JP2000328635A - 水洗式便器及び水洗式便器用貼着フィルム - Google Patents

水洗式便器及び水洗式便器用貼着フィルム

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JP2000328635A
JP2000328635A JP11144045A JP14404599A JP2000328635A JP 2000328635 A JP2000328635 A JP 2000328635A JP 11144045 A JP11144045 A JP 11144045A JP 14404599 A JP14404599 A JP 14404599A JP 2000328635 A JP2000328635 A JP 2000328635A
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町田  光義
Hirotaka Ishibashi
弘孝 石橋
Tomoyasu Ichiki
智康 一木
Masaaki Ito
正昭 伊藤
Masami Ando
正美 安藤
Koichi Hayashi
浩一 林
Makoto Hayakawa
信 早川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吐水口より吐水される流水が万遍なく便器表
面を濡らし、以って汚れが堆積しにくい水洗式便器の提
供。 【解決手段】 水洗用吐水口及び/又は前記吐水口の直
下の便器洗浄面に段部が設けられており、前記段部の上
方の便器洗浄面に対して前記段部の下方の便器洗浄面は
段が高いことを特徴とする水洗式便器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚れにくい水洗式
便器、及び水洗式便器を汚れにくくするための貼着フィ
ルムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、サニタリー空間に対する清潔志向
が高まっており、便器洗浄面を衛生的に清浄に保つこと
は広く望まれている。一般的に知られている水洗式便器
は陶器製であり、新品時においては表面は親水性を呈
し、そのため、吐水口より吐水される流水はかなり万遍
なく便器洗浄面を濡らし、付着汚れを重力方向に除去す
ることにより、便器洗浄面を衛生的に清浄に保つ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般の
陶器製便器を長期にわたり使用すると、徐々に便器洗浄
面が局所的に疎水化され、かつ疎水化される面積が増大
する。そのため、吐水口より吐水される流水の流路は徐
々に狭まり、一定の場所しか流れなくなる。そして、流
水が来なくなる表面に徐々に汚れが堆積し汚れていくと
いう問題があった。本発明は上記事情に鑑みてなされた
ものであり、長期にわたり吐水口より吐水される流水が
万遍なく便器洗浄面を濡らし、以って汚れが堆積しにく
い水洗式便器を提供することを目的とする。また、汚れ
が堆積しにくくさせる水洗式便器用貼着フィルムを提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決すべく、水洗用吐水口及び/又は前記吐水口の直下
の便器洗浄面に段部が設けられており、前記段部の上方
の便器洗浄面に対して前記段部の下方の便器洗浄面は段
が高いことを特徴とする水洗式便器を提供する。前記段
の存在により、吐水口からの流水を拡散させることが可
能となり、吐水口より吐水される流水が万遍なく便器表
面を濡らすようになり、以って便器表面に汚れが堆積し
にくくなる。
【0005】本発明の好ましい態様においては、前記段
部の長手方向の水平面に対する角度(θ)は、0度もし
くは90度未満の角度を有するように傾いているように
する。そうすることにより、吐水口からの洗浄水は、一
部は段部を飛び越えてオーバーフローするが、他の大部
分は段に沿うように誘導されて流れるようになるので、
便器の水平方向に幅広く吐水口から吐水される流水が齎
されるようになる。従って、長期にわたり吐水口より吐
水される流水が万遍なく便器表面を濡らすようになり、
以って便器表面に汚れが堆積しにくくなる。
【0006】本発明の好ましい態様においては、前記段
部は、水洗用吐水口及び/又は前記吐水口の直下の便器
洗浄面にフィルムを貼着することにより設けられている
ようにする。このような方法によれば、フィルムを貼着
するだけの容易な工程で、上記吐水口及び/又は前記吐
水口の直下に段部を有する水洗式便器を作製することが
できる。
【0007】本発明の好ましい態様においては、前記便
器は金属製又は樹脂製であり、前記段部は、水洗用吐水
口及び/又は前記吐水口の直下の便器洗浄面の前記金属
又は樹脂の変形加工により形成されているようにする。
便器が金属製又は樹脂製の場合には、塑性加工が容易な
のでこのような方法により簡単に上記吐水口及び/又は
前記吐水口の直下に段部を有する水洗式便器を作製する
ことができる。
【0008】本発明の好ましい態様においては、前記便
器は陶器素地上に釉薬層が形成された便器洗浄面を有し
ており、前記段部は、水洗用吐水口及び/又は前記吐水
口の直下の便器洗浄面の陶器成形素地の加工処理に基づ
いて形成されているようにする。便器が陶器製の場合に
は、焼成前の陶器成形素地の加工処理により、簡単に上
記吐水口及び/又は前記吐水口の直下に段部を有する水
洗式便器を作製することができる。
【0009】本発明の好ましい態様においては、前記段
部は、便器洗浄面に対して突起した部分を水洗用吐水口
及び/又は前記吐水口の直下の便器洗浄面に形成するこ
とにより設けられているようにする。こうすることによ
り、流水の流れる方向をより広げやすくなり、長期にわ
たり吐水口より吐水される流水が万遍なく便器表面を濡
らすようになり、以って便器表面に汚れが堆積しにくく
なる。
【0010】本発明の好ましい態様においては、前記便
器洗浄面に対して突起した部分の長手方向の水平面に対
する角度(θ)は、水平面から0度もしくは90度未満
の角度を有するように傾いているようにする。そうする
ことにより、吐水口からの洗浄水は、一部は便器洗浄面
に対して突起した部分を飛び越えてオーバーフローする
が、他の大部分は突起した部分による段に沿うように誘
導されて流れるようになるので、便器の水平方向に幅広
く吐水口から吐水される流水が齎されるようになる。従
って、長期にわたり吐水口より吐水される流水が万遍な
く便器表面を濡らすようになり、以って便器表面に汚れ
が堆積しにくくなる。
【0011】本発明の好ましい態様においては、水洗用
吐水口の直下の便器洗浄面に、前記便器洗浄面に対して
突起した部分が複数設けられているようにする。突起し
た部分が複数設けられていることにより、洗浄水の誘導
水路が増加するので、長期にわたり吐水口より吐水され
る流水が万遍なく便器表面を濡らすようになり、以って
便器表面に汚れが堆積しにくくなる。
【0012】本発明の好ましい態様においては、前記複
数の便器洗浄面に対して突起した部分のうちの隣合う2
つの段部の少なくとも一部は、長手方向の水平面からの
傾きが逆向きであるようにする。こうすることにより、
流水が旋回されるようになるので、さらに洗浄力が増
す。
【0013】本発明の好ましい態様においては、前記便
器洗浄面に対して突起した部分は、貼着フィルムにより
形成されているようにする。このような方法によれば、
フィルムを貼着するだけの容易な工程で、上記吐水口及
び/又は前記吐水口の直下に前記便器洗浄面に対して突
起した部分を有する水洗式便器を作製することができ
る。
【0014】本発明の好ましい態様においては、前記便
器は金属製であり、前記便器洗浄面に対して突起した部
分は、前記金属の変形加工により形成されているように
する。便器が金属製の場合には、塑性加工が容易なので
このような方法により簡単に上記吐水口及び/又は前記
吐水口の直下に前記便器洗浄面に対して突起した部分を
有する水洗式便器を作製することができる。
【0015】本発明の好ましい態様においては、前記便
器は陶器素地上に釉薬層が形成された便器洗浄面を有し
ており、前記便器洗浄面に対して突起した部分は、陶器
成形素地の加工処理に基づいて形成されているようにす
る。便器が陶器製の場合には、焼成前の陶器成形素地の
加工処理により、簡単に上記吐水口及び/又は前記吐水
口の直下に前記便器洗浄面に対して突起した部分を有す
る水洗式便器を作製することができる。
【0016】本発明の好ましい態様においては、前記段
部は、10μm以上、より好ましくは40μm以上の段
の高さを有するようにする。段の高さを10μm以上、
より好ましくは40μm以上にすることにより、吐水口
からの洗浄水が段部に衝突したときに、段部を飛び越え
てオーバーフローする量を低減することができ、大部分
の流水を段に沿うように誘導されて流れるようになるの
で、便器の水平方向に幅広く吐水口から吐水される流水
が齎されるようになる。従って、長期にわたり吐水口よ
り吐水される流水が万遍なく便器表面を濡らすようにな
り、以って便器表面に汚れが堆積しにくくなる。
【0017】本発明の好ましい態様においては、前記段
部は、段部の上方の便器洗浄面に対する角度(α)が水
平面に対して−60度以上60度未満であるようにされ
ているようにする。そうすることにより、吐水口からの
洗浄水が段部に衝突したときに、段部を飛び越えてオー
バーフローする量を低減することができ、大部分の流水
を段に沿うように誘導されて流れるようになるので、便
器の水平方向に幅広く吐水口から吐水される流水が齎さ
れるようになる。従って、長期にわたり吐水口より吐水
される流水が万遍なく便器表面を濡らすようになり、以
って便器表面に汚れが堆積しにくくなる。
【0018】本発明の好ましい態様においては、前記段
部は、段部の上方の便器洗浄面に対して、略ステップ状
に設けられているようにする。そうすることにより、吐
水口からの洗浄水が段部に衝突したときに、段部を飛び
越えてオーバーフローする量を低減することができ、大
部分の流水を段に沿うように誘導されて流れるようにな
ると同時に、段部の作製が容易になるので、好ましい。
【0019】本発明の好ましい態様においては、前記段
部には、さらに原子価が一価の金属成分及び/又はポー
リングの電気陰性度の尺度が1.0未満の金属成分が含
有されているようにする。こうすることにより、段部の
油性汚れの付着性を低減することができ、油性汚れの付
着に基づく吐水口からの洗浄水が段部に衝突したときの
段部を飛び越えてオーバーフローする量の増加を低減す
ることが可能となるので、長期に亘り大部分の流水を段
に沿うように誘導させて流せるようになる。従って、長
期に亘り便器の水平方向に幅広く吐水口から吐水される
流水が齎されるようになるので、長期にわたり吐水口よ
り吐水される流水が万遍なく便器表面を濡らすようにな
り、以って便器洗浄面全体にも汚れが堆積しにくくな
る。
【0020】本発明の好ましい態様においては、前記段
部、前記吐水口、前記便器洗浄面、前記便器洗浄面に対
して突起した部分のいずれかには、さらに抗菌剤が含有
されているようにする。そうすることで、便器洗浄面が
抗菌される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の具体的構成につ
いて説明する。本発明の水洗用便器としては、大便器、
小便器共に使用可能である。その洗浄方式も問わない。
例えば、小便器の洗浄方式には、図1(a)に示すよう
に、小便器20の内表面の上部に取り付けられたスプレ
ッダノズル22から噴出される水により便器の内表面を
洗浄する方式(スプレッダ方式)と、図1(b)に示す
ように、小便器20のリム(淀掛け)部24の内側に形
成された吐水口26から吐出される水により便器の内表
面を洗浄する方式(淀掛け方式)とがあるが、そのいず
れでもよい。同様に大便器にもスプレッダ方式と淀掛け
方式とがある(図示せず)がそのいずれでもよい。
【0022】本発明における吐水口とは、例えばスプレ
ッダ方式ではスプレッダノズルの噴出口であり、淀掛け
方式ではリム(淀掛け)部の内側に形成された吐水口で
ある。吐水口の直下とは、吐水口の真下数センチをい
い、好ましくは真下0〜10cmまでの部分である。
【0023】本発明における段部は、例えば、図2
(a)のように、水洗用吐水口及び/又は前記吐水口の
直下に段差を設け、段部の上方の便器洗浄面に対して前
記段部の下方の便器洗浄面の段が高いようにして、その
さらに下方はそのままにしてもよいし、図2(b)のよ
うに、便器洗浄面に対して突起した部分を水洗用吐水口
及び/又は前記吐水口の直下にのみ設けるようにしても
よいし、図2(c)のように、便器洗浄面に対して突起
した部分を水洗用吐水口及び/又は前記吐水口の直下に
設け、その下方にも間隔をおいて便器洗浄面に対して突
起した部分を設けるようにしてもよい。
【0024】本発明において段部の上方の便器面に対す
る角度とは、図3におけるαをいう。また、段部の長手
方向の水平面に対する角度とは、図3におけるθをい
う。また、段の高さとは、図3におけるtをいう。
【0025】本発明の一実施態様においては、便器洗浄
面に対して突起した部分を、水洗用吐水口及び/又は前
記吐水口の直下の便器洗浄面に、前記便器洗浄面に対し
て突起した部分の長手方向の水平面に対する角度(θ)
が0度(水平)もしくは90度未満、好ましくは10度
以上80度未満、より好ましくは20度以上70度未満
の角度を有するように傾いて配置するように複数形成
し、複数の便器洗浄面に対して突起した部分のうちの隣
合う2つの段部の少なくとも一部は、長手方向の水平面
からの傾きが逆向きであるようにする。その配置の一例
を図4に示す。図4では2つの突起した部分28および
30が、水洗用吐水口26の直下の便器面32に、それ
ぞれ右傾き、左傾きで配置されている。このように複数
の突起した部分を逆向きの角度で配置することで流水は
旋回誘導され、さらに洗浄性は増すことになる。
【0026】便器が金属製の場合には、水洗用吐水口及
び/又は前記吐水口の直下の便器洗浄面に段部が設けら
れており、前記段部の上方の便器洗浄面に対して前記段
部の下方の便器洗浄面は段が高い水洗式便器の製造方法
には、例えば、以下に示す方法が好適に利用できる。 (1)上記段部を形成可能な鋳型により、成形する。 (2)通常の便器を作製した後、エンボス加工等の方法
で、上記段部を形成する。 (3)請求項22〜27に記載のフィルムを貼着するこ
とにより、段部を形成する。
【0027】便器が樹脂製の場合には、水洗用吐水口及
び/又は前記吐水口の直下の便器洗浄面に段部が設けら
れており、前記段部の上方の便器洗浄面に対して前記段
部の下方の便器洗浄面は段が高い水洗式便器の製造方法
には、例えば、以下に示す方法が好適に利用できる。 (1)上記段部を形成可能な鋳型により、成形する。 (2)通常の便器を作製した後、エンボス加工等の方法
で、上記段部を形成する。 (3)請求項22〜27に記載のフィルムを貼着するこ
とにより、段部を形成する。
【0028】便器が陶器製の場合には、水洗用吐水口及
び/又は前記吐水口の直下の便器洗浄面に段部が設けら
れており、前記段部の上方の便器洗浄面に対して前記段
部の下方の便器洗浄面は段が高い水洗式便器の製造方法
には、例えば、以下に示す方法が好適に利用できる。 (1)陶器成形素地の乾燥前の土締り工程で、段部をマ
スキングしながらプレスした後に、施釉し、焼成する。 (2)陶器成形素地に、段部を形成する生素地を接着
後、施釉し、焼成する。 (3)請求項22〜27に記載のフィルムを貼着するこ
とにより、段部を形成する。
【0029】便器が金属製の場合には、便器洗浄面に対
して突起した部分を水洗用吐水口及び/又は前記吐水口
の直下の便器洗浄面に形成した水洗式便器の製造方法に
は、例えば、以下に示す方法が好適に利用できる。 (1)上記突起部を形成可能な鋳型により、成形する。 (2)通常の便器を作製した後、エンボス加工等の方法
で、上記突起部を形成する。 (3)請求項22〜27に記載のフィルムを貼着するこ
とにより、突起部を形成する。
【0030】便器が樹脂製の場合には、便器洗浄面に対
して突起した部分を水洗用吐水口及び/又は前記吐水口
の直下の便器洗浄面に形成した水洗式便器の製造方法に
は、例えば、以下に示す方法が好適に利用できる。 (1)上記突起部を形成可能な鋳型により、成形する。 (2)通常の便器を作製した後、エンボス加工等の方法
で、上記突起部を形成する。 (3)請求項22〜27に記載のフィルムを貼着するこ
とにより、突起部を形成する。
【0031】便器が陶器製の場合には、便器洗浄面に対
して突起した部分を水洗用吐水口及び/又は前記吐水口
の直下の便器洗浄面に形成した水洗式便器の製造方法に
は、例えば、以下に示す方法が好適に利用できる。 (1)陶器成形素地の乾燥前の土締り工程で、突起部を
マスキングしながらプレスした後に、施釉し、焼成す
る。 (2)陶器成形素地に、突起部を形成する生素地を接着
後、施釉し、焼成する。 (3)請求項22〜27に記載のフィルムを貼着するこ
とにより、突起部を形成する。
【0032】本発明における原子価が一価の金属成分及
び/又はポーリングの電気陰性度の尺度が1.0未満の
金属成分としては、Li、Na、K、Rb、Cs、A
g、Cu、Au、Ba、Srが好適に利用可能である。
【0033】本発明における抗菌剤としては、銀、銅、
亜鉛等の抗菌性金属及びその化合物微粒子またはシリカ
ゲルやゼオライトなどの担体へ担持物、第四級アンモニ
ウム塩、ニトリル誘導体、イミダゾール誘導体、ベンゾ
チアゾール誘導体、イソチアゾール誘導体、チアジチア
ゾール誘導体、トリアジン誘導体、スルホン誘導体、フ
ェノール誘導体、フェノールエステル誘導体、ピロール
誘導体等が好適に利用できる。
【0034】
【実施例】(比較例1)サンプルとして、東陶機器製ス
トール小便器:U307C、陶器色:パステルアイボリ
ー(#SC1)を準備した。本小便器の洗浄方式は淀掛
け方式である。また、本小便器と同一の素地、釉薬から
焼成して作製した70×150mmの板状試験片を用意
した。この板状試験片を用いて水との接触角測定を、小
便器サンプルを用いて淀掛け部に設けられた吐水口から
排水口までの便器面における水流の状態及び水の濡れ方
を観察した。板状試験片表面と水との接触角は、接触角
測定器(協和界面科学製、CA−X150)を用い、マ
イクロシリンジからサンプル表面に蒸留水の液滴を滴下
した後30秒後に測定した。その結果、サンプル作製直
後の水との接触角は30゜であったが、約1ヶ月間放置
した後の水との接触角は50゜〜55゜まで上昇してい
た。小便器サンプルの吐水口から排水口までの便器面に
おける水流の状態及び水の濡れ方については、小便器設
置直後と通常の使用下で約1ヶ月経過後に、フラッシュ
バルブ開閉時における洗浄水の状態を目視により観察し
た。その結果、設置直後は便器面が親水性であるため吐
水口からの流水が水平方向に広がり、吐水口下3cm付
近よりも下側の便器面はほぼ完全に水膜が形成されて洗
浄されていた。約1ヶ月経過後は、吐水口付近及び便器
面が若干疎水化しており、流水の幅が狭くなってしま
い、便器面全体を濡らすことができなくなっていた。そ
のため、水の通らない部分にはわずかに汚れが堆積して
いた。
【0035】(実施例1)比較例1と同一の小便器及び
板状試験片を用意した。小便器は、淀掛け部に設けられ
た吐水口の直下3.0cmの所から、左下向きに45゜
の角度をつけて幅1.3cm×長さ4.0cmの帯状
に、中興化成工業製フッ素樹脂テープASF−110を
貼り付けた。さらにこの下側3.0cmの所にも、右下
向きに45゜の角度をつけて幅1.3cm×長さ4.0
cmの帯状にASF−110を貼り付けた。また、板状
試験片は、釉薬面全体に上記フッ素樹脂テープを貼り付
けた。なお、上記フッ素樹脂テープの厚みは80μmで
ある。得られた板状試験片について、比較例1と同様に
水との接触角を測定したところ、サンプル作製直後から
110゜という撥水性を示し、約1ヶ月放置後も110゜
と変わらなかった。また、得られた小便器について、比
較例1と同様に水流の状態及び便器面の水の濡れ方を観
察した。その結果、設置直後は比較例1と同じく便器面
が親水性であるため吐水口からの流水が水平方向に広が
り、便器面はほぼ完全に水膜が形成されて洗浄されてい
た。約1ヶ月経過後は、吐水口付近及び便器面が若干疎
水化しているものの、吐水口直下に設けられた一段目の
フッ素樹脂テープによる突起によって左側に流水が広が
り、さらに、二段目のフッ素樹脂テープによる突起によ
って右側に流水が広がることにより、これよりも下側の
便器面のほぼ全体に水膜を形成して洗浄していた。その
ため、便器面には目立った汚れの堆積は見られなかっ
た。
【0036】(実施例2)比較例1と同一の小便器及び
板状試験片を用意した。小便器は、淀掛け部に設けられ
た吐水口の直下3.0cmの所から、左下向きに45゜
の角度をつけて幅1.8cm×長さ5.0cmの帯状
に、積水化学製セロハンテープを貼り付けた。さらにこ
の下側3.0cmの所にも、右下向きに45゜の角度を
つけて幅1.8cm×長さ5.0cmの帯状にセロハン
