JP2000326091A - ステンレス鋼のtig溶接用フラックス - Google Patents

ステンレス鋼のtig溶接用フラックス

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステンレス鋼にTIG溶接をする際、フッ素
ガスを発生させずに溶け込みを深くすることができるス
テンレス鋼のTIG溶接用フラックスを提供する。 【解決手段】 ステンレス鋼にTIG溶接を施す際に使
用するフラックスであって、このフラックスに、5〜1
5重量%の範囲のTiO2を含有させるとともに、Si
2とCr23とを含有させ、Cr23/SiO2の成分
比の値が0.5〜1.2の範囲とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステンレス鋼のT
IG溶接を施す際に使用するフラックスに関する。
【0002】
【従来の技術】ステンレス鋼にTIG溶接を施す場合、
図5に示すように、溶け込み深さは、ある程度、硫黄S
の含有量に左右されることが知られている。この図5の
横軸はステンレス鋼に含有される硫黄Sの含有量(重量
%)を示し、縦軸は溶け込みDを示している。図中、a
の曲線は溶接時の入力電流が160A、bの曲線は入力
電流が140Aのものである。曲線a及び曲線bに示す
ように、ステンレス鋼に含有される硫黄Sの含有量が8
%を超えると、溶け込み深さDは硫黄Sの含有量にかか
わらずほぼ一定となるが、含有量が6重量%までは、溶
け込み深さDは硫黄の含有量に比例するように増加して
いる。
【0003】従来、ステンレス鋼により形成された固定
管にTIG溶接をする場合、図6に示すU字開先又は図
7に示すV字開先を設けて行っていた。この場合、ステ
ンレス鋼の底面から開先の底部までの長さであるルート
フェイスRF、ステンレス鋼に形成された開先底部の対
向面間の距離であるルートギャップRG及びステンレス
鋼底面と平行をなす開先底部の開先端面からの距離であ
る平行部長さLを、ステンレス鋼に含まれる硫黄Sの含
有量に応じて適切に変化させなければ、溶け込み不良、
裏波凹み等の不具合が発生する。
【0004】一方、溶接の能率を向上するには、開先の
表面積を極力小さくすることが必要である為、開先形状
をI型に形成することも考えられる。しかし、開先をI
型(図8参照)にして通常のTIG溶接を行ったので
は、深い溶け込みを確保することが困難である。
【0005】溶け込み深さを十分確保する方法に、英
国、TWIの実験報告に示されたフラックスや、米国、
EWI社のフラックスをステンレス鋼に塗布する方法が
有る。しかし、これらの方法にあっては、フラックスに
フッ素化合物であるNaFが含まれているため、フッ素
ガスが発生する恐れが有る。そのため、溶接作業者の装
備を重装備にする必要が有り、段取りに時間を要し、ト
ータルの作業時間としては必ずしも短縮されていなかっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題に
対して成されたものであり、ステンレス鋼にTIG溶接
をする際、フッ素ガスを発生させずに溶け込みを深くす
ることができるステンレス鋼のTIG溶接用フラックス
を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、ステンレス
鋼のTIG溶接に使用されるフラックスであって、この
フラックスは、5〜15重量%の範囲のTiO2を含有
するとともに、SiO2とCr23とを含有し、Cr2
3/SiO2の成分比の値が0.5〜1.2の範囲のであ
るステンレス鋼のTIG溶接用フラックスにより上記課
題を解決する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0009】一般に、溶け込み深さは、母材の表面張
力、粘性、溶湯温度その他の各因子により決定される。
本願発明の発明者の種々の実験により、ステンレス鋼に
TIG溶接をした場合、溶接時に使用されるフラックス
に含有されるSiO2、Cr2 3の成分割合及びTiO2
の全体の重量に占める割合が、溶融池の表面張力に影響
を及ぼすことが判明した。
【0010】フラックス全重量に対し、TiO2をその
占める割合が5〜15重量%になるように含有させ、か
つ、Cr23のSiO2に対する成分割合を0.5〜
1.2の範囲に混合したものを混合させたフラックス
を、ステンレス鋼の溶接しようとする表面部に塗布して
TIG溶接すると、表面張力を500〜600dyne
/cmとすることができる。また、この場合も表面張力
は、入熱量にかかわりなく所定の範囲に保つことができ
る。
【0011】これに対し、TiO2をその占める割合が
5重量%より小さくすると表面張力は大きくなり、15
重量%より大きくしても表面張力が大きくなる。更に、
Cr 23のSiO2に対する成分割合を0.5より小さ
くすると表面張力は大きくなり、1.2より大きくして
も表面張力は大きくなる。
【0012】なお、TiO2の占める割合は、好ましく
は、15%以内とし、更に好ましくは、10重量%前後
