JP2000318932A - 巻取装置 - Google Patents

巻取装置

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JP2000318932A
JP2000318932A JP11130940A JP13094099A JP2000318932A JP 2000318932 A JP2000318932 A JP 2000318932A JP 11130940 A JP11130940 A JP 11130940A JP 13094099 A JP13094099 A JP 13094099A JP 2000318932 A JP2000318932 A JP 2000318932A
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work
guide
winding
drum
winding drum
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Tokio Yamazaki
外喜男 山崎
Hiroyuki Matsumoto
洋幸 松元
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段差ローラと巻取ドラムとの距離が比較的長
いものであっても、巻取ドラムに対するワークの巻取接
線位置をより確実に常に同じ位置にして均一な張力の下
での巻取りを可能にする巻取装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 供給ドラム1から巻き出された帯状のワ
ーク10が段差ローラ3によって所定の張力を付与され
て巻取ドラム2に巻き取られる巻取装置において、前記
段差ローラ3と巻取ドラム2との間に巻取ドラム側を向
いた先端ガイド5が揺動自在に支持されたワーク供給ガ
イド20を配設したことを特徴とするもので、段差ロー
ラ3と巻取ドラム2との距離が大きい場合でも、この部
分でのワーク10の自重をワーク供給ガイド20が負担
して支持できるとともに、巻取ドラム2に対してワーク
10が順次巻き取られていく際に、常に移動ガイド4か
ら送り出されるワーク10が先端ガイド5を介して巻取
円に対して水平な接線状態が維持され、ワーク10の張
力が不均一になる事態が避けられて巻き取られたワーク
10の品質が安定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、供給ドラムから巻
き出された帯状のワークが段差ローラによって所定の張
力を付与されて巻取ドラムに巻き取られる巻取装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、供給ドラムから巻き出された帯状
のワークは巻取ドラムによって巻き取って出荷されてい
る。製品としての帯状のワークが巻取ドラムに均一に巻
き取られるかどうかは、その後の使用時の品質を大きく
左右することになるので、きわめて重要な要素である。
特に、巻き取られるワークが軟質材料である発泡性のウ
レタン製品等であった場合は、帯状のワークを所定の張
力の下に巻取ドラムに均一に巻き取っていかなければ、
ワークの厚みが不揃いとなって品質の維持が困難となる
虞れがあった。そこで、通常は、本発明を説明する図1
にも示されるように、供給ドラム1と巻取ドラム2との
間に段差ローラ3を配設することによって、帯状のワー
ク10に所定の張力(ダウンローラ3Bに所定の荷重W
を付与することによる。)を付与して安定した一定の張
力の下に巻取ドラム2に巻き取るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにして段差ロ
ーラによって安定した一定の張力の下に帯状のワークが
巻取ドラムに巻き取られるようになったものの、巻取ド
ラムにおけるワークの巻取初期から巻取終期に至るまで
にワークの巻取直径が刻々変化していくため、段差ロー
ラから供給されるワークの巻取直径に対する巻取角度が
常に変化することになる。その結果、巻取初期から巻取
終期までの間、ワークの巻取位置(接線位置)が変化す
ることになり、段差ローラとの距離が変化して、ワーク
の自重の差異に基づく張力の変化が避けられないもので
あった。そこで、これらワークの巻取位置の変化の影響
を受けにくくするため、段差ローラと巻取ドラムとの距
