JP2000319995A - 柱と梁の接合部構造 - Google Patents
柱と梁の接合部構造Info
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Abstract
また、柱主筋の座屈防止を図りつつ、現場での作業の簡
易化、省力化を図ること。 【解決手段】 鉄骨鉄筋コンクリート柱12の柱梁接合
部に1つのコ字形横補強筋ユニット22と2つのU字形
横補強筋ユニット24が用いられている。コ字形横補強
筋ユニット22は、フランジ1404の外側方から中央
辺部2202Aを柱主筋16に当て付け、両側の差し込
み辺部2202Bを梁18のウェブ1802の挿通孔1
806に挿通させ、差し込み辺部2202Bの先部をウ
ェブ1802の反対側に突出させて配設される。U字形
横補強筋ユニット24は、コ字形横補強筋ユニット22
が掛からなかった鉄骨鉄筋コンクリート柱12の2つの
角部からその中心に向かうように差し込まれ、3つの柱
主筋16が2つの差し込み辺部2402Bの間に挿入さ
れ連結辺部2402Aに当接するように配設される。
Description
ト構造および鉄骨鉄筋コンクリート柱・鉄骨梁構造にお
ける柱と梁の接合部の横補強構法に関する。
鉄筋コンクリート柱・鉄骨鉄筋コンクリート梁構造)お
よび鉄骨鉄筋コンクリート柱・鉄骨梁構造では、柱梁接
合部の耐力、耐震性能を高め、また、柱主筋の座屈防止
を図るため、次のような作業がなされている。図15を
参照して説明すると、鉄骨鉄筋コンクリート柱12にお
いて、十字形鉄骨柱14の外側で矩形の角部に位置する
ように柱主筋16が配筋され、柱梁接合部を除いた十字
形鉄骨柱14および柱主筋16の周囲にフープ筋50が
配筋され、柱梁接合部において十字形鉄骨柱14にI形
鋼からなる梁18が4つ連結されている。そして複数の
L字形横補強筋、または複数のコ字形横補強鉄筋52が
柱主筋16の外側を囲むように十字形鉄骨柱14に向け
て配筋され、それらの先部を梁18のウェブの貫通孔に
通し、それら鉄筋52の端部を重ねて溶接し、閉鎖型横
補強筋を形成するようにしている。
梁の接合部の横補強構法では、複数のL字形横補強筋、
または複数のコ字形横補強鉄筋を鉄骨梁のウェブの貫通
孔に通し、それら鉄筋の端部を重ねて溶接しなければな
らないため、作業が煩雑となり、また、手間の掛かる現
場溶接を必要とすることから、現場作業の簡易化、省力
化が望まれていた。本発明は前記事情に鑑み案出された
ものであって、本発明の目的は、柱梁接合部の耐力、耐
震性能を確保しつつ、また、柱主筋の座屈防止を図りつ
つ、現場での作業の簡易化、省力化が図れる鉄骨鉄筋コ
ンクリート構造および鉄骨鉄筋コンクリート柱・鉄骨梁
構造における柱と梁の接合部の横補強構法を提供するこ
とにある。
る柱は、I形の鋼材が十字状に連結された十字形鉄骨
柱、I形の鋼材からなるI字形鉄骨柱、I形の鋼材とT
形の鋼材がT字状に連結されたT字形鉄骨柱であり、こ
れらの鉄骨柱の梁結合部において、1つ、または2つ、
または3つの梁が連結される。そして、鉄骨柱の形状
や、連結される梁の数に応じて、複数のコ字形横補強筋
またはそのユニットや、複数のU字形横補強筋またはそ
のユニット、複数のL字形横補強筋またはそのユニット
が用いられる。コ字形横補強筋は、中央辺部と中央辺部
の両端の差し込み辺部からコ字形に形成されている。そ
のユニットでは複数のコ字形横補強筋が上下に間隔をお
いて連結されて構成されている。
差し込み辺部とこれら差し込み辺部を連結する連結辺部
からU字形に形成されている。そのユニットでは、複数
のU字形横補強筋が上下に間隔をおいて連結されて構成
されている。L字形横補強筋は、中央辺部と前記中央辺
部の一端に設けられた差し込み辺部と前記中央辺部の他
端にV字をなすように設けられた係止辺部とでL字形に
形成されている。そのユニットでは、複数のL字形横補
強筋が上下に間隔をおいて連結されて構成されている。
これらのコ字形横補強筋やそのユニット、U字形横補強
筋やそのユニット、L字形横補強筋やそのユニットは、
溶接などの作業を要せずに、柱主筋がその内側に入るよ
うに配筋され、鉄骨柱、柱主筋と共にコンクリート中に
埋設され、柱梁接合部の耐力、耐震性能を確保しつつ、
また、柱主筋の座屈防止を図りつつ、現場での作業の簡
易化、省力化が図られる。
図面にしたがって説明する。まず、第1の実施の形態
(特許請求の範囲の第1項記載の発明に相当)から説明
すると、図1(A)は柱と梁の接合部の断面平面図、
(B)はコ字形横補強筋ユニットの斜視図、(C)はU
字形横補強筋ユニットの斜視図を示す。図1(A)に示
すように、鉄骨鉄筋コンクリート構造や鉄骨鉄筋コンク
リート柱・鉄骨梁構造では、まず、鉄骨柱14が立設さ
れ、また、鉄骨梁18が鉄骨柱14に組み立てられ、鉄
筋が配筋された後、コンクリートCが打設されて鉄骨鉄
筋コンクリート柱12が構築される。鉄骨鉄筋コンクリ
ート柱12は、鉄骨柱14、柱主筋16、コンクリート
Cなどから平面視矩形に形成され、鉄骨鉄筋コンクリー
ト柱12の柱梁接合部には1つのコ字形横補強筋ユニッ
ト22と2つのU字形横補強筋ユニット24が用いら
れ、鉄骨柱14の柱梁接合部には予め梁と連結するため
の連結用部材が一体に取着されている場合もあり、鉄骨
柱14に鉄骨梁18を直接取着する場合もある。
(またはH)形の鋼材が十字状に交差して形成された十
字形鉄骨柱であり、直角に十字状に交差する2つのウェ
ブ1402と、各ウェブ1402の両端に設けられたフ
ランジ1404を備えており、各ウェブ1402が矩形
の各辺に平行して延在するように配設されている。な
お、この実施の形態では、双方のフェブ1402の交差
箇所1402Aが、一方のウェブ1402の幅方向中央
で他方のウェブ1402のフランジ1404寄り箇所に
偏心している。鉄骨梁18は、鉄骨柱14の三つのフラ
ンジ1404箇所からそれぞれ水平方向外方に突出して
おり、鉄骨梁18はI(またはH)形鋼からなるI形鉄
骨梁で、鉄骨梁18はウェブ1802を垂直に上下のフ
ランジ1804を水平にして配置されている。そして、
互いに同一直線上に位置しコンクリートCの内側に位置
する2つの鉄骨梁18のコンクリートCの内側に位置す
るウェブ1802箇所には上下に等間隔をおいて多数の
挿通孔1806が貫設されている。
4の柱梁接合部に鉄骨梁18が連結されたならば、各鉄
骨柱14の周囲を囲むように断面矩形枠状に複数の柱主
筋16が鉛直に配筋され、また、柱梁接合部を除いた各
鉄骨柱14部分で複数の柱主筋16の周囲を囲むように
矩形枠状のフープ筋50(図15参照)が上下に間隔を
おいて多数配筋され、同時に柱梁接合部においては、コ
字形横補強筋ユニット22とU字形横補強筋ユニット2
4が鉄骨鉄筋コンクリート柱12の中心に向けて水平に
差し込まれる。
(B)に示すように、複数のコ字形横補強筋2202と
これら複数のコ字形横補強筋2202を連結する連結筋
2204を備えている。前記コ字形横補強筋2202
は、直線状に延在する中央辺部2202Aと、中央辺部
2202Aの両端からそれぞれ直角に屈曲されたのち直
線状に延在する差し込み辺部2202Bから構成されい
る。複数のコ字形横補強筋2202は、互いに平行させ
上下に等間隔をおいて並べた状態で中央辺部2202A
の長手方向中央を通る連結筋2204により連結され一
体化され、これによりコ字形横補強筋ユニット22が構
成されている。
において、両側の差し込み辺部2202Bの内側に柱主
筋16が位置するように、交差箇所1402Aが偏位し
た側のフランジ1404の外側方から中央辺部2202
Aを柱主筋16に当て付け、両側の差し込み辺部220
2Bを梁18のウェブ1802の挿通孔1806に挿通
させ、差し込み辺部2202Bの先部をウェブ1802
の反対側に突出させる。そして、例えば、中央辺部22
02Aの両端が結束線などを用いて柱主筋16に取着さ
れ、これによりコ字形横補強筋ユニット22が柱梁接合
部に取り付けられる。この場合、柱梁接合部の耐力、耐
震性能を高めるため、差し込み辺部2202Bの先端の
ウェブ1802からの突出長さは、コ字形横補強筋22
02を構成する構造用鉄筋の直径をDとした場合、15
×D以上が好ましい。また、柱梁接合部の耐力、耐震性
能を高めるため、差し込み辺部2202Bの先端は、鉄
骨鉄筋コンクリート柱12の断面中心を通る中心線で中
