JP2000328976A - 作業用車両 - Google Patents

作業用車両

Info

Publication number
JP2000328976A
JP2000328976A JP11135579A JP13557999A JP2000328976A JP 2000328976 A JP2000328976 A JP 2000328976A JP 11135579 A JP11135579 A JP 11135579A JP 13557999 A JP13557999 A JP 13557999A JP 2000328976 A JP2000328976 A JP 2000328976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
maximum speed
vehicle
cart
vehicle speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11135579A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3677168B2 (ja
Inventor
Yasuaki Kyokane
靖明 京兼
Akihiro Hanai
晶広 花井
Toshio Nishio
俊雄 西尾
Mikio Hamada
幹生 浜田
Satomi Wada
里美 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Subaru Corp
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd, Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP13557999A priority Critical patent/JP3677168B2/ja
Publication of JP2000328976A publication Critical patent/JP2000328976A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3677168B2 publication Critical patent/JP3677168B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両後進時における最高速度を制限し、後進
時の安全性を確保する。 【解決手段】 作業用車両の最高速度規定値として、第
1最高速度Vmаx1 とそれよりも低い第2最高速度V
mаx2 とを設定する。作業用車両の進行方向を判定し
(S1)、最高速度規定値として、前進時には第1最高
速度Vmаx1 を適用し、後進時には第2最高速度Vm
аx2 を適用する。これにより、作業用車両が後進状態
となると最高速度規定値がより低い値に変更され、後進
速度が前進時よりも制限される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般公道の走行用
に供しない走行車両に関し、特に、運搬車やゴルフカー
ト、芝刈り作業車等の作業用車両に適用して有効な技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ゴルフ場においてプレーヤの
移動やゴルフバック等の運搬に使用されるゴルフカート
や、草刈り等の各種作業に用いられる作業用車両では、
安全上の観点や操作性の面から車両最高速度を制限する
ため、いわゆるガバナ装置を取り付けたものが広く用い
られている。
【0003】このガバナ装置としては、従来よりトラン
スミッション等の減速機構の一部に組み込まれる機械式
のものが知られており、そこでは、ガバナに対しギヤ等
によって車速に比例した回転数を与えることにより、車
速に応じたガバナフォースを得るようにしている。そし
て、このガバナフォースを利用することにより、機械的
リンケージを介してアクセルペダルワイヤの引き力に抗
してスロットルを閉じさせ、車両の最高速度を規制して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
作業用車両では、エンジンの正逆転切り換えや後進ギア
により前後進の切り換えができるようになっており、運
転席に設けられた切換スイッチや切換レバーの操作によ
り、車両の進行方向が切り換わるようになっている。と
ころが、従来の作業用車両では前進と後進とで変速比に
はそれ程差がなく、また、ガバナ機構も前後進で共通に
使用されるため最高速度も両者とも同じに設定されるこ
とが多い。すなわち、前進側で最高速度が20km/hに規
定されている場合には、後進側の最高速度も20km/hと
なり、後進時における運転姿勢の変化などにより不用意
にアクセルペダルを踏み込んでしまうと車速が上昇し過
ぎる恐れがあった。特に、ゴルフカートや構内運搬車な
どでは運転席の後ろに荷物を積んだ状態で走行し、車両
の周囲に人がいる中を視界が余り良くない状況でバック
せざるを得ないことも多く、後退時のスピードをより抑
える必要がある。
【0005】この場合、後進ギアを用いた機構によって
後進を実現しているものでは、ギア比を大きく取ったり
さらに減速ギアを噛ませたりすることにより後進速度を
落とすことも可能である。しかしながら、これらの機構
を付加するとトランスミッション装置の大型化、重量化
のみならずコストアップの要因となるため、かかる手段
を簡単に採用することもできない。
【0006】一方、特開平3−130542号公報の車
両制御装置では、車両後退時にアクセル操作に対する車
両の出力感度を鈍くする構成も開示されており、そこで
はスロットル開度等の反応を前進時と後退時とで異なら
せて安全な車両後退操作を実現するようにしている。し
