における動作について説
明する。図5において、例えばD(x'4120')は1
6進数表記で4120と表されるアドレスで指定される
メモリセルのデータを表す。
【0052】データラッチ部52は、メモリセルアレイ
24が出力するデータをクロックCLKに同期してラッ
チする。
【0053】データ比較部53は、メモリセルアレイ2
4が出力するデータと、その直前にメモリセルアレイ2
4が出力してデータラッチ部52がラッチし、出力する
データとをビット毎に比較し、値が異なるビットの数が
値が同一であるビットの数よりも多いことを検出する毎
に、比較結果を示す信号の信号レベルを反転して出力す
る。
【0054】ここで、データ比較部53の出力が“L”
であるとする。また、例えば、メモリセルアレイ24が
出力するデータがx'fe'、すなわち、2進数で表記す
ると11111110、データラッチ部52が出力する
データがx'00'、すなわち、2進数で表記すると00
000000であるとする。両データをビット毎に比較
すると、値が異なるビットの数が8ビット中7ビットで
あり、値が同一であるビットの数である1ビットよりも
多いことから、データ比較部53は出力を“H”に反転
して、データ出力部54及びCPU40のROMBUS
制御部44に出力する。
【0055】データ出力部54は、データ比較部53の
出力の信号レベルが“H”である場合には、データラッ
チ部52が出力するデータを論理反転し、負論理のデー
タとしてDROMBUS2に出力する。例えば、データ
出力部54は、入力されたデータがx'fe'であるとす
ると、これを論理反転して、x'01'を出力する。
【0056】一方、データ比較部53の出力の信号レベ
ルが“H”ではない場合は、データ出力部54は、デー
タラッチ部52が出力するデータをそのまま、正論理の
データとしてDROMBUS2に出力する。
【0057】したがって、図5に示すように、DROM
BUS2において、データが変化する際に値が変化する
ビットの数、すなわち、信号レベルが変化する配線の数
がデータバスの配線の数の過半数になることがない。
【0058】次に、CPU40における動作について説
明する。
【0059】ROMBUS制御部44は、データ比較部
53の出力及びDROMBUS2上のデータを入力とす
る。ROMBUS制御部44は、データ比較部53の出
力の信号レベルが“H”であるときはDROMBUS2
上のデータは負論理であることから、入力したデータを
論理反転して出力する。例えば、ROMBUS制御部4
4は、入力されたデータがx'01'であるとすると、こ
れを論理反転して、x'fe'を出力する。すなわち、デ
ータは正論理の元のデータに復元される。
【0060】一方、アドレス比較部47の出力の信号レ
ベルが“H”ではない場合は、ROMBUS制御部44
は、入力されたアドレスをそのまま出力する。
【0061】したがって、CPU40では、常に正論理
のデータを利用できる。
【0062】以上のように、本実施形態によると、アド
レスバスAROMBUS1及びデータバスDROMBU
S2において値が変化するビット数を極力少なくして、
バスにおける消費電力を抑制しながら、CPU40とR
OM50との間でアドレスやデータを転送することがで
きる。
【0063】なお、本実施形態では、CPU40がメモ
リとしてROM40にAROMBUS1及びDROMB
US2を介してアクセスする場合について説明したが、
メモリとしてRAM61にRAM用バスであるARAM
BUS3及びDRAMBUS4を介してアクセスする場
合や、外部メモリ62にアクセスする場合も同様であ
る。このためには、RAM61や外部メモリ62が、ア
ドレス比較部47の出力信号を入力とするアドレス入力
部51、データラッチ部52、データ比較部53及びデ
ータ出力部54を備えていればよい。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、アドレ
スバスやデータバスにおいて各ビットの値の変化を極力
少なくして、バスの配線の信号レベルが変化する頻度を
抑えることにより、バスの機能を保ちながらバスで消費
される電力を抑制し、消費電力が少ないマイクロコント
ローラを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るマイクロコント
ローラのブロック図である。
【図2】図1のマイクロコントローラの動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るマイクロコント
ローラのブロック図である。
【図4】図3のマイクロコントローラの動作を示すタイ
ミングチャートであって、アドレスの転送に関するもの
である。
【図5】図3のマイクロコントローラの動作を示すタイ
ミングチャートであって、データの転送に関するもので
ある。
【図6】従来のマイクロコントローラのブロック図であ
る。
【図7】図6の従来のマイクロコントローラの動作を示
すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 ROMアドレスバス(AROMBUS) 2 ROMデータバス(DROMBUS) 3 RAMアドレスバス(ARAMBUS) 4 RAMデータバス(DRAMBUS) 5 コアバス(COREBUS) 6,7 バススイッチ 10,40,70 CPU 11,71 例外処理検出部 12 第1のアドレス発生部 13,73 空間判定部 14,44,74 ROMBUS制御部 15,45,75 RAMBUS制御部 20,50,80 ROM 21 例外処理受信部 22 第2のアドレス発生部 23,83 アドレスデコーダ 24,84 メモリセルアレイ 31,61,91 RAM 32,62,92 外部メモリ 33,63,93 周辺機能部 46 アドレスラッチ部 47 アドレス比較部 51 アドレス入力部 52 データラッチ部 53 データ比較部 54 データ出力部 72 アドレス発生部 CLK クロック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUとメモリとアドレスバスとデータ
    バスとを有するマイクロコントローラであって、 前記CPUは、 クロックに同期してアドレスを一定値ずつ加算しながら
    出力する第1のアドレス発生部と、 例外処理の発生を検出した場合には、前記第1のアドレ
    ス発生部の出力を当該例外処理に対応したアドレスに変
    更する例外処理検出部と、 保持しているアドレスをアドレスバスに出力するととも
    に、前記例外処理検出部が例外処理の発生を検出した場
    合には、前記第1のアドレス発生部の出力を新たなアド
    レスとして保持し、出力するバス制御部とを備え、 前記メモリは、 クロックに同期してアドレスを一定値ずつ加算しながら
    出力する第2のアドレス発生部と、 前記例外処理検出部が例外処理の発生を検出した場合に
    は、前記第2のアドレス発生部の出力を前記アドレスバ
    ス上のアドレスに変更する例外処理受信部と、 前記第2のアドレス発生部の出力をデコードするアドレ
    スデコーダと、 前記アドレスデコーダにより選択されたメモリセルのデ
    ータを出力するメモリセルアレイとを備えたものである
