JP2000320321A - ディーゼルエンジンの排ガス浄化装置 - Google Patents
ディーゼルエンジンの排ガス浄化装置Info
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- JP2000320321A JP2000320321A JP11128004A JP12800499A JP2000320321A JP 2000320321 A JP2000320321 A JP 2000320321A JP 11128004 A JP11128004 A JP 11128004A JP 12800499 A JP12800499 A JP 12800499A JP 2000320321 A JP2000320321 A JP 2000320321A
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- diesel engine
- exhaust gas
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ディーゼルエンジンの排ガスを浄
化するためのディーゼルエンジンの排ガス浄化装置に関
し、パティキュレートを燃焼するためのヒータの熱およ
びパティキュレートの燃焼による熱を有効利用すること
を目的とする。 【解決手段】 ディーゼルエンジンからの排ガスを排出
する排気管と、排気管に配置され主ヒータおよび主フィ
ルタを備えた主浄化手段と、排気管の主浄化手段をバイ
パスして配置されるバイパス管路と、バイパス管路に配
置され酸化触媒を担持した副フィルタを備えた副浄化手
段と、排気管の主浄化手段の下流側とバイパス管路の副
浄化手段の上流側とを接続する連通管路と、ディーゼル
エンジンからの排ガスの流路をバイパス管路側に切り換
える第1の流路切換手段と、主浄化手段からの排ガスの
流路を連通管路側に切り換える第2の流路切換手段とを
備えてなることを特徴とする。
化するためのディーゼルエンジンの排ガス浄化装置に関
し、パティキュレートを燃焼するためのヒータの熱およ
びパティキュレートの燃焼による熱を有効利用すること
を目的とする。 【解決手段】 ディーゼルエンジンからの排ガスを排出
する排気管と、排気管に配置され主ヒータおよび主フィ
ルタを備えた主浄化手段と、排気管の主浄化手段をバイ
パスして配置されるバイパス管路と、バイパス管路に配
置され酸化触媒を担持した副フィルタを備えた副浄化手
段と、排気管の主浄化手段の下流側とバイパス管路の副
浄化手段の上流側とを接続する連通管路と、ディーゼル
エンジンからの排ガスの流路をバイパス管路側に切り換
える第1の流路切換手段と、主浄化手段からの排ガスの
流路を連通管路側に切り換える第2の流路切換手段とを
備えてなることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンの排ガスを浄化するためのディーゼルエンジンの排ガ
ス浄化装置に関する。
ンの排ガスを浄化するためのディーゼルエンジンの排ガ
ス浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンを搭載したトラック
等の車両では、ディーゼルエンジンからの排ガス中のパ
ティキュレートを浄化するための排ガス浄化装置を配置
する場合がある。図3は、従来の排ガス浄化装置を示す
もので、この排ガス浄化装置では、ディーゼルエンジン
1の排気マニホールド2に接続される排気管3が、二本
の排気管路4に分岐されている。
等の車両では、ディーゼルエンジンからの排ガス中のパ
ティキュレートを浄化するための排ガス浄化装置を配置
する場合がある。図3は、従来の排ガス浄化装置を示す
もので、この排ガス浄化装置では、ディーゼルエンジン
1の排気マニホールド2に接続される排気管3が、二本
の排気管路4に分岐されている。
【0003】2本の排気管路4には、それぞれ浄化手段
5が配置されている。それぞれの浄化手段5は、排ガス
中のパティキュレートを捕獲するフィルタ6と、フィル
タ6に捕獲されたパティキュレートを燃焼するための電
気ヒータ7とを備えている。このような排ガス浄化装置
では、フィルタ6にパティキュレートが所定量捕獲され
ると、電気ヒータ7によりパティキュレートが燃焼さ
れ、フィルタ6の再生が行われる。
5が配置されている。それぞれの浄化手段5は、排ガス
中のパティキュレートを捕獲するフィルタ6と、フィル
タ6に捕獲されたパティキュレートを燃焼するための電
気ヒータ7とを備えている。このような排ガス浄化装置
