JP2000321096A - 光電式エンコーダ及びその受光モジュールの製造方法 - Google Patents

光電式エンコーダ及びその受光モジュールの製造方法

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JP2000321096A
JP2000321096A JP11129320A JP12932099A JP2000321096A JP 2000321096 A JP2000321096 A JP 2000321096A JP 11129320 A JP11129320 A JP 11129320A JP 12932099 A JP12932099 A JP 12932099A JP 2000321096 A JP2000321096 A JP 2000321096A
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Toru Yaku
亨 夜久
Hiroshi Kuroki
博 黒木
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Mitutoyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受光側インデックス格子と受光素子を密接さ
せて高い受光感度を得ることを可能とした受光モジュー
ルを備えた光電式エンコーダを提供する。 【解決手段】 格子12が形成された反射型スケール
1、これに光照射する光源2、スケール1からの反射光
を受光する受光モジュール3を有し、受光モジュール3
は、透明基板31と、これに形成されたパッド電極35
及び信号配線36と、この透明基板31にパッド電極3
5及び信号配線36の必要部分を露出させた状態にパタ
ーン形成された所定厚みのSOG膜37と、この上に形
成された光源側インデックス格子32及び受光側インデ
ックス格子33と、受光側インデックス格子33上に位
置するように基板31に搭載され、バンプ電極38がパ
ッド電極35に接続された受光素子チップ34とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光電式エンコー
ダに係り、特にインデックス格子と受光ICを一体化し
てなる受光モジュールの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】3格子システムの光電式エンコーダは、
スケール格子の他に光源側インデックス格子と受光側イ
ンデックス格子を有する。光源からの光は、光源側イン
デックス格子により変調されてスケール格子に照射され
る。スケール格子からの光は受光側インデックス格子に
より変調されて受光素子に入射される。反射型の光電式
エンコーダの場合、光源側インデックス格子と受光側イ
ンデックス格子は、スケールに対して同じ側に配置され
る。従って、光源側インデックス格子と受光側インデッ
クス格子を同じ透明基板に形成し、更にこの透明基板の
受光側インデックス格子上に位置するように受光用IC
を搭載して受光モジュールとして薄型に一体化すること
ができる。受光用ICは例えば、バンプ電極を持つ受光
素子チップの状態でフリップチップ方式(フェイスダウ
ンボンディング方式)により基板に搭載される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スケール格子と受光側
インデックスにより形成される明暗像を高感度に検出す
るためには、受光素子の受光面はできる限り受光側イン
デックス格子に密着させることが望ましい。しかし上述
した受光モジュールを用いる光電式エンコーダでは、受
光側インデックス格子の格子面と受光素子チップの受光
面との間の距離は、受光素子チップのバンプ電極の高さ
でほぼ決まり、約30μm程度にも達する。従って受光
側インデックス格子により得られる透過像を高感度に検
出することが難しく、高S/N比の変位信号を得ること
が難しいという問題があった。
【0004】この発明は、上記事情を考慮してなされた
もので、受光側インデックス格子と受光ICを密接させ
て高い受光感度を得ることを可能とした受光モジュール
を備えた光電式エンコーダ及びその受光モジュールの製
造方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光電式エ
ンコーダは、第1に、スケール格子が形成された反射型
スケールと、この反射型スケールに光を照射するための
光源と、この光源からの光を変調して前記反射型スケー
ルを照射すると共に、前記反射型スケールからの反射光
を変調して取り出して受光する受光モジュールとを有
し、前記受光モジュールは、透明基板と、この透明基板
に形成されたパッド電極及びこのパッド電極を外部に接
続するための信号配線と、前記パッド電極及び信号配線
が形成された透明基板に前記パッド電極及び信号配線の
必要部分を露出させた状態にパターン形成された所定厚
みの透明膜と、この透明膜上に形成された、前記光源か
