JPH0454653A - キャッシュメモリ - Google Patents

キャッシュメモリ

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Publication number
JPH0454653A
JPH0454653A JP2164121A JP16412190A JPH0454653A JP H0454653 A JPH0454653 A JP H0454653A JP 2164121 A JP2164121 A JP 2164121A JP 16412190 A JP16412190 A JP 16412190A JP H0454653 A JPH0454653 A JP H0454653A
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JP
Japan
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memory
data
address
cache
main memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP2164121A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Furunoma
古野間 利彦
Yasue Saikou
齋江 靖江
Takashi Kikuchi
隆 菊池
Masaki Iwata
岩田 昌己
Kotoko Sasaki
佐々木 琴子
Yasufumi Fuse
布施 靖文
Susumu Hatano
進 波多野
Kenji Nishimoto
賢二 西本
Hirokazu Aoki
郭和 青木
Osamu Nishii
修 西井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、外部に配置されたメインメモリの記憶情報の
一部を共有することによりこのメインメモリの階層化を
可能とするキャッシュメモリ、更にはプロセッサのアク
セス対象データを含む所定のデータ群のサイズ(ブロッ
クサイズ)をメインメモリのアドレス空間毎に個別的に
設定可能とする技術に関し、例えばデータ処理装置に適
用して有効な技術に関する。
〔従来の技術〕
メインメモリの情報を一部キャッシュメモリに共有させ
てメインメモリを階層化させることにより、プロセッサ
によるメモリアクセス時間を短縮することができる。す
なわち、プロセッサからの要求に応じてメインメモリか
ら取出してキャッシュメモリに記憶されたデータはその
後もしばらくはアクセスされる可能性が高く、従って、
メインメモリのデータが一部キャッシュメモリに記憶さ
れると、キャッシュメモリの高速メモリとしての機能が
発揮され、これによりプロセッサのメモリアクセス待ち
時間が大幅に削減される。
一般に、プロセッサからのメモリアクセスに対し、キャ
ッシュメモリ内にそのアクセス領域のデータが存在する
確立はヒツト率で示され、データが存在する場合はキャ
ッシュ・ヒツトと称され、データが存在しない場合はキ
ャッシュ・ミスと称される。キャッシュ・ミスの場合に
は、プロセッサからの要求アドレスのワードを含むデー
タの固まり(データ群)がメインメモリからキャッシュ
メモリへ取込まれ、次回からのアクセスに備えられる。
尚、キャッシュメモリについて記載された文献の例とし
ては、「1チツプキヤツシユメモリμpD43608R
の概要と活用法(インタフェースAug  1987)
Jがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のキャッシュメモリにおいては、プロセッサからの
要求アドレスのワードを含むデータの固まりの大きさ(
ブロックサイズという)を当該データの種類又はタスク
に応じて変更することができる。しかしながら、これを
実行するにはシステムの動作を停止してキャッシュメモ
リ内のレジスタの初期設定を行なわなければならず、こ
の初期設定のためのロスタイムによりキャッシュメモリ
応用システムのスループット向上が阻害されているのが
本発明者によって明らかにされた。
本発明の目的は、キャッシュメモリ内レジスタの初期設
定に起因するロスタイムを低減することによりキャッシ
ュメモリ応用システムのスループットの向上を図ること
