JP2000323938A - 信号レベル調整回路 - Google Patents

信号レベル調整回路

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JP2000323938A
JP2000323938A JP11129128A JP12912899A JP2000323938A JP 2000323938 A JP2000323938 A JP 2000323938A JP 11129128 A JP11129128 A JP 11129128A JP 12912899 A JP12912899 A JP 12912899A JP 2000323938 A JP2000323938 A JP 2000323938A
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stage
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voltage
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JP11129128A
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Kazuharu Aoki
一晴 青木
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Alps Electric Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/18Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
    • H04L27/22Demodulator circuits; Receiver circuits

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1増幅段4と第2増幅段5間を結合段3に
より接続した場合、第1増幅段4及び第2増幅段5の各
動作点の変動を生じないような結合段3を得る信号レベ
ル調整回路を提供する。 【解決手段】 出力段トランジスタ41 、42 の出力電
極が電流源43 、44 を介して接地接続されると共に出
力端子121 、122 に接続され、出力端子121 、1
2 の直流電圧が第1電圧V1 の第1増幅段4と、入力
段トランジスタ51 、52 の制御電極が入力端子1
1 、132 に接続され、入力端子131 、132 の直
流電圧が第2電圧V2 の第2増幅段5と、1個以上の直
列抵抗31 、32 を有し、出力端子121 、122 と入
力端子131 、132 間に接続された結合段3とを備え
る。第1増幅段4がバイポーラIC1に組込まれ、第2
増幅段5がCMOS IC2に組込まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号レベル調整回
路に係わり、特に、第1増幅段の出力端子の直流電圧と
第2増幅段の入力端子の直流電圧が異なる場合、第1増
幅段の出力端子と第2増幅段の入力端子との間に少なく
とも1個の直列抵抗を有する結合段を接続し、異なる直
流電圧を有する箇所の接続時に第1増幅段と第2増幅段
への影響を低減させることが可能な信号レベル調整回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機においては、自動利得
制御(AGC)増幅器や四相位相シフトキーイング(Q
PSK)復調器やバッファ増幅器等を組み込んだバイポ
ーラIC(集積回路)と、入力増幅器やローパスフィル
タやアナログ−デジタル変換器(A/D)等を組み込ん
だCMOS ICが用いられており、バイポーラIC側
のバッファ増幅器の出力端子とCMOS IC側の入力
増幅器の入力端子とが結合されている。
【0003】ここで、図2は、前記既知の携帯電話機の
要部構成の一例を示すブロック図である。
【0004】図2に示されるように、この携帯電話機
は、高周波信号入力端子20と、高周波増幅器(RF
AMP)21と、周波数混合器(MIX)22と、局部
発振器(LO OSC)23と、バッファ増幅器24
と、バイポーラIC25と、CMOS IC26と、モ
バイル ステーション モデム(MSM)27と、信号
出力端子28とからなっている。また、バイポーラIC
25は、自動利得制御増幅器(AGC AMP)29
と、QPSK復調器30と、出力バッファ増幅器31
と、信号入力端32と、2つの信号出力端331 、33
