JP2000318587A - 自動車用運転操作装置 - Google Patents

自動車用運転操作装置

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JP2000318587A
JP2000318587A JP12629699A JP12629699A JP2000318587A JP 2000318587 A JP2000318587 A JP 2000318587A JP 12629699 A JP12629699 A JP 12629699A JP 12629699 A JP12629699 A JP 12629699A JP 2000318587 A JP2000318587 A JP 2000318587A
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rotation
joystick
driving
acceleration
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JP12629699A
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Mitsuaki Hagino
光明 萩野
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジョイスティックを用いた自動車用運転操作
装置において、ブレーキ操作フィーリングの向上と緊急
制動時のブレーキアシストの両立を図る。 【解決手段】 ジョイスティックの加減速方向動作軸2
2まわりの動きを強制的に規制するストッパ26にかか
る負荷を加減速操作力検出手段10で検出し、前記負荷
が設定値以上の時に緊急状態であると判定し、検出され
た操作トルクの変化率と車速に応じて適切な制動補助力
を制動力発生手段に出力する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車など走行機
械の運転装置に関し、更にはアクセル、ブレーキ、操舵
の入力装置として、いわゆるジョイスティックを備えた
運転操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平9−301193号公報に開示さ
れている操作装置の如く、前後、左右の2軸方向のレバ
ー回転角を、それぞれ、加減速操作と操舵操作の入力値
とする、いわゆる、ジョイスティックとよばれる運転操
作装置が知られている。これらジョイスティックによれ
ば、運転者は片手で操作可能となり、ステアリングホイ
ールなどの従来の運転操作装置に比べて操作量が小さ
く、運転者の身体負荷が大幅に低減されることが期待で
きる。通常ジョイスティックには、手を離すなどして操
作力を解除すると、中立位置へ復帰するために既定の操
作反力が付与されている。反力生成手段は、バネなどの
機械式によるものや、モータによる電気式が考えられる
が、いずれの場合も操作角が大きいほど反力を大きくす
ることによって、大きな出力(加速、または減速)を期
待する場合には大きい反力が生じるような構成となって
いる。これは、運転者に操作量をフィードバックする効
果もあり、運転者は反力によってどの程度操作したかを
感じることができる。また一方で、緊急時に運転者の制
動操作力を補助してブレーキの効きを向上させ、停止距
離を短縮させるための技術として、ブレーキアシストシ
ステムが提案されている(特開平7−76267号公報
など)。この種のブレーキアシストシステムによれば、
運転者のブレーキ操作速度が既定値以上のときに、緊急
と判断し、ブレーキアシスト制御を開始するようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のジョイスティックを用いた運転操作装置に
よると、緊急制動時に以下に示す課題があった。緊急制
動時には、運転者は最大力で減速されることを期待し
て、可能な限り全力でスティックを倒すため、操作可能
な最大角に達するまで倒すことが予想されるが、操作反
力は減速度に応じて高くなるように設定されているた
め、最大角に近づくにつれて、反力は相当大きくなり、
力が弱い人や、何らかの理由で腕が最大ストロークに到
達できない姿勢を取っている場合には、最大ストローク
に達するまでに時間を要する可能性がある。そこで、前
述のブレーキアシストシステムをジョイスティックにも