ら前記反射型スケールに照射される光を変調するための
光源側インデックス格子及び前記反射型スケールからの
反射光を変調するための受光側インデックス格子と、前
記受光側インデックス格子上に位置するように前記透明
基板に搭載され、バンプ電極が前記パッド電極に接続さ
れた受光素子チップとを有することを特徴とする。
【0006】この発明に係る光電式エンコーダは、第2
に、スケール格子が形成された反射型スケールと、この
反射型スケールに光を照射するための光源と、この光源
からの光を変調して前記反射型スケールを照射すると共
に、前記反射型スケールからの反射光を変調して取り出
して受光する受光モジュールとを有し、前記受光モジュ
ールは、表面が所定の凹凸パターンにエッチング加工さ
れた透明基板と、この透明基板の凹部に形成されたパッ
ド電極、及びこのパッド電極を外部に接続するための信
号配線と、前記透明基板の凸部に前記パッド電極及び信
号配線と同じ材料膜により形成された、前記光源から前
記反射型スケールに照射される光を変調するための光源
側インデックス格子及び前記反射型スケールからの反射
光を変調するための受光側インデックス格子と、前記受
光側インデックス格子上に位置するように前記透明基板
に搭載され、バンプ電極が前記パッド電極に接続された
受光素子チップとを有することを特徴とする。
【0007】第1の発明においては、受光モジュール基
板である透明基板の受光側インデックス格子が形成され
る位置に厚み調整用の透明膜を形成している。従って受
光側インデックス格子の格子面とこれを覆うように搭載
される受光ICの受光面との距離は、この透明膜の厚み
により決定することができ、受光側インデックス格子と
受光ICを密接させて高い受光感度を得ることが可能と
なる。
【0008】第2の発明においては、受光モジュール基
板である透明基板は、予め表面に凹凸パターン形成され
る。そして、受光側インデックス格子はこの透明基板の
凸部にパターン形成され、受光素子チップのバンプ電極
を接続するためのパッド電極は凹部に形成されるように
している。これにより、受光側インデックス格子の格子
面とこれを覆うように搭載される受光素子の受光面との
距離は、凹凸の段差により決定することができ、受光側
インデックス格子と受光素子を密接させて高い受光感度
を得ることが可能となる。
【0009】この発明はまた、反射型スケールからの反
射光を受光するための、光電式エンコーダの受光モジュ
ールの製造方法であって、透明基板にパッド電極及びこ
のパッド電極を外部に接続するための信号配線を形成す
る工程と、前記パッド電極及び信号配線が形成された透
明基板に前記パッド電極及び信号配線の必要部分を露出
させた状態に透明膜をパターン形成する工程と、前記透
明膜上に、光源から前記反射型スケールに照射される光
を変調するための光源側インデックス格子及び前記反射
型スケールからの反射光を変調するための受光側インデ
ックス格子を形成する工程と、バンプ電極を有する受光
素子チップを、前記透明基板の前記受光側インデックス
格子上に位置し、且つ前記バンプ電極が前記パッド電極
に接続されるように前記透明基板上にボンディングする
工程とを有することを特徴とする。
【0010】この発明は更に、反射型スケールからの反
射光を受光するための、光電式エンコーダの受光モジュ
ールの製造方法であって、透明基板の表面に所定の凹凸
パターンをエッチング加工する工程と、前記透明基板の
凹部にパッド電極及びこのパッド電極を外部に接続する
ための信号配線を形成すると同時に、凸部に前記パッド
電極及び信号配線と同じ材料膜により光源から前記反射
型スケールに照射される光を変調するための光源側イン
デックス格子及び前記反射型スケールからの反射光を変
調するための受光側インデックス格子を形成する工程
と、バンプ電極を有する受光素子チップを、前記透明基
板の前記受光側インデックス格子上に位置し、且つ前記
バンプ電極が前記パッド電極に接続されるように前記透
明基板上にボンディングする工程とを有することを特徴
とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。 [実施の形態1]図1は実施の形態1による反射型の光
電式エンコーダの構成を示す。この実施の形態の光電式
エンコーダは、反射型スケール1と、この反射型スケー
ル1に光を照射するための光源2と、この光源2からの
光を変調してスケール1を照射すると共に、スケール1
からの反射光を変調して取り出して受光する受光モジュ
ール3とを有する。
【0012】反射型スケール1は、スケール基板11に
所定ピッチのスケール格子12を形成したものである。
受光モジュール3は、スケール1に対して所定のギャッ
プをもって対向配置されて、光源3と共にスケール1に
対して図の矢印x方向に相対移動可能とされる。そして
受光モジュール3は上述の相対移動に伴い、少なくとも
2相(A,B相)の正弦波状の変位信号(好ましくは
A,AB,B,BBの4相の正弦波状信号)を出力す
る。
【0013】受光モジュール3は、図2に分解斜視図を
