JP2000320000A - ユニット建物 - Google Patents

ユニット建物

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JP2000320000A
JP2000320000A JP11134280A JP13428099A JP2000320000A JP 2000320000 A JP2000320000 A JP 2000320000A JP 11134280 A JP11134280 A JP 11134280A JP 13428099 A JP13428099 A JP 13428099A JP 2000320000 A JP2000320000 A JP 2000320000A
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unit
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building unit
standard
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Seiichi Ota
成一 太田
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラン対応力が一層向上したユニット建物を
提供するにある。 【解決手段】 箱形に形成された上下階の標準建物ユニ
ット2、3の長辺側に、それぞれ、前記標準建物ユニッ
ト2、3に比べて短辺幅の小さい上下階の補助建物ユニ
ット5、6が設けられたユニット建物Tであって、上階
の標準建物ユニット3と補助建物ユニット6の床31、
61が、それぞれ、床面材の貼設された床部32、62
と、床面の開口された床開口部33、63または前記床
部の床面よりも低くなっている落とし込み床部とを有
し、上階の両建物ユニット3、6の床部32、62同士
と床開口部同士33、63または落とし込み床部同士と
が、相互に連続していることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の箱形の建物
ユニットからなるユニット建物に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の箱形の建物ユニットからなるユニ
ット建物において、浴室ユニットを設置するための従来
技術として、例えば、特開平5−339997号公報に
記載されているものは、建物ユニットの床面の一部を他
の部分より低くした落とし込み床部に浴室ユニットを設
置することで、浴室床面と脱衣室の床面との段差をなく
すと共に、浴槽に入るときの跨ぎ込み高さを低くして、
容易に入浴できるようにしている。
【0003】また、従来のユニット建物において、上階
の建物ユニットの床に上下階に跨がる吹き抜け空間を形
成するべく床開口部を設け、この吹き抜け空間に階段を
設置しているものが知られている(特公平4−6517
7号公報参照)。
【0004】しかしながら、このような従来のユニット
建物においては、規定の寸法の建物ユニット内に浴室ユ
ニットや階段を設置しているので、浴室ユニットの大き
さが制限されたり、階段が急勾配になったりする問題が
あった。なお、落とし込み床部や床開口部を隣の建物ユ
ニットにまで拡張し、浴室ユニットや階段を隣の建物ユ
ニットに跨がらせて設置することも考えられるが、そう
すると、浴室ユニットや階段の一部が隣接する居室部分
に進出することとなり、プラン上の障害や制約になって
しまう。
【0005】そこで、本出願人は、上記問題を解決する
べく、特願平9−209195号に記載のユニット建物
を、本出願に先立って提案した。すなわち、上記特願平
9−209195号に記載のユニット建物は、箱形に形
成された上下階の標準建物ユニットに、それぞれ、上下
階の補助建物ユニットを設け、上階の標準建物ユニット
の床に、床面の開口された床開口部または床面よりも低
くなっている落とし込み床部を設け、この床開口部また
は落とし込み床部を前記補助建物ユニットまで拡張させ
たものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特願平
9−209195号に記載の従来のユニット建物におい
ては、床開口部または落とし込み床部が補助建物ユニッ
トの床全面に設けられているので、この床開口部に設置
される階段の横、あるいは落とし込み床部に設置される
浴室ユニットの横を有効活用できず、間取りプラン対応
力がなお不十分であった。
【0007】本発明は、このような従来のユニット建物
における問題点に着目してなされたものであり、その目
的とするところは、プラン対応力が一層向上したユニッ