    マイクロコントローラ。
  2. 【請求項2】 CPUとメモリとアドレスバスとデータ
    バスとを有するマイクロコントローラであって、 前記CPUは、 クロックに同期してアドレスを一定値ずつ加算しながら
    出力するアドレス発生部と、 前記アドレス発生部が出力したアドレスをクロックに同
    期してラッチするアドレスラッチ部と、 前記アドレス発生部が出力したアドレスと、その直前に
    前記アドレス発生部が出力して前記アドレスラッチ部が
    ラッチしたアドレスとをビット毎に比較し、値が異なる
    ビットの数が、値が同一であるビットの数よりも多いこ
    とを検出する毎に、比較結果を示す信号の信号レベルを
    反転して出力するアドレス比較部と、 前記アドレス比較部が出力する信号に応じて、前記アド
    レスラッチ部が出力するアドレスを論理反転してアドレ
    スバスに出力するバス制御部とを備え、 前記メモリは、 前記アドレスバス上のアドレスを入力とし、前記アドレ
    ス比較部が出力する信号に応じて、当該アドレスを論理
    反転して出力するアドレス入力部と、 前記アドレス入力部の出力をデコードするアドレスデコ
    ーダと、 前記アドレスデコーダにより選択されたメモリセルのデ
    ータを出力するメモリセルアレイとを備えたものである
    マイクロコントローラ。
  3. 【請求項3】 CPUとメモリとアドレスバスとデータ
    バスとを有するマイクロコントローラであって、 前記メモリは、 複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、 前記メモリセルアレイが出力したデータをクロックに同
    期してラッチするデータラッチ部と、 前記メモリセルアレイが出力したデータと、その直前に
    前記メモリセルアレイが出力して前記データラッチ部が
    ラッチしたデータとをビット毎に比較し、値が異なるビ
    ットの数が、値が同一であるビットの数よりも多いこと
    を検出する毎に、比較結果を示す信号の信号レベルを反
    転して出力するデータ比較部と、 前記データ比較部が出力する信号に応じて、前記データ
    ラッチ部が出力するデータを論理反転してデータバスに
    出力するデータ出力部とを備え、 前記CPUは、 前記データバス上のデータを入力とし、前記データ比較
    部が出力する信号に応じて、当該データを論理反転して
    出力するバス制御部を備えたものであるマイクロコント
    ローラ。
JP11136692A 1999-05-18 1999-05-18 マイクロコントローラ Pending JP2000330862A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11136692A JP2000330862A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 マイクロコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11136692A JP2000330862A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 マイクロコントローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000330862A true JP2000330862A (ja) 2000-11-30

Family

ID=15181250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11136692A Pending JP2000330862A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 マイクロコントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000330862A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5652536A (en) Non-glitch clock switching circuit
US6345334B1 (en) High speed semiconductor memory device capable of changing data sequence for burst transmission
US6301322B1 (en) Balanced dual-edge triggered data bit shifting circuit and method
JP3007475B2 (ja) メモリ装置
JP2001202270A (ja) 内部バストレース機能付プロセッサ
KR100309800B1 (ko) 동기랜덤액세스메모리장치
US4999807A (en) Data input circuit having latch circuit
KR100238869B1 (ko) 버스트 모드 신호를 제공하기 위한 반도체 메모리 장치
JP2719052B2 (ja) マイクロコンピュータ
JP2000173261A (ja) 修正されたピンポンモ―ドで動作するメモリ
JP2000330862A (ja) マイクロコントローラ
US5550996A (en) ROM burst transfer continuous read-out extension method and a microcomputer system with a built-in ROM using this method
US5151983A (en) Microcomputer system with selectively bypassed memory output latches
US4757504A (en) Polyphase parity generator circuit
US20020188771A1 (en) Direct memory access controller for carrying out data transfer by determining whether or not burst access can be utilized in an external bus and access control method thereof
JP2000047849A (ja) バッファアクセス制御回路
JP4531559B2 (ja) Fifoレジスタおよびfifoレジスタを備えるデジタル信号プロセッサ
JP2581484B2 (ja) データ処理システム
JPH0454653A (ja) キャッシュメモリ
KR20010027123A (ko) 동작 전류 소모가 감소된 고속 메모리장치
JP3242474B2 (ja) データ処理装置
JPH0528104A (ja) マルチプロセツサシステム
JP2594919B2 (ja) ロジックlsi
US20020083295A1 (en) Semiconductor memory
JPH03209544A (ja) メモリ制御回路