では、フィルタ6にパティキュレートが所定量捕獲され
ると、電気ヒータ7によりパティキュレートが燃焼さ
れ、フィルタ6の再生が行われる。
【0004】そして、フィルタ6の再生は、再生側のフ
ィルタ6が配置される排気管路4の開閉弁8を閉じ、他
の排気管路4の開閉弁8を開いた状態で、再生側のフィ
ルタ6の電気ヒータ7に通電することにより行われる。
ィルタ6が配置される排気管路4の開閉弁8を閉じ、他
の排気管路4の開閉弁8を開いた状態で、再生側のフィ
ルタ6の電気ヒータ7に通電することにより行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の排ガス浄化装置では、電気ヒータ7で加熱さ
れたパティキュレートの燃焼ガスが、そのまま外部に排
出されるため、電気ヒータ7の熱およびパティキュレー
トの燃焼による熱を有効利用することができないという
問題があった。
うな従来の排ガス浄化装置では、電気ヒータ7で加熱さ
れたパティキュレートの燃焼ガスが、そのまま外部に排
出されるため、電気ヒータ7の熱およびパティキュレー
トの燃焼による熱を有効利用することができないという
問題があった。
【0006】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、パティキュレートを燃焼するため
のヒータの熱およびパティキュレートの燃焼による熱を
有効利用することができるディーゼルエンジンの排ガス
浄化装置を提供することを目的とする。
めになされたもので、パティキュレートを燃焼するため
のヒータの熱およびパティキュレートの燃焼による熱を
有効利用することができるディーゼルエンジンの排ガス
浄化装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のディーゼルエ
ンジンの排ガス浄化装置は、ディーゼルエンジンからの
排ガスを排出する排気管と、前記排気管に配置され主ヒ
ータおよび主フィルタを備えた主浄化手段と、前記排気
管の前記主浄化手段をバイパスして配置されるバイパス
管路と、前記バイパス管路に配置され酸化触媒を担持し
た副フィルタを備えた副浄化手段と、前記排気管の前記
主浄化手段の下流側と前記バイパス管路の前記副浄化手
段の上流側とを接続する連通管路と、前記ディーゼルエ
ンジンからの排ガスの流路を前記バイパス管路側に切り
換える第1の流路切換手段と、前記主浄化手段からの排
ガスの流路を前記連通管路側に切り換える第2の流路切
換手段とを備えてなることを特徴とする。
ンジンの排ガス浄化装置は、ディーゼルエンジンからの
排ガスを排出する排気管と、前記排気管に配置され主ヒ
ータおよび主フィルタを備えた主浄化手段と、前記排気
管の前記主浄化手段をバイパスして配置されるバイパス
管路と、前記バイパス管路に配置され酸化触媒を担持し
た副フィルタを備えた副浄化手段と、前記排気管の前記
主浄化手段の下流側と前記バイパス管路の前記副浄化手
段の上流側とを接続する連通管路と、前記ディーゼルエ
ンジンからの排ガスの流路を前記バイパス管路側に切り
換える第1の流路切換手段と、前記主浄化手段からの排
ガスの流路を前記連通管路側に切り換える第2の流路切
換手段とを備えてなることを特徴とする。
【0008】請求項2のディーゼルエンジンの排ガス浄
化装置は、請求項1記載のディーゼルエンジンの排ガス
浄化装置において、前記副浄化手段に、副ヒータを配置
してなることを特徴とする。
化装置は、請求項1記載のディーゼルエンジンの排ガス
浄化装置において、前記副浄化手段に、副ヒータを配置
してなることを特徴とする。
【0009】(作用)請求項1のディーゼルエンジンの
排ガス浄化装置では、主フィルタによりパティキュレー
トが捕獲される通常時には、ディーゼルエンジンからの
排ガスが排気管にのみ流され、排ガス中のパティキュレ
ートが主フィルタにより捕獲される。
排ガス浄化装置では、主フィルタによりパティキュレー
トが捕獲される通常時には、ディーゼルエンジンからの
排ガスが排気管にのみ流され、排ガス中のパティキュレ
ートが主フィルタにより捕獲される。
【0010】一方、主フィルタに捕獲されたパティキュ
レートを主ヒータにより燃焼する再生時には、第1の流
路切換手段により、ディーゼルエンジンからの排ガスの
流路がバイパス管路側に切り換えられ、排ガス中のパテ
ィキュレートが酸化触媒を担持した副フィルタに捕獲さ
れる。そして、同時に、第2の流路切換手段により、主
浄化手段からの排ガスの流路が連通管路側に切り換えら
れ、主ヒータにより燃焼されたパティキュレートの燃焼
