JP2000324302A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2000324302A
JP2000324302A JP11128434A JP12843499A JP2000324302A JP 2000324302 A JP2000324302 A JP 2000324302A JP 11128434 A JP11128434 A JP 11128434A JP 12843499 A JP12843499 A JP 12843499A JP 2000324302 A JP2000324302 A JP 2000324302A
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stepping motor
image processing
pitch
sub
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JP11128434A
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Noriyuki Kato
宣之 加藤
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステッピングモータの回転ピッチのばらつき
による影響を低減し、正確な画像信号を生成することを
可能とする。 【解決手段】 CPU1は、画像処理回路5dでの画像
処理動作を精細モードでは常にONとするが、標準モー
ドでは1ラインおきにONとすることで、読取解像度を
精細モード時の1/2とする。そしてCPU1は、ステ
ッピングモータ5aの励磁状態を監視しておき、標準モ
ードで画像処理回路5dでの画像処理動作をONするの
を、ステッピングモータ5aが1相励磁状態であるとき
にイメージセンサ5cが蓄積した電荷によりなる読取信
号が出力される期間のみとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステッピングモー
タを用いて副走査動作を行いつつ、ライン型のイメージ
センサを用いて原稿の読み取りを行う画像読取装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に画像読取装置は、副走査を行いつ
つ、ライン型のイメージセンサを用いて周期的に主走査
を行うことで、原稿に形成された2次元画像に対応する
画像信号を生成する。
【0003】ところで、副走査を行うためには原稿を副
走査方向に搬送することとなるが、そのための動力源と
してはステッピングモータが一般的に用いられる。そし
てステッピングモータの駆動方式としては、微細なステ
ップ角を実現することができることから1−2相励磁方
式が広く使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて1−2相励磁方式
では、1つのコイルのみが例示される1相励磁状態と、
2つのコイルが例示される2相励磁状態とが交互に繰り
返される。そして2相励磁状態では、2つのコイルによ
り生じる磁力によりつり合って、2つのコイルの中間位
置に回転子が静止するのが正規の状態である。
【0005】つまり、2つのコイル51,52が図5に
示すように90度の角度で配置されているので有れば、
2相励磁状態で回転子53は、両コイル51,52に対
してそれぞれ45度ずつずれた図5(a)に示すような
状態となるのが正規の状態である。
【0006】ところが、実際にはコイル51,52にば
らつきが存在するためにコイル51,52のそれぞれが
発生する磁力に差が生じ、図5(b)に示すように正規
の位置から傾いて静止してしまう。
【0007】このため、原稿の搬送ピッチがばらつくこ
ととなり、副走査方向の読取間隔が不均一となってしま
う。
【0008】このように不均一な読取間隔で読み取りを
行って生成された画像信号に基づいての画像記録は、ラ
インの間隔を均一とするようにして行われるため、画質
の劣化を引き起こすことになる。
【0009】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、ステッピング
モータの回転ピッチのばらつきによる影響を低減し、正
確な画像信号を生成することができる画像読取装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】G3方式のファクシミリ
装置の副走査方向の読取解像度は、標準モードで3.8
5ライン/mmであるが、オプションの精細モードでは
標準モードの2倍の7.7ライン/mmとなっている。
【0011】このような複数の読取解像度に対応したフ
ァクシミリ装置では、複数の解像度での原稿読取りを行
うことが可能な画像読取装置を備えることが必要であ
る。
【0012】そして、この種の画像読取装置としては、
要求される最高の解像度で原稿を読み取る能力を達成で
きるように構成しておき、最高の解像度での読み取りに
より得られる読取信号の一部を間引くことで、より低解
像度での読み取りを行うものが知られている。
【0013】すなわち、3.85ライン/mmと7.7
ライン/mmとである場合には、7.7ライン/mmで
読み取りを行って得られる読取信号のうちから2ライン
につき1ラインの割合で信号を間引けば3.85ライン
/mmの画像信号を生成することができる。
【0014】さて、最大の解像度での読み取りを行うの
で有れば、ステッピングモータの全てのステップを利用
しなければならないことから、ステッピングモータの回
転ピッチのばらつきによる影響を排除することはできな
いが、それよりも低解像度での読み取りを行うので有れ
ば、ステッピングモータが正規の位置に静止できない状
態において生成される画像信号を間引くようにすれば、
ステッピングモータの回転ピッチのばらつきによる影響
