JP3809574B2 - エンジンの排ガス浄化装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エンジン用の排ガス浄化装置、なかでも炭素を主な成分とする浮遊粒子状物質(以下、単に浮遊粒子という)を除去するための排ガス浄化装置に関する。なおこの発明で言うエンジンとは、主としてディーゼルエンジンや複式燃料ディーゼルエンジン等の圧縮点火型の内燃機関を意味するが、浮遊粒子を排出するエンジンの全てを含むこととする。
【0002】
【従来の技術】
この種の浄化装置として、浮遊粒子を炭化珪素製の不織布フィルターで捕捉し、モーターで加熱燃焼させ、フィルターを再生する形態の装置が提案されている(日刊工業新聞社発行、トリガー2000年5月号 102頁)。この浄化装置は、2個のフィルターを備えており、一方のフィルターで浮遊粒子を捕捉する間に、他方のフィルターをヒーターで加熱して再生処理する。
【0003】
特開平10−159552号公報には、前段の酸化触媒と後段のセラミック製フィルターを組み合わせた浄化装置が開示してある。この浄化装置は、酸化触媒によって(2NO+O2 →2NO2 )で示す反応を生じさせ、フィルター内部では(C+2NO2 →CO2 +2NO)と(C+O2 →CO2 )で示す反応を生じさせることにより、浮遊粒子を燃焼しフィルターを自己再生できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の自己再生方式の排ガス浄化装置は、ヒーターを省くことができるうえ、酸化触媒と1個のフィルターだけで浮遊粒子の除去を行えるので、浄化装置を小形化し、低コスト化できる。問題は、浮遊粒子(炭素)をニ酸化窒素(2NO2 )、および排ガス中の酸素(O2 )と反応させて燃焼させるので、低負荷運転時やアイドリング運転時等の排ガス温度が低い状態において、燃焼反応が低下する。その結果、交通渋滞等において、フィルターの再生を十分に行えず、エンジンに余分な負荷が掛かる。
【0005】
この発明の目的は、低負荷運転時やアイドリング運転時にも、外部加熱を必要とせずにフィルター内部の温度を活性温度(500℃以上)に維持できるようにし、以て浮遊粒子の燃焼を促進し、フィルターの再生を確実化することにある。この発明の他の目的は、既存のトラックやバス等の車輌にも容易に、しかも低コストで付加装備できる排ガス浄化装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の排ガスの浄化装置は、2個の蓄熱ユニット3・3を含む蓄熱部1と、浄化ユニット4を含む浄化部2を備えている。蓄熱部1は、両蓄熱ユニット3・3の入口通路7R・7Lのそれぞれが、第1切換弁10を介して排気通路6に接続される。浄化部2は、浄化ユニット4と、同ユニット4の入口通路21および出口通路22を有する。両蓄熱ユニット3・3の出口通路8R・8Lと、浄化ユニット4の入口通路21および出口通路22とは、第2切換弁23を介して接続する。第1切換弁10は、両蓄熱ユニット3・3の入口通路7R・7Lを、排気通路6の上流側通路6aと下流側面通路6bに対して択一的に接続できるよう構成する。第2切換弁23は、上流側通路6aに接続される側の蓄熱ユニット3の出口通路8Lまたは8Rを、浄化ユニット4の入口通路21に接続し、下流側通路6bに接続される側の蓄熱ユニット3の出口通路8Rまたは8Lを浄化ユニット4の出口通路22に接続できるように構成する。以て、上流側通路6aから流入する排ガスを、両蓄熱ユニット3・3に交互に送給しながら蓄熱を行い、上流側通路6aと連通する蓄熱ユニット3を通過した排ガスを浄化ユニット4へ送給することを特徴とする。
【0007】
浄化ユニット4は耐熱性を有するフィルター31を含んで構成し、フィルター31より上流側の通路内に酸化触媒30を設ける。