ガスが、副フィルタに流入され、この高温の燃焼ガスに
より、副フィルタに捕獲されたパティキュレートが燃焼
される。
レートを主ヒータにより燃焼する再生時には、第1の流
路切換手段により、ディーゼルエンジンからの排ガスの
流路がバイパス管路側に切り換えられ、排ガス中のパテ
ィキュレートが酸化触媒を担持した副フィルタに捕獲さ
れる。そして、同時に、第2の流路切換手段により、主
浄化手段からの排ガスの流路が連通管路側に切り換えら
れ、主ヒータにより燃焼されたパティキュレートの燃焼
ガスが、副フィルタに流入され、この高温の燃焼ガスに
より、副フィルタに捕獲されたパティキュレートが燃焼
される。
【0011】請求項2のディーゼルエンジンの排ガス浄
化装置では、副浄化手段に配置される副ヒータにより、
副フィルタに捕獲されたパティキュレートが燃焼され
る。
化装置では、副浄化手段に配置される副ヒータにより、
副フィルタに捕獲されたパティキュレートが燃焼され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面に示す
実施形態について説明する。
実施形態について説明する。
【0013】図1は、本発明のディーゼルエンジンの排
ガス浄化装置の一実施形態を示している。図1におい
て、符号11は、ディーゼルエンジンを示している。こ
のディーゼルエンジン11の排気マニホールド13に
は、排気管15が接続されている。
ガス浄化装置の一実施形態を示している。図1におい
て、符号11は、ディーゼルエンジンを示している。こ
のディーゼルエンジン11の排気マニホールド13に
は、排気管15が接続されている。
【0014】この排気管15には、主浄化手段17が配
置されている。この主浄化手段17は、筒状部材19内
に、主ヒータ21および主フィルタ23を配置して構成
されている。この実施形態では、主ヒータ21には、電
気ヒータが使用されている。また、主フィルタ23は、
セラミックス,セラミックスファイバー,金属多孔質体
等の多孔質体により形成されている。
置されている。この主浄化手段17は、筒状部材19内
に、主ヒータ21および主フィルタ23を配置して構成
されている。この実施形態では、主ヒータ21には、電
気ヒータが使用されている。また、主フィルタ23は、
セラミックス,セラミックスファイバー,金属多孔質体
等の多孔質体により形成されている。
【0015】主フィルタ23には、多数の通路23aが
軸長方向に形成され、封止材23bにより前端および後
端が交互に封止されている。そして、この実施形態で
は、排気管15の主浄化手段17をバイパスしてバイパ
ス管路25が配置されている。このバイパス管路25に
は、副浄化手段27が配置されている。
軸長方向に形成され、封止材23bにより前端および後
端が交互に封止されている。そして、この実施形態で
は、排気管15の主浄化手段17をバイパスしてバイパ
ス管路25が配置されている。このバイパス管路25に
は、副浄化手段27が配置されている。
【0016】この副浄化手段27は、筒状部材29内
に、副ヒータ31および副フィルタ33を配置して構成
されている。この実施形態では、副ヒータ31には、電
気ヒータが使用されている。また、副フィルタ33は、
セラミックス,セラミックスファイバー,金属多孔質体
等の多孔質体に、白金,パラジウム等の貴金属からなる
酸化触媒を担持して形成されている。
に、副ヒータ31および副フィルタ33を配置して構成
されている。この実施形態では、副ヒータ31には、電
気ヒータが使用されている。また、副フィルタ33は、
セラミックス,セラミックスファイバー,金属多孔質体
等の多孔質体に、白金,パラジウム等の貴金属からなる
酸化触媒を担持して形成されている。
【0017】副フィルタ33には、多数の通路33aが
軸長方向に形成され、封止材33bにより前端および後
端が交互に封止されている。そして、排気管15の主浄
化手段17の下流側と、バイパス管路25の副浄化手段
27の上流側とを接続して連通管路35が配置されてい
る。バイパス管路25の入口部には、ディーゼルエンジ
ン11からの排ガスの流路をバイパス管路25側に切り
換える第1の流路切換手段37が配置されている。
軸長方向に形成され、封止材33bにより前端および後
端が交互に封止されている。そして、排気管15の主浄
化手段17の下流側と、バイパス管路25の副浄化手段
27の上流側とを接続して連通管路35が配置されてい
る。バイパス管路25の入口部には、ディーゼルエンジ
ン11からの排ガスの流路をバイパス管路25側に切り