ト建物を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
平面視矩形の床とその側縁に立設した壁とから箱形に形
成された上下階の標準建物ユニットの長辺側に、それぞ
れ、前記標準建物ユニットに比べて短辺幅の小さい上下
階の補助建物ユニットが設けられたユニット建物であっ
て、上階の標準建物ユニットと補助建物ユニットの床
が、それぞれ、床面材の貼設された床部と、床面の開口
された床開口部または前記床部の床面よりも低くなって
いる落とし込み床部とを有し、上階の両建物ユニットの
床部同士と床開口部同士または落とし込み床部同士と
が、相互に連続していることを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、平面視矩形の床と
その側縁に立設した壁とから箱形に形成された上下階の
標準建物ユニットの長辺側に、それぞれ、前記標準建物
ユニットに比べて短辺幅の小さい上下階の補助建物ユニ
ットが設けられたユニット建物であって、下階の補助建
物ユニットの長辺幅より上階の補助建物ユニットの長辺
幅が小さくなされ、上階の標準建物ユニットの床が、床
面材の貼設された床部と、床面の開口された床開口部ま
たは前記床部の床面よりも低くなっている落とし込み床
部とを有し、上階の補助建物ユニットの床が、床面の開
口された床開口部または前記床部の床面よりも低くなっ
ている落とし込み床部を有し、上階の両建物ユニットの
床開口部同士または落とし込み床部同士が、相互に連続
していることを特徴としている。
【0010】〔作用〕請求項1記載の本発明ユニット建
物においては、上階の標準建物ユニットと補助建物ユニ
ットの床が、それぞれ、床面材の貼設された床部と、床
面の開口された床開口部または前記床部の床面よりも低
くなっている落とし込み床部とを有している。そして、
両建物ユニットの床部同士と床開口部同士または落とし
込み床部同士とが、相互に連続しているので、これら両
床開口部に跨がって階段を設置すると、階段を緩勾配に
できると同時に、この階段横の床部で居室やトイレを拡
大できる。あるいは、両落とし込み床部に跨がって浴室
ユニットを設置すると、浴室ユニットの大きさが制限さ
れず余裕のある浴室にできると同時に、この浴室横の床
部で居室やトイレを拡大できる。従って、ユニット建物
の間取りプラン対応力が一層向上する。
【0011】又、請求項2記載の本発明ユニット建物に
おいては、下階の補助建物ユニットの長辺幅より上階の
補助建物ユニットの長辺幅が小さくなされている。そし
て、上階の標準建物ユニットの床が、床面材の貼設され
た床部と、床面の開口された床開口部または前記床部の
床面よりも低くなっている落とし込み床部とを有し、上
階の補助建物ユニットの床が、床面の開口された床開口
部または前記床部の床面よりも低くなっている落とし込
み床部を有している。さらに、上階の両建物ユニットの
床開口部同士または落とし込み床部同士が、相互に連続
しているので、両床開口部に跨がって階段を設置する
と、階段を緩勾配にできると同時に、この階段横の下階
補助建物ユニットの床部で居室やトイレを拡大できる。
あるいは、両落とし込み床部に跨がって浴室ユニットを
設置すると、浴室ユニットの大きさが制限されず余裕の
ある浴室にできると同時に、下階補助建物ユニットによ
り居室を拡大できる。従って、ユニット建物の間取りプ
ラン対応力が一層向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施例であ
って、(イ)図はユニット建物の斜視図、(ロ)図は上
階の標準建物ユニットと補助建物ユニットの分解斜視
図、(ハ)図は(ロ)図の平面図、(ニ)図は下階の標
準建物ユニットと補助建物ユニットの分解斜視図、
(ホ)図は(ニ)図の平面図である。図1において、T
はユニット建物、1は基礎、2、2aは下階の標準建物
ユニット、3、3aは上階の標準建物ユニット、4は屋
根ユニット、5、6は下階と上階の補助建物ユニットで
ある。
【0013】本実施例のユニット建物Tは、図1(イ)
図に示すように、2階建てであって、平面視矩形で箱形
に形成された下階標準建物ユニット2と上階標準建物ユ
ニット3の長辺側に、それぞれ、前記標準建物ユニット
2、3に比べて短辺幅の小さい上下階の補助建物ユニッ
ト5、6が設けられている。
【0014】上記ユニット建物Tの1階部分は、下階補
助建物ユニット5が設けられた下階標準建物ユニット2
と、この下階標準建物ユニット2に隣接配置された複数
の下階標準建物ユニット2a、2a、・・とから構成さ
れ、これら下階標準建物ユニット2、2aは、基礎1上
に設置されている。また、ユニット建物Tの2階部分
は、上階補助建物ユニット6が設けられた上階標準建物