ができる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述及び添付図面より明らかになるであろう
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、プロセッサからのメインメモリアクセスに対
して内部データにそのアクセス対象データが存在しない
場合にメインメモリから内部データメモリに取込まれる
データ群のサイズを、上記メインメモリのアドレス空間
毎に設定可能な記憶手段を含んでキャッシュメモリを構
成するものである。ここで、上記プロセッサが出力する
アクセスアドレスに基づいて、アクセス対象領域がメイ
ンメモリのどのアドレス空間に含まれるかを判定して上
記記憶手段から該当するサイズ情報を読出し可能とする
判定回路を含めることができる。また、上記内部データ
メモリにアクセス対象データが存在しない場合に、上記
記憶手段に設定されたサイズ情報に基づいて上記メイン
メモリの読出しアドレス信号を設定するアドレスカウン
タを含めることができる。
〔作 用〕
上記した手段によれば、上記記憶手段に設定されたサイ
ズ情報に従って、上記データ群のサイズ変更が可能とさ
れ、このことが、キャッシュメモリ内レジスタ初期設定
のためのシステム動作停止を不要とし、キャッシュメモ
リ応用システムのスループット向上を達成する。
〔実 施 例〕
第4図には本発明の一実施例であるキャッシュメモリが
適用されるデータ処理装置が示される。
同図に示されるように、このデータ処理装置は、キャッ
シュメモリ3を含み、このキャッシュメモリ3にメイン
メモリ6の記憶情報の一部を共有させてメインメモリ6
を階層化させることにより、プロセッサ(MPU)1に
よるメモリアクセス時間の短縮が可能とされる。プロセ
ッサ1は、特に制限されないが、プロセッサバス2を介
してキャッシュメモリ3に結合される。このキャッシュ
メモリ3はメモリバス4に結合される。上記メインメモ
リ6には、特に制限されないが、DRAM(ダイレクト
・ランダム・アクセス・メモリ)が適用され、このメイ
ンメモリ6のリフレッシュタイミング等は、メモリバス
4とメインメモリ6との間に介在されたDRAMコント
ローラ5によって行なわれる。また、メモリバス4には
、MPU1で実行されるプログラム等髪格納するROM
(リード・オンリ・メモリ)7や、外部システムとの間
でシリアルデータのやりとりを可能とするI 10(イ
ンプット・アウトプット)モジュール8が結合され、更
にはシステムバスアダプタ9を介してシステムバス16
が結合される。システムバス16には、上記MPUIに
よって設定された条件下でダイレクトメモリアクセスを
行なうDMAC(ダイレクト・メモリ・アクセス・コン
トローラ)10、データファイルが形成される磁気ディ
スク装置14やフロッピーディスク装置15、この磁気
ディスク装置14やフロッピーディスク装置15のファ
イル制御を行なうファイルコントローラ13、ファイル
内容や上記MPUIでの演算結果等を必要に応じて表示
するためのフレームバッファ11やCRTデイスプレィ
12が結合される。
第1図には上記キャッシュメモリ3の詳細な構成が示さ
れる。同図に示されるキャッシュメモリ3は特に制限さ
れないが、公知の半導体集積回路技術により単結晶シリ
コンなどの一つの半導体基板に形成される。
同図に示されるキャッシュメモリ3はアドレス格納部2
3、データメモリ24.制御手段30を有する。データ
メモリ24にはメインメモリ6に格納される情報の一部
が記憶され、この情報のアドレス情報がアドレス格納部
23に格納される。
従ってこのアドレス格納部23の格納内容を参照すれば
、MPUIのアクセス対象データがデータメモリ24内
に存在するか否かが解る。プロセッサ1からのメインメ
モリ6のアクセスに対して内部のデータメモリ24内に
そのアクセス対象データが存在しない場合に、そのアク
セス対象データを含む所定のデータ群がメインメモリ6
からデータメモリ24に転送される。このような転送制
御は制御手段30によって行なわれる。
制御手段30は、特に制限されないが、上記プロセッサ
1から出力されたアクセスアドレスADDの下位2ビツ
トM−1,M−2をデコードとするデコーダ20、メイ
ンメモリ6のアドレス空間に対応する領域の先頭アドレ
ス、最終アドレスやその領域に呼応するブロックサイズ