換える第1の流路切換手段37が配置されている。
【0018】この第1の流路切換手段37は、切換弁3
9からなり、軸41を中心にした回動により、排気管1
5またはバイパス管路25のいずれか一方を閉塞可能に
構成されている。また、連通管路35の入口部には、主
浄化手段17からの排ガスの流路を連通管路35側に切
り換える第2の流路切換手段43が配置されている。
9からなり、軸41を中心にした回動により、排気管1
5またはバイパス管路25のいずれか一方を閉塞可能に
構成されている。また、連通管路35の入口部には、主
浄化手段17からの排ガスの流路を連通管路35側に切
り換える第2の流路切換手段43が配置されている。
【0019】この第2の流路切換手段43は、切換弁4
5からなり、軸47を中心にした回動により、排気管1
5または連通管路35のいずれか一方を閉塞可能に構成
されている。上述したディーゼルエンジンの排ガス浄化
装置では、主フィルタ23によりパティキュレートが捕
獲される通常時には、ディーゼルエンジン11からの排
ガスが排気管15にのみ流され、排ガス中のパティキュ
レートが主フィルタ23により捕獲される。
5からなり、軸47を中心にした回動により、排気管1
5または連通管路35のいずれか一方を閉塞可能に構成
されている。上述したディーゼルエンジンの排ガス浄化
装置では、主フィルタ23によりパティキュレートが捕
獲される通常時には、ディーゼルエンジン11からの排
ガスが排気管15にのみ流され、排ガス中のパティキュ
レートが主フィルタ23により捕獲される。
【0020】一方、主フィルタ23に捕獲されたパティ
キュレートを主ヒータ21により燃焼する再生時には、
図2に示すように、第1の流路切換手段37により、デ
ィーゼルエンジン11からの排ガスの流路がバイパス管
路25側に切り換えられ、排ガス中のパティキュレート
が酸化触媒を担持した副フィルタ33に捕獲される。そ
して、同時に、第2の流路切換手段43により、主浄化
手段17からの排ガスの流路が連通管路35側に切り換
えられ、主ヒータ21により、例えば、600℃以上の
温度で燃焼されたパティキュレートの燃焼ガスが、副フ
ィルタ33に流入され、この高温の燃焼ガスにより、副
フィルタ33に捕獲されたパティキュレートが燃焼され
る。
キュレートを主ヒータ21により燃焼する再生時には、
図2に示すように、第1の流路切換手段37により、デ
ィーゼルエンジン11からの排ガスの流路がバイパス管
路25側に切り換えられ、排ガス中のパティキュレート
が酸化触媒を担持した副フィルタ33に捕獲される。そ
して、同時に、第2の流路切換手段43により、主浄化
手段17からの排ガスの流路が連通管路35側に切り換
えられ、主ヒータ21により、例えば、600℃以上の
温度で燃焼されたパティキュレートの燃焼ガスが、副フ
ィルタ33に流入され、この高温の燃焼ガスにより、副
フィルタ33に捕獲されたパティキュレートが燃焼され
る。
【0021】なお、この実施形態では、再生時には、副
浄化手段27に配置される副ヒータ31に通電が行わ
れ、主ヒータ21により燃焼されたパティキュレートの
燃焼ガスの熱と共働して、副フィルタ33に捕獲された
パティキュレートが燃焼される。また、主ヒータ21に
より燃焼されたパティキュレートの燃焼ガスは、例え
ば、500℃〜550℃程度の温度で副フィルタ33に
流入するが、副フィルタ33には、酸化触媒を担持させ
ているため、この温度でパティキュレートを燃焼するこ
とが可能となる。
浄化手段27に配置される副ヒータ31に通電が行わ
れ、主ヒータ21により燃焼されたパティキュレートの
燃焼ガスの熱と共働して、副フィルタ33に捕獲された
パティキュレートが燃焼される。また、主ヒータ21に
より燃焼されたパティキュレートの燃焼ガスは、例え
ば、500℃〜550℃程度の温度で副フィルタ33に
流入するが、副フィルタ33には、酸化触媒を担持させ
ているため、この温度でパティキュレートを燃焼するこ
とが可能となる。
【0022】上述したディーゼルエンジンの排ガス浄化
装置では、主ヒータ21により燃焼されたパティキュレ
ートの燃焼ガスにより、副フィルタ33に捕獲されたパ
ティキュレートを燃焼するようにしたので、主フィルタ
23のパティキュレートを燃焼するための主ヒータ21
の熱およびパティキュレートの燃焼による熱を有効利用
することができ、電力量を低減することができる。
装置では、主ヒータ21により燃焼されたパティキュレ
ートの燃焼ガスにより、副フィルタ33に捕獲されたパ