【0008】
浄化ユニット4は、同一容器内に配置した酸化触媒30とフィルター31とで構成することができる。
【0009】
酸化触媒30は両蓄熱ユニット3・3内に設けることができる。
【0010】
蓄熱ユニット3は、触媒コンバータで構成できる。
【0011】
第1・第2の両切換弁10・23はアクチュエータ18・28で同時に切り換え操作する。
【0012】
第1切換弁10を切り換えて所定時間が経過した後、第2切換弁23を切り換える。
【0013】
上流側排気通路6aの排ガス温度が所定値に達した状態を基準にして、第1・第2の両切換弁10・23の切換サイクル時間を大小に切り換える。
【0014】
【発明の作用効果】
エンジン5の排ガスは、2個の蓄熱ユニット3・3に一定時間おきに交互に送給され、蓄熱ユニット3・3を通過する間に熱交換されてそこに蓄熱される。また、蓄熱ユニット3を通過した浄化前の排ガス(以下、単に未処理ガスと言う)は、浄化ユニット4へ送られて、そこで浄化処理を受ける。このように、蓄熱ユニット3・3に排ガスを交互に送給すると、通常運転時の排ガスの熱エネルギーを各蓄熱ユニット3・3に貯めることができる。従って、通常運転状態から低負荷運転状態へ移行しても、蓄熱ユニット3・3の内部温度は徐々に低下するものの、温度降下は緩やかでしかなく、低温の未処理ガスを加熱して送給できる。
【0015】
つまり、浄化ユニット4へは低負荷運転時にも高温の未処理ガスが送給されるので、浄化ユニット4の内部温度の低下傾向を緩やかなものにでき、内部温度が活性温度以下になるまでの時間を遅らせることができる。従って、この発明の排ガス浄化装置によれば、低負荷運転時にも、浄化ユニット4における浮遊粒子の燃焼を確実に行って、浮遊粒子によるフィルター31の目詰まりを解消し、フィルター31の自己再生機能を維持し続けることができる。これに伴い、エンジンに過剰な背圧が作用するのを防止して、その分だけエネルギー損失を減らし、省エネルギーに寄与できる。
【0016】
フィルター31より上流側の通路内に酸化触媒30を設けると、排ガス中の窒素ガスが(2NO+O2 →2NO2 )で示す反応によって酸化される。この二酸化窒素ガスと排ガスに含まれる酸素は、フィルター31に捕捉された浮遊粒子と反応して、その主成分である炭素を燃焼させて無害化でき、同時にフィルター31を自己再生できるので、ヒーター等の加熱手段を付加する必要がなく、その分だけ排ガス浄化装置の構造を簡素化し、低コスト化できる。
【0017】
浄化ユニット4を、同一容器内に配置した酸化触媒30とフィルター31とで構成すると、浄化ユニット4の取り付けやメンテナンスを容易に行える。
【0018】
酸化触媒30を両蓄熱ユニット3・3内に設けると、蓄熱と排ガスの酸化処理を同時に行えるので、別途酸化触媒を設ける必要が無く、その分だけ排ガス浄化装置の構造を簡素化し低コスト化できる。
【0019】
触媒コンバータで蓄熱ユニット3を構成すると、蓄熱効率は若干低下するものの、蓄熱時に未処理ガスの浄化処理を併せて行えるので、さらに確実な排ガスの浄化を行える。
【0020】
第1・第2の両切換弁10・23をアクチュエータ18・28で同時に切り換え操作すると、通路切り換え時の両切換弁10・23の応答遅れに伴う未処理ガスの漏洩や、浄化ユニット4における排ガスの逆流を確実に防止できる。
【0021】
