JP2000327345A - モールド成形型及びその作製方法 - Google Patents

モールド成形型及びその作製方法

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JP2000327345A
JP2000327345A JP11135116A JP13511699A JP2000327345A JP 2000327345 A JP2000327345 A JP 2000327345A JP 11135116 A JP11135116 A JP 11135116A JP 13511699 A JP13511699 A JP 13511699A JP 2000327345 A JP2000327345 A JP 2000327345A
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lens
molding
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JP11135116A
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Kazuyuki Takahashi
一幸 高橋
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
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    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/50Structural details of the press-mould assembly
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    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/65Means for releasing gas trapped between glass and press die
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    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度に優れるとともに偏心の少ないモールド
成形型,その作製方法,及び作製装置を、提供する。 【解決手段】 ガラス製の基盤部材18を保持部材16
の保持面16dに載置し、保持部材16に保持部材17
を螺合させて基盤部材18を固定する。該基盤部材18
を高温下で転写成形面15bにより保持部材16向きに
押し付け、当該基盤部材18にレンズ成形面18aを形
成させる。保持面16dには、予め回転防止穴Fが形成
されているので、基盤部材18にはこの回転防止穴Fに
対応した位置決め突起Jが形成される。こうして作成さ
れたモールド成形型50において、両保持部材16,1
7は互いに着脱可能であるため、基盤部材18も着脱可
能である。この基盤部材18を保持部材16に取り付け
る場合には、その位置決め突起Jを回転防止穴Fに嵌合
させることにより、容易に位置決め可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズを製造する
ためのモールド成形型及びその作製方法に、関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光学機器の対物レンズ(撮像レン
ズ)には、レンズ構成枚数を少なくしつつ光学性能を向
上させるために(特に、歪曲収差を補正するために)、
非球面レンズが用いられる傾向がある。
【0003】このような非球面レンズは、作製工程を容
易にしつつ精度を向上させて低コスト化を実現するため
に、ガラスモールド成形によって作製される場合が多
い。このガラスモールド成形は、ガラスのプリフォーム
を超硬金属製の成形型によって押し潰してレンズ形状に
成形する方法であるので、所定形状のレンズ成形面を有
する成形型を、予め作製しておかなければならない。
【0004】通常、この成形型は、超硬金属をダイヤモ
ンド砥石によって研削加工することによって作製され
る。しかし、所望のレンズ面が凸面である場合、成形型
のレンズ成形面は、比較的加工の難しい凹面に加工され
る必要があり、さらに、所望のレンズが微小レンズであ
る場合には、その凹面加工はより困難となる。
【0005】このように、通常の研削加工が難しい場合
に、超硬金属の代わりにガラスを用いて成形型を作製す
る技術が、提案されている。即ち、予め成形型における
レンズ成形面を得る為の所定形状の転写成形面を有する
