JP2000318765A - 脱酸素剤及びエタノール発生体併用鮮度保持剤包装物 - Google Patents

脱酸素剤及びエタノール発生体併用鮮度保持剤包装物

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JP2000318765A
JP2000318765A JP11128823A JP12882399A JP2000318765A JP 2000318765 A JP2000318765 A JP 2000318765A JP 11128823 A JP11128823 A JP 11128823A JP 12882399 A JP12882399 A JP 12882399A JP 2000318765 A JP2000318765 A JP 2000318765A
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ethanol vapor
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Keita Takesue
敬太 武末
Noriyoshi Samejima
徳義 鮫島
Yuji Fujita
雄治 藤田
Hiroshi Takita
浩 瀧田
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Kohjin Holdings Co Ltd
Freund Corp
Kohjin Co
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Kohjin Holdings Co Ltd
Freund Corp
Kohjin Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱酸素機能とエタノール蒸気発生機能をバラ
ンス良く備え、保管中或いは使用中に、包装物の膨れや
鉄錆の浸みだしのない、透湿防水性を有する、脱酸素剤
及びエタノール蒸気発生体併用鮮度保持剤包装物を提供
することを課題とする。 【解決手段】 押し出しラミネート時に有孔化したプラ
スチック中間層を挟持する、耐熱性、耐油性を有する通
気性基材と、ヒートシール性を有する微多孔プラスチッ
ク基材からなり、接着剤層を有さず、且つ熱溶融による
部分接着もされず、有孔プラスチック中間層の押し出し
ラミネート時に積層一体化して製造された、40℃50
%RHにおいて20g/m・24hr以上のエタノー
ル蒸気透過量を有し、王研式透気度測定器で200〜1
0万秒/100mlの通気性を有する積層シートからな
る包材を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品の鮮度保持剤等に
使用する、脱酸素剤及びエタノール蒸気発生体併用鮮度
保持剤包装物に関する。
【0002】
【従来の技術】食品の腐敗や黴の発生を抑制したり老化
を防止して、その鮮度を維持するため、脱酸素剤やエタ
ノール蒸気発生体を小袋に封入したものを、酸素バリア
ー性を有し、且つエタノール蒸気不透過性を有する容器
に、食品と共に同封する方法が実用化され、広く利用さ
れている。
【0003】脱酸素剤のみを封入した小袋は、適度の通
気性が要求される為、この要求を満たした機能性包材を
使用する必要がある。しかしながら単一素材では、すべ
ての要求機能を満たすことが困難な為、2層以上の積層
シートからなる包材が、広く実用化されている。この積
層シートとしては。熱溶融、あるいはレザー光線等の手
段によって規則正しく孔あけ加工したものを、熱あるい
は接着剤によって貼り合わせたもの、あるいはポリエチ
レン(以下PEという)、ポリプロピレン(以下PPと
いう)、ポリエチレンテレフタレート(以下PETとい
う)を押し出しラミネートにより積層化した後、同様の
方法で孔あけ加工したもの、更には、予め他基材とドラ
イラミネート、熱ラミネートした後に、同様の方法で孔
あけ加工したものがある。
【0004】エタノール蒸気発生体のみを封入した小袋
としては、耐水・耐油紙にエチレン酢酸ビニール共重合
体(以下EVAという)をラミネートした積層シートか
らなる包材が既に実用化されており、これはEVA中の