第1切換弁10を切り換えて所定時間が経過した後、第2切換弁23を切り換えるのは、フィルター31に付着した燃え残りの浮遊粒子を燃焼させるためである。第1切換弁10を切り換えると、切り換わった側の通路内を排ガスが逆流し、逆流ガスの圧力波動によって、フィルター31の上流側面壁に付着していた燃え残りの浮遊粒子が、フィルター面壁からはがされる。第2切換弁23を第1切換弁10に追随して切り換えることにより、浄化ユニット4内の排ガスは、先の逆流ガスの流れ方向とは逆向きに流れるので、逆流ガスによってフィルター面壁からはがされた浮遊粒子は、再びフィルター31に捕捉される。つまり浮遊粒子をフィルター面壁から分離させて排ガス中に分散させたのち、再度捕捉する。これにより、再捕捉された浮遊粒子はフィルター面壁に均一に分散する。従って、再捕捉された浮遊粒子の酸化反応を効果的に行って、浮遊粒子が燃え残るのを防止できる。
【0022】
第1・第2の両切換弁10・23の切換サイクル時間は、上流側排気通路6aの排ガス温度が所定値に達した状態を基準にして大小に切り換える。詳しくは、排ガスの温度が高い場合は、切換サイクル時間を長くして、両切換弁10・23を切り換え操作するアクチュエータの動力消費を抑える。排ガスの温度が低い場合は、切換サイクル時間を短くして、酸化触媒30の温度が活性温度以下に下がるのを抑止する。
【0023】
【実施例】
図1ないし図5はこの発明に係る排ガス浄化装置の実施例を示す。図2において、排ガス浄化装置は、2個の蓄熱ユニット3・3を含む蓄熱部1と、浄化ユニット4を含む浄化部2とで構成する。符号5はエンジン、6はエンジン5のエキゾーストマニホールドから導出される排気通路である。
【0024】
蓄熱部1は、左右一対の蓄熱ユニット3・3と、同ユニット3・3の入口通路7R・7Lと、出口通路8R・8Lとからなり、両入口通路7R・7Lのそれぞれが第1切換弁10を介して排気通路6に接続してある。蓄熱ユニット3は、セラミックスをハニカム状に成形した蓄熱エレメント11と、蓄熱エレメント11を収容するキャニスター12とからなり、排ガスがハニカム空間を通過する際に熱交換を行って、ハニカム空間を区分する区画壁に熱エネルギーを貯積できる。
【0025】
図3において、第1切換弁10は蝶弁13を切り換え要素とする四方切換弁からなり、その入口14をエンジン5側の排気通路、つまり上流側通路6aに接続し、出口15をテールパイプ側の排気通路、つまり下流側通路6bに接続する。残る左右の分岐口16・17のそれぞれに蓄熱ユニット3の入口通路7R・7Lが接続される。蝶弁13は図示していないエアーシリンダーやソレノイド等のアクチュエータで切り換え操作でき、図1に示す状態と、図2に示す状態とに蝶弁13を切り換えることにより、左右の蓄熱ユニット3・3に交互に排ガスを送給できる。例えば図2に示すように、入口通路7Lを介して左方の蓄熱ユニット3に排ガスが送給されるとき、右方の蓄熱ユニット3の入口通路7Rは下流側通路6bに接続される。
【0026】
浄化部2は、浄化ユニット4と、その入口通路21および出口通路22とからなり、これら両通路21・22を蓄熱ユニット3・3の左右の出口通路8R・8Lに対して第2切換弁23を介して接続する。第2切換弁23は第1切換弁10と同じ蝶弁13を有する四方切換弁からなり、その入口24に浄化ユニット4の入口通路21を接続し、出口25に浄化ユニット4の出口通路22を接続する。左右の分岐口26・27には、蓄熱ユニット3の出口通路8R・8Lを接続する。第2切換弁23の蝶弁13は、図示していないエアーシリンダーやソレノイド等のアクチュエータで切り換え操作でき、図1に示す状態と、図2に示す状態とに蝶番13を切り換えることにより、上流側通路6aと連通する蓄熱ユニット3を通り抜けた排ガスが、入口通路21を介して浄化ユニット4へ送給されるようになっている。
【0027】
浄化ユニット4は、前段の酸化触媒30と、後段の高耐熱性を有するフィルター31と、これらを収容するキャニスター32とからなる。酸化触媒30は、ハニカム状のモノリスに触媒金属を担時させ、あるいはセラミックス等の粒状体に触媒金属を担時させて円柱状に成形され、その外周面が金属繊維マットで包被してある。未処理ガスは酸化触媒30を通過する際に(2NO+O2 →2NO2 )で示す酸化反応を受ける。
