JP2000326360A - インサートシート及びインサート成形品の製造方法 - Google Patents

インサートシート及びインサート成形品の製造方法

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JP2000326360A
JP2000326360A JP11140285A JP14028599A JP2000326360A JP 2000326360 A JP2000326360 A JP 2000326360A JP 11140285 A JP11140285 A JP 11140285A JP 14028599 A JP14028599 A JP 14028599A JP 2000326360 A JP2000326360 A JP 2000326360A
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Japan
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sheet
insert
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molding
insert sheet
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JP11140285A
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English (en)
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Kazue Ueno
和重 上野
Noriyoshi Okazaki
典由 岡崎
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Pacific Industrial Co Ltd
Taiheiyo Kogyo KK
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Pacific Industrial Co Ltd
Taiheiyo Kogyo KK
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、安価なコストで作れるインサート
シート並びにこのインサートシートを用いたインサート
成形品の製造方法の提供を目的とするものである。 【解決手段】 本発明は、バッキングシート2aとアル
ミ・クローム等の光輝材2bと透明なPETフイルム2
cとが順次積層され所定の寸法に裁断された装飾シート
2xを、微粘度の接着剤を塗布して基体シート1の上面
に積層してなるインサートシートである。また、キャビ
型の内面に形成したインサートシートの位置決め用の凹
部にインサートシートを装着すると共にこれを真空引き
してキャビテ型の成形面に密着させた上でコア型を型締
めし、キャビティに樹脂材料を充填して成形品を成形す
るか、或いはマスキングテープを備えたインサートシー
トを用いてインサート成形し、その後、成形品の表面に
塗装を施し、前記のマスキングテープを剥がすことで部
分的に光輝意匠と塗装意匠を得ることを特徴とするイン
サート成形品の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インサート成形に
よって樹脂成形品の表面の一部に絵柄一体的に成形する
ためのインサートシート及びこのインサートシートを用
いたインサート成形品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用の外装部品であるバンパ
ー、バンパーガード、スポイラー類、モール、ホイール
キャップ等においては、射出若しくはブロー成形された
成形品にロゴマーク等が印刷されたフイルム状のシート
を一つ一つ人の手で貼り付ける方法がとられていた。こ
の人の手による貼り付け作業は生産性が悪く、これを改
善するために近年では、ロゴマーク等が連続して印刷さ
れたインサートシートを用いてインサート成形すること
が行われている。
【0003】次に、従来のインサート成形について説明
する。図5は、特開平7−266372公報に開示され
ているインサート成形品の製造方法の工程を示す断面図
である。この従来のインサート成形品の製造方法では、
基材シート上に少なくとも絵柄層および接着層が形成さ
れたインサートシート11と、凹部を有するキャビ型1
2と溶融樹脂射出口を有するコア型13とからなる射出
成形金型とを用いて、まず、インサートシート11をキ
ャビ型12の凹部上方で位置決めし、このキャビ型12
とコア型13とを型閉めしてキャビティ14を形成し、
キャビティに溶融樹脂を射出し、溶融樹脂の射出圧力に
よりインサートシート11をキャビ型12の凹部15に
密着させ、溶融樹脂の冷却固化後、金型を開けて、イン
サートシート11が接着された樹脂成形品を取り出すイ
ンサート成形品を製造するに際して、インサートシート
11が、前記凹部15の周縁部上に沿った形状か、ある
いは凹部の周縁部内に納まる形状に貫通孔が並んだミシ
ン目16を設け、前記ミシン目16が前記凹部の周縁部
上あるいは周縁部より内側に位置するようにインサート
シート11を位置決めし、溶融樹脂の射出圧力によって
インサートシートを押圧してミシン目16を切断させて
キャビ型12の凹部15にインサートシート11を密着
させるというものである。
