JP2000322615A - 自動料金収受システム用車載装置 - Google Patents
自動料金収受システム用車載装置Info
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- JP2000322615A JP2000322615A JP13106599A JP13106599A JP2000322615A JP 2000322615 A JP2000322615 A JP 2000322615A JP 13106599 A JP13106599 A JP 13106599A JP 13106599 A JP13106599 A JP 13106599A JP 2000322615 A JP2000322615 A JP 2000322615A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動料金収受可能な有料道路の情報を学習
し、自動料金収受可能な道路を通行する時にその道路の
学習情報を利用する。 【解決手段】 自動料金収受可能な道路を通行した時に
通信手段3,3aを介して入手したその道路の情報を記
憶手段7bに記憶しておき、記憶手段7bに記憶されて
いる自動料金収受可能な道路をふたたび通行する時にそ
の道路の記憶情報を利用する。例えば、ナビゲーション
装置7により探索された目的地までの経路上に記憶手段
7bに記憶されている自動料金収受可能な道路がある場
合には、自動料金収受可能な道路を通行することを予告
する。これにより、全国の有料道路に自動料金収受シス
テムが導入されるたびに車載装置のCDROMを交換し
て情報を更新する必要がなく、常に最新の自動料金収受
可能な道路の情報を保持することができる。また、自動
料金収受可能な道路を通行する時に、あわてずにICカ
ードを装着して自動料金収受用のレーンへ進むことがで
き、自動料金収受システムの利用に失敗するのを防止で
きる。
し、自動料金収受可能な道路を通行する時にその道路の
学習情報を利用する。 【解決手段】 自動料金収受可能な道路を通行した時に
通信手段3,3aを介して入手したその道路の情報を記
憶手段7bに記憶しておき、記憶手段7bに記憶されて
いる自動料金収受可能な道路をふたたび通行する時にそ
の道路の記憶情報を利用する。例えば、ナビゲーション
装置7により探索された目的地までの経路上に記憶手段
7bに記憶されている自動料金収受可能な道路がある場
合には、自動料金収受可能な道路を通行することを予告
する。これにより、全国の有料道路に自動料金収受シス
テムが導入されるたびに車載装置のCDROMを交換し
て情報を更新する必要がなく、常に最新の自動料金収受
可能な道路の情報を保持することができる。また、自動
料金収受可能な道路を通行する時に、あわてずにICカ
ードを装着して自動料金収受用のレーンへ進むことがで
き、自動料金収受システムの利用に失敗するのを防止で
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料道路を通行す
る際に通行料金をキャッシュレスで自動的に収受するシ
ステム(以下、ETC(Electric Toll Collection)シ
ステムという)に用いられる車載装置に関する。
る際に通行料金をキャッシュレスで自動的に収受するシ
ステム(以下、ETC(Electric Toll Collection)シ
ステムという)に用いられる車載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車載装置にICカードを装着しておく
と、車両が有料道路の料金所を通過する際にキャッシュ
レスで料金を自動的に収受するようにしたETCシステ
ムが知られている(例えば、特開昭63−44293号
公報参照)。さらに、自動料金収受可能な有料道路(以
下、ETC利用可能道路という)の通行が予測されるの
に、車載装置にICカードが装着されていない場合には
乗員に警告するようにしたETCシステム用車載装置が
知られている(例えば、特開平8−22594号公報参
照)。
と、車両が有料道路の料金所を通過する際にキャッシュ
レスで料金を自動的に収受するようにしたETCシステ
ムが知られている(例えば、特開昭63−44293号
公報参照)。さらに、自動料金収受可能な有料道路(以
下、ETC利用可能道路という)の通行が予測されるの
に、車載装置にICカードが装着されていない場合には
乗員に警告するようにしたETCシステム用車載装置が
知られている(例えば、特開平8−22594号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ETC利用