かしながら、前記制御装置は障害物までの距離が所定値
以内になると感度を切り換える構成となっており、最高
速度の規定値そのものを変更するものではない。従っ
て、アクセルを強く踏み込めば、反応は鈍いものの前進
時と同様の速度を出すことは可能な構成となっており、
前述のような問題点を解決することはできない。
【0007】本発明の目的は、後進時の最高速度を制限
し、後進時における安全性を確保した作業用車両を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の作業用車両は、
内燃機関を搭載し、車速検出手段によって検出された現
在の車速と予め設定された最高速度規定値とを比較する
車速比較手段と、車速が前記最高速度規定値以上となっ
た場合にはアクセルペダルのストローク量にかかわらず
前記スロットルバルブの開度を制限する出力制御手段と
を有してなる作業用車両であって、前記最高速度規定値
として、第1最高速度と前記第1最高速度よりも低い第
2最高速度とを格納した最高速度規定値格納手段と、前
記作業用車両の前後進を切り換える進行方向切換手段に
接続され、前記進行方向切換手段の出力信号に基づいて
前記作業用車両の進行方向を判定する進行方向判定手段
とを備え、前記車速比較手段は、前記進行方向判定手段
の判定結果に基づき、前記最高速度規定値として、前記
作業用車両の前進時には前記第1最高速度を適用し、前
記作業用車両の後進時には前記第2最高速度を適用する
ことを特徴としている。
【0009】これにより、作業用車両が後進状態となる
と最高速度規定値がより低い値に変更され、後進速度が
前進時よりも制限される。このため、不用意にアクセル
ペダルを踏み込んでも車速が前進時よりも低い速度で抑
制され、後進時に過剰速度となることが防止され、作業
用車両の安全性が向上する。
【0010】また、前記第2最高速度として前記第1最
高速度の1/2の値を設定するようにしても良く、これ
により後進時の最高速度が前進時の半分となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態であるゴルフカート(作業用車両、以下適宜カートと
略記する)の構成を示す説明図である。本発明によるカ
ートは、いわゆる電子ガバナ装置を搭載したカートにお
いて、前進時と後退時とで異なる最高速度を設定し、後
進状態のときの最高速度を前進時よりも低く制限して安
全性の向上を図ったものである。
【0012】本実施の形態のカートは自動変速機付の走
行車両であり、図1に示したように、車両本体中央にエ
ンジン(内燃機関)1を配し、このエンジン1によって
車両後部の駆動輪2を駆動するようになっている。エン
ジン1からの出力は、自動変速装置3を介してトランス
ミッション装置4に入力される。トランスミッション装
置4内にはディファレンシャル装置61が設けられてお
り、これを介して車軸62にエンジン1の動力が伝達さ
れ駆動輪2が回転する。
【0013】当該カートでは、自動変速装置3としてベ
ルト式の無段変速機(CVT)が採用されており、エン
ジン1の出力軸であるクランクシャフトには駆動プーリ
5が設けられている。また、トランスミッション装置4
の入力軸6には被動プーリ7が設けられており、これら
の両プーリ5, 7の間にはベルト8が掛け渡されてい
る。両プーリ5, 7は、TCU(トランスミッション制
御ユニット)の指令の下、図示しない油圧装置によりそ
の溝幅を適宜変更できるようになっており、この溝幅の
変化によりベルト8の巻き付き径が適宜変化して無段階
に変速を行えるようになっている。なお、当該カートは
電子制御による油圧式を採用しているが、遠心ガバナに
よる機械式のものであっても良い。
【0014】トランスミッション装置4の入力軸6に
は、外周部に複数の突起9aを備えたロータ9が取り付
けられている。また、ロータ9の近傍には、突起9aの
近接、離反を検知することにより車速の検出を行う車速
センサ(車速検出手段)10が設けられている。当該実
施の形態では、この車速センサ10としてマグネットピ
ックアップ(磁気センサ)が使用されており、突起9a
の通過に伴って発生するパルス信号がECU(エンジン
制御ユニット)40に送出される。
【0015】入力軸6はディファレンシャル装置61の
前段に存在しており、当該カートでは、車速センサ10
をディファレンシャル装置61の後段にある車軸62で
はなく、その前段に位置する入力軸6に配設している。
従って、ディファレンシャル装置61の差動作用による
影響を受けることなく車速検出を行うことができ、エラ
ーのない正確な車速検出を行えるようになっている。ま
た、車速をパルスカウントによって検出できるため、車
速に基づいて行われる各種制御の精度を向上させること
も可能となっている。さらに、非接触式の車速検出機構
であるため、磨耗による経年変化がなく信頼性も向上す
る。
【0016】一方、図2に示すように、エンジン1のシ
リンダヘッド11には、吸気ポート12および排気ポー
ト13が形成されている。また、これらのポート12,
13とエンジン1の燃焼室14との間には、吸気バルブ
15および排気バルブ16が設けられており、これらは
図示しないカムおよびロッカアームにより所定のタイミ
ングにて開閉される。また、シリンダヘッド11には、
その先端を燃焼室14に露呈させた点火プラグ17が設
けられており、点火プラグ17は図示しないイグナイタ
を介してECU40によって点火時期が制御される。
【0017】エンジン1の吸気系には、インジェクタ装
置18および電子ガバナ装置19が設置されている。
【0018】エンジン1の吸気ポート12には、これと
連通して吸入管20が配設されており、両者の接続部の
近傍にはインジェクタ装置18が取り付けられている。
吸入管20には、吸入管圧力を検出する圧力センサ26
