JP2000318880A - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JP2000318880A
JP2000318880A JP11126647A JP12664799A JP2000318880A JP 2000318880 A JP2000318880 A JP 2000318880A JP 11126647 A JP11126647 A JP 11126647A JP 12664799 A JP12664799 A JP 12664799A JP 2000318880 A JP2000318880 A JP 2000318880A
Authority
JP
Japan
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sheet
roller
time
control
conveyance
Prior art date
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Pending
Application number
JP11126647A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Nishino
康彦 西野
Yasushi Hashimoto
靖司 橋本
Tatsuo Matsuda
達夫 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異なる連量のシートやシール紙等の特殊用紙を
用いた場合や、使用環境の違いにより剛性が異なった用
紙を用いた場合でも適正な蛇行矯正精度を得ることが可
能なシート搬送装置を提供する。 【解決手段】シート検出手段(6)がシート(7)先端を検出
した時点から第1の制御時間(T1)だけ、停止中の第2搬
送ローラ(5)に突き当てながらシートを搬送し、第1の
制御時間後に第2搬送ローラを第2の制御時間(T2)だけ
シート搬送方向と反対方向に逆転させ、第2の制御時間
後に第1搬送ローラ(3)と第2搬送ローラとをシート搬
送方向に正転させてシート搬送を行うシート搬送装置に
おいて、第1および第2の制御時間を決定する制御値
を、シート連量に基づき複数設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート搬送装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術を図4を用いて説明する。図4
(A)において、制御装置1は、第1搬送モータ2の正転
駆動信号をオンし、第1搬送ローラ3を回転させてシー
ト7を搬送する。シート7先端がシート検出手段である
センサ6に到達すると制御装置1は予め設定された時間
を制御装置1内のタイマ(図示せず)にセットする。こ
の時、シート7先端はシート搬送方向に対し垂直な方向
においてのずれ、即ち蛇行が生じている場合がある。
【0003】図4(B)において、制御装置1は第1搬送
ローラ3によるシート7の搬送を継続し、シート7先端
を停止中の第2搬送ローラ5の圧接部位に突き当て、さ
らに適宜の湾曲を得た時、制御装置1内のタイマによる
カウントが終了し、制御装置1は第1搬送モータ2の駆
動信号をオフする。これにより、シート7先端は第2搬
送ローラ5の圧接部に適宜の湾曲を持って押し当てられ
ることで第2搬送ローラ5の回転軸と平行になる。
【0004】図4(C)において、制御装置1は予め設定
された時間を図示しない制御装置1内のタイマにセット
し、タイマによるカウントが終了するまでの間、第2搬
送モータ4の逆転駆動信号をオンし、第2搬送ローラ5
を搬送方向と反対の方向に一定角度だけ逆転させる。こ
れにより、シート7先端は第2搬送ローラ5の圧接部に
更に均一な突き当てを得ることができる。
【0005】図4(D)において、制御装置1は第1搬送
モータ2と第2搬送モータ4との正転駆動信号をオン
し、第1搬送ローラ3と第2搬送ローラ5はシート7の
搬送を再開する。搬送を再開し、第2搬送ローラ5を通
過したシート7先端は、第2搬送ローラ5の手前におい
て生じていた蛇行が矯正され搬送方向と垂直となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術においては、第2搬送ローラ5に突き当てられたとき