可能道路において、ETCシステムを利用してキャッシ
ュレスで通行料金を支払うには、通行予定の有料道路が
ETC利用可能道路かどうかの予告が必要である。ET
C利用可能道路であっても乗員が事前にそのことを知ら
ないと、車載装置にICカードを装着し忘れたり、料金
所の自動料金収受用レーン(以下、ETCレーンとい
う)に入り損ねて自動料金収受用ゲート(以下、ETC
ゲートという)を通過しなかったりして、ETCシステ
ムを利用できないことがある。
可能道路において、ETCシステムを利用してキャッシ
ュレスで通行料金を支払うには、通行予定の有料道路が
ETC利用可能道路かどうかの予告が必要である。ET
C利用可能道路であっても乗員が事前にそのことを知ら
ないと、車載装置にICカードを装着し忘れたり、料金
所の自動料金収受用レーン(以下、ETCレーンとい
う)に入り損ねて自動料金収受用ゲート(以下、ETC
ゲートという)を通過しなかったりして、ETCシステ
ムを利用できないことがある。
【0004】そのような不具合を防止するためには、車
載装置にETC利用可能道路に関する最新の情報を記憶
しておく必要があるが、全国の有料道路にETCシステ
ムが導入されるたびに車載装置のCDROMなどを交換
して記憶内容を更新するのは困難である。
載装置にETC利用可能道路に関する最新の情報を記憶
しておく必要があるが、全国の有料道路にETCシステ
ムが導入されるたびに車載装置のCDROMなどを交換
して記憶内容を更新するのは困難である。
【0005】本発明の目的は、自動料金収受可能な有料
道路の情報を学習し、自動料金収受可能な道路を通行す
る時にその道路の学習情報を利用することにある。
道路の情報を学習し、自動料金収受可能な道路を通行す
る時にその道路の学習情報を利用することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】一実施の形態の構成を示
す図1に対応づけて本発明を説明すると、 (1) 本発明は、自動料金収受システムの路側設備と
通信を行う通信手段3,3aを備え、有料道路を通行す
る際に通行料金をキャッシュレスで自動的に収受するシ
ステムに用いられる車載装置1に適用される。そして、
請求項1の発明は、自動料金収受可能な道路を通行した
時に、通信手段3,3aを介して入手したその道路の情
報を記憶する記憶手段7bを備え、記憶手段7bに記憶
されている自動料金収受可能な道路をふたたび通行する
時にその道路の記憶情報を利用する。 (2) 請求項2の自動料金収受システム用車載装置
は、ナビゲーション装置7により探索された目的地まで
の経路上に記憶手段7bに記憶されている自動料金収受
可能な道路がある場合には、自動料金収受可能な道路を
通行することを予告する予告手段2,5,6を備える。 (3) 請求項3の自動料金収受システム用車載装置の
記憶手段7bは、通行した自動料金収受可能な道路の情
報をすでに記憶している場合には、通信手段3,3aを
介して入手した最新の情報で記憶内容を更新するように
したものである。 (4) 請求項4の自動料金収受システム用車載装置の
自動料金収受可能な道路の情報には、少なくとも有料道
路名、通行区間および通行料金が含まれる。
す図1に対応づけて本発明を説明すると、 (1) 本発明は、自動料金収受システムの路側設備と
通信を行う通信手段3,3aを備え、有料道路を通行す
る際に通行料金をキャッシュレスで自動的に収受するシ
ステムに用いられる車載装置1に適用される。そして、
請求項1の発明は、自動料金収受可能な道路を通行した
時に、通信手段3,3aを介して入手したその道路の情
報を記憶する記憶手段7bを備え、記憶手段7bに記憶
されている自動料金収受可能な道路をふたたび通行する
時にその道路の記憶情報を利用する。 (2) 請求項2の自動料金収受システム用車載装置
は、ナビゲーション装置7により探索された目的地まで
の経路上に記憶手段7bに記憶されている自動料金収受
可能な道路がある場合には、自動料金収受可能な道路を
通行することを予告する予告手段2,5,6を備える。 (3) 請求項3の自動料金収受システム用車載装置の
記憶手段7bは、通行した自動料金収受可能な道路の情
報をすでに記憶している場合には、通信手段3,3aを
介して入手した最新の情報で記憶内容を更新するように
したものである。 (4) 請求項4の自動料金収受システム用車載装置の
自動料金収受可能な道路の情報には、少なくとも有料道
路名、通行区間および通行料金が含まれる。
【0007】上述した課題を解決するための手段の項で
は、説明を分かりやすくするために一実施の形態の図を
用いたが、これにより本発明が一実施の形態に限定され
るものではない。
