JP2000326749A - 車両の前輪ハブ用回転伝達装置 - Google Patents

車両の前輪ハブ用回転伝達装置

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JP2000326749A
JP2000326749A JP11137068A JP13706899A JP2000326749A JP 2000326749 A JP2000326749 A JP 2000326749A JP 11137068 A JP11137068 A JP 11137068A JP 13706899 A JP13706899 A JP 13706899A JP 2000326749 A JP2000326749 A JP 2000326749A
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front wheel
transmission device
wheel hub
vehicle
rotation transmission
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JP11137068A
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Kenichiro Ito
健一郎 伊藤
Isao Hori
勲 堀
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁クラッチを制御することで、車両の加速
時は直結4WDと同等の駆動性を得ることができ、旋回
中はタイトコーナブレーキング現象を防止し、かつ、エ
ンジンブレーキトルクを自動的に4輪に分配することが
できる前輪ハブ用回転伝達装置を提供する。 【解決手段】 前後輪を直結した4輪駆動車の前輪に装
着され、駆動力の伝達、遮断の切り換えを行う車両の前
輪ハブ用回転伝達装置において、カム部材17と外輪1
6を内外に回転可能に嵌合させ、そのカム部材17と外
輪16の間に、保持器28と両方向係合可能な複数のロ
ーラ31とを収納して2方向クラッチAを形成すると共
に、ロータ43を外輪16側に連結した電磁クラッチB
を併設し、車両の全輪の回転数をセンサで検出し、前後
輪の回転数差と、予め設定した設定値とを比較し、後輪
側の回転数がその設定値を越えた時に、上記電磁クラッ
チBをONすることにより、2方向クラッチAを結合さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、前後輪を直結し
た4輪駆動車の前輪上に取り付け、駆動力の伝達と遮断
の切り換えに用いられる車両の前輪ハブ用回転伝達装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】前後輪を直結した4輪駆動車(4WD)
に装着されているフリーハブ(マニュアルハブ、オート
ハブ、エアーハブ)で、舗装路のタイトコーナを旋回す
ると、タイトコーナブレーキング現象が発生するため、
ドライバーがトランスファーを2WDにしなければなら
なかった。
【0003】このような問題を解決するため、本出願人
は、特願平6−149630号や特願平6−14960
6号で、ローラ型2ウエイクラッチと、あるいはスプラ
グ型2ウエイクラッチと、電磁コイルを使用した回転伝
達装置を提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この回転伝達装置によ
れば、トランスファーを4WDのままで舗装路をタイト
コーナブレーキング現象なしに走行できることになる。
しかし、オーバランニング機能があるため、そのままで
は前輪側のエンジンブレーキがかからないことになる。
【0005】また、電磁コイルを利用してエンジンブレ
ーキがかかるモードにすると、舗装路のタイトコーナを
旋回すると、タイトコーナブレーキング現象が発生し、
トランスファーを2WDにしなければならないという点
で改善の余地が見いだされた。
【0006】そこで、この発明の課題は、電磁クラッチ
を制御することで、車両の加速時は直結4WDと同等の
駆動性を得ることができ、旋回中はタイトコーナブレー
キング現象を防止し、かつ、エンジンブレーキトルクを
自動的に4輪に分配することができる前輪ハブ用回転伝
達装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、前後輪を直結した4輪駆
動車の前輪に装着され、駆動力の伝達、遮断の切り換え
を行う車両の前輪ハブ用回転伝達装置において、駆動部
材と従動部材を内外に回転可能に嵌合させ、その駆動部
材と従動部材の間に、保持器と両方向係合可能な複数の
ローラとを収納して2方向クラッチを形成すると共に、
ロータを従動部材側に連結した電磁クラッチを併設し、
電磁クラッチに対する外部からの信号により上記保持器
をロータと着脱可能にした構成を採用したものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記駆動部材が、駆動軸に連結され、外径にカム面
が形成された円筒状カム部材であり、上記従動部材がハ
ブに連結され、内径に円筒面を形成した円筒状外輪であ