が設けられている。インジェクタ装置18には、吸気ポ
ート12に向けて燃料を噴射するインジェクタ21が設
けられており、インジェクタ21には図示しない燃料タ
ンクから燃料配管を経てフューエルレール22にガソリ
ンが供給されている。そして、ECU40の制御の下、
このインジェクタ21によりエンジン1に対してガソリ
ンが噴射供給される。なお、ガソリン噴射量は、吸入管
圧力とエンジン回転数に基づいて制御される。
【0019】インジェクタ21の上流にはさらに、電子
ガバナ装置(出力制御手段)19を備えたスロットルバ
ルブ23が設けられている。当該実施の形態ではこのス
ロットルバルブ23として、フィードバック用信号出力
付の電動式スロットルが採用されており、DCモータ
(バルブ駆動手段)63によって駆動されるようになっ
ている。そして、このDCモータ63をECU40によ
ってフィードバック制御することにより、バルブ開度が
所望の開度にて制御されることになる。なお、バルブ開
度は図示しないポテンショメータにより検出されてい
る。
【0020】また、スロットルバルブ23は、後述する
アクセルペダル31の踏み代や車速センサ10の検出値
等に基づきECU40によって制御されると共に、電子
ガバナ装置19によりその開度が適宜調節される。すな
わち、車速センサ10によって車速が所定の最高速度を
超えたことが検知されると、電子ガバナ装置19によっ
てスロットルバルブ23の開度が制限されてエンジン1
に対する空気供給量が絞られ、カート速度が制限される
ようになっている。
【0021】ここで、当該カートでは前記のような最高
速度制限に加え、車速センサ10と電子ガバナ装置19
の機能を生かし、平地から急な下り坂に入ったときなど
車速が急変する場合に、カートの加速度から車速動向を
予測し、カート速度をスピーディかつスムースに制限す
る処理が実行される。
【0022】すなわち、現在の車速と直前の車速とから
現在の加速度が演算され、この加速度に基づいてカート
の車速変化が予測されて所定時間後の車速予測値が算出
される。そして、この車速予測値に基づいて、カート速
度が最高速度規定値を超えないようにスロットルバルブ
23の目標開度が設定され、アクセルペダル31の踏み
代にかかわらず、スロットルバルブ23をその目標開度
に制御する。
【0023】このように当該カートでは車速の急変に際
し、それが最高速度規定値に達してから車速を抑制する
のではなく、車速予測値が制御基準速度以上になるおそ
れがある時点から車速を抑制する処置を施すことにな
る。従って、制御遅れのないなめらかな速度制御が可能
となり、カートが最高速度規定値になるまで減速せず、
かつそれを超えたときに急激に減速するというような運
転フィーリングの悪化を防止することができる。
【0024】また、当該カートでは、機械式ガバナ装置
に変えて電子ガバナ装置19を採用しているため、アク
セルワイヤの伸びや劣化、錆等による作動不良がなく、
さらに、機械的リンケージがないため車両設計上の自由
度も向上する。加えて、電子制御式であるため、機械的
なセッティング不良による速度のうねりなどの不安定現
象や、遊びの増加等に基づく制御遅れなどがなく、速度
安定性や追従性に優れ車両の運転フィーリングが良好で
あると共にその設計の自由度も向上する。なお、スロッ
トルバルブ23の上流にはエアクリーナ24が設けられ
ており、吸入管20に流入する空気中の粉塵などを除去
している。
【0025】エンジン1のクランクシャフトには、外周
部に複数の突起25aを備えたフライホイール25が取
り付けられている。フライホイール25の近傍にはエン
ジン回転数センサ35が設けられており、これによって
突起25aの近接、離反を検知することによりエンジン
回転数が検出できるようになっている。
【0026】さらに、エンジン1にはエンジン起動用の
スタータジェネレータ27(図1参照)が取り付けられ
ている。このスタータジェネレータ27は、ECU40
によって制御され、エンジン起動時にはセルモータとし
て働き、エンジン起動後には発電機として作用する。な
お、当該カートでは、運転者不在などの場合にはエンジ
ン起動が抑止され、その際にはこのスタータジェネレー
タ27が作動しないように制御される。
【0027】また、図1に示したように、当該カートの
前方側には運転席28が設けられており、その前方には
カートの主電源スイッチであるキースイッチ30が設け
られている。そして、このキースイッチ30をONする
とECU40やTCU等はその旨の信号を得て所定の動
作を開始するようになっている。
【0028】さらに、運転席28の床面には前後進切換
レバー64が設けられており、このレバー64を前後に
移動させることによりワイヤ等を介して機械的に前後進
が切り換えられ、これによりカートの進行方向が変わる
ことになる。このとき、前後進切換レバー64に連動し
て進行方向が前進か後進かを判断するマイクロスイッチ
からなる前後進切換スイッチ65がオン、オフ動作す
る。本発明によるカートでは、後進のときにオン信号が
ECU40に送られる。また、運転席28の前方壁面に
は後進警告ブザー66が設けられている。この後進警告
ブザー66は、カートが後退状態となっているときその
旨を運転者に警告するものであり、前後進切換スイッチ
65が後進側に切り換わると、回路が閉じブザー音を発
するようになっている。なお、ブザー66に代えて、あ
るいはそれに加えて警告灯を設け、その点灯によって運
転者に進行方向を表示するようにしても良い。
【0029】ここで、本発明によるカートでは、後進時
に前後進切換スイッチ65からのオン信号を受けて、カ
ートの後進速度が前進時よりも制限されるようになって
いる。すなわち、前後進切換スイッチ65が前進から後
進に切り換わると、ECU40はそのオン信号を受けて
