JP2000327163A - カード搬送機構 - Google Patents
カード搬送機構Info
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Abstract
用ローラに当接し或いはローラから離間するときのカー
ド速度変動を減少させる。 【解決手段】 カード搬送機構の対向する搬送用ローラ
2,2間にカード3を挟み込み、モータにより回転駆動
される搬送用ローラ2,2によりカード3を搬送させ
る。このとき、カード搬送機構に、対向する搬送用ロー
ラ組6を同軸に2組設け、該2組の搬送用ローラ組6,
6によりカード3を搬送させるようにするとともに、2
組の搬送用ローラ組6,6のローラ径を組ごとに変える
ことにより、カード3との接触・離間のタイミングを異
ならせるようにする。
Description
関する。さらに詳述すると、本発明は、カード搬送機構
の構造の改良およびカード搬送の精度の向上に関する。
ーダ内で搬送する場合、当該カードを搬送用ローラで両
面から挟み込み、ローラを回転させることによって搬送
するようにしたカード搬送機構を用いることが一般的で
ある。
向上させるため複数の搬送用ローラを用いるものがあ
る。例えば、図9に示すカード搬送機構では、対向する
搬送用ローラ102,102をカード101の搬送方向
両側付近に2組配置し、カード101のマグストライ
プ、IC接点、エンボスなどをローラで挟み込まないよ
うにしながらカード101を安定かつ確実に搬送し得る
ようにしている。
搬送用ローラ102でカード101を搬送すると、搬送
力は向上するものの、搬送途中でカード101の移動速
度の変動が大きくなるという問題があった。すなわち、
図10に示すように、カード101は、搬送用ローラ1
02,102から離間するとき後端に弾力による反力を
受けている。そして、図9のようなカード搬送機構では
搬送用ローラ102が複数組設けられているので反力が
大きくその分だけ速度変動をきたしている。特に、カー
ド101の磁気データの記録や読取などが行われている
間にこのような速度変動が生じるとデータのやり取りが
正確に行われなくなる場合がある。また、この速度変動
の問題は、カード101が図10に示したのとは逆に搬
送用ローラ102,102に当接するときにも同じよう
に生じ得る。
めの一手段として、搬送用ローラ102,102間に隙
間を設けるというのがある。しかし、カード101への
十分な押圧力を確保できなくなり、PET製カードなど
の比較的薄いカード101を搬送し得なくなることがあ
るため好ましいものではない。
カードが搬送用ローラに当接し或いはローラから離間す
るときのカード速度変動を減少させ得るカード搬送機構
を提供することを目的とする。
め、請求項1記載の発明は、対向する搬送用ローラ間に
カードを挟み込み、モータにより回転駆動される搬送用
ローラによりカードを搬送させるようにしたカード搬送
機構において、対向する搬送用ローラ組を同軸に2組設
け、該2組の搬送用ローラ組によりカードを搬送させる
ようにするとともに、2組の搬送用ローラ組のローラ径
を組ごとに変えることにより、カードとの接触・離間の
タイミングを異ならせるようにしたものである。
カードの後端はまず小径の搬送用ローラ組から離間し、
次いでローラの径の差分だけ遅れて大径の搬送用ローラ
組から離間するようになり、すべての搬送用ローラから
同時に離れるようなことがなくなる。このため、離間す
る瞬間にローラから受ける反力が分散され、カード搬送
中の離間時における速度変動が少ないものとなる。しか
も、カードは、小径の搬送用ローラ組から離間するとき
は大径の搬送用ローラ組に挟み込まれているため、小径
搬送用ローラ組の反力による速度変動が生じ難く、生じ
たとしてもその変動は大径搬送用ローラ組に吸収される
ため小さい。
ラ組に当接するときも、まず一方の搬送用ローラ組(大
径側ローラ)に当たり、次に他方の搬送用ローラ組(小
径側ローラ)に当たってそれらの間に挟み込まれるとい
うように、時間差をおいて順次当接することから、当接
時においてローラから受ける反力が分散され、カード搬
送中の当接時における速度変動も少ないものとなる。
ード搬送機構において、搬送用ローラをゴムローラと
し、2組の搬送用ローラ組をそれぞれ共通軸に取り付け
てカードの両側部を搬送するように設けたものである。
この場合は、ゴムローラを用いることによってカードと