る構成を採用したものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、上記保持器の一端にローラを中立位置に支持するス
イッチばねを、また、他端に上記外輪の内部に回転自在
に支持されたアーマチュアを軸方向にスライド可能に連
結させた構成を採用したものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項1乃至3の発明
において、上記車両の全輪の回転数をセンサで検出し、
前後輪の回転数差と、予め設定した設定値とを比較し、
後輪側の回転数がその設定値を越えた時に、上記電磁ク
ラッチへの通電をONするようにした構成を採用したも
のである。
【0011】請求項5の発明は、請求項1乃至4の発明
において、上記ローラの軸方向中央部に同心溝を形成
し、その溝に弾性リングを弾性装着した構成を採用した
ものである。
【0012】請求項6の発明は、請求項2の発明におい
て、上記カム面に僅かな凹みを形成し、上記ローラとの
係合角度を小さく設定した構成を採用したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0014】図1はこの発明の回転伝達装置1を組み込
む4輪駆動車の車輪駆動系のレイアウトを示し、エンジ
ン2にトランスミッション3を介して連なるトランスフ
ァー4の出力が、フロントプロペラシャフト5とフロン
トディファレンシャル6で前輪7と、リアプロペラシャ
フト8で後輪9に伝達され、前輪駆動軸10の端部に連
結した等速ジョイントのステム軸と一方前輪7の間に回
転伝達装置1が装着されている。
【0015】上記4輪駆動車の全輪の回転数をセンサ1
1で個々に検出し、その検出回転数を制御コントローラ
(ECU)12に入力すると共に、トランスミッション
3とトランスファー4の回転検出値と、モード選択スイ
ッチ13の信号も制御コントローラ12に入力し、制御
コントローラ12は、前後輪7、9の回転数差と、予め
設定した設定値とを比較し、後輪9側の回転数がその設
定値を越えた時に、上記回転伝達装置1に出力して作動
させるようになっている。
【0016】上記回転伝達装置1は、図2に示すよう
に、等速ジョイント14のステム軸15上に2方向クラ
ッチAと電磁クラッチBを併設して形成されている。
【0017】2方向クラッチAは、従動部材である円筒
状の外輪16の内部に駆動部材である円筒状のカム部材
17が軸受18を介して回転自在に収納され、該カム部
材17の内径部にステム軸15の先端部がスプライン1
9を介して一体に回転するよう結合されている。
【0018】上記ステム軸15に外嵌するスピンドル2
0がナックル21に固定された固定部材となり、このス
ピンドル20にハブ軸受22を介してハブ23が回転可
能に取り付けられ、ステム軸15は、ナックル部の軸受
24と2方向クラッチAによる2点支持により支持さ
れ、2方向クラッチAの外輪16はハブ23にボルト2
5で固定され、外端部が端壁16aにより閉鎖されてい
る。
【0019】図2と図3のように、上記外輪16の内径
面に円筒面26が形成され、これに対応するようカム部
材17に設けた大径部の外径面に、円周方向に所定の間
隔をおいて複数のカム面27が形成され、各カム面27
は、外輪16の円筒面26との間で円周方向の両側が狭
幅になる楔状空間を形成している。
【0020】前記カム部材17の外径部に環状の保持器
28が外嵌挿入され、保持器28の一端側は連成したプ
レート部29を介してカム部材17に回転可能となるよ
う支持され、他端側は後述する電磁クラッチBのアーマ
チュアを介して回転自在に支持されている。
【0021】この保持器28には、図3(B)に示すよ
うに、円周方向にカム面27と同数のポケット30が形
成され、その各ポケット30に係合子としてのローラ3
1が組み込まれている。ローラ31はカム部材17のカ
ム面27に対して1個ずつ組み込まれており、保持器2
8によって円周方向に所定量移動すると、カム面27と
円筒面26の間に係合し、外輪16とカム部材17を回
転方向に一体化する。
【0022】図3乃至図5のように、保持器28のプレ
ート部29と、カム部材17の端面に設けたスイッチば
ね32の収納部33の周壁34の両者には、円周方向の
一部に切り欠き35、36があり、そこに弾性部材であ
るスイッチばね32を撓ませて両端部32a、32aを
セットする。
【0023】保持器28とカム部材17は互いの切り欠
き35、36が合致しているとき、カム部材17のカム
面27と保持器28のポケット30及びローラ31の位
置関係は、図3(B)の如く、ローラ31と外輪16の
間に隙間が存在するように設定されている。従って、ス
イッチばね32がセットされていると、ローラ31が中
立位置に保持され、カム部材17と外輪16は係合され
ず空転可能な状態となる。
【0024】上記ローラ31は、図3(A)の如く、軸
方向中央部に同心溝37を形成し、その溝37に弾性リ
ング38を弾性装着してカム部材17のカム面27に押
さえられており、ローラ31が中立位置にある状態で、
ローラ31、カム部材17、保持器28と外輪16は空
転状態になるが、この時、ローラ31と外輪16は非接
触となるため、摩擦や異常摩耗の発生を防止することが
できる。
【0025】また、カム部材17に設けたカム面27
は、図3(B)に示すように、V字状やU字状等の狭角
形状の僅かな凹みによって形成し、この凹み内にローラ