適用して、操作速度が既定値以上の場合に緊急時と判定
してアシスト制御を開始することが容易に考えられる
が、ジョイスティックは、従来のブレーキペダルに比し
て、操作可能なストローク(角度)が短く、常に速い操
作が可能なため、緊急時と平常時の操作の区別が難し
い。また、平常時にはブレーキフィーリングを良くする
ために、ジョイスティックを速く操作しても急制動が掛
からないように、ブレーキ制御の出力信号には遅れを持
たせる必要があるが、ブレーキアシスト制御を開始する
条件を誤ると、操作者の意に反して急制動が掛かる可能
性が有る。本発明は、従来の操作装置における上述の如
き課題に鑑みてなされたものであり、ジョイスティック
を用いた運転操作装置において、平常時と緊急時の制動
操作の判別を確実かつ簡便に実施することにより、ブレ
ーキ操作フィーリングの向上と緊急制動時のブレーキア
シストを両立することが可能な自動車用運転操作装置を
提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明請求項1記載の自動車用運転操作装置で
は、車室内に固定された軸まわりに回転可能なジョイス
ティックと、該ジョイスティックに対する運転者の操作
量を検出する操作量検出手段と、車速、横加速度、ヨー
角速度など車両の走行状態を検出する車両走行状態検出
手段とを有し、前記操作量検出手段で検出された操作量
と、前記車両走行状態検出手段で検出された車両状態に
応じて、車両の駆動力発生手段、及び、制動力発生手段
への指令値を出力する制御手段とを有する運転操作装置
において、前記ジョイスティックの回転軸まわりの動き
を強制的に規制する回転規制手段を有し、該回転規制手
段にかかる負荷を検出する規制負荷検出手段と、該負荷
が設定値以上の時に緊急状態であることを判定する緊急
判定手段と、を有することを特徴とする。請求項2記載
の発明では、請求項1記載の自動車用運転操作装置にお
いて、前記回転規制手段は、制動力発生手段への指令値
を入力する操作を規制する側に取り付けたことを特徴と
する。請求項3記載の発明では、請求項1記載の自動車
用運転操作装置において、前記回転規制手段は、前記ジ
ョイスティックの回転軸に設けられた突起と、車体へ直
接、または、ジョイスティックケースなどを介して間接
的に固定された弾性体とから構成されることを特徴とす
る。請求項4記載の発明では、請求項1記載自動車用運
転操作装置において、前記回転規制手段は、ジョイステ
ィックの回転軸を電磁力によって制動可能な電磁ブレー
キであることを特徴とする。
【0005】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
自動車用運転操作装置において、前記規制負荷検出手段
は、前記回転規制手段によって回転が規制された状態
で、前記ジョイスティックの回転軸にかかる操作トルク
を検出することを特徴とする。請求項6記載の発明で
は、請求項1記載の自動車用運転操作装置において、前
記規制負荷検出手段は、前記回転規制手段によって回転
が規制されている状態の時間を計測することを特徴とす
る。請求項7記載の発明では、請求項1記載の自動車用
運転操作装置において、前記緊急判定手段において緊急
状態であると判定された場合、前記規制負荷検出手段か
らの検出値に応じた補正値によって、前記制動力発生手
段へ出力する制動力目標値を補正する補正手段を有する
ことを特徴とする。請求項8記載の発明では、請求項1
記載の自動車用運転操作装置において、前記緊急判定手
段において緊急状態であると判定された場合、前記規制
負荷検出手段からの検出値と、前記車両走行状態検出手
段によって検出された車両走行状態に応じた補正値によ
って、前記駆動力発生手段へ出力する駆動力目標値を補
正する補正手段を有することを特徴とする。請求項9記
載の発明では、請求項1記載の自動車用運転操作装置に
おいて、前記回転規制手段は、駆動力発生手段への指令
値を入力する操作を規制する側に取り付けたことを特徴
とする。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明によれば、回転規制手段に
よって規制されたジョイスティックの回転軸に掛かる負
荷によって緊急時の操作か否かを判定するため、確実に
緊急かどうかの判定を行うことが可能となり、平常時と
緊急時の制動性能をともに向上させることが可能とな