酢酸ビニール含量でエタノール蒸気透過量をコントロー
ルするものであるが、通気性が不十分なため、脱酸素剤
用途には使用できない。
【0005】脱酸素剤及びエタノール蒸気発生体を封入
した小袋としては、特開平10ー120038号公報
に、外側層が耐油・耐水処理紙、中間層が有孔プラスチ
ックフィルム、内側層が微多孔膜であり、耐油・耐水処
理紙と有孔プラスチックフィルムは、熱圧着でラミネー
トし、有孔プラスチックフィルムと微多孔膜は熱硬化性
樹脂で部分接着した積層シートを使用したものが開示さ
れており、また特開平02ー283391号公報には、
外側層が耐油・耐水処理紙、中間層が通気性コーティン
グ層、内側層が不織布であり、耐油・耐水処理紙と不織
布が通気性コーティグ層でラミネートされた積層シート
を使用したものが開示されている。
【0006】かかる積層シートを使用した包材は、接着
剤を使用する場合、部分接着である為、接着剤量の不足
や欠落等によってデラミが発生し、包材として使用する
際、シール不良になるおそれを有しており、また熱圧着
する場合には、予め開孔した部分が閉塞して、本包材の
基本的機能である、適度なエタノール蒸気の透過、適度
な酸素透過機能のコントロールが困難になり、包材内部
への空気(酸素)の流入と包材外部へのエタノール蒸気
の放出のバランスが崩れ、鮮度保持剤包装物として保管
中或いは使用中に、包装物の膨れを発生させという問題
点が内在しており、脱酸素剤及びエタノール蒸気発生体
併用鮮度保持剤包装物として満足できるものではなかっ
た。
【0007】更には、該包装物が、水分活性の高い雰囲
気で使用されるので、部分接着した場合や積層シートの
内側層に不織布を使用した場合には、脱酸素剤として使
用している鉄粉の微粒子が溶出して鉄錆となり、包装物
の最外層全面に染み出すという欠点をも有していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる状況
に鑑みてなされたもので、脱酸素機能とエタノール蒸気
発生機能をバランス良く備え、保管中或いは使用中に、
包装物の膨れや鉄錆の浸みだしのない、透湿防水性を有
する、脱酸素剤及びエタノール蒸気発生体併用鮮度保持
剤包装物を提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、かかる課
題を解決する為、鋭意研究した結果、接着剤を使用する
ことなく、新規な製法で製造された、40℃50%RH
において20g/m・24hr以上のエタノール蒸気
透過量を有し、王研式透気度測定器で200〜10万秒
/100mlの通気性を有する積層シートからなる包材
を使用することにより、新規な、透湿防水性を有する、
脱酸素剤及びエタノール蒸気発生体併用鮮度保持剤包装
物を提供することが出来、本発明を完成するに到った。
【0010】すなわち、本発明は、押し出しラミネート
時に有孔化したプラスチック中間層(以下有孔プラスチ
ック中間層という)を挟持する、耐熱性、耐油性を有す
る通気性基材と、ヒートシール性を有する微多孔プラス
チック基材からなり、接着剤層を有さず、且つ熱溶融に
よる部分接着もされず、有孔プラスチック中間層の押し
出しラミネート時に積層一体化してなる積層シートから
なる包材中に、脱酸素剤及びエタノールガス発生体を封
入した、透湿防水性を有する脱酸素剤及びエタノール発
生体併用鮮度保持剤包装物である。
【0011】以下本発明を詳細に説明する。本発明の包
装物に使用される脱酸素剤は、特に制限は無く、酸化さ
れやすい鉄粉などの金属粉と食塩などの反応促進剤を主
体とした金属系のもの、還元糖類などを用いた有機系の
もの、第一鉄等の塩を用いた無機塩類系のもの、及びこ
れらの併用系等公知のものが使用出来る。
【0012】また、本発明の包装物で脱酸素剤と併用し
て使用されるエタノール蒸気発生体は、室温において、
食品の鮮度保持に有効な量のエタノールの蒸気が徐々に
発生するものであれば良く、公知となっている二酸化珪
素、活性炭等の多孔質粉末にエタノールを担持させたも
のや、粉末セルロース、澱粉、脱脂綿、紙片に等にエタ
ノールを担持させたものを使用できる。
【0013】本発明に用いる包材は、前記積層シートす
なわち有孔プラスチック中間層を挟持する、耐熱・耐油
