JP2000326726A - 日除け具 - Google Patents

日除け具

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JP2000326726A
JP2000326726A JP11142135A JP14213599A JP2000326726A JP 2000326726 A JP2000326726 A JP 2000326726A JP 11142135 A JP11142135 A JP 11142135A JP 14213599 A JP14213599 A JP 14213599A JP 2000326726 A JP2000326726 A JP 2000326726A
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JP
Japan
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gripping
support
shielding plate
sunshade
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP11142135A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Sumiya
勝義 角谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAC Sanko Co Ltd
Original Assignee
MAC Sanko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種多様な形状の被取付体に簡易に取付ける
ことができるようにする。 【解決手段】 遮光板1及び該遮光板1を支持する支持
体4を備え、該支持体4がグラブレール及びサンバイザ
等の被取付体を掴持する掴持部4aを有することによ
り、多種多様な形状の被取付体に簡易に取付けることが
できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、乳母車等
に取付けるための日除け具に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車内には、運転席の上部に運転
者用のサンバイザを揺動可能に設け、また、補助席の上
部に同乗者用のサンバイザを揺動可能に設け、これらサ
ンバイザを下側へ揺動することによって走行時の前方視
界が直射日光によって遮られることを防止するようにし
てあるが、この日除け具の位置を変えることはできな
い。
【0003】乳母車には天幕を有する比較的大形のタイ
プと、天幕等の日除け部がなく、折畳みが可能で携帯に
便利な比較的小形のタイプとがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、自動車の車
内には、位置を変えることができないサンバイザが運転
席及び補助席の上部に設けられているだけであるため、
フロントガラスの上下方向中央部から室内に差し込む日
差しとか、フロントドア及びリヤドアの窓から室内に差
し込む日差しとかを前述のサンバイザによって遮ること
ができない。
【0005】また、小形タイプの乳母車にあっては、日
除け部が設けられていないため、乳幼児を直射日光から
守ることができなかった。
【0006】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、遮光板及び該遮光板を支持する支持体を備え、
該支持体は被取付体を掴持する掴持部を有している構成
とすることにより、掴持部を操作することによって多種
多様な形状の被取付体に簡易に取付けることができる日
除け具を提供することを目的とする。また、掴持部の互
いに向き合う面を角形凹面とすることにより、多種多様
な形状の被取付体に安定よく取付けることができる日除
け具を提供することを目的とする。また、支持体が遮光
板に連結されるフレキシブルシャフトを有している構成
とすることにより、被取付体への取付位置を変えること
なくフレキシブルシャフトを曲げたり、捩じったりする
ことによって遮光板の位置及び支持体に対する角度を自
由に変えることができ、日差しの方向に応じて遮光板の
位置を簡易に変えることができる日除け具を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る日除け具
は、遮光板及び該遮光板を支持する支持体を備え、該支
持体は被取付体を掴持する掴持部を有していることを特
徴とする。
【0008】第1発明にあっては、掴持部を操作するこ
とによって該掴持部を掴持/開放させることができるた
め、多種多様な形状の被取付体に簡易に取付けることが
できる。従って、自動車にあっては補助席側の上部及び
後部座席の上部に設けられたグラブレールとか、運転席
及び補助席の上部に設けられたサンバイザ等の既存の部
分に掴持によって簡易に取付け及び取外しすることがで
き、また、乳母車にあっては、ハンドル部に掴持によっ
て簡易に取付け及び取外しすることができる。
【0009】第2発明に係る日除け具は、前記掴持部は
互いに向き合う面が角形凹面であることを特徴とする。
【0010】第2発明にあっては、角形凹面が被取付体
に接触するため、多種多様な形状の被取付体に安定よく
取付けることができる。従って、自動車にあっては、前
記グラブレール、サンバイザ等の既存の部分に走行時の
振動等で位置ずれすることなく安定よく取付けることが
でき、また、乳母車にあっては、ハンドル部に移動時の