る。請求項2〜8記載の発明によれば、制動側への操作
を規制する回転規制手段によって回転軸が規制された
後、運転者が回転軸に加える操作トルク及び時間を検出
し、規定時間内に既定トルク以上の操作力が検出された
ときのみ緊急制動操作とみなして、検出された操作トル
クの変化率と車速に応じて、適切な制動補助力を制動力
発生手段に出力する。このため、ジョイスティックを用
いた運転操作装置であっても、緊急制動時に確実に適切
な制動力を発生させることができ、緊急時の制動距離を
向上させることが可能となる。請求項9記載の発明によ
れば、制動側への操作だけでなく、加速側への操作にお
いても、規制負荷を検出可能となるため、緊急制動が必
要な状況にもかかわらず、加速側へ誤操作された場合を
検出でき、意に反した急加速を最小限に抑止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 <実施の形態1>図1は、実施の形態1の操舵装置を示
す基本構成図である。1は、本実施の形態の操舵装置を
制御する制御手段であり、後述する加減速操作量検出手
段6、操舵量検出手段8、加減速操作力検出手段10、
車速検出手段11、車輪速度検出手段12、横加速度検
出手段13、ヨー角速度検出手段14からの入力信号か
ら、最適な加速量(アクセル開度)、ブレーキ制御量、
操舵量を決定し、各々アクセル駆動手段4、ブレーキ駆
動手段5、ステアリング駆動手段2へ制御信号を出力す
る。また同時に、加減速操作反力発生手段7、操舵反力
発生手段9へ、前述の各入力信号から演算される最適な
反力持性となるための制御信号を出力する。
【0008】前記ステアリング駆動手段2は、車両の転
舵輪を転舵するピニオンギア15と同軸上に取り付けら
れた減速ギアを駆動する駆動モータと該駆動モータを駆
動する駆動回路からなる。制御手段1からの転舵指令値
に相当する電圧値を駆動回路が受信し、駆動モータを駆
動すると、該駆動モータの回転がピニオンギア15と嵌
合するラック軸と連結したタイロッド16を介して直線
運動に変換され、タイロッド16の両端に係合された一
対のナックルアーム17,18によって前輪をキングピ
ン19,20まわりの回転として転舵する。
【0009】3は、乗員の運転操作を入力するジョイス
ティックであり、車体内装部品に一端を回転自由に鉛直
状態を中立位置として支持された棒状部材であり、詳細
な機構については後述する。なお、本実施の形態では運
転者の右手で操作しやすいように、操作する乗員身体の
鉛直中心面に対して右側にジョイスティック3が位置す
る場合について述べる。ただし、以後説明する事項は全
て、左右を入れ換えるだけで左手で操作する位置にジョ
イスティック3を設置する場合にも適用できる。
【0010】前記アクセル駆動手段4は、制御手段1か
らの出力信号に応じて図示しない車両エンジンのスロッ
トル開度を制御するものである。前記ブレーキ駆動手段
5は、制御手段1からの出力信号に応じて図示しない車
両のブレーキ駆動機構を制御するものである。
【0011】前記加減速操作量検出手段6及び操舵量検
出手段8は、乗員がジョイスティック3を介して入力す
る加減速操作量及び操舵量を検出するための角度センサ
であり、これらにより操作量検出手段を形成し制御手段
1が既定のサンプリング時間毎に、本センサの出力値を
入力することによって、現時点の加減速操作量及び操舵
量を認識する。前記加減速操作反力発生手段7及び操舵
反力発生手段9は、ジョイスティック3を介して運転者
へ加減速操作反力及び操舵反力を付与するためのもので
あり、ジョイスティック3のジョイスティック軸に連結
された電動モータとモータ駆動回路とからなり、制御手
段1から送信される電力に応じたトルクを発生する。
【0012】前記加減速操作力検出手段10は、後述す
る回転規制手段であるストッパによってジョイスティッ
ク3の回転軸が規制された後、運転者が回転軸に加える
操作トルクを検出するためのものである。前記車速検出
手段11は車両の走行速度を検出し、車輪速度検出手段
12は各車輪の回転速度を検出する。前記横加速度検出
手段13は車両に作用する横加速度を検出し、ヨー角速
度検出手段14は車両のヨー角速度を検出する。これら
各検出手段11,12,13,14は車両走行状態検出
手段を形成し、該手段により検出された各検出信号を制
御手段1へ出力し、制御手段1で変換することにより車
速、車輪回転速度、横加速度、ヨー角速度を認識する。