ユニット3と、この上階標準建物ユニット3に隣接配置
された複数の上階標準建物ユニット3a、3a、・・と
から構成され、これら上階標準建物ユニット3、3aの
上には複数個に分割された屋根ユニット4、4、・・が
載置されている。
【0015】上下階の標準建物ユニット2、2a、3、
3aと上下階の補助建物ユニット5、6は、いずれも、
平面視矩形の床パネルとその側縁に立設した壁パネルと
から箱形に形成されている。上階標準建物ユニット3で
は、図1(ロ)図に示すように、床パネル31の長辺側
に壁パネル34が立設され、短辺側に壁パネル35が立
設されている。そして、短辺側の壁パネル35と平行す
る2枚の間仕切り壁パネル36、37が設けられ、壁パ
ネル35と間仕切り壁パネル37間における長辺側壁パ
ネル34は開口されている。また、上階補助建物ユニッ
ト6では、床パネル61の長辺側に壁パネル64が立設
され、短辺側に対向する二枚の壁パネル65、65が立
設されている。そして、短辺側の壁パネル65と平行す
る間仕切り壁パネル66が設けられ、また、壁パネル6
4、65の上部に屋根パネル67が設けられている。
【0016】上階標準建物ユニット3と上階補助建物ユ
ニット6の床パネル31、61は、それぞれ、床面材の
貼設された床部32、62と、これら床部32、62と
隣接し床面の開口された床開口部33、63とを有して
いる。そして、上記の上階標準建物ユニット3の長辺側
(壁パネル34)に、上記補助建物ユニット6が横付け
され、上階の両建物ユニット3、6の床部32、62と
床開口部33、63同士が、相互に連続している。ま
た、上階標準建物ユニット3の壁パネル35と上階補助
建物ユニット6の一方の壁パネル65とが相互に連続
し、上階標準建物ユニット3の間仕切り壁パネル36と
上階補助建物ユニット6の間仕切り壁パネル66とが相
互に連続し、上階標準建物ユニット3の間仕切り壁パネ
ル37と上階補助建物ユニット6の他方の壁パネル65
とが相互に連続している。
【0017】下階標準建物ユニット2は、図1(ニ)図
に示すように、床パネル21の長辺側の一部に壁パネル
22が立設され、短辺側に壁パネル23が立設されてい
る。そして、短辺側の壁パネル23と平行で前記壁パネ
ル22と直交する方向に、間仕切り壁パネル24が設け
られている。壁パネル23と間仕切り壁パネル24間、
および壁パネル22の端面と間仕切り壁パネル24間
は、いずれも開口されている。
【0018】また、下階補助建物ユニット5では、床パ
ネル51の長辺側に壁パネル52が立設され、短辺側に
は対向する二枚の壁パネル53、53が立設され、壁パ
ネル53、53間には間仕切り壁パネル54が立設され
ている。そして、上記の下階標準建物ユニット2の長辺
側に、上記下階補助建物ユニット5が横付けされ、下階
標準建物ユニット2の壁パネル23と下階補助建物ユニ
ット5の一方の壁パネル53とが相互に連続し、下階標
準建物ユニット2の間仕切り壁パネル24と下階補助建
物ユニット5の間仕切り壁パネル54とが相互に連続
し、下階標準建物ユニット2の壁パネル22の間仕切り
壁パネル24側端面に下階補助建物ユニット5の他方の
壁パネル53が直結されている。
【0019】上記相互に連続した床開口部33、63に
よって、上下階の標準建物ユニット2、3と補助建物ユ
ニット5、6のそれぞれに跨がる吹き抜け空間部が形成
され、この吹き抜け空間部に階段7が設置されている
(図1(ハ)図と(ホ)図参照)。また、図1(ハ)図
に示す上階部において、上記階段7が設置されている床
開口部33、63の隣に、上階標準建物ユニット3の床
部32と上階補助建物ユニット6の床部62とが相互に
連続したトイレ室8が形成され、このトイレ室8と間仕
切り壁37を隔てて隣接する部分は、居室9になされて
いる。また、図1(ホ)図に示す下階部において、階段
7と間仕切り壁パネル24、54を隔てて隣接する部分
は、居室91と、この居室91と連なる収納室92にな
されている。
【0020】(実施例の作用)上記構成になされた本実
施例のユニット建物Tにおいては、上階の標準建物ユニ
ット3と補助建物ユニット6の床部32、62同士と床
開口部33、63同士とが相互に連続しているので、こ
れら両床開口部33、63に跨がって階段7を設置する
と、階段7を緩勾配にできると同時に、この階段7横の
床部32、62でトイレ室8を拡大できる。従って、ユ
ニット建物Tの間取りプラン対応力が一層向上する。
【0021】図2は、本発明の別の実施例であって、
(イ)図はユニット建物の斜視図、(ロ)図は上階の標
準建物ユニットと補助建物ユニットの分解斜視図、
(ハ)図は(ロ)図の平面図、(ニ)図は下階の標準建
物ユニットと補助建物ユニットの分解斜視図、(ホ)図
は(ニ)図の平面図である。図2において、前記実施例