央辺部2202Aと平行する中心線1202を横切って
この中心線1202よりも、5×D以上突出しているこ
とが好ましい。
(C)に示すように、複数のU字形横補強筋2402と
これら複数のU字形横補強筋2402を連結する2つの
連結筋2404を備えている。前記U字形横補強筋24
02は、U字型に屈曲形成された連結辺部2402A
と、この連結辺部2402Aにそれぞれ連結され互いに
間隔をおいて平行して直線状に延在する2つの差し込み
辺部2402Bから構成されいる。複数のU字形横補強
筋2402は、互いに平行させつつ上下に等間隔をおい
て並べた状態で各差し込み辺部2402Bの先端を通る
連結筋2404により連結され一体化され、これにより
U字型補差し筋ユニット24が構成されている。
において、コ字形横補強筋ユニット22が掛からなかっ
た鉄骨鉄筋コンクリート柱12の2つの角部から(言い
換えると、フェブ1402の交差箇所1402Aから離
れた矩形の二つの角部から)それぞれその中心に向かう
ように水平に差し込まれ、これにより鉄骨鉄筋コンクリ
ート柱12の角部に、三角形の頂点に位置するように配
設された3つの柱主筋16が2つの差し込み辺部240
2Bの間に挿入され連結辺部2402Aに当接される。
そして、例えば、連結辺部2402Aが結束線などを用
いて柱主筋16に取着され、これによりU字形横補強筋
ユニット24が柱梁接合部に取り付けられる。この場
合、柱梁接合部の耐力、耐震性能を高めるため、連結辺
部2402Aが柱主筋16に当接するまでU字形横補強
筋ユニット24が差し込まれた状態で、2つの差し込み
辺部2402Bの先端は、鉄骨鉄筋コンクリート柱12
の中心寄り箇所に位置するように構成されている。
結され、コ字形横補強筋ユニット22とU字形横補強筋
ユニット24が配筋されたならば、コンクリートCが打
設され、これらコ字形横補強筋ユニット22やU字形横
補強筋ユニット24は鉄骨柱14と共にコンクリートC
中に埋設され、鉄骨鉄筋コンクリート柱12が構築され
る。本実施の形態によれば、コ字形横補強筋ユニット2
2とU字形横補強筋ユニット24により、柱梁接合部の
耐力、耐震性能が高められ、また、その配筋も1つのコ
字形横補強筋ユニット22と2つのU字形横補強筋ユニ
ット24を鉄骨柱14に向けて差し込むといった簡単な
作業により簡単になされ、柱梁接合部の耐力、耐震性能
を確保しつつ、また、柱主筋の座屈防止を図りつつ、現
場での作業の簡易化、省力化を図ることが可能となる。
の形態(特許請求の範囲の第1項記載の発明に相当)に
ついて説明する。なお、以下に述べる実施の形態では、
第1の実施の形態と同様な箇所、部材に同一の符号を付
して説明する。図2は柱と梁の接合部の断面平面図を示
す。第2の実施の形態では、鉄骨鉄筋コンクリート柱1
2の柱梁接合部に、1つのコ字形横補強筋ユニット22
と2つのU字形横補強筋ユニット24を用いている点に
おいて第1の実施の形態と同様であるが、2つのU字形
横補強筋ユニット24のうち1つのU字形横補強筋ユニ
ット24Aの形状が第1の実施の形態と異なっている。
すなわち、U字形横補強筋ユニット24Aは、複数のU
字形横補強筋2406とこれら複数のU字形横補強筋2
406を連結する2つの連結筋2404(図1(C)参
照)で構成され、U字形横補強筋2406は、直線状に
延在する連結辺部2406Aと、この連結辺部2406
Aにそれぞれ連結され互いに間隔をおいて平行して直線
状に延在する2つの差し込み辺部2406Bから構成さ
れいる。複数のU字形横補強筋2406は、互いに平行
させつつ上下に等間隔をおいて並べた状態で各差し込み
辺部2406Bの先端を通る連結筋2404により連結
され一体化され、これによりU字型補差し筋ユニット2
4Aが構成されている。
部において、コ字形横補強筋ユニット22が掛からなか
った鉄骨鉄筋コンクリート柱12の角部から(言い換え
ると、フェブ1402の交差箇所1402Aから離れた
矩形の角部から)その中心に向かうように差し込まれ
る。これにより鉄骨鉄筋コンクリート柱12の角部に位
置する柱主筋16とこの柱主筋16に間隔をおいて矩形
の一辺に沿って配筋された2つの柱主筋16が2つの差
し込み辺部2406Bの間に挿入され連結辺部2406
Aに当接される。そして、例えば、連結辺部2406A
が結束線などを用いて柱主筋16に取着され、これによ
りU字型補強筋ユニット24が柱梁接合部に取り付けら
れる。この場合、柱梁接合部の耐力、耐震性能を高める
ため、連結辺部2406Aが柱主筋16に当接するまで
U字形横補強筋ユニット24Aが差し込まれた状態で、
2つの差し込み辺部2406Bの先端は、鉄骨鉄筋コン
クリート柱12の中心寄り箇所に位置するように構成さ
れている。このような第2の実施の形態によっても、第
1の実施の形態と同様に、柱梁接合部の耐力、耐震性能
を確保しつつ、また、柱主筋の座屈防止を図りつつ、現
場での作業の簡易化、省力化を図ることが可能となる。
の形態(特許請求の範囲の第2項記載の発明に相当)に
ついて説明する。図3(A)は柱と梁の接合部の断面平
面図、(B)はL字形横補強筋ユニットの斜視図を示
す。第3の実施の形態では、図3(A)に示すように、
鉄骨柱14において、ウェブ1402の交差箇所140
2A寄りに位置する2つのフランジ1404に鉄骨梁1
8が連結されておらず、交差箇所1402Aから離れた
側の2つのフランジ1404に鉄骨梁18が連結されて
いる。そして、第1の実施の形態では、鉄骨鉄筋コンク
リート柱12の柱梁接合部に、1つのコ字形横補強筋ユ
ニット22と2つのU字形横補強筋ユニット24を用い
たのに対し、第3の実施の形態では、2つのL字形横補
強筋ユニット26と1つのU字形横補強筋ユニット24
を用いている。すなわち、L字形横補強筋ユニット26
は、図3(B)に示すように、複数のL字形横補強筋2
602とこれら複数のL字形横補強筋2602を連結す
る1つの連結筋2604で構成されている。前記L字形
横補強筋2602は、直線状に延在する中央辺部260
2Aと、中央辺部2602Aの一端から直角に屈曲され
たのち直線状に延在する差し込み辺部2602Bと、中
央辺部2602Aの他端にV字をなすように屈曲形成さ
れた係止辺部2602Cを備えている。複数のL字形横
補強筋2602は、互いに平行させ上下に等間隔をおい
て並べた状態で中央辺部2602Aを通る連結筋260
4により連結され一体化され、これによりL字形横補強
筋ユニット26が構成されている。
において、交差箇所1402Aが偏位した側の矩形の角
部の柱主筋16に係止辺部2602Cを係止させ、差し
込み辺部2602Bの内側に矩形の一辺に沿って配置さ
れた複数の柱主筋16が位置するように、交差箇所14
02Aが偏位した側のフランジ1404の外側方から中
央辺部2602Aを柱主筋16に当て付け、差し込み辺
部2602Bを梁18のウェブ1802の挿通孔180
6に挿通させ、差し込み辺部2602Bの先部をウェブ
1802の反対側に突出させる。このようにして2つの
L字形横補強筋ユニット26は、鉄骨梁18が連結され
ない2つのフランジ1404の間の外側方に臨む矩形の
角部の柱主筋16に係止辺部2602Cを係止させると
共に、鉄骨梁18が連結されないフランジ1404の外
側方に臨む矩形の一辺の内側に中央辺部2602Aを臨
ませ、かつ、前記一辺の端部である矩形の角部の柱主筋
16が内側に入るように差し込み辺部2602Bを、十
字形鉄骨柱14に連結された梁18のウェブ1802の
挿通孔1806に挿通される。そして、例えば、中央辺
部2602Aの両端が結束線などを用いて柱主筋16に
取着され、これによりL字形横補強筋ユニット26が柱
梁接合部に取り付けられる。この場合、第1の実施の形
態と同様に、柱梁接合部の耐力、耐震性能を高めるた
め、差し込み辺部2602Bの先端のウェブ1802か
らの突出長さは、L字形横補強筋2602を構成する構
造用鉄筋の直径をDとした場合、15×D以上が好まし
い。また、柱梁接合部の耐力、耐震性能を高めるため、
差し込み辺部2602Bの先端は、鉄骨鉄筋コンクリー
ト柱12の断面中心を通る中心線で中央辺部2602A
と平行する中心線1202を横切ってこの中心線120
2よりも、5×D以上突出していることが好ましい。
において、L字形横補強筋ユニット26が掛からなかっ
た鉄骨鉄筋コンクリート柱12の角部から(言い換える