は、説明を分かりやすくするために一実施の形態の図を
用いたが、これにより本発明が一実施の形態に限定され
るものではない。
【0008】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明によれば、自動
料金収受可能な道路を通行した時に通信手段を介して入
手したその道路の情報を記憶手段に記憶しておき、記憶
手段に記憶されている自動料金収受可能な道路をふたた
び通行する時にその道路の記憶情報を利用するようにし
たので、全国の有料道路に自動料金収受システムが導入
されるたびに車載装置のCDROMを交換して情報を更
新する必要がなく、常に最新の自動料金収受可能な道路
の情報を保持することができる。 (2) 請求項2の自動料金収受システム用車載装置に
よれば、ナビゲーション装置により探索された目的地ま
での経路上に記憶手段に記憶されている自動料金収受可
能な道路がある場合には、自動料金収受可能な道路を通
行することを予告するようにしたので、自動料金収受可
能な道路を通行する時に、あわてずにICカードを装着
して自動料金収受用のレーンへ進むことができ、自動料
金収受システムの利用に失敗するのを防止できる。 (3) 請求項3の自動料金収受システム用車載装置に
よれば、通行した自動料金収受可能な道路の情報がすで
に記憶手段に記憶されている場合には、最新の情報で記
憶内容を更新するようにしたので、通行料金の改定や、
出入り口ゲートの新規追加などにも確実に対応すること
ができ、常に最新の自動料金収受可能な道路の情報を保
持することができる。
料金収受可能な道路を通行した時に通信手段を介して入
手したその道路の情報を記憶手段に記憶しておき、記憶
手段に記憶されている自動料金収受可能な道路をふたた
び通行する時にその道路の記憶情報を利用するようにし
たので、全国の有料道路に自動料金収受システムが導入
されるたびに車載装置のCDROMを交換して情報を更
新する必要がなく、常に最新の自動料金収受可能な道路
の情報を保持することができる。 (2) 請求項2の自動料金収受システム用車載装置に
よれば、ナビゲーション装置により探索された目的地ま
での経路上に記憶手段に記憶されている自動料金収受可
能な道路がある場合には、自動料金収受可能な道路を通
行することを予告するようにしたので、自動料金収受可
能な道路を通行する時に、あわてずにICカードを装着
して自動料金収受用のレーンへ進むことができ、自動料
金収受システムの利用に失敗するのを防止できる。 (3) 請求項3の自動料金収受システム用車載装置に
よれば、通行した自動料金収受可能な道路の情報がすで
に記憶手段に記憶されている場合には、最新の情報で記
憶内容を更新するようにしたので、通行料金の改定や、
出入り口ゲートの新規追加などにも確実に対応すること
ができ、常に最新の自動料金収受可能な道路の情報を保
持することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に一実施の形態の構成を示
す。一実施の形態のETCシステム用車載装置1は、E
TCコントローラー2を中心に構成される。このETC
コントローラー2はマイクロコンピューター2aとメモ
リ2bなどの周辺部品から構成され、後述する制御プロ
グラムを実行してETC利用可能道路に関するデータを
学習し、ETC利用可能道路を通行する時にその有料道
路の学習データを利用する。
す。一実施の形態のETCシステム用車載装置1は、E
TCコントローラー2を中心に構成される。このETC
コントローラー2はマイクロコンピューター2aとメモ
リ2bなどの周辺部品から構成され、後述する制御プロ
グラムを実行してETC利用可能道路に関するデータを
学習し、ETC利用可能道路を通行する時にその有料道
路の学習データを利用する。
【0010】ETCコントローラー2には、有料道路の
ゲートや有料道路沿いに設置されたETCシステム路側
設備との間で無線通信を行う送受信回路3およびそのア
ンテナ3aと、ICカードからデータを読み込みICカ
ードにデータを書き込むカードデータ読込書込装置4
と、道路地図を表示するとともにその道路地図上に現在
地、目的地までの経路、ETC利用可能道路などを表示
するLCD5と、音声により経路案内やETC利用案内
を行うスピーカー6と、現在地の検出や目的地までの最
適経路の探索を行うナビゲーション装置7とが接続され
ている。なお、ETC用の車載情報提示手段はこの実施
の形態のLCD5とスピーカー6に限定されず、さらに
LEDや警報器などを併用してもよい。
ゲートや有料道路沿いに設置されたETCシステム路側
設備との間で無線通信を行う送受信回路3およびそのア