【0013】次に、ジョイスティック3の機構を図2,
3を用いて説明する。ジョイスティック軸21は、波線
で示したジョイスティックケース32の外側に運転者が
握って操作力を伝える握り部30を備え、ジョイスティ
ックケース32内部で、加減速方向動作軸22及び操舵
方向動作軸23の中央で鉛直方向に設けられた長穴の内
側面に、軸表面を接触させて貫通している。加減速方向
動作軸22と操舵方向動作軸23は、鉛直上方からみて
互いに直行する方向に設置されており、加減速方向動作
軸22は車両の横方向と平行、操舵方向動作軸23は車
両の縦(進行)方向に平行となっている。
【0014】運転者が、前側、後側ヘジョイスティック
3を倒すと、加減速方向動作軸22が同期して回転し、
この回転量を加減速方向動作軸22と同軸に設置した加
減速操作量検出手段6によって検出し、前述の制御手段
1へ加減速操作量として出力する。また、加減速方向動
作軸22上には、制御手段1からの指令値によって、加
減速方向の反力を伝達するための反力発生機構として、
前記加減速操作反力発生手段7と加減速軸用減速機構2
4とを備える。
【0015】また、図3は、加減速方向動作軸22の加
減速操作反力発生手段7と逆側の端部のS3−S3断面
であり、H型でばね鋼弾性材料あるいはトーションバー
31を介して、ジョイスティックケース32に枢動可能
な状態で保持されている回転規制部材29と接合してい
る。該回転規制部材29は、図2に示されるようにジョ
イスティック軸21が加減速方向に中立な状態で鉛直上
向きの突起部28を有し、加速側、減速側へ回動した場
合に、突起部28と接触し、回転規制部材29の回転を
規制する一対のストッパ26が、ジョイスティックケー
ス32に固定されている。ストッパ26は接触時の衝撃
を吸収するよう硬質ゴムなどの弾性材料からなる。回転
規制部材29には、加減速操作トルクを検出する手段と
して前記加減速操作力検出手段10が固定されており、
ストッパ26によって回転が停止した後、さらにジョイ
スティック軸21を回転させた場合の操作トルクを、回
転規制部材29と加減速方向動作軸22との回転角度差
としてエンコーダによって検出する。
【0016】一方、右側、左側ヘジョイスティック3が
倒されると、操舵方向動作軸23が同期して回転し、こ
の回転量を操舵方向動作軸23と同軸に設置した前記操
舵量検出手段8によって検出し、前述の制御手段1へ操
舵量として出力する。また、操舵方向動作軸23上に
は、制御手段1からの指令値によって、操舵反力を伝達
するための反力発生機構として、前記操舵反力発生手段
9と操舵軸用減速機構25とを備える。
【0017】以上の構成に基づく本実施の形態の動作を
図4のフローチャートに従って説明する。制御手段1は
運転者の操作入力を検出し車両の運動制御量を決定する
ためのジョイスティック入力処理割り込みルーチンを開
始すると、まずステップS401で、ジョイスティック
3からの操舵量θと、加減速操作量α、加減速操作トル
クτα及び各検出手段から車両の走行状態を、車速検出
手段11、横加速度検出手段13、ヨー角速度検出手段
14、操舵量検出手段8の入力値を順に、車速Vca
r、横加速度G、ヨー角速度r、操舵量θとして読み込
む。
【0018】次に、S402で目標舵角φと、操舵反力
Rf φを演算する舵角演算処理を行う。まず、操舵量θ
から、基準目標舵角φ0を図5の特性から算出する。す
なわち、操舵量θの大きさが大きいほど基準目標舵角φ
0が大きくなる略2次曲線の関係を用いる。操舵量θが
大きいほど基準目標舵角φ0を略2次曲線の非線形的に
大きくするのは、操舵量θが大きい位置ほど人間が期待
する旋回性の期待値が大きくなるからである。次に、車
速Vcarから、車速Vcarによる目標舵角φの補正
係数φvを図6の特性を用いて算出する。すなわち、車
速Vcarが高いほど目標舵角φの補正係数φvが小さ
くなる関係に設定する。これは、高速ほど伝達比を小さ
くして高速安定性を重視し、低速では伝達比を大きくし
て車庫入れなどの取り回し性能の向上を狙っている。そ
して、算出された基準目標舵角φ0と補正係数φvか
ら、目標舵角φを φ=φv×φ0 として算出する。
【0019】次に、目標操舵反力Rf を図8,9の特性
を用いて算出する。まず、基準目標操舵反力Rf φを図
7の関係から算出する。すなわち、目標の値が大きくな
るほど反力の大きさが大きくなる関係とする。また、横
