JP2000323654A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JP2000323654A JP2000323654A JP11126004A JP12600499A JP2000323654A JP 2000323654 A JP2000323654 A JP 2000323654A JP 11126004 A JP11126004 A JP 11126004A JP 12600499 A JP12600499 A JP 12600499A JP 2000323654 A JP2000323654 A JP 2000323654A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体装置を大型化することなく、サージに
よる誤動作を防止すると共に、パワー素子の発熱を感度
良く検出することのできる半導体装置を提供すること。 【解決手段】 同一半導体基板上に電力用半導体素子部
と、この電力用半導体素子の温度を検出する温度検出素
子部が、絶縁物が充填されたトレンチ分離層によって、
絶縁分離された半導体装置において、電力用半導体素子
部上に形成された配線層が、温度検出素子部上まで、延
設されるように構成する。
よる誤動作を防止すると共に、パワー素子の発熱を感度
良く検出することのできる半導体装置を提供すること。 【解決手段】 同一半導体基板上に電力用半導体素子部
と、この電力用半導体素子の温度を検出する温度検出素
子部が、絶縁物が充填されたトレンチ分離層によって、
絶縁分離された半導体装置において、電力用半導体素子
部上に形成された配線層が、温度検出素子部上まで、延
設されるように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に電力用半導体素子部とその電力用半導体素子部
の発熱を検知する温度検出回路が同一半導体基板上に形
成された半導体装置の構造に関する。
し、特に電力用半導体素子部とその電力用半導体素子部
の発熱を検知する温度検出回路が同一半導体基板上に形
成された半導体装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば高定格の負荷を駆動するた
めのスイッチング素子として、高電圧が印加される電力
用半導体素子部(以下、パワー素子部と記す)と、その
パワー素子部の発熱を検知するための温度検出素子部と
が、同一半導体基板上に形成された半導体装置がある。
以下、この半導体装置について、図7を用いて説明を行
う。なお、図7においては、パワー素子部と温度検出素
子部と、その温度検出素子部からの信号を処理して、パ
ワー素子の動作を制御する周辺回路とが同一半導体基板
上に形成された半導体装置を用いて説明を行う。
めのスイッチング素子として、高電圧が印加される電力
用半導体素子部(以下、パワー素子部と記す)と、その
パワー素子部の発熱を検知するための温度検出素子部と
が、同一半導体基板上に形成された半導体装置がある。
以下、この半導体装置について、図7を用いて説明を行
う。なお、図7においては、パワー素子部と温度検出素
子部と、その温度検出素子部からの信号を処理して、パ
ワー素子の動作を制御する周辺回路とが同一半導体基板
上に形成された半導体装置を用いて説明を行う。
【0003】1はN型の半導体基板であり、この半導体
基板1上に絶縁膜2を介して、N型の埋込み層3が形成
されている。このN型の埋込み層3上には、N型のエピ
タキシャル層4が形成されている。このエピタキシャル
層4表面から絶縁膜2に達するまでトレンチ分離層5が
複数個形成されている。これらトレンチ分離層5は、エ
ピタキシャル層4から絶縁膜2に達するまで形成したト
レンチにシリコン酸化膜等の絶縁物が充填されて、形成
されている。この半導体装置においては、絶縁物を2回
に分けて形成している。このトレンチ分離層5によっ
て、半導体装置はパワー素子部23、周辺回路部22、
温度検出素子部21に分離されており、いわゆるSOI
構造を構成している。
基板1上に絶縁膜2を介して、N型の埋込み層3が形成
されている。このN型の埋込み層3上には、N型のエピ
タキシャル層4が形成されている。このエピタキシャル
層4表面から絶縁膜2に達するまでトレンチ分離層5が
複数個形成されている。これらトレンチ分離層5は、エ
ピタキシャル層4から絶縁膜2に達するまで形成したト
レンチにシリコン酸化膜等の絶縁物が充填されて、形成
されている。この半導体装置においては、絶縁物を2回
に分けて形成している。このトレンチ分離層5によっ
て、半導体装置はパワー素子部23、周辺回路部22、
温度検出素子部21に分離されており、いわゆるSOI
構造を構成している。
【0004】このトレンチ分離層5は、パワー素子部2
3の動作時等に半導体基板1に印加されるサージによる
誤動作を防止するために、パワー素子部23の外周や、
温度検出素子部21の外周に設けられており、半導体基
板1からの不要な電気的影響を防ぐために設けられてい
る。
3の動作時等に半導体基板1に印加されるサージによる
誤動作を防止するために、パワー素子部23の外周や、
温度検出素子部21の外周に設けられており、半導体基
板1からの不要な電気的影響を防ぐために設けられてい
る。
【0005】周辺回路部22は、N−MOSトランジス
タ(以下、N−MOSFETと記す)50とP−MOS
トランジスタ(以下、P−MOSFETと記す)60に
よって形成されており、このN−MOSFET50及び
P−MOSFET60によって、C−MOSトランジス
タが構成されている。
タ(以下、N−MOSFETと記す)50とP−MOS
トランジスタ(以下、P−MOSFETと記す)60に
よって形成されており、このN−MOSFET50及び
P−MOSFET60によって、C−MOSトランジス
タが構成されている。
【0006】N−MOSFET50は、N型埋込み層3
上に形成されたP型ウエル領域16表面にソース領域及
びドレイン領域となるN型拡散領域51,52が形成さ
れている。このソース領域51及びドレイン領域52に
挟まれた領域上には絶縁膜を介してゲート電極8が形成
されている。ソース領域51に接地電位を与え、ドレイ
ン領域52に電源電圧を与え、ゲート電極8に所定値以
上の電圧を印加することで、このN−MOSFET50
はソース領域51とドレイン領域52の間にチャネルが
形成されて、トランジスタとしてオンする。ソース領域
51に隣接されて形成されたP型拡散領域53は、P型
ウエル領域16の電位をソース領域の電位と同じ電位に
固定するために設けられた領域である。
上に形成されたP型ウエル領域16表面にソース領域及
びドレイン領域となるN型拡散領域51,52が形成さ
れている。このソース領域51及びドレイン領域52に
挟まれた領域上には絶縁膜を介してゲート電極8が形成
されている。ソース領域51に接地電位を与え、ドレイ
ン領域52に電源電圧を与え、ゲート電極8に所定値以
上の電圧を印加することで、このN−MOSFET50
はソース領域51とドレイン領域52の間にチャネルが
形成されて、トランジスタとしてオンする。ソース領域
51に隣接されて形成されたP型拡散領域53は、P型
ウエル領域16の電位をソース領域の電位と同じ電位に
固定するために設けられた領域である。
【0007】P−MOSFET60についても同様に、
N型埋込み層3上に形成されたN型ウエル領域17表面