離を大きく採ることも提案されたが、この部分でのワー
クの自重の影響を受け易くなりかえってワークの張力が
不均一になる事態を招いた。特に、ワークが例えば建材
用のウレタンシール製品等の場合、帯状のウレタンの裏
面に接着層およびこれを保護する剥離紙等が貼着されて
いるため、段差ローラから供給されるワークの巻取直径
に対する巻取角度が変化すると、剥離紙の接着層に対す
る安定した接着に支障を来す虞れさえ生じた。
【0004】そこで、本発明は、前記従来の巻取装置の
諸課題を解決して、段差ローラと巻取ドラムとの距離が
比較的長いものであっても、巻取ドラムに対するワーク
の巻取接線位置をより確実に常に同じ位置にして均一な
張力の下での巻取りを可能にする巻取装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、供給
ドラムから巻き出された帯状のワークが段差ローラによ
って所定の張力を付与されて巻取ドラムに巻き取られる
巻取装置において、前記段差ローラと巻取ドラムとの間
に巻取ドラム側を向いた先端ガイドが揺動自在に支持さ
れたワーク供給ガイドを配設したことを特徴とするもの
である。また本発明は、前記ワーク供給ガイドが、ベー
スと、該ベースから立設された支柱と、ベースの段差ロ
ーラ側に支軸により揺動自在に軸支され先端側が巻取ド
ラム側を向いた移動ガイドと、該移動ガイドに揺動自在
に支持されて巻取ドラム側を向いた逆U字状断面の先端
ガイドとから構成されたことを特徴とするものである。
また本発明は、前記移動ガイドの先端側と支柱上部との
間に移動ガイドの自重をキャンセルする自重キャンセル
手段を介設したことを特徴とするものである。また本発
明は、前記自重キャンセル手段がスプリングであること
を特徴とするものである。また本発明は、前記スプリン
グの張力調整手段を設けたことを特徴とするものであ
る。また本発明は、前記移動ガイドおよび先端ガイドの
うち少なくともいずれかのワーク供給面に供給方向に縮
小するテーパ状のリブが形成されたことを特徴とするも
のである。また本発明は、前記移動ガイドおよび先端ガ
イドのうち少なくともいずれかに多数のワーク供給ロー
ラを配設したことを特徴とするものである。また本発明
は、前記移動ガイドおよび先端ガイドの少なくともいず
れかにおけるワーク供給ローラおよびリブの少なくとも
いずれかがMCナイロンから構成されたことを特徴とす
るもので、これらを課題解決のための手段とするもので
ある。
【0006】
【実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。図1〜図4は本発明の巻取装置の1実施の
形態を示す図で、図1(A)は巻取装置の全体概略側面
図、図1(B)は巻取ドラムの平面図、図2(A)は巻
取り中期の段差ローラから巻取ドラムに至る要部側面
図、図2(B)は巻取り終期の段差ローラから巻取ドラ
ムに至る要部側面図、図3(A)はワーク供給ガイドの
平面図、図3(B)はワーク供給ガイドの側面図、図3
(C)は図3(B)のA矢視図、図3(D)は図3
(B)のB矢視図、図4(A)は図3(C)のC断面
図、図4(B)は図3(D)のD断面図である。図1
(A)に示すように、本発明は、供給ドラム1から巻き
出された発泡ウレタンシール等の帯状のワーク10が段
差ローラ3によって所定の張力を付与されて巻取ドラム
2に巻き取られる巻取装置において、前記段差ローラ3
と巻取ドラム2との間に巻取ドラム2側を向いた先端ガ
イド5が揺動自在に支持されたワーク供給ガイド20を
配設したことを特徴とする。
【0007】段差ローラ3は、供給ドラム1側から順
に、モータ等により駆動される巻出しローラ3A、所定
の荷重Wが鉛直方向に付与されたダウンローラ3Bそし
て巻取りエンコーダ3Cとから構成され、ダウンローラ
3Bの所定の荷重Wに応じた所定の張力が付与された状
態でワーク10がワーク供給ガイド20に供給される。
ワーク供給ガイド20は、詳細は後述するように、支軸
6により揺動自在に構成された移動ガイド4がスプリン
グ等から構成された自重キャンセル手段7によって張設
されて、巻取ドラム2側を向いて揺動自在に支持さた逆
U字状断面の先端ガイド5を介してワーク10を案内ガ
イドしつつワーク10の挙動に追随して比較的容易に揺
動することが可能に構成されている。したがって、図1
(B)に示すように、巻取ドラム2に対して発泡ウレタ
ンシール等の軟質の帯状ワーク10が順次巻き取られて