ティキュレートを燃焼するようにしたので、主フィルタ
23のパティキュレートを燃焼するための主ヒータ21
の熱およびパティキュレートの燃焼による熱を有効利用
することができ、電力量を低減することができる。
【0023】また、副浄化手段27に、副ヒータ31を
配置したので、副フィルタ33に捕獲されたパティキュ
レートをより確実に燃焼させることができる。さらに、
上述した排ガス浄化装置では、主浄化手段17の主フィ
ルタ23の再生時にのみ副浄化手段27が使用されるた
め、副浄化手段27の筒状部材29の大きさを主浄化手
段17の筒状部材19の大きさの半分あるいは1/3程
度の大きさにすることが可能になり、副浄化手段27を
非常にコンパクトなものにすることができ、副浄化手段
27のコストを低減することができる。
配置したので、副フィルタ33に捕獲されたパティキュ
レートをより確実に燃焼させることができる。さらに、
上述した排ガス浄化装置では、主浄化手段17の主フィ
ルタ23の再生時にのみ副浄化手段27が使用されるた
め、副浄化手段27の筒状部材29の大きさを主浄化手
段17の筒状部材19の大きさの半分あるいは1/3程
度の大きさにすることが可能になり、副浄化手段27を
非常にコンパクトなものにすることができ、副浄化手段
27のコストを低減することができる。
【0024】また、副浄化手段27を、再生時にのみ使
用するようにしたので、酸化触媒の劣化を少なくするこ
とができる。なお、上述した実施形態では、主ヒータ2
1および副ヒータ31に電気ヒータを用いた例について
説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるもの
ではなく、例えば、バーナ等の加熱手段を用いても良
い。
用するようにしたので、酸化触媒の劣化を少なくするこ
とができる。なお、上述した実施形態では、主ヒータ2
1および副ヒータ31に電気ヒータを用いた例について
説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるもの
ではなく、例えば、バーナ等の加熱手段を用いても良
い。
【0025】また、上述した実施形態では、第1の流路
切換手段37に切換弁39を用いた例について説明した
が、本発明はかかる実施形態に限定されるものではな
く、例えば、排気管15およびバイパス管路25に開閉
弁を配置して第1の流路切換手段を構成しても良い。さ
らに、上述した実施形態では、第2の流路切換手段43
に切換弁45を用いた例について説明したが、本発明は
かかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、排
気管15および連通管路35に開閉弁を配置して第2の
流路切換手段を構成しても良い。
切換手段37に切換弁39を用いた例について説明した
が、本発明はかかる実施形態に限定されるものではな
く、例えば、排気管15およびバイパス管路25に開閉
弁を配置して第1の流路切換手段を構成しても良い。さ
らに、上述した実施形態では、第2の流路切換手段43
に切換弁45を用いた例について説明したが、本発明は
かかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、排
気管15および連通管路35に開閉弁を配置して第2の
流路切換手段を構成しても良い。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1のディーゼ
ルエンジンの排ガス浄化装置では、主ヒータにより燃焼
されたパティキュレートの燃焼ガスにより、副フィルタ
に捕獲されたパティキュレートを燃焼するようにしたの
で、主フィルタのパティキュレートを燃焼するための主
ヒータの熱およびパティキュレートの燃焼による熱を有
効利用することができる。
ルエンジンの排ガス浄化装置では、主ヒータにより燃焼
されたパティキュレートの燃焼ガスにより、副フィルタ
に捕獲されたパティキュレートを燃焼するようにしたの
で、主フィルタのパティキュレートを燃焼するための主
ヒータの熱およびパティキュレートの燃焼による熱を有
効利用することができる。
【0027】請求項2のディーゼルエンジンの排ガス浄
化装置では、副浄化手段に、副ヒータを配置したので、
副フィルタに捕獲されたパティキュレートをより確実に
燃焼させることができる。
化装置では、副浄化手段に、副ヒータを配置したので、
副フィルタに捕獲されたパティキュレートをより確実に
燃焼させることができる。
【図1】本発明のディーゼルエンジンの排ガス浄化装置
の一実施形態を示す配管系統図である。