の適度な摩擦力を得、搬送力を確保するようにしてい
る。また、カード両端部をゴムローラで挟み込んで搬送
するようにしているため、カードを安定かつ確実に搬送
することができる。
載のカード搬送機構において、2組の搬送用ローラ組
を、カードのデータを記録又は読取中にカードを搬送す
る搬送用ローラ組としているものである。この場合、記
録などが行われている間に速度変動が生じないように
し、或いは生じたとしても少なくすることができるた
め、記録や読取に対する影響が少なくなりデータをやり
取りする際の精度が向上する。
いずれかに記載のカード搬送機構において、カードを走
行させながらデータの記録又は再生を行う磁気ヘッド、
或いは、カード上のマークを読み取る画像センサを備
え、2組の搬送用ローラ組を、データの記録又は読取中
にカードを搬送している搬送用ローラ組としているもの
である。この場合は、磁気ヘッドによりデータの記録な
どが行われている間、或いは画像センサによりカード上
のマークの読み取りが行われている間の速度変動が生じ
難いかまたは生じても少なく、これらに対する影響が少
なくなってデータの精度が向上する。
いずれかに記載のカード搬送機構において搬送用ローラ
の外周面を斜めに形成するようにしたものである。この
搬送用ローラにカードが当接する場合、まずもっとも径
の大きな部分と最初に接触し、走行につれて徐々に接触
域を増加させ最終的に全域で接触するようになるので、
搬送用ローラの全幅と一度に接触することがなく、受け
る力がさらに分散され得る。また、カードが搬送用ロー
ラから離間する場合においても同様、力がさらに分散さ
れるようになる。
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
の一実施形態を示す。このカード搬送機構1は、対向す
る搬送用ローラ2,2間にカード3を挟み込み、モータ
4により回転駆動される搬送用ローラ2,2によりカー
ド3を搬送させるものである。そして本発明では、対向
する1対の搬送用ローラ2,2からなる搬送用ローラ組
6を同軸に2組設け、該2組の搬送用ローラ組6,6に
よりカード3を搬送させるようにするとともに、2組の
搬送用ローラ組6,6のローラ径を組ごとに変えること
により、カード3との接触・離間のタイミングを異なら
せるようにしている。
が弾性変形可能に形成され、カード3を上下から挟み込
みながら回転することによってカード搬送方向に搬送す
るように設けられている。この搬送用ローラ2,2の弾
性変形部分としてはゴム材が好適であるが、カード3と
の間に適度な摩擦力を有し、かつ適当な柔軟性を有する
他の弾性材料の採用も可能である。この弾性変形部分
は、搬送用ローラ2,2の搬送能力と付勢能力とを十分
に発揮し得るように、カード3との接触領域および搬送
用ローラ2,2同士の互いの接触領域を十分に確保し得
る程度の幅に形成されている。
示すように、カード3を挟み込むようカード搬送面11
の上下にそれぞれ対向配置されて1対の搬送用ローラ組
6を形成する。本実施形態では、図1に示すようにカー
ド3の逆側側面(カード走行基準面5と当接する基準面
側側面3aと反対側の側面)3bを上下から挟み込むよ
うに、かつ搬送用ローラ2,2の外周面2aの約半分が
カード3に当接するように配置し、この搬送用ローラ
2,2の弾性力を利用して逆側側面3bの端面を付勢
し、カード3を基準側へ寄せるようにしている。この結
果、所定の経路を搬送されるカード3はその逆側側面3
bが搬送用ローラ2,2のほぼ中央を通過するように移
動することから、この搬送用ローラ2,2とカード3と
の接触域が十分に保たれるとともに、カード3がカード
走行基準面5から離れた場合にも、搬送用ローラ2,2
同士の接触を保ってカード3をカード走行基準面5側に
付勢し続けるための余地が確保されている。
なる搬送用ローラ組6が図1に示すようにカード搬送方
向の両側に1組ずつ設けられている。ここで用いられて
いる2組の搬送用ローラ組6,6は、カード3が当該搬
送用ローラ組6,6に接触するときや離間するときの移
動速度の変動を抑え得るよう、図3および図4に示すよ
うに組ごとに径を異ならせて構成されている。そして本
実施形態では、カード搬送面11の上側および下側のそ
れぞれにおいて、2つの搬送用ローラ2,2が共通軸
(以下「シャフト」という)7,7に設けられていて、
図3に示すように対向する搬送用ローラ2,2間の隙間