前述の制御基準速度や最高速度規定値をより低い値に変
更し、後進時の速度を前進時よりも低速に制限する。こ
のため、不用意にアクセルペダル31を踏み込んでも車
速が余り上昇せず後進時の安全性が向上する。
【0030】加えて、運転席28の床面にはアクセルペ
ダル31が設けられており、そのストローク量は電気信
号の形でECU40に伝達される。当該カートでは、ア
クセルペダル31が所定のエンジン起動位置まで踏み込
まれるとスタータジェネレータ27が駆動されてエンジ
ン1が起動するようになっている。
【0031】図3は、アクセルペダル31のストローク
量検出機構の概略構成を示した説明図である。図3に示
したように、アクセルペダル31はペダルボックス32
に取り付けられた状態でカートに設置される。また、ペ
ダルボックス32の内部には、リンク機構33を介して
アクセルペダル31と連結されたポテンショメータ(ア
クセル開度検出手段)34が設けられている。そして、
アクセルペダル31が踏み込まれると、リンク機構33
の作用によりポテンショメータ34の摺動接点側が動か
され、その抵抗値が変動する。このためアクセルペダル
31が踏まれると、ECU40に送出される電気信号の
電流値がそのストローク量に応じて変動し、これにより
ECU40側ではアクセルペダル31のストローク量
(アクセル開度)を認識できるようになっている。
【0032】一方、ECU40は、図4に示したよう
に、CPU41と、ROM(最高速度規定値格納手段)
42、RAM43およびバックアップ用のRAM44、
タイマ45とI/Oインターフェース46がバスライン
47を介して互いに接続されたマイクロコンピュータ
と、その周辺回路とから構成される。そして、車速セン
サ10やポテンショメータ34等のセンサ類やキースイ
ッチ30、前後進切換スイッチ65等からの信号を処理
し、電子ガバナ装置19や、インジェクタ21やスロッ
トルバルブ23等のアクチュエータ類に制御信号を送出
する。
【0033】I/Oインターフェース46には、車速セ
ンサ10、エンジン回転数センサ35が波形整形回路4
8を介して接続されている。また、スロットルバルブ2
3(DCモータ63)、圧力センサ26、前後進切換ス
イッチ65、キースイッチ30、ポテンショメータ34
は、それぞれA/D変換器49を介してI/Oインター
フェース46に接続されている。さらに、I/Oインタ
ーフェース46には、インジェクタ21やスロットルバ
ルブ23、スタータジェネレータ27、電子ガバナ装置
19、後進警告ブザー66などが、駆動回路50を介し
て接続されている。
【0034】ROM42には、制御プログラムおよび各
種制御用固定データが記憶されている。このROM42
には、当該カートの後進時速度制御プログラムや、最高
速度規定値Vmаxとして、前進時の最高速度を示す第
1最高速度Vmаx1 と後進の最高速度を示す第2最高
速度Vmаx2 が予め格納されている。また、ROM4
2にはさらに、速度予測に基づく車速制御処理を開始す
るか否かを判断する閾値である制御基準速度VR とし
て、前進時における基準値を示す第1制御基準速度VR1
と、後進時における基準値を示す第2制御基準速度VR2
が予め格納されている。
【0035】RAM43には、データ処理した後の各セ
ンサ類やスイッチからの入力信号やインジェクタ21等
への出力信号、CPU41にて演算処理したデータなど
が格納される。そして、CPU41では、ROM42に
記憶されている制御プログラムに従い、空燃比制御や点
火時期制御等に加えて、車速センサ10やポテンショメ
ータ34等の出力値や前後進切換スイッチ65からの切
換信号等に基づきスロットルバルブ23や電子ガバナ装
置19の制御を行い、当該カートの速度制御を実行す
る。
【0036】図5は、ECU40における速度制御に関
する主要機能構成を示すブロック図である。図5に示し
たように、ECU40は作業用車両の制御装置として次
のような機能手段を有している。すなわち、ECU40
はまず、ポテンショメータ34によって検出されたアク
セル開度や車速センサ10、圧力センサ26の検出値に
基づきスロットルバルブ23の開度を決定するスロット
ルバルブ開度算出手段51を備えており、通常走行時は
このスロットルバルブ開度算出手段51における演算結
果に基づきDCモータ63が駆動されスロットルバルブ
23が所定の開度に開くことになる。
【0037】また、ECU40には、車速センサ10に
よって検出された現在の車速V0 とROM42に格納さ
れている最高速度規定値Vmаxとを比較してカート速
度の制限を行う最高速比較手段52が設けられている。
さらに、ECU40には、前後進切換スイッチ65から
の信号に基づき、カートの進行方向を判定する進行方向
判定手段57が設けられている。
【0038】加えて、ECU40には、車速センサ10
から現在の車速V0 を読み込み、この車速V0 とRAM
43に格納されている直前の車速V0-1 とから現在のカ
ートの加速度ΔVを算出する加速度算出手段53と、算
出した加速度ΔVから所定時間後のカートの速度を予測
して車速予測値VX を算出する車速予測手段54が設け
られている。
【0039】さらに、車速予測手段54の後段には、車
速予測値VX と予め最高速度規定値Vmaxを超えない
ように設定されている制御基準速度VR とを比較する車
速比較手段55、さらに、車速予測値VX が制御基準速
度VR を超えると予想され、速度予測に基づく車速制御
処理が実行される場合には、加速度ΔVと現在のスロッ
トル開度TA0 からROM42に格納されている制御マ
ップに基づき目標スロットル開度を算出し、電子ガバナ
装置19に対しスロットルバルブ23の開度を制限する
速度制限信号を出力する車速制限手段56とを有する構
成となっている。
【0040】次に、これらの機能手段による速度制御処