【0004】なお、前記インサートシート11のミシン
目16の貫通孔間隔を適宜設定することによって、溶融
樹脂がキャビティ14内に充満する前にインサートシー
ト11のミシン目16が切断されるようにもできるし、
溶融樹脂がキャビティ内に充満するとほぼ同時か完全同
時にインサートシート11のミシン目16が切断される
ようにもできる。
【0005】従って、この工法では、インサートシート
25を引き伸ばす力は、ミシン目のつなぎの部分に集中
し、絵柄が歪む前につなぎ目だけを切断できるので、絵
柄の歪みのないインサート成形品を得ることができる。
また、切断されるのは、ミシン目のつなぎ目の部分なの
で、ちぎりかすや切りかすの発生が抑えられ、かすの付
着の少ないインサート成形品を得ることができるという
ものである。
【0006】図6は、特開平6−179229公報に開
示された他のインサート成形品の製造方法の一実施例を
示す断面図。この工法におけるインサート成形金型は、
キャビ型21とコア型22とからなり、キャビティ23
よりメンブレンシート送り方向と反対側に、メンブレン
シート24に枠状の切り取り線を設ける刃を有する切り
取り線付与部25が形成されたものである。
【0007】そして、インサート成形に当たっては、前
記キャビ型Aとコア型Bとの間に、連続したメンブレン
シート24を挟んで型閉めしてキャビティ23を形成す
ると同時に、一ピッチ後にインサート成形されるメンブ
レンシート24に切り取り線付与部25によって枠状に
切り取り線を設け、Lャビティ23内に溶融樹脂を射出
し冷却固化させることにより、成形品とメンブレンシー
ト24とが一体化され、型開き後にインサート成形品を
メンブレンシート24から切り取り線に沿って切り取る
というものである。なお、26はメンブレンシート24
の巻き取り装置である。27は成形品である。
【0008】従って、この工法では、インサート成形金
型の一回の型閉めで、インサート成形と、一ピッチ後に
インサート成形されるインサートシートに枠状の切り取
り線を設けることとを同時に行うことができ、型開き後
にインサート成形品をメンブレンスイッチ部材取り出し
装置などで軽く引っ張るだけで容易にインサートシート
から切り取ることができるので、時間や手間がかからず
生産効率を上げることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
インサート成形法では、いずれの工法も適宜な送り装置
(供給装置)に巻き取られたインサートシートを用いる
ものである。また、このインサートシートは、予めある
いは成形工程においてミシン目を形成するようにしたも
のである。したがって、ロゴマーク等を除く基体シート
部分は、インサート成形工程あるいはインサート成形後
に剥ぎ取るという形態のものであるから、マークの縁部
をシャープに形成することができない。
【0010】また、従来のインサート成形による工法で
は、インサートシートの送り装置を必要とするものであ
るから、設備コストが高価になるだけでなく、位置決め
の調整が困難である。
【0011】さらに、自動車用の外装部品であるバンパ
ー、バンパーガード、スポイラー類、モール、ホイール
キャップ等の成形品フ一部に小さなロゴマーク等の模様
をつけようとすると、インサートシートはキャビ型とコ
ア型とによって挟持しなければならないので、インサー
トシートの歩留まりが非常に悪くなるという問題があっ
た。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、バッキングシ
ート2aとアルミ、クローム等の光輝材2bと透明なP
ET等のフイルム2cとが順次積層され所定の寸法に裁
断された装飾シート2xを、微粘度の接着剤を塗布して
基体シート1の上面に積層してなるインサートシートの
提供並びに、キャビ型の内面に形成したインサートシー
トの位置決め用の凹部にインサートシートを装着すると
共にこれを真空引き等にてキャビテ型の成形面に密着さ
せた上でコア型を型締めし、キャビティに樹脂材料を充
填して成形品を成形するか、或いはマスキングテープを
備えたインサートシートを用いてインサート成形し、そ
の後、成形品の表面に塗装を施し、前記のマスキングテ
ープを剥がすことで部分的に光輝意匠と塗装意匠を得る
ことを特徴とするインサート成形品の製造方法の提供を
目的とすものである。
【0013】すなわち、本願の第1の発明は、インサー
ト成形品の母材と同質のバッキングシート2aと金属蒸
着若しくはスパッタリング等によって形成されるアル
ミ、クローム等の光輝材2bと透明なPET等のフイル
ム2cとが順次積層され所定の寸法に裁断された装飾シ
ート2xを、微粘度の接着剤を塗布してなるなPETフ
イルム等にて形成した基体シート1の上面に積層したこ
とを特徴とするインサートシートである。
【0014】また、第2の発明は、前記の装飾シート2
xを構成する透明なPET等のフイルム2cの上面に、
トップコート2dが積層されたことを特徴とする請求項
1記載のインサートシートである。
【0015】また、第3の発明は、前記の請求項1記載
の透明なPET等のフイルム2c若しくは請求項2記載
のトップコート2dの上面に、下面に微粘度の接着剤を
塗布してなるマスキングテープ2eが積層されたことを
特徴とする請求項1記載または請求項2記載のインサー
トシートである。
【0016】また、第4の発明は、前記の基体シート1
の上面に積層された装飾シート2x部分を寸止め加工
し、基体シート1の上面にはロゴ文字等2xのみが存在
するようにしたことを特徴とする請求項1記載、請求項