ンテナ3aと、ICカードからデータを読み込みICカ
ードにデータを書き込むカードデータ読込書込装置4
と、道路地図を表示するとともにその道路地図上に現在
地、目的地までの経路、ETC利用可能道路などを表示
するLCD5と、音声により経路案内やETC利用案内
を行うスピーカー6と、現在地の検出や目的地までの最
適経路の探索を行うナビゲーション装置7とが接続され
ている。なお、ETC用の車載情報提示手段はこの実施
の形態のLCD5とスピーカー6に限定されず、さらに
LEDや警報器などを併用してもよい。
【0011】ナビゲーション装置7は衛星からのGPS
電波を受信するアンテナ7aや方位センサー(不図示)
などを備え、衛星航法と自律航法により現在地を検出す
る。ナビゲーション装置7はまた、ETC利用可能道路
のデータを記憶するためのメモリ7bを備えている。な
お、メモリ7bにはバッテリーバックアップRAM、E
EPROM、磁気テープ、磁気ディスクなどの記憶素子
を用いることができる。また、ナビゲーション装置7は
LCD5にも接続されており、LCD5に表示される道
路地図、現在地およびETC利用可能道路のデータはナ
ビゲーション装置7からLCD5に送られる。
電波を受信するアンテナ7aや方位センサー(不図示)
などを備え、衛星航法と自律航法により現在地を検出す
る。ナビゲーション装置7はまた、ETC利用可能道路
のデータを記憶するためのメモリ7bを備えている。な
お、メモリ7bにはバッテリーバックアップRAM、E
EPROM、磁気テープ、磁気ディスクなどの記憶素子
を用いることができる。また、ナビゲーション装置7は
LCD5にも接続されており、LCD5に表示される道
路地図、現在地およびETC利用可能道路のデータはナ
ビゲーション装置7からLCD5に送られる。
【0012】図2および図3は自動料金収受(ETC)
プログラムを示すフローチャートである。これらのフロ
ーチャートにより、一実施の形態の動作を説明する。E
TCコントローラー2は、車両のイグニッションスイッ
チ(不図示)がオンしてETCシステム用車載装置1に
電源が投入されると、このETCプログラムの実行を開
始する。
プログラムを示すフローチャートである。これらのフロ
ーチャートにより、一実施の形態の動作を説明する。E
TCコントローラー2は、車両のイグニッションスイッ
チ(不図示)がオンしてETCシステム用車載装置1に
電源が投入されると、このETCプログラムの実行を開
始する。
【0013】ステップ1において、カードデータ読込書
込装置4へETCシステム用ICカードが挿入されたか
どうかを確認する。このICカードの挿入検知は、機械
的スイッチやフォトカップラーなどのセンサーを用いて
行えばよい。ICカードが挿入されていればステップ2
へ進み、ナビゲーション装置7による目的地までの経路
誘導が開始されているかどうかを確認する。経路誘導が
開始されていればステップ4へ進み、経路誘導が行われ
ていなければステップ7へ進む。
込装置4へETCシステム用ICカードが挿入されたか
どうかを確認する。このICカードの挿入検知は、機械
的スイッチやフォトカップラーなどのセンサーを用いて
行えばよい。ICカードが挿入されていればステップ2
へ進み、ナビゲーション装置7による目的地までの経路
誘導が開始されているかどうかを確認する。経路誘導が
開始されていればステップ4へ進み、経路誘導が行われ
ていなければステップ7へ進む。
【0014】経路誘導が行われている時は、ステップ4
で目的地までの経路上にETC利用可能道路があるかど
うかを確認する。ナビゲーション装置7のメモリ7bに
は、図4に示すようにETC利用可能な有料道路名、通
行区間、通行料金などのETC利用可能道路のデータが
記憶されている。ETCシステム用車載装置1がユーザ
ーに提供される際には、ほぼその時点での最新のETC
利用可能道路データがメモリ7bに収録されている。そ
こで、メモリ7bに収録されているETC利用可能道路
データを検索し、目的地までの経路上の道路がメモリ7
bに記憶されているETC利用可能道路かどうかを確認
する。
で目的地までの経路上にETC利用可能道路があるかど
うかを確認する。ナビゲーション装置7のメモリ7bに
は、図4に示すようにETC利用可能な有料道路名、通
行区間、通行料金などのETC利用可能道路のデータが
記憶されている。ETCシステム用車載装置1がユーザ
ーに提供される際には、ほぼその時点での最新のETC
利用可能道路データがメモリ7bに収録されている。そ
こで、メモリ7bに収録されているETC利用可能道路
データを検索し、目的地までの経路上の道路がメモリ7
bに記憶されているETC利用可能道路かどうかを確認
する。