理について説明する。図6は当該カートにおける最高速
度制御の概要を示すフローチャート、図7は走行中に急
激な車速変化が生じた場合の速度制御手順を示すフロー
チャートである。
【0041】当該カートでは、通常、ポテンショメータ
34により検知されたアクセル開度や車速、吸入管圧力
に基づきスロットルバルブ開度算出手段51によってス
ロットルバルブ23の開度が算出され、その値に応じて
DCモータ63が駆動されてスロットルバルブ23が開
かれる。これによりエンジン1の吸気系に空気が供給さ
れ、インジェクタ21から供給された燃料との混合気に
よってエンジン1が駆動される。また、カート速度も常
時モニタされており、それが最高速度規定値を超えない
ように電子ガバナ装置19によってスロットルバルブ2
3の開度が調整される。
【0042】ここで、当該カートにあっては、その進行
方向によって最高速度制御の形態が変更される。すなわ
ち、図6に示したように、そこではまずステップS1で
カートの進行方向が進行方向判定手段57によって判定
され、それが前進方向であればステップS2に進み図7
に示したような最高速度制御処理が実行される。
【0043】すなわち、当該カートでは、キースイッチ
30がONの状態の時には常に、最高速比較手段52に
て車速と第1最高速度Vmаx1 が比較されており、カ
ートの走行速度が規定値以上となるとその旨の信号を車
速制限手段56に送出する。従って、カートが緩やかに
加速して第1最高速度Vmаx1 に達したときなどは、
前述のような車速予測制御を行うことなく車速制限手段
56に直接最高速度を超えた旨が通知される。
【0044】そして、これを受けた車速制限手段56
は、車速を規定値以下とすべく電子ガバナ装置19に対
し速度制限信号を送出し、電子ガバナ装置19によりス
ロットルバルブ23の開度を制限させる。すなわち、速
度制限信号を受けた電子ガバナ装置19は、アクセル開
度に関わらずDCモータ63を駆動させてスロットルバ
ルブ23の開度を減少させる。これにより、エンジン1
に対する空気供給量が絞られてエンジン回転数が抑制さ
れ、カートが第1最高速度Vmаx1 以上の速度となら
ないように制御される。
【0045】一方、ECU40は前述の処理と平行し
て、車速センサ10から現在の車速V0 を所定時間間隔
(例えば、0. 1秒)にて読み込んでおり、図7に示し
たように、ステップS11で車速センサ10から現在の
車速V0 を読み込む。車速V0が読み込まれると、車速
0 がRAM43に格納されると共に、ステップS12
に進み、ステップS12では、加速度算出手段53はR
AM43に格納されている直前の車速V0-1 を読み出
し、これとステップS11で読み込んだ車速V0 との差
を取り、そこからカートの現在の加速度ΔVを符号付き
(+:加速、−:減速)で算出する。加速度ΔVが得ら
れるとステップS13に進み、車速予測手段54により
所定時間後の車速が予測演算され車速予測値VX が求め
られる。
【0046】車速予測値VX が得られるとステップS1
4に進み、車速比較手段55において、車速予測値VX
と制御基準速度VR が比較され、車速予測値VX が制御
基準速度VR 以下の場合にはルーチンを抜ける。また、
車速予測値VX が制御基準速度VR より大きい場合に
は、ステップS15に進む。ステップS15では、車速
制限手段56において、ROM42内の制御マップを参
照することにより加速度ΔVと現在のスロットル開度T
0 から目標スロットル開度が算出される。この場合、
制御マップには「前進マップ」と「後進マップ」の2種
類があり、それぞれ加速度ΔVやスロットル開度TA0
に応じて、車速が第1最高速度Vmаx1を超えないよ
うにするために必要とされる制御条件がテーブル化され
て格納されている。ここでは、この制御条件としてスロ
ットルバルブ23の目標開度や開閉時間が格納されてお
り、例えば、バルブ「全閉」の指示であれば、「0」
(開度0゜を意味する)、「5゜開」であれば「5」な
どの数値が格納されている。車速制限手段56は、これ
らの制御マップうちの「前進マップ」を参照し、そこか
ら現在の条件(加速度ΔV, スロットル開度TA0 )に
おいて、この後にカートが第1最高速度Vmаx1 を超
えないようにするための目標スロットル開度を取得す
る。
【0047】そして、車速制限手段56は電子ガバナ装
置19に対し、取得した目標スロットル開度を示した速
度制限信号を出力し、これを受けた電子ガバナ装置19
は、アクセルペダル31のストローク量にかかわらずD
Cモータ63を作動させてスロットルバルブ23を目標
スロットル開度に制御する。
【0048】これにより当該カートでは、現在の状態の
ままカートが進めば車速がどのようになるかという観点
で速度制御が行われ、例えば車速が急激に第1最高速度
Vmаx1 を超えると判断される場合には、一旦スロッ
トルバルブ23を閉じ、その後徐々にバルブを開いて加
速度を緩めつつ車速を第1最高速度Vmаx1 以内に収
束させるような制御が行われる。すなわち、この場合に
は制御マップ上における「全閉」の指示(「0」)に基
づきバルブを一旦閉じ、その後ステップS11〜S15
を繰り返しつつ、「5」、「10」、「15」などとバ
ルブ開度が制御され、車速が迅速かつなめらかに第1最
高速度Vmаx1 に収束することになる。
【0049】また、さほど急激に第1最高速度Vmаx
1 を超えないと判断される場合には、スロットルバルブ
23の開度を現状から適宜減らし、最終的には第1最高
速度Vmаx1 内に収束させるような制御が行われる。
さらに、第1最高速度Vmаx1 以内に収まると判断さ
れる場合にはバルブ開度を現状維持とする制御が行われ
る。
【0050】このように、当該カートでは車速の急変に
際し、それが第1最高速度Vmаx1 に達してから車速
