JP2000327125A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2000327125A
JP2000327125A JP11139846A JP13984699A JP2000327125A JP 2000327125 A JP2000327125 A JP 2000327125A JP 11139846 A JP11139846 A JP 11139846A JP 13984699 A JP13984699 A JP 13984699A JP 2000327125 A JP2000327125 A JP 2000327125A
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JP
Japan
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rail
mounting table
guide rail
carriage
link bar
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JP11139846A
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English (en)
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Yoshikuni Ono
芳邦 大野
Kozo Tamura
皓三 田村
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FUSO KOKI
FUSO KOKI KK
Original Assignee
FUSO KOKI
FUSO KOKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平路30・曲路35・上昇路40・下降路
45を有する立体径路を、搬送物Pの搬送姿勢を所定姿
勢に調整制御してポジションA・B間を搬送するにおい
て、単一駆動部による単一構造体にして、その搬送姿勢
の制御が的確にして搬送安定性に優れる搬送装置を提供
する。 【解決手段】 エンドレスループ状の台車レール1と、
台車レール1の内側に沿設したガイドレール2によって
搬送径路を構成し、その台車レール1に「搬送物載置台
4を上方支承して自走手段を有する搬送台車3」を装着
すると共に、ガイドレール2に「搬送台車3に従動連動
するガイドローラー5」を装着し、その載置台4とガイ
ドローラー5を2本のリンクバーによって連結すると共
に、台車レール1とガイドレール2の相対間隔Lを適宜
設定固定し、その相対間隔Lによる該リンクバーの相互
交差角の変動を載置台4に伝達することによって、載置
台4の搬送姿勢を一定水平等に調整制御可能にした搬送
装置が特徴である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器類の組立ライ
ンや加工ラインまたは一般荷物類の搬送ラインにおい
て、機器類・加工材料・一般荷物等の搬送物を昇降路を
経由して所定ポジション間に搬送するにおいて、その搬
送物を水平姿勢等の必要姿勢に調整制御して搬送するの
に使用する搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、機器類の加工・組立ラインにお
いて、機器類を水平姿勢に維持して通路を挟むポジショ
ン間に順送する場合は、上昇搬送エレベーターと水平搬
送コンベアーと下降搬送エレベーターを門型に組合せセ
ットすると共に、その上昇搬送エレベーター・水平搬送
コンベアー間と水平搬送コンベアー・下降搬送エレベー
ター間に搬送物移載装置を設けた構造になし、その上昇
搬送エレベーターに水平姿勢で載せた搬送物を水平姿勢
のまま水平搬送コンベアーに移載し、続いて下降搬送エ
レベーターに移載して順送する搬送プロセスと搬送装置
が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来の昇降路を
経由して搬送物を水平姿勢に維持して搬送する搬送装置
は、3個の搬送装置を立体的に組合せると共に、その装
置間に移載装置を配設する構造になるので、構造が複雑
にして大型化すると共に多数の駆動源が必要なことから
コスト高になり、工場内設置の占有スペース・空間が大
となる不具合がある。
【0004】さらに、前記従来の搬送装置は、独立した
駆動源を有する装置群の集成からなるので、それ等装置
間に搬送物を正常に移載したかどうかの確認機能と装置
間の連携作動が必要になるので、作動用電気回路が複雑
にして誤動作を生ずるおそれがあり、搬送物の姿勢制御
搬送の安定性に欠ける。本発明は、以上の従来技術の難
点を解消する搬送装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明の搬送装置は「上昇路と下降路を中間に有する
台車レールと該台車レールの内側に沿設したガイドレー
ルによって搬送路を構成し、前記台車レールに自走手段
を有して搬送物載置台を上方支承した搬送台車を装着す
ると共に、前記ガイドレールに前記搬送台車に従動連動
するガイドローラーを装着し、前記搬送台車と前記ガイ
ドローラーはリンクバーによって相互連結されると共
に、前記リンクバーの交差角の変動を前記搬送物載置台
に伝達するリンクバー交差角の変動伝達手段を備え、前
記台車レールと前記ガイドレールの相対間隔の変動によ
る前記リンクバーの交差角の変動に前記搬送物載置台を
