JP2000326780A - ダンプトラックのダンプ装置 - Google Patents
ダンプトラックのダンプ装置Info
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- JP2000326780A JP2000326780A JP11138691A JP13869199A JP2000326780A JP 2000326780 A JP2000326780 A JP 2000326780A JP 11138691 A JP11138691 A JP 11138691A JP 13869199 A JP13869199 A JP 13869199A JP 2000326780 A JP2000326780 A JP 2000326780A
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- dump
- mounting flange
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Abstract
ンリンクを車体に簡単に取付けることができるダンプト
ラックのダンプ装置を提供する。 【解決手段】車体の左右一対の主桁6に、取付フランジ
20をボルト止めし、この取付フランジ20を介して主
桁6間に支軸13を架設した。前記支軸13にリフトア
ーム10又はテンションリンクを取り付けた。
Description
ダンプ装置に関するものである。
対の主桁と横桁とからなる車体と、この車体に搭載され
た荷箱との間に、リフトアームとテンションリンクとを
屈折可能に設け、前記リフトアームと荷箱又は車体との
間に油圧シリンダを介在したものであり、前記油圧シリ
ンダの伸縮動作によってリフトアームとテンションリン
クとを屈伸させることにより、荷箱を後方傾動させたり
格納したりすることができる。このダンプ装置のリフト
アーム又はテンションリンクの一端は、車体に対して回
動自在に取り付けられている。その取付構造としては、
車体の左右一対の主桁間に横桁を溶接にて架設し、その
横桁の中間部に溶接されたブラケットにリフトアーム又
はテンションリンクの一端を軸止する構造が採用されて
いる。
構造では、ブラケットを取り付けた横桁に偏荷重が作用
して変形した場合に、横桁を切断して交換するか、車体
全体を交換しなければならず、交換作業が非常に煩雑に
なるという欠点があった。また、主桁間の間隔と横桁の
長さとに誤差があった場合には、両者の溶接作業が非常
に困難になるという問題があった。
に傾斜していると、当該ダンプ装置が荷箱底部に干渉
し、下向きに傾斜していると、車体の横桁又は車体の下
方に位置する前後方向に延びたドライブシャフトに干渉
する虞れがある。このため、ダンプ装置を略水平状態で
格納する必要がある。しかし、前記構造ではダンプ装置
の取り付け部分にて前後方向の取付調整が困難なため、
ダンプ装置の製作や横桁及びブラケットの取り付けに高
精度が要求され、ダンプトラックの製作に多大な工数を
要するという問題があった。そこで本発明は、ダンプ装
置の取付作業を容易且つ迅速に行うことができるダンプ
トラックのダンプ装置を提供することを目的とする。ま
た本発明は、荷箱格納時のダンプ装置の格納状態を略水
平状態に調整する作業を簡単に行うことができるダンプ
トラックのダンプ装置を提供することを目的とする。
のこの発明のダンプトラックのダンプ装置は、左右一対
の主桁と横桁とからなる車体上に荷箱を後方傾動可能に
搭載しているとともに、車体と荷箱との間にリフトアー
ムとテンションリンクとを屈折可能に設け、前記リフト
アームを油圧シリンダにて水平軸回りに回動させること
により荷箱を後方にダンプさせるダンプトラックのダン
プ装置において、各主桁の内面に取付フランジをボルト
止めし、前記取付フランジを介して主桁間に支軸を架設
しているとともに、前記支軸にリフトアーム又はテンシ
ョンリンクの一端部を回動可能に挿通したことを特徴と
するものである(請求項1)。このダンプトラックのダ
ンプ装置によれば、ボルト止めした取付フランジを主桁
から取り外すことにより、支軸を簡単に交換したり補修
したりすることができ、これら作業を短時間で行うこと
ができる。また、支軸が横桁としての補強の役目を果た
すことができるので、その位置での横桁の取り付けを省
略することができる。
取付フランジ及び主桁の双方にボルト挿通孔を形成し、
各ボルト挿通孔にボルトを挿通して各主桁の内面に取付
フランジをボルト止めしているとともに、取付フランジ
及び主桁のボルト挿通孔の少なくとも一方を、水平方向
に延びる長孔で構成しているのが好ましい(請求項
2)。これにより、ダンプ装置の格納状態での略水平位
置への調整を、取付フランジを幾分水平移動させるだけ
で行うことができ、調整作業が非常に容易となる。
に基づいて説明する。図1はダンプトラックの荷箱3を
格納した状態を示す一部欠截側面図であり、図2は荷箱
をフルダンプさせた状態を示す一部欠截側面図である。
ダンプトラック1は、車体2上に荷箱3を後方傾動可能
に搭載している。前記車体2はシャシフレーム4上にサ