転写基盤型を作製しておき、レンズに加工される被成形
ガラスのプレス温度よりもプレス温度の高いガラスを成
形型の母材として用い、前記転写基盤型の転写成形面に
前記成形型の母材をセットし、該母材を熱軟化させた状
態でプレス成形することにより、成形型の基盤を得ると
いうものである。
【0006】こうして得られた成形型の基盤は、転写基
盤型の転写成形面が略反転転写された形状の面を有す
る。この基盤をさらに冷間加工することにより、所定形
状のレンズ面を得るためのレンズ成形面,ガラスモール
ド作業時に当該成形型を固定するつば部,及びガラスモ
ールド作業時の摺動動作を案内する摺動部を作製し、所
望の成形型を完成させていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガラス
製の成形型には、以下のような問題点がある。即ち、ガ
ラス製であるため、衝撃に弱く壊れやすい。さらに、レ
ンズ製造工程におけるガラスモールド作業時に、成形型
のつば部や摺動部は、硬質な金属材料と接するので、特
に大きな力を受けることになる。従って、これらつば部
や摺動部がガラス製であると、当該部分が特に壊れやす
くなってしまう。
【0008】また、得られた成形型用の基盤を他の部材
と組み合わせて成形型を構成する場合、その組み合わせ
を高精度に行わないと、当該成形型を用いて製造したレ
ンズに、偏心が生じてしまう。
【0009】本発明は、レンズのモールド成形における
かかる問題点に鑑みてなされたものであり、強度に優れ
るとともに偏心の少ないモールド成形型,その作製方
法,及び作製装置の提供を、課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、以下の構成を採用した。
【0011】即ち、請求項1記載のモールド成形型は、
レンズをモールド成形する際に用いられるモールド成形
型であって、前記レンズ上に所望のレンズ面を形成させ
るための所定形状を有するレンズ成形面が端面に形成さ
れた基盤部材と、柱状に形成され、一端に前記基盤部材
を収容する収容穴を有する第1の保持部材と、この第1
の保持部材に対して着脱可能に係合し、前記基盤部材を
前記第1の保持部材の前記収容穴へ押し付けて固定させ
る把持部を有する第2の保持部材とを、備え、前記両保
持部材の少なくとも一方に、前記基盤部材を回転させな
いように配置するための回転防止手段が形成されるとと
もに、前記基盤部材に前記回転防止手段と係合する位置
決め手段が形成されたことを特徴とする。
【0012】このように構成されると、作業者は、基盤
部材と両保持部材を組み合わせる際に、位置決め手段と
回転防止手段とを互いに係合させるので、これら基盤部
材と保持部材とは相対的に予め定められた正しい位置関
係を保つことになる。また、基盤部材の母材として、レ
ンズ成形面を形成するのに適した材料を使用可能である
とともに、保持部材の材料として、レンズのモールド成
形時の固定及び摺動動作,並びに高温に耐えられる材料
を使用可能である。なお、基盤部材の母材は、レンズ用
の光学材料の軟化点よりも高い軟化点を有する材料が好
ましい。
【0013】なお、このモールド成形型によって製造さ
れるレンズのレンズ面は、凸面であっても凹面であって
もよく、非球面であっても球面であってもよい。また、
製造されるべきレンズは、ガラスレンズであっても、プ
ラスチックレンズであってもよい。
【0014】なお、レンズのモールド成形時に、モール
ド成形型における第1の保持部材の側面は、このモール
ド成形の摺動動作を案内する機能を果たすものであり、
円柱面として形成されることとしてもよく、角柱の側面
や楕円柱の側面として形成されることとしてもよい。
【0015】また、モールド成形型の第1の保持部材
は、その収容穴が形成されていない側の端部に、その側
面から環状に突出させたつば部が形成されることとして
もよい。レンズ製造時に、モールド成形型は、そのつば
部において固定されるのである。なお、第1の保持部材
の端部につば部が形成される代わりに、この第1の保持
部材の側面から環状に陥入した形状の固定溝が形成され
ることとしてもよい。
【0016】なお、第1の保持部材における収容穴の内
面は、該第1の保持部材の中心軸に関して回転対称な保
持面として形成されてもよい。さらに、この保持面は、
円錐又は円錐台の斜面を反転させた形状に形成されても
よい。そのうえで、この保持面に回転防止手段としての
回転防止穴が穿たれることとしてもよい。この場合、基
盤部材の位置決め手段は、回転防止穴と嵌合可能な位置
決め突起となる。なお、回転防止手段が回転防止突起で
あって、位置決め手段が位置決め穴であってもよい。
【0017】また、第2の保持部材の把持部は、第1の
保持部材における収容穴の縁辺近傍から、内方へフラン