に形成されたP型のソース領域61、P型のドレイン領
域62及びゲート電極64、及び、N型ウエル領域17
の電位を固定するためのN型拡散領域63から構成され
ている。動作については、N−MOSFET50に準ず
るため、説明を省略する。
N型埋込み層3上に形成されたN型ウエル領域17表面
に形成されたP型のソース領域61、P型のドレイン領
域62及びゲート電極64、及び、N型ウエル領域17
の電位を固定するためのN型拡散領域63から構成され
ている。動作については、N−MOSFET50に準ず
るため、説明を省略する。
【0008】なお、ここでは周辺回路部22としてC−
MOSトランジスタのみを記述しているが、その他パワ
ー素子部23を駆動するために必要な素子が形成されて
いる。本説明では、簡略化のために省略している。
MOSトランジスタのみを記述しているが、その他パワ
ー素子部23を駆動するために必要な素子が形成されて
いる。本説明では、簡略化のために省略している。
【0009】次に温度検出素子部21について説明を行
うと、N型埋込み層3上に形成したN型ウエル領域18
の表面に、P型の拡散領域66と、N型の拡散領域65
が形成されている。このN型ウエル領域18とP型拡散
領域66によってPN接合を形成し、ダイオードを構成
している。なお、この温度検出素子部21においても、
ダイオードのみを図面に示したが、ダイオード以外の温
度検出を行うための素子が形成されている。ここでは簡
略化のために省略している。
うと、N型埋込み層3上に形成したN型ウエル領域18
の表面に、P型の拡散領域66と、N型の拡散領域65
が形成されている。このN型ウエル領域18とP型拡散
領域66によってPN接合を形成し、ダイオードを構成
している。なお、この温度検出素子部21においても、
ダイオードのみを図面に示したが、ダイオード以外の温
度検出を行うための素子が形成されている。ここでは簡
略化のために省略している。
【0010】次に、パワー素子部23についての説明を
行うと、N型埋込み層3上にN型ウエル領域68が形成
されており、このウエル領域68の表面にはP型のベー
ス領域14が形成されている。このベース領域14の基
板表面から、N型ウエル領域68に達するまでトレンチ
が掘られ、このトレンチの底面及び側面にシリコン酸化
膜等の絶縁膜を介して、ポリシリコンが充填されてお
り、これによりゲート電極15が形成されている。P型
ベース領域14の表面には、N型のソース領域71が形
成されている。また、ベース領域14が形成されていな
い部分において、N型のドレイン引き出し領域19が形
成され、このドレイン引き出し領域19の表面には、N
型コンタクト領域72が形成されている。
行うと、N型埋込み層3上にN型ウエル領域68が形成
されており、このウエル領域68の表面にはP型のベー
ス領域14が形成されている。このベース領域14の基
板表面から、N型ウエル領域68に達するまでトレンチ
が掘られ、このトレンチの底面及び側面にシリコン酸化
膜等の絶縁膜を介して、ポリシリコンが充填されてお
り、これによりゲート電極15が形成されている。P型
ベース領域14の表面には、N型のソース領域71が形
成されている。また、ベース領域14が形成されていな
い部分において、N型のドレイン引き出し領域19が形
成され、このドレイン引き出し領域19の表面には、N
型コンタクト領域72が形成されている。
【0011】動作を説明すると、ソース領域71に接地
電位、ドレインコンタクト領域72に電源電圧を与えた
状態で、ゲート電極15に所定値以上の電圧を加える
と、ゲート電極15と接するベース領域14にチャネル
が形成されて、ソース領域から埋込み層3を介して、ド
レイン引き出し領域19、ドレインコンタクト領域72
へと電子が移動することで、電流が流れ、トランジスタ
として動作する。
電位、ドレインコンタクト領域72に電源電圧を与えた
状態で、ゲート電極15に所定値以上の電圧を加える
と、ゲート電極15と接するベース領域14にチャネル
が形成されて、ソース領域から埋込み層3を介して、ド
レイン引き出し領域19、ドレインコンタクト領域72
へと電子が移動することで、電流が流れ、トランジスタ
として動作する。
【0012】このパワー素子部23は、図7において
は、2つのトランジスタとして説明したが、その駆動す
る負荷に応じて、数十個〜数千個のトランジスタが形成
され、そのトランジスタを並列接続することによって、
大電力を得ている。
は、2つのトランジスタとして説明したが、その駆動す
る負荷に応じて、数十個〜数千個のトランジスタが形成
され、そのトランジスタを並列接続することによって、
大電力を得ている。
【0013】なお、これらの素子部及び回路部が形成さ
れた半導体基板1上には、所望の形に形成された、第1
層間絶縁膜9、第2層間絶縁膜11、第1アルミ配線層
10、第2アルミ配線層12が図示するように形成(積
層)され、最終保護膜13によって覆われている。
れた半導体基板1上には、所望の形に形成された、第1
層間絶縁膜9、第2層間絶縁膜11、第1アルミ配線層
10、第2アルミ配線層12が図示するように形成(積
層)され、最終保護膜13によって覆われている。
【0014】次に、図8を用いて、温度検出素子の温度
検出回路、及び動作原理を説明する。温度検出回路は、
半導体装置に与えられる電源電圧Vcc100と、ダイ
オード接続されたP−MOSFETのトランジスタ11
1とを有している。このトランジスタ111には、電流
値L1を出力する定電流回路112が接続されている。
またトランジスタ111には、トランジスタ111とゲ
ート−ソース間電圧が同じになるように、設定されたP
−MOSFET102がゲート電極同士が接続されてい
る。このP−MOSFET102には、ドレインにアノ
ード側が接続され、カソード側が接地に接続された前述
の温度検出素子21に相当するダイオード108と、オ
ペアンプ104が接続されている。このオペアンプ10
4は、ダイオード108のアノード側電位110が非反
転入力端子に接続され、反転入力端子に抵抗102と抵
抗103が接続されている。このオペアンプ104、抵
抗102,103によって非反転増幅回路115を構成
している。105はコンパレータであり、非反転増幅回
路115の出力電圧V2と温度検出反転用基準電圧10
6とを比較し、温度検出判定電圧BGRである温度検出
判定信号107を出力している。
検出回路、及び動作原理を説明する。温度検出回路は、
半導体装置に与えられる電源電圧Vcc100と、ダイ
オード接続されたP−MOSFETのトランジスタ11
1とを有している。このトランジスタ111には、電流
値L1を出力する定電流回路112が接続されている。
またトランジスタ111には、トランジスタ111とゲ
ート−ソース間電圧が同じになるように、設定されたP
−MOSFET102がゲート電極同士が接続されてい
る。このP−MOSFET102には、ドレインにアノ
ード側が接続され、カソード側が接地に接続された前述
の温度検出素子21に相当するダイオード108と、オ
ペアンプ104が接続されている。このオペアンプ10
4は、ダイオード108のアノード側電位110が非反
転入力端子に接続され、反転入力端子に抵抗102と抵
抗103が接続されている。このオペアンプ104、抵
抗102,103によって非反転増幅回路115を構成
している。105はコンパレータであり、非反転増幅回
路115の出力電圧V2と温度検出反転用基準電圧10