31を納めることで、上記ローラ31との係合角度を小
さく設定している。この事により、回転伝達装置1が駆
動系の最終位置に設置される不利の解消、即ち、デファ
レンシャル装置等の減速装置を通過することにより、回
転数が遅くなることで係合に時間を要し、車体へのショ
ックの発生を起こすのを防止する役目を果たすことがで
きる。
【0026】前記電磁クラッチBは、外輪16の開放端
側の内部に組み込まれており、電磁石39を収納した固
定用ロータ40が、ハブ軸受固定用ナット41を介して
スピンドル20に回転不能に固定され、外輪16の内径
に挿入されて回り止めとなるロータガイド42と、ロー
タガイド42内に嵌合し、かつ、電磁石39に対して回
転可能に外嵌するロータ43がロータガイド42と回り
止めピン44で外輪16に回転不能に結合され、ロータ
43とロータガイド42の対向するフランジ面間に、ア
ーマチュア45が軸方向隙間をもって挟み込まれ、ロー
タ43とアーマチュア45の対向面間に皿ばねのごとき
弾性部材46aが設けられている。
【0027】なお、電磁クラッチBのリード線47は、
スピンドル20の外径部の溝の中を通ってフランジ20
aの外径部に引き出されている。
【0028】上記ロータ43とロータガイド42、外輪
16はいかなるときも相対回転しないと共に、ロータ4
3が外輪16に固定された摩擦部材となり、また、アー
マチュア45は、電磁石39への通電のONによる磁力
によってロータ43に移動吸着され、弾性部材46aは
ロータガイド42のフランジ面に向けてアーマチュア4
5を軽く付勢し、電磁石39への通電をOFFしたと
き、ロータ43に対して非接触として摩耗が発生するの
を防止している。
【0029】ここで、ロータガイド42は非磁性体材料
からなり、アーマチュア45が外輪16へ接触して磁力
が外輪16へ漏洩しないように設定している。外輪16
へ磁力が逃げると、意図するアーマチュア45の吸着力
が得られないばかりか、吸着できないこともある。
【0030】このように、ロータガイド42とロータ4
3の摩擦面との間にアーマチュア45を遊嵌することに
よって、これら二つの部品によってアーマチュア45の
移動量を管理調節することができ、なおかつ、外輪16
への磁力の漏洩を防止することができることになる。
【0031】前記した2方向クラッチAにおいて、保持
器28の電磁クラッチB側となる他端側に一対の突起4
6が延長状に設けられ、上記アーマチュア45のスリッ
ト部47に突起46がはめ込まれ、これにより、保持器
28とアーマチュア45は回転方向に一体となるよう結
合され、アーマチュア45は保持器28に対して回転不
能で軸方向の移動は可能となっている。
【0032】即ち、ロータ43は外輪16とつながって
おり、アーマチュア45は、保持器28、スイッチばね
32を介してカム部材17とつながっているため、外輪
16とカム部材17の相対回転が可能である。
【0033】この発明の回転伝達装置は、上記のような
構成であり、モード切り替えスイッチ13をAUTOモ
ードにセットした状態で、電磁クラッチBの電磁石39
への通電がOFFのときは、2方向クラッチAはスイッ
チばね32の作用により、ローラ31が円筒面26に係
合しない中立位置に保持され、カム部材17と外輪16
は空転可能になり、ステム軸15と外輪16は切り離さ
れているので、前輪7に駆動が伝わらず、2WDの走行
となる。
【0034】上記の状態での走行において、全輪の回転
数をセンサ11で個々に検出し、その検出回転数を制御
コントローラ12に入力し、制御コントローラ12は、
前後輪7、9の回転数差と、予め設定した設定値とを比
較し、後輪9側の回転数がその設定値を越えた時に出力
し、回転伝達装置1の電磁クラッチBにおける電磁石3
9に対する通電をONする。
【0035】上記電磁石39に対する通電の制御におい
て、後輪9側の回転数を制御コントローラ12に入力し
た設定値と比較するのは、振動や外乱、タイヤの摩耗状
態により、ON−OFFを頻繁に繰り返すといった不具
合が発生するからである。
【0036】電磁石39への通電がONになると、電磁
石39の磁力でアーマチュア45がロータ43に吸着さ
れ、この状態でカム部材17と外輪16が相対回転しよ
うとすると、アーマチュア45とロータ43間に発生し
た摩擦力によって、保持器28と外輪16を一体化させ
るため、ローラ31をカム面27の中立位置から楔空間
の係合位置へ移動し、外輪16とカム部材17を係合す
る。従って、電磁石39への通電をONすると、カム部
材17と外輪16がロックし、カム部材17の回転が外
輪16に伝達されることにより、前輪7が駆動されて4
WDの状態となる。
【0037】この回転伝達装置1は、前後輪7、9の回
転数差と予め設定した設定値とを比較して、電磁クラッ
チBへの通電をON−OFF制御することにより、ロー
ラ型2方向クラッチAのカム面27と保持器28の周方
向の位相を変化させるようにしているので、車両の加速
時は、前輪7に対して後輪9側の回転数が上回ると、2
方向クラッチAの結合で直結4WDと同等の駆動性を得
ることができ、旋回中は前輪7と後輪9の回転数に差が
なくなって2方向クラッチAは切り離され、2WDの状
態となってタイトコーナブレーキング現象の発生を防止
し、なおかつ、エンジンブレーキ時に、後輪がスリップ