2 とを備える。CMOSIC26は、入力増幅器34
と、ローパスフィルタ(LF)35と、アナログ−デジ
タル変換器(A/D)36と、2つの信号入力端3
1 、372 と、信号出力端38とを備える。
【0005】そして、RF AMP21は、入力端が高
周波信号入力端子20に接続され、出力端がMIX22
の第1入力端に接続される。MIX22は、第2入力端
がバッファ増幅器24の出力端に接続され、出力端が信
号入力端32に接続される。LO OSC23は、出力
端がバッファ増幅器24の入力端に接続される。AGC
AMP29は、入力端が信号入力端32に接続され、
出力端がQPSK復調器30の入力端に接続される。出
力バッファ増幅器31は、2つの入力端がQPSK復調
器30の2つの出力端に接続され、2つの出力端が信号
出力端331 、332 にそれぞれ接続される。入力増幅
器34は、2つの入力端が信号入力端371 、372
それぞれ接続され、出力端がLF35の入力端に接続さ
れる。A/D36は、入力端がLF35の出力端に接続
され、出力端が信号出力端38に接続される。MSM2
7は、入力端が信号出力端38に接続され、出力端が信
号出力端子28に接続される。また、信号出力端3
1 、332 は、それぞれ接続線(記号なし)によって
信号入力端371 、372 に接続される。
【0006】前記構成による携帯電話機は、次のように
動作する。
【0007】受信された高周波信号が高周波信号入力端
子20に印加されると、その高周波信号はRF AMP
21で増幅され、MIX22に供給される。このとき、
MIX22にLO OSC23が発生した局部発振信号
がバッファ増幅器24を通して供給され、MIX22に
おいて高周波信号と局部発振信号とが周波数混合され、
それらの差周波数の中間周波信号が出力されてバイポー
ラIC25に供給される。バイポーラIC25に供給さ
れた中間周波信号は、AGC AMP29においてAG
C増幅され、次いでQPSK復調器30において復調さ
れ、復調信号が形成される。この復調信号は、出力バッ
ファ増幅器31で増幅された後、バイポーラIC25か
ら出力され、次続のMOS IC26に供給される。M
OS IC26に供給された復調信号は、入力増幅器3
4において増幅され、LF35において不要周波数成分
が除去され、次いでA/D36においてアナログ−デジ
タル変換され、得られたデジタル信号が信号出力端38
に供給される。このデジタル信号はMSM27において
利用可能な信号に変換され、信号出力端38から利用回
路(図示なし)に供給される。
【0008】ここで、図3は、図2に図示されたバイポ
ーラIC25側の出力バッファ増幅器31と、MOS
IC26側の入力増幅器34との結合部分の詳細な構成
を示す回路図である。
【0009】図3に示されるように、出力バッファ増幅
器31は、第1バイポーラトランジスタ311 と、第2
バイポーラトランジスタ312 と、第1バイポーラトラ
ンジスタ311 のエミッタと接地点間に接続された第1
電流源313 と、第2バイポーラトランジスタ312
エミッタと接地点間に接続された第2電流源314 を有
しており、第1バイポーラトランジスタ311 と第2バ
イポーラトランジスタ312 は平衡型増幅回路を構成し
ている。バイポーラIC25側の信号出力端331 、3
2 は、それぞれ第1バイポーラトランジスタ311
第2バイポーラトランジスタ312 の各エミッタに接続
される。入力増幅器34は、第1MOS電界効果トラン
ジスタ(MOSFET)341 と、第2MOS電界効果
トランジスタ(MOSFET)342 とを有しており、
第1MOSFET341 と第2MOSFET342 は平
衡型増幅回路を構成している。MOS IC26側の信
号入力端371 、372 は、それぞれ第1MOSFET
341 、第2MOSFET342 の各ゲートに接続され
る。この他に、図3においては、図2に図示された構成
要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0010】図3に図示された出力バッファ増幅器31
と入力増幅器34との結合部分における動作は、平衡型
増幅回路を構成する第1バイポーラトランジスタ311
と第2バイポーラトランジスタ312 のベースに平衡型
復調信号が供給されると、復調信号はエミッタフォロワ
接続の第1バイポーラトランジスタ311 と第2バイポ
ーラトランジスタ312 とにより増幅され、増幅された
平衡型復調信号はそれらのエミッタから信号出力端33
1 、332 に供給される。次いで、平衡型復調信号は、