を抑制するのではなく、第1制御基準速度VR1以上にな
るおそれがある時点から車速を抑制する処置を施すた
め、制御遅れのないなめらかな速度制御が可能となる。
なお、車速制限手段56は、車速予測値VX に基づきカ
ート速度が第1最高速度Vmаx1 を超えないような目
標スロットル開度を算出して車速制御を行うが、これは
速度制御中に車速が第1最高速度Vmаx1 を一瞬たり
とも超えないことを意味するものではなく、目標スロッ
トル開度に基づく制御中に第1最高速度Vmаx1 を若
干超えることがあっても、それを大きくはみ出すことな
く最終的には規定値内に収束することを意味している。
【0051】一方、図6に戻り、ステップS1にてカー
トが後進状態であると判定されると、ステップS3, 4
に進み後進時制御へと制御形態が切り換えられる。すな
わち、まずステップS3にて、最高速度規定値Vmаx
と制御基準速度VR が後進用の値に切り換えられる。本
実施の形態では、後進用の値としてそれぞれ前進用の1
/2の値を採用しており、各値が1/2のものに切り換
えられる。但し、これはあくまでも一例であり、後進用
の値として例えば1/3など他の値を適宜採用すること
ができ、また、最高速度規定値Vmаxと制御基準速度
R の低減率を異ならせても良いことは言うまでもな
い。
【0052】次に、ステップS4にて制御マップが「後
進マップ」に切り換えられる。この「後進マップ」は前
述の「前進マップ」と同様の構成となっており、カート
が後進用に切り換えられた第2最高速度Vmаx2 を超
えないように目標スロットル開度が設定されている。な
お、制御マップは通常は「前進マップ」が設定されてお
り、後進時のみ「後進マップ」に切り換えられ、前後進
切換スイッチ65が前進位置となると自動的に「前進マ
ップ」が選択される状態に戻るようになっている。
【0053】ステップS3, 4にて制御形態が後進時制
御に切り換えられた後、前述と同様の最高速度制御(ス
テップS2)が実行される。但し、このときにはステッ
プS15では「後進マップ」が使用され、それに基づい
てスロットルバルブ23が制御される。
【0054】このように、本発明によるカートでは、前
後進切換スイッチ65が前進から後進に切り換えられる
と、その信号を受けて最高速度規定値Vmаxを前進用
の第1最高速度Vmаx1 から後進用の第2最高速度V
mаx2 に切り換え、最高速度制御の形態を前進時と後
進時とで変更する。従って、後進時の最高速度が前進時
よりも低速に制限され、不用意にアクセルペダル31を
踏み込んでも車速が余り上昇せず後進時の安全性が確保
される。
【0055】なお、当該カートでは車速センサ10がデ
ィファレンシャル装置61の前段に配設されており、車
速検出をディファレンシャル装置61の差動作用の影響
を受けることなく行うことができるようになっている。
すなわち、曲線走行時など車軸62が左右で異なる回転
数となる場合でも、車軸62の回転ではなくディファレ
ンシャル装置前段の入力軸6にて車速検出を行っている
ため、正確な車速検出を行うことができる。また、車速
をパルスカウントによって検出できるため、最高速度制
御の精度を向上させることも可能である。
【0056】さらに、前記第1および第2最高速度Vm
аx1,Vmаx2 や第1および第2制御基準速度VR1,
R2などはROM42に格納されているため、ユーザー
側で簡単に書き換えることができない一方で、ROM4
2を交換すれば規定値を変更できる。従って、ゴルフカ
ートのみならず工場敷地内での運搬車など、用途に応じ
て最高速度や制御基準速度を容易に変更することが可能
である。すなわち、当該カートでは、従来の機械式ガバ
ナ装置のようにユーザー側で安易に調整可能である反
面、制限速度を正確に設定するために煩雑な調整作業を
要するという手間もない。
【0057】一方、当該カートでは電子制御方式を採っ
ているため車速制御を外部から実施でき、カートの無人
運転等の対応が可能となる。例えば、カートの呼び出し
などの遠隔操作や、カートが発信器を所持する利用者の
後を所定距離、速度を維持しつつ追従するなどの制御も
可能となる。また、通路にマグネットやビーコンを埋設
し、人通りの多い所定のポイント間や通路が交差する地
点などでは制限速度を下げるなど、制限速度の変更など
を適宜行うことも可能となる。なお、その際にはカート
上に、制限速度の変更信号を受ける受信部や、マグネッ
トの通過を受けて信号を発生させる電磁誘導手段などを
さらに設置する。
【0058】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることは言うまでもない。
【0059】たとえば、前述の実施の形態では、ROM
42に前進用、後進用の2つの制御マップを持たせる構
成としているが、前進マップの数値を所定の変換式によ
り後進用に変換して用い、後進用のマップを省くように
しても良い。また、前進マップそのものも変換式にて代
替することも可能である。
【0060】さらに、車速予測値VX を求めて車速制御
を行う手順となっているが、加速度ΔVを別の規定値と
比較しそれを超えている場合には加速度に見合ったスロ
ットル制御量を求め、現在のスロットル開度に対して開
度の加減を制御するようにしても良い。この方式によれ
ば、前記の手順よりも簡易に車速制御を行うことがで
き、ECU40の負担もそれだけ軽減されることにな
る。
【0061】加えて、前述のエンジン1では電動スロッ
トルの駆動手段としてDCモータ63を用いたものを示
したが、スロットル駆動手段として、ステッピングモー
タなどのスロットル駆動量が制御可能な他のアクチュエ
ータを用いることも可能である。また、車速センサ10
はロータ9の突起9aにより車速を検出しているが、そ
れに代えて入力軸6に取り付けられた歯車の歯の通過を