と、フェブ1402の交差箇所1402Aから離れた矩
形の角部から)その中心に向かうように水平に差し込ま
れ、これにより鉄骨鉄筋コンクリート柱12の角部に位
置する柱主筋16が2つの差し込み辺部2402Bの間
に挿入され連結辺部2402Aに当接される。そして、
例えば、連結辺部2402Aが結束線などを用いて柱主
筋16に取着され、これによりU字形横補強筋ユニット
24が柱梁接合部に取り付けられる。この場合、柱梁接
合部の耐力、耐震性能を高めるため、連結辺部2402
Aが柱主筋16に当接するまでU字形横補強筋ユニット
24が差し込まれた状態で、2つの差し込み辺部240
2Bの先端は、鉄骨鉄筋コンクリート柱12の中心寄り
箇所に位置するように構成されている。このような第3
の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様に、
柱梁接合部の耐力、耐震性能を確保しつつ、また、柱主
筋の座屈防止を図りつつ、現場での作業の簡易化、省力
化を図ることが可能となる。
の形態(特許請求の範囲の第3項記載の発明に相当)に
ついて説明する。図4は柱と梁の接合部の断面平面図を
示す。第4の実施の形態では、平面視矩形の鉄骨鉄筋コ
ンクリート柱12を構成する鉄骨柱14がI(または
H)形鋼であり、矩形の互いに対向する2辺にウェブ1
402が平行するように鉄骨柱14が配設され、ウェブ
1402は矩形の中心を通っており、ウェブ1402の
両端のフランジ1404に、I(またはH)形鋼からな
る鉄骨梁18がそれぞれ連結されている。そして、第4
の実施の形態では、鉄骨鉄筋コンクリート柱12の柱梁
接合部に、4つのU字形横補強筋ユニット24Aが用い
られている。前記U字形横補強筋ユニット24Aは図2
に示す第2の実施の形態と同様で、U字形横補強筋ユニ
ット24Aは、複数のU字形横補強筋2406とこれら
複数のU字形横補強筋2406を連結する2つの連結筋
2404(図1(C)参照)で構成され、U字形横補強
筋2406は、直線状に延在する連結辺部2406A
と、この連結辺部2406Aにそれぞれ連結され互いに
間隔をおいて平行して直線状に延在する2つの差し込み
辺部2406Bから構成されいる。複数のU字形横補強
筋2406は、互いに平行させつつ上下に等間隔をおい
て並べた状態で各差し込み辺部2406Bの先端を通る
連結筋2404により連結され一体化され、これにより
U字型補差し筋ユニット24Aが構成されている。
部において、矩形の4つの角部に1つずつ配設される。
すなわち、U字形横補強筋ユニット24Aは矩形の角部
から矩形の中心に向かうように差し込まれ、これにより
鉄骨鉄筋コンクリート柱12の角部に位置する柱主筋1
6とこの柱主筋16に間隔をおいて矩形の一辺に沿って
配筋された2つの柱主筋16が2つの差し込み辺部24
06Bの間に挿入され連結辺部2406Aに当接され
る。そして、例えば、連結辺部2406Aが結束線など
を用いて柱主筋16に取着され、これによりU字型補強
筋ユニット24Aが柱梁接合部に取り付けられる。この
場合、柱梁接合部の耐力、耐震性能を高めるため、連結
辺部2406Aが柱主筋16に当接するまでU字形横補
強筋ユニット24Aが差し込まれた状態で、2つの差し
込み辺部2406Bの先端は、鉄骨鉄筋コンクリート柱
12の中心寄り箇所に位置するように構成されている。
詳細には、2つの差し込み辺部2406Bのうちの角部
から離れた方の差し込み辺部2406Bの先端は、矩形
の中心を越え、2つの差し込み辺部2406Bのうちの
角部に近い方の差し込み辺部2406Bの先端は、矩形
の中心の手前に位置し、共に、鉄骨柱14のウェブ14
02に近接するように配設されている。そして、ウェブ
1402で仕切られた鉄骨鉄筋コンクリート柱12の各
半部において、2つのU字形横補強筋ユニット24Aの
互いに近接した差し込み辺部2406Bの先部は交差す
るように配設されている。このような第4の実施の形態
によっても、第1の実施の形態と同様に、柱梁接合部の
耐力、耐震性能を確保しつつ、また、柱主筋の座屈防止
を図りつつ、現場での作業の簡易化、省力化を図ること
が可能となる。
の形態(特許請求の範囲の第3項記載の発明に相当)に
ついて説明する。図5は柱と梁の接合部の断面平面図を
示す。第5の実施の形態は、前記第4の実施の形態の変
形例であり、鉄骨鉄筋コンクリート柱12を構成する鉄
骨柱14のウェブ1402が、互いに対向する矩形の2
辺に平行し、かつ、矩形の中心から前記2辺のうちの1
辺寄りに偏位した箇所を通るように配置されている。そ
して、柱梁接合部において、ウェブ1402が偏位した
側の矩形の2つの角部に、第4の実施の形態と同様なU
字形横補強筋ユニット24Aが配設され、ウェブ140
2が偏位した側とは反対側の矩形の2つの角部に、図1
に示す第1の実施の形態と同様なU字形横補強筋ユニッ
ト24が配設されている。
から矩形の中心に向かうように差し込まれ、これにより
鉄骨鉄筋コンクリート柱12の角部に位置する3つの柱
主筋16が2つの差し込み辺部2402Bの間に挿入さ
れ連結辺部2402Aに当接される。そして、例えば、
連結辺部2402Aが結束線などを用いて柱主筋16に
取着され、これによりU字型補強筋ユニット24が柱梁
接合部に取り付けられる。この場合、柱梁接合部の耐
力、耐震性能を高めるため、U字形横補強筋ユニット2
4と同様に、連結辺部2402Aが柱主筋16に当接す
るまでU字形横補強筋ユニット24が差し込まれた状態
で、2つの差し込み辺部2402Bの先端は、鉄骨鉄筋
コンクリート柱12の中心寄り箇所に位置するように構
成されている。詳細には、2つの差し込み辺部2402
Bのうちのフランジ1404から離れた方の差し込み辺
部2402Bの先端は、矩形の中心を越え、2つの差し
込み辺部2402Bのうちのフランジ1404に近い方
の差し込み辺部2402Bの先端は、矩形の中心の手前
に位置し、共に、鉄骨柱14のウェブ1402に近接す
るように配設されている。そして、2つのU字形横補強
筋ユニット24の各差し込み辺部2402Bの先部は交
差するように配設されている。このような第5の実施の
形態によっても、第1の実施の形態と同様に、柱梁接合
部の耐力、耐震性能を確保しつつ、また、柱主筋の座屈
防止を図りつつ、現場での作業の簡易化、省力化を図る
ことが可能となる。
の形態(特許請求の範囲の第4項記載の発明に相当)に
ついて説明する。図6は柱と梁の接合部の断面平面図を
示す。第6の実施の形態では、平面視矩形の鉄骨鉄筋コ
ンクリート柱12を構成する鉄骨柱14がI(または
H)形鋼であり、矩形の互いに対向する2辺にウェブ1
402が平行するように鉄骨柱14が配設され、ウェブ
1402は矩形の中心から偏位した箇所を通っており、
ウェブ1402の両端のフランジ1404に、I(また
はH)形鋼からなる鉄骨梁18がそれぞれ連結されてい
る点で図5に示す第5の実施の形態と同様であるが、ウ
ェブ01402が偏位した側の鉄骨鉄筋コンクリート柱
12の柱梁接合部の半部に、2つのU字形横補強筋ユニ
ット24Aの代わりに図1(B)に示す1つのコ字形横
補強筋ユニット22を用い、ウェブ01402が偏位し
た側とは反対側の鉄骨鉄筋コンクリート柱12の柱梁接
合部の半部に、2つのU字形横補強筋ユニット24の代
わりに2つのU字形横補強筋ユニット24Aを用いた点
が第5の実施の形態と異なっている。
において、両側の差し込み辺部2202Bの内側に6つ
の柱主筋16が位置するように、中央辺部2202Aを
柱主筋16に当て付け、両側の差し込み辺部2202B
を梁18のウェブ1802の挿通孔1806に挿通さ
せ、差し込み辺部2202Bの先部をウェブ1802の
反対側に突出させる。そして、例えば、中央辺部220
2Aの両端が結束線などを用いて柱主筋16に取着さ
れ、これによりコ字形横補強筋ユニット22が柱梁接合
部に取り付けられる。この場合、柱梁接合部の耐力、耐
震性能を高めるため、差し込み辺部2202Bの先端の
ウェブ1802からの突出長さは、第1の実施の形態と
同様に、コ字形横補強筋2202を構成する構造用鉄筋
の直径をDとした場合、15×D以上が好ましい。ま
た、柱梁接合部の耐力、耐震性能を高めるため、差し込
み辺部2202Bの先端は、鉄骨鉄筋コンクリート柱1
2の断面中心を通る中心線で中央辺部2202Aと平行