(データ群のサイズ)情報を格納する領域判定レジスタ
21、上記プロセッサ1が出力するアクセスアドレスA
DDに基づいて、アクセス対象領域がメインメモリ6の
どのアドレス空間に含まれるかを判定して上記領域判定
レジスタ21から該当するサイズ情報を読出し可能とす
る判定回路22、上記データメモリ24にアクセス対象
データが存在しない場合すなわちキャッシュ・ミスの場
合に、上記領域判定レジスタ21に設定されたブロック
サイズ情報に基づいて上記メインメモリ6の読出しアド
レス信号を生成するアドレスカウンタ31を含む。
上記判定回路22は次のように構成される。
すなわち領域判定レジスタ21に設定された先頭アドレ
ス(A、C,E、G)及び最終アドレス(B、D、F、
H)に対応して配置されたコンパレータ31a乃至31
2hと、このコンパレータ31a乃至31hの後段に配
置された3人力論理積回路32とを含む。この論理積回
路32は上記コンパレータ2個に対して1個の割合いで
配置され、上記アドレス格納部23からのキャッシュ・
ミス信号RMISSがハイレベルにアサートされること
により活性化される。コンパレータ31aでは先頭アド
レスAとMPU1からの要求アドレスADDとの比較(
ADD≧Aが成立するか否かの判別)がなされ、コンパ
レータ31bでは最終アドレスBとMPUIからの要求
アドレスADDとの比較(ADD≦Bが成立するか否か
の判別)がなされ、その比較結果が後段の論理積回路に
伝達される。この結果、先頭アドレスAと最終アドレス
Bとの間にMPU1からの要求アドレスADDが含まれ
る場合には、換言すれば、A≦ADD≦Bが成立する場
合には、アドレス格納部23からのキャッシュ・ミス信
号RMISSがハイレベルにアサートされて、いること
を条件に当該アンドゲート32の出力がハイレベルとな
り、これによって領域判定レジスタ21より該当するブ
ロックサイズ情報が読出される。本実施例に従えばこの
場合のブロックサイズ情報は128B (バイト)とさ
れ、これがアドレスカウンタ31に伝達される。アドレ
スカウンタ31では、伝達されたブロックサイズ情報に
従って、メインメモリ6の読出しアドレス信号が生成さ
れる。
尚、MPUIからの要求アドレスADDによっては、コ
ンパレータ31g、31hとそれらの後段の論理積回路
32とによってH≦ADD≦Gの成立することが検知さ
れ、あるいはその他のコンパレータ等によってF≦AD
D≦EやD≦ADD≦Cの成立することが検知される場
合もあり、このような場合にも上記と同様に該当するブ
ロックサイズ情報が領域判定レジスタ21から読出され
る。
次に第2図、第3図及び第5図乃至第7図をも参照に加
えて上記領域判定レジスタ21について詳述する。
第2図には領域判定レジスタ21と、MPU1で管理さ
れるアドレスMAPとの関係が示される。
MPUIによって管理されるアドレス空間において、ア
ドレス100OOHからIFFFFHまでが第1領域と
され、アドレス20000Hから2FFFFHまでが第
2領域とされ、アドレス30000Hから3FFFFH
までが第3領域とされ、アドレス40000Hから4F
FFFHまでが第4領域とされる。第1領域乃至第4領
域それぞれの先頭アドレス及び最終アドレスは領域判定
レジスタ21に格納される。そして当該レジスタ21に
は当該領域との対応関係でブロックサイズ情報が格納さ
れる。ブロックサイズは、第1領域が128B(バイト
)、第2領域が64B、第3領域が32B、第4領域が
16Bとされ、それらは2ビツト構成のブロックサイズ
情報によって識別される。すなわち第3図にブロックサ
イズとその情報との対応表が示されるように、16Bは
OO”、32Bは“01”、64Bは“10”、128
Bは“11”によってそれぞれ表わされる。尚、後述す
るようにブロックサイズ情報の2ビツトには領域判定レ
ジスタ21の31ビツト目と30ビツト目が割当てられ
る。
第5図には領域判定レジスタ21の詳細な構成が示され
る。同図に示されるように領域判定レジスタ21は、特
に制限されないが、上記第1領域乃至第4領域に対応す
る4つのレジスタREGO#〜REG3#を含む、レジ
スタREGO#〜REG3#は32個のラッチ回路46
を備えることにより32ビツト構成とされる。そしてO
ビット目から14ビツト目までが最終アドレス情報記憶
