JP2536824Y2 - フロントバイザ付キャブのグリップ取付構造 - Google Patents

フロントバイザ付キャブのグリップ取付構造

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JP2536824Y2
JP2536824Y2 JP8904591U JP8904591U JP2536824Y2 JP 2536824 Y2 JP2536824 Y2 JP 2536824Y2 JP 8904591 U JP8904591 U JP 8904591U JP 8904591 U JP8904591 U JP 8904591U JP 2536824 Y2 JP2536824 Y2 JP 2536824Y2
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JP
Japan
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grip
cab
visor
truck
roof panel
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JP8904591U
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JPH0532103U (ja
Inventor
勝 細川
清志 今野
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はフロントガラスの上方を
覆うフロントバイザを有するトラックのキャブのルーフ
パネルにキャブ清掃用のグリップを取付けるための構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、キャブのフロントガラスやルーフ
パネルを清掃するときに作業者が作業者自身の体を支え
るために把持するグリップがキャブのルーフパネル前部
に取付けられたものが知られている。
【0003】一方、トラックの運転中に車室内に射込む
日差しを遮るフロントバイザがルーフパネル前部又はフ
ロントピラーのいずれか一方又は双方に取付けられたも
のが知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記グリップ
及びフロントバイザの双方をキャブに取付けようとする
と、キャブの外観上の見栄えが低下したり、又はグリッ
プを把持し難くなったりする不具合があった。
【0005】本考案の目的は、キャブの外観上の見栄え
を損わずにグリップ及びフロントバイザの双方の機能を
十分に発揮し、かつフロントバイザの取付強度を増大す
るフロントバイザ付キャブのグリップ取付構造を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の構成を、実施例に対応する図1及び図3を用
いて説明する。本考案のフロントバイザ付キャブのグリ
ップ取付構造は、トラック10のキャブ10aのルーフ
パネル10b前部に取付けられトラック10の前方に突
出するブラケット11dを有するグリップ11と、トラ
ック10のフロントガラス10cの上方を覆うようにト
ラック10の前方に突出してルーフパネル10b前部又
はフロントピラーのいずれか一方又は双方に取付けられ
たフロントバイザ17とを備え、フロントバイザ17の
グリップ11に相応する位置にグリップ11の把持部1
1aに沿うように凹部17aが形成され、フロントバイ
ザ17がブラケット11d上に取付けられたことを特徴
とする。
【0007】
【作用】キャブ10aのフロントガラス17やルーフパ
ネル10bを清掃するときには、作業者は一方に手でグ
リップ11の把持部11aを把持して作業する。またフ
ロントバイザ17はトラック10の車室内に差込む日差
しを遮る。
【0008】
【実施例】次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳し
く説明する。図1〜図3に示すように、キャブオーバト
ラック10のキャブ10aの助手席側のルーフパネル1
0b前部にはグリップ11が取付けられ、このグリップ
11は略コ字状に形成され作業者が把持するグリップ本
体11aと、この本体11aの両端に一体的に形成され
グリップ11をルーフパネル10bに取付けるための一
対の取付部11b,11cとを有する。一対の取付部1
1b,11cに対向するルーフパネル10bの裏面には
プレート12を介してナット13が溶着される。一対の
取付部11b,11cのうち一方の取付部11bはシー
ル部材14を介して2本のねじ16,16をナット1
3,13に螺合することによりルーフパネル10bに固
定され、他方の取付部11cはシール部材(図示せず)
を介して1本のねじ16をナット(図示せず)に螺合す
ることによりルーフパネル10bに固定される。またグ
リップ11にはトラック10の前方に突出するブラケッ
ト11dが一体的に設けられ、このブラケット11dに
は2個のねじ孔11e,11eが形成される(図1及び
図2)。
【0009】キャブ10aの前面にはフロントガラス1
0cが設けられ、このガラス10cはルーフパネル10
bの前端にウエザストリップ10dを介して取付けられ