する中心線1202を横切ってこの中心線1202より
も、5×D以上突出していることが好ましい。このよう
な1つのコ字形横補強筋ユニット22と2つのU字形横
補強筋ユニット24Aを用いた第6の実施の形態によっ
ても、第1の実施の形態と同様に、柱梁接合部の耐力、
耐震性能を確保しつつ、また、柱主筋の座屈防止を図り
つつ、現場での作業の簡易化、省力化を図ることが可能
となる。
の形態(特許請求の範囲の第4項記載の発明に相当)に
ついて説明する。図7は柱と梁の接合部の断面平面図を
示す。第7の実施の形態では、鉄骨鉄筋コンクリート柱
12の柱梁接合部において、2つのU字形横補強筋ユニ
ット24Aの代わりに2つのU字形横補強筋ユニット2
4を用いた点が第6の実施の形態と異なっている。U字
形横補強筋ユニット24は矩形の角部から矩形の中心に
向かうように差し込まれ、これにより鉄骨鉄筋コンクリ
ート柱12の角部に位置する3つの柱主筋16が2つの
差し込み辺部2402Bの間に挿入され連結辺部240
2Aに当接される。そして、例えば、連結辺部2402
Aが結束線などを用いて柱主筋16に取着され、これに
よりU字型補強筋ユニット24が柱梁接合部に取り付け
られる。
高めるため、連結辺部2402Aが柱主筋16に当接す
るまでU字形横補強筋ユニット24が差し込まれた状態
で、2つの差し込み辺部2402Bの先端は、鉄骨鉄筋
コンクリート柱12の中心寄り箇所を通るように構成さ
れている。詳細には、フランジ1404から離れた一方
の差し込み辺部2402Bの先端は、矩形の中心を越え
てフランジ1404およびウェブ1402の近傍箇所に
位置し、他方の差し込み辺部2402Bの先端は、矩形
の中心を越えてウェブ1402の長手方向の中央寄り箇
所に位置するように配設され、2つのU字形横補強筋ユ
ニット24の各差し込み辺部2402Bの先部は交差す
るように配設されている。このような第7の実施の形態
によっても、第1の実施の形態と同様に、柱梁接合部の
耐力、耐震性能を確保しつつ、また、柱主筋の座屈防止
を図りつつ、現場での作業の簡易化、省力化を図ること
が可能となる。
の形態(特許請求の範囲の第5項記載の発明に相当)に
ついて説明する。図8は柱と梁の接合部の断面平面図
で、図中Tは耐力壁を示している。第8の実施の形態で
は、平面視矩形の鉄骨鉄筋コンクリート柱12を構成す
る鉄骨柱14がI(またはH)形鋼であり、矩形の互い
に対向する2辺にウェブ1402が平行するように鉄骨
柱14が配設され、ウェブ1402は矩形の中心から偏
位した箇所を通っている点で図6に示す第6の実施の形
態と同様であるが、ウェブ1402の一方のフランジ1
404のみにI(またはH)形鋼からなる鉄骨梁18が
連結され、また、柱梁接合部においてコ字形横補強筋ユ
ニット22の代わりに2つのL字形横補強筋ユニット2
6を用いた点が第6の実施の形態と異なっている。
第3の実施の形態と同様であり、図3(B)に示すよう
に、複数のL字形横補強筋2602とこれら複数のL字
形横補強筋2602を連結する1つの連結筋2604で
構成されている。2つのL字形横補強筋ユニット26の
うちの1つは、柱梁接合部において、梁18が連結され
ないフランジ1404が偏位した側の矩形の角部の柱主
筋16に係止辺部2602Cを係止させ、差し込み辺部
2602Bの内側に、梁18が連結されたフランジ14
04が偏位した側の矩形の角部の柱主筋16が位置する
ように、ウェブ1402の外側方から中央辺部2602
Aを柱主筋16に当て付け、差し込み辺部2602Bを
梁18のウェブ1802の挿通孔1806に挿通させ、
差し込み辺部2602Bの先部をウェブ1802の反対
側に突出させる。また、2つのL字形横補強筋ユニット
26の残りの1つは、柱梁接合部において、梁18が連
結されないフランジ1404が偏位した側の矩形の角部
の柱主筋16に係止辺部2602Cを係止させ、差し込
み辺部2602Bの内側に、梁18が連結されないフラ
ンジ1404が偏位した側とは反対側の矩形の角部の柱
主筋16が位置するように、フランジ1404の外側方
から中央辺部2602Aを柱主筋16に当て付けて配設
する。
梁接合部の耐力、耐震性能を高めるため、差し込み辺部
2602Bの先端のウェブ1802からの突出長さは、
L字形横補強筋2602を構成する構造用鉄筋の直径を
Dとした場合、15×D以上が好ましい。また、柱梁接
合部の耐力、耐震性能を高めるため、差し込み辺部26
02Bの先端は、鉄骨鉄筋コンクリート柱12の断面中
心を通る中心線で中央辺部2602Aと平行する中心線
1202を横切ってこの中心線1202よりも、5×D
以上突出していることが好ましい。
に示す第4の実施の形態と同様で、U字形横補強筋ユニ
ット24Aは、複数のU字形横補強筋2406とこれら
複数のU字形横補強筋2406を連結する2つの連結筋
2404(図1(C)参照)で構成され、U字形横補強
筋2406は、直線状に延在する連結辺部2406A
と、この連結辺部2406Aにそれぞれ連結され互いに
間隔をおいて平行して直線状に延在する2つの差し込み
辺部2406Bから構成されいる。U字形横補強筋ユニ
ット24Aは柱梁接合部において、ウェブ1402が偏
位した側とは反対側の矩形の半部の各角部に1つずつ配
設される。すなわち、U字形横補強筋ユニット24Aは
矩形の角部から矩形の中心に向かうように差し込まれ、
これにより鉄骨鉄筋コンクリート柱12の角部に位置す
る柱主筋16とこの柱主筋16に間隔をおいて矩形の一
辺に沿って配筋された2つの柱主筋16が2つの差し込
み辺部2406Bの間に挿入され連結辺部2406Aに
当接される。そして、例えば、連結辺部2406Aが結
束線などを用いて柱主筋16に取着され、これによりU
字型補強筋ユニット24が柱梁接合部に取り付けられ
る。
高めるため、連結辺部2406Aが柱主筋16に当接す
るまでU字形横補強筋ユニット24Aが差し込まれた状
態で、2つの差し込み辺部2406Bの先端は、鉄骨鉄
筋コンクリート柱12の中心寄り箇所に位置するように
構成されている。詳細には、2つの差し込み辺部240
6Bのうちの角部から離れた方の差し込み辺部2406
Bの先端は、矩形の中心を越え、2つの差し込み辺部2
406Bのうちの角部に近い方の差し込み辺部2406
Bの先端は、矩形の中心の手前に位置し、共に、鉄骨柱
14のウェブ1402に近接するように配設されてい
る。そして、ウェブ1402で仕切られた鉄骨鉄筋コン
クリート柱12の半部において、2つのU字形横補強筋
ユニット24Aの差し込み辺部2406Bの先部は交差
するように配設されている。このような第8の実施の形
態によっても、第1の実施の形態と同様に、柱梁接合部
の耐力、耐震性能を確保しつつ、また、柱主筋の座屈防
止を図りつつ、現場での作業の簡易化、省力化を図るこ
とが可能となる。
の形態(特許請求の範囲の第5項記載の発明に相当)に
ついて説明する。図9は柱と梁の接合部の断面平面図
で、図中Tは耐力壁を示している。第9の実施の形態で
は、鉄骨鉄筋コンクリート柱12の柱梁接合部におい
て、2つのU字形横補強筋ユニット24Aの代わりに2
つのU字形横補強筋ユニット24を用いた点が第8の実
施の形態と異なっている。すなわち、U字形横補強筋ユ
ニット24はウェブ1402が偏位した側とは反対側の
矩形の半部の各角部から矩形の中心に向かうように差し
込まれ、角部に位置する3つの柱主筋16が2つの差し
込み辺部2402Bの間に挿入され連結辺部2402A
に当接される。そして、例えば、連結辺部2402Aが
結束線などを用いて柱主筋16に取着され、これにより
U字型補強筋ユニット24が柱梁接合部に取り付けられ
る。
高めるため、連結辺部2402Aが柱主筋16に当接す
るまでU字形横補強筋ユニット24が差し込まれた状態
で、2つの差し込み辺部2402Bの先端は、鉄骨鉄筋
コンクリート柱12の中心寄り箇所を通るように構成さ
れている。詳細には、フランジ1404から離れた一方
の差し込み辺部2402Bの先端は、矩形の中心を越え
てフランジ1404およびウェブ1402の近傍箇所に
位置し、他方の差し込み辺部2402Bの先端は、矩形
の中心を越えてウェブ1402の長手方向の中央寄り箇
所に位置するように配設され、2つのU字形横補強筋ユ
ニット24の各差し込み辺部2402Bの先部は交差す
るように配設されている。このような第9の実施の形態