ジ状に突出した形状に形成されることとしてもよい。ま
た、両保持部材は、互いに螺合することにより、着脱可
能に係合することとしてもよい。このように構成された
場合、両保持部材間に基盤部材を介在させた状態で、こ
れら両保持部材が螺合されると、基盤部材は、第1の保
持部材の保持面と第2の保持部材の把持部とにより締付
固定されることになる。
【0018】請求項9記載のモールド成形型の作成方法
は、前記の基盤部材及び両保持部材を、モールド法によ
り複合一体化成形して、請求項1〜8のいずれかに記載
のモールド成形型を作成することとし、前記基盤部材に
おける前記レンズ成形面及び前記位置決め手段を、前記
のモールド法による当該基盤部材及び前記両保持部材の
複合一体化成形と同時に、形成することを特徴とする。
【0019】なお、レンズ成形面は、予め作製された転
写基盤型の転写成形面を反転転写することにより、形成
されてもよい。この転写基盤型の転写成形面には、離型
膜が形成されることとしてもよい。さらに、モールド成
形型のレンズ成形面にも離型膜が形成されることとして
もよい。
【0020】また、作業者は、基盤部材及び両保持部材
を複合一体化成形した後、得られた基盤部材を取り出し
たうえで両保持部材に未成形の基盤部材を組み込み、再
度これら基盤部材及び両保持部材を複合一体化成形する
ことにより、基盤部材を複数成形することとしてもよ
い。
【0021】レンズ製造の際、レンズ製造担当者は、複
数の基盤部材のうちの1つを両保持部材内に組み込むこ
とによりモールド成形型を得ることができる。レンズ製
造が繰り返されると、モールド成形型の基盤部材は劣化
する。この場合、作業者は、基盤部材のみを交換して両
保持部材を再利用することにより、モールド成形型を再
生させる。
【0022】また、保持部材の組が複数組使用される場
合、作業者は、予め保持部材の各組毎に、ユニークな形
状の回転防止手段を夫々形成しておくとよい。そのうえ
で、作業者は、保持部材の各組毎に、対応する基盤部材
を夫々必要な数量作製するのである。この際、基盤部材
には、対応する保持部材の回転防止手段と係合可能な形
状の位置決め手段が形成される。従って、基盤部材が両
保持部材内に組み込まれる際に、位置決め手段と回転防
止手段が正しく係合すれば、当該基盤部材と保持部材と
が正しく対応していることになるのである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施形態を説明する。本実施形態は、高転移ガラスを用
いてモールド成形型(モールド成形面を含む)を形成す
る方法を示すものである。
【0024】図1は、モールド成形型を作製するための
作製装置Pの要部を示す(一部断面)概略図である。こ
の図1に示すように、この作製装置Pは、真空チャンバ
ー5と、この真空チャンバー5内に構築された機構と、
この真空チャンバー5内部の機構を外部から作動させる
装置とに、区分される。
【0025】上記真空チャンバー5は、中心軸を鉛直方
向に向けて据えられた密閉円筒状のガラス容器からな
り、図示せぬ開閉口によって開閉されるとともに、吸引
管を介して連通された真空排気装置6によって排気され
る。
【0026】この真空チャンバー5の内部における底面
中央には、円柱状の金属ブロックからなる下プレスステ
ージ4が固定されている。また、真空チャンバー5の外
部における上面中央には、加重制御系(制御回路)13
によって制御される油圧装置8が固定されている。この
油圧装置8は、真空チャンバー5の中心軸に沿ってこの
真空チャンバー5の天頂部5aを貫通しているピストン
7を進退駆動するとともに、このピストン7に対して、
下プレスステージ4へ向けた押圧力を加える。
【0027】真空チャンバー5内においてピストン7の
先端には、下プレスステージ4と同心かつ同径の円柱状
の金属ブロックからなる上プレスステージ9が取り付け
られている。これら下プレスステージ4と上プレスステ
ージ9との間には、後述するセット型Sが挟み込まれ
る。即ち、これら下プレスステージ4,加重制御系1
3,油圧装置8,及び上プレスステージ9が、押圧機構
を構成している。また、両プレスステージ4,9におけ
る互いに対向する端面が、セット型Sをその両端から挟
み込んで互いに接近する一対の対向押圧面である。
【0028】また、真空チャンバー5内において、下プ
レスステージ4及び上プレスステージ9の移動領域は、
円筒状に巻かれたヒータ3によって取り囲まれている。
このヒータ3は、電源装置1によって供給される電力に
応じて熱を発生し、セット型Sを加熱する。なお、セッ
ト型Sの表面には、このセット型Sの温度を検知する熱
電対10が接触されており、この熱電対10の出力は温
度制御系(回路)2に供給されている。この温度制御系