と同じものには同符合を付けて説明を省略し、異なるも
のだけ別符合を付けて説明する。
【0022】図2において、TAはユニット建物、2A
は下階の標準建物ユニット、3Aは上階の標準建物ユニ
ット、5A、6Aは下階と上階の補助建物ユニットであ
る。本実施例のユニット建物TAは、図2(イ)図に示
すように、2階建てであって、平面視矩形で箱形に形成
された下階標準建物ユニット2Aと上階標準建物ユニッ
ト3Aの長辺側に、それぞれ、前記標準建物ユニット2
A、3Aに比べて短辺幅の小さい上下階の補助建物ユニ
ット5A、6Aが設けられている。そして、下階補助建
物ユニット5Aの長辺幅は、下階標準建物ユニット2A
と同じになされているが、上階補助建物ユニット6Aの
長辺幅は、下階補助建物ユニット5Aの長辺幅より小に
なされ、約半分の長辺幅になされている。
【0023】上記ユニット建物TAの1階部分は、下階
補助建物ユニット5Aが設けられた下階標準建物ユニッ
ト2Aと、この下階標準建物ユニット2Aに隣接配置さ
れた複数の下階標準建物ユニット2a、2a、・・とか
ら構成され、これら下階標準建物ユニット2A、2a
は、基礎1上に設置されている。また、ユニット建物T
Aの2階部分は、上階補助建物ユニット6Aが設けられ
た上階標準建物ユニット3Aと、この上階標準建物ユニ
ット3Aに隣接配置された複数の上階標準建物ユニット
3a、3a、・・とから構成され、これら上階標準建物
ユニット3A、3aの上には複数個に分割された屋根ユ
ニット4、4、・・が載置されている。
【0024】上下階の標準建物ユニット2A、2a、3
A、3aと上下階の補助建物ユニット5A、6Aは、い
ずれも、平面視矩形の床パネルとその側縁に立設した壁
パネルとから箱形に形成されている。上階標準建物ユニ
ット3Aでは、図2(ロ)図に示すように、床パネル3
1の長辺側に壁パネル34が立設され、短辺両側に壁パ
ネル35、35が立設されている。そして、短辺側の壁
パネル35と平行する間仕切り壁パネル36が床パネル
31の略中央部に設けられ、一方の壁パネル35と間仕
切り壁パネル36間における長辺側壁パネル34は開口
されている。また、上階補助建物ユニット6Aでは、床
パネル61の長辺側に壁パネル64が立設され、短辺側
に対向する二枚の壁パネル65、65が立設されてい
る。そして、壁パネル64、65の上部に屋根パネル6
7が設けられている。
【0025】上階標準建物ユニット3Aの床パネル31
は、床面材の貼設された床部32と、床部32と隣接し
床面の開口された床開口部33を有しているが、上階補
助建物ユニット6Aの床パネル61は、床全面が開口さ
れた床開口部63を有している。そして、上記の上階標
準建物ユニット3Aの長辺側(壁パネル34)に、上記
補助建物ユニット6Aが横付けされ、上階の両建物ユニ
ット33、6Aの床開口部33、63同士が、相互に連
続している。また、上階標準建物ユニット3の壁パネル
35と上階補助建物ユニット6の一方の壁パネル65と
が相互に連続し、上階標準建物ユニット3の間仕切り壁
パネル36と上階補助建物ユニット6の他方の壁パネル
65とが相互に連続している。
【0026】下階標準建物ユニット2Aは、図2(ニ)
図に示すように、床パネル21の短辺両側に壁パネル2
3と間仕切り壁パネル24とが立設されている。そし
て、床パネル21の中央部に壁パネル23と平行して間
仕切り壁パネル24が設けられている。また、下階補助
建物ユニット5Aでは、床パネル51の長辺側に壁パネ
ル52が立設され、短辺側に対向する二枚の壁パネル5
3、53と間仕切り壁パネル54が立設されている。そ
して、上記の下階標準建物ユニット2Aの長辺側に、上
記補助建物ユニット5Aが横付けされ、下階標準建物ユ
ニット2Aの壁パネル23と下階補助建物ユニット5の
一方の壁パネル53とが相互に連続し、下階標準建物ユ
ニット2の間仕切り壁パネル24、24と下階補助建物
ユニット5の他方の壁パネル53と間仕切り壁パネル5
4とが、それぞれ、相互に連続している。
【0027】上記相互に連続した床開口部33、63に
よって、上下階の標準建物ユニット2A、3Aと補助建
物ユニット5A、6Aのそれぞれに跨がる吹き抜け空間
部が形成され、この吹き抜け空間部に階段7が設置され
ている(図2(ハ)図と(ホ)図参照)。図2(ハ)図
に示す上階部において、間仕切り壁パネル36を隔てて
階段7と隣接する部分は、居室9になされている。ま
た、図2(ホ)図に示す下階部において、間仕切り壁パ
ネル24、54を隔てて階段7と隣接する部分は、居室
91になされている。
【0028】(実施例の作用)上記構成になされた本実
施例のユニット建物TAにおいて、上階の両建物ユニッ
ト3A、6Aの床開口部33、63同士が相互に連続し