とし、かつ、含有されるCr23のSiO2に対する割
合は、好ましくは、0.7〜1.0、更に好ましくは、
0.8〜0.9とするとよい。
【0013】
【実施例1】ステンレス鋼に試験用フラックスを塗布
し、TIG溶接でビードオンプレートテストを行い、溶
け込み深さを測定した。テストは、試験用フラックスと
して10重量%のTiO2と、残部の90重量%がCr2
3及びSiO2で構成されたものを使用し、Cr23
比率を70〜30重量%、SiO2の比率を20〜60
重量%の範囲で変化させて行った。なお、ステンレス鋼
は、表1に示す化学成分組成を有するSUS304であ
り、その板厚が6mmの鋼板のものを使用した。また、
TiO2、Cr23及びSiO2の3種の化合物をアセト
ンで溶かしてフラックスを形成したものを刷毛で塗布し
た。
【0014】
【表1】
【0015】図1にアーク長を3mmに固定してテスト
したときの、入熱量と溶け込み深さとの関係を示す。本
図の縦軸は溶け込み深さ(mm)を、横軸は入熱量(K
J/cm)を示している。また、本図に示されたデータ
は、テストを行ったフラックスの中から、Cr23とS
iO2との含有率が表2に示されたフラックスにつての
ものである。
【0016】
【表2】
【0017】この図から明らかなように、試験用フラッ
クスは、フッ化化合物が含まれたSS7と比較して一部
を除いて概ね深い溶け込みを得ている。また、採用した
試験用フラックス同士の比較においては、入熱量が同値
であれば、溶け込み深さは、Cr23の比率が40重量
%、SiO2の比率が60重量%に構成されたものが概
ね深いことがわかる。
【0018】図2(a)は、入熱量を12KJ/cmに
固定しときの、溶け込み深さと、Cr23のSiO2
対する割合(Cr23/SiO2)との関係を示してい
る。Cr23のSiO2に対する割合を変化させたもの
のうち、Cr23/SiO2の値が、0.15から2の
範囲であれば、フッ化化合物が含まれたSS7と比較し
て概ね深い溶け込みを得ている。Cr23/SiO2
値が0.7〜1.0で溶け込み深さが深くなり、0.8
〜0.9の値のときにピークとなり、そのときの溶け込
み深さは約5.6mmである。
【0019】一方、図2(b)は、アスペクト比D/W
(図3参照)と、Cr23のSiO 2に対する割合、C
23/SiO2との関係を示している。この図から明
らかなように、Cr23/SiO2の値が0.7〜1.
0の付近では、アスペクト比は約0.7と極めて良好な
値を示している。
【0020】
【実施例2】肉厚が5mmのステンレス鋼のパイプ材に
図4に示す開先をそれぞれ形成し、パイプ材の開先にT
iO2が10重量%、残りの90重量%がCr23とS
iO2とからなるフラックスを、パイプ材の開先に塗布
してTIG溶接したところ、70°のV形開先を形成し
てTIG溶接していた従来の場合に比べ、溶接時間が約
1/5になった。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のフラック
スは、ステンレス鋼にTIG溶接を施す際、溶け込みを
深くすることができ、溶接部の品質を向上させる。ま
た、溶け込みが深くなることで、溶接時間を短縮するこ
ともできる。さらに、本発明にかかるフラックスでは、
フッ素化合物が含有されていないので、フッ素ガスが発
生せず、作業時の装備を軽装にでき、段取り時間をも短
縮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のビードオンプレートテストにおける
入熱量と溶け込み深さの関係を示す図。
【図2】実施例1のビードオンプレートテストにおける
Cr23/SiO2に対する溶け込み深さ及びCr23
/SiO2に対する溶け込み深さと幅とのアスペクト比
との関係を示す図。
【図3】ビードオンプレートテストの溶け込み深さD及
び溶け込み幅Wを示す図。
【図4】実施例2におけるステンレス鋼のパイプ材に形
成した開先の形状を示す図。
【図5】ステンレス鋼に添加されたSに対する溶け込み
幅及び溶け込み深さの一般的な関係を示す図。
【図6】ステンレス鋼に形成されたU字開先を示す図。
【図7】ステンレス鋼に形成されたV字開先を示す図。
【図8】ステンレス鋼に形成されたI字開先を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E001 AA03 BB07 CA03 DC05 EA07 4E084 AA01 AA02 AA03 DA12 GA07 HA01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステンレス鋼のTIG溶接に使用される
    フラックスであって、 このフラックスは、5〜15重量%の範囲のTiO2
    含有するとともに、SiO2とCr23とを含有し、C
    23/SiO2の成分比の値が0.5〜1.2の範囲
    のであることを特徴とするステンレス鋼のTIG溶接用
    フラックス。
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