【0015】経路上にETC利用可能道路があればステ
ップ5へ進み、なければステップ7へ進む。経路上にE
TC利用可能道路がある場合は、ステップ5でその道路
の入口ゲートまで1kmの距離になったかどうかを確認す
る。なお、目的地までの経路上に複数のETC利用可能
道路がある場合には、最初に到達するETC利用可能道
路から順番に処理を行う。ETC利用可能道路の1km手
前まで来たら、ステップ6でETC利用可能道路を通行
することをスピーカー6により予告放送するとともに、
LCD5に予告表示する。
ップ5へ進み、なければステップ7へ進む。経路上にE
TC利用可能道路がある場合は、ステップ5でその道路
の入口ゲートまで1kmの距離になったかどうかを確認す
る。なお、目的地までの経路上に複数のETC利用可能
道路がある場合には、最初に到達するETC利用可能道
路から順番に処理を行う。ETC利用可能道路の1km手
前まで来たら、ステップ6でETC利用可能道路を通行
することをスピーカー6により予告放送するとともに、
LCD5に予告表示する。
【0016】ステップ7で、ETC利用可能道路の入口
側ETCゲートの通過を確認する。なお、ETCシステ
ム用車載装置1を設置していない車両のために、ETC
利用可能道路にもETCゲートと、通行券を利用して料
金を現金で支払うか、あるいはETCシステム用ICカ
ード、クレジットカード、プリペイドカードなどを収受
員に手渡して料金を支払う従来のゲート(以下、非ET
Cゲートという)とが併設される。
側ETCゲートの通過を確認する。なお、ETCシステ
ム用車載装置1を設置していない車両のために、ETC
利用可能道路にもETCゲートと、通行券を利用して料
金を現金で支払うか、あるいはETCシステム用ICカ
ード、クレジットカード、プリペイドカードなどを収受
員に手渡して料金を支払う従来のゲート(以下、非ET
Cゲートという)とが併設される。
【0017】入口側ETCゲートを通過する時に、ステ
ップ8でETCゲートの路側設備との間で通信を行い、
有料道路名や入口ゲート名などのETC情報を入力し、
カードデータ読込書込装置4によりICカードに記録す
るとともに、ETCコントローラー2のメモリ2bに一
時記憶する。さらに、LCD5にETCシステムの利用
を表示する。
ップ8でETCゲートの路側設備との間で通信を行い、
有料道路名や入口ゲート名などのETC情報を入力し、
カードデータ読込書込装置4によりICカードに記録す
るとともに、ETCコントローラー2のメモリ2bに一
時記憶する。さらに、LCD5にETCシステムの利用
を表示する。
【0018】ステップ9において、出口側ETCゲート
の通過を確認する。出口側ETCゲートを通過する時
に、ステップ10でETCゲートの路側設備との間で通
信を行い、自動料金収受処理を行うとともに出口ゲート
名や通行料金(収受金額)などのETC情報を入力し、
カードデータ読込書込装置4によりICカードに記録す
るとともに、ETCコントローラー2のメモリ2bに一
時記憶する。さらに、LCD5にETCシステムの利用
結果、すなわち通行区間や通行料金などを表示する。
の通過を確認する。出口側ETCゲートを通過する時
に、ステップ10でETCゲートの路側設備との間で通
信を行い、自動料金収受処理を行うとともに出口ゲート
名や通行料金(収受金額)などのETC情報を入力し、
カードデータ読込書込装置4によりICカードに記録す
るとともに、ETCコントローラー2のメモリ2bに一
時記憶する。さらに、LCD5にETCシステムの利用
結果、すなわち通行区間や通行料金などを表示する。
【0019】続くステップ11で、通行したETC利用
可能道路のデータがナビゲーション装置7のメモリ7b
に記憶されているかどうかを確認する。ETCシステム
を全国のすべての有料道路に一度に設置することは不可
能であるから、順次設置していくことになる。ETCシ
ステム用車載装置1がユーザーに提供される際には、ほ
ぼその時点の最新のETC利用可能道路データ(図4参
照)が収録されている。しかし、その後にETCシステ
ムが設置された道路については、ナビゲーション装置7
のメモリ7bにETC利用可能道路データが記憶されて
いない。上述したように、通行予定の有料道路がETC
利用可能道路であっても乗員が事前にそのことを知らな
いと、車載装置1にICカードを装着し忘れたり、ET
Cレーンに入り損ねてETCゲートを通過しなかったり
して、ETCシステムを利用できないことがある。
可能道路のデータがナビゲーション装置7のメモリ7b
に記憶されているかどうかを確認する。ETCシステム
を全国のすべての有料道路に一度に設置することは不可
能であるから、順次設置していくことになる。ETCシ