加速度Gの値をもとに操舵反力補正係数Rfgの値を図8
の関係を用いて算出する。図示するように、横加速度G
の値が大きいほど操舵反力補正係数Rfgが大きくなるよ
うに設定し、限界加速度Gmaxの値近傍で限界である
ことを乗員に教示するために操舵反力補正係数Rfgを減
少させる。ここで、Gmaxはその時点での車速Vca
r、ヨー角速度r、横加速度Gから予測される路面摩擦
係数に応じて決定する値である。図8の特性に基づけ
ば、Gmaxの限界域よりもかなり小さい常用域におい
ては、横加速度Gが大きいほど大きな反力となるため、
同一旋回半径であれば車速Vcarが大きいほど反力が
大きくなり、同一車速であれば施回半径が小さいほど大
きい反力となる。すなわち、走行条件が厳しいほど操舵
反力Rf φが大きくなるという車両の走行状態に応じて
違和感のない反力持性となる。また、従来のステアリン
グホイールを用いる操舵装置の場合は、どれだけ操舵し
たかをステアリングホイールをどれだけ回転させたかで
判断している割合が大きいが、本発明の対象とするジョ
イスティックのように、操舵量θと実際の車輪転舵角の
比率が変化する操舵装置では、走行状態に応じて同じ操
舵量θでも前輪切れ角が変化するため操舵量θだけで判
断することが困難となる。そこで前述のように横加速度
Gを基準に操舵反力Rf φを走行状態に応じて変化させ
れば、この操舵反力Rf φをもとに車両挙動とのずれを
操舵操作にフィードバックすれば良いことになり、操作
性が向上する。
【0020】目標操舵反力Rf の値を、図7,図8の特
性から算出された基準目標操舵反力Rf φと、操舵反力
補正係数Rfgから下式によって算出する。 Rf =Rfg×Rf φ 次に、ステップS403では、目標加減速量(目標スロ
ットル開度Xt、目標ブレーキ圧Bp)、加減速操作反
力Rf αを演算する処理を、図9〜11の特性に基づい
て算出する。まず、図9において、加減速操作量αか
ら、目標スロットル開度Xtと、目標ブレーキ圧Bpを
算出する。ただし、ここでは、図12(図3のS12−
S12断面図)に示される回転規制部材29が回転する
角度の範囲内、すなわち、加速側と減速側それぞれ、α
amax,αbmaxまでの範囲についてのみ算出し、
さらに操作された場合には、減速側は、図10に示し
た、加減速操作トルクταの値に基づいて算出する。ま
た、加速側についてはXtmax一定とする。そして、
算出された目標スロットル開度Xt、目標ブレーキ圧B
pに基づいて、図11の特性、すなわち目標値に比例し
た反力の加減速操作反力Rf αを算出する。
【0021】ステップS404,S407は規制負荷手
段を構成し、減速操作の規制負荷として検出された減速
側への操作トルクの既定時間dt内の変化率dτα/d
tを算出し、dτα/dtの大きさが既定値△T0以上
であれば、ステップS405へ、既定値以上でない場合
には、ステップS406へ移行する。すなわち、減速側
への操作トルクが急激な変化を示した場合に、運転者が
ジョイスティック3をストッパ26b(図12)へ急激
に押し当てた場合であり、急ブレーキ操作と判定して、
ステップS405で、目標ブレーキ圧Bpを最大値Bp
maxに設定する。一方ステップS404で判定が既定
値未満で、緩やかな操作をしている場合には、ステップ
S403で算出した目標ブレーキ圧Bpを用いて、下式
の遅れ処理を行う。 Bp←Bp_old+kb・(Bp_new−Bp_old) ここで、Bp_oldは前サイクルでの目標ブレーキ圧
であり、本ステップの終了後、上式で算出されたBpの
値を代入しておき、次回のサイクルで更新されるまで記
憶されている。また、Bp_newは現サイクルのステ
ップS403で算出された目標ブレーキ圧である。kb
は、0<kb<1を満足する既定の一次遅れ係数であ
り、ジョイスティック3の操作に対する減速の応答性に
寄与する。ただし、kbの値は、加減速操作量αや、車
速Vcarなどの車両走行状態によって可変することに
より、減速フィーリングをより良くすることができる。
【0022】ステップS407では、ステップS404
と同様に加速側の規制負荷として検出された加速操作ト
ルクの既定時間dt内の変化率dτα/dtを算出し、
dτα/dtの大きさが既定値△T1以上であれば、ス
テップS408へ、既定値以上でない場合には、ステッ
プS409へ移行する。すなわち、加速側への操作トル