検知して車速検出を行っても良い。
【0062】一方、ここでは作業用車両としてゴルフカ
ートを例にとって説明したが、その適用対象はゴルフカ
ートには限られず、ゴルフ場や庭園等の草刈りや液剤散
布等に使用される自律走行作業車や草刈り機、除雪機、
建設機械等の各種作業用車両にも適用可能である。
【0063】
【発明の効果】本発明の作業用車両によれば、最高速度
規定値として、第1最高速度とそれよりも低い第2最高
速度との2つを設定し、それを前進時と後退時とで切り
換えて前進時には第1最高速度を適用し後進時には第2
最高速度を適用するようにしたことにより、後進状態の
ときの最高速度を前進時よりも低く制限することが可能
となる。従って、後進時にアクセルペダルを不用意に強
く踏み込んでも速度が過剰に上昇せず、作業用車両の安
全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるゴルフカートの構
成を示す説明図である。
【図2】エンジンに対するインジェクタ装置と電子ガバ
ナ装置の取り付け状態を示す説明図である。
【図3】アクセルペダルのストローク量検出機構の概略
構成を示した説明図である。
【図4】図1のゴルフカートにおける電子制御系の回路
構成図である。
【図5】ECUにおける速度制御に関する主要機能構成
を示すブロック図である。
【図6】図1のゴルフカートにおける最高速度制御の概
要を示すフローチャートである。
【図7】図1のゴルフカートにおいて走行中に急激な車
速変化が生じた場合の速度制御手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 エンジン(内燃機関) 10 車速センサ(車速検出手段) 19 電子ガバナ装置(出力制御手段) 23 スロットルバルブ 31 アクセルペダル 34 ポテンショメータ(アクセル開度検出手段) 40 ECU 41 CPU 42 ROM(最高速度規定値格納手段) 53 加速度算出手段 54 車速予測手段 55 車速比較手段 56 車速制限手段 57 進行方向判定手段 63 DCモータ(バルブ駆動手段) 65 前後進切換スイッチ V0,V0-1 車速 VR 制御基準速度 VR1 第1制御基準速度 VR2 第2制御基準速度 VX 車速予測値 Vmаx 最高速度規定値 Vmаx1 第1最高速度 Vmаx2 第2最高速度 ΔV 加速度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花井 晶広 愛知県大府市共和町一丁目1番地の1 愛 三工業株式会社内 (72)発明者 西尾 俊雄 愛知県大府市共和町一丁目1番地の1 愛 三工業株式会社内 (72)発明者 浜田 幹生 愛知県大府市共和町一丁目1番地の1 愛 三工業株式会社内 (72)発明者 和田 里美 愛知県大府市共和町一丁目1番地の1 愛 三工業株式会社内 Fターム(参考) 3G093 AA05 AA06 AA08 AB05 BA07 CB03 DA06 DB05 DB11 EA03 EA09 EC01 FA08 FA10 FA11 FB05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関を搭載し、車速検出手段によっ
    て検出された現在の車速と予め設定された最高速度規定
    値とを比較する車速比較手段と、車速が前記最高速度規
    定値以上となった場合にはアクセルペダルのストローク
    量にかかわらず前記スロットルバルブの開度を制限する
    出力制御手段とを有してなる作業用車両であって、 前記最高速度規定値として、第1最高速度と前記第1最
    高速度よりも低い第2最高速度とを格納した最高速度規
    定値格納手段と、 前記作業用車両の前後進を切り換える進行方向切換手段
    に接続され、前記進行方向切換手段の出力信号に基づい
    て前記作業用車両の進行方向を判定する進行方向判定手
    段とを備え、 前記車速比較手段は、前記進行方向判定手段の判定結果
    に基づき、前記最高速度規定値として、前記作業用車両
    の前進時には前記第1最高速度を適用し、前記作業用車
    両の後進時には前記第2最高速度を適用することを特徴
    とする作業用車両。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の作業用車両において、前
    記第2最高速度は前記第1最高速度の1/2であること
    を特徴とする作業用車両。
JP13557999A 1999-05-17 1999-05-17 作業用車両 Expired - Fee Related JP3677168B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13557999A JP3677168B2 (ja) 1999-05-17 1999-05-17 作業用車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13557999A JP3677168B2 (ja) 1999-05-17 1999-05-17 作業用車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000328976A true JP2000328976A (ja) 2000-11-28
JP3677168B2 JP3677168B2 (ja) 2005-07-27

Family