示したように、透明基板31に、光遮蔽膜により光源側
インデックス格子32と受光側インデックス格子33が
形成され、受光素子チップ34が搭載されて構成されて
いる。より具体的に説明すれば、透明基板31にはま
ず、受光素子チップ34のバンプ電極38を圧着接続す
るためのパッド電極35及びこのパッド電極35を外部
に取り出すための信号配線36が形成される。更にこの
透明基板31に透明膜37が形成される。この透明膜3
7は、SiO2等の透明絶縁膜であればよいが、必要な
厚みがバンプ電極の高さ分(約30μm)であるため、
スパッタ等の薄膜工程では成膜に時間がかかる。そこで
この透明膜37としてこの実施の形態では、スピンオン
グラス(Spin On Glass)法による塗布型絶縁膜(以
下、SOG膜という)を用いる。SOG膜37は、パッ
ド電極35及び信号配線36の必要な部分を露出させる
ようにパターニングされる。
【0014】SOG膜37上には、光源側インデックス
格子32と受光側インデックス格子33とが光遮蔽膜を
パターン形成して作られる。そしてこの透明基板31の
受光側インデックス格子33上に位置するように、受光
素子チップ34がいわゆるフリップチップ方式により搭
載される。即ち、受光素子チップ34のバンプ電極38
が対応するパッド電極35に圧着接続される。受光側イ
ンデックス格子33の格子面と受光素子チップ34の受
光面との間の距離は、SOG膜37がない場合に比べ
て、SOG膜37の膜厚分狭くなる。即ち、SOG膜3
7の膜厚を選ぶことにより、受光側インデックス格子3
3と受光素子チップ34とを密接状態に配置することが
できる。
【0015】受光側インデックス格子33は、4相変位
信号を出力する場合には、図2に示すように、それぞれ
A,B,AB,BB相に対応する4つの格子部33a〜
33dから構成される。そして、受光素子チップ34に
は、図3に示すように、受光側インデックス格子33の
各格子部33a〜33dに対応して受光素子PD1〜P
D4が集積形成される。
【0016】この実施の形態の光電式エンコーダは具体
的には、幾何光学式である。このとき光源2としては、
拡散光源であるLEDが用いられる。光源側インデック
ス格子32は、スケール格子12と同じ格子ピッチとす
る。LEDにより照射されると、光源側インデックス格
子32はこれを変調して透過する。具体的には光源側イ
ンデックス格子32の各格子窓が二次光源となって、こ
れによりスケール格子11が照射される。そして、スケ
ール移動に伴って変動する明暗パターンの反射像がスケ
ール1から得られる。
【0017】受光側インデックス格子33の各格子部3
3a〜33dは、格子ピッチはスケール格子12と同じ
であり、互いに90°ずつ位相がずれている。これによ
り各格子部33a〜33dはスケール1からの反射像を
それぞれ異なる位相で変調して透過する。受光素子チッ
プ34では、これらの各格子部33a〜33dの透過光
を、図3に示すように受光素子PD1〜PD4で受光す
ることにより、4相の正弦波状変位信号が得られること
になる。
【0018】次に、図4(a)〜(e)を参照して、こ
の実施の形態による受光モジュール3の具体的な製造工
程を説明する。透明基板31は、低アルカリガラス(好
ましくは、無アルカリガラス)基板、石英基板、ソーダ
ガラス(青板)等である。この透明基板31にまず、図
4(a)に示すように、チタンシリサイド(TiS
2)膜301をスパッタにより堆積し、続いて金(A
u)膜302をスパッタ法で堆積する。TiSi2膜3
01は、電極配線材料膜であるAu膜302の基板31
との密着性を良好にするための下地膜である。
【0019】この後、リソグラフィを行い、図4(b)
に示すように、Au膜302、TiSi2膜301を順
次選択エッチングして、パッド電極35及び信号配線3
6を形成する。Au膜302のエッチングにはウェット
エッチング法を用い、TiSi2膜301のエッチング
には、RIE法を用いる。
【0020】続いて、SOG膜37をスピンコータによ
り成膜し、これを図4(c)示すようように、少なくと
も光源側インデックス格子形成領域、受光側インデック
ス格子形成領域に残すようにパターニングする。受光素
子チップ34のバンプ電極38が接続されるパッド電極
35の領域には開口を開ける。
【0021】その後、図4(d)に示すように、クロム
(Cr)膜303をスパッタ又は蒸着により形成する。
そして、リソグラフィを行い、Cr膜303をウェット
エッチングにより選択エッチングして、光源側インデッ
クス格子32及び受光側インデックス格子33をパター
ン形成する。最後に、図1に示すように、受光素子チッ
プ34をフリップチップ実装して完成する。
【0022】この実施の形態の製造方法によると、受光
素子チップ34の受光面とインデックス格子33の格子
面の間のギャップは、SOG膜37により調整される。
受光素子チップ34を平坦面にフリップチップ実装した
とき、受光素子チップとインデックス格子33の間のギ
ャップは、20〜40μmにもなるが、スピンコート法