を排除することが可能となる。
【0015】本発明はこのようなことに着目してなされ
たもので、前述の目的を達成するために、1−2相励磁
方式のステッピングモータを用いて副走査動作を行いつ
つ、所定の読み取り幅を有し、この読み取り幅に渡る主
走査ライン1ライン分の読取信号を生成するイメージセ
ンサにより所定の副走査ピッチ毎に前記読取信号を生成
することで画像の読み取りを行うもので、かつ前記副走
査ピッチを、前記ステッピングモータの1ステップに相
当する副走査量と同一の細ピッチおよびこの細ピッチの
1/2n(nは任意の自然数)の粗ピッチのいずれかに
切り替えることが可能な画像読取装置において、前記副
走査ピッチを前記細ピッチとするときには、前記ステッ
ピングモータが1相励磁および2相励磁のそれぞれの状
態であるときに前記イメージセンサにて生成された読取
信号の双方を用いて画像信号を生成し、また前記副走査
ピッチを前記粗ピッチとするときには、前記ステッピン
グモータが1相励磁の状態であるときに前記イメージセ
ンサで生成された読取信号のみを用いて画像信号を生成
する、例えば画像処理回路およびCPUのソフトウェア
処理により実現される画像処理制御手段よりなる画像信
号生成手段を備えた。
【0016】このような手段を講じたことにより、副走
査ピッチを粗ピッチとする場合には、ステッピングモー
タの全てのステップで生成される読取信号を使用するの
ではなく、そのうちの一部を使用することで粗ピッチが
実現される。そして使用する読取信号は、ステッピング
モータが1相励磁の状態であるときに前記イメージセン
サで生成されたもののみとされるので、ステッピングモ
ータが持つ2つのコイルのばらつきの影響が生じること
がない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態につき説明する。
【0018】図1は本実施形態に係る画像読取装置を用
いて構成されたファクシミリ装置の要部構成を示すブロ
ック図である。
【0019】この図に示すように本実施形態のファクシ
ミリ装置は、CPU1、ROM2、RAM3、画像メモ
リ4、スキャナ5、プリンタ6、符号化・復号化部7、
網制御回路(NCU)8、モデム9および操作パネル1
0を有し、これらがシステムバス11を介して互いに接
続して構成されている。
【0020】CPU1は、ROM2に格納された制御プ
ログラムに基づいて本ファクシミリ装置の各部を総括制
御するための制御処理を行なうことでファクシミリ装置
としての動作を実現するものである。
【0021】ROM2は、CPU1の制御プログラム等
を記憶している。
【0022】RAM3は、CPU1が各種の処理を行う
上で必要となる各種の情報を記憶しておくためのもので
ある。
【0023】画像メモリ4は、受信した画像データや送
信待ちの画像データを一時的に記憶しておく。
【0024】スキャナ5は、ステッピングモータ5a、
モータ制御回路5b、イメージセンサ5cおよび画像処
理回路5dを有している。
【0025】ステッピングモータ5aは、モータ制御回
路5bによって駆動されて所定の速度で等速回転し、図
示しない原稿搬送ローラを回転させて原稿を副走査させ
る。
【0026】モータ制御回路5bは、CPU1からの指
示に応じてステッピングモータ5aを駆動する。そして
モータ制御回路5bは、ステッピングモータ5aを1ス
テップ駆動する毎に、CPU1に対してモータ割込みを
かける。
【0027】イメージセンサ5cは、例えば密着型のも
のが適用され、ステッピングモータ5aおよび原稿搬送
ローラにより副走査される原稿を、ステッピングモータ
5aが1ステップする毎に1ラインの割合で読み取っ
て、対応する読取信号を生成する。
【0028】画像処理回路5dは、イメージセンサ5c
が生成した読取信号に対して、ディジタル化、シェーデ
ィング補正や暗時補正などの各種の画像処理を行って画
像データを生成する。この画像処理回路5dは、CPU
1による制御の下に、1ライン分毎に画像処理動作をO
N/OFFすることが可能である。
【0029】プリンタ6は、画像データが示す画像を記
録用紙に対して印字する。
【0030】符号化・復号化部7は、スキャナ5の画像
処理回路5dにより生成された画像データを圧縮符号化
したり、圧縮符号化された画像データを復号化する。
【0031】NCU8には、PSTN(Public Switche
d Telephone Network)に収容されたPSTN回線Cが
接続される。そしてこのNCU8は、接続されたPST
N回線Cに関して、状態監視や網への発信処理などを行
なう。またNCU8は、PSTN回線Cに対して送出す
るファクシミリ伝送信号の等化を図るとともに、レベル
を設定する。
【0032】モデム9は、NCU8に接続されている。
そしてこのモデム9は、画像データや制御データを変調
して、PSTN回線Cへと送出するためのファクシミリ
伝送信号や制御信号を生成する。またモデム9は、PS
TN回線Cを介して到来したファクシミリ伝送信号や制
御信号を復調して画像データや制御データを再生する。
【0033】操作パネル10は、ユーザによるCPU1
に対する各種の指示入力を受け付けるためのキー入力部
やユーザに対して報知すべき各種の情報を表示するため
の表示部などを有したものである。
【0034】ところで、CPU1がROM2に格納され
た制御プログラムに基づいて動作することで実現される
制御手段は、ファクシミリ装置における周知の一般的な
ものに加えて、読取解像度に応じて、必要に応じて画像
処理回路5dでの画像処理動作をON/OFF制御する
画像処理制御手段を有している。
【0035】次に以上のように構成されたファクシミリ
装置の動作につき説明する。
【0036】なおここでは、イメージセンサ5cの蓄積
時間が1.667ms(1/600秒)、ステッピング
モータ5aの1ステップ当たりの原稿搬送量が1/7.
