JP2000326514A - インクジェットヘッド - Google Patents
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Abstract
膜を形成して、長期に亘る安定した吐出を保証できるイ
ンクジェットヘッドを提供する。 【解決手段】 予め粗面化処理により表面粗さ(R
a)0.01〜0.1とされた表面に、フッ素含有化合
物又はシラン化合物を原料としたプラズマ重合(CV
D)により膜厚0.5μm以下の撥インク膜が形成され
たノズルプレートを有するインクジェットヘッド、フ
ッ素含有化合物又はシラン化合物を原料としてプラズマ
重合(CVD)により形成された皮膜上に、フッ素樹脂
が塗布されて撥インク膜が形成されたノズルプレートを
有するインクジェットヘッド。
Description
面にプラズマ重合により撥インク膜が形成されたインク
ジェットヘッドに関する。
にインクを満たして正の圧力を掛け、インクをインク室
から押し出し、続いてインクに負の圧力を掛けてノズル
内に引き戻すことにより、押し出したインク柱を引きち
ぎって、ノズルからのインク滴を吐出するものである。
このときインクメニスカスはノズル内に深く引き込ま
れ、又この負圧によりインクタンクからノズル内にイン
クが満たされ、次の吐出に備える。負圧が反転して正圧
になると、メニスカスが再び押し出され、ノズルの出口
方向に移動する。
圧力が、インクを吐出した後も残留して振動するため、
ノズル内のインク圧力が変動してインクメニスカスが振
動する。この振動は数回繰り返され、次第に減衰して次
の吐出が可能となる。又、ヘッドの方式によっては、一
つのインク室からインクを吐出すると、隣接するインク
室にも吐出圧力が伝わってインクメニスカスが振動す
る。
圧が掛かるとき、インクが吐出口から外に溢れ出ること
がある。ノズルプレートの表面に溢れ出たインクは、次
の負圧でノズル内に引き込まれるが、溢れ出し易さや、
引き込まれ易さは、インクとノズルプレート表面との濡
れ性、即ち、接触角が関係する。この様にインクジェッ
トヘッドのノズルプレートの表面は、溢れ出たインクで
汚れ易く、これが安定吐出を妨げ、画像を劣化させる原
因となる。
り、被印刷物とノズル間の距離が約1mmと近傍である
ことから被印刷物に当たって飛び散ったりして、微小な
インクミストがノズルプレートに付着することもある。
は、ノズルプレート上に蓄積されてインク溜まりを形成
し、この溜まりが吐出口に触れると吐出するインク滴を
引っ張り、吐出方向を曲げてしまう。更にインク溜まり
が大きくなって吐出口を覆うと、この溜まりを突き破っ
てインク滴が吐出するときインクが飛び散り、画像を汚
してしまう。更にインク溜まりが吐出口を厚く覆うとイ
ンクが吐出しなくなる。又、ノズルプレート上のインク
溜まりに、被印刷物である紙や布等から発生する塵が付
着し易く、それがノズル穴を塞ぐことがある。
常な吐出ができなくなるので、ノズルプレートの表面に
溢れ出たインクを、吐出と吐出の間に負圧を利用してノ
ズル内に引き込む必要がある。又、ノズル内に引き込み
きれないインクや、外部から付着したインクは、インク
吐出口から離れた場所に移動させて保持し、時々ワイピ
ングにより拭き取る必要がある。
おいては、ノズルプレートのインク吐出口周囲を清浄に
保つことが重要であり、インクによる汚れを防ぐため
に、ノズルプレートに撥インク処理を施すことが行われ
ている。
と、インクのメニスカスが吐出口から外に出ても、イン
クがノズルプレート上に溢れ出たり、濡れ拡がったりし
難くなる。又、インクが溢れ出ても、ノズルプレート表
面が撥インク処理されていると、インクは弾かれて微小
な半球になるので、ノズルプレートとの接触面積が小さ
くなり、ノズルプレート上を移動し易く、ヘッドの振動
等により吐出口から離れて、次のインク滴の吐出を妨害
しない、等の効果がある。
昭58−175666号、同59−87163号、同6
1−141565号、特開平4−211959号等に記
載される様に、プラズマ重合(CVD)によって撥イン
ク被膜を形成することが知られている。
マ重合(CVD)によって形成された撥インク被膜は、
機械的強度に劣り、撥インク性能が劣化して、長期に亘
る安定した吐出を保証できないという問題がある。
であり、その目的は、プラズマ重合(CVD)によって
撥インク被膜を形成して、長期に亘る安定した吐出を保
証できるインクジェットヘッドを提供することにある。
0.1とされた表面に、フッ素含有化合物又はシラン化
合物を原料としたプラズマ重合(CVD)により膜厚
0.5μm以下の撥インク膜が形成されたノズルプレー
トを有するインクジェットヘッド、前記フッ素含有化合