(回路)2は、この熱電対10の出力をフィードバック
情報として用い、セット型Sの温度が所定温度を維持す
るように、電源装置1からヒータ3に供給される電力の
大きさを自動制御する。即ち、これらヒータ3,電源装
置1,熱電対10,及び温度制御系2が、加熱装置に相
当する。
【0029】次に、真空チャンバー5内において上下各
プレスステージ9,4の間に挟み込まれるセット型Sの
構造を、図2を用いて、以下詳細に説明する。図2は、
このセット型Sの拡大断面図である。この図2に示すよ
うに、セット型Sは、円筒状の胴型14,胴型14の摺
動孔14a内にその上端側開口から挿入された転写基盤
型15,同じく摺動孔14a内にその下端側開口から挿
入された保持部材16,17,摺動孔14a内において
転写基盤型15と保持部材16,17との間に挟まれた
基盤部材18,及び、胴型14の外周を覆う円筒型のス
ペーサ19から、構成されている。
【0030】これらのうち、胴型14,及び転写基盤型
15は、夫々、超硬系金属材料(平均膨張係数50×1
-7:35〜680℃)のブロックを、研削することによっ
て、形成されている。胴型14は、転写基盤型15を上
プレスステージ9のスライド方向にガイドする機能を果
たす。ここに示す例では、胴型14は、その内径が20.0
03±0.001mmとなるように加工され、さらに、その摺
動孔14aは、滑動に必要な面粗さに加工されている。
【0031】転写基盤型15は、基盤部材18に対して
型押しを施す母型としての機能を果たす。そのため、こ
の転写基盤型15は、胴型14の内径よりも僅かに小径
(φ20.000±0.001mm)であるとともに、その外周面
が滑動に必要な面粗さに仕上げられた円柱部(柱状部)
15aを有し、この円柱部15aの先端面中央部分は、
先端方向へ非球面状(球面状でもよい)に突出させた転
写成形面15bとして加工されている。なお、該転写成
形面15bの形状は、後述するレンズ製造用のモールド
成形型50のレンズ成形面18aを得る為の所定形状と
なるように、鏡面加工されている。
【0032】さらに、この転写基盤型15の円柱部15
aの上端には、つば状の縁辺部15cが形成されてお
り、該縁辺部15cの外径は、胴型14の内径より大き
く該胴型14の外径よりも小さく形成されている。
【0033】次に、保持部材16,17は、夫々、超硬
系金属材料(平均膨張係数60×10-7:50〜690℃)
のブロックを研削することによって、形成されている。
第1の保持部材16は、胴型14の摺動孔14aに嵌合
可能な円柱状の摺動部16aと、この摺動部16aの下
端から径方向へ張り出したつば部16bと、摺動部16
aの上端から上方へ該摺動部16aの外径よりも小径か
つその摺動部16の中心軸と同軸な円柱状部分を有す
る。
【0034】この保持部材16における摺動部16aの
外径は、胴型14の摺動孔14aの内径よりも僅かに小
径(φ19.988±0.001mm)に形成され、つば部16b
の外径は、胴型14の摺動孔14aの内径よりも大径
に、かつ、胴型14の外径よりも小径に形成されてい
る。なお、この摺動部16a外周面は、滑動のために必
要な面粗さに加工されている。そして、摺動部16aの
上端から上方へ突出した円柱状部分の外周には、オネジ
16cが切られている。さらに、当該保持部材16のオ
ネジ16c部分の内側には、上端が開口するようにテー
パー状にくりぬかれた収容穴としての保持面16dが形
成され、この保持面16d下端からは、当該保持部材1
6下端面に開口する細孔16eが穿たれている。
【0035】なお、保持面16dは、回転対称なテーパ
ー面であり、その中心軸を摺動部16aの中心軸に一致
させるように精密に加工されている。しかしながら、不
可避的な加工誤差のために、保持面16dの中心軸は、
摺動部16aの中心軸に対してごく僅かながらシフトし
たり倒れたりしてしまう。このように加工された保持面
16dには、さらに、その中心軸方向半ばほどの高さに
あたる位置に、円柱を反転させた形状にくりぬかれた回
転防止穴Fが形成されている。
【0036】第2の保持部材17は、第1の保持部材1
6の摺動部16aの外径よりもやや小径の円筒状部分
と、該円筒状部分の上端から内方へフランジ状に突出し
た把持部17aと、その円筒状部分の内面下部に切られ
て第1の保持部材16のオネジ16cと螺合するメネジ
17bとを、有する。なお、把持部17aの内側の縁
は、上端が狭窄したテーパー状に面取りされている。
【0037】これら両保持部材16,17が互いに螺合
された状態で、第1の保持部材16の摺動部16a,つ
ば部16b,オネジ16c,保持面16d,及び細孔1
6eの夫々の中心軸,並びに,第2の保持部材17の把
持部17a,メネジ部17bの夫々の中心軸は、ほぼ一