信号出力端331 、332 から接続線を通して信号入力
端371 、372 に伝送される。信号入力端371 、3
2 の平衡型復調信号は、平衡型増幅回路を構成するソ
ース接地の第1MOSFET341 、第2MOSFET
342 の各ゲートに供給され、第1MOSFET341
と第2MOSFET342 とにより増幅される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記既知の携帯電話機
における出力バッファ増幅器31と入力増幅器34との
結合部分は、出力バッファ増幅器31がバイポーラIC
25によって構成され、入力増幅器34がMOS IC
26によって構成されている。この場合、バイポーラI
C25を駆動する電源電圧とMOS IC26を駆動す
る電源電圧とが異なり、バイポーラIC25側の信号出
力端331 、332 に得られる直流電圧V1 とMOS
IC26側の信号入力端371 、372 に得られる直流
電圧V2 とが異なる場合があり、直流電圧が相違する信
号出力端331 、332 と信号入力端371 、372
の間を接続線によって接続すると、その接続線を通して
高い直流電圧側(例えば信号入力端371 、372 )か
ら低い直流電圧側(例えば信号出力端331 、332
に向かう電流が流れ、第1バイポーラトランジスタ31
1 や第2バイポーラトランジスタ312 及び第1MOS
FET341 や第2MOSFET342 の動作点が移動
するようになる。
【0012】ここで、信号出力端331 、332 に得ら
れる直流電圧V1 及び信号入力端371 、372 に得ら
れる直流電圧V2 の一例を挙げると、第1バイポーラト
ランジスタ311 及び第2バイポーラトランジスタ31
2 の各エミッタ電流値、それに第1電流源313 及び第
2電流源314 の電流値がそれぞれ0.8mAであると
き、信号出力端331 、332 に得られる直流電圧V1
は約1.0Vであり、一方、信号入力端371 、372
に得られる直流電圧V2 は通常約1.7Vであって、そ
の間に約0.7Vの差がある。そして、信号出力端33
1 、332 と信号入力端371 、372 との間に接続線
を接続した場合、信号入力端371 、372 から接続線
を通して信号出力端331 、332 に電流が流れ、その
結果、第1電流源313 及び第2電流源314 の電流値
は、約0.8mAからかなり大きい値に増大するように
なり、信号入力端371 、372 の直流電圧V2 も、接
続線に流れる電流分だけ減少するようになり、その結
果、第1バイポーラトランジスタ311 及び第2バイポ
ーラトランジスタ312 の動作点が変動するだけでな
く、第1MOSFET341 や第2MOSFET342
の動作点も変動する。
【0013】本発明は、このような技術的背景に鑑みて
なされたもので、その目的は、前段側の第1増幅段と後
段側の第2増幅段との間を結合段により接続した場合
に、第1増幅段及び第2増幅段の各動作点の変動を生じ
ないような結合段を得ることができる信号レベル調整回
路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による信号レベル調整回路は、出力段トラン
ジスタの出力電極が電流源を介して接地接続されるとと
もに出力端子に接続され、出力端子の直流電圧が第1電
圧値を有する低出力インピーダンスの第1増幅段と、入
力段トランジスタの制御電極が入力端子に接続され、入
力端子の直流電圧が第1電圧値と異なる第2電圧値を有
する高入力インピーダンスの第2増幅段と、少なくとも
1個の直列抵抗を有し、出力端子と入力端子間に接続さ
れた結合段とからなる手段を具備している。
【0015】前記手段における好適例として、第1増幅
段がバイポーラICによって構成され、第2増幅段がC
MOS ICによって構成されているものである。
【0016】前記手段における他の好適例として、結合
段が出力端子と入力端子間に接続された際に、結合段の
直列抵抗を流れる電流値が結合段の接続前に電流源を流
れる電流値の10%以下になるように、直列抵抗の抵抗
値が選択されているものである。
【0017】前記手段によれば、出力段トランジスタの
出力電極に接続された出力端子と、入力段トランジスタ
の制御(入力)電極に接続された入力端子との間に、少
なくとも1個の直列抵抗を有する結合段を接続し、出力
端子に加わる第1直流電圧と入力端子に加わる第2直流
電圧との差電圧をこの直列抵抗によって吸収するように
しているので、結合段を接続したことにより、出力段ト
ランジスタの動作点及び入力段トランジスタの動作点が