ID=15155125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13557999A Expired - Fee Related JP3677168B2 (ja) 1999-05-17 1999-05-17 作業用車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3677168B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5019013B1 (ja) * 2011-07-01 2012-09-05 トヨタ自動車株式会社 車両の駆動制御装置
JP2012197748A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Toyota Motor Corp 車両制御装置
JP2013029054A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Tomohito Ishii オートマチックトランスミッション搭載自動車の後退速度抑制装置
JP2018178878A (ja) * 2017-04-14 2018-11-15 株式会社豊田自動織機 産業車両

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012197748A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Toyota Motor Corp 車両制御装置
JP5019013B1 (ja) * 2011-07-01 2012-09-05 トヨタ自動車株式会社 車両の駆動制御装置
WO2013005271A1 (ja) * 2011-07-01 2013-01-10 トヨタ自動車 株式会社 車両の駆動制御装置
US8380420B2 (en) 2011-07-01 2013-02-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Drive control device for vehicle
CN102985666A (zh) * 2011-07-01 2013-03-20 丰田自动车株式会社 车辆的驱动控制装置
JP2013029054A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Tomohito Ishii オートマチックトランスミッション搭載自動車の後退速度抑制装置
JP2018178878A (ja) * 2017-04-14 2018-11-15 株式会社豊田自動織機 産業車両

Also Published As

Publication number Publication date
JP3677168B2 (ja) 2005-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6358180B1 (en) Engine control system and method
US6988481B2 (en) Control system for cylinder cut-off internal combustion engine
US6971969B2 (en) Method and device for determining transmission state of power transmission device for internal combustion engine driven vehicle
JP2000328976A (ja) 作業用車両
US6915202B2 (en) Method and arrangement for controlling the drive unit of a vehicle
US7054726B2 (en) Control apparatus for vehicle-use electric power generator
US5313922A (en) Method for controlling a flow of fuel to an engine of a vehicle during overrun operation
JPH0441944A (ja) 内燃機関の出力制御装置
US5929533A (en) Method and arrangement for controlling idle of a drive unit
JP2917534B2 (ja) 車両用トラクション制御装置
JP3677167B2 (ja) 作業用車両
JP2928352B2 (ja) エンジンの制御装置
US7357755B2 (en) Engine speed control system for walk-behind truck
JPH01218932A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP3583947B2 (ja) 作業用車両の安全装置
JP2000328977A (ja) 作業用車両
JPH1120501A (ja) 車両用定速走行装置
JPH04339029A (ja) 車両用定速走行装置
JP2584813B2 (ja) エンジンの制御装置
JP4096748B2 (ja) エンジンの自動停止装置
JP2006307862A (ja) 作業用車両
JPH05321729A (ja) スロットル制御装置
JP2001214843A (ja) 内燃機関の運転方法および装置
JPH072993Y2 (ja) 車両の走行制御装置
JP2000328987A (ja) 作業用車両の起動制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050506

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130513

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees