JP2000327369A - リン酸スズ系ガラス含有結晶性組成物 - Google Patents

リン酸スズ系ガラス含有結晶性組成物

Info

Publication number
JP2000327369A
JP2000327369A JP14202899A JP14202899A JP2000327369A JP 2000327369 A JP2000327369 A JP 2000327369A JP 14202899 A JP14202899 A JP 14202899A JP 14202899 A JP14202899 A JP 14202899A JP 2000327369 A JP2000327369 A JP 2000327369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metaphosphate
tin phosphate
weight
phosphate glass
tin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14202899A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuko Douya
康子 堂谷
Hiroshi Usui
寛 臼井
Tsuneo Manabe
恒夫 真鍋
Koichi Shibuya
幸一 渋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP14202899A priority Critical patent/JP2000327369A/ja
Publication of JP2000327369A publication Critical patent/JP2000327369A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Glass Compositions (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】焼成時に安定的に結晶化し、かつ結晶化率の高
いリン酸スズ系ガラス含有結晶性組成物の提供。 【解決手段】リン酸スズ系ガラス粉末70〜99.99
重量%、メタリン酸マグネシウム、メタリン酸カルシウ
ム、メタリン酸ストロンチウム、メタリン酸バリウムお
よびメタリン酸アルミニウムからなる群から選ばれた1
種以上のメタリン酸化合物粉末を0.01〜30重量%
含有するリン酸スズ系ガラス含有結晶性組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、封着用、被覆用、
PDP(プラズマディスプレイパネル)リブ形成用、特
にブラウン管のパネルとファンネルの封着用に好適なリ
ン酸スズ系ガラス含有結晶性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ブラウン管のパネルとファンネルの封着
用材料として、鉛を含有しない材料が求められている。
そのような材料の代表的なものとしてリン酸スズ系ガラ
スが挙げられる。たとえば、特開平6−183775に
は、SnO:ZnOのモル比が1:1から5:1の範囲
にあるSnO−ZnO−P25系ガラスが開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】SnOを30〜70モ
ル%含有するリン酸スズ系ガラス粉末は軟化点が低く、
封着用または被覆用として優れた特性を有する材料であ
る。しかし、焼成時に起きるガラスの結晶化が不安定で
あり、ガラスの表層が内部に比べて速く結晶化し、結晶
化していないガラスが内部からしみ出し問題になること
がある。
【0004】特開平6−183775に開示されている
SnO−ZnO−P25系ガラスは、ZnOを多く含有
することによりガラスの安定的な結晶化を図っている
が、より高い結晶化率が求められている。本発明は、以
上の課題を解決し、焼成時に安定的に結晶化し、かつ結
晶化率の高いリン酸スズ系ガラス含有結晶性組成物の提
供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、リン酸スズ系
ガラス粉末を70〜99.99重量%、メタリン酸マグ
ネシウム、メタリン酸カルシウム、メタリン酸ストロン
チウム、メタリン酸バリウムおよびメタリン酸アルミニ
ウムからなる群から選ばれた1種以上のメタリン酸化合
物粉末を0.01〜30重量%含有するリン酸スズ系ガ
ラス含有結晶性組成物、を提供する(第1発明)。
【0006】また、本発明は、ZnOの含有量が0〜2
5モル%であるリン酸スズ系ガラス粉末を40〜99重
量%、ZnOの含有量が26〜70モル%であるリン酸
亜鉛系ガラス粉末を1〜60重量%含有するリン酸スズ
系ガラス含有結晶性組成物、を提供する(第2発明)。
【0007】さらに、本発明は、リン酸スズ系ガラス粉
末を95〜99.99重量%、鉄粉末を0.01〜5重
量%含有するリン酸スズ系ガラス含有結晶性組成物、を
提供する(第3発明)。
【0008】本発明者は、後述する結晶Aを焼成時に析
出させることにより結晶化率を高くできることを見出し
本発明に至った。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明におけるリン酸スズ系ガラ
スは、P25を25モル%以上、SnOに換算したスズ
酸化物(以下単にSnOという。)を30モル%以上含
有するガラスである。P25が25モル%未満ではガラ
ス化が困難になる。好ましくは28モル%以上である。
SnOが20モル%未満では軟化点が高くなりすぎる。
好ましくは40モル%以上である。
【0010】本発明のリン酸スズ系ガラス含有結晶性組
成物(以下単に本発明の結晶性組成物という。)は、リ
ン酸スズ系ガラス粉末と結晶化促進材を含有する。ここ
でいう結晶化促進材は、本発明の結晶性組成物を350
〜550℃で焼成したときに「結晶A」の析出を促進す
る作用を有するものである。「結晶A」とは、CuKα
線を用いた粉末X線回折法による回折パターンが、格子
間隔dが3.41オングストロームのところに最強の回
折ピーク、dが3.84オングストローム、3.70オ
ングストローム、3.25オングストローム、3.11
オングストロームのそれぞれのところに小さい回折ピー
クを有する結晶であり、ピロリン酸第一スズまたはそれ
に類似するリン酸スズ系結晶と考えられる。
【0011】なお、ZnOを含有するリン酸スズ系ガラ
ス粉末を含有する組成物を焼成すると「結晶B」が析出
することがある。「結晶B」とは、CuKα線を用いた
粉末X線回折法による回折パターンが、格子間隔dが
3.86オングストローム、2.99オングストロー
ム、2.53オングストローム、のそれぞれのところに
強い回折ピークを有する結晶であり、亜鉛を含有する結
晶と考えられる。
【0012】本発明の結晶性組成物は、焼成時に結晶を
安定的に析出する。ここで「結晶を安定的に析出す
る。」とは、焼成時の結晶化が表層においても内部にお
いてもほぼ同じように進行することをいう。これによ
り、結晶化していないガラスが内部から大量にしみ出し
て問題となるおそれがなくなる。また、本発明の結晶性
組成物は、焼成時に結晶Aを析出せず結晶Bを析出する
組成物に比べて結晶化率が大きく、焼成後の強度は大き
い。
【0013】本発明の第1発明の結晶性組成物において
は、結晶化促進材として、メタリン酸マグネシウム、メ
タリン酸カルシウム、メタリン酸ストロンチウム、メタ
リン酸バリウムおよびメタリン酸アルミニウムからなる
群から選ばれた1種以上のメタリン酸化合物粉末を0.
01〜30重量%含有する。0.01重量%未満ではそ
の効果が小さい。好ましくは3重量%以上、より好まし
くは6重量%以上である。30重量%超では焼成時の流
動性が小さくなりすぎる。好ましくは20重量%以下、
より好ましくは10重量%以下である。
【0014】本発明の第2発明の結晶性組成物において
はリン酸スズ系ガラス粉末のZnO含有量は0〜25モ
ル%であり、結晶化促進材として、ZnOの含有量が2
6〜70モル%であるリン酸亜鉛系ガラス粉末を1〜6
0重量%含有する。1重量%未満ではその効果が小さ
い。好ましくは10重量%以上、より好ましくは20重
量%以上、特に好ましくは30重量%以上である。60
重量%超では焼成時の流動性が小さくなりすぎる。好ま
しくは50重量%以下、より好ましくは40重量%以下
である。
【0015】前記リン酸亜鉛系ガラスは、P25を25
〜50モル%、ZnOを35〜70モル%、SnOを0
〜25モル%、それぞれ含有することが好ましい。な
お、ガラスの安定性を増す、または、結晶Bの析出を抑
制する、などのために、上記成分の他に、SiO2、A
23、B23、In23、WO3、TiO2、CuO、
MoO3、MgO、CaO、SrO、BaOなどを合量
で10モル%まで含有してもよい。
【0016】本発明の第3発明の結晶性組成物において
は、結晶化促進材として、鉄粉末を0.01〜5重量%
含有する。0.01重量%未満ではその効果が小さい。
好ましくは0.5重量%以上、より好ましくは0.8重
量%以上である。5重量%超では焼成時に発泡する。好
ましくは3重量%以下、より好ましくは2重量%以下で
ある。
【0017】本発明の結晶性組成物は必須成分としてリ
ン酸スズ系ガラス粉末と上記結晶化促進材とを含有する
が、本発明の目的を損なわない範囲で、用途に応じて他
の成分を合量で50重量%まで含有してもよい。たとえ
ば、熱膨張係数を調整するためにセラミックスフィラー
を含有してもよい。前記セラミックスフィラーの、室温
から300℃までの平均線膨張係数は70×10-7/℃
以下であることが好ましく、シリカ、β−ユークリプタ
イト、β−スポジュメン、コーディエライト、ジルコン
等が挙げられる。セラミックスフィラーの好ましい含有
量の範囲は1〜40重量%である。また、PDPリブ形
成に用いられる場合は、酸化チタン、アルミナ、等の白
色顔料を含有してもよい。
【0018】本発明におけるリン酸スズ系ガラスの好ま
しい組成は実質的にモル%表示で、 P25 25〜38%、 SnO 43〜75%、 ZnO 0〜25%、 SiO2 0〜5%、 Al23 0〜5%、 B23 0〜10%、 MoO3 0〜5%、 In23 0〜5%、 WO3 0〜5%、 MgO+CaO+SrO 0〜15%、 である。以下、上記組成の限定理由を、モル%を単に%
と表記して説明する。
【0019】P25の含有量が25%未満では、ガラス
化が困難になる。好ましくは28%以上、より好ましく
は29%以上である。38%超では耐水性が低下する。
好ましくは36%以下、より好ましくは34%以下であ
る。
【0020】SnOの含有量が43%未満では、軟化点
が高くなりすぎる。好ましくは45%以上、より好まし
くは50%以上、特に好ましくは60%以上である。7
5%超ではガラス化が困難になる。好ましくは73%以
下、より好ましくは70%以下、特に好ましくは65%
以下である。
【0021】ZnOは必須ではないが、ガラスを安定化
するために25%まで含有してもよい。25%超では軟
化点が高くなりすぎるおそれがある。より好ましくは1
5%以下、特に好ましくは7%以下である。また、3%
以上含有することがより好ましい。
【0022】ZnOを含有する場合、焼成時にピロリン
酸亜鉛結晶が析出しにくいようにするために、SnOの
含有量はZnOの含有量の3倍以上にすることが好まし
い。より好ましくは5倍以上である。なお、ピロリン酸
亜鉛結晶は室温から100℃程度までの温度範囲で負の
熱膨張係数を有し、この結晶が焼成時に析出すると膨張
マッチングが困難になるおそれがある。
【0023】ガラスを安定化するために、SiO2を5
%まで、Al23を5%まで、B2 3を10%まで、M
oO3を5%まで、In23を5%まで、WO3を5%ま
で、MgO、CaO、SrOを合量で15%まで、それ
ぞれ含有してもよい。
【0024】本発明におけるリン酸スズ系ガラスは実質
的に上記成分からなるが、本発明の目的を損なわない範
囲で他の成分を合量で5モル%まで含有してもよい。た
とえば、ガラスを着色するためにFe23などを含有し
てもよいし、TiO2、CuO、AgO2、BaOなどを
含有してもよい。
【0025】本発明におけるリン酸スズ系ガラスの軟化
点は450℃以下であることが好ましい。450℃超で
は焼成時の流動性が小さくなりすぎるおそれがある。
【0026】本発明の結晶性組成物の焼成温度は400
〜550℃であることが好ましい。また、本発明の結晶
性組成物は、エチルセルロース、ニトロセルロースなど
の樹脂成分と、α−テルピネオール、酢酸イソアミル、
エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレング
リコールジn−ブチルエーテル、ブチルカルビトールア
セテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルな
どの溶剤とを含むビークルと混練してペースト化して使
用してもよい。
【0027】本発明の結晶性組成物は、封着、被覆、P
DPリブ形成、等に用いられる。特にブラウン管のパネ
ルとファンネルの封着に好適である。
【0028】
【実施例】表のP25〜ZrO2の欄にモル%で記載し
た組成になるように原料を調合し、石英るつぼに入れ
て、1200℃で30分溶解して得られたガラスをステ
ンレス鋼製ローラに流し込みフレーク化したあと、アル
ミナ製ボールミルで100分間粉砕してリン酸スズ系ガ
ラス粉末を得た。また、モル%で記載した組成が、P2
5:30%、SnO:20%、ZnO:50%、とな
るように原料を調合し、前記リン酸スズ系ガラス粉末の
場合と同様にしてリン酸亜鉛系ガラス粉末を得た。リン
酸スズ系ガラス粉末およびリン酸亜鉛系ガラス粉末の軟
化点を示差熱分析計(DTA)によって測定した。リン
酸亜鉛系ガラス粉末の軟化点は471℃であった。リン
酸スズ系ガラス粉末の軟化点(単位:℃)は表に示す。
【0029】次に、リン酸スズ系ガラス粉末、メタリン
酸カルシウム粉末(ラサ工業株式会社製)、メタリン酸
アルミニウム粉末(ラサ工業株式会社製)、リン酸亜鉛
系ガラス粉末、鉄粉末、コーディエライト粉末(旭硝子
株式会社製)を、表に重量%で記載した割合で混合しリ
ン酸スズ系ガラス含有組成物を得た。得られたリン酸ス
ズ系ガラス含有組成物について、フローボタン径(単
位:mm)、熱膨張係数(単位:×10-7/℃)、析出
結晶、限界排気昇温速度(単位:℃/分)を以下の方法
により測定した。例1〜4は実施例、例5〜6は比較例
である。
【0030】フローボタン径:試料粉末3.8gを直径
12.7mmの円柱状に加圧成形した成形体をガラス板
上に440℃で35分間の条件で焼成して前記成形体を
流動させ、得られたフローボタンの直径を測定する。こ
のフローボタン径は封着する際の流動性の指標であり、
16mm以上であることが好ましい。
【0031】熱膨張係数:試料粉末約5gを適当な大き
さの棒状に加圧成形し、フローボタン径の測定の場合と
同様にして焼成後、直径5mm、長さ15〜20mmの
円柱状に研磨加工しサンプルを得る。このサンプルにつ
いて、熱膨張測定装置(マックサイエンス株式会社製
ディラトメーター5000)を用いて昇温速度10℃/
分の条件で加熱して伸びを測定し、50〜250℃の平
均線膨張係数を算出した。熱膨張係数は60×10-7
105×10-7/℃であることが好ましい。
【0032】析出結晶:前記フローボタンを粉砕してサ
ンプルとし、CuKα線を用いて粉末X線回折法により
このサンプル中に存在する結晶の種類を調べた。結晶A