によるSOG膜37を用いると、簡単にこの程度のギャ
ップを埋めることができる。
【0023】[実施の形態2]図5(a)〜(e)は、
別の実施の形態による受光モジュール製造工程を示す。
先の実施の形態と対応する部分には先の実施の形態と同
一符号を付してある。この実施の形態ではまず、図5
(a)に示すように、透明基板31の表面をフッ酸系エ
ッチャントにより選択エッチングして凹凸パターンを形
成している。凸部51は、インデックス格子を形成する
領域であり、凹部52は、受光ICを接続するためのパ
ッド電極及び配線の領域である。この凹凸の段差は、後
に搭載される受光ICの受光面が受光側インデックス格
子の面に密接するように、受光素子のバンプ電極の高さ
を考慮して決定される。
【0024】この後、図5(b)に示すように、TiS
2膜301をスパッタにより形成し、更に配線材料及
び格子材料としてAu膜302をスパッタにより形成す
る。その後、Au膜302とTiSi2膜301の積層
膜をパターン形成して、図5(c)に示すように、凸部
51上に光源側インデックス格子32と受光側インデッ
クス格子33を形成し、凹部52にはパッド電極35及
びこれにつながる信号配線36を形成する。
【0025】なお、基板表面には大きな凹凸があるた
め、Au膜302のパターニングには、リソグラフィ工
程で2回の露光を行う。即ち、Au膜302上にレジス
トを塗布して、凸部51上のパターンの露光と、凹部5
2でのパターン露光を別々に、それぞれ最適露光条件に
設定して行い、レジストをパターニングする。これによ
り、凸部51と凹部52で所望寸法のパターン形成がで
きる。
【0026】次に、図5(d)に示すように、SOG膜
37を塗布し、これをパターン形成する。但しこの場
合、SOG膜37は、パッド電極35その他必要な部分
を露出させる他、金属パターンを保護する保護膜として
の機能を持つもので、先の実施の形態におけようなイン
デックス格子と後に搭載される受光素子チップの間の距
離を調整するという機能はない。最後に、図5(e)に
示すように、受光側インデックス格子33上に受光素子
チップ34をボンディング接続する。受光素子チップ3
4のバンプ電極38は、基板凹部52に形成されたパッ
ド電極35に接続される。
【0027】以上のようにこの実施の形態によると、透
明基板31に予め形成する凹凸の段差を最適設定するこ
とにより、受光側インデックス格子33と受光素子チッ
プ34とを密接状態に配置することができる。またこの
実施の形態の場合、パッド電極及び信号配線の材料をイ
ンデックス格子材料として用いており、従って製造工程
が簡単である。なおこの実施の形態の場合、SOG膜3
7は必ずしも必要ではなく、省くことができる。或いは
他の材料による保護膜を形成することもできる。
【0028】[実施の形態3]この発明は、モアレ型の
光電式エンコーダにも適用することができる。その実施
の形態でのスケール1と、受光側インデックス格子3
3、及び受光IC34の関係を図6に示す。即ち受光側
インデックス格子33は、スケール格子12に対して、
僅かに傾斜してパターン形成され、これらの互いに傾斜
した格子パターンの重なりにより、モアレ干渉を生じさ
せる。受光素子チップ34には、形成されるモアレ干渉
縞を検出するように、受光素子PDが配置される。この
様なモアレ方式の場合にも、先の実施の形態1,2と同
様の構造、製法で受光モジュールを形成することによ
り、高感度特性を得ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、S
OG膜等による厚み調整、或いは基板表面の凹凸加工に
よる厚み調整により、受光側インデックス格子と受光I
Cを密接させて高い受光感度を得ることを可能とした受
光モジュールを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態による光電式エンコー
ダを示す図である。
【図2】 同実施の形態による受光モジュールの分解斜
視図である。
【図3】 同実施の形態における受光素子とインデック
ス格子の関係を示す図である。
【図4】 同実施の形態による受光モジュールの製造工
程を示す図である。
【図5】 この発明の別の実施の形態による受光モジュ
ールの製造工程を示す図である。
【図6】 この発明の別の実施の形態による要部構成を
示す図である。
【符号の説明】
1…反射型スケール、12…スケール格子、2…光源、
3…受光モジュール、31…透明基板、32…光源側イ
ンデックス格子、33…受光側インデックス格子、34
…受光素子チップ、35…パッド電極、36…信号配
線、37…SOG膜、38…バンプ電極、51…凸部、
52…凹部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スケール格子が形成された反射型スケー
    ルと、この反射型スケールに光を照射するための光源
    と、この光源からの光を変調して前記反射型スケールを
    照射すると共に、前記反射型スケールからの反射光を変