テープを貼り付けた。また、板状試験片は、釉薬面全体
に上記セロハンテープ(セルロースフィルム)を貼り付
けた。なお、上記セロハンテープの厚みは46μmであ
る。得られた板状試験片について、比較例1と同様に水
との接触角を測定したところ、サンプル作製直後から6
1゜という疎水性を示し、約1ヶ月放置後も65゜でとほ
とんど変わらなかった。また、得られた小便器につい
て、比較例1と同様に水流の状態及び便器面の水の濡れ
方を観察した。その結果、設置直後は比較例1と同じく
便器面が親水性であるため吐水口からの流水が水平方向
に広がり、便器面はほぼ完全に水膜が形成されて洗浄さ
れていた。約1ヶ月経過後は、吐水口付近及び便器面が
若干疎水化しているものの、吐水口直下に設けられた一
段目のセロハンテープによる突起によって左側に流水が
広がり、さらに、二段目のセロハンテープによる突起に
よって右側に流水が広がることにより、これよりも下側
の便器面のほぼ全体に水膜を形成して洗浄していた。そ
のため、便器面には目立った汚れの堆積は見られなかっ
た。
【0037】(実施例3)比較例1と同一の小便器及び
板状試験片を用意した。小便器は、淀掛け部に設けられ
た吐水口の直下3.0cmの所から、左下向きに45゜
の角度をつけて幅1.8cm×長さ5.0cmの帯状
に、東洋化学工業製ビニルテープを貼り付けた。さらに
この下側3.0cmの所にも、右下向きに45゜の角度
をつけて幅1.8cm×長さ5.0cmの帯状にビニル
テープを貼り付けた。また、板状試験片は、釉薬面全体
に上記ビニルテープを貼り付けた。なお、上記ビニルテ
ープの厚みは180μmである。得られた板状試験片に
ついて、比較例1と同様に水との接触角を測定したとこ
ろ、サンプル作製直後から78゜という疎水性を示し、
約1ヶ月放置後も75゜でとほとんど変わらなかった。
また、得られた小便器について、比較例1と同様に水流
の状態及び便器面の水の濡れ方を観察した。その結果、
設置直後は比較例1と同じく便器面が親水性であるため
吐水口からの流水が水平方向に広がり、便器面はほぼ完
全に水膜が形成されて洗浄されていた。約1ヶ月経過後
は、吐水口付近及び便器面が若干疎水化しているもの
の、吐水口直下に設けられた一段目のビニルテープによ
る突起によって左側に流水が広がり、さらに、二段目の
ビニルテープによる突起によって右側に流水が広がるこ
とにより、これよりも下側の便器面のほぼ全体に水膜を
形成して洗浄していた。そのため、便器面には目立った
汚れの堆積は見られなかった。
【0038】(実施例4)比較例1と同一形状のストー
ル小便器成形体を用意した。この小便器成形体の淀掛け
部に設けられた吐水口の直下3.5cmの所から、左下
向きに45゜の角度をつけて幅2.0cm×長さ5.0
cmの帯状に小便器と同一組成の素地成形体を接着し、
突起部を形成した。さらにこの下側3.5cmの所に
も、右下向きに45゜の角度をつけて幅2.0cm×長
さ5.0cmの帯状に素地成形体を接着し、突起部を形
成した。その後、比較例1の小便器と同一の釉薬を上記
成形体に施釉し、1100〜1200℃で焼成すること
により小便器サンプルを得た。なお、焼成後の上記突起
の高さは約2mmである。また、本小便器と同一の素
地、釉薬から焼成して作製した70×150mmの板状
試験片を用意した。得られた板状試験片について、比較
例1と同様に水との接触角を測定したところ、サンプル
作製直後の水との接触角は30゜であったが、約1ヶ月
間放置した後の水との接触角は50゜〜55゜まで上昇し
ていた。また、得られた小便器について、比較例1と同
様に水流の状態及び便器面の水の濡れ方を観察した。そ
の結果、設置直後は比較例1と同じく便器面が親水性で
あるため吐水口からの流水が水平方向に広がり、便器面
はほぼ完全に水膜が形成されて洗浄されていた。約1ヶ
月経過後は、吐水口付近及び便器面が若干疎水化してい
るものの、吐水口直下に設けられた一段目の突起により
左側に流水が広がり、さらに、二段目の突起により右側
に流水が広がることによって、これよりも下側の便器面
のほぼ全体に水膜を形成して洗浄していた。そのため、
便器面には目立った汚れの堆積は見られなかった。
【0039】このように実施例においては、吐水口直下