7mm、そしてステッピングモータ5aの回転速度が6
00pps(毎秒600ステップ)であり、3.85ラ
イン/mmの読取解像度で原稿の読み取りを行う標準モ
ードと、7.7ライン/mmの読取解像度で原稿の読み
取りを行う精細モードとを有しているものとする。
【0037】さて、標準モードが指定された上で原稿の
読み取りの開始が指示された場合にCPU1は、図2に
示すような標準モード読取処理を実行する。
【0038】この標準モード読取処理においてCPU1
はまず、モータ制御回路5bに対してモータ起動指示を
与える(ステップST1)。そうするとモータ制御回路
5bは、まずステッピングモータ5aを1相励磁の状態
で一定時間に渡り励磁してステッピングモータ5aの回
転子を1相励磁状態で静止させたのち、スローアップを
開始する。そしてスローアップを開始するとモータ制御
回路5bは、ステッピングモータ5aを1ステップ駆動
する毎に、CPU1へとモータ割込みをかける。またス
テッピングモータ5aの速度が600ppsに到達して
スローアップが完了すると、モータ制御回路5bはCP
U1へと立上げ完了を通知する。
【0039】そこでCPU1は、ステップST1でモー
タ起動指示を行ったのちに、立上げ完了が通知される
か、あるいはモータ割込みが生じるのを待ち受ける(ス
テップST2およびステップST3)。
【0040】そして、スローアップ中にモータ割込みが
生じたならばCPU1は、例えばRAM3中に設定され
る励磁状態フラグの状態を反転させる(ステップST
4)。この励磁状態フラグは、例えば1ビットによりな
り、1相励磁状態および2相励磁状態のいずれにあるか
を示す。そしてこの励磁状態フラグは、読取処理の開始
時には1相励磁状態を示す状態に初期設定されているの
で、その状態はステッピングモータ5aの励磁状態に一
致する。
【0041】さて、立上げ完了がモータ制御回路5bよ
り通知されるとCPU1は、図示しない原稿送出し機構
を駆動して1枚の原稿の搬送を開始する(ステップST
5)。そしてこののちにCPU1は、搬送している原稿
が所定の読取開始位置に到達するか、あるいはモータ割
込みが生じるのを待ち受ける(ステップST6およびス
テップST7)。
【0042】そしてCPU1は、原稿が所定の読取開始
位置に到達するまで、モータ割込みが生じる毎に励磁状
態フラグの状態を反転させる(ステップST8)。
【0043】原稿が読取開始位置に到達すると、続いて
CPU1はモータ割込みが生じるか、あるいは搬送して
いる原稿が所定の読取終了位置に到達するのを待ち受け
る(ステップST9およびステップST10)。
【0044】この待ち受け状態においてモータ割込みが
生じるとCPU1は、励磁状態フラグの状態を反転させ
(ステップST11)、その反転させた後の励磁状態フ
ラグの状態を確認する(ステップST12)。そしてC
PU1は、励磁状態フラグが2相励磁状態を示す状態で
あるならば画像処理回路5dの画像処理動作をONとし
(ステップST13)、逆に励磁状態フラグが1相励磁
状態を示す状態であるならば画像処理回路5dの画像処
理動作をOFFとする(ステップST14)。
【0045】このようにして画像処理回路5dの画像処
理動作は、ステッピングモータ5aが2相励磁状態にあ
るときにONとされ、1相励磁状態にあるときにOFF
とされる。
【0046】さてこのとき、イメージセンサ5cはステ
ッピングモータ5aの動作に同期して、電荷の蓄積およ
び読取信号の出力を行う。すなわち図3に示すように、
イメージセンサ5cは、ステッピングモータ5aが1つ
の励磁状態である期間中に1ライン分の電荷蓄積を行
い、その蓄積した電荷を、次の励磁状態である期間中に
読取信号として出力する。
【0047】そして画像処理回路5dでは、ステッピン
グモータ5aが2相励磁状態にある期間、すなわちステ
ッピングモータ5aが1相励磁状態にあるときにイメー
ジセンサ5cが蓄積した電荷によりなる読取信号が出力
される期間にのみ画像処理動作がONとされるので、ス
テッピングモータ5aが1相励磁状態にあるときにおけ
る読取情報のみを用いて画像データの生成が行われる。
【0048】そして、搬送している原稿が所定の読取終
了位置に到達したならば、現在搬送中の原稿に関しての