従動連動させて、該搬送物載置台の姿勢を調整制御して
搬送する構造」になっている。
【0006】即ち、本発明の搬送装置は前記の台車レー
ルとガイドローラーを対にしてアップ・ダウン自在の搬
送路に設定し、駆動チェーン・駆動ワイヤロープ等によ
って自走する搬送台車にリンクバーで連結したガイドロ
ーラーを引っ張らせて従動走行させると共に、その台車
レールとガイドレールの相対間隔を意図的に変動設定し
た構造を有し、その相対間隔の変動による前記リンクバ
ーの相互交差角の変動を搬送台車に支承した搬送物載置
台に伝達して搬送物載置台の姿勢を意図的に調整制御し
て、ニ軸方向に昇降する搬送路における搬送物載置台の
走行姿勢を水平・傾斜の任意姿勢に一定に保持したり姿
勢変換可能にした構造が特徴である。
【0007】なお、前記構成における交差角連動手段は
「前記リンクバー側に固定して該リンクバーの交差角の
変動に連動回転するチェーン車と前記搬送物載置台の支
承軸に固定したチェーン車による回転伝達機構等が採択
される。そして、前記のガイドレール・台車レールは少
くとも「積載物の移載ポジション間」に存在させる。
【0008】
【作用】以上の構成の本発明の搬送装置は、台車レール
を自走する搬送台車とガイドレールを連動従動するガイ
ドローラーが、交差角変動自在のリンクバーによって連
結され、そのリンクバーの交差角の変動に連動させて積
載物載置台の姿勢を変動調整するので、水平路・上昇路
・下降路とそれ等を接続する曲路からなる二次元曲成の
搬送路のいずれのポジションにおいても、積載物載置台
の姿勢を水平姿勢等の必要姿勢に的確に調整制御して搬
送することができる。
【0009】そして、その搬送台車はエンドレスループ
状の搬送チェーン・搬送ワイヤによって走行させること
ができるので、二次元曲成の搬送路の搬送装置が単独の
駆動源によって作動可能になると共に、全体が一連単独
の機械装置として構成されるので、全体構造が簡素コン
パクトにして、かつ搬送物載置台の搬送姿勢の調整制御
の自由性(水平姿勢・傾斜姿勢等)があり、その姿勢調
整も確実にできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1・図2を参照して本発
明の搬送装置の一実施例を説明する。即ち、この実施例
は機器の組立ラインまたは加工ラインにおいて、並設し
たライン間のAポジションからBポジションへ作業員通
路Rを介して組立部品・加工品の搬送物Pを水平姿勢を
維持して搬送する装置にしてポジションA・B間を順送
する台車レール1がエンドレスループ状に設けられ、こ
の台車レール1はポジションA・B部分の水平路30と
通路Rを跨ぐ上昇路40と下降路45を組合せた立体径
路で、ポジションBに達してからは、工場床面より一段
高い通路Rの下を潜ってポジションAに戻る形態になっ
ている。
【0011】そして、この台車レール1の内側には間隔
Lを有してポジションA・B間に伸びるガイドレール2
が沿設され、この台車レール1とガイドレール2によっ
て搬送路が構成されている。そして、この台車レール1
に「搬送物載置台4(以下、単に載置台4という)を上
方支承した搬送台車3(以下、単に台車3という)」を
自走可能に装着すると共に、ガイドレール2には台車3
に引かれて連動従走するガイドローラー5が装着され、
この台車3の載置台4に搬送物Pを載せてポジションA
・B間の搬送径路中の載置台4を常に水平姿勢に制御維
持して搬送するようになっている。
【0012】詳しくは(図2参照)台車3は、台車レー
ル1のフランジ部に嵌める車輪7を有する台車本体8か
らなり、この台車本体8が台車レール1に沿設した搬送
チェーン11に連結され、駆動部22によって作動する
搬送チェーン11によって台車レール1上を自走でき
る。そして、この台車本体8の軸受部9に回転自在に設
けた支承軸10に載置台4の脚部13が固定支承されて
おり、載置台4は台車本体8に対して支承軸10を回転
中心として回転可能に支承されている。
【0013】そして、ガイドローラー5は横向きU字溝
のガイドレール2に装着されると共に、そのガイドロー
ラー5の中心軸14に回転自在に連結したリンクバー1
9と載置台4の支承軸10に固着したりリンクバー18
からなる2本のリンクバーによって連結され、このリン
クバー18・19は水平路30において概ね直交してヒ
ンジピン20によってヒンジ連結されており、ガイドロ
ーラー5は台車3に引かれてガイドレール2に沿って従
動走行する。
【0014】さらに、そのリンクバー19に「ヒンジピ
ン20を中心とするチェーン車16」が固定されると共
に、載置台4の支承軸10にチェーン車15が固着され
てチェーン21が巻き掛けされ、このチェーン回転伝達
機構が「前記構成要件のリンクバー交差角の変動伝達手
段」を構成し、台車3の走行中のリンクバー18.19
の交差角θ1の変動に従動連動させて載置台4の支承軸
10による支承姿勢を調整制御するようになっている。
【0015】そして、以上の台車レール1とガイドレー
ル2の相対距離Lは(図3参照)例えば台車3が水平路
30から上昇路40に移る円弧状の曲路35において、
水平路30におけるリンクバー18・19の交角θ1
(この実施例のものはθ1=90°)がθ2に減少し、
その交角減量を支承軸10に伝達することによって載置
台4が図示点線の姿勢から図示実線の水平姿勢に補正調
整され、曲路35の通過中と曲路35に続く上昇路40
を含むポジションA・B間の搬送路のどの位置でも載置
台4を常に水平姿勢に維持して走行するように意図的に
設定固定されている。