ステム用車載装置1がユーザーに提供される際には、ほ
ぼその時点の最新のETC利用可能道路データ(図4参
照)が収録されている。しかし、その後にETCシステ
ムが設置された道路については、ナビゲーション装置7
のメモリ7bにETC利用可能道路データが記憶されて
いない。上述したように、通行予定の有料道路がETC
利用可能道路であっても乗員が事前にそのことを知らな
いと、車載装置1にICカードを装着し忘れたり、ET
Cレーンに入り損ねてETCゲートを通過しなかったり
して、ETCシステムを利用できないことがある。
【0020】そこでこの実施の形態では、ETC利用可
能道路データがナビゲーション装置7にまだ記憶されて
いないETC利用可能道路を最初に通過した時は、ステ
ップ12で、ETCコントローラー2のメモリ2bに一
時記憶されている有料道路名、入口ゲート名と出口ゲー
ト名(通行区間)、通行料金などのETC利用可能道路
データをナビゲーション装置7のメモリ7bに記憶す
る。それにより、ふたたびその有料道路を通行する時に
は、ステップ6で上述したようにETC利用可能道路を
通行することを予告することができ、運転者があわてず
にICカードを装着してETCレーンへ進むことがで
き、ETCシステムの利用に失敗するのを防止できる。
また、ETC利用可能道路を通行するたびにETC利用
可能道路データを学習しメモリ7bに記憶するようにし
たので、全国の有料道路にETCシステムが導入される
たびに車載装置のCDROMを交換してETC利用可能
道路データを更新する必要がなく、常に最新のETC利
用可能道路データを保持することができる。
能道路データがナビゲーション装置7にまだ記憶されて
いないETC利用可能道路を最初に通過した時は、ステ
ップ12で、ETCコントローラー2のメモリ2bに一
時記憶されている有料道路名、入口ゲート名と出口ゲー
ト名(通行区間)、通行料金などのETC利用可能道路
データをナビゲーション装置7のメモリ7bに記憶す
る。それにより、ふたたびその有料道路を通行する時に
は、ステップ6で上述したようにETC利用可能道路を
通行することを予告することができ、運転者があわてず
にICカードを装着してETCレーンへ進むことがで
き、ETCシステムの利用に失敗するのを防止できる。
また、ETC利用可能道路を通行するたびにETC利用
可能道路データを学習しメモリ7bに記憶するようにし
たので、全国の有料道路にETCシステムが導入される
たびに車載装置のCDROMを交換してETC利用可能
道路データを更新する必要がなく、常に最新のETC利
用可能道路データを保持することができる。
【0021】通行したETC利用可能道路のデータがナ
ビゲーション装置7のメモリ7bにすでに記憶されてい
る場合には、ステップ13で今回徴収された通行料金と
メモリ7bに記憶されている通行料金データとを照合
し、通行料金が改定されているかどうかを確認する。通
行料金が改訂されている場合はステップ14へ進み、今
回徴収された通行料金でメモリ7bの通行料金データを
更新する。これにより、通行料金の改定や、出入り口ゲ
ートの新規追加などにも確実に対応することができ、常
に最新のETC利用可能道路データを保持することがで
きる。以上の処理が終了したらステップ1へ戻り、上述
したETC処理を繰り返す。
ビゲーション装置7のメモリ7bにすでに記憶されてい
る場合には、ステップ13で今回徴収された通行料金と
メモリ7bに記憶されている通行料金データとを照合
し、通行料金が改定されているかどうかを確認する。通
行料金が改訂されている場合はステップ14へ進み、今
回徴収された通行料金でメモリ7bの通行料金データを
更新する。これにより、通行料金の改定や、出入り口ゲ
ートの新規追加などにも確実に対応することができ、常
に最新のETC利用可能道路データを保持することがで
きる。以上の処理が終了したらステップ1へ戻り、上述
したETC処理を繰り返す。
【0022】なお、上述した一実施の形態では、ETC
システム用車載装置1がユーザーに提供される際に、ほ
ぼその時点での最新のETC利用可能道路データがナビ
ゲーション装置7のメモリ7bに収録されていることを
前提にして説明したが、本発明はETC利用可能道路デ
ータが当初、全く記憶されていない場合にも適用するこ
とができる。
システム用車載装置1がユーザーに提供される際に、ほ
ぼその時点での最新のETC利用可能道路データがナビ
ゲーション装置7のメモリ7bに収録されていることを
前提にして説明したが、本発明はETC利用可能道路デ
ータが当初、全く記憶されていない場合にも適用するこ
とができる。