ブフレーム5を固定したものであるが、シャシフレーム
4のみからなるものであってもよい。前記荷箱3は土砂
等を収容できるようになっており、荷箱3を傾動させる
と後部扉(図示せず)が開放されて、収容した土砂等を
排出できるようになっている。また、前記シャシフレー
ム4とサブフレーム5とは、いずれも前後方向に延びた
左右一対の主桁6に、複数の横桁7を溶接して梯子状に
形成してある。前記サブフレーム5の後部は、荷箱3に
固定されたヒンジ8を介して荷箱3を後方傾動可能に支
持している。
は、サブフレーム5と荷箱3との間に設けられている。
前記ダンプ装置9は、三角状のリフトアーム10と棒状
のテンションリンク11と油圧シリンダ12とからな
る。前記リフトアーム10とテンションリンク11は軸
Sを介して屈折可能に連結されており、リフトアーム1
0の一端部はサブフレーム5に回動自在に取り付けられ
ている。また、テンションリンク11の一端部は、荷箱
3の底部に回動可能に取付けられ、油圧シリンダ12の
両端は、リフトアーム10の途中部と荷箱3の底部とに
それぞれ回動自在に軸支されている。
ーム5とリフトアーム10との取付構造について説明す
る。図3に示すように、一対のサブレーム5間には、棒
材からなる支軸13が架設されている。この支軸13の
全長は、左右一対の主桁6の間隔より幾分短くなってい
る。前記支軸13の途中部には、左右一対のストッパ1
4が溶接され、このストッパ14の外側位置に、リフト
アーム10の一端部の円筒部15(図5参照)が回動可
能に嵌挿され、さらにその外側位置に、短管状の規制部
材16が嵌挿されている。この規制部材16は、締結部
材19によって支軸13に固定してあり、これにより、
リフトアーム10の左右移動を規制している。前記締結
部材19は、規制部材16と支軸13とに形成されたボ
ルト孔17、18に挿通させたボルト19aと、このボ
ルト19aの先端にねじ込んだナット19bとにより構
成している。
がそれぞれ装着され、この取付フランジ20を介して支
軸13をサブフレーム5の主桁6の内面に固定してい
る。前記取付フランジ20は、図6にも示すように、平
板状の取付部21の中央に、短管状の受け部22を内向
きに突設したものであり、この受け部22に支軸13の
端部を挿入した状態で、取付フランジ20を締結部材2
5を用いて支軸13に固定している。前記締結部材25
は、受け部22と支軸13とに形成されたボルト孔2
3、24に挿通させたボルト25aと、このボルト25
aの先端にねじ込んだナット25bとにより構成してい
る。また、前記取付部21の前後左右の4隅には、水平
方向に延びる長孔26が形成され、この長孔26に対向
するサブフレーム5の主桁6の内側面には孔27が形成
されており、前記長孔26と孔27とにボルト28を挿
通させて、このボルト28の先端にナット29をねじ込
むことにより、取付フランジ20をサブフレーム5に固
定している。
を、車体2側に取り付ける場合には、支軸13の両端か
らそれぞれリフトアーム10の円筒部15を挿着すると
ともに、規制部材16を挿着してこれを締結部材19に
て固定する。その後、支軸13の両端に取付フランジ2
0の受け部22を挿着し、締結部材25にて取付フラン
ジ20と支軸13とを固定する。その状態で取付フラン
ジ20の取付部21をサブフレーム5の内側面に重合さ
せ、ボルト28をナット29にねじ込んで止める。その
際、ダンプ装置9が格納位置において上向きに傾斜して
いると、当該ダンプ装置9が荷箱の底部と干渉し、下向
きに傾斜していると横桁に干渉するので、これを回避す
るために、取付フランジ20を前後方向に幾分移動させ
てダンプ装置9が水平状態になるように調整を行い、水
平状態になった位置で固定する。また、左右の取付フラ
ンジ20の間隔が左右の主桁6の間隔より幾分短い場合
には、ボルト28にナット29を締め付けていくことに
より、その誤差を吸収することができる。さらに、支軸
13が何らかの原因で変形した場合には、前記と同様に
してこれを簡単に交換することができる。
ンク11を荷箱3に、リフトアーム10を車体2側の支
軸13に取り付けているが、その逆にすることも可能で
あり、この場合には、油圧シリンダ12を車体2側に取
り付けることになる。また、支軸13は前記棒材の他、
パイプ材を使用することも可能である。さらに、取付フ
ランジ20側に長孔26を設ける代わりに、サブフレー
ム5側に長孔26を設けることも可能であり、取付フラ
ンジ20側とサブフレーム5側の双方に長孔26を設け
ることも可能である。
ラックのダンプ装置によれば、リフトアーム又はテンシ
ョンリンクの一端部を、支軸と取付フランジとを介して
左右一対の主桁にボルト止めしているので、車体へのダ
ンプ装置の取付作業や支軸の交換作業を、容易且つ迅速
に行うことができる。また、支軸と取付フランジとが横
桁の役目もすることから、複数の横桁の一部を省略して
安価に製作することができる。
置によれば、取付フランジ側と車体側の少なくとも一方
のボルト挿通孔を水平方向に長くしたので、ダンプ装置
格納位置でのダンプ装置を略水平状態に位置合わせする