致しており(加工誤差のため厳密には一致しない)、当
該保持部材16,17は、(回転防止穴Fを考慮しなけ
れば)その中心軸に関して回転対称となっている。
【0038】また、両保持部材16,17が互いに螺合
された状態における第2の保持部材17上端面から第1
の保持部材16のつば部16b上端を含む平面までの長
さと、転写基盤型15の縁辺部15c下端を含む平面か
らその転写基盤型15の下端における平坦面までの長さ
との和は、胴型14の軸方向長さ以下である。
【0039】基盤部材18は、高転移点ガラス、即ち、
OHARA製光学ガラスSK10(転移点665℃,屈
状点686℃)により、構成されている。この基盤部材
18は、扁平な円柱の両端に、同形状の2つの円錐台状
の面取りを施したのと同等の形状を有する。そして、こ
の基盤部材18は、その一方の円錐台状の斜面部分(下
側テーパー状部分)が保持部材16の保持面16dに接
するように、かつ、他方の円錐台状の斜面部分(上側テ
ーパー状部分)が保持部材17の把持部17aに接する
ように、両保持部材16,17内に組み込まれている。
【0040】スペーサ19は、SUS材から構成されて
おり、その内径は、胴型14の外径と略同径である。そ
して、このスペーサ19内には胴型14が嵌合されてい
る。また、胴型14に対して、その下端側開口からは、
両保持部材16,17及び基盤部材18が上記の如く組
み合わされた状態で嵌合されている。なお、保持部材1
6は、その下端面がスペーサ19の下端面と同一平面上
に乗るように配置され、胴型14は、その下端面が、保
持部材16のつば部16bの上端面に接するように、配
置されている。さらに、胴型14に対して、その上端側
開口からは、転写基盤型15の円柱部15aが、転写成
形面15bを基盤部材18上端に当接させるように、嵌
合されている。
【0041】この状態において、転写基盤型15の縁辺
部15c下端,及び胴型14上端間の間隙の長さ(基盤
部材18上端から保持部材16のつば部16b上端面を
含む平面までの長さ,及び,転写基盤型15の縁辺部1
5c下端面を含む平面から転写成形面15b中心部まで
の長さの和と、胴型14の軸方向長さとの差)は、転写
基盤型15の上端,及びスペーサ19上端間の間隙の長
さ(基盤部材18上端面から保持部材16下端面までの
長さ,及び,転写基盤型15の上端面から転写成形面1
5b中心部までの長さの和と、スペーサ19の軸方向長
さとの差)よりも大きい。
【0042】即ち、転写基盤型15の縁辺部15c下端
は、胴型14の上端に接することなく、該胴型14の上
端やや上方に位置している。また、転写基盤型15の上
端は、スペーサ19上端のやや上方に突出しており、こ
の突出した高さは、転写基盤型15の縁辺部15c下端
と胴型14の上端との間隙よりも小さく設定されてい
る。そして、転写基盤型15は、その上端がスペーサ1
9上端の位置まで下方へ押し込まれ、基盤部材18を、
保持部材16側へ押圧することになる。
【0043】以上のように構成されるセット型Sを組み
込んで成る作製装置Pを用いて、モールド成形型50を
作製する手順を、以下に説明する。まず、作業者は、旋
盤及びカーブジェネレータ等の各種加工機により、セッ
ト型Sの各部、即ち、スペーサ19,胴型14,転写基
盤型15,両保持部材16,17,及び基盤部材18
を、作製する。この際、転写基盤型15の転写成形面1
5bは、目標となるレンズ成形面を得るための所定の形
状となるよう、高精度に鏡面加工される。
【0044】次に、作業者は、両保持部材16,17内
に基盤部材18を組み込む。即ち、保持部材16の保持
面16d上に基盤部材18を載置したうえで、保持部材
16のオネジ16cに対して保持部材17のメネジ17
bを螺合させる。そして、作業者は、基盤部材18が組
み込まれた両保持部材16,17を、胴型14の下端側
開口から、その保持部材16の摺動部16aが胴型14
の摺動孔14aに内接するように挿入し、保持部材16
のつば部16bの上端を、胴型14の下端に突き当て
る。さらに、作業者は、胴型14の上端側開口から、転
写基盤型15を、その円柱部15aが胴型14の摺動孔
14aに内接するとともに、その転写成形面15bが基
盤部材18の上端面に接するように、挿入する。
【0045】そのうえで、作業者は、転写基盤型15,
並びに,基盤部材18及び両保持部材16,17が組み
込まれた胴型14を、スペーサ19内に挿入し、このス
ペーサ19の下端面と保持部材16の下端面とが同一平
面に乗るように配置して、セット型Sを完成させる。な
お、この完成状態において、転写基盤型15の上端は、
スペーサ19上端から所定の変位分だけ突出している。
次に、作業者は、上記のように得られたセット型Sを、
作製装置Pに組み込む。即ち、作製装置Pの真空チャン