2または請求項3記載のインサートシートである。
【0017】また、第5の発明は、ブロー成形、射出成
形若しくはシートスタンピング成形等用のキャビ型(3)
の内面に、ロゴマーク等が印刷されたインサートシート
2の装飾シート2x部分の厚みより少し浅い寸法の位置
決め用の凹部4を設け、この凹部4に前記の装飾シート
2x部分を適宜な手段で密着させた後、前記の基体シー
ト1を剥離させ、そのコア型5 を型締めし、これらキ
ャビ型3とコア型5とで形成されるキャビティに樹脂材
料を充填して成形品を成形することを特徴とするインサ
ート成形品の製造方法である。
【0018】また、第6の発明は、ブロー成形、射出成
形若しくはシートスタンピング成形等用のキャビ型(3)
の内面に、ロゴマーク等が印刷されたインサートシート
2の装飾シート2x部分の厚みに対し同じまたは少し浅
い寸法の位置決め用の凹部4を設け、この凹部4に前記
の装飾シート2x部分を適宜な手段で密着させた後、前
記の基体シート1を剥離させ、そのコア型5 を型締め
し、これらキャビ型3とコア型5とで形成されるキャビ
ティに樹脂材料を充填して成形品を成形し、さらにその
後、成形品の表面に塗装を施し、マスキングテープを剥
がすことで部分的に光輝意匠と塗装意匠を得ることを特
徴とするインサート成形品の製造方法である。
【0019】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下、本発明に係るインサートシート2並び
にこれを用い、インサート成形品として自動車用外装部
品を製造する場合の実施例を、図面を参照しながら説明
する。
【0020】図1は、本発明に係るインサートシートの
構成を示す断面図である。このインサートシート2は、
バッキングシート2aと光輝材2bと透明なPETフイ
ルム2cとトップコート2dとが順次積層され所定の寸
法に裁断された装飾シート2xを、基体シート1の上面
に積層したしたものである。
【0021】図2は、他の実施例に係るインサートシー
トの構成を示す断面図である。このインサートシート2
は、バッキングシート2aと光輝材2bと透明なPET
フイルム2cとトップコート2dとマスキングテープ2
eとが順次積層され所定の寸法に裁断された装飾シート
2xを、基体シート1の上面に積層したしたものであ
る。
【0022】図3は、他の実施例に係るインサートシー
トの斜視図である。前記の基体シート1の上面に積層さ
れた装飾シート2x部分を寸止め加工し、残余の部分が
切り取られ、基体シート1の上面にはロゴ文字2x’の
みが所定の間隔で配置されるようにしたものである。
【0023】次に、図1及び図2に示されたインサート
シートの個々の構成要素について説明する。バッキング
シート2aは、インサート成形品の母材と同質のもので
あり、成形時の樹脂温によって溶着するものである。こ
のバッキングシート2aの材質としては、例えばポリプ
ロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ塩
化ビニル系樹脂などの樹脂シート等が用いられる。ま
た、バッキングシート2aの厚みを200μm〜600
μmとすることにより、成形転写の悪さ(ザラ、ブツ、
シワ等)を緩和することができる。
【0024】光輝材2bは、耐候性のPETフイルム上
にアルミ
【0025】従って、前記凹部4にインサートシート2
を装着した時に、真空ポンプPによってキャビ型3の成
形面にはインサートシート2が密着するようになってい
る。なお、前記インサートシート2の一部を公正する基
体シート1は、この状態で剥離されるものである。そし
て、前記キャビ型1とコア型4とで形成されるキャビテ
ィに溶融樹脂が射出されることにより、自動車用の外装
部品の一部に小さなロゴマーク等の模様が一体化されて
インサート成形品が得られるようになっている。
【0026】次に本発明のインサート成形品の製造方法
でインサートシート2を使用した場合について以下に説
明する。 ブロー成形若しくは射出成形用のキャビ型3内(成形
品の表面側)に、インサートシート2を挿入する。 次に、真空ポンプPにて前記のインサートシート2を
キャビ型3の成形面に対して密着させた上で基体シート
1を剥離させ、コア型5を型締めする。 次に、キャビ型3とコア型5とで形成されるキャビテ
ィにポリエチレンテレフタレート、ナイロン若しくはポ
リプロピレン樹脂等の樹脂材料を充填して成形を行い、
その金型を開く。 上記のにおいて、マスキングテープ付のインサート
シート2を用いた場合は、インサート成形後(の工
程)、成形品の表面(意匠面)に塗装を施し、前記のマ
スキングテープ2eを剥がす。 なお、上記のの工程は製品の意匠性をさらに高めるた
めの工程であり、必要に応じて用いれば良い工程であ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明のインサートシートは、所定の寸
法に裁断された装飾シート2xと微粘度の接着剤を塗布
してなる透明なPET等フイルム等にて形成した基体シ
ート1とにより構成されているため、従来のインサート
成形に用いられるメンブレンシートに比べコストが極め
て安価になる。また、従来のインサート成形法では、転
写によるマークの縁部が引き剥がされるためシャープに
形成することができないが、本発明ではそのようなこと
がない。また、インサートシートを構成するバッキング
シート2a及びマスキングテープ2eの存在によって、
成形転写の悪さ(ザラ、ブツ、シワ等)を緩和すること