の湾曲量と第2搬送ローラ5の逆転角度とを決定する制
御値が常に一定値であった為に、異なる連量のシートや
シール紙等の特殊用紙を用いた場合や、使用環境の違い
から湾曲した用紙の剛性が異なる場合などにシートの蛇
行矯正に適正な精度を得ることができないと言った問題
が生じていた。
【0007】従って、本発明の目的は、異なる連量のシ
ートやシール紙等の特殊用紙を用いた場合や、使用環境
の違いにより剛性が異なった用紙を用いた場合でも適正
な蛇行矯正精度を得ることが可能なシート搬送装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、 駆動ロ
ーラと該駆動ローラに圧接した従動ローラとからなり、
前記駆動ローラと従動ローラとの圧接部に送り込まれた
シートを挟持搬送する第1搬送ローラと、正転/逆転切
替可能に設けられた正逆転駆動ローラと該正逆転駆動ロ
ーラに圧接した従動ローラとからなり、前記第1搬送ロ
ーラに対しシート搬送方向下流側に設けられた第2搬送
ローラと、前記第1搬送ローラおよび第2搬送ローラ間
のシート搬送経路上に設けられ、シートの有無を検出す
るシート検出手段とを有し、前記シート検出手段がシー
ト先端を検出した時点から第1の制御時間だけ、停止中
の第2搬送ローラに突き当てながらシートを搬送し、前
記第1の制御時間後に前記第2搬送ローラを第2の制御
時間だけシート搬送方向と反対方向に逆転させ、前記第
2の制御時間後に前記第1搬送ローラおよび第2搬送ロ
ーラをシート搬送方向に正転させてシート搬送を行うシ
ート搬送装置において、前記第1の制御時間および第2
の制御時間とを決定する制御値を、シート連量に基づき
複数設けることにより達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
例を説明する。図1は本発明のシート搬送装置の概略構
成図、図2は本発明のシート搬送装置の動作を説明する
フローチャート、図3は本発明のシート搬送装置の動作
を説明するタイムチャートである。
【0010】図1において、第1搬送ローラ3は第1搬
送モータ2に連結された駆動ローラと該駆動ローラに圧
接した従動ローラとからなり、第2搬送ローラ5は第2
搬送モータ4に連結され、正転/逆転切替可能に設けら
れた正逆転駆動ローラと該正逆転駆動ローラに圧接した
従動ローラとから構成されている。
【0011】制御装置1は、第1搬送モータ2の正転/
停止の駆動制御、および第2搬送モータ4の正転/停止
/逆転の駆動制御を行い、第1搬送ローラ3および第2
搬送ローラ5を所定速度で回転駆動させる。また、制御
装置1には、第1搬送ローラ3および第2搬送ローラ5
間のシート搬送経路上に設けられシート先端を検出する
シート検出センサ6と、任意の時間を設定可能なタイマ
8と、タイマ8に設定する時間の制御値を格納する呼び
出し/書き換え可能なメモリ9と、シートの厚さ情報が
格納された用紙連量検出手段10とが接続されている。
【0012】図2および図3に基づき本発明のシート搬
送装置による湾曲量および第2搬送ローラの逆転角度の
制御について説明する。制御装置1は、第1搬送モータ
2の正転駆動信号をオンし、第1搬送ローラ3を速度V
1で回転させシート7を搬送する。シート7先端がシー
ト検出センサ6に到達すると、制御装置1はタイマ8に
時間T1を設定し、タイマ8はカウントを開始する。タ
イマ8が時間T1のカウントを終了すると制御装置1は
第1搬送モータ2の駆動信号をオフし、シート7の搬送
を停止する。この時、タイマ8にセットする時間T1を
変更することで、シート7先端が第2搬送ローラ5に突
き当って生じる湾曲量を任意に変更することができる様
になる。
【0013】次に、制御装置1は第2搬送モータ4の逆
転駆動信号をオンし、シート7先端が湾曲して突き当っ
ている第2搬送ローラ5を搬送方向と反対の方向に速度
V2で回転させる。また、逆転駆動信号オンと同時にタ
イマ8に時間T2を設定し、タイマ8はカウントを開始
する。タイマ8が時間T2のカウントを終了すると制御
装置1は第2搬送モータ4の逆転駆動信号をオフする。
この時、タイマ8にセットする時間T2を変更すること
で、第2搬送ローラ5の逆転角度を任意に変更すること
ができる様になる。
【0014】上記の様に制御値を変更できる様にしたこ
とで、例えば制御装置1は用紙連量検出手段10からの