いく際に、常に移動ガイド4から送り出されるワーク1
0が先端ガイド5を介して巻取円に対して水平な接線状
態が維持されることを可能にする。すなわち、巻取り初
期は言うに及ばず、図2(A)に示す巻取り中期、さら
には図2(B)の巻取り終期に至るまで、自重キャンセ
ル手段7によって張設された移動ガイド4が自動的に揺
動するので、巻取接線位置Pの前後方向の位置が変更す
ることなく、所定の一定張力の下でワーク10を巻取ド
ラム2に巻き取ることができるものである。しかも、巻
取ドラム2側を向いて移動ガイド2に揺動自在に支持さ
た逆U字状断面の先端ガイド5の浮動状態にある自重に
よって適度にワーク10を接線位置にて巻取円に押し付
けることになるので、巻取ドラムに対するワークの巻取
接線位置をより確実に常に同じ位置にて巻き付ける可能
とし、これによって、ワークの長さ方向の均一な品質が
確保できるとともに、それに伴って、巻取りワーク相互
間の隙間も均一でばらつきなく巻き取ることが可能とな
る。
【0008】図3はワーク供給ガイドの詳細図で、図3
(B)に示すように、ワーク供給ガイド20は、適宜の
静止部材に設置されたU字状のベース8と、該ベース8
から立設された門型の支柱9と、ベース8の段差ローラ
3側に支軸6により揺動自在に軸支され先端側が巻取ド
ラム2側を向いたU字状の移動ガイド4と、該移動ガイ
ド4に支軸16によって揺動自在に支持されて巻取ドラ
ム2側を向いた逆U字状断面のの先端ガイド5とから構
成される。移動ガイド4の先端側の上部に掛け渡された
係止軸11と支柱9の上部に掛け渡されたガイドローラ
12との間に前記移動ガイド4の自重をキャンセルする
自重キャンセル手段(コイルスプリング等)7が介設さ
れ、その端部が支柱9に穿設された長孔13内にて上下
位置を調整可能にされた張力調整手段である固定具14
に連結される。また、一部切り欠いて示したように、前
記移動ガイド4および先端ガイド5(少なくとものいず
れかに、あるいは両方に)には低摩擦係数のMCナイロ
ン等から多数のワーク供給ローラ15・・・、17・・
・が配設され、ワーク10の上下両側から挟持する形態
にてワーク10をガイド案内して円滑に供給することを
可能にする。この状態は図3(B)のA矢視図およびB
矢視図である図3(C)および図3(D)に明確に示さ
れる。また、図3(A)はワーク供給ガイド20の平面
図であり、各軸部の配置構成が明瞭に理解される。ここ
では供給ローラ15、17の図示は省略されている。
【0009】図3(C)のC断面図、図3(D)のD断
面図である図4(A)、図4(B)に示すように、移動
ガイド4および先端ガイド5(少なくとものいずれか
に、あるいは両方に)のワーク供給面に供給方向に縮小
するテーパ状のリブ5A、4Aが形成される。これらの
テーパ状のリブ5A、4Aは、低摩擦係数のMCナイロ
ン等から構成され、移動ガイド4、先端ガイド5自体を
MCナイロン等にて構成してもよいし、適宜の素材にて
構成された移動ガイド4、先端ガイド5にMCナイロン
等のテーパ状のリブ5A、4Aを添設するようにしても
よい。このように構成したことにより、前述した上下の
各ワーク供給ローラ17、17、15、15により挟持
されて供給されてくるワーク10は、供給方向に縮小し
て低摩擦係数のMCナイロン等からなるテーパ状のリブ
5A、4Aによって円滑に整列され、ワーク10の巻取
ドラム2に対する軸方向の整然とした巻取りが可能とな
る。それによって、巻取りワーク10相互間の隙間も均
一で張力のばらつきもなく巻き取ることが可能となる。
その際、前記逆U字状断面の先端ガイド5は浮動状態に
ある自重によって適度にワーク10を接線位置にて巻取
円に押し付けることになるので、巻取ドラム2に対する
ワーク10の巻取接線位置をより確実に常に同じ位置に
て巻き付ける可能とし、これによって、ワーク10の長
さ方向のより均一な品質が確保できるとともに、それに
伴って、巻取りワーク相互間の隙間も均一でばらつきな
く巻き取ることが可能となる。また前記先端ガイド5の
先端側をオーバーハング状にカットしたことにより、先
端ガイド5を巻取ドラム2のワーク10の巻取り面に限
りなく近接させることが可能である。
【0010】図5は本発明の巻取装置による巻取状況を
比較例のものと比較して目視により確認した結果を表に
した図である。なお、ここで段差重量は0.2g、巻出
し確認は製品の巻取ドラムへの巻取り後に任意抽出によ