によっても、第1の実施の形態と同様に、柱梁接合部の
耐力、耐震性能を確保しつつ、また、柱主筋の座屈防止
を図りつつ、現場での作業の簡易化、省力化を図ること
が可能となる。
実施の形態(特許請求の範囲の第6項記載の発明に相
当)について説明する。図10は柱と梁の接合部の断面
平面図を示す。第10の実施の形態では、平面視矩形の
鉄骨鉄筋コンクリート柱12を構成する鉄骨柱14が、
I形の鋼材のウェブ1402の長手方向の中心に、T形
の鋼材のウェブ1402の先端を連結したT字形鉄骨で
あり、I形の鋼材の2つのフランジ1404とT形の鋼
材のフランジは、前記矩形を構成する辺に平行するよう
に鉄骨柱14が配設されている。I形の鋼材のウェブ1
402は矩形の中心から偏位した箇所を通っており、I
形の鋼材の2つのフランジ1404とT形の鋼材のフラ
ンジに、I(またはH)形鋼からなる鉄骨梁18がそれ
ぞれ連結されている。そして、第10の実施の形態で
は、鉄骨鉄筋コンクリート柱12の柱梁接合部に、4つ
のU字形横補強筋ユニット24、24、24A、24A
が用いられている。
に示す第1の実施の形態と同様な構成で、I形の鋼材の
ウェブ1402が偏位した側とは反対側の矩形の半部の
各角部から矩形の中心に向かうように差し込まれ、これ
により2つの角部に位置する3つの柱主筋16が2つの
差し込み辺部2402Bの間に挿入され連結辺部240
2Aに当接される。そして、例えば、連結辺部2402
Aが結束線などを用いて柱主筋16に取着され、これに
よりU字型補強筋ユニット24が柱梁接合部に取り付け
られる。この場合、柱梁接合部の耐力、耐震性能を高め
るため、連結辺部2402Aが柱主筋16に当接するま
でU字形横補強筋ユニット24が差し込まれた状態で、
2つの差し込み辺部2402Bの先端は、鉄骨鉄筋コン
クリート柱12の中心寄り箇所に位置するように構成さ
れている。2つのU字形横補強筋ユニット24Aは図2
に示す第2の実施の形態と同様な構成で、I形の鋼材の
ウェブ1402が偏位した側の矩形の半部の各角部から
矩形の中心に向かうように差し込まれ、これにより2つ
の角部に位置する3つの柱主筋16が2つの差し込み辺
部2406Bの間に挿入され連結辺部2406Aに当接
される。そして、例えば、連結辺部2406Aが結束線
などを用いて柱主筋16に取着され、これによりU字型
補強筋ユニット24Aが柱梁接合部に取り付けられる。
高めるため、連結辺部2406Aが柱主筋16に当接す
るまでU字形横補強筋ユニット24Aが差し込まれた状
態で、2つの差し込み辺部2406Bの先端は、鉄骨鉄
筋コンクリート柱12の中心寄り箇所に位置するように
構成されている。詳細には、2つの差し込み辺部240
6Bのうちの角部から離れた方の差し込み辺部2406
Bの先端は、矩形の中心を越え、2つの差し込み辺部2
406Bのうちの角部に近い方の差し込み辺部2406
Bの先端は、矩形の中心の手前に位置し、共に、鉄骨柱
14のウェブ1402に近接するように配設されてい
る。そして、2つのU字形横補強筋ユニット24Aの互
いに近接した差し込み辺部2406Bの先部は交差する
ように配設されている。このような第10の実施の形態
によっても、第1の実施の形態と同様に、柱梁接合部の
耐力、耐震性能を確保しつつ、また、柱主筋の座屈防止
を図りつつ、現場での作業の簡易化、省力化を図ること
が可能となる。
実施の形態(特許請求の範囲の第6項記載の発明に相
当)について説明する。図11は柱と梁の接合部の断面
平面図を示す。第11の実施の形態では、平面視矩形の
鉄骨鉄筋コンクリート柱12を構成するT字形鉄骨柱1
4が、I形の鋼材のウェブ1402の長手方向の中心か
ら偏位した箇所に、T形の鋼材のウェブ1402の先端
が連結されている点と、鉄骨鉄筋コンクリート柱12の
柱梁接合部に、1つのU字形横補強筋ユニット24と3
つのU字形横補強筋ユニット24Aが用いられている点
が前記第10の実施の形態と異なっている。3つのU字
形横補強筋ユニット24Aは図2に示す第2の実施の形
態と同様な構成で、I形の鋼材のウェブ1402とT形
の鋼材のウェブ1402が偏位した側の矩形の3の角部
から矩形の中心に向かうように差し込まれ、これにより
3つの角部に位置する3つの柱主筋16が2つの差し込
み辺部2406Bの間に挿入され連結辺部2406Aに
当接される。そして、例えば、連結辺部2402Aが結
束線などを用いて柱主筋16に取着され、これによりU
字型補強筋ユニット24が柱梁接合部に取り付けられ
る。
偏位した側の矩形の角部から矩形の中心に差し込まれた
U字型補強筋ユニット24は、柱梁接合部の耐力、耐震
性能を高めるため、連結辺部2406Aが柱主筋16に
当接するまでU字形横補強筋ユニット24Aが差し込ま
れた状態で、鉄骨鉄筋コンクリート柱12の中心寄り箇
所に位置し、かつ、T形の鋼材のウェブ1402の近接
箇所に位置するように構成される。なお、残りの2つの
U字型補強筋ユニット24Aの配設構造および1つのU
字形横補強筋ユニット24の配設構造は前記第10の実
施の形態と同様である。このような第11の実施の形態
によっても、第1の実施の形態と同様に、柱梁接合部の
耐力、耐震性能を確保しつつ、また、柱主筋の座屈防止
を図りつつ、現場での作業の簡易化、省力化を図ること
が可能となる。
実施の形態(特許請求の範囲の第7項記載の発明に相
当)について説明する。図12は柱と梁の接合部の断面
平面図を示す。第12の実施の形態は、図10に示す第
10の実施の形態の変形例で、I形の鋼材のウェブ14
02が変位した側の鉄骨鉄筋コンクリート柱12の柱梁
接合部の半部に、2つのU字形横補強筋ユニット24A
の代わりに図1(B)に示す1つのコ字形横補強筋ユニ
ット22を用いた点が第10の実施の形態と異なってい
る。すなわち、第12の実施の形態では、3つの梁18
が連結されたT字形鉄骨柱14を有する柱梁接合部に、
1つのコ字形横補強筋ユニット22と2つのU字形横補
強筋ユニット24が用いられており、2つのU字形横補
強筋ユニット24の配設構造は第10の実施の形態と同
様である。
において、両側の差し込み辺部2202Bの内側に6つ
の柱主筋16が位置するように、中央辺部2202Aを
I形の鋼材のウェブ1402に平行させつつ柱主筋16
に当て付け、両側の差し込み辺部2202Bを、I形の
鋼材のフランジ1404に連結された梁18のウェブ1
802の挿通孔1806に挿通させ、差し込み辺部22
02Bの先部をウェブ1802の反対側に突出させる。
そして、例えば、中央辺部2202Aの両端が結束線な
どを用いて柱主筋16に取着され、これによりコ字形横
補強筋ユニット22が柱梁接合部に取り付けられる。こ
の場合、柱梁接合部の耐力、耐震性能を高めるため、差
し込み辺部2202Bの先端のウェブ1802からの突
出長さは、第1の実施の形態と同様に、コ字形横補強筋
2202を構成する構造用鉄筋の直径をDとした場合、
15×D以上が好ましい。また、柱梁接合部の耐力、耐
震性能を高めるため、差し込み辺部2202Bの先端
は、鉄骨鉄筋コンクリート柱12の断面中心を通る中心
線で中央辺部2202Aと平行する中心線1202を横
切ってこの中心線1202よりも、5×D以上突出して
いることが好ましい。このような1つのコ字形横補強筋
ユニット22と2つのU字形横補強筋ユニット24を用
いた第12の実施の形態によっても、第1の実施の形態
と同様に、柱梁接合部の耐力、耐震性能を確保しつつ、
また、柱主筋の座屈防止を図りつつ、現場での作業の簡
易化、省力化を図ることが可能となる。
実施の形態(特許請求の範囲の第7項記載の発明に相
当)について説明する。図13は柱と梁の接合部の断面
平面図を示す。第13の実施の形態は、図11に示す第
11の実施の形態の変形例で、I形の鋼材のウェブ14
02が変位した側の鉄骨鉄筋コンクリート柱12の柱梁
接合部の半部に、U字形横補強筋ユニット24Aの代わ
りに図1(B)に示すコ字形横補強筋ユニット22を用
いた点が第11の実施の形態と異なっている。すなわ
ち、第12の実施の形態では、3つの梁18が連結され
たT字形鉄骨柱14を有する柱梁接合部に、1つのコ字
形横補強筋ユニット22と2つのU字形横補強筋ユニッ
ト24、24Aが用いられており、コ字形横補強筋ユニ
ット22の配設構造については図12に示す第12の実
施の形態と同様であり、2つのU字形横補強筋ユニット