バー5を開けるとともに、加重制御系13を操作して油
圧装置8によってピストン7を縮退させて、下プレスス
テージ4と上プレスステージ9との間にそのセット型S
を差し入れる。また、作業者は、熱電対10の先端を、
セット型S(スペーサ19)の外周面上に接触させる。
【0046】以上の準備が完了すると、作業者は、真空
チャンバー5を密閉して、真空排気装置6を動作させ
て、この真空チャンバー5内の空気を吸引する。この真
空排気装置6による吸引量は、真空チャンバー5内の気
圧が0.01[Torr]を維持するように自動調整され
る。
【0047】次に、作業者は、電源装置1を起動してヒ
ータ3に電流を供給し、セット型Sを加熱する。そし
て、基盤部材18が軟化する温度を超える成形温度(7
00℃)まで、セット型Sの温度を上昇させる。このセ
ット型Sが成形温度に保たれた状態で、作業者は、加重
制御系13を操作して、油圧装置8によってピストン7
を突出させ、200Kgf/cm2の押圧力で、上プレ
スステージ9を介してセット型Sを下プレスステージ4
に押し付ける。
【0048】すると、セット型Sの転写基盤型15は、
上プレスステージ9によって保持部材16方向へ押圧さ
れるので、その転写成形面15bは、成形温度にて軟化
した状態の基盤部材18に圧接する。そして、この転写
基盤型15は、胴型14の摺動孔14aに案内されて、
当該転写基盤型15の上端がスペーサ19の上端と同じ
高さになるまで、下方へ変位する。この際、基盤部材1
8は、その下部が、保持部材16の保持面16dに接し
た状態で、その上端面に、転写基盤型15の転写成形面
15b(凸面)に対応した凹面が反転転写される。
【0049】また、基盤部材18は、転写基盤型15に
よる押圧力を受けて、径方向に拡がるので、その基盤部
材18の外周面が、保持部材16の保持面16d,及び
保持部材17の把持部17aに圧接する。このとき、基
盤部材18における保持面16dの回転防止穴Fに対向
する部分は、該回転防止穴F内に陥入して密着する。従
って、この基盤部材18には、保持部材16の回転防止
穴Fを反転させた形状の突起(位置決め突起J)が形成
されることになる。
【0050】スペーサ19の上端面に上プレスステージ
9が当接すると、作業者は、加重制御系13を操作して
油圧装置8による圧力を、冷却時保圧の50Kgf/c
2まで低下させた状態で維持し、電源装置1を停止さ
せてセット型Sの温度を下降させる。その結果、セット
型Sが充分に冷えると、作業者は、真空排気装置6の図
示せぬバルブを開いて真空チャンバー5内の気圧を大気
圧に戻すとともに、加重制御系13を操作して油圧装置
8によってピストン7を縮退させ、真空チャンバー5か
らセット型Sを取り出す。そして、このセット型Sを分
解して、その胴型14の中から、複合一体化成形された
基盤部材18及び両保持部材16,17を取り出す。
【0051】作業者は、基盤部材18に転写された凹面
上に、スパッタリング,イオンプレーティング等の方法
によって、種々のセラミックス,金,白金,白金系金属
を始めとする貴金属等からなる薄膜を成膜させることに
よって、レンズ成形面18aを仕上げ、モールド成形型
50を完成させる。
【0052】こうして得られたモールド成形型50は、
図3に示すように、基盤部材18´及び両保持部材1
6,17から構成されている。なお、レンズ成形面18
aが形成された完成状態の基盤部材を、符号18´で示
している。このモールド成形型50は、その基盤部材1
8´において、所望のレンズ面を得る為の所定形状のレ
ンズ成形面18aを有し、その保持部材16において、
レンズ製造の際に、当該モールド成形型50を固定する
ために必要なつば部16b,及び,摺動動作を案内する
摺動部16aを有することになる。
【0053】以上によりモールド成形型50は完成する
が、このモールド成形型50は、後述のレンズ製造のた
めに繰り返し使用されることにより、その基盤部材18
´におけるレンズ成形面18aの表面状態が次第に劣化
して行く。そこで、作業者は、必要に応じて基盤部材1
8´を交換することができるように、予め当該基盤部材
18´を多数製造しておく。
【0054】即ち、作業者は、上記の如く完成したモー
ルド成形型50から、その保持部材16に螺合された保
持部材17を取り外すことにより、その基盤部材18´
を取り出す。そのうえで、作業者は、上記のように予め
プリフォームされた(未完成の)基盤部材18を保持部
材16に載置して、該保持部材16に保持部材17を螺
合させる。そして、上述の手順により再びモールド成形
型50を作成する。この処理を繰り返すことにより、1
組の保持部材16,17に対して複数の基盤部材18´
が得られるのである。
【0055】次に、モールド成形型50を用いたレンズ