る。ルーフパネル10b前部にはフロントガラス10c
の上方を覆うフロントバイザ17がトラック10の前方
に突出して図示しないねじにより取付けられる。フロン
トバイザ17のグリップ11に相応する位置にはグリッ
プ11の把持部11aの外面に沿うように凹部17aが
形成され、この凹部17aからトラック10の前方に突
出するフロントバイザ17はブラケット11d上に載せ
られブラケット11dのねじ孔11e,11eにねじ1
8,18を螺合することにより固定される(図1及び図
2)。またグリップ11の把持部11aに沿うフロント
バイザ17の端縁17bは上方に屈曲して形成され、こ
の端縁17bは把持部11aの外面にその長手方向に沿
って形成された凹溝11fに挿入される。(図1)。
【0010】このように構成されたグリップ11はその
把持部11aに下方から作業者の一方の手指を挿入して
把持することにより作業者自身の体を支える。このとき
作業者の手指がグリップ11の把持部11aに沿うフロ
ントバイザ17の端縁17bに触れることがないので、
フロントバイザ17は作業者のグリップ11の把持を阻
害しない。この結果、作業者は他方の手でフロントガラ
ス10cやルーフパネル10bを安定した状態で清掃す
ることができる。また、フロントバイザ17はトラック
10の車室内に射込む日差しを遮る。この結果、運転者
はトラック10の運転中にはっきり前方を視認すること
ができる。またフロントバイザ17の略中央がグリップ
11のブラケット11dにより支持されるので、バイザ
17の取付強度を増大することができる。更に、グリッ
プ11及びフロントバイザ17が略一体的に構成される
ので、キャブ10aの外観上の見栄えを損うことはな
い。
【0011】なお、実施例では助手席側のルーフパネル
前部にグリップを取付けたが、これは一例であってグリ
ップを運転席側のルーフパネル前部に取付けてもよく、
また助手席側及び運転席側の双方のルーフパネル前部に
取付けてもよい。また、実施例ではフロントガラスの上
方を覆うようにフロントバイザをルーフパネル前部に取
付けたが、フロントガラスの上方を覆うことができれば
フロントバイザをルーフパネル前部及びフロントピラー
に取付けても、又はフロントピラーのみに取付けてもよ
い。
【0012】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、ト
ラックのキャブのルーフパネル前部に取付けられたグリ
ップがトラックの前方に突出するブラケットを有し、ト
ラックのフロントガラスの上方を覆うフロントバイザを
トラックの前方に突出してルーフパネル前部又はフロン
トピラーのいずれか一方又は双方に取付け、フロントバ
イザのグリップに相応する位置に凹部をグリップの把持
部に沿うように形成し、フロントバイザをブラケット上
に取付けたので、キャブのフロントガラスやルーフパネ
ルの清掃時にグリップを把持し、運転中にフロントバイ
ザが車室内に射込む日差しを遮り、グリップ及びフロン
トバイザの双方の機能をそれぞれ十分に発揮できる。ま
たブラケットがフロントバイザを支持するので、フロン
トバイザの取付強度が増大する。更にグリップ及びフロ
ントバイザが略一体的に構成されるので、キャブの外観
上の見栄えを損わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例フロントバイザ付キャブのグリ
ップ取付構造を示す図2のA−A線断面図。
【図2】図3のB矢視図。
【図3】そのグリップ及びフロントバイザを取付けたト
ラックのキャブの斜視図。
【符号の説明】
10 トラック 10a キャブ 10b ルーフパネル 10c フロントガラス 11 グリップ 11a 把持部 11d ブラケット 17 フロントバイザ 17a 凹部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラック(10)のキャブ(10a)のルーフパ
    ネル(10b)前部に取付けられ前記トラック(10)の前方に
    突出するブラケット(11d)を有するグリップ(11)と、 前記トラック(10)のフロントガラス(10c)の上方を覆う
    ように前記トラック(10)の前方に突出して前記ルーフパ
    ネル(10b)前部又はフロントピラーのいずれか一方又は
    双方に取付けられたフロントバイザ(17)とを備え、 前記フロントバイザ(17)の前記グリップ(11)に相応する
    位置に前記グリップ(11)の把持部(11a)に沿うように凹
    部(17a)が形成され、 前記フロントバイザ(17)が前記ブラケット(11d)上に取
    付けられたことを特徴とするフロントバイザ付キャブの
    グリップ取付構造。
JP8904591U 1991-10-04 1991-10-04 フロントバイザ付キャブのグリップ取付構造 Expired - Lifetime JP2536824Y2 (ja)

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JPH0532103U JPH0532103U (ja) 1993-04-27
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