JP2000327267A - クローラクレーン - Google Patents

クローラクレーン

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Publication number
JP2000327267A
JP2000327267A JP11135750A JP13575099A JP2000327267A JP 2000327267 A JP2000327267 A JP 2000327267A JP 11135750 A JP11135750 A JP 11135750A JP 13575099 A JP13575099 A JP 13575099A JP 2000327267 A JP2000327267 A JP 2000327267A
Authority
JP
Japan
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outrigger
crane
crawler
vertical
crawler crane
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Withdrawn
Application number
JP11135750A
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English (en)
Inventor
Masashi Nakamura
正志 中村
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Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP11135750A priority Critical patent/JP2000327267A/ja
Publication of JP2000327267A publication Critical patent/JP2000327267A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回動範囲が規制されるアウトリガの機体からの
はみ出し量を小さくして、クレーン設置スペースを小さ
くすることができるクローラクレーンを提供する。 【解決手段】例えばエンジン8によって回動範囲が規制
されるアウトリガ4RLの根幹部外側に、垂直下方に張
り出す垂直アウトリガ10を取付け、当該アウトリガ4
RLを張り出すと機体2からのはみ出し量が大きかった
り、或いは交通の妨げとなるような場合には、当該アウ
トリガ4RLを機体2上に格納したまま、垂直アウトリ
ガ10を垂直下方に張り出し、もって機体2を安定させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クローラによって
走行可能なクローラクレーンに関し、特に水平方向又は
ほぼ水平方向に回動して、機体から放射状に張り出すア
ウトリガを備えたクローラクレーンに好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、クローラクレーン
は、下部走行体であるクローラ1によって走行可能な機
体2上に、回動自在に立設されたクレーン3と、クレー
ン作業時に機体2の安定を確保するためのアウトリガ4
FL〜4RRとを備えている。また、前記クレーン3
は、機体2に対して旋回可能なコラム5に、起伏可能に
ブーム6を枢支したものであり、伸縮するブーム6の先
端からフック7が吊り下げられている。
【0003】このようなクローラクレーンでは、クレー
ン作業時に機体を安定するため、図4のように、機体2
の前後左右に設けられたアウトリガ4FL〜4RRを、
機体2上の格納位置から放射状に回動し、その張り出し
位置で下部を接地させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
図3,図4のクローラクレーンでは、図示右下のアウト
リガ4RLの回動範囲にエンジン8が突設されているた
め、このアウトリガ4RLをエンジン8より機体2側に
回動させることができない。同様に、図示右上のアウト
リガ4RRの可動範囲には運転席9が設けられており、
このアウトリガ4RRを運転席9より機体2側に回動さ
せることはできない。このようにアウトリガ4RL、4
RRの回動範囲が規制されると、それらのアウトリガ4
RL、4RRは常に機体2よりはみ出した状態で張り出
さなければならなくなるので、クレーン作業時に必要と
されるクレーン設置スペースが大きくなる。具体的に
は、例えばクレーン作業を道路で行う場合、道路上での
占有スペースが大きくなり、交通の妨げになることもあ
る。
【0005】本発明は、これらの諸問題に鑑みて開発さ
れたものであり、回動範囲が規制されるアウトリガの代
わりに、垂直又はほぼ垂直に張り出し可能なアウトリガ
を用いて機体を安定し、もって設置スペースを小さくす
ることができるクローラクレーンを提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のクローラクレーンは、下部に走行のため
のクローラを有し、上部にクレーンを回動自在に立設し
た機体と、この機体の前後左右の夫々に、格納位置と張
り出し位置との間で回動自在なアウトリガとを備え、前
記各アウトリガを機体に対して放射状に回動させて、そ
の張り出し位置で、その下部を接地させ、機体の安定を