・耐水性を有する通気性基材と、ヒートシール性を有す
る微多孔プラスチック基材からなり、接着剤層を有さ
ず、且つ熱溶融による部分接着もされず、有孔プラスチ
ック中間層の押し出しラミネート時に積層一体化してな
る積層シートからなるものである。
【0014】耐熱・耐油・耐水性を有する通気性基材と
しては、耐水・耐油処理紙、耐水・耐油処理不織布等が
あり、好ましくはエタノール中に浸しても耐油度が低下
しないフッ素系ポリマー(例えば、旭ガラス(株)製、
AG−550)で処理したものが良く、米坪10g〜1
00g/m、好ましくは30〜50g/mのものが
良い。これは、本発明の包装物の最外層に使用され、当
然これらの基材には、必要に応じて、印刷等の手段で意
匠性を付与することが出来る。
【0015】積層シートの中間層である有孔プラスチッ
ク中間層は、Tダイ押し出しで形成され、延伸して孔を
開けたものであり、熱溶融、レザー光線等で規則正しく
孔を開けたものとは区別される。また有孔プラスチック
中間層は、無機粉体とプラスチックの混合物の押し出し
工程で孔を開けられ、前記の耐熱・耐油・耐水性を有す
る通気性基材と、後記の微多孔プラスチック基材の間
に、接着剤を使用せずに挟持される為、全面接着の特徴
を有し、本発明の包装物のポイントとなる層である。そ
の開口率は、積層シートの通気性、エタノール蒸気の透
過度を、共にバランス良くコントロール出来る範囲に決
定され、通常10%以下が好適であるが、これに拘るも
のではなく、包装物の要求機能設定に応じて決定され
る。
【0016】有孔プラスチック中間層に使用されるプラ
スチックは、PE、PP等のポリオレフィン樹脂とEV
Aからなり、これにタルク、炭酸カルシウム、酸化チタ
ン等の無機粉体から選ばれた1種又は2種以上のブレン
ド物を混練したものが使用される。
【0017】本発明の包装物の内側層には、微多孔プラ
スチック基材が使用され、十分なヒートシール性を保持
している必要がある。微多孔プラスチック基材は、予め
タルク、炭酸カルシウム等の無機粉体をPE、PP等に
練り込んで、Tダイスから溶融して押出し成形する際、
フイルムの延伸倍率をコントロールする事により、微孔
の程度を変えることにより、通気性を変化させたものが
生産されており、透湿防水分野(紙オムツ、使い捨てホ
ットカイロ等)に利用されている。
【0018】本発明の包装物に使用できる積層シート
は、前記したように、上記の製造方法及び構成になる、
40℃50%RHにおいて20g/m・24hr以
上、好ましくは300〜2000g/m・24hrの
エタノール蒸気透過量を有し、王研式透気度測定器で2
00〜10万秒/100mlの通気性を有するものが好
適である。
【0019】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を更に具体的
に説明するが、本発明は、これらに限定されるものでは
ない。実施例及び比較例中に示した諸測定と評価は、下
記の通りである。 1.米坪:JIS Pー8124 2.厚さ:JIS Pー8118 包材が厚いと生産性が悪くなり、160μ以下が好まし
い。 3.接着強度:JIS Pー8139に準じて測定し
た。 フィルム接着強度:外側層と有孔プラスチック中間層間
の接着力を測定。40g/15mm以上でエタノールに浸して
も低下しないものが好ましい。 ヒートシール強度:700g/15mm以上あれば良好。 4.透気度:王研式透気度試験器 5.耐油度:タッピーRC338改良法 単位はキッドで表され、6キッド以上が好ましい。(本
発明包材が油性食品に使用される場合に有効となる。) 6.引っ張り強度:JISPー8113 包材の連続生産に必要な強度で、4kg/15mm以上が好ま
しい。 7.アルコール透過度:積層シートを、60mm×10
5mmに切り取って、ヒートシール部5mm、アルコー
ル蒸散面積50cmの3方シール包材(微多孔プラス
チック基材面同士をヒートシール部とする)に、脱酸素
剤と粉末アルコールの混合粉(フロイント化成(株)
製)を7g/m封入した包装物を作製した。これを4
0℃恒温槽に3時間放置し、放置前後の重量を測定し、
その減量をm・24時間当たりの換算値で表した。 8.脱酸素時間:上記7.と同じ包装物を作製し、それ