変動しないか、もしくは、変動したとしても極く僅かな
変動範囲内になるように抑圧することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0019】図1は、本発明による信号レベル調整回路
の一つの実施の形態を示す回路構成図であって、携帯電
話機の復調信号増幅段に用いられた例を示すものであ
る。
【0020】図1に示されるように、この実施の形態に
よる信号レベル調整回路は、バイポーラIC(集積回
路)1と、MOS IC2と、結合段3とからなってい
る。この場合、バイポーラIC1は、出力バッファ増幅
器(第1増幅段)4と、自動利得制御増幅器(AGC
AMP)6と、一対のQPSK復調器71 、72 と、バ
ッファ増幅器9と、90°移相器10と、中間周波信号
入力端111 と、局部発振信号入力端112 と、信号出
力端121 、122 とを備える。MOS IC2は、入
力増幅器(第2増幅段)5と、信号入力端131 、13
2 とを備える。結合段3は、第1直列抵抗31 と、第2
直列抵抗32 と、分路抵抗33 とを備えている。また、
出力バッファ増幅器4は、第1バイポーラトランジスタ
1 と、第2バイポーラトランジスタ42 と、第1電流
源43 と、第2電流源44 とを含んでいる。入力増幅器
5は、第1MOS電界効果トランジスタ(FET)51
と、第2MOS電界効果トランジスタ(FET)52
を含んでいる。
【0021】そして、バイポーラIC1において、AG
C AMP6は、入力端が中間周波信号入力端111
接続され、出力端が2個のQPSK復調器71 、72
各第1入力端に接続される。一方のQPSK復調器71
は、第2入力端が90°移相器10の0°信号出力端に
接続され、出力端が出力バッファ増幅器4の第1入力端
に接続される。他方のQPSK復調器72 は、第2入力
端が90°移相器10の90°信号出力端に接続され、
出力端が出力バッファ増幅器4の第2入力端に接続され
る。バッファ増幅器9は、入力端が局部発振信号入力端
112 に接続され、出力端が90°移相器10の入力端
に接続される。なお、局部発振信号入力端112 は、外
部接続されたLO OSC8の出力端に接続される。
【0022】結合段3において、第1直列抵抗31 が信
号出力端121 と信号入力端131との間に接続され、
第2直列抵抗32 が信号出力端122 と信号入力端13
2 との間に接続され、分路抵抗33 が信号入力端131
と信号入力端132 との間に接続される。
【0023】出力バッファ増幅器4において、第1バイ
ポーラトランジスタ41 は、ゲートが結合コンデンサ
(図番なし)を通して第1入力端に接続され、コレクタ
が電源端子14に接続され、エミッタが信号出力端12
1 に接続されるとともに第1電流源43 を通して接地点
に接続される。第2バイポーラトランジスタ42 は、ゲ
ートが結合コンデンサ(図番なし)を通して第2入力端
に接続され、コレクタが電源端子14に接続され、エミ
ッタが信号出力端122 に接続されるとともに第2電流
源44 を通して接地点に接続される。このような接続に
より、第1バイポーラトランジスタ41 と第2バイポー
ラトランジスタ42 はエミッタフォロワとして働くの
で、信号出力端121 、122 から見た出力バッファ増
幅器4の出力インピーダンスは低インピーダンスにな
る。
【0024】MOS IC2の入力増幅器5において、
第1MOSFET51 は、ゲートが信号入力端131
接続され、ドレインが負荷抵抗(図番なし)を通して電
源端子15に接続され、ソースがソース抵抗(図番な
し)を通して接地点に接続される。第2MOSFET5
2 は、ゲートが信号入力端132 に接続され、ドレイン
が負荷抵抗(図番なし)を通して電源端子15に接続さ
れ、ソースがソース抵抗(図番なし)を通して接地点に
接続される。このように、第1MOSFET51及び第
2MOSFET52 を用いていることにより、信号入力
端131 、132から見た入力増幅器5の入力インピー
ダンスは高インピーダンスになる。
【0025】前記構成を備えた信号レベル調整回路は、
次のように動作する。
【0026】図示されていない前段回路で形成された中
間周波信号がバイポーラIC1の中間周波信号入力11
1 に印加されると、その中間周波信号はAGC AMP
6においてAGC増幅され、一方のQPSK復調器71
及び他方のQPSK復調器72 に供給される。また、L
O OSC8が発生した局部発振信号は、バッファ増幅
器9を通して90°移相器10に供給される。このと
き、一方のQPSK復調器71 は、90°移相器10の