製造について説明する。まず、レンズ製造担当者は、複
数得られた基盤部材18´のうちの1つを、保持部材1
6,17内に組み込むことにより、モールド成形型50
を再度組み立てる。即ち、レンズ製造担当者は、保持部
材16の保持面16d上に形成された回転防止穴Fに、
基盤部材18´に形成された位置決め突起Jを嵌合させ
ることにより、当該基盤部材18´を保持部材16に対
して位置決めする。そのうえで、レンズ製造担当者は、
保持部材16に対して保持部材17を螺合させる。する
と、基盤部材18は、これら両保持部材16,17によ
り締め付けられることになる。
【0056】この状態において、基盤部材18は、両保
持部材16,17に対して位置決め固定されている。従
って、このモールド成形型50がどの様に配置されたと
しても、基盤部材18は両保持部材16,17から外れ
ることがない。このため、当該モールド成形型50は、
レンズ製造の際に、下型として使用可能なだけでなく、
上型としても使用可能である。なお、ここでは、モール
ド成形型50を、上型及び下型の双方に利用することに
する。従って、製造すべきレンズの1対の面に夫々対応
させて、上型用のモールド成形型50及び下型用のモー
ルド成形型50が、予め用意されていなければならな
い。
【0057】次に、レンズ製造担当者は、各モールド成
形型50,50を、上型及び下型として夫々レンズ製造
用の図示せぬモールド製造装置にセットし、これら上型
及び下型間にレンズ用の光学材料を介在させる。そし
て、作業者は、各モールド成形型50,50間の光学材
料を所定温度にてプレスさせることにより、各モールド
成形型50,50の各レンズ成形面18a,18aの形
状を、夫々、その光学材料に反転転写させ、所望のレン
ズ面を備えたレンズを製造する。
【0058】このレンズ製造が繰り返し行われた結果、
モールド成形型50における基盤部材18´のレンズ成
形面18aが使用に耐えなくなった場合には、レンズ製
造担当者は、モールド成形型50の基盤部材18´を交
換することにより、以下の如く簡単にモールド成形型5
0を再生させることができる。
【0059】即ち、レンズ製造担当者は、モールド成形
型50の保持部材17を、保持部材16から取り外した
うえで、劣化した基盤部材18´を取り出す。そして、
新しい基盤部材18´を両保持部材16,17内に組み
込む。即ち、保持部材16の保持面16d上に形成され
た回転防止穴Fに、基盤部材18´に形成された位置決
め突起Jを嵌合させることにより、当該基盤部材18´
を保持部材16に対して位置決めする。そのうえで、レ
ンズ製造担当者は、保持部材16に対して保持部材17
を螺合させることにより、これら両保持部材16,17
により基盤部材18を締め付けるのである。
【0060】このように、レンズ製造担当者は、基盤部
材18´を適宜交換しながら、劣化しにくい両保持部材
16,17を繰り返し利用することができる。
【0061】保持部材16の保持面16dにおけるテー
パー形状は、不可避的な加工誤差により厳密には回転対
称となっていない。従って、基盤部材18´の交換の
際、新しい基盤部材18´は、保持部材16の保持面1
6dに対して、作成装置Pによって作成されたときと同
一の位置に位置決め固定されなければならない。本実施
形態による基盤部材18´は、保持部材16における保
持面16dの回転防止穴Fに対応した位置決め突起Jを
有するので、レンズ作成担当者は、この位置決め突起J
を回転防止穴Fに嵌合させることにより、容易かつ正確
に基盤部材18を両保持部材16,17内に位置決め固
定することができるのである。
【0062】このように、基盤部材18が正しく位置決
めされていれば、保持部材16の保持面16dに面ぶれ
があったとしても、基盤部材18のレンズ成形面18a
は、保持部材16の摺動部16aに対して所定の設計位
置に正確に配置されることになる。
【0063】
【発明の効果】本発明によるモールド成形型,その作製
方法,及びその作製装置によれば、高強度であるととも
に偏心の小さいモールド成形型を容易に作製することが
できるので、当該モールド成形型によって製造されるレ
ンズの偏心も小さくなる。また、このモールド成形型
は、その基盤部材を交換可能であるため、再生が容易で
あるとともに両保持部材を繰り返し利用することができ
る。さらに、このモールド成形型の基盤部材と両保持部
材とを組み合わせる際に、位置決め手段と回転防止手段
とを係合させることとしたので、基盤部材を交換した場
合にも、モールド成形型の偏心は小さく抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるモールド成形型作製装置の一実
施形態を示す概略図
【図2】 セット型を示す縦断面図
【図3】 モールド成形型を示す縦断面図
