JP2000322546A - Pcカード - Google Patents

Pcカード

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Publication number
JP2000322546A
JP2000322546A JP11127334A JP12733499A JP2000322546A JP 2000322546 A JP2000322546 A JP 2000322546A JP 11127334 A JP11127334 A JP 11127334A JP 12733499 A JP12733499 A JP 12733499A JP 2000322546 A JP2000322546 A JP 2000322546A
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JP
Japan
Prior art keywords
card
view
cover
frame
covers
Prior art date
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Pending
Application number
JP11127334A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunikazu Miyamoto
邦一 宮本
Keisuke Nakamura
恵介 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP11127334A priority Critical patent/JP2000322546A/ja
Publication of JP2000322546A publication Critical patent/JP2000322546A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PCカード内部の実装面積拡大と、組み立て
工数削減、コストダウンを図ることができるPCカード
を提供すること。 【解決手段】 端部に少なくとも一つのコネクタ4,
5,6を備えた基板を一対のカバー1,2で表裏両面か
ら覆ったPCカード10において,前記カバー1,2の
夫々は、両側を内側に向かって折り返して形成した折り
返し部11,21を有し、前記カバー1,2の前記折り
返し部11,21の夫々対応する対向面を互いに接触さ
せることによって形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノート型パソコン
等のパーソナルコンピュータ(PC)のスロットに挿入
されるPCカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のPCカードとして図9,
図10,及び図11に示されるものがある。図9は従来
技術によるPCカードの一例を示す分解組立斜視図であ
る。
【0003】図9を参照すると、PCカード50は、対
向面の側部に突出片51a,52aを夫々備えた表カバ
ー51及び裏カバー52と、口字形のフレーム54と、
板状の基板53とを備えている。ここで、説明の便宜
上、PC等のスロットに差し込む側を前端、差し込んだ
時に露出する側を後端と呼ぶ。また、基板53の一面
上、前端側にはコネクタ56が搭載され、基板53の一
面上の後端側には、コネクタ57、58が搭載されてい
る。フレーム54の後端には、コネクタ57,58に対
応した凹部54a,54bが形成されており、更に、舌
片55aを備えたグランドクリップ55が設けられてい
る。
【0004】基板53をフレーム54に装着する際に、
フレーム54の凹部54a,54bにコネクタ57,5
8が収容される。また、その際に、フレーム54の両端
より、内側に設けられた係合孔54c,54dと、コネ
クタ57,58の外側に突出して設けられた突出部57
a,58aとが係合する。
【0005】図10は従来技術によるPCカードの他の
一例を示す全体図で、(a)は正面図、(b)は平面
図、(c)は左側面図、(d)は右側面図、(e)は背
面図である。また、図11は図10(b)のIX−IX線断
面図である。
【0006】図10及び図11の例は、PCカードの後
端側にコネクタ61が一つのみ設けられている他は、図
9の例と同様な構成を有する。
【0007】図10及び図11に示すように、組み立て
の際には、フレーム54にカバー51、52の両側部が
係合するとともに、基板53の一面にグランドクリップ
55の舌片55aが当接する構成を有している。
【0008】上述したように、従来、PCMCIA(pe
rsonal computer memory card international associat
ion)に規定されている機械的強度を満足させることが困
難であり、従来のPCカードの構成においては、樹脂製
のフレームを挟み込んでいた。この構造の欠点は、樹脂
製フレーム組み立て前と後の寸法管理が難しいこと。ま
た、カバーとフレームの接着力を十分且つ安定して出す
ことが課題であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
PCカードにおいては、構成部品が多い為、コスト、部
品管理面で問題となった。
【0010】また、図9に示すように、フレームにカバ
ーを固定する手段として、接着,ねじ止め,溶着等を用
いるため、フレームの幅寸法を大きくする程、内部の基
板の面積は小さくなり、多くの部品を実装することは、
困難であるという欠点を有した。
【0011】また、上記で述べた様に、フレームとカバ
ーの固定には、工数がかかり、また、組み立て専用の設
備を必要とした。
【0012】そこで、本発明の一技術的課題は、PCカ
ードの構成部品である金属製カバーの機械的強度を向上