6とを比較し、温度検出判定電圧BGRである温度検出
判定信号107を出力している。
【0015】次に動作原理を説明すると、ダイオード1
08のアノード側電位110をV1とし、温度をTとす
ると、その関係は次式1で表される。 V1=(k・T/q)・ln(L1/IS1) (式1) ここで、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、qは電子
電荷、IS1はダイオード108の飽和電流である。式
1より、電圧V1は絶対温度によって変化する。従っ
て、電圧V1を、増幅回路で増幅した電圧V2と、温度
判定用基準電圧BGRとを比較することにより、パワー
素子の特定温度を検出することができる。
08のアノード側電位110をV1とし、温度をTとす
ると、その関係は次式1で表される。 V1=(k・T/q)・ln(L1/IS1) (式1) ここで、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、qは電子
電荷、IS1はダイオード108の飽和電流である。式
1より、電圧V1は絶対温度によって変化する。従っ
て、電圧V1を、増幅回路で増幅した電圧V2と、温度
判定用基準電圧BGRとを比較することにより、パワー
素子の特定温度を検出することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の半導体装置において、パワー素子部23と温度検出素
子部21の間に形成されているトレンチ分離層5は、シ
リコン酸化膜等の絶縁膜で形成されている(図7参
照)。
の半導体装置において、パワー素子部23と温度検出素
子部21の間に形成されているトレンチ分離層5は、シ
リコン酸化膜等の絶縁膜で形成されている(図7参
照)。
【0017】従って、パワー素子部23の発熱が、熱抵
抗の大きいトレンチ分離層5によって吸収されてしま
い、温度検出素子21への熱伝導が悪い。従って、温度
検出の感度が悪い。
抗の大きいトレンチ分離層5によって吸収されてしま
い、温度検出素子21への熱伝導が悪い。従って、温度
検出の感度が悪い。
【0018】これを避けるために、図9に示すように、
トレンチ分離層5をパワー素子部23と温度検出素子部
21の間に設けないようにしたものが考えられる。しか
しながら、このような半導体装置では、前述したような
サージによる誤動作を防止するためには、パワー素子部
23と温度検出素子部21との間に横方向にこれらを接
合分離するための分離領域26を設けなくてはならず、
半導体装置が大型化してしまう。
トレンチ分離層5をパワー素子部23と温度検出素子部
21の間に設けないようにしたものが考えられる。しか
しながら、このような半導体装置では、前述したような
サージによる誤動作を防止するためには、パワー素子部
23と温度検出素子部21との間に横方向にこれらを接
合分離するための分離領域26を設けなくてはならず、
半導体装置が大型化してしまう。
【0019】本発明は、同一基板上にパワー素子と温度
検出素子と周辺回路が形成された半導体装置において、
半導体装置を大型化することなく、サージによる誤動作
を防止すると共に、パワー素子の発熱を感度良く検出す
ることのできる半導体装置を提供することを目的とす
る。
検出素子と周辺回路が形成された半導体装置において、
半導体装置を大型化することなく、サージによる誤動作
を防止すると共に、パワー素子の発熱を感度良く検出す
ることのできる半導体装置を提供することを目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の半導体装置においては、同一半導
体基板上に電力用半導体素子部と、この電力用半導体素
子の温度を検出する温度検出素子部が、絶縁物が充填さ
れたトレンチ分離層によって、絶縁分離された半導体装
置において、電力用半導体素子部上に形成された配線層
が、温度検出素子部上まで、延設されるように構成し
た。
に、請求項1に記載の半導体装置においては、同一半導
体基板上に電力用半導体素子部と、この電力用半導体素
子の温度を検出する温度検出素子部が、絶縁物が充填さ
れたトレンチ分離層によって、絶縁分離された半導体装
置において、電力用半導体素子部上に形成された配線層
が、温度検出素子部上まで、延設されるように構成し
た。
【0021】また、請求項2に記載の半導体装置におい
ては、請求項1に記載の半導体装置において、電力用半
導体素子部を複数有し、複数の配線層が、この複数の電
力用半導体素子部から、温度検出素子部上まで延設され
るように構成した。
ては、請求項1に記載の半導体装置において、電力用半
導体素子部を複数有し、複数の配線層が、この複数の電
力用半導体素子部から、温度検出素子部上まで延設され
るように構成した。
【0022】また、請求項3に記載の半導体装置におい
ては、請求項1または2に記載の半導体装置において、
配線層は、温度検出素子部の表面において、絶縁膜を介
さずに直接接続されると共に固定された電位が与えられ
ているように構成した。
ては、請求項1または2に記載の半導体装置において、
配線層は、温度検出素子部の表面において、絶縁膜を介
さずに直接接続されると共に固定された電位が与えられ
ているように構成した。
【0023】また、請求項4に記載の半導体装置におい
ては、請求項1または2に記載の半導体装置において、
温度検出素子部上に絶縁膜を介して、ポリシリコンから
なる電極領域を有し、配線層は、電極領域と接続される
ように構成した。
ては、請求項1または2に記載の半導体装置において、
温度検出素子部上に絶縁膜を介して、ポリシリコンから
なる電極領域を有し、配線層は、電極領域と接続される
ように構成した。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明による半導体装置の
実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0025】(第1の実施の形態)図1は、本発明によ
る半導体装置の第1の実施の形態を示す断面図である。
N型半導体基板1上に絶縁膜2を介して、N型の埋込み
層3が形成されている。このN型の埋込み層3上には、
N型のエピタキシャル層4が形成されている。このエピ
タキシャル層4表面から絶縁膜2に達するまでトレンチ
分離層5が複数個形成されている。これらトレンチ分離
層5は、エピタキシャル層4から絶縁膜2に達するまで
形成されたトレンチにシリコン酸化膜等の絶縁物が充填
されている。この半導体装置ではこのトレンチ分離層5
は2回に分けて形成されている。このトレンチ分離層5
によって、半導体装置1はパワー素子部23、周辺回路
部22、温度検出素子部21に分離されており、いわゆ
るSOI構造を構成している。
る半導体装置の第1の実施の形態を示す断面図である。
N型半導体基板1上に絶縁膜2を介して、N型の埋込み
層3が形成されている。このN型の埋込み層3上には、
N型のエピタキシャル層4が形成されている。このエピ
タキシャル層4表面から絶縁膜2に達するまでトレンチ
分離層5が複数個形成されている。これらトレンチ分離
層5は、エピタキシャル層4から絶縁膜2に達するまで
形成されたトレンチにシリコン酸化膜等の絶縁物が充填
されている。この半導体装置ではこのトレンチ分離層5
は2回に分けて形成されている。このトレンチ分離層5
によって、半導体装置1はパワー素子部23、周辺回路
部22、温度検出素子部21に分離されており、いわゆ