をKCl飽和水溶液によって相対湿度を84%に調節した
内容量500mlの密封容器に入れて、25℃に保ち、
ジルコニア式酸素濃度計で随時注射器で容器中の気体を
10mlづつ採取し、酸素濃度が0.1%以下となった
時点を終点として、それまでの時間で表した。 9.包材の膨らみ:上記7.と同じ包装物を作製し、こ
れを40℃雰囲気に1時間放置後の膨れ状態を観察し
た。 ◎:全く膨らまない。 △:少し膨らむ。 ×:パンパンに膨らむ。 10.鉄錆の浸みだし:上記7.と同じ包装物を作製
し、これを40℃雰囲気で水浴中に包材の半分を浸して
逐次 観察して3日後の鉄錆状態を評価した。 ◎:浸み出さない。 ×:染み出す。
【0020】実施例1 紙の米坪44g/m、透気度15秒、耐油度12の印
刷紙と微多孔プラスチック基材TSFーEU((株)興
人製、透気度1500秒)を使用し、炭酸カルシウム練
り混みマスターバッチMAX707ー35(竹原化学
製、低密度PE20%、炭酸カルシウム80%)、低密
度PE NUC8008(日本ユニカ製)、EVA P
ー1007(三井デュポンポリケミカル製)を100:
30:30の割合で混合し、90φTダイ押し出し機で
押し出し、透気度3万秒の積層シートを得た。この積層
シートからなる包材中に、脱酸素剤とエタノール蒸気発
生体を封入した包装物は、表示したように、脱酸素剤及
びエタノール発生体併用鮮度保持剤包装物として十分満
足できる性能を示すものであった。
【0021】実施例2 紙の米坪4gg/m、透気度15秒、耐油度12の印刷
紙と微多孔プラスチック基材TSFーEB((株)興人
製、透気度200秒)を使用し、タルク練り混みマスタ
ーバッチMAX1470T(竹原化学製、低密度PE3
0%、炭酸カルシウム70%)、低密度PE NUC8
008(日本ユニカ製)、EVA Pー1907(三井
デュポンポリケミカル製)を100:30:30の割合
で混合し、90φTダイ押し出し機で押し出し、透気度
500秒の積層シートを得た。この積層シートからなる
包材中に、脱酸素剤とエタノール蒸気発生体を封入した
包装物は、表示したように、脱酸素剤及びエタノール発
生体併用鮮度保持剤包装物として十分満足できる性能を
示すものであった。
【0022】実施例3 紙の米坪44g/m、透気度15秒、耐油度12の印
刷紙と微多孔プラスチック基材TSFーEU((株)興
人製、透気度2500秒)を使用し、炭酸カルシウム練
り混みマスターバッチMAX707ー35(竹原化学
製、低密度PE20%、炭酸カルシウム80%)、低密
度PE NUC8008(日本ユニカ製)、EVA P
ー1907(三井デュポンポリケミカル製)を100:
30:30の割合で混合し、90φTダイ押し出し機で
押し出し、透気度6万秒の積層シートを得た。この積層
シートからなる包材中に、脱酸素剤とエタノール蒸気発
生体を封入した包装物は、表示したように、脱酸素剤及
びエタノール発生体併用鮮度保持剤包装物として十分満
足できる性能を示すものであった。
【0023】実施例4 紙の米坪4gg/m、透気度15秒、耐油度12の印刷
紙と微多孔プラスチック基材 TSFーEU((株)興
人製、透気度1500秒)を使用し、炭酸カルシウム練
り混みマスターバッチMAX707ー35(竹原化学
製、低密度PE20%、炭酸カルシウム80%)、低密
度PE NUC8008(日本ユニカ製)、EVA P
ー1007(三井デュポンポリケミカル製)を100:
30:30の割合で混合し、90φTダイ押し出し機で
押し出し、透気度9万5千秒の積層シートを得た。この
積層シートからなる包材中に、脱酸素剤とエタノール蒸
気発生体を封入した包装物は、表示したように、脱酸素
剤及びエタノール発生体併用鮮度保持剤包装物として十
分満足できる性能を示すものであった。
【0024】比較例1 紙の米坪が4gg/m、透気度15秒、耐油度12の印
刷紙と微多孔フィルムエスポアールNー40(三井化学
(株)製)を、接着剤塗布して貼りあわせ、透気度12
00秒の積層シートを得た。この積層シートからなる包
材中に、脱酸素剤とエタノール蒸気発生体を封入した包
装物は、ヒートシールした時に包材のシール部が収縮し
て作業性が良くなく、エタノール蒸気の蒸散が多くて実