の一実施形態を示す配管系統図である。
【図2】図1の再生時の状態を示す配管系統図である。
【図3】従来のディーゼルエンジンの排ガス浄化装置を
示す配管系統図である。
示す配管系統図である。
11 ディーゼルエンジン 15 排気管 17 主浄化手段 21 主ヒータ 23 主フィルタ 25 バイパス管路 27 副浄化手段 31 副ヒータ 33 副フィルタ 35 連通管路 37 第1の流路切換手段 43 第2の流路切換手段
Claims (2)
- 【請求項1】 ディーゼルエンジンからの排ガスを排出
する排気管と、 前記排気管に配置され主ヒータおよび主フィルタを備え
た主浄化手段と、 前記排気管の前記主浄化手段をバイパスして配置される
バイパス管路と、 前記バイパス管路に配置され酸化触媒を担持した副フィ
ルタを備えた副浄化手段と、 前記排気管の前記主浄化手段の下流側と前記バイパス管
路の前記副浄化手段の上流側とを接続する連通管路と、 前記ディーゼルエンジンからの排ガスの流路を前記バイ
パス管路側に切り換える第1の流路切換手段と、 前記主浄化手段からの排ガスの流路を前記連通管路側に
切り換える第2の流路切換手段と、 を備えてなることを特徴とするディーゼルエンジンの排
ガス浄化装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のディーゼルエンジンの排
ガス浄化装置において、 前記副浄化手段に、副ヒータを配置してなることを特徴
とするディーゼルエンジンの排ガス浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11128004A JP2000320321A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | ディーゼルエンジンの排ガス浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11128004A JP2000320321A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | ディーゼルエンジンの排ガス浄化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000320321A true JP2000320321A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=14974097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11128004A Pending JP2000320321A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | ディーゼルエンジンの排ガス浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000320321A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008002308A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の排気浄化装置 |
JP2009504982A (ja) * | 2005-08-15 | 2009-02-05 | エミテック ゲゼルシヤフト フユア エミツシオンス テクノロギー ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 内燃機関の排ガスを処理する方法および装置 |
-
1999
- 1999-05-10 JP JP11128004A patent/JP2000320321A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009504982A (ja) * | 2005-08-15 | 2009-02-05 | エミテック ゲゼルシヤフト フユア エミツシオンス テクノロギー ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 内燃機関の排ガスを処理する方法および装置 |
JP2008002308A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の排気浄化装置 |
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