JP2000320648A - ギヤー - Google Patents
ギヤーInfo
- Publication number
- JP2000320648A JP2000320648A JP11128077A JP12807799A JP2000320648A JP 2000320648 A JP2000320648 A JP 2000320648A JP 11128077 A JP11128077 A JP 11128077A JP 12807799 A JP12807799 A JP 12807799A JP 2000320648 A JP2000320648 A JP 2000320648A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- resin
- teeth parts
- metal film
- life
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】樹脂ギヤーよりも寿命を長くし、かつ、ギヤー
音を低減する。 【解決手段】ギヤー2a本体を樹脂で構成し、他のギヤ
ーと噛合する歯部2bに、金属膜3を蒸着する。
音を低減する。 【解決手段】ギヤー2a本体を樹脂で構成し、他のギヤ
ーと噛合する歯部2bに、金属膜3を蒸着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】ギヤードモータ、電動工具等
に用いられるギヤーの構造に関する。
に用いられるギヤーの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】金属製のギヤーを用いたギヤードモー
タ、電動工具等を、耳元に近いところで使用する場合、
あるいは静かな場所で使用する場合、ギヤー同士が当た
る音、すなわちギヤー音が気になることがある。
タ、電動工具等を、耳元に近いところで使用する場合、
あるいは静かな場所で使用する場合、ギヤー同士が当た
る音、すなわちギヤー音が気になることがある。
【0003】この場合、ギヤーの材料を金属製のものか
ら樹脂製のギヤーに変更することによって、ギヤー音を
小さくしている。
ら樹脂製のギヤーに変更することによって、ギヤー音を
小さくしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ギヤー
に樹脂を用いると、樹脂は金属よりも耐摩耗性が低いた
め、ギヤーの歯部が摩耗し、寿命が短かかった。
に樹脂を用いると、樹脂は金属よりも耐摩耗性が低いた
め、ギヤーの歯部が摩耗し、寿命が短かかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、ギヤー本体を樹脂で構成し、他のギヤーと噛合する
歯部に、金属膜を蒸着することを特徴とするギヤーを提
供する。
ば、ギヤー本体を樹脂で構成し、他のギヤーと噛合する
歯部に、金属膜を蒸着することを特徴とするギヤーを提
供する。
【0006】
【作用】ギヤー本体を樹脂で成形した後に、このギヤー
本体の歯部の側面に金属膜を蒸着する。そして、他のギ
ヤーと噛合させて回動すると、ギヤーの歯部と歯部とが
当接する箇所に設けられている硬質材により、歯部の摩
耗が少なくなる。
本体の歯部の側面に金属膜を蒸着する。そして、他のギ
ヤーと噛合させて回動すると、ギヤーの歯部と歯部とが
当接する箇所に設けられている硬質材により、歯部の摩
耗が少なくなる。
【0007】また、ギヤーの歯部と歯部との当たり音、
すなわちギヤー音は、樹脂で成形されたギヤー本体で吸
収できるため、ギヤー音を低減することができる。
すなわちギヤー音は、樹脂で成形されたギヤー本体で吸
収できるため、ギヤー音を低減することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明におけるギヤーの実施例を
平歯車を例に図1を用いて説明する。図1は、本発明に
おける平歯車の縦断面図である。
平歯車を例に図1を用いて説明する。図1は、本発明に
おける平歯車の縦断面図である。
【0009】図1において、平歯車1は、樹脂で成形さ
れたギヤー本体2と、このギヤー本体2の歯部2bの側
部表面に蒸着された硬質材、例えば金属膜3とで構成さ
れている。また、ギヤー本体2は、円板状の平板2aの
外周に複数個の歯部2bを設けて形成されている。
れたギヤー本体2と、このギヤー本体2の歯部2bの側
部表面に蒸着された硬質材、例えば金属膜3とで構成さ
れている。また、ギヤー本体2は、円板状の平板2aの
外周に複数個の歯部2bを設けて形成されている。
【0010】そして、この平歯車1を軸4に取り付け
る。そして、この平歯車1と同一材で構成された他の平
歯車5とを噛合させて、動力の伝達を行う。
る。そして、この平歯車1と同一材で構成された他の平
歯車5とを噛合させて、動力の伝達を行う。
【0011】以上のような構成にすることにより、ギヤ
ーの歯部と歯部とが当接する箇所には、硬質材が設けら
れているため、ギヤーの歯部の摩耗が少なく寿命が長く
なる、そして、ギヤーの歯部と歯部とが当接する箇所に
発生するギヤー音は、樹脂で成形されたギヤー本体に吸
収されて、ギヤー音が低減する。
ーの歯部と歯部とが当接する箇所には、硬質材が設けら
れているため、ギヤーの歯部の摩耗が少なく寿命が長く
なる、そして、ギヤーの歯部と歯部とが当接する箇所に
発生するギヤー音は、樹脂で成形されたギヤー本体に吸
収されて、ギヤー音が低減する。
【0012】また、ギヤー音を低減する割合を低くして
も良いのであれば、本発明のギヤーと噛合されるギヤー
は、金属製のものでも良い。
も良いのであれば、本発明のギヤーと噛合されるギヤー
は、金属製のものでも良い。
【0013】なお、金属膜をギヤー本体に蒸着する代わ
りに、薄い金属板を歯部の側面に貼り付けても良い。
りに、薄い金属板を歯部の側面に貼り付けても良い。
【0014】また、本実施例で説明した平歯車の他に、
はすば歯車、かさ歯車等のギヤーにも利用することがで
きる。
はすば歯車、かさ歯車等のギヤーにも利用することがで
きる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、樹脂ギヤーよりも寿命
を長くすることができ、かつ、ギヤー音を低減すること
ができる。
を長くすることができ、かつ、ギヤー音を低減すること
ができる。
【0016】
【図1】本発明における平歯車の縦断面図。
1、5…平歯車 2…ギヤー本体 3…金属膜 4…軸
Claims (1)
- 【請求項1】ギヤードモータ、電動工具等に用いられる
ギヤーにおいて、 ギヤー本体を樹脂で構成し、 他のギヤーと噛合する歯部に、金属膜を蒸着することを
特徴とするギヤー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11128077A JP2000320648A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | ギヤー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11128077A JP2000320648A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | ギヤー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000320648A true JP2000320648A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=14975869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11128077A Pending JP2000320648A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | ギヤー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000320648A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010012146A1 (de) * | 2010-03-20 | 2011-09-22 | Neumayer Tekfor Holding Gmbh | Zahnrad |
JP2012515124A (ja) * | 2009-01-12 | 2012-07-05 | レイトラム,エル.エル.シー. | 金属を溶着したプラスチックコンベヤベルト部品及び作製方法 |
-
1999
- 1999-05-10 JP JP11128077A patent/JP2000320648A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012515124A (ja) * | 2009-01-12 | 2012-07-05 | レイトラム,エル.エル.シー. | 金属を溶着したプラスチックコンベヤベルト部品及び作製方法 |
DE102010012146A1 (de) * | 2010-03-20 | 2011-09-22 | Neumayer Tekfor Holding Gmbh | Zahnrad |
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