【0028】
フィルター31は、ウォールフロー型のセラミック多孔体からなり、排ガスは通すが、排ガスに含まれる浮遊粒子(粒径10μm以上)は捕捉する。この浮遊粒子は、フィルター31の温度が450℃以上に加熱されるのに伴って、燃焼され、無害化される。具体的には、(C+2NO2 →CO2 +2NO)で示す炭素と窒素酸化物とが反応する燃焼形態と、(C+O2 →CO2 )で示す炭素と酸素とが反応する燃焼形態とを経て、浮遊粒子が無害化される。
【0029】
浮遊粒子は、フィルター31の内部温度が500℃未満になると燃焼しにくくなる。とくに、アイドリング時等の低負荷運転状態が長引くと、排気ガスの熱エネルギー量が、フィルター31の温度維持に必要なエネルギー量を下回ってしまうので、フィルター31の内部温度は徐々に低下してしまう。こうした温度低下を抑止し、長時間にわたってフィルター内部を活性温度(450℃以上)状態に維持するために、浄化部2の前段に蓄熱部1を設けている。
【0030】
主として、高回転高トルク運転状態、あるいは低回転高トルク運転状態において、上流側排ガス通路6aにおける排ガス温度が250℃以上になったら、第1・第2の切換弁10・23を60秒おきに切り換えて、排ガスを左右の蓄熱ユニット3に交互に送給し、蓄熱エレメント11に熱を貯める。この状態では、排ガス自体の温度が高いので、第1・第2の切換弁10・23の切換サイクル時間を長くでき、その分だけアクチュエータの動力消費を抑止できる。排ガス温度が750℃を越えると、蓄熱ユニット3や酸化触媒30が破損するので、図5に示すように、第1切換弁10をニュートラルに切り換えて、排ガスが浄化装置へ供給されるのを防止する。
【0031】
主として、高回転低トルク運転状態、あるいは低回転低トルク運転状態などの低負荷運転状態へ移行すると、排ガス温度が下がる。しかし、排ガスは蓄熱エレメント11を通過する間に蓄熱エレメント11から放出される熱を受けて加熱される。この加熱された排ガスを浄化ユニット4へ送給することにより、フィルター31の内部温度の低下傾向を緩やかなものとすることができ、従って、フィルター内部を長時間にわたって活性温度に維持できる。浄化ユニット4で浄化処理された排ガスは、その出口通路22と第2切換弁23を経て、下流側通路6bと連通する蓄熱ユニット3へ送給されて、下流側通路6bから大気中へ排出される。なお、排ガス温度が250℃未満になったら、第1切換弁10および第2切換弁23を60秒から30秒おきに切り換えて、両弁の切換サイクル時間を小さくし、保温作用を促進して酸化触媒30の温度低下を防ぐ。
【0032】
第1切換弁10および第2切換弁23は基本的に同時に切り換えるが、必要に応じて、その切換タイミングをずらすことができる。第1切換弁10を切り換えると、切り換わった側の通路内を排ガスが逆流するが、この逆流ガスの圧力波動がフィルター31に達した時点で、第2切換弁23を第1切換弁10に追随して切り換えるのである。この場合には、フィルター31の上流側面壁に付着していた燃え残りの浮遊粒子が、逆流ガスの圧力波動によって一瞬面壁からはがされる。しかし、第2切換弁23を切り換えることによって、再びフィルター31に捕捉される。このときの浮遊粒子は一度排ガス中に分散するので、再度捕捉されたときには均一に分散する。従って、再捕捉された浮遊粒子の酸化反応を効果的に行って、浮遊粒子が燃え残るのを防止できる。
【0033】