るSOI構造を構成している。
【0026】このトレンチ分離層5は、パワー素子部2
3の動作時等に半導体基板に印加されるサージによる誤
動作を防止するために、パワー素子部23の外周や、温
度検出素子部21の外周に設けられており、半導体基板
1等からの不要な電気的影響を防ぐために設けられてい
る。
3の動作時等に半導体基板に印加されるサージによる誤
動作を防止するために、パワー素子部23の外周や、温
度検出素子部21の外周に設けられており、半導体基板
1等からの不要な電気的影響を防ぐために設けられてい
る。
【0027】周辺回路部22は、N−MOSFET50
とP−MOSFET60によって形成されており、この
N−MOSFET50及びP−MOSFET60によっ
て、C−MOSトランジスタが構成されている。
とP−MOSFET60によって形成されており、この
N−MOSFET50及びP−MOSFET60によっ
て、C−MOSトランジスタが構成されている。
【0028】N−MOSFET50は、N型埋込み層3
上に形成されたP型ウエル領域16表面にソース領域及
びドレイン領域となるN型拡散領域51,52が形成さ
れている。このソース領域51及びドレイン領域52に
挟まれた領域上には絶縁膜を介してゲート電極8が形成
されている。ソース領域51に接地電位を与え、ドレイ
ン領域52に電源電圧を与え、ゲート電極8に所定値以
上の電圧を印加することで、このN−MOSFET50
は、ソース領域51とドレイン領域52の間にチャネル
が形成されて、オンする。ソース領域51に隣接されて
形成されたP型の拡散領域53は、P型ウエル領域16
の電位をソース領域の電位と同じ電位に固定するために
設けられた領域である。
上に形成されたP型ウエル領域16表面にソース領域及
びドレイン領域となるN型拡散領域51,52が形成さ
れている。このソース領域51及びドレイン領域52に
挟まれた領域上には絶縁膜を介してゲート電極8が形成
されている。ソース領域51に接地電位を与え、ドレイ
ン領域52に電源電圧を与え、ゲート電極8に所定値以
上の電圧を印加することで、このN−MOSFET50
は、ソース領域51とドレイン領域52の間にチャネル
が形成されて、オンする。ソース領域51に隣接されて
形成されたP型の拡散領域53は、P型ウエル領域16
の電位をソース領域の電位と同じ電位に固定するために
設けられた領域である。
【0029】P−MOSFET60についても同様に、
埋込み層3上に形成されたN型ウエル領域17表面に形
成されたP型ソース領域61、P型ドレイン領域62、
ゲート電極64及びN型ウエル領域17の電位を固定す
るためのN型拡散領域63から構成されている。動作に
ついては、N−MOSFET50に準ずるため、説明を
省略する。
埋込み層3上に形成されたN型ウエル領域17表面に形
成されたP型ソース領域61、P型ドレイン領域62、
ゲート電極64及びN型ウエル領域17の電位を固定す
るためのN型拡散領域63から構成されている。動作に
ついては、N−MOSFET50に準ずるため、説明を
省略する。
【0030】なお、ここでは周辺回路部22としてC−
MOSトランジスタのみを記述しているが、その他パワ
ー素子部23を駆動するために必要な素子等が形成され
ているが、簡略化のためにここでは省略している。
MOSトランジスタのみを記述しているが、その他パワ
ー素子部23を駆動するために必要な素子等が形成され
ているが、簡略化のためにここでは省略している。
【0031】次に、温度検出素子部21について説明を
行うと、埋込み層3上に形成したN型ウエル領域18の
表面にP型拡散領域66と、N型拡散領域65が形成さ
れている。このN型ウエル領域18とP型拡散領域66
によってPN接合を形成し、ダイオードを構成してい
る。なお、この温度検出素子部21においても、ダイオ
ードのみを図面に示したが、ダイオード以外の温度検出
を行うための素子が形成されているが、簡略化のために
省略している。
行うと、埋込み層3上に形成したN型ウエル領域18の
表面にP型拡散領域66と、N型拡散領域65が形成さ
れている。このN型ウエル領域18とP型拡散領域66
によってPN接合を形成し、ダイオードを構成してい
る。なお、この温度検出素子部21においても、ダイオ
ードのみを図面に示したが、ダイオード以外の温度検出
を行うための素子が形成されているが、簡略化のために
省略している。
【0032】次に、パワー素子部23についての説明を
行うと、埋込み層3上にN型ウエル領域68が形成され
ており、このウエル領域68の表面にはP型のベース領
域14が形成されている。このベース領域14の基板表
面から、N型ウエル領域68に達するまでトレンチが形
成され、このトレンチの底面及び側面にシリコン酸化膜
等の絶縁膜を介して、ポリシリコンが充填されており、
これによりゲート電極15が形成されている。P型ベー
ス領域14の表面には、N型のソース領域71が形成さ
れている。また、ベース領域14が形成されていない部
分において、N型のドレイン引き出し領域19が形成さ
れ、このドレイン引き出し領域19の表面には、N型コ
ンタクト領域72が形成されている。
行うと、埋込み層3上にN型ウエル領域68が形成され
ており、このウエル領域68の表面にはP型のベース領
域14が形成されている。このベース領域14の基板表
面から、N型ウエル領域68に達するまでトレンチが形
成され、このトレンチの底面及び側面にシリコン酸化膜
等の絶縁膜を介して、ポリシリコンが充填されており、
これによりゲート電極15が形成されている。P型ベー
ス領域14の表面には、N型のソース領域71が形成さ
れている。また、ベース領域14が形成されていない部
分において、N型のドレイン引き出し領域19が形成さ
れ、このドレイン引き出し領域19の表面には、N型コ
ンタクト領域72が形成されている。
【0033】動作を説明すると、ソース領域71に接地
電位、ドレインコンタクト領域72に電源電圧を与えた
状態で、ゲート電極15に所定値以上の電圧を加える
と、ゲート電極15と接するベース領域14にチャネル
が形成されて、ソース領域から埋込み層3を介して、ド
レイン引き出し領域19、ドレインコンタクト領域72
へと電子が移動し、電流が流れ、トランジスタとして動
作する。ここまでは、従来の半導体装置と変る部分はな
い。
電位、ドレインコンタクト領域72に電源電圧を与えた
状態で、ゲート電極15に所定値以上の電圧を加える
と、ゲート電極15と接するベース領域14にチャネル
が形成されて、ソース領域から埋込み層3を介して、ド
レイン引き出し領域19、ドレインコンタクト領域72
へと電子が移動し、電流が流れ、トランジスタとして動
作する。ここまでは、従来の半導体装置と変る部分はな
い。
【0034】以下、説明する個所が第1の実施の形態の
特徴部分であり、詳細に説明を行う。80は第1接続用
配線であり、第1検出素子部配線81、第2検出素子部
配線82、第1配線接続部83、第1パワー素子部配線
84からなる。第1検出素子部配線81は、温度検出素
子部21の周辺回路部22側(図面左側)で、拡散領域
65,66が形成されていない、N型ウエル領域18表
面と接続されている。第2検出素子部配線82は、温度
検出素子部21のパワー素子部23側(図面右側)で、
拡散領域65,66が形成されていない、N型ウエル領
域18表面と接続されている。第1パワー素子部配線8
4は、パワー素子部23の一方(図面左側)のトランジ