は搬送用ローラ組6ごとに異なっている。ここでは、図
3に想像線で示すように、小径搬送用ローラ2s,2s
側は非変形時に外周面2a,2a同士が離れるように設
けられる一方、大径搬送用ローラ2 L,2L側は非変形
時においても接触し合うようにされているがこれに限ら
れることはなく、隙間の大きさは適宜設定可能である
し、非変形時において大径搬送用ローラ2L,2L同士
を押圧状態で接触させるようにしても良い。
2Lはカード3の基準面側側面3aの側に、小径搬送用
ローラ2s,2sは逆側側面3bの側にそれぞれ配置す
るようにしている。また、これら両側の各ローラ2,2
の中央には上述のようにそれぞれシャフト7,7を連結
し、このシャフト7,7を介して各ローラ2を回転させ
るようにしている。シャフト7は駆動ベルト8によって
モータ4に接続されている。モータ4の駆動力はこの駆
動ベルト8やシャフト7を介して伝達され、搬送用ロー
ラ2,2を回転駆動させる。
を駆動側として回転させるほか、両シャフト7,7に駆
動力を伝達して互いに逆回転するように動作させても良
いし、或いは搬送用ローラ2,2とはさらに別のローラ
対を設け、このローラ対を駆動側として動作させるよう
にしても良い。また、ローラについては、上述とは逆の
配置すなわち大径搬送用ローラ2L,2Lを逆側側面3
bの側に、小径搬送用ローラ2s,2sを基準面側側面
3aの側としても構わないのはもちろんである。
れたカード搬送機構1では、搬送用ローラ組6,6に挟
まれていたカード3がこの搬送用ローラ組6,6から離
間する場合、図4に示すようになる。すなわち、カード
3の後端3cはまず小径搬送用ローラ2s,2sのロー
ラ組6から離間し(図中A)、次いで大径搬送用ローラ
2L,2Lのローラ組6から離間するようになるので
(図中B)、カード3は2組の搬送用ローラ組6,6に
よって一度にはじき出されることがなく、離間する際に
搬送用ローラ2,2から受ける力が分散されて搬送中に
速度変動を生じ難い。しかも、図中Aの状態においてカ
ード3は未だ一方の搬送用ローラ組6に挟み込まれてい
るため、押し出す力がはたらいてもこの力は実際にカー
ド3に速度変動を生じさせ難い。
ら離間する場合であるが、これはカード3が搬送用ロー
ラ組6,6に向かって走行しその先端を当接させる場合
においても同様である。すなわち、搬送用ローラ組6,
6にカード3が接触する場合、まず大径の搬送用ローラ
組6と接触し、次いで小径の搬送用ローラ組6と接触す
ることから、図4において逆に動作するのと同じことと
なり、搬送用ローラ2,2から受ける力が分散されて速
度変動を生じ難くなる。
の2組の搬送用ローラ組6,6が、カード3のデータを
記録又は読取中にカード3を搬送する搬送用のローラ組
として機能し得るよう、カード搬送機構1の中央付近に
設けられている。このようなカード搬送機構1によれ
ば、例えば図1に示す磁気ヘッド9を用いてカード3に
磁気記録をする場合、記録を始めてから終了するまでの
間カード3を搬送用ローラ組6,6で挟み込み、カード
3に速度変動を生じさせないようにすることができるの
で磁気記録や読取を正確に行い得る。
ード搬送機構1のほぼ中央に配置しているが、配置や態
様はこのようなものに限られずカード3の種類や機器の
構成などに応じて適宜設定可能である。例えば、特に図
示していないが、カード3上のマークを読み取る画像セ
ンサを備え、2組の搬送用ローラ組6,6を、データの
記録又は読取中にカード3を搬送する搬送用ローラ組
6,6として用いることも可能である。
6に加え、別の搬送用ローラ組6,6をさらに配置する
ようにしても構わない。例えば図1に示す本実施形態の
カード搬送機構1において、上述した搬送用ローラ2,
2からなるローラ組6,6のほか、図中波線および実線
で示すように別の搬送用ローラ2’,2’からなる搬送
用ローラ組を設けるようにしている。
述のような搬送用ローラ2,2を備え、カード3を搬送
しながらローラの弾性力を利用してカード走行基準面5
側に付勢できるようにしているため、寄せ板などは不要
である。
準面5はカード搬送面11に対して垂直に形成される平
坦面であり、基準面側側面3aを当接させたカード3を
そのまま直線的に搬送し得るように設けられている。し
たがって、カード3は、基準面側側面3aをこのカード
走行基準面5に摺接させていれば所定の経路からずれる
ことなく搬送され得る。