エリアとされ、15ビツト目から29ビツト目までが先
頭アドレス情報記憶エリアとされ、30ビツト目及び3
1ビツト目がブロックサイズ情報の記憶エリアとされる
。レジスタREGO#〜REG3#に含まれる全てのラ
ッチ回路46には、当該レジスタREGO#〜REG3
#に対応して配置されたライト用ワード線WOW乃至W
3Wがそれぞれ結合され、また、30ビツト目と31ビ
ツト目のラッチ回路には当該レジスタREGO#〜RE
G3#に対応するリード用ワード線WOR乃至W3Rが
それぞれ結合される。第1のワード線WOW乃至W3W
には2人力論理積回路38乃至41の出力端子が結合さ
れる。この論理積回路38乃至41には、MPUIから
のレジスタ制御信号REGEとリードライト信号R/W
との負論理積を得る負論理積回路36の出力信号と、デ
コーダ20からの出力信号とが入力される。この結果、
レジスタ制御信号REGEがロウレベルにアサートされ
ている場合においてリードライト信号R/Wがロウレベ
ルのときには論理積回路38〜41が活性化され、この
ときMPU1からの要求アドレス信号ADDの下位2ビ
ツトM−1,M−2によって選択されたラッチ回路のみ
が書込み状態とされる。この状態において書込み用デー
タ線に載せられた書込みデータが、該当するラッチ回路
に書込まれる。これにより先頭アドレス情報や最終アド
レス情報さらにはブロックサイズ情報の変更が可能とさ
れる。尚、図面上省略されているが書込みデータ線はM
PU1に結合され、領域判定しジスタ21に含まれる全
てのラッチ回路46へのデータ書込みは、MPUIの制
御によりこの書込みデータ線を介して行なわれる。
また、負論理積回路36の出力がロウレベルとされ、こ
れにより反転回路37の出力がハイレベルとされた場合
には論理積回路42〜45が活性化され、このとき上記
判定回路22の出力RO〜R3のいずれかによって特定
されるレジスタREGO#乃至REG3#に含まれる3
0ビツト目及び31ビツト目のラッチ回路からの情報読
出しが可能とされる。尚、レジスタREGO#乃至RE
G3#のOビット目から29ビツト目までのラッチ回路
については通常読出し状態とされ、ライト用ワード線W
OW乃至W3Wがハイレベルのときにのみ書込み可能状
態とされる。
第6図には、ブロックサイズ情報が格納されるラッチ回
路(30ビット目、31ビツト目)の具体的構成例が示
される。同図に示されるようにこのラッチ回路は、特に
制限されないが、インバータ54.55をループ状に接
続し、一方のノード60にデータ取込みゲート回路を接
続し、他方のノード61にインバータ56を介してデー
タ出力ゲート回路を接続して成る。データ取込みゲート
回路は、直列接続されたPチャンネルMO8FET51
とNチャンネルMO3FET52.53とを含み、MO
5FET51.53のゲートはライト用データ線に共通
接続され、MO8FET52のゲートはライト用ワード
線例えばWOWに接続され、MO8FET51のドレイ
ン及びMO8FET53のソースはそれぞれ電源電圧V
cc、Vss端子に接続される。かかる構成において、
ライト用ワード線例えばWOWがハイレベルにアサート
された場合にMO8FET52がオン状態とされ、この
とき書込み用データ線を介して入力された情報の書込み
が可能とされる。また、上記データ出力ゲート回路は直
列接続されたPチャンネルMO8FET57とNチャン
ネルMO8FET58.59とを含み、MO5FET5
7.59のゲートはインバータ56の出力端子に共通接
続され、MO8FET58のゲートはライト用ワード線
WORに接続される。かかる構成において、ライト用ワ
ード線例えばWORがハイレベルにアサートされた場合
にMO5FE758がオン状態とされ、このときインバ
ータ54.55のラッチ状態が読出し用データ線に出力
可能とされる。
第7図には、最終アドレス情報及び先頭アドレス情報が
格納されるラッチ回路(0ビツト目〜29ビツト目)の
具体的な構成例が示される。同図に示されるようにこの
ラッチ回路は、特に制限されないが、クロックドインバ
ータ65とインバータ66とをループ状に接続し、一方
のノード67にデータ取込み用のクロックドインバータ
64を接続し、他方のノード68を読出し用データ線に
接続して成る。クロックドインバータ63.64の制御
端子にはライト用ワード線WOW、及びこのライト用ワ