スタのソース領域71表面と接して接続されている。こ
の第2検出素子部配線82と第1パワー素子部配線84
とは、第1層間絶縁膜9上に積層された第1配線接続部
83によって接続されている。
特徴部分であり、詳細に説明を行う。80は第1接続用
配線であり、第1検出素子部配線81、第2検出素子部
配線82、第1配線接続部83、第1パワー素子部配線
84からなる。第1検出素子部配線81は、温度検出素
子部21の周辺回路部22側(図面左側)で、拡散領域
65,66が形成されていない、N型ウエル領域18表
面と接続されている。第2検出素子部配線82は、温度
検出素子部21のパワー素子部23側(図面右側)で、
拡散領域65,66が形成されていない、N型ウエル領
域18表面と接続されている。第1パワー素子部配線8
4は、パワー素子部23の一方(図面左側)のトランジ
スタのソース領域71表面と接して接続されている。こ
の第2検出素子部配線82と第1パワー素子部配線84
とは、第1層間絶縁膜9上に積層された第1配線接続部
83によって接続されている。
【0035】90は第2接続用配線であり、第3検出素
子部配線91、第2配線接続部92、第2パワー素子部
配線93からなる。第3検出素子部配線91は、第1検
出素子部配線81に積層されており、電気的に接続され
ている。第2パワー素子部配線93は、第2検出素子部
配線82、第1配線接続部83、第1パワー素子部配線
84上に積層されており、電気的に接続されている。こ
の第3検出素子部配線91と、第2パワー素子部配線9
3とは、第2層間絶縁膜11上に積層された第2配線接
続部92によって接続されている。
子部配線91、第2配線接続部92、第2パワー素子部
配線93からなる。第3検出素子部配線91は、第1検
出素子部配線81に積層されており、電気的に接続され
ている。第2パワー素子部配線93は、第2検出素子部
配線82、第1配線接続部83、第1パワー素子部配線
84上に積層されており、電気的に接続されている。こ
の第3検出素子部配線91と、第2パワー素子部配線9
3とは、第2層間絶縁膜11上に積層された第2配線接
続部92によって接続されている。
【0036】なお、これらの第1接続用配線80、第2
接続用配線90は、第1層、第2アルミ配線層10,1
2と同様に、アルミニウムにより形成されている。
接続用配線90は、第1層、第2アルミ配線層10,1
2と同様に、アルミニウムにより形成されている。
【0037】次に、第1の実施の形態の作用を説明す
る。パワー素子部23がオン動作を行い、発熱が生じる
と、その熱はパワー素子部23に接続されている第1パ
ワー素子部配線84に伝わる。第1パワー素子部配線8
4に伝わった熱は、第1配線接続部83を経て、第2検
出素子部配線82によって、温度検出素子部21のN型
ウエル領域18へと伝わる。さらに、第1パワー素子部
配線84に伝わった熱は、第2パワー素子部配線93に
も伝導され、その熱が、第2配線接続部92、第3検出
素子部配線91、第1検出素子部配線81を経て、反対
側の温度検出素子部21のN型ウエル領域18へと伝導
される。
る。パワー素子部23がオン動作を行い、発熱が生じる
と、その熱はパワー素子部23に接続されている第1パ
ワー素子部配線84に伝わる。第1パワー素子部配線8
4に伝わった熱は、第1配線接続部83を経て、第2検
出素子部配線82によって、温度検出素子部21のN型
ウエル領域18へと伝わる。さらに、第1パワー素子部
配線84に伝わった熱は、第2パワー素子部配線93に
も伝導され、その熱が、第2配線接続部92、第3検出
素子部配線91、第1検出素子部配線81を経て、反対
側の温度検出素子部21のN型ウエル領域18へと伝導
される。
【0038】この伝導された熱によって、前述の図8に
示した温度検出回路の出力電圧V1に変化が生じ、これ
を増幅した後、温度検出反転用基準電圧とを比較し、温
度検出を行う。
示した温度検出回路の出力電圧V1に変化が生じ、これ
を増幅した後、温度検出反転用基準電圧とを比較し、温
度検出を行う。
【0039】すなわち、従来、基板を介して伝導してい
たパワー素子部23の熱を、熱伝導率の高い接続用配線
80,90によって伝導させることで、熱を損失するこ
となく、温度検出素子部21へと効率よく伝えることが
できる。また第1パワー素子部配線84は、ソース領域
71との接触面積が大きく、パワー素子全面の発熱が温
度検出素子21へと効率良く伝わる。
たパワー素子部23の熱を、熱伝導率の高い接続用配線
80,90によって伝導させることで、熱を損失するこ
となく、温度検出素子部21へと効率よく伝えることが
できる。また第1パワー素子部配線84は、ソース領域
71との接触面積が大きく、パワー素子全面の発熱が温
度検出素子21へと効率良く伝わる。
【0040】また、パワー素子部23と温度検出素子部
21とを分離するトレンチ分離層5を有しているので、
半導体装置を大型化することなく、サージによる誤動作
を防止することができる。
21とを分離するトレンチ分離層5を有しているので、
半導体装置を大型化することなく、サージによる誤動作
を防止することができる。
【0041】また、第1の実施の形態では、第1接続用
配線80と第1アルミ配線層10、第2接続用配線90
と第2アルミ配線層12とを、第1及び第2層間絶縁膜
9,11のマスクパターンを変更するだけで得られるの
で、従来と変らない工程数で、かつ特殊な技術を使用す
ることなく、製造することができる。
配線80と第1アルミ配線層10、第2接続用配線90
と第2アルミ配線層12とを、第1及び第2層間絶縁膜
9,11のマスクパターンを変更するだけで得られるの
で、従来と変らない工程数で、かつ特殊な技術を使用す
ることなく、製造することができる。
【0042】従って、本発明は、同一基板上にパワー素
子と温度検出素子と周辺回路が形成された半導体装置に
おいて、半導体装置を大型化することなく、サージによ
る誤動作を防止すると共に、パワー素子の発熱を感度良
く検出することができる。
子と温度検出素子と周辺回路が形成された半導体装置に
おいて、半導体装置を大型化することなく、サージによ
る誤動作を防止すると共に、パワー素子の発熱を感度良
く検出することができる。
【0043】また、このアルミ配線層10,12は、パ
ワー素子部23からのノイズが加わる可能性が考えられ
るが、第1の実施の形態では、ソース電極等の接地や電
源電圧等の固定された電極と接続されている配線を用い
ているので、ノイズが加わる可能性が極めて低くなって
いる。
ワー素子部23からのノイズが加わる可能性が考えられ
るが、第1の実施の形態では、ソース電極等の接地や電
源電圧等の固定された電極と接続されている配線を用い
ているので、ノイズが加わる可能性が極めて低くなって
いる。
【0044】次に、図2に示す半導体装置の平面図を用
いて、説明を行う。24は第1の実施の形態に示す半導
体装置が形成された半導体チップであり、25は外周部
近傍に形成された電極パッドであり、パワー素子部2
3、温度検出素子部21、周辺回路部22とアルミ配線
層10,12、または不図示のワイヤーボンディングに
よって、接続されており、さらにワイヤーボンディング
(不図示)によって外部と接続される。
いて、説明を行う。24は第1の実施の形態に示す半導
体装置が形成された半導体チップであり、25は外周部
近傍に形成された電極パッドであり、パワー素子部2
3、温度検出素子部21、周辺回路部22とアルミ配線