24、24Aの配設構造については第11の実施の形態
と同様である。このような1つのコ字形横補強筋ユニッ
ト22と2つのU字形横補強筋ユニット24、24Aを
用いた第13の実施の形態によっても、第1の実施の形
態と同様に、柱梁接合部の耐力、耐震性能を確保しつ
つ、また、柱主筋の座屈防止を図りつつ、現場での作業
の簡易化、省力化を図ることが可能となる。
実施の形態(特許請求の範囲の第8項記載の発明に相
当)について説明する。図14は柱と梁の接合部の断面
平面図を示す。第14の実施の形態は、図11に示す第
11の実施の形態の変形例で、T字形鉄骨柱14を有す
る柱梁接合部に2つの梁18が連結され、また、柱梁接
合部に2つのL字形横補強筋ユニット26と1つのU字
形横補強筋ユニット24が用いられている。すなわち、
鉄骨鉄筋コンクリート柱12を構成するT字形鉄骨柱1
4は、I形の鋼材のウェブ1402の長手方向の中心か
ら偏位した箇所に、T形の鋼材のウェブ1402の先端
が連結されて構成されている。また、T形の鋼材のウェ
ブ1402が偏位した側とは反対側のI形の鋼材のフラ
ンジ1404と、T形の鋼材のフランジ1404に梁1
8がそれぞれ連結されている。
第3の実施の形態と同様であり、図3(B)に示すよう
に、複数のL字形横補強筋2602とこれら複数のL字
形横補強筋2602を連結する1つの連結筋2604で
構成されている。2つのL字形横補強筋ユニット26の
うちの1つは、柱梁接合部において、梁18が連結され
ないフランジ1404が臨む矩形の角部の柱主筋16に
係止辺部2602Cを係止させ、差し込み辺部2602
Bの内側に、梁18が連結されたI形の鋼材のフランジ
1404が臨む矩形の角部の柱主筋16が位置するよう
に、I形の鋼材のウェブ1402の外側方から中央辺部
2602Aを柱主筋16に当て付け、差し込み辺部26
02Bを、I形の鋼材に連結された梁18のウェブ18
02の挿通孔1806に挿通させ、差し込み辺部260
2Bの先部をウェブ1802の反対側に突出させる。ま
た、2つのL字形横補強筋ユニット26の残りの1つ
は、柱梁接合部において、梁18が連結されないフラン
ジ1404が偏位した側の矩形の角部の柱主筋16に係
止辺部2602Cを係止させ、差し込み辺部2602B
の内側に、梁18が連結されたT形の鋼材のフランジ1
404が臨む矩形の角部の柱主筋16が位置するよう
に、I形の鋼材のフランジ1404の外側方からT形の
鋼材のウェブ1402に平行させつつフランジ中央辺部
2602Aを柱主筋16に当て付け、差し込み辺部26
02Bを、T形の鋼材に連結された梁18のウェブ18
02の挿通孔1806に挿通させ、差し込み辺部260
2Bの先部をウェブ1802の反対側に突出させる。
梁接合部の耐力、耐震性能を高めるため、差し込み辺部
2602Bの先端のウェブ1802からの突出長さは、
L字形横補強筋2602を構成する構造用鉄筋の直径を
Dとした場合、15×D以上が好ましい。また、柱梁接
合部の耐力、耐震性能を高めるため、差し込み辺部26
02Bの先端は、鉄骨鉄筋コンクリート柱12の断面中
心を通る中心線で中央辺部2602Aと平行する中心線
1202を横切ってこの中心線1202よりも、5×D
以上突出していることが好ましい。なお、U字形横補強
筋ユニット24の配設構造は図11に示す第11の実施
の形態と同様で、梁18が連結されたI形の鋼材のフラ
ンジ1404とT形の鋼材のフランジ1404との間に
位置する矩形の角部を通る柱主筋16が一対の差し込み
辺部2402Bの間に位置し、一対の差し込み辺部24
02Bの先部が鉄骨鉄筋コンクリート柱12の中心寄り
を通るように連結辺部2402Aが柱主筋16に当て付
けられて配設される。このような第14の実施の形態に
よっても、第1の実施の形態と同様に、柱梁接合部の耐
力、耐震性能を確保しつつ、また、柱主筋の座屈防止を
図りつつ、現場での作業の簡易化、省力化を図ることが
可能となる。なお、以上の実施の形態では、コ字形横補
強筋やU字形横補強筋、L字形横補強筋がユニット化さ
れたものを用いた場合について説明したが、これらコ字
形横補強筋やU字形横補強筋、L字形横補強筋はユニッ
ト化されたものを用いず、現場でそれぞれ配筋するよう
にしてもよい。
いて対象となる柱は、I形の鋼材が十字状に連結された
十字形鉄骨柱、I形の鋼材からなるI字形鉄骨柱、I形
の鋼材とT形の鋼材がT字状に連結されたT字形鉄骨柱
であり、これらの鉄骨柱の梁結合部において、1つ、ま
たは2つ、または3つの梁が連結され、鉄骨柱の形状
や、連結される梁の数に応じて、コ字形横補強筋やその
ユニット、U字形横補強筋やそのユニット、L字形横補
強筋やそのユニットが用いられる。そして、コ字形横補
強筋は、中央辺部と中央辺部の両端の差し込み辺部から
コ字形に形成されている。
一対の差し込み辺部とこれら差し込み辺部を連結する連
結辺部からU字形に形成されている。さらに、L字形横
補強筋は、中央辺部と前記中央辺部の一端に設けられた
差し込み辺部と前記中央辺部の他端にV字をなすように
設けられた係止辺部とでL字形に形成されている。これ
らのコ字形横補強筋やそのユニット、U字形横補強筋や
そのユニット、L字形横補強筋やそのユニットは、溶接
などの作業を要せずに、柱主筋がその内側に入るように
配筋され、鉄骨柱、柱主筋と共にコンクリート中に埋設
される。そのため本発明では、柱梁接合部の耐力、耐震
性能を確保しつつ、また、柱主筋の座屈防止を図りつ
つ、現場での作業の簡易化、省力化が図られる。
部の断面平面図、(B)はコ字形横補強筋ユニットの斜
視図、(C)はU字形横補強筋ユニットの斜視図であ
る。
平面図である。
部の断面平面図、(B)はL字形横補強筋ユニットの斜
視図である。
平面図である。
平面図である。
平面図である。
平面図である。
平面図である。
平面図である。
断面平面図である。
断面平面図である。
断面平面図である。
断面平面図である。
断面平面図である。
の分解斜視図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 柱は2つのI形の鋼材が十字状に交差す
る十字形鉄骨柱を有する断面が矩形の鉄骨鉄筋コンクリ
ート柱であり、 前記十字形鉄骨柱を構成する2つI形の鋼材の各ウェブ
は前記矩形の4辺のうちの互いに対向する2辺に平行す
るようにそれぞれ配置され、 梁はI形鉄骨梁またはI形鉄骨梁を有する鉄骨鉄筋コン
クリート梁で3つ設けられ、前記十字形鉄骨柱を構成す
る2つのI形の鋼材の4つのフランジのうちの3つのフ
ランジにそれぞれ連結され、 前記十字形鉄骨柱の外側周囲で前記矩形の各角部に上下
に延在する複数の柱主筋が配設された柱と梁の接合部構
造において、 複数のコ字形横補強筋と複数のU字形横補強筋が設けら
れ、 前記コ字形横補強筋は、中央辺部と中央辺部の両端の差
し込み辺部からコ字形に形成され、 前記U字形横補強筋は、互いに対向する一対の差し込み
辺部とこれら差し込み辺部を連結する連結辺部からU字
形に形成され、 前記複数のコ字形横補強筋は柱梁接合部において互いに
上下に間隔をおき、十字形鉄骨柱を構成する一方のI形
の鋼材のフランジで梁が連結されないフランジの外側方
から、このフランジの幅方向の外側で前記矩形の2つの
角部を通る各柱主筋が前記両端の差し込み片部の内側に
位置するように前記中央辺部が柱主筋に当て付けられる
と共に、コ字形横補強筋の差し込み辺部の先部が、十字
形鉄骨柱を構成する他方のI形の鋼材の両フランジに連
結されたI形鉄骨梁のウェブの挿通孔に挿通されて配設
され、 前記複数のU字形横補強筋は柱梁接合部において互いに
上下に間隔をおき、前記コ字形横補強筋が掛けられなか
った前記矩形の残りの2つの角部を通る各柱主筋が前記
一対の差し込み辺部の間に位置し、一対の差し込み辺部
の先部が鉄骨鉄筋コンクリート柱の中心寄りに位置する
ように前記連結辺部が柱主筋に当て付けられて配設さ
れ、 これらコ字形横補強筋とU字形横補強筋は十字形鉄骨柱
および柱主筋と共にコンクリートに埋設されている、 ことを特徴とする柱と梁の接合部構造。 - 【請求項2】 柱は2つのI形の鋼材が十字状に交差す
る十字形鉄骨柱を有する断面が矩形の鉄骨鉄筋コンクリ
ート柱であり、 前記十字形鉄骨柱を構成する2つI形の鋼材の各ウェブ
は前記矩形の各辺に平行するように配置され、 梁はI形鉄骨梁またはI形鉄骨梁を有する鉄骨鉄筋コン