用性が無かった。
【0025】比較例2 紙の米坪が4gg/m、透気度15秒、耐油度12の印
刷紙と微多孔フィルムエスポアールNー40(三井化学
(株)製)を使用し、炭酸カルシュウムウム練り混みマ
スターバッチMAX707ー35(竹原化学製、低密度
PE20%、炭酸カルシウム顔料80%)、低密度PE
NUC8008(日本ユニカ製)、EVA Pー19
07(三井デュポンポリケミカル製)を100:85:
85の割合で混合し、90φTダイ押し出し機で押し出
し、透気度120000秒の積層シートを得た。この積
層シートからなる包材中に、脱酸素剤とエタノール蒸気
発生体を封入した包装物は、エタノール蒸気の蒸散が少
なく、脱酸素能力が不足していた。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】本発明により、脱酸素機能とエタノール
蒸気発生機能をバランス良く備え、保管中或いは使用中
に、包装物の膨れや鉄錆の浸みだしのない、透湿防水性
を有する、脱酸素剤及びエタノール蒸気発生体併用鮮度
保持剤包装物を提供することが出来た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧田 浩 東京都新宿区高田馬場2丁目14番2号 フ ロイント産業株式会社内 Fターム(参考) 3E067 AB01 AB97 BA12A BB01A BB14A BB25A CA15 CA17 CA24 EA06 GB03 GB12 GC06 4F100 AA08 AK01B AK01C AK01E AK06 AK68 AR00A AR00D AR00E BA05 BA06 DC11B DC11C DC11E DD32 DG10A EH23 JB01A JB01E JB07A JB07E JD01 JD02A JD02E JD04 JD05 JD14D JD16D JJ03A JJ03E JL12C JL12E YY00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押し出しラミネート時に有孔化したプラ
    スチック中間層(以下有孔プラスチック中間層という)
    を挟持する、耐熱・耐油・耐水性を有する通気性基材
    と、ヒートシール性を有する微多孔プラスチック基材か
    らなり、接着剤層を有さず、且つ熱溶融による部分接着
    もされず、有孔プラスチック中間層の押し出しラミネー
    ト時に積層一体化してなる積層シートからなる包材中
    に、脱酸素剤及びエタノールガス発生体を封入した、透
    湿防水性を有する脱酸素剤及びエタノール発生体併用鮮
    度保持剤包装物。
  2. 【請求項2】 40℃50%RHにおいて150〜30
    00g/m・24hr以上のエタノール蒸気透過量を
    有し、王研式透気度測定器で200〜10万秒/100
    mlの通気性を有する積層シートからなる包材を使用す
    る請求項1に記載した透湿防水性を有する、脱酸素剤及
    びエタノール蒸気発生体併用鮮度保持剤包装物。
  3. 【請求項3】 保管時、或いは使用時に、包装物の膨ら
    みが発生せず、脱酸素剤由来の鉄錆の浸みだしが認めら
    れないことを特徴とする請求項1,2に記載した透湿防
    水性を有する、脱酸素剤及びエタノール蒸気発生体併用
    鮮度保持剤包装物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016035393A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 フロイント産業株式会社 酸素検知剤付きアルコール蒸気発生型脱酸素剤、酸素検知剤、及び食品の保存方法
JP2016073216A (ja) * 2014-10-03 2016-05-12 フロイント産業株式会社 エタノール蒸気発生型脱酸素剤、及び食品の保存方法
JP2020083378A (ja) * 2018-11-26 2020-06-04 王子ホールディングス株式会社 包装材料およびそれを用いた包装物

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