は、格子間隔dが3.41オングストロームのところに
最強の回折ピーク、dが3.84オングストローム、
3.70オングストローム、3.25オングストロー
ム、3.11オングストロームのそれぞれのところに小
さい回折ピークを有する。結晶Bは、dが3.86オン
グストローム、2.99オングストローム、2.53オ
ングストローム、のそれぞれのところに強い回折ピーク
を有する。例1、5、6において検出されたコーディエ
ライトはリン酸スズ系ガラス組成物中のコーディエライ
ト粉末に起因するものであり、析出結晶ではないと考え
られる。
【0033】限界排気昇温速度:29インチブラウン管
用のパネルとファンネルを440℃で封着したガラスバ
ルブを、10-6Torrまで排気しながら各種昇温速度
で320℃まで昇温し、ガラスバルブが割れる限界の昇
温速度を求めた。15℃/分以上であることが好まし
い。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、400〜550℃での
焼成時に安定的な結晶化が起こり、かつ鉛を含有しない
封着用、被覆用、PDPリブ形成用などに適用可能なリ
ン酸スズ系ガラス含有結晶性組成物が得られる。特に、
ブラウン管のパネルとファンネルの封着に適用すると高
い封着強度が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 11/02 H01J 11/02 B 29/86 29/86 Z (72)発明者 渋谷 幸一 東京都千代田区丸の内二丁目1番2号 旭 硝子株式会社内 Fターム(参考) 4G062 AA09 AA11 BB01 BB08 BB09 DA03 DB03 DC02 DC03 DD04 DD05 DE02 DE03 DE04 DF01 EA01 EB01 EC01 ED02 ED03 ED04 EE02 EE03 EE04 EF02 EF03 EF04 EG02 FA01 FB01 FC01 FD01 FE05 FE06 FE07 FF01 FG01 FH01 FJ01 FK01 FL01 GA01 GA10 GB01 GC01 GD01 GE01 HH01 HH03 HH05 HH06 HH07 HH08 HH09 HH11 HH13 HH15 HH17 HH20 JJ01 JJ03 JJ05 JJ07 JJ10 KK01 KK03 KK05 KK07 KK10 MM08 MM25 NN32 PP09 QQ04 5C032 BB18 BB20 5C040 GF18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リン酸スズ系ガラス粉末を70〜99.9
    9重量%、メタリン酸マグネシウム、メタリン酸カルシ
    ウム、メタリン酸ストロンチウム、メタリン酸バリウム
    およびメタリン酸アルミニウムからなる群から選ばれた
    1種以上のメタリン酸化合物粉末を0.01〜30重量
    %含有するリン酸スズ系ガラス含有結晶性組成物。
  2. 【請求項2】ZnOの含有量が0〜25モル%であるリ
    ン酸スズ系ガラス粉末を40〜99重量%、ZnOの含
    有量が26〜70モル%であるリン酸亜鉛系ガラス粉末
    を1〜60重量%含有するリン酸スズ系ガラス含有結晶
    性組成物。
  3. 【請求項3】リン酸スズ系ガラス粉末を95〜99.9
    9重量%、鉄粉末を0.01〜5重量%含有するリン酸
    スズ系ガラス含有結晶性組成物。
  4. 【請求項4】前記リン酸スズ系ガラス粉末の組成が実質
    的にモル%表示で、 P25 25〜38%、 SnOに換算したスズ酸化物 43〜75%、 ZnO 0〜25%、 SiO2 0〜5%、 Al23 0〜5%、 B23 0〜10%、 MoO3 0〜5%、 In23 0〜5%、 WO3 0〜5%、 MgO+CaO+SrO 0〜15%、 である請求項1、2または3に記載のリン酸スズ系ガラ
    ス含有結晶性組成物。
  5. 【請求項5】セラミックスフィラーを1〜40重量%含
    有する請求項1、2、3または4に記載のリン酸スズ系
    ガラス含有結晶性組成物。
JP14202899A 1999-05-21 1999-05-21 リン酸スズ系ガラス含有結晶性組成物 Pending JP2000327369A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14202899A JP2000327369A (ja) 1999-05-21 1999-05-21 リン酸スズ系ガラス含有結晶性組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14202899A JP2000327369A (ja) 1999-05-21 1999-05-21 リン酸スズ系ガラス含有結晶性組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000327369A true JP2000327369A (ja) 2000-11-28

Family