層10,12、または不図示のワイヤーボンディングに
よって、接続されており、さらにワイヤーボンディング
(不図示)によって外部と接続される。
【0045】図2に示す半導体装置では、4つのパワー
素子部23が形成されている例を示しており、それぞれ
がトレンチ分離層5によって、絶縁分離されている。
素子部23が形成されている例を示しており、それぞれ
がトレンチ分離層5によって、絶縁分離されている。
【0046】21は温度検出素子部であり、トレンチ分
離層5によってパワー素子部23等の他の領域と絶縁分
離されている。この温度検出素子部21は、各パワー素
子部23ごとに設けることが最良であるが、この温度検
出素子部21を複数個形成することによるチップ面積の
増大や、その処理回路の規模が増大することによる弊害
があるので、1つの温度検出素子部21を形成するよう
にしている。
離層5によってパワー素子部23等の他の領域と絶縁分
離されている。この温度検出素子部21は、各パワー素
子部23ごとに設けることが最良であるが、この温度検
出素子部21を複数個形成することによるチップ面積の
増大や、その処理回路の規模が増大することによる弊害
があるので、1つの温度検出素子部21を形成するよう
にしている。
【0047】20,22は周辺回路部であり、前述した
ように、パワー素子部23の動作を制御する回路部や、
温度検出素子部21からの信号を処理する回路部等であ
る。
ように、パワー素子部23の動作を制御する回路部や、
温度検出素子部21からの信号を処理する回路部等であ
る。
【0048】80(90)は接続用配線であり、各パワ
ー素子部23から温度検出素子部21まで延設されて形
成されており、これがパワー素子部23で発生した熱を
温度検出素子部21まで、低い熱抵抗で伝導する経路と
なっている。
ー素子部23から温度検出素子部21まで延設されて形
成されており、これがパワー素子部23で発生した熱を
温度検出素子部21まで、低い熱抵抗で伝導する経路と
なっている。
【0049】このように、パワー素子部23によって生
じる発熱を、1つの温度検出素子部21まで集中的に伝
導させて、温度検出を行うことができるので、パワー素
子部23の数が増加しても、温度検出素子部21の数
や、その周辺(処理)回路の規模を大きくすることな
く、全てのパワー素子部23の発熱を迅速に精度良く検
知することができる。また、温度検出素子部21を配置
する位置が、複数個のパワー素子部23の発熱を均等に
検出できる位置に配置する必要がないため、レイアウト
設計の自由度が向上する。
じる発熱を、1つの温度検出素子部21まで集中的に伝
導させて、温度検出を行うことができるので、パワー素
子部23の数が増加しても、温度検出素子部21の数
や、その周辺(処理)回路の規模を大きくすることな
く、全てのパワー素子部23の発熱を迅速に精度良く検
知することができる。また、温度検出素子部21を配置
する位置が、複数個のパワー素子部23の発熱を均等に
検出できる位置に配置する必要がないため、レイアウト
設計の自由度が向上する。
【0050】なお、パワー素子部23から温度検出素子
部21まで、熱を伝導する経路は、上述のように、パワ
ー素子部23のソース領域と接続を行うアルミ配線を兼
用した例を示したが、回路を形成するための配線の一部
分、例えばパワー素子部23のソース電極と、このソー
ス電極と接続される電極パッド間のアルミ配線の経路途
中に温度検出素子部21を設けるようにしても良い。
部21まで、熱を伝導する経路は、上述のように、パワ
ー素子部23のソース領域と接続を行うアルミ配線を兼
用した例を示したが、回路を形成するための配線の一部
分、例えばパワー素子部23のソース電極と、このソー
ス電極と接続される電極パッド間のアルミ配線の経路途
中に温度検出素子部21を設けるようにしても良い。
【0051】次に、第1の実施の形態の半導体装置の製
造工程を、図3〜5を用いて説明する。まず、図3
(a)に示すように、N型半導体基板1上の全面に形成
した絶縁膜2と、この絶縁膜2上の全面にN型の埋込み
層3が形成され、さらにこの埋込み層3上全面にエピタ
キシャル層4が形成されたSOI基板を形成する。
造工程を、図3〜5を用いて説明する。まず、図3
(a)に示すように、N型半導体基板1上の全面に形成
した絶縁膜2と、この絶縁膜2上の全面にN型の埋込み
層3が形成され、さらにこの埋込み層3上全面にエピタ
キシャル層4が形成されたSOI基板を形成する。
【0052】次いで、このエピタキシャル層4表面から
絶縁膜2に達するまで、トレンチ溝をRIE(リアクテ
ィブイオンエッチング)法によって選択的に形成する。
このトレンチ溝の底面及び側面にシリコン酸化膜を形成
し、ポリシリコン等の絶縁物を充填することで、トレン
チ分離層5を形成する。なお、9は第1層間絶縁膜であ
る。
絶縁膜2に達するまで、トレンチ溝をRIE(リアクテ
ィブイオンエッチング)法によって選択的に形成する。
このトレンチ溝の底面及び側面にシリコン酸化膜を形成
し、ポリシリコン等の絶縁物を充填することで、トレン
チ分離層5を形成する。なお、9は第1層間絶縁膜であ
る。
【0053】次に、図3(b)に示すように、エピタキ
シャル層4に、選択的にイオンを注入・拡散し、ウエル
領域16,17,18,68、パワー素子部23のドレ
イン引き出し領域19等を形成する。
シャル層4に、選択的にイオンを注入・拡散し、ウエル
領域16,17,18,68、パワー素子部23のドレ
イン引き出し領域19等を形成する。
【0054】次に、図3(c)に示すように、パワー素
子部23のP型ベース領域14をイオン注入・拡散によ
って形成し、このP型ベース領域14表面からN型ウエ
ル領域68に達するまでトレンチ溝をRIE法によって
形成し、その後そのトレンチ溝の底面・側面を酸化し、
更にポリシリコンを充填し、パワー素子部23のゲート
電極15を形成する。
子部23のP型ベース領域14をイオン注入・拡散によ
って形成し、このP型ベース領域14表面からN型ウエ
ル領域68に達するまでトレンチ溝をRIE法によって
形成し、その後そのトレンチ溝の底面・側面を酸化し、
更にポリシリコンを充填し、パワー素子部23のゲート
電極15を形成する。
【0055】次に、図4(d)に示すように、周辺回路
部22のMOSFET50,60のゲート電極8,64
をポリシリコンによって形成した後、周辺回路部22の
ソース領域51,61、ドレイン領域52,62、温度
検出素子部21の拡散領域65,66等を、イオン注入
・拡散によって選択的に形成する。
部22のMOSFET50,60のゲート電極8,64
をポリシリコンによって形成した後、周辺回路部22の
ソース領域51,61、ドレイン領域52,62、温度
検出素子部21の拡散領域65,66等を、イオン注入
・拡散によって選択的に形成する。
【0056】次に、図4(e)に示すように、第1層間
絶縁膜9を所定のマスクパターンによってパターニング
する。このとき、温度検出素子部21の拡散領域65,
66が形成されていないウエル領域18上の第1層間絶
縁膜9も除去する。
絶縁膜9を所定のマスクパターンによってパターニング
する。このとき、温度検出素子部21の拡散領域65,
66が形成されていないウエル領域18上の第1層間絶
縁膜9も除去する。
【0057】次に、図4(f)に示すように、基板1及
び第1層間絶縁膜9上の全面に第1アルミ配線層10を
蒸着によって形成した後、選択的にエッチング除去す