ード線の状態を反転するインバータ63の出力端子が結
合され、当該クロックドインバータ63.64が相補的
に出力可能状態とされる。ライト用ワード線WOWがハ
イレベルにアサートされた場合には書込みデータ線を介
して入力された情報の書込みが可能とされる。また、ノ
ード68が読出し用データ線に直接結合されているため
、当該ラッチ回路に保持された情報は常時読出し可能と
される。
第8図にはアドレスカウンタ31の詳細な構成が示され
る。同図に示されるようにアドレスカウンタ31は、特
に制限されないが、キャッシュ・ミスの場合にMPUI
の要求アドレスADDを初期アドレスとして保持可能な
初期ラッチ回路70と、この初期ラッチ回路70の保持
値をインクリメントする計数部73と、この計数部73
の出力を保持可能な出力ラッチ回路72と、計数部73
の出力が初期アドレスに等しくなった場合を検知して当
該計数部73の動作を停止させるコンパレータ71とを
含む。計数部73での使用ビット数(カウンタ使用ビッ
ト数)は2,3,4.5とされ、それらは領域判定レジ
スタ21からのブロックサイズ情報BLKS I ZE
に呼応して選択される。すなわち第9図に示されるよう
にブロックサイズ情報BLKS I ZEが16B/B
LKの場合にカウンタ使用ビット数は2とされ、32B
/BLKの場合には3とされ、64B/BLKの場合に
は4とされ、128B/BLKの場合には5とされる。
次にキャッシュ・ヒツト及びキャッシュ・ミスの場合の
動作を説明する。
第10図にはキャッシュ・ヒツト時の動作タイミングが
示される。同図においてCLOCKはシステムクロック
、ADDはMPU1の要求アドレス信号、BSはバスサ
イクル起動信号、DCはデータの有効性を示すスロープ
信号、R/Wはリード・ライト信号、DATAはMPU
Iに取込まれるデータである6 システムクロックに同期してMPUIより所要のアドレ
ス信号ADDが出力され、アドレス格納部23の格納ア
ドレス情報によってそれがキャッシュ・ヒツトとされる
場合には、データメモリ24から該当するデータが読出
されてMPUIに転送される。このときリード・ライト
信号R/Wはハイレベルとされるが、キャッシュ・ヒツ
トであるためブロックサイズ情報の読出しは行なわれな
い。尚、キャッシュ・ヒツトによってデータメモリ24
からMPUIに転送されたデータは所要の演算処理等に
供されるが、それは通常のキャッシュメモリシステムと
同様であり、ここでは詳述しない。
第11図にはキャッシュ・ミス時の動作タイミングがキ
ャッシュ・ヒツトとの関係で示される。
MM (メインメモリ)バスにおいてMBLOCKはメ
モリブロック、MBSはメインメモリバスサイクル起動
信号、MDCはメインメモリデータストローブ信号、D
ataはメインメモリ6から出力されるデータである。
MPUIの要求アドレスADDに対応するデータがデー
タメモリ24に存在しない場合キャッシュ・ミスとされ
、キャッシュ・ヒツト信号CHIT(キャッシュ・ミス
信号RMISSと等価)はハイレベルのままの状態とさ
れる。このときアドレスカウンタ31では要求アドレス
ADDを初期アドレスとしてメインメモリ6の読出しア
ドレス信号が生成される。この読出しアドレスはC,C
+1.C+2.・・・で示される。また、この読出しア
ドレスの範囲は既述したように領域判定レジスタ21よ
り読出されたブロックサイズ情報BLKS I ZEに
よって決定される。
第12A図乃至第15C図には、キャッシュ・ミス時の
データリプレース(データメモリ24の書換え)におけ
るデータブロックのサイズ変化が模式的に示される。
第12A図乃至第13C図には、キャッシュ領域をコピ
ーバック領域として使用してキャッシュ・ミスとなった
場合が示される。
第12A図に示されるようにデータリプレース前におい
てデータメモリ24の格納データのブロックサイズを1
6B(バイト)とすると、第12B図に示されるように
キャッシュ・ミスによりバリッドビット(データの有効
性を示すビットでVで示される)が“0”とされてデー
タメモリ24の格納データがメインメモリ6に戻され(
これをブロックパージと称する)、シかる後に第12C
図に示されるようにMPUIの要求アドレスに対応する
データを含むデータ群例えば64 B/B LKのデー
タ群がメインメモリ6からデータメモリ24に転送され
る。このとき、データメモリ24内のデータブロックサ