画像データの生成が完了したので、CPU1は画像処理
回路5dの画像処理動作をOFFとする(ステップST
15)。
【0049】続いてCPU1は、モータ割込みが生じる
か、あるいは搬送している原稿の排紙が完了するのを待
ち受ける(ステップST16およびステップST1
7)。そしてこの状態でも、モータ割込みが生じる毎に
CPU1は励磁状態フラグの状態を反転させる(ステッ
プST18)。
【0050】排紙が完了したならば、CPU1は次の原
稿があるか否かを確認し(ステップST19)、次の原
稿があるならばステップST5以降の処理を繰り返して
次の原稿の読み取りを行う。そして全ての原稿の読み取
りが終了し、ステップST19にて次の原稿が無いと判
断したならばCPU1は、今回の標準モード読取処理を
終了する。
【0051】一方、精細モードが指定された上で原稿の
読み取りの開始が指示された場合にCPU1は、図4に
示すような精細モード読取処理を実行する。なお、図2
と同一の処理を行うステップには同一符号を付し、その
詳細な説明は省略する。
【0052】この精細モード読取処理においてCPU1
は、ステップST1乃至ステップST8およびステップ
ST15乃至ステップST19の処理は前述した標準モ
ード読取処理と同様にして行う。
【0053】しかしながらこの精細モード読取処理にお
いてCPU1は、ステップST6にて原稿が読取開始位
置に到達したと判断した後、ステップST9およびステ
ップST10の待ち受け状態に移行する前に、画像処理
回路5dの画像処理動作をONする(ステップST2
1)。そしてCPU1は、ステップST12乃至ステッ
プST14の処理を行わず、ステップST10で原稿が
読取終了位置に到達したと判断してステップST15で
画像処理回路5dの画像処理動作をOFFするまで、画
像処理回路5dの画像処理動作をONのままとする。
【0054】かくして画像処理回路5dでは、図3に示
すように画像処理動作が常時ONとされるので、ステッ
ピングモータ5aが1相励磁状態にあるときにおける読
取情報および2相励磁状態にあるときにおける読取情報
の双方を用いて画像データの生成が行われる。
【0055】以上のように本実施形態によれば、ステッ
ピングモータ5aの1ステップ当たりの原稿搬送量が1
/7.7mmでありながら、イメージセンサ5cが出力
する読取信号を1ラインおきに有効とすることで、1/
3.85mmの読取解像度が実現される。
【0056】そして有効とする読取信号を、ステッピン
グモータ5aが1相励磁状態にあるときにイメージセン
サが蓄積した電荷によりなる読取信号としているので、
ステッピングモータ5aが有する2つのコイルのばらつ
きに関係なく均等なピッチで原稿が搬送される毎に生成
された読取信号のみが用いられることになり、正確な画
像データが生成されることとなる。
【0057】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば上記実施形態では、本発明の画像
読取装置をファクシミリ装置に適用して説明している
が、複写装置などのような他の装置に適用することも可
能であるし、独立した画像読取装置として実現すること
も可能である。
【0058】また上記実施形態では、モータ割り込みに
応じて励磁状態フラグの状態を反転させることでステッ
ピングモータ5aの励磁状態を管理することとしている
が、励磁状態を示す情報をモータ制御回路より受けた
り、あるいはモータ制御回路5bがステッピングモータ
5aに与える駆動信号をモニタするなどの他の手法でス
テッピングモータ5aの励磁状態を管理することとして
も良い。
【0059】また上記実施形態では、ファクシミリ装置
の全体の制御を司るCPU1に画像処理制御手段を設
け、このCPU1が画像処理動作のON/OFFの制御
を行うようにしているが、例えば画像処理回路5dに画
像処理制御手段を設けるなどにより、スキャナ5に画像
処理動作のON/OFFの制御機能を持たせるようにし
ても良い。
【0060】また上記実施形態では、画像処理回路5d
での画像処理動作をON/OFFすることで読取解像度
を変化させるようにしているが、イメージセンサ5cの
動作をON/OFFすることで読取解像度を変化させる
ことも可能である。