    調して取り出して受光する受光モジュールとを有し、前
    記受光モジュールは、 透明基板と、 この透明基板に形成されたパッド電極及びこのパッド電
    極を外部に接続するための信号配線と、 前記パッド電極及び信号配線が形成された透明基板に前
    記パッド電極及び信号配線の必要部分を露出させた状態
    にパターン形成された所定厚みの透明膜と、 この透明膜上に形成された、前記光源から前記反射型ス
    ケールに照射される光を変調するための光源側インデッ
    クス格子及び前記反射型スケールからの反射光を変調す
    るための受光側インデックス格子と、 前記受光側インデックス格子上に位置するように前記透
    明基板に搭載され、バンプ電極が前記パッド電極に接続
    された受光素子チップとを有することを特徴とする光電
    式エンコーダ。
  2. 【請求項2】 スケール格子が形成された反射型スケー
    ルと、この反射型スケールに光を照射するための光源
    と、この光源からの光を変調して前記反射型スケールを
    照射すると共に、前記反射型スケールからの反射光を変
    調して取り出して受光する受光モジュールとを有し、前
    記受光モジュールは、 表面が所定の凹凸パターンにエッチング加工された透明
    基板と、 この透明基板の凹部に形成されたパッド電極、及びこの
    パッド電極を外部に接続するための信号配線と、 前記透明基板の凸部に前記パッド電極及び信号配線と同
    じ材料膜により形成された、前記光源から前記反射型ス
    ケールに照射される光を変調するための光源側インデッ
    クス格子及び前記反射型スケールからの反射光を変調す
    るための受光側インデックス格子と、 前記受光側インデックス格子上に位置するように前記透
    明基板に搭載され、バンプ電極が前記パッド電極に接続
    された受光素子チップとを有することを特徴とする光電
    式エンコーダ。
  3. 【請求項3】 反射型スケールからの反射光を受光する
    ための、光電式エンコーダの受光モジュールの製造方法
    であって、 透明基板にパッド電極及びこのパッド電極を外部に接続
    するための信号配線を形成する工程と、 前記パッド電極及び信号配線が形成された透明基板に前
    記パッド電極及び信号配線の必要部分を露出させた状態
    に透明膜をパターン形成する工程と、 前記透明膜上に、光源から前記反射型スケールに照射さ
    れる光を変調するための光源側インデックス格子及び前
    記反射型スケールからの反射光を変調するための受光側
    インデックス格子を形成する工程と、 バンプ電極を有する受光素子チップを、前記透明基板の
    前記受光側インデックス格子上に位置し、且つ前記バン
    プ電極が前記パッド電極に接続されるように前記透明基
    板上にボンディングする工程とを有することを特徴とす
    る光電式エンコーダの受光モジュールの製造方法。
  4. 【請求項4】 反射型スケールからの反射光を受光する
    ための、光電式エンコーダの受光モジュールの製造方法
    であって、 透明基板の表面に所定の凹凸パターンをエッチング加工
    する工程と、 前記透明基板の凹部にパッド電極及びこのパッド電極を
    外部に接続するための信号配線を形成すると同時に、凸
    部に前記パッド電極及び信号配線と同じ材料膜により光
    源から前記反射型スケールに照射される光を変調するた
    めの光源側インデックス格子及び前記反射型スケールか
    らの反射光を変調するための受光側インデックス格子を
    形成する工程と、 バンプ電極を有する受光素子チップを、前記透明基板の
    前記受光側インデックス格子上に位置し、且つ前記バン
    プ電極が前記パッド電極に接続されるように前記透明基
    板上にボンディングする工程とを有することを特徴とす
    る光電式エンコーダの受光モジュールの製造方法。
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JP11129320A Pending JP2000321096A (ja) 1999-05-10 1999-05-10 光電式エンコーダ及びその受光モジュールの製造方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002228490A (ja) * 2001-02-06 2002-08-14 Mitsutoyo Corp 光学式エンコーダ
US7693360B2 (en) 2002-06-24 2010-04-06 Nec Corporation Optoelectronic hybrid integrated module and light input/output apparatus having the same as component

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