ず、カード挿入口12からカード3を挿入すると、当該
カード3はカード搬送機構1の内部に送られ、その搬送
方向先端部が搬送用ローラ2および他のローラ2’によ
って取り込まれる。
ローラ組6,6によって上下から挟み込まれた状態で搬
送されている。そして、図5に示すように逆側側面3b
側の搬送用ローラ2,2がカード3の逆側側面3bから
一部はみ出すように配置されていて、カード3が搬送用
ローラ2,2よりも内側を走行するので図示するように
一部変形することとなる。この場合、搬送用ローラ2,
2はカード3を挟み込んで上下方向への荷重を加えるよ
うに作用し、かつ、変形部分の復元力がカード3の逆側
側面3bにも作用する結果、当該カード3はカード走行
基準面5側に付勢される。したがって、カード3は搬送
中においてカード走行基準面5との接触が保たれ、この
カード走行基準面5に摺接しながら所定経路を走行す
る。
子ブロック10で所定の再生・記録が行われれば、搬送
用ローラ2,2が逆転してカード3をカード挿入口12
側に向けて搬送する。ここで、搬送用ローラ2,2の一
部がカード3の逆側側面3bからはみ出すように配置さ
れているため、このときも搬送用ローラ2,2がカード
3を基準面側側面3a側に付勢しているのは上述したの
と同様である。
は、対向して設けられた搬送用ローラ2,2によってカ
ード3を搬送し、かつ当該カード3をカード走行基準面
5に押しつけるように付勢することが可能であり、カー
ド走行基準面5に接触させ位置決めさせながらカード3
の搬送と寄せを同時に行うことができる。
上述したように、組ごとに搬送用ローラ2,2の径を変
えることによりカード3が各搬送用ローラ2,2と段階
的に接触し或いは離間するようにしていることから、搬
送用ローラ2,2から受ける力が分散されて搬送中に速
度変動を生じ難い。したがって、磁気記録や読取中にお
ける搬送速度を安定させ、記録を正確に行うことができ
る。
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。例えば上述の実施形態では、図3などに示したよ
うに、搬送用ローラ2,2を平坦に形成し、向かい合う
外周面2a,2a同士を平行としたが、ローラの形状は
このようなものに限られることはなく、外周面2aが斜
めとなるように形成することもできる。
ラ2,2を軸方向に沿ってローラ径が変化するテーパ形
状に形成すれば、カード3の接触・離間時の速度変動を
さらに少なくすることが可能となる。つまり、カード3
はもっとも径の大きな部分と最初に接触し、走行につれ
て徐々に接触域を増加させ最終的に全域で接触するよう
になるので、搬送用ローラ2の全幅と一度に接触するこ
とがなくなり受ける力がさらに分散され得る。これは、
カード3が搬送用ローラ2,2から離間する場合におい
ても同様である。また、例えば図7に示すように搬送用
ローラ2の中央を突出させるようにしてもカード3が受
ける力を同じように分散させることができる。なお、こ
のようにローラ形状を斜めとする場合、傾斜は一定であ
る必要はなく、例えば図8に示すように膨出する曲面状
に形成するようにしても良い。
同軸に2組設けるようにしたが、これも搬送用ローラ組
6の態様の一例であり、例えば同軸上に3組設けるよう
にしても構わない。或いは、搬送用ローラ組6の径を組
ごとに異ならせることに加え、組ごとに幅も異ならせる
ようにすることもできる。
1記載のカード搬送機構によれば、搬送用ローラのロー
ラ径を組ごとに変えているため、離間・当接するときに
カードがローラから受ける反力を分散させることができ
る。これにより、カード搬送力を確保しつつカード速度
変動を減少させることが可能となり、特にカードのデー
タ記録・読取時における精度を向上させることができる
ようになる。
は、搬送用ローラをゴムローラとし、2組の搬送用ロー
ラ組をそれぞれ共通軸に取り付けてカードの両側部を搬
送しているため、搬送力を確保し、カードを安定かつ確
実に搬送することができる。
れば、2組の搬送用ローラ組を、カードのデータを記録
又は読取中にカードを搬送する搬送用ローラ組としてい
るので、記録などの動作に対する影響を少なくし、デー
タをやり取りする際の精度を向上させることができる。
2組の搬送用ローラ組を、磁気ヘッド或いは画像センサ
のデータの記録又は読取中にカードを搬送する搬送用ロ
ーラ組としているため、磁気ヘッドなどのデータの記録