【0061】また上記実施形態では、1相励磁状態にあ
るときにイメージセンサが蓄積した電荷によりなる読取
信号については常に全てを有効としているが、このよう
な読取信号のうちの一部のみを有効とするようにしても
良い。すなわち、ステッピングモータ5aの1ステップ
当たりの原稿搬送量が1/7.7mmの1/4以下の解
像度での読み取りを行う場合には、読取信号のうちの一
部のみを有効とすれば良い。
【0062】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、1−2相励磁方式のス
テッピングモータを用いて副走査動作を行いつつ、所定
の読み取り幅を有し、この読み取り幅に渡る主走査ライ
ン1ライン分の読取信号を生成するイメージセンサによ
り所定の副走査ピッチ毎に前記読取信号を生成すること
で画像の読み取りを行うもので、かつ前記副走査ピッチ
を、前記ステッピングモータの1ステップに相当する副
走査量と同一の細ピッチおよびこの細ピッチの1/2n
(nは任意の自然数)の粗ピッチのいずれかに切り替え
ることが可能な画像読取装置において、前記副走査ピッ
チを前記細ピッチとするときには、前記ステッピングモ
ータが1相励磁および2相励磁のそれぞれの状態である
ときに前記イメージセンサにて生成された読取信号の双
方を用いて画像信号を生成し、また前記副走査ピッチを
前記粗ピッチとするときには、前記ステッピングモータ
が1相励磁の状態であるときに前記イメージセンサで生
成された読取信号のみを用いて画像信号を生成する画像
信号生成手段を備えたので、ステッピングモータの回転
ピッチのばらつきによる影響を低減し、正確な画像信号
を生成することができる画像読取装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像読取装置を用い
て構成されたファクシミリ装置の要部構成を示すブロッ
ク図。
【図2】図1中のCPU1による標準モード読取処理に
おける処理手順を示すフローチャート。
【図3】ステッピングモータ5aの励磁、イメージセン
サ5cの動作および画像処理回路5dの動作のそれぞれ
の状態の関係を示すタイミング図。
【図4】図1中のCPU1による精細モード読取処理に
おける処理手順を示すフローチャート。
【図5】コイルのばらつきにより回転子の静止位置にず
れが生じる現象を説明する図。
【符号の説明】
1…CPU 2…ROM 3…RAM 4…画像メモリ 5…スキャナ 5a…ステッピングモータ 5b…モータ制御回路 5c…イメージセンサ 5d…画像処理回路 6…プリンタ 7…符号化・復号化部 8…NCU 9…モデム 10…操作パネル 11…システムバス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1−2相励磁方式のステッピングモータ
    を用いて副走査動作を行いつつ、所定の読み取り幅を有
    し、この読み取り幅に渡る主走査ライン1ライン分の読
    取信号を生成するイメージセンサにより所定の副走査ピ
    ッチ毎に前記読取信号を生成することで画像の読み取り
    を行うもので、かつ前記副走査ピッチを、前記ステッピ
    ングモータの1ステップに相当する副走査量と同一の細
    ピッチおよびこの細ピッチの1/2n(nは任意の自然
    数)の粗ピッチのいずれかに切り替えることが可能な画
    像読取装置において、 前記副走査ピッチを前記細ピッチとするときには、前記
    ステッピングモータが1相励磁および2相励磁のそれぞ
    れの状態であるときに前記イメージセンサにて生成され
    た読取信号の双方を用いて画像信号を生成し、また前記
    副走査ピッチを前記粗ピッチとするときには、前記ステ
    ッピングモータが1相励磁の状態であるときに前記イメ
    ージセンサで生成された読取信号のみを用いて画像信号
    を生成する画像信号生成手段を備えたことを特徴とする
    画像読取装置。
JP11128434A 1999-05-10 1999-05-10 画像読取装置 Pending JP2000324302A (ja)

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