り巻き出して製品の状態を目視にて確認したものであ
る。 <実施例1>帯状のウレタンシール(幅10mm、厚さ
3mm)を移動ガイドを有する巻取装置にてラインスピ
ード11m/minで巻き取った。 <実施例2>帯状のウレタンシール(幅10mm、厚さ
7mm)を移動ガイドを有する巻取装置にてラインスピ
ード11m/minで巻き取った。 <比較例1>帯状のウレタンシール(幅10mm、厚さ
3mm)を従来の巻取装置にてラインスピード11m/
minで巻き取った。 <比較例2>帯状のウレタンシール(幅10mm、厚さ
7mm)を従来の巻取装置にてラインスピード11m/
minで巻き取った。 図6から、段差ローラと巻取ドラムとの間に移動ガイド
を配設することにより、軟質材料であっても良好な巻取
りが行えることが分かる。なお、結果は示さないがライ
ンスピードは25m/minまでのスピードアップに耐
えることができた。
【0011】以上、本発明の実施の形態について詳述し
たが、本発明の趣旨の範囲内で、ワークの種類、供給ド
ラムおよび巻取ドラムの形状、駆動方式、巻出しおよび
巻取りに伴うドラムの軸方向への移動形態、段差ローラ
の形式およびその各ローラの配列ならびにその張力付与
形態、ワーク供給ガイドを構成するベース、支柱、移動
ガイド、先端ガイドの各形状およびそれらの関連配置構
成、自重キャンセル手段の形状、形式およびその張力調
整手段の形式、移動ガイドおよび先端ガイドにおける供
給ローラの設置形態およびリブの材質等については適宜
選定することができる。
【0012】
【発明の効果】以上、詳細に述べたように、本発明によ
れば、供給ドラムから巻き出された帯状のワークが段差
ローラによって所定の張力を付与されて巻取ドラムに巻
き取られる巻取装置において、前記段差ローラと巻取ド
ラムとの間に巻取ドラム側を向いた先端ガイドが揺動自
在に支持されたワーク供給ガイドを配設したので、段差
ローラと巻取ドラムとの距離が大きい場合でも、この部
分でのワークの自重をワーク供給ガイドが負担して支持
できるとともに、巻取ドラムに対してワークが順次巻き
取られていく際に、常に移動ガイドから送り出されるワ
ークが先端ガイドを介して巻取円に対して水平な接線状
態が維持され、ワークの張力が不均一になる事態が避け
られて巻き取られたワークの品質が安定する。また、前
記ワーク供給ガイドが、ベースと、該ベースから立設さ
れた支柱と、ベースの段差ローラ側に支軸により揺動自
在に軸支され先端側が巻取ドラム側を向いた移動ガイド
と、該移動ガイドに揺動自在に支持されて巻取ドラム側
を向いた逆U字状断面の先端ガイドとから構成されたこ
とにより、段差ローラから所定の張力が付与されて供給
されてきた帯状のワークを引き取って、移動ガイドの効
果的な揺動してのガイド機能によりワークを巻取ドラム
に円滑に巻き取ることが可能となるとともに、逆U字状
断面の先端ガイドの浮動状態にある自重によって適度に
ワークを接線位置にて巻取円に押し付けることになるの
で、巻取ドラムに対するワークの巻取接線位置をより確
実に常に同じ位置にて巻き付ける可能とし、これによっ
て、ワークの長さ方向の均一な品質が確保できるととも
に、それに伴って、巻取りワーク相互間の隙間も均一で
ばらつきなく巻き取ることが可能となる。
【0013】さらに、前記移動ガイドの先端側と支柱上
部との間に移動ガイドの自重をキャンセルする自重キャ
ンセル手段を介設したことにより、巻取ドラムでのワー
クの巻取直径が拡大してワークの巻取接線位置が上昇
(増大)しても、容易にこれに追随してワークのガイド
機能を損なうことはない。さらにまた、前記自重キャン
セル手段がスプリングである場合は、単純な機械要素部
品の採用にて簡素な構成となる。また、前記スプリング
の張力調整手段を設けた場合は、ワークの種類や重量に
応じて移動ガイドの自重キャンセル能力を細かく調整す
ることができる。さらに、前記移動ガイドおよび先端ガ
イドのうち少なくともいずれかのワーク供給面に供給方
向に縮小するテーパ状のリブが形成された場合は、ワー
クはこれらのリブによって円滑に整列され、巻取ドラム
に対する軸方向の整然とした巻取りが可能となり、巻取
りワーク相互間の隙間も均一で張力のばらつきもなく巻
き取ることが可能となる。
【0014】さらにまた、前記移動ガイドおよび先端ガ
イドのうち少なくともいずれかに多数のワーク供給ロー
ラを配設した場合は、これらのガイドにて上下両側から