る。このとき、第2検出素子部配線82と、第1パワー
素子部配線84とが、第1配線接続部83によって接続
されるように形成する。
び第1層間絶縁膜9上の全面に第1アルミ配線層10を
蒸着によって形成した後、選択的にエッチング除去す
る。このとき、第2検出素子部配線82と、第1パワー
素子部配線84とが、第1配線接続部83によって接続
されるように形成する。
【0058】次に、図5(g)に示すように、第2層間
絶縁膜11を全面に形成した後、選択的にエッチングを
行う。このときに、第2検出素子部配線82、第1配線
接続部83、第1パワー素子部配線84の表面が露出す
るように、第2層間絶縁膜11をエッチングする。
絶縁膜11を全面に形成した後、選択的にエッチングを
行う。このときに、第2検出素子部配線82、第1配線
接続部83、第1パワー素子部配線84の表面が露出す
るように、第2層間絶縁膜11をエッチングする。
【0059】次に、図5(h)に示すように、第2アル
ミ配線層12を全面に蒸着した後、選択的にエッチング
を行う。このとき、第3検出素子部配線91と、第2パ
ワー素子部配線93とが、第2配線接続部92によって
接続されるように形成する。
ミ配線層12を全面に蒸着した後、選択的にエッチング
を行う。このとき、第3検出素子部配線91と、第2パ
ワー素子部配線93とが、第2配線接続部92によって
接続されるように形成する。
【0060】最後に、図5(i)に示すように、全面に
保護膜13を塗布し、図1に示す半導体装置が形成され
る。
保護膜13を塗布し、図1に示す半導体装置が形成され
る。
【0061】(第2の実施の形態)次に、本発明による
半導体装置の第2の実施の形態を、図6を用いて説明を
行う。第2の実施の形態は、第1の実施の形態と異なる
特徴を中心に説明を行う。
半導体装置の第2の実施の形態を、図6を用いて説明を
行う。第2の実施の形態は、第1の実施の形態と異なる
特徴を中心に説明を行う。
【0062】第1の実施の形態では、温度検出素子部2
1において、N型ウエル領域17表面に第1接続用配線
80(第1検出用素子部配線81、第2検出用素子部配
線82)が直接接続され、いわゆるオーミック接続とな
っていたが、第2の実施の形態においては、そのN型ウ
エル領域17の拡散領域が形成されていない領域におい
て、絶縁膜上にポリシリコンからなるMOS型ゲート構
造の熱伝導部41を介して、第1接続用配線80(第1
検出素子部配線81、第2検出素子部用配線82)と接
続した点である。
1において、N型ウエル領域17表面に第1接続用配線
80(第1検出用素子部配線81、第2検出用素子部配
線82)が直接接続され、いわゆるオーミック接続とな
っていたが、第2の実施の形態においては、そのN型ウ
エル領域17の拡散領域が形成されていない領域におい
て、絶縁膜上にポリシリコンからなるMOS型ゲート構
造の熱伝導部41を介して、第1接続用配線80(第1
検出素子部配線81、第2検出素子部用配線82)と接
続した点である。
【0063】このように構成したことにより、第1の実
施の形態の有する効果に加えて、熱伝導率の低いシリコ
ン酸化膜(絶縁膜)の厚さを極力低減させながら、パワ
ー素子部23と温度検出素子部21の電気的な絶縁分離
を確実に確保することができる。
施の形態の有する効果に加えて、熱伝導率の低いシリコ
ン酸化膜(絶縁膜)の厚さを極力低減させながら、パワ
ー素子部23と温度検出素子部21の電気的な絶縁分離
を確実に確保することができる。
【0064】また、この熱伝導部41を形成することに
よって、第1の実施の形態のように、アルミ接続用配線
80,90を接地電極等の固定電極と接続しなくても、
電気的な絶縁ができるので、このような接続上の制限が
なくなり、アルミ配線層10,12を自由に設計するこ
とができる、設計の自由度が向上する。
よって、第1の実施の形態のように、アルミ接続用配線
80,90を接地電極等の固定電極と接続しなくても、
電気的な絶縁ができるので、このような接続上の制限が
なくなり、アルミ配線層10,12を自由に設計するこ
とができる、設計の自由度が向上する。
【0065】なお、このMOS型ゲート構造の熱伝導部
41は、周辺回路部22のMOSFET50,60のゲ
ート電極8,64を形成する工程と同一工程で形成する
ことができるために、マスクパターンを変更するのみで
形成することができ、製造工程は変らない。
41は、周辺回路部22のMOSFET50,60のゲ
ート電極8,64を形成する工程と同一工程で形成する
ことができるために、マスクパターンを変更するのみで
形成することができ、製造工程は変らない。
【0066】
【発明の効果】本発明は、以上のような特徴をもつ構成
としているため、以下のような効果が得られる。請求項
1に記載の半導体装置においては、電力用半導体素子部
上に形成された配線層が、温度検出素子部上まで、延設
されるように構成したので、電力用半導体素子部の発熱
が配線によって温度検出素子部まで、伝導されるので、
半導体装置を大型化することなく、サージによる誤動作
を防止すると共に、パワー素子の発熱を感度良く検出す
ることができる。
としているため、以下のような効果が得られる。請求項
1に記載の半導体装置においては、電力用半導体素子部
上に形成された配線層が、温度検出素子部上まで、延設
されるように構成したので、電力用半導体素子部の発熱
が配線によって温度検出素子部まで、伝導されるので、
半導体装置を大型化することなく、サージによる誤動作
を防止すると共に、パワー素子の発熱を感度良く検出す
ることができる。
【0067】また、請求項2に記載の半導体装置におい
ては、請求項1に記載の半導体装置において、電力用半
導体素子部を複数個有し、この複数の電力用半導体素子
部から、複数の配線層が、温度検出素子部上まで延設さ
れるように構成したので、請求項1の効果に加え、複数
の電力用半導体素子部によって生じる発熱を、1つの温
度検出素子まで集中的に伝導させて、温度検出を行うこ
とができるので、電力用半導体素子部の数が増加して
も、温度検出素子部の数や、その周辺(処理)回路の規
模を大きくすることなく、全ての電力用半導体素子部の
発熱を迅速に精度良く検知することができる。また、温
度検出素子部を配置する位置が、複数個の電力用半導体
素子部の発熱を均等に検出できる位置に配置する必要が
ないため、レイアウト設計の自由度が向上する。
ては、請求項1に記載の半導体装置において、電力用半
導体素子部を複数個有し、この複数の電力用半導体素子
部から、複数の配線層が、温度検出素子部上まで延設さ
れるように構成したので、請求項1の効果に加え、複数
の電力用半導体素子部によって生じる発熱を、1つの温
度検出素子まで集中的に伝導させて、温度検出を行うこ
とができるので、電力用半導体素子部の数が増加して
も、温度検出素子部の数や、その周辺(処理)回路の規
模を大きくすることなく、全ての電力用半導体素子部の
発熱を迅速に精度良く検知することができる。また、温
度検出素子部を配置する位置が、複数個の電力用半導体
素子部の発熱を均等に検出できる位置に配置する必要が
ないため、レイアウト設計の自由度が向上する。
【0068】また、請求項3に記載の半導体装置におい
ては、請求項1または2に記載の半導体装置において、
配線層は、温度検出素子部の表面において、絶縁膜を介
さずに直接接続されると共に固定された電位が与えられ
ているように構成したので、請求項1記載の発明の効果