クリート梁で2つ設けられ、前記十字形鉄骨柱を構成す
る各I形の鋼材のフランジにそれぞれ連結され、 前記十字形鉄骨柱の外側周囲で前記矩形の各角部に上下
に延在する複数の柱主筋が配設された柱と梁の接合部構
造において、 複数のL字形横補強筋と複数のU字形横補強筋が設けら
れ、 前記L字形横補強筋は、中央辺部と前記中央辺部の一端
に設けられた差し込み辺部と前記中央辺部の他端にV字
をなすように設けられた係止辺部とからL字形に形成さ
れ、 前記U字形横補強筋は、互いに対向する一対の差し込み
辺部とこれら差し込み辺部を連結する連結辺部からU字
形に形成され、 前記複数のL字形横補強筋は柱梁接合部において互いに
上下に間隔をおき、梁が連結されない2つのフランジの
間の外側方に臨む前記矩形の角部の柱主筋に係止辺部を
係止させると共に、梁が連結されないフランジの外側方
に臨む前記矩形の一辺の内側に中央辺部を臨ませ、か
つ、前記一辺の端部である矩形の角部の柱主筋が内側に
入るように差し込み辺部を、十字形鉄骨柱に連結された
I形鉄骨梁のウェブの挿通孔に挿通して配設され、 前記複数のU字形横補強筋は柱梁接合部において互いに
上下に間隔をおき、前記L字形横補強筋が掛けられなか
った前記矩形の残りの角部を通る柱主筋が前記一対の差
し込み辺部の間に位置し、一対の差し込み辺部の先部が
鉄骨鉄筋コンクリート柱の中心寄りに位置するように前
記連結辺部が柱主筋に当て付けられて配設され、 これらL字形横補強筋とU字形横補強筋は十字形鉄骨柱
および柱主筋と共にコンクリートに埋設されている、 ことを特徴とする柱と梁の接合部構造。 - 【請求項3】 柱はI形の鋼材からなるI形鉄骨柱を有
する断面が矩形の鉄骨鉄筋コンクリート柱であり、 前記I形の鋼材のウェブは前記矩形の4辺のうちの互い
に対向する2辺に平行するように配置され、 梁はI形鉄骨梁またはI形鉄骨梁を有する鉄骨鉄筋コン
クリート梁で2つ設けられ、前記I形鉄骨柱を構成する
I形の鋼材の2つのフランジにそれぞれ連結され、 前記I形鉄骨柱の外側周囲で前記矩形の各角部に上下に
延在する複数の柱主筋が配設された柱と梁の接合部構造
において、 複数のU字形横補強筋が設けられ、 前記U字形横補強筋は、互いに対向する一対の差し込み
辺部とこれら差し込み辺部を連結する連結辺部からU字
形に形成され、 前記複数のU字形横補強筋は柱梁接合部において互いに
上下に間隔をおき、矩形の各角部を通る柱主筋が前記一
対の差し込み辺部の間に位置し、一対の差し込み辺部の
先部が鉄骨鉄筋コンクリート柱の中心寄りに位置するよ
うに前記連結辺部が柱主筋に当て付けられて配設され、 これらU字形横補強筋はI形鉄骨柱および柱主筋と共に
コンクリートに埋設されている、 ことを特徴とする柱と梁の接合部構造。 - 【請求項4】 柱はI形の鋼材からなるI形鉄骨柱を有
する断面が矩形の鉄骨鉄筋コンクリート柱であり、 前記I形の鋼材のウェブは前記矩形の4辺のうちの互い
に対向する2辺に平行するように配置され、 梁はI形鉄骨梁またはI形鉄骨梁を有する鉄骨鉄筋コン
クリート梁で2つ設けられ、前記I形鉄骨柱を構成する
I形の鋼材の2つのフランジにそれぞれ連結され、 前記I形鉄骨柱の外側周囲で前記矩形の各角部に上下に
延在する複数の柱主筋が配設された柱と梁の接合部構造
において、 複数のコ字形横補強筋と複数のU字形横補強筋が設けら
れ、 前記コ字形横補強筋は、中央辺部と中央辺部の両端の差
し込み辺部からコ字形に形成され、 前記U字形横補強筋は、互いに対向する一対の差し込み
辺部とこれら差し込み辺部を連結する連結辺部からU字
形に形成され、 前記複数のコ字形横補強筋は柱梁接合部において互いに
上下に間隔をおき、I形の鋼材のウェブに平行する矩形
の一辺の外側方から、この一辺に沿って配置された複数
の柱主筋が前記両端の差し込み片部の内側に位置するよ
うに前記中央辺部が柱主筋に当て付けられると共に、コ
字形横補強筋の差し込み辺部の先部がI形鉄骨梁のウェ
ブの挿通孔に挿通されて配設され、 前記複数のU字形横補強筋は柱梁接合部において互いに
上下に間隔をおき、前記矩形の一辺に対向する一辺の両
側の各角部を通る柱主筋が前記一対の差し込み辺部の間
に位置し、一対の差し込み辺部の先部が鉄骨鉄筋コンク
リート柱の中心寄りを通るように前記連結辺部が柱主筋
に当て付けられて配設され、 これらコ字形横補強筋とU字形横補強筋はI形鉄骨柱お
よび柱主筋と共にコンクリートに埋設されている、 ことを特徴とする柱と梁の接合部構造。 - 【請求項5】 柱はI形の鋼材からなるI形鉄骨柱を有
する断面が矩形の鉄骨鉄筋コンクリート柱であり、 前記I形の鋼材のウェブは前記矩形の4辺のうちの互い
に対向する2辺に平行するように配置され、 梁はI形鉄骨梁またはI形鉄骨梁を有する鉄骨鉄筋コン
クリート梁で1つ設けられ、前記I形鉄骨柱を構成する
I形の鋼材のフランジに連結され、 前記I形鉄骨柱の外側周囲で前記矩形の各角部に上下に
延在する複数の柱主筋が配設された柱と梁の接合部構造
において、 複数のL字形横補強筋と複数のU字形横補強筋が設けら
れ、 前記L字形横補強筋は、中央辺部と前記中央辺部の一端
に設けられた差し込み辺部と前記中央辺部の他端にV字
をなすように設けられた係止辺部とでL字形に形成さ
れ、 前記U字形横補強筋は、互いに対向する一対の差し込み
辺部とこれら差し込み辺部を連結する連結辺部からU字
形に形成され、 前記複数のL字形横補強筋の一部は柱梁接合部において
互いに上下に間隔をおき、梁が連結されないI形の鋼材
のフランジに臨む前記矩形の2つの角部のうちの1つの
角部の柱主筋に係止辺部を係止させると共に、I形の鋼
材のウェブの外側方に臨む前記矩形の二辺のうちの一辺
の内側に中央辺部を臨ませ、かつ、梁が連結されたI形
の鋼材のフランジに臨む前記矩形の角部の柱主筋が内側
に入るように差し込み辺部を、I形の鋼材のフランジに
連結されたI形鉄骨梁のウェブの挿通孔に挿通して配設
され、 前記複数のL字形横補強筋の残りの一部は柱梁接合部に
おいて互いに上下に間隔をおき、前記係止片部が係止さ
れた矩形の角部の柱主筋に係止辺部を係止させると共
に、前記矩形の一辺に直交する矩形の一辺の内側に中央
辺部を臨ませ、かつ、梁が連結されないI形の鋼材のフ
ランジに臨む前記矩形の2つの角部のうちの残りの1つ
の角部の柱主筋が差し込み辺部の内側に入るように配設
され、 前記複数のU字形横補強筋は柱梁接合部において互いに
上下に間隔をおき、前記矩形の二辺のうちの残りの一辺
の両端の各角部を通る柱主筋が前記一対の差し込み辺部
の間に位置し、一対の差し込み辺部の先部が鉄骨鉄筋コ
ンクリート柱の中心寄りを通るように前記連結辺部が柱
主筋に当て付けられて配設され、 これらL字形横補強筋とU字形横補強筋はI形鉄骨柱お
よび柱主筋と共にコンクリートに埋設されている、 ことを特徴とする柱と梁の接合部構造。 - 【請求項6】 柱はI形の鋼材のウェブに、T形の鋼材
のウェブの先端が連結されたT字形鉄骨柱を有する断面
が矩形の鉄骨鉄筋コンクリート柱であり、 前記I形の鋼材の両端のフランジとT形の鋼材のフラン
ジは前記矩形の辺に平行するように配置され、 梁はI形鉄骨梁またはI形鉄骨梁を有する鉄骨鉄筋コン
クリート梁で3つ設けられ、前記I形の鋼材の両端のフ
ランジとT形の鋼材のフランジにそれぞれ連結され、 前記T字形鉄骨柱の外側周囲で前記矩形の各角部に上下
に延在する複数の柱主筋が配設された柱と梁の接合部構
造において、 複数のU字形横補強筋が設けられ、 前記U字形横補強筋は、互いに対向する一対の差し込み
辺部とこれら差し込み辺部を連結する連結辺部からU字
形に形成され、 前記複数のU字形横補強筋は柱梁接合部において互いに
上下に間隔をおき、矩形の各角部を通る柱主筋が前記一
対の差し込み辺部の間に位置し、一対の差し込み辺部の
先部が鉄骨鉄筋コンクリート柱の中心寄りに位置するよ
うに前記連結辺部が柱主筋に当て付けられて配設され、 これらU字形横補強筋はT字形鉄骨柱および柱主筋と共
にコンクリートに埋設されている、 ことを特徴とする柱と梁の接合部構造。 - 【請求項7】 柱はI形の鋼材のウェブに、T形の鋼材
のウェブの先端が連結されたT字形鉄骨柱を有する断面
が矩形の鉄骨鉄筋コンクリート柱であり、 前記I形の鋼材の両端のフランジとT形の鋼材のフラン
ジは前記矩形の辺に平行するように配置され、 梁はI形鉄骨梁またはI形鉄骨梁を有する鉄骨鉄筋コン
