JPH07315632A - 用紙スキュー補正機構の制御方式 - Google Patents

用紙スキュー補正機構の制御方式

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JPH07315632A
JPH07315632A JP11620894A JP11620894A JPH07315632A JP H07315632 A JPH07315632 A JP H07315632A JP 11620894 A JP11620894 A JP 11620894A JP 11620894 A JP11620894 A JP 11620894A JP H07315632 A JPH07315632 A JP H07315632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
skew
roller
control
paper sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP11620894A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kojima
健治 小島
Mikio Maejima
幹夫 前嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH07315632A publication Critical patent/JPH07315632A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の種類の用紙を搬送する装置のスキュー補
正機構制御において、用紙の条件(厚さ、大きさ、摩擦
力他)による、スキュー補正能力のバラツキを押える事
を目的とする。 【構成】制御装置15内のメモリ16に、用紙の種別に
応じた、スキュー補正機構の制御条件テーブル17を貯
えておき、搬送する用紙の種別により、ローラー6の回
転時間あるいは、ローラー5による用紙のはさみ力を変
える。 【効果】スキュー補正機構の制御条件を用紙の種別毎に
変える事で、スキュー補正を用紙条件が変っても理想的
な条件で行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホッパ等に蓄えられた
用紙を印字機構へ搬送し、印字を行う装置において、繰
り出し動作、搬送動作中に発生する用紙の片向き、片寄
り等を補正し、用紙先端が印字に対して平行な形で、印
字機構部へ搬送するのに好適なスキュー補正機構制御方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用紙搬送時に発生する用紙のスキ
ューを正しい状態に直すには、斜行ローラにて、用紙搬
送の基準面に用紙を押し当てて、搬送する。又は、用紙
先端を基準ガイド等に押し当てて、整列させる方式が多
くとられている。これらの方式の場合、用紙の搬送速
度、斜行ローラの形状等の機構要因のみで、スキューの
補正結果が決まってしまうため、用紙の条件(用紙寸
法、厚さ、用紙表面の摩擦係数等)によって、補正の程
度がバラツキ、正しく補正ができない事がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の様
に、搬送される用紙の種類が違った場合にスキュー補正
結果がバラツキ、正しい状態に補正できなくなる事を解
決する補正制御方法を提供する事にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題の解
決のため、スキュー補正機構のスキュー補正動作に関す
る制御条件(搬送動作時間、搬送速度、搬送ローラ押付
力等)を、搬送する用紙の条件別に、理想的な値をあら
かじめ求めておき、制御装置内に、制御条件値として、
保持しておく。
【0005】ホッパから繰り出される用紙の種類に従
い、前記保持している理想的な制御条件値を取り出し、
この値に基き、スキュー補正機構を制御する事で、前記
問題を解決できる。
【0006】
【作用】前記理想的な制御条件とは、ホッパから繰り出
された用紙の片向き、片寄りを用紙が搬送される搬送路
に対して、想定する理想的な位置及び搬送形状に修正す
るために設けられたスキュー補正機構を制御するための
条件を示すものであり、スキュー補正機構の構造によ
り、各種の条件を設定できる。又、制御装置内に蓄える
制御条件は、ホッパにセットされる用紙の種別毎に複数
の値を持つか、似かよった用紙毎に持ち、制御条件値の
保持量を減らしても良い。
【0007】制御装置は、繰り出される用紙の種別毎に
前記蓄えられた制御条件より、用紙の種別に対応した値
を取り出し、この値に基きスキュー補正機構を駆動す
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明の実施例を示す。スキュー補正機構の構造図であ
る。用紙を搬送する搬送路に搬送ローラ4〜6が配置さ
れている。搬送ローラ4〜6はモータ8にて回転駆動さ
れる。ローラ5は、モータ9の回転量により、カムを通
じて持ち上り、この部分での用紙をはさむ力を変える事
ができるように構成されている。又、ローラ4はモータ
8とクラッチ10を通じ接続されており、クラッチ10
をオフする事により、ローラ4はモータ8が回っても回
転しない様に構成される。センサ1〜3が、搬送路に直
角に並べて配置され、用紙の先端が通過する時間差を測
定する事により、用紙の片向き量を知る事ができる。セ
ンサ7が、搬送路に設けられ、用紙の通過を検出する事
ができる様に構成されている。図2は上記補正機構を制
御する制御装置のブロック図を示す。制御装置15はド
ライバー12〜14を通じ、モータ8,9及びクラッチ
10を制御する。又、センサ1〜3,7の出力は、アン
プ回路11を通じ制御装置15に入力している。制御装
置15には、メモリ16があり、このメモリ内に、用紙
種別に対応した制御条件1,2…が貯えられている。図
3は、以上述べた構成での制御装置の制御フローであ
る。制御装置15は、搬送される用紙の種別に対応した
制御条件をメモリ16より取り出す。(20〜21)ク
ラッチ10をオフし、ローラ4がモータ8を回転させて
も回らない様にする。(22)制御条件1に従いモータ
9を駆動し、ローラ5での用紙をはさむ力を変える。
(23)モータ8を回転させ用紙を搬送する。(24)
センサ7にて、用紙を検出すると、制御条件2に従った
量モータ8を回転させて、停止する。(25〜26)こ
の時用紙の先端はローラ4に押し当てられている。モー
タ9を駆動しローラ5が用紙をはさんでいない状態とす
る(27)クラッチ10をオンする。(28)モータ8
を回転させ、用紙を搬送する。(29)センサ1〜3に
より用紙先端の通過時間差を測定し、(30)時間差が
小の場合、用紙をそのまま搬送する。時間差が大きい場
合、モータ8を停止する。(31〜32)モータ8を逆
転させ、センサ7にて用紙が有から無しに変化するまで
逆搬送する。(33〜34)この後(22)項より再度
処理を行う。
【0009】
【発明の効果】
(1)ローラ4への用紙押当て時間及び押当て力を用紙
の種別により、変えて制御するため、スキュー補正を理
想的な条件で行う事ができるので、用紙種別(厚さ、大
きさ、摩擦力等)による、スキュー補正バラツキを防止
する事ができる。
【0010】(2)メモリ内に条件を貯えるので、必要
に応じ、この値を入れ換える事により、条件を増す事が
できる。又、条件を変更する場合、容易に変える事がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すスキュー補正機構構造
図。
【図2】制御ブロック図。
【図3】制御フロー図。
【符号の説明】
15…制御装置、 16…メモリ、 17…条件テーブル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙を複数枚蓄えるホッパを持ち、前記ホ
    ッパより、用紙を繰り出し、印字機構へ搬送し印字を行
    う装置において、前記繰り出し部より、印字機構までの
    搬送路に、用紙のスキュー搬送を補正する機構を設け
    る。前記補正機構は、押し当てローラ、及び斜行搬送ロ
    ーラ、用紙位置検出用センサ、スキュー量測定用センサ
    により構成される。前記スキュー補正機構の制御におい
    て、ホッパにセットされる用紙の種類毎に、前記ローラ
    の回転時間、用紙に対してのローラ押付力を制御する値
    を制御装置に蓄え、ホッパより繰り出す用紙の種類を判
    断し、前記制御装置内に蓄えた値から用紙の種類に対応
    したローラの回転時間、ローラの押付力を取り出し、本
    値にて、スキュー補正機構のローラ制御を行う事を特徴
    とするスキュー補正機構制御方式。
JP11620894A 1994-05-30 1994-05-30 用紙スキュー補正機構の制御方式 Pending JPH07315632A (ja)

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