挟持する形態にてワークをガイド案内して円滑に供給す
ることを可能にする。また、前記移動ガイドおよび先端
ガイドのうち少なくともいずれかにおけるワーク供給ロ
ーラおよびリブの少なくともいずれかがMCナイロンか
ら構成された場合は、低摩擦係数の素材によってワーク
はより円滑にガイド案内されて供給される。かくして本
発明によれば、段差ローラと巻取ドラムとの距離が比較
的長いものであっても、巻取ドラムに対するワークの巻
取接線位置をより確実に常に同じ位置にして均一な張力
の下での巻取りを可能にする巻取装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻取装置の第1実施の形態を示す図
で、図1(A)は巻取装置の全体概略側面図、図1
(B)は巻取ドラムの平面図である。
【図2】同、図2(A)は巻取り中期の段差ローラから
巻取ドラムに至る要部側面図、図2(B)は巻取り終期
の段差ローラから巻取ドラムに至る要部側面図である。
【図3】同、図3(A)はワーク供給ガイドの平面図、
図3(B)はワーク供給ガイドの側面図、図3(C)は
図3(B)のA矢視図、図3(D)は図3(B)のB矢
視図である。
【図4】同、図4(A)は図3(C)のC断面図、図4
(B)は図3(D)のD断面図である。
【図5】本発明の巻取装置による巻取状況の結果を示す
図である。
【符号の説明】
1 供給ドラム 2 巻取ドラム 3 段差ローラ 3A 巻出しローラ 3B ダウンローラ 3C 巻取りエンコーダ 4 移動ガイド 4A リブ 5 先端ガイド 5A リブ 6 支軸 7 自重キャンセル手段(スプリング) 8 ベース 9 支柱 10 ワーク 11 係止軸 12 ガイドローラ 13 長孔 14 張力調整手段(固定具) 15 供給ローラ 16 支軸 17 供給ローラ 20 ワーク供給ガイド P 巻取接線位置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給ドラムから巻き出された帯状のワー
    クが段差ローラによって所定の張力を付与されて巻取ド
    ラムに巻き取られる巻取装置において、前記段差ローラ
    と巻取ドラムとの間に巻取ドラム側を向いた先端ガイド
    が揺動自在に支持されたワーク供給ガイドを配設したこ
    とを特徴とする巻取装置。
  2. 【請求項2】 前記ワーク供給ガイドが、ベースと、該
    ベースから立設された支柱と、ベースの段差ローラ側に
    支軸により揺動自在に軸支され先端側が巻取ドラム側を
    向いた移動ガイドと、該移動ガイドに揺動自在に支持さ
    れて巻取ドラム側を向いた逆U字状断面の先端ガイドと
    から構成されたことを特徴とする請求項1に記載の巻取
    装置。
  3. 【請求項3】 前記移動ガイドの先端側と支柱上部との
    間に移動ガイドの自重をキャンセルする自重キャンセル
    手段を介設したことを特徴とする請求項2に記載の巻取
    装置。
  4. 【請求項4】 前記自重キャンセル手段がスプリングで
    あることを特徴とする請求項3に記載の巻取装置。
  5. 【請求項5】 前記スプリングの張力調整手段を設けた
    ことを特徴とする請求項4に記載の巻取装置。
  6. 【請求項6】 前記移動ガイドおよび先端ガイドのうち
    少なくともいずれかのワーク供給面に供給方向に縮小す
    るテーパ状のリブが形成されたことを特徴とする請求項
    1ないし5のいずれかに記載の巻取装置。
  7. 【請求項7】 前記移動ガイドおよび先端ガイドのうち
    少なくともいずれかに多数のワーク供給ローラを配設し
    たことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載
    の巻取装置。
  8. 【請求項8】 前記移動ガイドおよび先端ガイドの少な
    くともいずれかにおけるワーク供給ローラおよびリブの
    少なくともいずれかがMCナイロンから構成されたこと
    を特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の巻取
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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