に設けられた段部及び突起の効果により、長期にわたり
吐水口より吐水される流水が万遍なく便器表面を濡ら
し、そのため、汚れが堆積しにくくなっていると推定さ
れる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、吐水口より吐水される
流水が万遍なく便器表面を濡らし、以って汚れが堆積し
にくい水洗式便器を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】水洗式小便器を示す図である。 (a)スプレッダ方式の小便器を示す図。 (b)淀掛け方式の小便器を示す図。
【図2】(a)本発明の便器洗浄面の断面の一概念図。 (b)本発明の便器洗浄面の断面の他の概念図。 (c)本発明の便器洗浄面の断面の他の概念図。
【図3】本発明の便器洗浄面の段部近傍の断面の概念図
であり、角度、段の高さを説明するための図。
【図4】本発明の一実施例を示す図。
【符号の説明】
20…小便器 22…スプレッダノズル 24…淀掛け部 26…吐水口 28、30…段部の突起 32…便器面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 正昭 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 安藤 正美 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 林 浩一 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 早川 信 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D039 AD00 AE00

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水洗用吐水口及び/又は前記吐水口の直
    下の便器洗浄面に段部が設けられており、前記段部の上
    方の便器洗浄面に対して前記段部の下方の便器洗浄面は
    段が高いことを特徴とする水洗式便器。
  2. 【請求項2】 前記段部の長手方向の水平面に対する角
    度(θ)は、0度もしくは90度未満の角度を有するよ
    うに傾いていることを特徴とする請求項1に記載の水洗
    式便器。
  3. 【請求項3】 前記段部は、水洗用吐水口及び/又は前
    記吐水口の直下の便器洗浄面にフィルムを貼着すること
    により設けられていることを特徴とする請求項1または
    2に記載の水洗式便器。
  4. 【請求項4】 前記便器は金属製又は樹脂製であり、前
    記段部は、水洗用吐水口及び/又は前記吐水口の直下の
    便器洗浄面の前記金属又は樹脂の変形加工により形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2に記載の水
    洗式便器。
  5. 【請求項5】 前記便器は陶器素地上に釉薬層が形成さ
    れた便器洗浄面を有しており、前記段部は、水洗用吐水
    口及び/又は前記吐水口の直下の便器洗浄面の陶器成形
    素地の加工処理に基づいて形成されていることを特徴と
    する請求項1または2に記載の水洗式便器。
  6. 【請求項6】 前記段部は、便器洗浄面に対して突起し
    た部分を水洗用吐水口及び/又は前記吐水口の直下の便
    器洗浄面に形成することにより設けられていることを特
    徴とする請求項1乃至5に記載の水洗式便器。
  7. 【請求項7】 前記便器洗浄面に対して突起した部分の
    長手方向の水平面に対する角度(θ)は、水平面から0
    度もしくは90度未満の角度を有するように傾いている
    ことを特徴とする請求項6に記載の水洗式便器。
  8. 【請求項8】 水洗用吐水口の直下の便器洗浄面に、前
    記便器洗浄面に対して突起した部分が複数設けられてい
    ることを特徴とする請求項6または7に記載の水洗式便
    器。
  9. 【請求項9】 前記複数の便器洗浄面に対して突起した
    部分のうちの隣合う2つの段部の少なくとも一部は、長
    手方向の水平面からの傾きが逆向きであることを特徴と