【図1】 一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 一実施の形態の自動料金収受プログラムを示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図3】 図2に続く、一実施の形態の自動料金収受プ
ログラムを示すフローチャートである。
ログラムを示すフローチャートである。
【図4】 ETC利用可能道路データを示す図である。
1 ETCシステム用車載装置 2 ETCコントローラー 2a CPU 2b メモリ 3 送受信回路 3a アンテナ 4 カードデータ読込書込装置 5 LCD 6 スピーカー 7 ナビゲーション装置 7a アンテナ 7b メモリ
Claims (4)
- 【請求項1】自動料金収受システムの路側設備と通信を
行う通信手段を備え、有料道路を通行する際に通行料金
をキャッシュレスで自動的に収受するシステムに用いら
れる車載装置において、 自動料金収受可能な道路を通行した時に、前記通信手段
を介して入手したその道路の情報を記憶する記憶手段を
備え、 前記記憶手段に記憶されている自動料金収受可能な道路
をふたたび通行する時にその道路の記憶情報を利用する
ことを特徴とする自動料金収受システム用車載装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の自動料金収受システム用
車載装置において、 ナビゲーション装置により探索された目的地までの経路
上に前記記憶手段に記憶されている自動料金収受可能な
道路がある場合には、自動料金収受可能な道路を通行す
ることを予告する予告手段を備えることを特徴とする自
動料金収受システム用車載装置。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の自動料金
収受システム用車載装置において、 前記記憶手段は、通行した自動料金収受可能な道路の情
報をすでに記憶している場合には、前記通信手段を介し
て入手した最新の情報で記憶内容を更新することを特徴
とする自動料金収受システム用車載装置。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれかの項に記載の自動
料金収受システム用車載装置において、 自動料金収受可能な道路の情報には、少なくとも有料道
路名、通行区間および通行料金が含まれることを特徴と
する自動料金収受システム用車載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13106599A JP2000322615A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 自動料金収受システム用車載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13106599A JP2000322615A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 自動料金収受システム用車載装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000322615A true JP2000322615A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15049195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13106599A Pending JP2000322615A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 自動料金収受システム用車載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000322615A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002337613A (ja) * | 2001-05-17 | 2002-11-27 | Murakami Corp | 電池駆動ミラー装置 |
-
1999
- 1999-05-12 JP JP13106599A patent/JP2000322615A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002337613A (ja) * | 2001-05-17 | 2002-11-27 | Murakami Corp | 電池駆動ミラー装置 |
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