0°信号出力端から出力された位相0°の局部発振信号
が供給され、QPSK復調器71 において供給された中
間周波信号が位相0°の局部発振信号によって復調さ
れ、QPSK復調器71 から位相が0°及び180°の
2つの復調信号(以下、これらを第1復調信号及び第2
復調信号という)が出力される。同様に、他方のQPS
K復調器72 は、90°移相器10の90°信号出力端
から出力された位相90°の局部発振信号が供給され、
QPSK復調器72 において供給された中間周波信号が
位相90°の局部発振信号によって復調され、QPSK
復調器72 から位相が90°及び270°の2つの復調
信号(以下、これらを第3復調信号及び第4復調信号と
いう)が出力される。第1復調信号は、出力バッファ増
幅器4におけるエミッタフォロワ接続の第1バイポーラ
トランジスタ41 で増幅され、増幅された第1復調信号
が信号出力端121 に供給される。第2復調信号は、出
力バッファ増幅器4におけるエミッタフォロワ接続の第
2バイポーラトランジスタ42 で増幅され、増幅された
第2復調信号が信号出力端122 に供給される。
【0027】なお、図1には図示されていないが、第3
復調信号も対応するエミッタフォロワ接続のバイポーラ
トランジスタで増幅され、増幅された第3復調信号が対
応する信号出力端に供給され、同様に、第4復調信号も
対応するエミッタフォロワ接続のバイポーラトランジス
タで増幅され、増幅された第4復調信号が対応する信号
出力端に供給される。
【0028】バイポーラIC1の信号出力端121 、1
2 に出力された第1復調信号及び第2復調信号は、結
合段3の第1直列抵抗31 及び第2直列抵抗32 を通し
てMOS IC2の信号入力端131 、132 にそれぞ
れ供給される。このとき、信号入力端131 の第1復調
信号は、ソース接地の第1MOSFET51 に供給され
てそこで増幅され、増幅された第1復調信号が第1MO
SFET51 のドレインから次続回路に供給される。同
様に、信号入力端132 の第2復調信号は、ソース接地
の第2MOSFET52 に供給されてそこで増幅され、
増幅された第2復調信号が第2MOSFET52 のドレ
インから次続回路に供給される。
【0029】なお、図1には図示されていないが、第3
復調信号及び第4復調信号も、結合段3と同じ結合段を
通してバイポーラIC1側からMOS IC2側に伝送
され、MOS IC2側において第1MOSFET51
や第2MOSFET52 と同じMOSFETによってそ
れぞれ増幅され、次続回路に供給される。
【0030】ところで、この実施の形態による信号レベ
ル調整回路においても、バイポーラIC1の信号出力端
121 、122 に得られる直流電圧V1 と、MOS I
C2の信号入力端131 、132 に得られる直流電圧V
2 とが異なっており、例えば、前述のように、第1バイ
ポーラトランジスタ41 及び第2バイポーラトランジス
タ42 の各エミッタ電流値、それに第1電流源43 及び
第2電流源44 の電流値がそれぞれ0.8mAであると
き、信号出力端121 、122 に得られる直流電圧V1
は約1.0Vであり、また、信号入力端131 、132
に得られる直流電圧V2 は通常約1.7Vであって、そ
の間に約0.7Vの差を生じている。
【0031】このような直流電圧の状態に対して、この
実施の形態は、信号出力端121 、122 と信号入力端
131 、132 との間に結合段3を接続し、それによっ
て信号出力端121 と信号入力端131 との間に第1直
列抵抗31 を接続し、信号出力端122 と信号入力端1
2 との間に第2直列抵抗32 を接続している。そし
て、結合段3における第1直列抵抗31 と第2直列抵抗
2 の各抵抗値を選択することにより、信号出力端12
1 、122 と信号入力端131 、132 との間の電圧差
を第1直列抵抗31 及び第2直列抵抗32 によって吸収
している。
【0032】このため、第1増幅段4における第1バイ
ポーラトランジスタ41 及び第2バイポーラトランジス
タ42 の各動作点、及び、第2増幅段5における第1M
OSFET51 及び第2MOSFET52 の各動作点が
大きく変動することがなく、例え変動したとしても極く
僅かな変動で済むようになる。
【0033】この実施の形態において、結合段3を接続
したことによる変動の好ましい範囲としては、結合段3
を接続する前の第1電流源43 及び第2電流源44 を流
れる電流値に対して、結合段3を接続した後の同電流値
の変化が10%以内である。
【0034】前記実施の形態における結合段3は、分路