物がパーフルオロアルカン、パーフルオロアルケン、パ
ーフルオロエーテルから選ばれる少なくとも1種である
こと、前記シラン化合物が一般式Rn−Si−X(n-4)で
表される化合物であること、前記粗面化処理が酸素プラ
ズマ処理又はサンドブラスト処理であること、 フッ素含有化合物又はシラン化合物を原料としてプ
ラズマ重合(CVD)により形成された皮膜上に、フッ
素樹脂が塗布されて撥インク膜が形成されたノズルプレ
ートを有するインクジェットヘッド、 、においてノズルプレートの基材が、ガラス転移点
(Tg)100℃以上の樹脂又は金属からなること、ノ
ズルプレートにノズル孔を形成した後、該ノズルプレー
トの接着面側からガスを吹き出しつつプラズマ重合を行
って、前記プラズマ重合膜を形成する工程を経て作製さ
れたこと、及びノズルプレートにノズル孔を形成した
後、プラズマ重合を行って、前記プラズマ重合膜を形成
し、該ノズルプレートのインク吐出口側を保護シートで
被い、プラズマエッチングによって不要なプラズマ重合
膜を除去する工程を経て作製されたこと、によって達成
される。
によって形成する撥インク被膜の信頼性はノズルプレー
ト表面の表面粗さを調整することにより向上できること
を見出し、第1の本発明に至った。
原料としてプラズマ重合(CVD)により形成された皮
膜は、撥インク性のフッ素樹脂の接着性を向上し、該樹
脂の下地として使用可能なことを見出し、第2の本発明
に至った。
面粗さ(Ra)0.01〜0.1とされたノズルプレー
ト表面に、フッ素含有化合物又はシラン化合物を原料と
したプラズマ重合(CVD)により膜厚0.5μm以下
の撥インク膜を形成することを特徴とする。
膜はがれやひび割れが発生し易いので、0.5μm以
下、好ましくは0.01〜0.2μmとする。成膜速度
はガス種の内容や成膜条件によって異なるが、膜の厚さ
は成膜時間のコントロールで制御できる。
アルカン、パーフルオロアルケン、パーフルオロエーテ
ルが好ましく、具体的には、C2F6、C2F4、C3F6、
CF3OCF3、CF2=CFOCF2CF=CF2等が挙
げられる。シラン化合物としては、一般式Rn−Si−
X(n-4)で表される化合物であることが好ましく、具体
的には、CH3Si(OCH3)3、CH3Si(OC
2H5)3、CH3Si(Cl)3、(CH3)2Si(OC2
H5)2、(CH3)3SiOC2H5、C6H5Si(OCH
3)3、CF3C2H2Si(OC2H5)3、C6F13C2H4
Si(OC2H5)3、C8F17C2H4Si(OC2H5)3
等が挙げられる。
れない点で、酸素プラズマ処理又はサンドブラスト処理
が好ましい。
ッ素含有化合物又はシラン化合物を原料としてプラズマ
重合(CVD)により皮膜を形成して下地とし、その上
にフッ素樹脂を塗布して撥インク膜を形成することを特
徴とする。
ることができ、ヂュポン社製、商品名PTFE、FE
P、PFA、AF1600、AF1061、AF240
0や、旭硝子(株)製、商品名CYTOP、CTX−8
09A、CTL−109M等を挙げることができる。前
記PTFE、FEP、PFA等は水や有機溶媒を媒体と
した分散物として、AFシリーズやCYTOP等はフッ
素系の溶媒に溶解して塗布し、膜厚0.1〜2μm程度
のフッ素樹脂撥インク膜を形成する。なおフッ素樹脂塗
布膜は、塗布後加熱処理することによって接着強度を向
上させることができる。
している環境中又はその近傍で行われるために、ノズル
プレートの基材が耐熱性を有していないと熱による変形
などが起こるため、ノズルプレートの基材は、ガラス転
移点(Tg)100℃以上の樹脂又は金属からなること
が好ましい。樹脂としては、ポリイミド(300℃)、
ポリエーテルサルホン(230℃)、ポリエーテルイミ
ド(216℃)、非晶ポリアクリレート(175℃)、
ポリエチレンナフタレート(113℃)、ポリエーテル
エーテルケトン(143℃)等が挙げられる(カッコ内
はTg)。
で形成されてしまうと、インクの吐出性能を阻害してし
まうため、ノズル孔が形成済みのノズルプレートにプラ
ズマ重合膜を形成する場合、ノズルプレートの接着面側
からガスを吹き出しつつプラズマ重合を行う(図1
(a))か、プラズマ重合を行ってプラズマ重合膜を形
成し、ノズルプレートのインク吐出口側を保護シートで
被い(図1(b))、プラズマエッチングによって不要
なプラズマ重合膜を除去することが好ましい。なお図に
おいて、1はノズル孔2が形成されたノズルプレート、
3はプラズマ重合膜、4は保護シートである。
トの接着面側からArの様な不活性ガスを連続的に吹き
出しつつプラズマ重合を行うことで、ノズル孔内部に撥