させる構造によって樹脂製フレームを排除することがで
きるPCカードを提供することにある。
【0013】また、本発明のもう一つの技術的課題は、
表カバーと裏カバーが容易に組み立てられる嵌め合わせ
構造を有するPCカードを提供することにある。
【0014】さらに、本発明のさらにもう一つの技術的
課題は,上記した2つの構造によって、PCカード内部
の実装面積拡大と、組み立て工数削減、コストダウンを
図ることができるPCカードを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、端部に
少なくとも一つのコネクタを備えた基板を一対のカバー
で表裏両面から覆ったPCカードにおいて,前記カバー
の夫々は、両側を内側に向かって折り返して折り返し部
を有し、前記カバーの前記折り返し部の夫々対応する対
向面を互いに接触させることによって形成されているこ
とを特徴とするPCカードが得られる。
【0016】また、本発明によれば、前記PCカードに
おいて、互いに対応する前記対向面は、互いに係合する
係合部を備えていることを特徴とするPCカードが得ら
れる。
【0017】また、本発明によれば、前記いずれかのP
Cカードにおいて、前記折り返し部は、カバーの内側に
向かって開口した断面コ字形状を有することを特徴とす
るPCカードが得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0019】図1は本発明の第1の実施の形態によるP
Cカードを示す分解組立図である。
【0020】図1を参照すると、PCカード10は、一
対の金属製のカバー1,2と基板3とを備えている。こ
こで,一対のカバー1,2を説明の便宜上、図1におい
て,基板3の上部に設けられたものを表カバー1と呼
び、基板3の下部に設けられたものを裏カバー2と呼
ぶ。表カバー1は両側がコの字形状に折り返された折り
返し部11を備えており、その底面から裏カバー2側に
突出するように、係合突起12が設けられている。
【0021】また、裏カバー2も同様にコの字形状に折
り返された折り返し部21を備えており、この折り返し
部21の上面には、表カバー1の係合突起12と係合す
るための係合孔22を備えている。
【0022】また、基板3は、前端に基板3と一体のコ
ネクタ6が設けられ、一方、後端には、前端と同様の基
板3と一体のコネクタ4,5を備えている。
【0023】図2は本発明の第2の実施の形態によるP
Cカードの全体を示す図で、(a)は正面図、(b)は
平面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図、及び
(e)は背面図である。
【0024】図2のPCカードは、図1の第1の実施の
形態によるものとは、後端のコネクタの数が異なるだけ
で、他は同様の構成を有している。
【0025】図3は図2のPCカードのIII −III 線に
沿う断面図である。図3に示すように、表カバー1及び
裏カバー2の間に基板3を挟み込み、表カバー1及び裏
カバー2の折り返し部11及び21が互いに重ね合わさ
れ、係合孔22に係合突起12が挿入されて表カバー1
と裏カバー2とが一体となる。その際に、裏カバー2の
端子部7と基板のスールーホール3aとが接続される。
【0026】図4は図2のPCカードのカバーの変形例
を示す図である。図4を参照すると、表カバー1及び裏
カバー2とは打ち抜き及びプレス加工によって、前端部
同士を連結片31を介して一体に連結して形成されてい
る。使用に際しては、連結片31の夫々のカバーとの境
界部が折り曲げられて使用される。尚、この部分で、切
り離しても良いことは勿論である。
【0027】図5(a)はカバーの係合部の組み立ての
説明に供せられる断面図、図5(b)は(a)のVB−
VBにおける断面図、図5(c)は(b)の同様な部分
の側面図である。図6乃至図8も同様にカバーの係合部
の組み立ての説明に供せられる部分斜視図である。
【0028】図5(a),(b),及び(c)を参照す
ると、挿入前において,断面VB−VBより先端12a
のみが、係合溝22に位置決めされる。また、係合突起
部12は、先端部12aと、その先端より縁部が弧を描
いて両側に延在する略直角三角形状のバネ片12cを備
えている。このバネ片12cの縁部と反対側の縁部は、
折り曲げ部11の表面と略平行に形成された係合部12
dが形成されている。このバネ片12cは,係合溝22
の両端部の延在方向に対して角度を為す様に、互いに向
かい合う方向に折れ曲がるように、形成されている。
【0029】図6に示すように、係合溝22は、中央部
22aと中央部22aの両端から同じ方向に折れ曲が
り、更に中央部と同じ方向に互いに逆向きに延在する両
端部22bとを有している。
【0030】図7(a),(b),及び(c)に示すよ
うに、折り返し部11に形成された係合突起12を同じ
く折り返し部21に形成された係合溝22に挿入の際
に、先端12aが係合溝22にさしかかり、さらに押し
込むとその延長部分であるバネ片の縁部12bが係合溝
22の縁にあたりながら、滑りこみ、バネ片12cが係
合溝22の形状に沿って変形していく。
【0031】図8(a),(b),及び(c)に示すよ
うに、表裏カバー1,2の夫々の折り返し部11,21
の対向面同士が接触し、係合突起12のバネ片12cが
変形しながら、係合溝22を通過し、元の形状に戻るの
で、係合部12dでロックされる。
【0032】尚,変形例として、他に、CFカードやラ
イトレンズを固定する枠、窓の枠等ある程度強度を必要
とし、通常の使用で取り外すことのない物にも応用する
ことができる。
【0033】以上説明したように、本発明の実施の形態
においては、カバーの両側を折り返し、コの字型にし、
2枚を組み合わせることにより、曲げ、捩じりに対して
強い構造を得ることができる。
【0034】また、本発明の実施の形態によるPCカー
ドにおいて、カバーに折り返し部11、21を設けて接