振動及び風等で位置ずれすることなく安定よく取付ける
ことができる。
【0011】第3発明に係る日除け具は、前記支持体
は、前記掴持部及び遮光板を連結するフレキシブルシャ
フトを有していることを特徴とする。
【0012】第4発明に係る日除け具は、遮光板及び該
遮光板を支持する支持体を備え、該支持体は前記遮光板
に連結されるフレキシブルシャフトを有していることを
特徴とする。
【0013】第3発明及び第4発明にあっては、被取付
体への取付位置を変えることなくフレキシブルシャフト
を曲げたり、捩じったりすることによって遮光板の位置
及び支持体に対する角度を自由に変えることができるた
め、日差しの方向に応じて遮光板の位置を簡易に変える
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づき具体的に説明する。図1は日除け具の斜
視図、図2は支持体部分の正面図、図3縦断正面図であ
る。
【0015】この日除け具Aは、四角形の遮光板1と、
該遮光板1の一辺に結合部材2によって一端を結合する
フレキシブルシャフト3及び該フレキシブルシャフト3
の他端に結合する掴持部4a,4aを有する支持体4と
を備えている。
【0016】遮光板1は、透光性を有するポリプロピレ
ン樹脂等の合成樹脂板に紫外線カット加工を施してあ
る。また、一辺の中央部には一対の貫通孔(図示せず)
が設けられており、これら貫通孔に挿入する一対の取付
ピン24,24によって前記結合部材2が取付けられて
いる。
【0017】この結合部材2は、前記貫通孔に対応する
一対の貫通孔を有する矩形状の第1及び第2の挾着片2
1,22と、第1の挾着片21と一体の筒部23とを備
え、前記挾着片21,22及び遮光板1の貫通孔に挿入
するピン24,24によって取付けられている。
【0018】フレキシブルシャフト3の一端は前記筒部
23内に挿入固定されており、他端は支持体4に設けら
れた筒部に挿入固定されている。また、フレキシブルシ
ャフト3の周りにはゴム製であり、蛇腹状の弾性チュー
ブ30が套嵌されている。
【0019】支持体4は、長手方向中間にヒンジ部40
を有する第1及び第2の板体41,42と、これら板体
41,42を前記ヒンジ部40を支点として一端側が接
近するように付勢する略C形のバネ体43とを備えてい
る。第1及び第2の板体41,42の一端側は被取付体
Bを掴持する前記掴持部4a,4aとしてある。この掴
持部4a,4aは各板体41,42の互いに向き合う内
側面が逆台形状に凹む角形凹面としてあり、断面が円
形,楕円形及び四角形等の被取付体Bを良好に掴持する
ことができるように構成されている。角形凹面の掴持部
4a,4aには複数の滑り止め溝が設けられており、ま
た、板体41の他端側には前記フレキシブルシャフト3
の他端が挿入される筒部44が一体に設けられている。
【0020】ヒンジ部40は、例えば第1及び第2の板
体41の内側面に適宜の間隔を隔てて二組の突起40
a,40aと、これら突起40aの基端に連続する湾曲
当接面40b,40bとを設け、第1の板体41の突起
40aを第2の板体42の湾曲当接面40bに当接さ
せ、第2の板体42の突起40aを第1の板体41の湾
曲当接面40bに当接させることによってヒンジ部40
を支点として第1及び第2の板体41,42を回動させ
ることができるようにしてある。
【0021】第1及び第2の板体41,42の掴持部4
a,4aと前記ヒンジ部40との間には凹状のバネ受部
45,45と、該バネ受部45,45に連続する貫通孔
46,46が設けられており、前記バネ体43の両端を
前記各貫通孔46,46に挿入して前記各バネ受部4
5,45に当接させることにより、バネ体43の弾性復
元力をバネ受部45,45に加え、ヒンジ部40を支点
として掴持部4a,4aが接近するように付勢してあ
る。
【0022】図4は日除け具をグラブレールに取付けた
状態を示す使用状態図、図5は日除け具をサンバイザに
取付けた状態を示す使用状態図、図6は日除け具を乳母
車のハンドル部に取付けた状態を示す使用状態図であ
る。
【0023】以上の如く構成した日除け具Aは、図4の
如く車内の補助席側上部及び後部座席の上部に設けられ
たグラブレールB1とか、図5の如く運転席及び補助席
の上部に設けられたサンバイザB2等の被取付体Bに支
持体4を取付けたり、又は、図6の如く乳母車のハンド
ル部B3などの被取付体Bに支持体4を取付けたり、又
は図示していないが電車,バス等の窓の上部に設けられ
た突出部分等の被取付体に取付ける。この取付けは、支
持体4の板体41の他端部を摘むことによって掴持部4
a,4aが開き、この開き状態で掴持部4a,4aを被
取付体Bに挿入し、前述の摘み力を小さくすることによ
って掴持部4a,4aが被取付体Bを掴持する。この場
合、掴持部4a,4aは、板体41,42の内側面が逆
台形状に凹む角形凹面としてあるため、多種多様の被取
付体Bを良好に掴持することができる。
【0024】このように取付けられた日除け具Aは、掴
持部4a,4a及び遮光板1の間がフレキシブルシャフ
ト3によって連結されているため、被取付体Bへの取付
位置を変えることなくフレキシブルシャフト3を曲げた
り、捩じったりすることによって遮光板1の位置及び支
持体4に対する角度を自由に変えることができ、日差し
の方向に応じて遮光板1の位置を簡易に変えることがで
きる。
【0025】尚、以上説明した実施の形態において、遮
光板1は合成樹脂板に制限されるものでない。また、本
発明に係る日除け具は、例えば自動車,乳母車,バス,
電車等に乗ったときの日除けとして使用されるのである
が、その使用場所は特に制限されない。