図るように構成したクローラクレーンにおいて、前記各
アウトリガの少なくとも何れか一つを格納位置にしたと
き、その格納位置にあるアウトリガに代わって、機体を
支える垂直アウトリガを、その格納位置にあるアウトリ
ガか又はその近傍の機体に設けたことを特徴とするもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
等を参照して説明する。図1、図2は、本発明のクロー
ラクレーンの一実施形態を示すものである。このクロー
ラクレーンの基本的構成は、前記従来のものと同様であ
り、下部走行体である左右のクローラ1によって走行可
能な機体2上に、クレーン3と、クレーン作業時に機体
の安定を確保するためのアウトリガ4FL〜4RRとを
備えている。クレーン3は、機体2に対して旋回自在な
コラム5に起伏自在にブーム6を枢支したものであり、
伸縮するブーム6の先端からフック7が吊り下げられて
いる。
【0008】前記アウトリガ4FL〜4RRは、前記従
来と同様に、水平又はほぼ水平に回動するものであり、
機体2上の格納位置から放射状に張り出すものである。
このうち、図4の図示右下のアウトリガ4RLは、エン
ジン8によってその回動範囲が規制され、それより機体
2側には回動できない。そこで、本実施形態では、この
アウトリガ4RLの根幹部、つまり最も機体2寄りで且
つ当該アウトリガ4RLを機体2上に格納したとき、機
体2の外側になる部分に、垂直アウトリガ10を取付け
てある。この垂直アウトリガ10は、例えば油圧シリン
ダなどによって垂直下方に張り出すものであり、従って
前記アウトリガ4RLを機体2上に格納した状態で、当
該垂直アウトリガ10を垂直下方に張り出すと、そのま
ま機体2を持ち上げて安定化させることができる。
【0009】図2は、図示左下のアウトリガ4FLを機
体の先方まで回動して張り出し、図示右下のアウトリガ
4RLは機体2上に格納したまま、前記垂直アウトリガ
10を垂直下方に張り出して、機体2を安定させた状態
を示している。このようにすれば、アウトリガ4FL、
4RLの機体2からはみ出す量を小さくして、クレーン
設置に必要なスペースを小さくすることができる。
【0010】なお、この実施形態では、エンジン8が回
動範囲を規制するアウトリガ4RLについてのみ、垂直
アウトリガ10を取付けたが、前述のように、図4の図
示右上のアウトリガ4RRも運転席9によって回動範囲
が規制されるので、このアウトリガ4RRにも垂直アウ
トリガ10を取付けて、更にクレーン設置に必要なスペ
ースを小さくできるようにしてもよい。また、垂直アウ
トリガ10の取付け位置は必ずしも水平又はほぼ水平に
回動する既存のアウトリガ4RLでなくともよく、例え
ば機体2に直接取付けてもよい。要は、垂直アウトリガ
10を垂直下方に張り出して機体2を安定化できる箇所
であれば、どのような部位に取付けてもよい。
【0011】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
のクローラクレーンによれば、機体上の格納位置から放
射状に回動するアウトリガに加えて、垂直に張り出す垂
直アウトリガを備えたことにより、アウトリガの回動範
囲が規制される場合には、そのアウトリガを格納したま
ま、垂直アウトリガを垂直に張り出し、この垂直アウト
リガによって機体を安定にすることができるので、前記
アウトリガの機体からのはみ出しを抑え、設置スペース
を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクローラクレーンの一実施形態を示す
正面図である。
【図2】図1のクローラクレーンのクレーンを省略して
示す平面図である。
【図3】従来のクローラクレーンの一例を示す正面図で
ある。
【図4】図3のクローラクレーンのクレーンを省略して
示す平面図である。
【符号の説明】
1はクローラ 2は機体 3はクレーン 4FL〜4RRはアウトリガ 5はコラム 6はブーム 7はフック 8はエンジン 9は運転席 10は垂直アウトリガ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に走行のためのクローラを有し、上
    部にクレーンを回動自在に立設した機体と、この機体の
    前後左右の夫々に、格納位置と張り出し位置との間で回
    動自在なアウトリガとを備え、前記各アウトリガを機体
    に対して放射状に回動させて、その張り出し位置で、そ
    の下部を接地させ、機体の安定を図るように構成したク
    ローラクレーンにおいて、前記各アウトリガの少なくと
    も何れか一つを格納位置にしたとき、その格納位置にあ
    るアウトリガに代わって、機体を支える垂直アウトリガ
    を、その格納位置にあるアウトリガか又はその近傍の機
    体に設けたことを特徴とするクローラクレーン。
JP11135750A 1999-05-17 1999-05-17 クローラクレーン Withdrawn JP2000327267A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008280097A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Furukawa Unic Corp アウトリガ張出し状態調整装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060801