作業が非常に容易となる。
部欠截側面図である。
一部欠截側面図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】左右一対の主桁と横桁とからなる車体上に
荷箱を後方傾動可能に搭載しているとともに、車体と荷
箱との間にリフトアームとテンションリンクとを屈折可
能に設け、前記リフトアームを油圧シリンダにて水平軸
回りに回動させることにより荷箱を後方にダンプさせる
ダンプトラックのダンプ装置において、 各主桁の内面に取付フランジをボルト止めし、前記取付
フランジを介して主桁間に支軸を架設しているととも
に、前記支軸にリフトアーム又はテンションリンクの一
端部を回動可能に挿通したことを特徴とするダンプトラ
ックのダンプ装置。 - 【請求項2】前記取付フランジ及び主桁の双方にボルト
挿通孔を形成し、各ボルト挿通孔にボルトを挿通して各
主桁の内面に取付フランジをボルト止めしているととも
に、取付フランジ及び主桁のボルト挿通孔の少なくとも
一方を、水平方向に延びる長孔で構成している請求項1
記載のダンプトラックのダンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13869199A JP3730444B2 (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | ダンプトラックのダンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13869199A JP3730444B2 (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | ダンプトラックのダンプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000326780A true JP2000326780A (ja) | 2000-11-28 |
JP3730444B2 JP3730444B2 (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=15227872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13869199A Expired - Lifetime JP3730444B2 (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | ダンプトラックのダンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3730444B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102529781A (zh) * | 2011-12-27 | 2012-07-04 | 中国航天三江集团公司 | 一种多轴矿用自卸车 |
JP2013132978A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Kenji Kameyama | 荷台のダンプ装置 |
CN106184421A (zh) * | 2016-08-09 | 2016-12-07 | 灌阳县陈工选矿机械制造有限公司 | 一种用于矿产的运土卡车 |
JP2016215915A (ja) * | 2015-05-22 | 2016-12-22 | 極東開発工業株式会社 | 荷役車両 |
CN107161067A (zh) * | 2017-05-26 | 2017-09-15 | 湖北聚力汽车技术股份有限公司 | 一种吸尘车的翻斗总成 |
-
1999
- 1999-05-19 JP JP13869199A patent/JP3730444B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013132978A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Kenji Kameyama | 荷台のダンプ装置 |
CN102529781A (zh) * | 2011-12-27 | 2012-07-04 | 中国航天三江集团公司 | 一种多轴矿用自卸车 |
JP2016215915A (ja) * | 2015-05-22 | 2016-12-22 | 極東開発工業株式会社 | 荷役車両 |
CN106184421A (zh) * | 2016-08-09 | 2016-12-07 | 灌阳县陈工选矿机械制造有限公司 | 一种用于矿产的运土卡车 |
CN107161067A (zh) * | 2017-05-26 | 2017-09-15 | 湖北聚力汽车技术股份有限公司 | 一种吸尘车的翻斗总成 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3730444B2 (ja) | 2006-01-05 |
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