動作中における速度変動を減少させ、データの精度を向
上させることができる。
れば、搬送用ローラの外周面を斜めに形成しているの
で、カードが搬送用ローラから受ける力をさらに分散す
ることができる。このため、カード搬送力を確保しつつ
カード速度変動をさらに減少させることが可能となる。
示す平面図である。
ードを挟み込みながら搬送する様子を示す概略正面図で
ある。
ードを挟み込みながら搬送する様子を示す概略側面図で
ある。
付勢しながら搬送する様子を示す概略正面図である。
他の実施形態を示す概略部分図である。
斜めに形成した他の実施形態を示す概略部分図である。
面状に形成した他の実施形態を示す概略部分図である。
送用ローラ組でカードを挟みながら搬送する様子を示す
概略正面図である。
搬送用ローラ組でカードを挟みながら搬送する様子を示
す概略側面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 対向する搬送用ローラ間にカードを挟み
込み、モータにより回転駆動される上記搬送用ローラに
より上記カードを搬送させるようにしたカード搬送機構
において、上記対向する搬送用ローラ組を同軸に2組設
け、該2組の搬送用ローラ組により上記カードを搬送さ
せるようにするとともに、上記2組の搬送用ローラ組の
ローラ径を組ごとに変えることにより、上記カードとの
接触・離間のタイミングを異ならせるようにしたことを
特徴とするカード搬送機構。 - 【請求項2】 上記搬送用ローラはゴムローラであり、
上記2組の搬送用ローラ組はそれぞれ共通軸に取り付け
られて、上記カードの両側部を搬送するように設けられ
てなることを特徴とする請求項1記載のカード搬送機
構。 - 【請求項3】 上記2組の搬送用ローラ組を、上記カー
ドのデータを記録又は読取中に上記カードを搬送してい
る搬送用ローラ組としてなることを特徴とする請求項1
又は2記載のカード搬送機構。 - 【請求項4】 上記カードを走行させながらデータの記
録又は再生を行う磁気ヘッド、或いは、上記カード上の
マークを読み取る画像センサを備え、上記2組の搬送用
ローラ組を、上記データの記録又は読取中に上記カード
を搬送している搬送用ローラ組としてなることを特徴と
する請求項1から3のいずれかに記載のカード搬送機
構。 - 【請求項5】 上記搬送用ローラの外周面が斜めに形成
されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか
に記載のカード搬送機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13900899A JP4071892B2 (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | カード搬送機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13900899A JP4071892B2 (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | カード搬送機構 |
Publications (2)
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---|---|
JP2000327163A true JP2000327163A (ja) | 2000-11-28 |
JP4071892B2 JP4071892B2 (ja) | 2008-04-02 |
Family
ID=15235334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13900899A Expired - Fee Related JP4071892B2 (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | カード搬送機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4071892B2 (ja) |
-
1999
- 1999-05-19 JP JP13900899A patent/JP4071892B2/ja not_active Expired - Fee Related
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