抵抗33 が接続されているが、この分路抵抗33 は、信
号入力端131 、132 間の直流電圧に差がある場合
に、その差をなくすために接続されたものであって、結
合段3として見た場合、必ずしも接続する必要がないも
のである。
【0035】なお、前記実施の形態においては、この信
号レベル調整回路が携帯電話機における復調信号の増幅
段間に適用された場合の例を挙げて説明したが、本発明
による信号レベル調整回路は、このような適用例に限ら
れるものではないことは勿論である。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第1増
幅段を構成している出力段トランジスタの出力電極に接
続された出力端子と、第2増幅段を構成している入力段
トランジスタの制御(入力)電極に接続された入力端子
との間に、少なくとも1個の直列抵抗を有する結合段を
接続し、出力端子に加わる第1直流電圧と入力端子に加
わる第2直流電圧との差電圧をこの直列抵抗によって吸
収するようにしているので、結合段を接続したことによ
って、出力段トランジスタの動作点及び入力段トランジ
スタの動作点が変動しないか、もしくは、変動したとし
ても極く僅かな変動範囲内になるように抑圧することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による信号レベル調整回路の一つの実施
の形態を示す回路構成図である。
【図2】既知の携帯電話機の要部構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図3】図2に図示されたバイポーラIC側の出力バッ
ファ増幅器と、MOS IC側の入力増幅器との結合部
分の詳細な構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 バイポーラIC(集積回路) 2 MOS IC 3 結合段 31 第1直列抵抗 32 第2直列抵抗 33 分路抵抗 4 出力バッファ増幅器(第1増幅段) 41 第1バイポーラトランジスタ 42 第2バイポーラトランジスタ 43 第1電流源 44 第2電流源 5 入力増幅器(第2増幅段) 51 第1MOS電界効果トランジスタ(FET) 52 第2MOS電界効果トランジスタ(FET) 6 自動利得制御増幅器(AGC AMP) 71 、72 QPSK復調器 8 局部発振器(LO OSC) 9 バッファ増幅器 10 90°移相器 111 中間周波信号入力端 112 局部発振信号入力端 121 、122 信号出力端 131 、132 信号入力端 14、15 電源端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力段トランジスタの出力電極が電流源
    を介して接地接続されるとともに出力端子に接続され、
    前記出力端子の直流電圧が第1電圧値を有する低出力イ
    ンピーダンスの第1増幅段と、入力段トランジスタの制
    御電極が入力端子に接続され、前記入力端子の直流電圧
    が前記第1電圧値と異なる第2電圧値を有する高入力イ
    ンピーダンスの第2増幅段と、少なくとも1個の直列抵
    抗を有し、前記出力端子と前記入力端子間に接続された
    結合段とからなることを特徴とする信号レベル調整回
    路。
  2. 【請求項2】 前記第1増幅段は、バイポーラICによ
    って構成され、前記第2増幅段は、CMOS ICによ
    って構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    信号レベル調整回路。
  3. 【請求項3】 前記結合段が前記出力端子と前記入力端
    子間に接続された際に、前記結合段の直列抵抗を流れる
    電流値が前記結合段の接続前に前記電流源を流れる電流
    値の10%以下になるように、前記直列抵抗の抵抗値が
    選択されることを特徴とする請求項1または2に記載の
    信号レベル調整回路。
  4. 【請求項4】 前記第1増幅段及び前記第2増幅段は、
    平衡型増幅回路を構成し、前記結合段は、少なくとも2
    個の直列抵抗を有する平衡型結合回路を構成しているこ
    とを特徴とする請求項1乃至3に記載の信号レベル調整
    回路。
  5. 【請求項5】 前記第1増幅段及び前記第2増幅段は、
    QPSK復調信号を増幅するものであることを特徴とす
    る請求項1乃至4に記載の信号レベル調整回路。
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