ができる。また、従来のインサート成形法では、インサ
ートシートの送り装置を必要とするが、本発明では送り
装置を必要とせず、さらにインサートシートの位置決め
(セット)を極めて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のインサートシートの一実施例を示す
断面図。
【図2】 他の実施例に係るインサートシートの断面
図。
【図3】 他の実施例に係るインサートシートの斜視
図。
【図4】 本発明に係るインサート成形型の一実施例を
示す断面図。
【図5】 従来のインサート成形品の製造方法を示す工
程断面図。
【図6】 従来の他のインサート成形品の製造方法を示
す工程断面図。
【符号の説明】
1 基体シート 2 インサートシー
ト 2a バッキングシート 2b 光輝材 2c PETフイルム 2d トップコート 2eマスキングテープ 2x 装飾シート 3 キャビ型 4 凹部 5 コア型 6 吸引孔 P 真空ポンプ。
フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AB10B AB13B AK04 AK07 AK42C AK42D AK46 AS00A BA04 BA05 BA07 BA10C BA10D BA10E BA13 CB05 CC00E EH66B EJ91E GB36 GB90 HB00 HB31D JK15 JL01 JN01C JN24B 4F206 AA11 AA24 AA29 AD05 AD08 AD20 AH19 AH23 AH24 JA07 JB12 JB19 JF05 JL02 JQ81 JW21 4F208 AA11 AA24 AA29 AD05 AD08 AD20 AH19 AH23 AH24 LA01 LB01 LB12 LB19 LJ05 LJ21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インサート成形品の母材と同質系のバッキ
    ングシート(2a)と金属蒸着若しくはスパッタリング
    等によって形成されるアルミ、クローム等の光輝材(2
    b)と透明なPET等のフイルム(2c)とが順次積層
    され所定の寸法に裁断された装飾シート(2x)を、微
    粘度の接着剤を塗布してなるPETフイルム等にて形成
    した基体シート(1)の上面に積層したことを特徴とする
    インサートシート。
  2. 【請求項2】前記の装飾シート(2x)を構成する透明
    なPETフイルム(2c)の上面に、トップコート(2
    d)が積層されたことを特徴とする請求項1記載のイン
    サートシート。
  3. 【請求項3】前記の請求項1記載の透明なPETフイル
    ム(2c)若しくは請求項2記載のトップコート(2d)
    の上面に、下面に微粘度の接着剤を塗布してなるマスキ
    ングテープ(2e)が積層されたことを特徴とする請求項
    1記載または請求項2記載のインサートシート。
  4. 【請求項4】前記の基体シート(1)の上面に積層された
    装飾シート(2x)部分を寸止め加工し、基体シート
    (1)の上面にはロゴ文字(2x’)のみが存在するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載、請求項2または
    請求項3記載のインサートシート。
  5. 【請求項5】ブロー成形、射出成形若しくはシートスタ
    ンピング成形等用のキャビ型(3)の内面に、ロゴマーク
    等が印刷されたインサートシート(2)の装飾シート
    (2x)部分の厚みに対し同じまたは少し浅い寸法の位
    置決め用の凹部(4)を設け、この凹部(4)に前記の装飾
    シート(2x)部分を適宜な手段で密着させた後、前記
    の基体シート(1)を剥離させ、そのコア型(5) を型締
    めし、これらキャビ型(3)とコア型(5)とで形成される
    キャビティに樹脂材料を充填して成形品を成形すること
    を特徴とするインサート成形品の製造方法。
  6. 【請求項6】ブロー成形、射出成形若しくはシートスタ
    ンピング成形等用のキャビ型(3)の内面に、ロゴマーク
    等が印刷されたインサートシート(2)の装飾シート
    (2x)部分の厚みより少し浅い寸法の位置決め用の凹
    部(4)を設け、この凹部(4)に前記の装飾シート(2
    x)部分を適宜な手段で密着させた後、前記の基体シー
    ト(1)を剥離させ、そのコア型(5) を型締めし、これ
    らキャビ型(3)とコア型(5)とで形成されるキャビティ
    に樹脂材料を充填して成形品を成形し、さらにその後、
    成形品の表面に塗装を施し、マスキングテープを剥がす
    ことで部分的に光輝意匠と塗装意匠を得ることを特徴と
    するインサート成形品の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7204949B2 (en) 2003-03-20 2007-04-17 Ricoh Company, Ltd. Method of manufacturing a plastic laminate body
JP7439441B2 (ja) 2019-10-11 2024-02-28 日産自動車株式会社 フィルムインサート成形品の製造方法

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