上記の実施例以外に、酸化触媒30はフィルター31より上流側の通路内に設けることができる。例えば、両蓄熱ユニット3・3を利用してその内部に酸化触媒30を設けることができ、この場合には、浄化ユニット4をフィルター31のみで構成できる。蓄熱ユニット3は触媒コンバータで構成することができる。第1・第2の切換弁10・23は四方切換弁で構成する必要はなく、他の弁構造を採ることができる。フィルター31は、ウォールフロー型のセラミック多孔体以外に、金属多孔体製のフィルターや、パンチングメタル製のパイプにセラミック繊維を巻き付けたセラミックファイバー型のフィルター等を用いることができ、要は耐熱性を有するフィルターであれば、その形成素材や構造は問わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】排ガス浄化装置の概念図である。
【図2】切換弁を切り換えた状態の図1と同等の概念図である。
【図3】第1切換弁の断面図である。
【図4】第2切換弁の断面図である。
【図5】排ガス浄化を停止した状態の、排ガス浄化装置の概念図である。
【符号の説明】
1 蓄熱部
2 浄化部
3 蓄熱ユニット
4 浄化ユニット
7R・7L 入口通路
8R・8L 出口通路
10 第1切換弁
11 蓄熱エレメント
21 入口通路
22 出口通路
23 第2切換弁

Claims (8)

  1. 2個の蓄熱ユニット3・3を含む蓄熱部1と、浄化ユニット4を含む浄化部2を備えており、
    蓄熱部1は、両蓄熱ユニット3・3の入口通路7R・7Lのそれぞれが、第1切換弁10を介して排気通路6に接続されており、
    浄化部2は、浄化ユニット4と、同ユニット4の入口通路21および出口通路22を有し、
    両蓄熱ユニット3・3の出口通路8R・8Lと、浄化ユニット4の入口通路21および出口通路22とが、第2切換弁23を介して接続されており、
    第1切換弁10は、両蓄熱ユニット3・3の入口通路7R・7Lを、排気通路6の上流側通路6aと下流側面通路6bに対して択一的に接続できるよう構成されており、
    第2切換弁23は、上流側通路6aに接続される側の蓄熱ユニット3の出口通路8Lまたは8Rを、浄化ユニット4の入口通路21に接続し、下流側通路6bに接続される側の蓄熱ユニット3の出口通路8Rまたは8Lを浄化ユニット4の出口通路22に接続できるように構成してあり、
    上流側通路6aから流入する排ガスを、両蓄熱ユニット3・3に交互に送給しながら蓄熱を行い、上流側通路6aと連通する蓄熱ユニット3を通過した排ガスを浄化ユニット4へ送給することを特徴とするエンジンの排ガス浄化装置。
  2. 浄化ユニット4が耐熱性を有するフィルター31を含んで構成されており、フィルター31より上流側の通路内に酸化触媒30が設けてある請求項1記載のエンジンの排ガス浄化装置。
  3. 浄化ユニット4が、同一容器内に配置した酸化触媒30とフィルター31とで構成してある請求項1または2記載のエンジンの排ガス浄化装置。
  4. 酸化触媒30が両蓄熱ユニット3・3内に設けてある請求項1または2記載のエンジンの排ガス浄化装置。
  5. 蓄熱ユニット3が、触媒コンバータで構成してある請求項1から4のいずれかひとつに記載のエンジンの排ガス浄化装置。
  6. 第1・第2の両切換弁10・23をアクチュエータ18・28で同時に切り換え操作することを特徴とする請求項1から5のいずれかひとつに記載のエンジンの排ガス浄化装置。
  7. 第1切換弁10を切り換えて所定時間が経過した後、第2切換弁23を切り換えることを特徴とする請求項1から5のいずれかひとつに記載のエンジンの排ガス浄化装置。
  8. 上流側排気通路6aの排ガス温度が所定値に達した状態を基準にして、第1・第2の両切換弁10・23の切換サイクル時間を大小に切り換えることを特徴とする請求項1から7のいずれかひとつに記載のエンジンの排ガス浄化装置。
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