    する請求項8に記載の水洗式便器。
  10. 【請求項10】 前記便器洗浄面に対して突起した部分
    は、貼着フィルムにより形成されていることを特徴とす
    る請求項9に記載の水洗式便器。
  11. 【請求項11】 前記便器は金属製又は樹脂製であり、
    前記便器洗浄面に対して突起した部分は、前記金属又は
    樹脂の変形加工により形成されていることを特徴とする
    請求項9に記載の水洗式便器。
  12. 【請求項12】 前記便器は陶器素地上に釉薬層が形成
    された便器洗浄面を有しており、前記便器洗浄面に対し
    て突起した部分は、陶器成形素地の加工処理に基づいて
    形成されていることを特徴とする請求項9に記載の水洗
    式便器。
  13. 【請求項13】 前記段部は、10μm以上の段の高さ
    を有することを特徴とする請求項1乃至12に記載の水
    洗式便器。
  14. 【請求項14】 前記段部は、40μm以上の段の高さ
    を有することを特徴とする請求項1乃至12に記載の水
    洗式便器。
  15. 【請求項15】 前記段部は、段部の上方の便器洗浄面
    に対する角度(α)が水平面に対して−60度以上60
    度未満であるようにされていることを特徴とする請求項
    1乃至14に記載の水洗式便器。
  16. 【請求項16】 前記段部は、段部の上方の便器洗浄面
    に対して、略ステップ状に設けられていることを特徴と
    する請求項1乃至14に記載の水洗式便器。
  17. 【請求項17】 前記段部には、さらに原子価が一価の
    金属成分及び/又はポーリングの電気陰性度の尺度が
    1.0未満の金属成分が含有されていることを特徴とす
    る請求項1乃至16に記載の水洗式便器。
  18. 【請求項18】 前記段部、前記吐水口、前記便器洗浄
    面、前記便器洗浄面に対して突起した部分のいずれかに
    は、さらに抗菌剤が含有されていることを特徴とする請
    求項1乃至17に記載の水洗式便器。
  19. 【請求項19】 前記便器は大便器であることを特徴と
    する請求項1乃至18に記載の水洗式便器。
  20. 【請求項20】 前記便器は小便器であることを特徴と
    する請求項1乃至18に記載の水洗式便器。
  21. 【請求項21】 離型シートと、前記シート上に配置さ
    れた接着剤層と、前記接着剤層上に配置された可撓性フ
    ィルムからなり、前記シートを剥がして水洗式便器の水
    洗用吐水口の直下の便器洗浄面に前記接着剤層を接触せ
    しめることにより前記吐水口の直下の便器洗浄面に、下
    方の便器洗浄面が高くなる段部を形成するための水洗式
    便器用貼着フィルム。
  22. 【請求項22】 離型シートと、前記シート上に配置さ
    れた接着剤層と、前記接着剤層上に配置された可撓性フ
    ィルムからなり、前記シートを剥がして水洗式便器の水
    洗用吐水口の直下の便器洗浄面に前記接着剤層を接触せ
    しめることにより前記吐水口の直下の便器洗浄面に、便
    器洗浄面に対して突起した部分を形成するための水洗式
    便器用貼着フィルム。
  23. 【請求項23】 前記可撓性フィルムの厚さは、10μ
    m以上であることを特徴とする請求項21または22に
    記載の水洗式便器用貼着フィルム。
  24. 【請求項24】 前記可撓性フィルムの厚さは、40μ
    m以上であることを特徴とする請求項21または22に
    記載の水洗式便器用貼着フィルム。
  25. 【請求項25】 前記可撓性フィルムには、さらに原子
    価が一価の金属成分及び/又はポーリングの電気陰性度
    の尺度が1.0未満の金属成分が含有されていることを
    特徴とする請求項21乃至24に記載の水洗式便器用貼
    着フィルム。
  26. 【請求項26】 前記可撓性フィルムには、さらに抗菌
    剤が含有されていることを特徴とする請求項21乃至2
    5に記載の水洗式便器用貼着フィルム。
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