インク膜が形成されないようにしたり、ノズル孔内部に
形成された撥インク膜を、ノズルプレートのインク吐出
口側の撥インク膜を保護する保護シートで被って、シラ
ン化合物を原料とするプラズマ重合膜にはCF4と酸素
の混合ガスを、フッ素含有化合物を原料とするプラズマ
重合膜には酸素ガスを用いて、プラズマエッチングによ
って除去するものである。
形成してからノズル孔を形成する場合、加工精度の点か
らエキシマレーザーを用いるのが好ましい。ノズル孔加
工の安定性を得るためには、エキシマレーザーの強度分
布に配慮して、図2に示す様に入口径R1と出口径R2
とノズルプレート厚みtから便宜上算出できるコーン角
度θを7°以下とするのが好ましい。ここに、便宜上計
算できるコーン角度θはtanθ=(R1−R2)/2
tとなる。
マ重合膜のレーザー加工性は異なり、レーザーの強度が
不十分な場合はプラズマ重合膜の部分でひさし状の加工
残りが生成してインク吐出方向が曲がってしまう場合が
有る。この場合レーザー加工時のレーザー入射側の孔径
と反対側の孔径の比率の差が大きくなる傾向があるか
ら、前記便宜上算出できるコーン角度θを7°以下とす
るのが好ましい。
り、サクションしながらレーザー加工時を行って、加工
滓がノズルプレートに付着するのを抑えるのが好まし
い。これにより、ノズル孔形成後洗浄することなく、ヘ
ッドのチャネル部分に貼合することができる。同様な効
果は、ノズルプレートを天井側に固定して下方向からレ
ーザー加工を行ったり、横方向に固定して横方向からレ
ーザー加工を行ったりしても得ることができる。
ッドノズルの形成例を示すが、本発明はこれらに限定さ
れるものではない。
処理として、アルゴンガス雰囲気下、流量50scc
m、圧力20Pa、マイクロ波出力200Wで5分間処
理し、シートの表面粗さ(Ra)0.02μmとした。
に保持した気化器中に95重量部の(CH3)2Si(O
CH3)2及び5重量部のC8F17C2H4Si(OC
2H5)3を入れ、キャリアガスとしてアルゴンガスを用
い、真空チャンバー中の環境を、キャリアガス流量50
sccm、圧力20Pa、マイクロ波出力200Wとし
て20分間プラズマ重合膜の成膜を行った。
表面をクリーニングした定盤上に真空吸着によってシー
トを固定し、レーザー入射角度が0.1°以内になる様
調整し、エネルギー密度を前記コーン角度が7°以内に
なる様に調整して、酸素ガスの吹きつけを行いながらエ
キシマレーザーにてノズル孔の加工を行った。ノズルプ
レート形状に切り出して、ヘッド本体のチャネル部分に
位置合わせして貼り付けた。
用プレス機を使用してノズル孔加工を行い、ポンチ打ち
抜き時に発生したノズル周りのバリを研磨により取り除
き、洗浄した。
の粗面化処理として、砥粒サイズ#1500(約17μ
m径)を用いて処理し、表面粗さ(Ra)0.06μm
とした。
プレートの接着面側全体を覆い且つArガスがノズル孔
から吹き出すように真空チャンバー内にセットし、プラ
ズマ重合原料としてのC3F8ガス流量を50sccm、
圧力20Pa、マイクロ波出力200Wとして20分間
プラズマ重合膜の成膜を行った。
ヘッド本体のチャネル部分に位置合わせして貼り付け
た。
用プレス機を使用してノズル孔加工を行い、ポンチ打ち
抜き時に発生したノズル周りのバリを研磨により取り除
き、洗浄した。
の粗面化処理として、砥粒サイズ#1500(約17μ
m径)を用いて処理し、表面粗さ(Ra)0.06μm
とした。
マ重合原料として95重量部の(CH3)2Si(OCH
3)2及び5重量部のC8F17C2H4Si(OC2H5)3を
用い、キャリアガスとしてアルゴンガスを用い、真空チ
ャンバー中の環境を、原料ガス流量50sccm、圧力
20Pa、マイクロ波出力200Wとして20分間プラ
ズマ重合膜の成膜を行った。
インク吐出面側に保護シートを貼り付け、保護シート面
を上にしてチャンバー内部にセットし、CF4と酸素の
混合ガス流量を50sccm、圧力20Pa、マイクロ
波出力200Wとして10分間プラズマエッチングを行
った。
したノズルプレートをヘッド本体のチャネル部分に位置
合わせして貼り付けた。
処理として、アルゴンガス雰囲気下、流量50scc
m、圧力20Pa、マイクロ波出力200Wで5分間処
理し、シートの表面粗さ(Ra)0.02μmとした。
持した気化器中に95重量部の(CH3)2Si(OCH
3)2及び5重量部のC8F17C2H4Si(OC2H5)3を
入れ、キャリアガスとしてアルゴンガスを用い、真空チ
ャンバー中の環境を、キャリアガス流量50sccm、
圧力20Pa、マイクロ波出力200Wとして5分間プ
ラズマ重合膜の成膜を行った。
01(前出)の6%溶液をワイヤーバーを用いて1μm