して回転数の差が出て、設定値を上回ると、2方向クラ
ッチAの結合でエンジンブレーキトルクは4輪に配分さ
れる。
【0038】また、ABS作動時は、2方向クラッチA
が切り離されて前後輪7、9の拘束力を遮断することに
より、ABSの制御性を向上させることができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、前後
輪を直結した4輪駆動車の前輪に装着される前輪ハブ用
回転伝達装置において、ローラ型2方向クラッチと電磁
クラッチを併設し、電磁クラッチに対する外部からの信
号により上記2方向クラッチの保持器を電磁クラッチの
ロータと着脱可能にしたので、電磁クラッチに対する通
電のON−OFFを行うことで、4WDと2WDの切り
換えが自動的に行え、特に、車両の全輪の回転数をセン
サで検出し、前後輪の回転数差と、予め設定した設定値
とを比較し、後輪側の回転数がその設定値を越えた時
に、上記電磁クラッチをONすることにより、車両の加
速時は直結4WDと同等の駆動性を得ることができ、旋
回中はタイトコーナブレーキング現象を防止し、かつ、
エンジンブレーキトルクを自動的に4輪に分配すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転伝達装置を用いた4輪駆動車の車輪駆動系
のレイアウトを示す平面図
【図2】回転伝達装置の縦断面図
【図3】(A)は図2の要部を拡大した縦断面図、
(B)は(A)の矢印b−bに沿う断面図
【図4】スイッチばねの部分を示す側面図
【図5】(A)はカム部材の側面図、(B)同縦断面図
【符号の説明】
1 回転伝達装置 7 前輪 9 後輪 10 前輪駆動軸 11 センサー 16 外輪 17 カム部材 26 円筒面 27 カム面 28 保持器 31 ローラ 32 スイッチばね 39 電磁石 42 ロータガイド 43 ロータ 45 アーマチュア A 2方向クラッチ B 電磁クラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D036 GA12 GB05 GD08 GG40 GH20 GH22 GH25 3D043 EA02 EA16 EB03 EB07 EB12 EE07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後輪を直結した4輪駆動車の前輪に装
    着され、駆動力の伝達、遮断の切り換えを行う車両の前
    輪ハブ用回転伝達装置において、駆動部材と従動部材を
    内外に回転可能に嵌合させ、その駆動部材と従動部材の
    間に、保持器と両方向係合可能な複数のローラとを収納
    して2方向クラッチを形成すると共に、ロータを従動部
    材側に連結した電磁クラッチを併設し、電磁クラッチに
    対する外部からの信号により上記保持器をロータと着脱
    可能にしたことを特徴とする車両の前輪ハブ用回転伝達
    装置。
  2. 【請求項2】 上記駆動部材が、駆動軸に連結され、外
    径にカム面が形成された円筒状カム部材であり、上記従
    動部材がハブに連結され、内径に円筒面を形成した円筒
    状外輪であることを特徴とする請求項1に記載の車両の
    前輪ハブ用回転伝達装置。
  3. 【請求項3】 上記保持器の一端にローラを中立位置に
    支持するスイッチばねを、また、他端に上記外輪の内部
    に回転自在に支持されたアーマチュアを軸方向にスライ
    ド可能に連結させたことを特徴とする請求項2に記載の
    車両の前輪ハブ用回転伝達装置。
  4. 【請求項4】 上記車両の全輪の回転数をセンサで検出
    し、前後輪の回転数差と、予め設定した設定値とを比較
    し、後輪側の回転数がその設定値を越えた時に、上記電
    磁クラッチへの通電をONするようにしたことを特徴と
    する請求項1乃至3の何れかに記載の車両の前輪ハブ用
    回転伝達装置。
  5. 【請求項5】 上記ローラの軸方向中央部に同心溝を形
    成し、その溝に弾性リングを弾性装着したことを特徴と
    する請求項1乃至4の何れかに記載の車両の前輪ハブ用
    回転伝達装置。
  6. 【請求項6】 上記カム面に僅かな凹みを形成し、上記
    ローラとの係合角度を小さく設定したことを特徴とする
    請求項2に記載の車両の前輪ハブ用回転伝達装置。
JP11137068A 1999-05-18 1999-05-18 車両の前輪ハブ用回転伝達装置 Pending JP2000326749A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6405822B1 (en) * 1999-11-22 2002-06-18 Hyundai Motor Company Torque distribution system for four-wheel-drive vehicle
US7104374B2 (en) 2003-09-10 2006-09-12 Ntn Corporation Power transmission mechanism and electric drive system using the same

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