合したので、樹脂製フレームが不要となり、構成部品か
ら削除することができる。
【0035】また,本発明の実施の形態によるPCカー
ドにおいて、フレーム部が除去されたので、PCカード
内の基板面積を広く取ることができる。
【0036】さらに、本発明の実施の形態によるPCカ
ードにおいて、表カバー1と裏カバー2を合わせること
によって係止される構造であるので、強度があり、ま
た、組み立てが容易でもある。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、従来においては、
樹脂製フレームは,熱,湿気,又はその他の応力によっ
て変形しやすいので、カバーとの組み立ての際、組立機
の調整や組み立て場所を考慮する必要があったが、本発
明によれば、樹脂製フレームを除去することによって、
カバー部品寸法が満足していれば、樹脂フレームの持っ
ているこれらの欠点を除去することができるPCカード
を提供することができる。
【0038】また、本発明によれば、樹脂製フレームを
削除するたけではなく、金属製カバーに折り返し部を設
けると共に、基板と接触させることにより、グランド金
属クリップも削除でき、部品点数を減らすことができる
PCカードを提供することができる。
【0039】また、本発明によれば、金属製カバーの両
端を折り曲げ、コの字型にし、張り合わせることによ
り、フレームを使用する従来のタイプよりも内部の基板
面積は広く取れ、曲げ、捩じりによる機械的強度も従来
のPCカードと同レベル以上であるPCカードを提供す
ることができる。
【0040】さらに、本発明によれば、カバーの組み立
てに専用の設備を必要とせず、手で嵌め合わせて押し込
むことによって完成品となり、容易に製造することがで
きるPCカードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるPCカードの
分解組立斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態によるPCカードの
全体図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、
(c)は左側面図、(d)は右側面図、(e)は背面図
である。
【図3】図2(b)のIII −III 線に沿う断面図であ
る。
【図4】図2のPCカードの表裏一体型カバーを示す平
面図である。
【図5】(a)は図2のPCカードの組立て動作の説明
に供せられる図である。(b)は(a)のVB−VB線
に沿う断面図である。(c)は(b)と同じ部分を側面
から眺めた断面図である。
【図6】図2の係合部を主に示す部分斜視図である。
【図7】(a)は図2のPCカードの組立て動作の説明
に供せられる図である。(b)は(a)のVIIB−VIIB線
に沿う断面図である。(c)は(b)と同じ部分を側面
から眺めた断面図である。(d)は係合突起の拡大図で
ある。
【図8】(a)は図2のPCカードの組立て動作の説明
に供せられる図である。(b)は(a)のVIIIB −VIII
B 線に沿う断面図である。(c)は(b)と同じ部分を
側面から眺めた断面図である。
【図9】従来の一例によるPCカードの分解組立斜視図
である。
【図10】従来の他の例によるPCカードの全体図で、
(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図、
(d)は右側面図、(e)は背面図である。
【図11】図10(b)のIX−IX線に沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
1,51 表カバー 2,52 裏カバー 3 基板 4,5,6,56,57,58 コネクタ 11,21 折り返し部 12 係合突起 22 係合溝 31 連結片 50 PCカード 54 フレーム 55 グランドクリップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部に少なくとも一つのコネクタを備え
    た基板を一対のカバーで表裏両面から覆ったPCカード
    において,前記カバーの夫々は、両側を内側に向かって
    折り返して形成した折り返し部を有し、前記カバーの前
    記折り返し部の夫々対応する対向面を互いに接触させる
    ことによって形成されていることを特徴とするPCカー
    ド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のPCカードにおいて、互
    いに対応する前記対向面は、互いに係合する係合部を備
    えていることを特徴とするPCカード。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のPCカードにおい
    て、前記折り返し部は、カバーの内側に向かって開口し
    た断面コ字形状を有することを特徴とするPCカード。
JP11127334A 1999-05-07 1999-05-07 Pcカード Pending JP2000322546A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100598306B1 (ko) 2003-12-05 2006-07-10 니혼앗짜쿠단시세이소 가부시키가이샤 컴퓨터 카드
US7121846B2 (en) 2004-04-14 2006-10-17 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Card-like electronic device which can readily be disassembled

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Effective date: 20041104