の厚さに塗布し、15分放置して自然乾燥させた後、1
70℃のオーブン内に6時間置いた。
表面をクリーニングした定盤上に真空吸着によってシー
トを固定し、レーザー入射角度が0.1°以内になる様
調整し、エネルギー密度を前記コーン角度が7°以内に
なる様に調整して、酸素ガスの吹きつけを行いながらエ
キシマレーザーにてノズル孔の加工を行った。ノズルプ
レート形状に切り出して、ヘッド本体のチャネル部分に
位置合わせして貼り付けた。
ば、プラズマ重合(CVD)によって形成された撥イン
ク被膜は、接着性に優れ、長期に亘る撥インク性能と安
定した吐出を保証することができる。
にプラズマ重合膜を形成しない方法を示すモデル図。
Claims (8)
- 【請求項1】 予め粗面化処理により表面粗さ(Ra)
0.01〜0.1とされた表面に、フッ素含有化合物又
はシラン化合物を原料としたプラズマ重合(CVD)に
より膜厚0.5μm以下の撥インク膜が形成されたノズ
ルプレートを有することを特徴とするインクジェットヘ
ッド。 - 【請求項2】 前記フッ素含有化合物がパーフルオロア
ルカン、パーフルオロアルケン、パーフルオロエーテル
から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請
求項1に記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項3】 前記シラン化合物が下記一般式で表され
る化合物であることを特徴とする請求項1に記載のイン
クジェットヘッド。 一般式 Rn−Si−X(n-4) 〔式中、Rはメチル基、フェニル基又は含フッ素アルキ
ル基を表し、Xはアルコキシ基又はハロゲン原子を表
し、nは0〜4の整数である。〕 - 【請求項4】 前記粗面化処理が酸素プラズマ処理又は
サンドブラスト処理であることを特徴とする請求項1、
2又は3に記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項5】 フッ素含有化合物又はシラン化合物を原
料としてプラズマ重合(CVD)により形成された皮膜
上に、フッ素樹脂が塗布されて撥インク膜が形成された
ノズルプレートを有することを特徴とするインクジェッ
トヘッド。 - 【請求項6】 前記ノズルプレートの基材が、ガラス転
移点(Tg)100℃以上の樹脂又は金属からなること
を特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載のイン
クジェットヘッド。 - 【請求項7】 前記ノズルプレートにノズル孔を形成し
た後、該ノズルプレートの接着面側からガスを吹き出し
つつプラズマ重合を行って、前記プラズマ重合膜を形成
する工程を経て作製されたことを特徴とする請求項1、
2、3、4、5又は6に記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項8】 前記ノズルプレートにノズル孔を形成し
た後、プラズマ重合を行って、前記プラズマ重合膜を形
成し、該ノズルプレートのインク吐出口側を保護シート
で被い、プラズマエッチングによって不要なプラズマ重
合膜を除去する工程を経て作製されたことを特徴とする
請求項1、2、3、4、5又は6に記載のインクジェッ
トヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13975799A JP3785852B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | インクジェットヘッドの製造方法 |
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---|---|---|---|
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JP3785852B2 JP3785852B2 (ja) | 2006-06-14 |
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ID=15252688
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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- 1999-05-20 JP JP13975799A patent/JP3785852B2/ja not_active Expired - Fee Related
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