【符号の説明】 1 電源 3 ヒータ 4 下プレスステージ 7 ピストン 8 油圧装置 9 上プレスステージ 14 胴型 15 転写基盤型 15b 転写成形面 16 第1の保持部材 16a 摺動部 16b つば部 16c オネジ 16d 保持面 17 第2の保持部材 17a 把持部 17b メネジ 18 基盤部材 18a レンズ成形面 F 回転防止穴 J 位置決め突起 P モールド成形型の作製装置 S セット型

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズをモールド成形する際に用いられる
    モールド成形型であって、 前記レンズ上に所望のレンズ面を形成させるための所定
    形状を有するレンズ成形面が端面に形成された基盤部材
    と、 柱状に形成され、一端に前記基盤部材を収容する収容穴
    を有する第1の保持部材と、 この第1の保持部材に対して着脱可能に係合し、前記基
    盤部材を前記第1の保持部材の前記収容穴へ押し付けて
    固定させる把持部を有する第2の保持部材とを、備え、 前記両保持部材の少なくとも一方に、前記基盤部材を回
    転させないように配置するための回転防止手段が形成さ
    れるとともに、前記基盤部材に前記回転防止手段と係合
    する位置決め手段が形成されたことを特徴とするモール
    ド成形型。
  2. 【請求項2】前記基盤部材は、前記レンズ用の光学材料
    の軟化点よりも高い軟化点を有する材料からなり、 前記保持部材は、前記基盤部材よりも耐高温かつ硬質の
    材料からなることを特徴とする請求項1記載のモールド
    成形型。
  3. 【請求項3】前記第1の保持部材は、その側面が円柱面
    として形成され、 その収容穴が形成されていない側の端部が、その側面か
    ら環状に突出したつば部として形成されることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載のモールド成形型。
  4. 【請求項4】前記第1の保持部材は、その収容穴の内面
    に、その側面の中心軸に関して回転対称な面である保持
    面を有し、 この保持面にて、前記基盤部材を保持することを特徴と
    する請求項3記載のモールド成形型。
  5. 【請求項5】前記保持面は、円錐又は円錐台の斜面を反
    転させた形状を有することを特徴とする請求項4記載の
    モールド成形型。
  6. 【請求項6】前記回転防止手段は、前記第1の保持部材
    における前記保持面に穿たれた回転防止穴であり、 前記基盤部材における前記位置決め手段は、前記回転防
    止穴と嵌合する位置決め突起であることを特徴とする請
    求項4又は請求項5に記載のモールド成形型。
  7. 【請求項7】前記第2の保持部材の把持部は、前記第2
    の保持部材を前記第1の保持部材に係合させた状態にお
    いて、前記第1の保持部材の収容穴の縁辺近傍から、該
    収容穴を狭窄させるように内方に突出しており、前記基
    盤部材を前記第1の保持部材の収容穴に押し付けること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のモールド
    成形型。
  8. 【請求項8】前記両保持部材は、互いに螺合することに
    より、着脱可能に係合することを特徴とする請求項1〜
    7のいずれかに記載のモールド成形型。
  9. 【請求項9】前記の基盤部材及び両保持部材を、モール
    ド法により複合一体化成形して、請求項1〜8のいずれ
    かに記載のモールド成形型を作成することとし、 前記基盤部材における前記レンズ成形面及び前記位置決
    め手段を、前記のモールド法による当該基盤部材及び前
    記両保持部材の複合一体化成形と同時に、形成すること
    を特徴とするモールド成形型の作製方法。
  10. 【請求項10】前記の基盤部材及び両保持部材をモール
    ド法により複合一体化成形した後、 前記両保持部材から成形された基盤部材を取り出し、 前記両保持部材内に未成形の基盤部材を組み込み、 これら基盤部材及び両保持部材をモールド法により複合
    一体化成形することにより、複数の基盤部材を成形する
    ことを特徴とする請求項9記載のモールド成形型の作製
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108274675A (zh) * 2017-01-05 2018-07-13 翰柏企业股份有限公司 握把套的压整方法
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