に加えて、外部からのノイズが加わる可能性が極めて低
くなり、感度の高い温度検出を行うことができるという
効果を有する。
ては、請求項1または2に記載の半導体装置において、
配線層は、温度検出素子部の表面において、絶縁膜を介
さずに直接接続されると共に固定された電位が与えられ
ているように構成したので、請求項1記載の発明の効果
に加えて、外部からのノイズが加わる可能性が極めて低
くなり、感度の高い温度検出を行うことができるという
効果を有する。
【0069】また、請求項4に記載の半導体装置におい
ては、請求項1または2に記載の半導体装置において、
温度検出素子部上に絶縁膜を介して、ポリシリコンから
なる電極領域を有し、配線層は、電極領域と接続される
ように構成したので、請求項1記載の発明の効果に加え
て、電力用半導体素子部と温度検出素子部の電気的な絶
縁分離を確実に確保することができるという効果を有す
る。
ては、請求項1または2に記載の半導体装置において、
温度検出素子部上に絶縁膜を介して、ポリシリコンから
なる電極領域を有し、配線層は、電極領域と接続される
ように構成したので、請求項1記載の発明の効果に加え
て、電力用半導体素子部と温度検出素子部の電気的な絶
縁分離を確実に確保することができるという効果を有す
る。
【図1】本発明による半導体装置の第1の実施の形態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】第1の実施の形態による半導体装置の平面図で
ある。
ある。
【図3】第1の実施の形態による半導体装置の製造工程
を示す図である。
を示す図である。
【図4】第1の実施の形態による半導体装置の製造工程
を示す図である。
を示す図である。
【図5】第1の実施の形態による半導体装置の製造工程
を示す図である。
を示す図である。
【図6】第2の実施の形態の半導体装置を示す断面図で
ある。
ある。
【図7】従来の半導体装置の断面図である。
【図8】従来の温度検出回路を示す図である。
【図9】従来の半導体装置の断面図である。
1 N型半導体基板 2 絶縁膜 3 N型埋込み層 4 N型エピタキシャル層 5 トレンチ分離層 8 ゲート電極 9 第1層間絶縁膜 10 第1アルミ配線層 11 第2層間絶縁膜 12 第2アルミ配線層 13 最終保護膜 14 P型ベース領域 15 ゲート電極 16 P型ウエル領域 17,18 N型ウエル領域 19 N型ドレイン引き出し領域 20,22 周辺回路部 21 温度検出素子部 23 パワー素子部 24 半導体チップ 25 電極パッド 41 MOS型ゲート構造の熱伝導部 50 N−MOSトランジスタ 51 N型拡散領域(ソース領域) 52 N型拡散領域(ドレイン領域) 53 P型拡散領域 60 P−MOSトランジスタ 61 P型拡散領域(ソース領域) 62 P型拡散領域(ドレイン領域) 63 N型拡散領域 64 ゲート電極 65 N型拡散領域 66 P型拡散領域 68 N型ウエル領域 71 N型ソース領域 72 N型コンタクト領域 80 第1接続用配線 81 第1検出素子部配線 82 第2検出素子部配線 83 第1配線接続部 84 第1パワー素子部配線 90 第2接続用配線 91 第3検出素子部配線 92 第2配線接続部 93 第2パワー素子部配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/06 29/78 Fターム(参考) 2F056 GA04 5F032 AA35 AA44 AA84 BB08 CA01 CA03 CA15 CA17 CA24 DA43 DA53 5F038 AV04 AV06 AZ08 CA08 CD05 CD10 CD18 EZ01 EZ13 EZ14 EZ17 EZ20 5F040 DB03 DB06 DC01 EB12 EC07 EC20 EF07 EF18 EJ03 EJ04 EK05 FC05 5F048 AA01 AA02 AC03 AC06 AC10 BA12 BA16 BB05 BB19 BE03 BE09 BF02 BF03 BF16 BF17 BG14
Claims (4)
- 【請求項1】 同一半導体基板上に電力用半導体素子部
と、該電力用半導体素子の温度を検出する温度検出素子
部が、絶縁物が充填されたトレンチ分離層によって、絶
縁分離された半導体装置において、 前記電力用半導体素子部上に形成された配線層が、前記
温度検出素子部上まで、延設されていることを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置において、 前記電力用半導体素子部を複数有し、複数の前記配線層
が、前記複数の電力用半導体素子部から、前記温度検出
素子部上まで延設されていることを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の半導体
装置において、 前記配線層は、前記温度検出素子部の表面において、絶
縁膜を介さずに直接接続されていると共に、固定された
電位が与えられていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の半導体
装置において、 前記温度検出素子部上に絶縁膜を介して、ポリシリコン
からなる電極領域を有し、前記配線層は、前記電極領域
と接続されていることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11126004A JP2000323654A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11126004A JP2000323654A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000323654A true JP2000323654A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=14924355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11126004A Pending JP2000323654A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000323654A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US9379181B2 (en) | 2013-04-25 | 2016-06-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Semiconductor device |
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CN113809180A (zh) * | 2021-11-19 | 2021-12-17 | 陕西亚成微电子股份有限公司 | 具有温度检测功能的mosfet结构及制造方法 |
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-
1999
- 1999-05-06 JP JP11126004A patent/JP2000323654A/ja active Pending
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