イズは、キャッシュ・ミス時のデータリプレースによっ
て168/B LKから648/BLKに変更される。
また、第13A図に示されるようにデータリプレース前
においてデータメモリ24の格納データのブロックサイ
ズを64B(バイト)とすると、第13B図に示される
ようにキャッシュ・ミスによりバリッドビットVが“0
”とされてデータメモリ24の格納データがメインメモ
リ6に戻され、しかる後に第13c図に示されるように
MPUIの要求アドレスに対応するデータを含むデータ
群例えば16B(バイト)のデータ群がメインメモIJ
 5iからデータメモリ24に転送される。このとき、
データメモリ24内のデータブロックサイズは、キャッ
シュ・ミス時のデータリプレースによって64B/BL
Kから168/BLKに変更される。尚、データメモリ
24において当該データブロック転送に係る16Bデー
タ以外のデータは無効なデータ(無意味なデータ)とさ
れる。
第14A図乃至第15C図にはライトスルー領域で使用
してキャッシュ・ミスとなった場合が示される。
第14A図に示されるようにデータリプレース前におい
てデータメモリ24の格納データのブロックサイズを1
6B(バイト)とすると、キャッシュ・ミスにより第1
4B図に示されるように、バリッドビットVが“0”と
され、MPUIの要求アドレスADDに従ってデータメ
モリ24及びメインメモリ6へのデータ書込みが行なわ
れる。
このとき、MPUIの要求アドレスADDに応じて選択
されるブロックサイズ情報に基づいてアドレスカウンタ
31によりメインメモリ6の書込みアドレスが生成され
、これによってメインメモリ6へのデータ書込みが行な
われる。データリプレースによるブロックサイズは第1
4C図に示されるように648/BLKとされる。つま
り、データメモリ24内のデータブロックサイズがデー
タリプレースによって168/BLKから64B/BL
Kに変更される。
また、第15A図に示されるようにデータリプレース前
においてデータメモリ24の格納データのブロックサイ
ズを64B (バイト)とすると、キャッシュ・ミスに
より第15B図に示されるように、バリッドビット■が
It OI+とされ、MPU1の要求アドレスADDに
従ってデータメモリ24及びメインメモリ6へのデータ
書込みが行なわれる。このとき、MPU1の要求アドレ
スADDに応じて選択されるブロックサイズ情報に基づ
いてアドレスカウンタ31によりメインメモリ6の書込
みアドレスが生成され、これによってメインメモリ6へ
のデータ書込みが行なわれる。このときブロックサイズ
は第15C図に示されるように64B/BLKから16
8/BLKに変更される。
本実施例によれば以下の作用効果を得ることができる。
(1)領域判定レジスタに設定されたブロックサイズ情
報に従ってキャッシュ・ミス時のデータリプレースの際
にデータメモリ24内のデータブロックのサイズ変更が
可能とされるので、従来システムのようにキャッシュメ
モリ内レジスタの初期設定のための動作を停止する必要
が無くなり、キャッシュメモリ応用システムとしてのデ
ータ処理装置のスループットの向上を図ることができる
(2)MPUIの要求アドレスADDに基づいて、アク
セス対象領域がメインメモリ6のどのアドレス空間に含
まれるかを判定する判定回路22を、複数のコンパレー
タ31a〜31h及び論理積回路32により比較的簡単
に構成することができる。
(3)アドレスカウンタ31の使用ビット数をブロック
サイズ情報BLKS I ZEに従って判定し、MPU
Iからの初期アドレスADDと計数部73のインクリメ
ント出力値との比較により両者が一致した場合にアドレ
ス発生を停止するようにしたことにより、所定のデータ
群のアドレス情報を連続的に、しかも比較的簡単に生成
することができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されず
、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であ
る。
また以上の説明では主として本発明者によってなされた
発明をシングルチップのキャッシュメモリに適用した場
合について説明したが、本発明はそれに限定されるもの
ではなく1機能モジュール毎に別個の半導体基板を用い