ID=15305698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14202899A Pending JP2000327369A (ja) 1999-05-21 1999-05-21 リン酸スズ系ガラス含有結晶性組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000327369A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1580172A2 (de) 2004-03-08 2005-09-28 Schott AG Antimikrobiell brechzahlangepasstes Phosphatglas
US7709027B2 (en) 2001-08-22 2010-05-04 Schott Ag Antimicrobial, anti-inflammatory, wound-healing glass powder and use thereof
US8080490B2 (en) 2003-02-25 2011-12-20 Schott Ag Antimicrobial phosphate glass
US8461069B2 (en) 2005-04-15 2013-06-11 Asahi Glass Company, Limited Light emitting diode element

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7709027B2 (en) 2001-08-22 2010-05-04 Schott Ag Antimicrobial, anti-inflammatory, wound-healing glass powder and use thereof
US8080490B2 (en) 2003-02-25 2011-12-20 Schott Ag Antimicrobial phosphate glass
EP1580172A2 (de) 2004-03-08 2005-09-28 Schott AG Antimikrobiell brechzahlangepasstes Phosphatglas
DE102004011520A1 (de) * 2004-03-08 2005-10-06 Schott Ag Antimikrobiell brechzahlangepasstes Phosphatglas
US7704903B2 (en) 2004-03-08 2010-04-27 Schott Ag Antimicrobial phosphate glass with adapted refractive index
US8461069B2 (en) 2005-04-15 2013-06-11 Asahi Glass Company, Limited Light emitting diode element

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6355586B1 (en) Low melting point glass and glass ceramic composition
US5733828A (en) Hermetic sealing composition
JP4557314B2 (ja) 封着用組成物および封着用低融点ガラス
JP4061792B2 (ja) 無鉛低融点ガラスおよびガラスフリット
JP5212884B2 (ja) ビスマス系封着材料およびビスマス系ペースト材料
JP2008098147A (ja) 平面表示装置
JPH09235136A (ja) 低融点ガラス組成物および封着用ガラスセラミックス組成物
JP2000219536A (ja) 低吸湿性ガラスフリットおよびガラスセラミックス組成物
JP4791746B2 (ja) 無鉛硼珪酸塩ガラスフリット及びそのガラスペースト
JP4154790B2 (ja) 低融点ガラスの用途
JPH11349347A (ja) 結晶性低融点ガラス組成物
JP2001302279A (ja) 無鉛低融点ガラスおよびガラスフリット
JPH09175833A (ja) 封着用ガラスセラミックス組成物
JP4874492B2 (ja) ガラス組成物及び該組成物を含むガラス形成材料
JP5299834B2 (ja) 支持枠形成用ガラス粉末、支持枠形成材料、支持枠および支持枠の製造方法
JP2003252648A (ja) リン酸スズ系ガラス及び複合材料
JPH09188544A (ja) ガラス組成物
JP2000327369A (ja) リン酸スズ系ガラス含有結晶性組成物
JP2001199740A (ja) 無鉛ガラス及び封着用組成物
JP2000264676A (ja) 低融点ガラス
JP2004307329A (ja) 表示管用絶縁材料
JP4650444B2 (ja) 封着用低融点ガラス
EP1277708A1 (en) Color cathode-ray tube and glass frit for color cathode-ray tube
JP2002362942A (ja) ガラスフリットおよびアルミニウム電極の被覆方法
JP2001180972A (ja) 無鉛低融点ガラス