用紙の厚さ情報を元にメモリ8に格納されている予め設
定された制御値を呼び出し、例えば薄紙搬送時には湾曲
量が大きくなるように、シート検出センサ6がシート7
先端を検出した時点から停止中の第2搬送ローラ5にシ
ートを搬送し続ける時間を長くし、且つ第2搬送ローラ
5の逆転角が小さくなるように前記時間および逆転角度
を制御し、厚紙搬送時には湾曲量が小さくなるように、
シート検出センサ6がシート7先端を検出した時点から
停止中の第2搬送ローラ5にシートを搬送し続ける時間
を短くし、且つ第2搬送ローラ5の逆転角が大きくなる
ように前記時間および逆転角度を制御することにより適
正な蛇行矯正精度を得ることが可能となる。
【0015】また、制御装置1は図1に示すようにオペ
レータパネル11あるいは上位装置12との制御信号を
備えることで、メモリ9に格納されている制御値を指定
して呼び出したり、または書き換えることが可能とな
り、オペレータの要求や保守時に容易に制御値を設定す
ることにより、例えばシール紙などの特殊用紙や、使用
環境の相違に対しても適正な蛇行矯正精度を得ることが
可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上述べた様に本発明によれば、異なる
連量のシートやシール紙等の特殊用紙を用いた場合や、
使用環境の違いにより剛性が異なった用紙を用いた場合
でも適正な蛇行矯正精度を得ることが可能なシート搬送
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート搬送装置の概略構成図。
【図2】本発明のシート搬送装置の動作を説明するフロ
ーチャート。
【図3】本発明のシート搬送装置の動作を説明するタイ
ムチャート。
【図4】従来技術を示す説明図。
【符号の説明】
1…制御装置、2…第1搬送モータ、3…第1搬送ロー
ラ、4…第2搬送モータ、5…第2搬送ローラ、6…シ
ート検出センサ、7…シート、8…タイマ、9…メモ
リ、10…用紙連量検出手段、11…オペレータパネ
ル、12…上位装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F102 AB01 BA01 BA09 BB02 CB02 DA08 EA02 FA02 FA04 FA07 FA09

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動ローラと該駆動ローラに圧接した従動
    ローラとからなり、前記駆動ローラと従動ローラとの圧
    接部に送り込まれたシートを挟持搬送する第1搬送ロー
    ラと、正転/逆転切替可能に設けられた正逆転駆動ロー
    ラと該正逆転駆動ローラに圧接した従動ローラとからな
    り、前記第1搬送ローラに対しシート搬送方向下流側に
    設けられた第2搬送ローラと、前記第1搬送ローラおよ
    び第2搬送ローラ間のシート搬送経路上に設けられ、シ
    ートの有無を検出するシート検出手段とを有し、前記シ
    ート検出手段がシート先端を検出した時点から第1の制
    御時間だけ、停止中の第2搬送ローラに突き当てながら
    シートを搬送し、前記第1の制御時間後に前記第2搬送
    ローラを第2の制御時間だけシート搬送方向と反対方向
    に逆転させ、前記第2の制御時間後に前記第1搬送ロー
    ラおよび第2搬送ローラをシート搬送方向に正転させて
    シート搬送を行うシート搬送装置において、前記第1の
    制御時間および第2の制御時間とを決定する制御値を、
    シート連量に基づき複数設けたことを特徴とするシート
    搬送装置。
JP11126647A 1999-05-07 1999-05-07 シート搬送装置 Pending JP2000318880A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101850911A (zh) * 2009-03-30 2010-10-06 兄弟工业株式会社 纸张传送装置及包括纸张传送装置的图像记录设备
CN103084919A (zh) * 2013-02-07 2013-05-08 浙江工业大学 切削液气雾微量润滑方法和装置

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