て形成されたものなどにも適用することができる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
すなわち、記憶手段に設定されたブロックサイズ情報に
従ってデータ群のサイズ変更が可能とされ、これによっ
て、キャッシュメモリ内レジスタ初期設定のためのシス
テム動作停止が不要とされるので、キャッシュメモリ応
用システムのスループットの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るキャッシュメモリの一実施例ブロ
ック図、 第2図は本実施例における領域判定レジスタとMPUで
管理されるアドレスマツプとの関係説明図、 第3図はブロックサイズとその情報との対応関係説明図
、 第4図は第1図に示されるキャッシュメモリが含まれる
データ処理装置のブロック図、第5図は上記領域判定レ
ジスタの詳細な構成を示す回路図、 第6図及び第7図は第5図における主要部の更に詳細な
回路図、 第8図は本実施例におけるアドレスカウンタの詳細な構
成ブロック図、 第9図はブロックサイズとカウンタ使用ビット数との関
係説明図、 第10図及び第11図は本実施例の動作タイミング図、 第12A図乃至第12C図、第13A図乃至第13C図
、第14A図乃至第14C図、第15A図乃至第15C
図はキャッシュ・ミス時のデータリプレースにおけるデ
ータブロックサイズ変化の説明図である。 1・・・MPU (マイクロ・プロセッシング・ユニッ
ト)3・・・キャッシュ・メモリ、6・・・メインメモ
リ、21・・・領域判定レジスタ、22・・・判定回路
、23・・・アドレス格納部、24・・・データメモリ
、30・・・制御手段、31・・・アドレスカウンタ、
31a〜31h・・・コンパレータ、32・・・論理積
回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、プロセッサからのメインメモリアクセスに対して内
    部データメモリにそのアクセス対象データが存在しない
    場合にそのアクセス対象データを含む所定のデータ群を
    メインメモリから当該内部データメモリに取込む制御手
    段を含むキャッシュメモリにおいて、上記制御手段は、
    上記データ群のサイズを上記メインメモリのアドレス空
    間毎に設定可能な記憶手段を含んで成ることを特徴とす
    るキャッシュメモリ。 2、上記制御手段は、上記プロセッサが出力するアクセ
    スアドレスに基づいて、アクセス対象領域がメインメモ
    リのどのアドレス空間に含まれるかを判定して上記記憶
    手段から該当するサイズ情報を読出し可能とする判定回
    路を含む請求項1記載のキャッシュメモリ。3、上記制
    御手段は、上記内部データメモリにアクセス対象データ
    が存在しない場合に、上記記憶手段に設定されたサイズ
    情報に基づいて上記メインメモリの読出しアドレス信号
    を生成するアドレスカウンタを含む請求項1又は2記載
    のキャッシュメモリ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0683712A (ja) * 1992-09-03 1994-03-25 Nec Ic Microcomput Syst Ltd マイクロプロセッサ
KR960024919A (ko) * 1994-12-15 1996-07-20 리 페치 레지스터 캐쉬를 가진 컴퓨터
JP2005524171A (ja) * 2002-05-01 2005-08-11 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ メモリ領域ベースのプリフェッチング

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KR960024919A (ko) * 1994-12-15 1996-07-20 리 페치 레지스터 캐쉬를 가진 컴퓨터
JP2005524171A (ja) * 2002-05-01 2005-08-11 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ メモリ領域ベースのプリフェッチング

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