【0026】
【発明の効果】第1発明によれば、掴持部を操作するこ
とによって該掴持部を掴持/開放させることができるた
め、多種多様な形状の被取付体に簡易に取付けることが
できる。従って、自動車にあっては補助席側の上部及び
後部座席の上部に設けられたグラブレールとか、運転席
及び補助席の上部に設けられたサンバイザ等の既存の部
分に掴持によって簡易に取付け及び取外しすることがで
き、また、乳母車にあっては、ハンドル部に掴持によっ
て簡易に取付け及び取外しすることができる。
【0027】第2発明によれば、角形凹面が被取付体に
接触するため、多種多様な形状の被取付体に安定よく取
付けることができる。従って、自動車にあっては、前記
グラブレール、サンバイザ等の既存の部分に走行時の振
動等で位置ずれすることなく安定よく取付けることがで
き、また、乳母車にあっては、ハンドル部に移動時の振
動及び風等で位置ずれすることなく安定よく取付けるこ
とができる。
【0028】第3発明及び第4発明によれば、被取付体
への取付位置を変えることなくフレキシブルシャフトを
曲げたり、捩じったりすることによって遮光板の位置及
び支持体に対する角度を自由に変えることができるた
め、日差しの方向に応じて遮光板の位置を簡易に変える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る日除け具の斜視図である。
【図2】本発明に係る日除け具の正面図である。
【図3】本発明に係る日除け具の縦断正面図である。
【図4】本発明に係る日除け具をグラブレールに取付け
た状態を示す使用状態図である。
【図5】本発明に係る日除け具をサンバイザに取付けた
状態を示す使用状態図である。
【図6】本発明に係る日除け具を乳母車のハンドル部に
取付けた状態を示す使用状態図である。
【符号の説明】
1 遮光板 3 フレキシブルシャフト 4 支持体 4a 掴持部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月7日(2000.7.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る日除け具
は、遮光板と、該遮光板にその一端を結合したフレキシ
ブルシャフトと、ヒンジ部を支点として回動が可能な一
対の板体及び該板体の間に介在されたバネ体を有し、前
記フレキシブルシャフトの他端に結合した支持体とを備
えた日除け具において、前記遮光板は透光性を有する合
成樹脂板に紫外線カット加工が施してあり、前記板体は
前記ヒンジ部に対して一端側に被取付体を掴持する掴持
部を有し、他端側に前記板体が回動する方向へ延出され
た筒部を有し、該筒部に前記フレキシブルシャフトの他
端を挿入してあることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】第1発明にあっては、板体の他端側を操作
することによって掴持部を掴持/開放させることができ
るため、多種多様な形状の被取付体に簡易に取付けるこ
とができる。従って、自動車にあっては補助席側の上部
及び後部座席の上部に設けられたグラブレールとか、運
転席及び補助席の上部に設けられたサンバイザ等の既存
の部分に掴持によって簡易に取付け及び取外しすること
ができ、また、乳母車にあっては、ハンドル部に掴持に
よって簡易に取付け及び取外しすることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】支持体4は、長手方向中間にヒンジ部40
を有する第1及び第2の板体41,42と、これら板体
41,42を前記ヒンジ部40を支点として一端側が接
近するように付勢する略C形のバネ体43とを備えてい
る。第1及び第2の板体41,42の一端側は被取付体
Bを掴持する前記掴持部4a,4aとしてある。この掴
持部4a,4aは各板体41,42の互いに向き合う内
側面が逆台形状に凹む角形凹面としてあり、断面が円
形,楕円形及び四角形等の被取付体Bを良好に掴持する
ことができるように構成されている。角形凹面の掴持部
4a,4aには複数の滑り止め溝が設けられており、ま
た、図2、図3に示す如く板体41の他端側には板体4
1が回動する方向へ延出された筒部44が一体に設けら
れており、該筒部44に前記フレキシブルシャフト3の
他端が挿入されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】削除

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮光板及び該遮光板を支持する支持体を
    備え、該支持体は被取付体を掴持する掴持部を有してい
    ることを特徴とする日除け具。
  2. 【請求項2】 前記掴持部は互いに向き合う面が角形凹
    面である請求項1記載の日除け具。
  3. 【請求項3】 前記支持体は、前記掴持部及び遮光板を
    連結するフレキシブルシャフトを有している請求項1記
    載の日除け具。
  4. 【請求項4】 遮光板及び該遮光板を支持する支持体を
    備え、該支持体は前記遮光板に連結されるフレキシブル
    シャフトを有していることを特徴とする日除け具。
JP11142135A 1999-05-21 1999-05-21 日除け具 Pending JP2000326726A (ja)

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Cited By (4)

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