ているので、両床開口部33、63に跨がって階段7を
設置すると、階段7を緩勾配にできると同時に、この階
段7横の下階補助建物ユニット5Aの床部で居室91を
拡大できる。従って、ユニット建物TAの間取りプラン
対応力が一層向上する。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の本発明ユニット建物にお
いては、両床開口部に跨がって階段を設置すると、階段
を緩勾配にできると同時に、この階段横の床部で居室や
トイレを拡大でき、あるいは、両落とし込み床部に跨が
って浴室ユニットを設置すると、浴室ユニットの大きさ
が制限されず余裕のある浴室にできると同時に、この浴
室横の床部で居室やトイレを拡大できる。従って、ユニ
ット建物の間取りプラン対応力が一層向上する。
【0030】又、請求項2記載の本発明ユニット建物に
おいては、両床開口部に跨がって階段を設置すると、階
段を緩勾配にできると同時に、この階段横の下階補助建
物ユニットの床部で居室やトイレを拡大できる。あるい
は、両落とし込み床部に跨がって浴室ユニットを設置す
ると、浴室ユニットの大きさが制限されず余裕のある浴
室にできると同時に、下階補助建物ユニットにより居室
を拡大できる。従って、ユニット建物の間取りプラン対
応力が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であって、(イ)図はユニッ
ト建物の斜視図、(ロ)図は上階の標準建物ユニットと
補助建物ユニットの分解斜視図、(ハ)図は(ロ)図の
平面図、(ニ)図は下階の標準建物ユニットと補助建物
ユニットの分解斜視図、(ホ)図は(ニ)図の平面図で
ある。
【図2】本発明の別の実施例であって、(イ)図はユニ
ット建物の斜視図、(ロ)図は上階の標準建物ユニット
と補助建物ユニットの分解斜視図、(ハ)図は(ロ)図
の平面図、(ニ)図は下階の標準建物ユニットと補助建
物ユニットの分解斜視図、(ホ)図は(ニ)図の平面図
である。
【符号の説明】
T、TA ユニット建物 1 基礎 2、2A、2a 下階標準建物ユニット 3、3A、3a 上階標準建物ユニット 5、5A 下階補助建物ユニット 6、6A 上階補助建物ユニット 21、31、51、61 床パネル(床) 22、23、34、35、52、53、64、65 壁
パネル(壁) 32、62 床部 33、63 床開口部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面視矩形の床とその側縁に立設した壁
    とから箱形に形成された上下階の標準建物ユニットの長
    辺側に、それぞれ、前記標準建物ユニットに比べて短辺
    幅の小さい上下階の補助建物ユニットが設けられたユニ
    ット建物であって、 上階の標準建物ユニットと補助建物ユニットの床が、そ
    れぞれ、床面材の貼設された床部と、床面の開口された
    床開口部または前記床部の床面よりも低くなっている落
    とし込み床部とを有し、上階の両建物ユニットの床部同
    士と床開口部同士または落とし込み床部同士とが、相互
    に連続していることを特徴とするユニット建物。
  2. 【請求項2】 平面視矩形の床とその側縁に立設した壁
    とから箱形に形成された上下階の標準建物ユニットの長
    辺側に、それぞれ、前記標準建物ユニットに比べて短辺
    幅の小さい上下階の補助建物ユニットが設けられたユニ
    ット建物であって、 下階の補助建物ユニットの長辺幅より上階の補助建物ユ
    ニットの長辺幅が小さくなされ、上階の標準建物ユニッ
    トの床が、床面材の貼設された床部と、床面の開口され
    た床開口部または前記床部の床面よりも低くなっている
    落とし込み床部とを有し、上階の補助建物ユニットの床
    が、床面の開口された床開口部または前記床部の床面よ
    りも低くなっている落とし込み床部を有し、上階の両建
    物ユニットの床開口部同士または落とし込み床部同士
    が、相互に連続していることを特徴とするユニット建
    物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011226142A (ja) * 2010-04-20 2011-11-10 Sekisui Chem Co Ltd 浴室設置方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011226142A (ja) * 2010-04-20 2011-11-10 Sekisui Chem Co Ltd 浴室設置方法

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