クリート梁で3つ設けられ、前記I形の鋼材の両端のフ
ランジとT形の鋼材のフランジにそれぞれ連結され、 前記T字形鉄骨柱の外側周囲で前記矩形の各角部に上下
に延在する複数の柱主筋が配設された柱と梁の接合部構
造において、 複数のコ字形横補強筋と複数のU字形横補強筋が設けら
れ、 前記コ字形横補強筋は、中央辺部と中央辺部の両端の差
し込み辺部からコ字形に形成され、 前記U字形横補強筋は、互いに対向する一対の差し込み
辺部とこれら差し込み辺部を連結する連結辺部からU字
形に形成され、 前記複数のコ字形横補強筋は柱梁接合部において互いに
上下に間隔をおき、I形の鋼材のウェブに平行する矩形
の一辺の外側方から、この一辺に沿って配置された複数
の柱主筋が前記両端の差し込み片部の内側に位置するよ
うに前記中央辺部が柱主筋に当て付けられると共に、コ
字形横補強筋の差し込み辺部の先部が、I形の鋼材のフ
ランジに連結されたI形鉄骨梁のウェブの挿通孔に挿通
されて配設され、 前記複数のU字形横補強筋は柱梁接合部において互いに
上下に間隔をおき、T形の鋼材のフランジの両側の矩形
の各角部を通る柱主筋が前記一対の差し込み辺部の間に
位置し、一対の差し込み辺部の先部が鉄骨鉄筋コンクリ
ート柱の中心寄りに位置するように前記連結辺部が柱主
筋に当て付けられて配設され、 これらコ字形横補強筋とU字形横補強筋はT字形鉄骨柱
および柱主筋と共にコンクリートに埋設されている、 ことを特徴とする柱と梁の接合部構造。 - 【請求項8】 柱はI形の鋼材のウェブに、T形の鋼材
のウェブの先端が連結されたT字形鉄骨柱を有する断面
が矩形の鉄骨鉄筋コンクリート柱であり、 前記I形の鋼材の両端のフランジとT形の鋼材のフラン
ジは前記矩形の辺に平行するように配置され、 梁はI形鉄骨梁またはI形鉄骨梁を有する鉄骨鉄筋コン
クリート梁で2つ設けられ、前記I形の鋼材の一方のフ
ランジとT形の鋼材のフランジにそれぞれ連結され、 前記T形鉄骨柱の外側周囲で前記矩形の各角部に上下に
延在する複数の柱主筋が配設された柱と梁の接合部構造
において、 複数のL字形横補強筋と複数のU字形横補強筋が設けら
れ、 前記L字形横補強筋は、中央辺部と前記中央辺部の一端
に設けられた差し込み辺部と前記中央辺部の他端にV字
をなすように設けられた係止辺部とでL字形に形成さ
れ、 前記U字形横補強筋は、互いに対向する一対の差し込み
辺部とこれら差し込み辺部を連結する連結辺部からU字
形に形成され、 前記複数のL字形横補強筋の一部は柱梁接合部において
互いに上下に間隔をおき、梁が連結されないI形の鋼材
のフランジに臨む前記矩形の角部の柱主筋に係止辺部を
係止させると共に、I形の鋼材のウェブの外側方に臨む
前記矩形一辺の内側に中央辺部を臨ませ、かつ、梁が連
結されたI形の鋼材のフランジに臨む前記矩形の角部の
柱主筋が内側に入るように差し込み辺部を、I形の鋼材
のフランジに連結されたI形鉄骨梁のウェブの挿通孔に
挿通して配設され、 前記複数のL字形横補強筋の残りの一部は柱梁接合部に
おいて互いに上下に間隔をおき、前記係止片部が係止さ
れた矩形の角部の柱主筋に係止辺部を係止させると共
に、T形の鋼材のウェブの外側方に臨む矩形一辺の内側
に中央辺部を臨ませ、かつ、T形の鋼材のフランジに臨
む矩形の角部の柱主筋が内側に入るように差し込み辺部
を、T形の鋼材のフランジに連結されたI形鉄骨梁のウ
ェブの挿通孔に挿通して配設され、 前記複数のU字形横補強筋は柱梁接合部において互いに
上下に間隔をおき、I形鉄骨梁が連結されたI形の鋼材
のフランジとT形の鋼材のフランジとの間に位置する矩
形の角部を通る柱主筋が前記一対の差し込み辺部の間に
位置し、一対の差し込み辺部の先部が鉄骨鉄筋コンクリ
ート柱の中心寄りを通るように前記連結辺部が柱主筋に
当て付けられて配設され、 これらL字形横補強筋とU字形横補強筋はT字形鉄骨柱
および柱主筋と共にコンクリートに埋設されている、 ことを特徴とする柱と梁の接合部構造。 - 【請求項9】 前記複数のコ字形横補強筋は互いに上下
に間隔をおいて連結されたコ字形横補強筋ユニットに構
成されていることを特徴とする請求項1、4または7記
載の柱と梁の接合部構造。 - 【請求項10】 前記U字形横補強筋は互いに上下に
間隔をおいて連結されたU字形横補強筋ユニットに構成
されていることを特徴とする請求項1乃至8に何れか1
項記載の柱と梁の接合部構造。 - 【請求項11】 前記L字形横補強筋は互いに上下に
間隔をおいて連結されたL字形横補強筋ユニットに構成
されていることを特徴とする請求項2、5または8記載
の柱と梁の接合部構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12594199A JP4424776B2 (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | 柱と梁の接合部構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12594199A JP4424776B2 (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | 柱と梁の接合部構造 |
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JP2000319995A true JP2000319995A (ja) | 2000-11-21 |
JP4424776B2 JP4424776B2 (ja) | 2010-03-03 |
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ID=14922771
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP12594199A Expired - Fee Related JP4424776B2 (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | 柱と梁の接合部構造 |
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JP (1) | JP4424776B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104775515A (zh) * | 2015-04-03 | 2015-07-15 | 浙江工业大学 | 一种改善z形柱节点抗扭性能的暗梁增强方法 |
KR101587583B1 (ko) | 2015-03-10 | 2016-02-02 | (주)센벡스 | 메가컬럼 및 이의 시공방법 |
KR101625593B1 (ko) | 2015-03-20 | 2016-05-30 | 삼성물산 주식회사 | 분할 시공이 가능한 콘크리트 충전 기둥 및 이를 이용한 콘크리트 충전 기둥의 시공방법 |
-
1999
- 1999-05-06 JP JP12594199A patent/JP4424776B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101587583B1 (ko) | 2015-03-10 | 2016-02-02 | (주)센벡스 | 메가컬럼 및 이의 시공방법 |
WO2016143979A1 (ko) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | (주)센벡스 | 메가컬럼 및 이의 시공방법 |
KR101625593B1 (ko) | 2015-03-20 | 2016-05-30 | 삼성물산 주식회사 | 분할 시공이 가능한 콘크리트 충전 기둥 및 이를 이용한 콘크리트 충전 기둥의 시공방법 |
CN104775515A (zh) * | 2015-04-03 | 2015-07-15 | 浙江工业大学 | 一种改善z形柱节点抗扭性能的暗梁增强方法 |
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JP4424776B2 (ja) | 2010-03-03 |
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