【0016】なお、台車レール1とガイドレール2の相
対位置関係は(図4・図5参照)、ポジションAからB
に至る水平路30・垂直上昇路40・垂直下降路45、
ならびにそれ等の間に存在する曲路35毎に載置台4を
常に維持するための物理的関係が異なるので図示の形態
に設定されている。なお、図中の50は台車レール1・
ガイドレール2の保持フレームである。そして、この実
施例の台車レール1・ガイドレール2は機械加工しない
板材加工と溶着によって成形されている。
【0017】以上の実施例のものは前記の作用があり、
ポジションA・B間の搬送路のどの位置でも載置台4を
常に一定の水平姿勢にして搬送できると共に、全体が単
一構成の搬送装置であることから、前記従来のものより
構造簡素コンパクトにして工場内レイアウト性が好まし
く、その上誤動作を生ずるおそれもなく姿勢制御搬送性
が安定する。
【0018】続いて本発明の他の態様を説明する。即
ち、本発明の搬送装置は、図示しないが前記の基本構成
の基において、台車レール1とガイドレール2の相対距
離の変更によって、搬送中の搬送物載置台4を水平姿勢
以外に維持したり、搬送中で多様に変化させたり、搬送
終点で搬送物Pが搬送物載置台4から自動的に滑り排出
できる姿勢制御形態にすることがあり、さらに、搬送路
は傾斜上昇路・傾斜下降路を含む任意パターンの搬送路
形態にすることがある。そして、前記のリンクバー19
の交差角の搬送物載置台4への伝達手段は、前記のチェ
ーン回転伝達機構に代えてリンクバー19と搬送物載置
台4間のロッド・リンク連結機構またはヒンジピン20
と支承軸10間の連結歯車列等による回転伝達機構にす
ることがある。
【0019】さらに、ガイドレール2のフレーム50へ
の固定位置を変更調整自在構造にして、ガイドレール2
を適宜スライド調整して台車レール1との相対関係が調
整できる態様にすると、搬送物の内容・種類に応じて載
置台4の走行姿勢が随時変換セットできる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明の搬送装置
は搬送物載置台を所定の姿勢にして二次元搬送路を搬送
するにおいて、その搬送物載置台の姿勢が一定水平姿勢
等に意図的に調整制御できると共に、単一駆動部による
単一構成の装置で良く、装置全体が簡素コンパクトにし
て工場内配設がし易くして誤動作のおそれも少なく、機
器類等の二次元径路の搬送性に優れる等の諸効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の搬送装置の正面全体形態図
【図2】図1実施例の搬送装置の主要部の搬送台車とガ
イドローラーの構造を示し、(A)はその側面図、
(B)はその正面図
【図3】図1実施例の搬送装置の搬送台車とガイドレー
ルの作用説明図
【図4】図1実施例の搬送装置の台車レールとガイドレ
ールの相対形態の説明図
【図5】図1実施例の搬送装置の台車レールとガイドレ
ールの相対形態の説明図
【符号の説明】
1 台車レール 2 ガイドレール 3 搬送台車 4 搬送物載置台 5 ガイドローラー 7 車輪 8 台車本体 9 支承部 10 支承軸 11 搬送チェーン 15・16 チェーン車 18・19 リンクバー 20 ヒンジピン 21 チェーン 30 水平路 35 曲路 40 上昇路 45 下降路 P 搬送物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上昇路と下降路を中間に有する台車レー
    ルと該台車レールの内側に沿設したガイドレールによっ
    て搬送路を構成し、前記台車レールに自走手段を有して
    搬送物載置台を上方支承した搬送台車を装着すると共
    に、前記ガイドレールに前記搬送台車に従動連動するガ
    イドローラーを装着し、前記搬送台車と前記ガイドロー
    ラーはリンクバーによって相互連結されると共に、前記
    リンクバーの交差角の変動を前記搬送物載置台に伝達す
    るリンクバー交差角の変動伝達手段を備え、前記台車レ
    ールと前記ガイドレールの相対間隔の変動による前記リ
    ンクバーの交差角の変動に前記搬送物載置台を従動連動
    させて、該搬送物載置台の姿勢を調整制御して搬送する
    構造を特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 搬送物載置台の走行姿勢が水平姿勢に一
    定維持される台車レールとガイドレールの相対構成にし
    て、かつ、リンクバー交差角の変動伝達手段が、該リン
    クバーの相互連結ピンと前記搬送物載置台の支承軸との
    間の回転伝達機構からなる請求項1の搬送装置。
JP11139846A 1999-05-20 1999-05-20 搬送装置 Pending JP2000327125A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200447302Y1 (ko) 2008-01-16 2010-01-13 윤근수 스크린 인쇄기
CN116674949A (zh) * 2023-06-15 2023-09-01 中国科学技术大学 一种新型变轨真空恒温轨道运输装置及实施方法

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KR200447302Y1 (ko) 2008-01-16 2010-01-13 윤근수 스크린 인쇄기
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