クが急激な変化を示した場合には、運転者が加速側への
ストッパ26a(図12)へ急激に押し当てた場合であ
り、この場合には緊急ブレーキの誤操作と判断して、ス
テップS408で目標スロットル開度Xtを0、目標ブ
レーキ圧BpをBpmaxとして、車両を停止させる目
標値に設定するこれら各ステップが緊急判定手段を構成
している。一方、ステップS409へ進んだ場合には、
通常の操作として、目標スロットル開度Xtについてブ
レーキ圧Bpと同様の遅れ処理を次式で行う。 Xt←Xt_old+ka・(Xt_new−Xt_old) (Bp=0) Xt←0 (Bp>0) ここで、Xt_oldは前サイクルでの目標ブレーキ圧
であり、本ステップの終了後、上式で算出されたXtの
値を代入しておき、次回のサイクルで更新されるまで記
憶されている。また、Xt_newは現サイクルのステ
ップS403で算出された目標ブレーキ圧である。ka
は0<ka<1を満足する既定の一次遅れ係数であり、
ジョイスティック3の操作に対する加速の応答性に寄与
する。減速時の係数kbと同様、kaについても車両の
走行状態に応じて可変にすることによって、加速フィー
リングの向上が期待できる。また、ステップS406,
S409では一次遅れを用いたが、たとえば数サイクル
分の平均を用いた移動平均など各種遅れ処理によっても
同様の目的を達成できる。次にステップS410では、
これまでのステップで算出した目標舵角φ、目標操舵反
力Rf 、目標スロットル開度Xt、目標ブレーキ圧Bp
から、ステアリング駆動手段2、アクセル駆動手段4、
ブレーキ駆動手段5と加減速操作反力発生手段7,操舵
反力発生手段9の駆動回路へ、制御目標値を送信する。
【0023】以上説明してきたフローチャートによれ
ば、制動側への操作を規制するストッパ26aによっ
て、回転軸が規制された後、運転者が回転軸に加える操
作トルクを検出し、規定時間内に既定トルク以上の操作
力が検出されたときのみ、緊急制動操作とみなして、検
出された操作トルクの変化率と車速とに応じて、適切な
制動補助力を制動力発生手段に出力する。このため、ジ
ョイスティック3を用いた運転操作装置であっても、緊
急制動時に確実に適切な制動力を発生させることがで
き、緊急時の制動距離を向上させることが可能となる。
また、制動側への操作だけでなく、加速側への操作にお
いても、規制負荷を検出可能となるため、緊急制動が必
要な状況にもかかわらず、加速側へ誤操作された場合を
検出でき、意に反した急加速を最小限に抑止できる。
【0024】なお、図4の制御フローチャートにおい
て、ステップS404,S407の規制負荷としては、
単位時間dt内の操作トルクの変化率dτα/dtを用
いたが、これに限るものではなく、例えば、既定の重み
定数A,Bを用いて、A・τα+B・(dτα/dt)
を用いても良い。また、変化率の判定に用いた閾値△T
0,△T1は、車速Vcarなど車両の走行状態に応じ
て可変にすれば、判定が更に的確にできる。
【0025】<実施の形態2>次に、実施の形態2につ
いて説明する。図13,14に示すように、本実施の形
態では、ジョイスティック3の加減速方向動作軸22の
端部構造が、図2,3に示した実施の形態1と異なる構
成となっている。すなわち、図14(b)に示す図13
のS14b−S14b断面図にあるように加減速方向動
作軸22と回転規制部材29の位置関係は図3の横造と
同様であるが、図14(a)に示す図13のS14a−
S14a断面図に明示したように、回転規制部材29に
は、加減速方向動作軸22と回転規制部材29との回転
差が既定角度で停止することを目的として、一対の回転
作動ストッパ33を設けてある。そして、加減速操作力
を検出する加減速操作力検出手段10は、実施の形態1
と同様、回転規制部材29に固定されている。
【0026】以上の構成によれば、緊急時の制動のよう
に、運転者が最大の操作力で操作した場合であって、既
定角度以上は、回転規制部材29と加減速方向動作軸2
2の回転角度差が生じないことになり、トーションバー
31の破壊を防止できる。
【0027】<実施の形態3>次に、実施の形態3につ
いて説明する。本実施の形態が実施の形態1と異なるの
は、実施の形態2と同様、図15,16に示した加減速
方向動作軸22の端部構造である。すなわち、ストッパ
26a,26bは、ばね34a,34bを介してジョイ
スティックケース32に固定されており、加減速方向の
操作力を検出する加減速操作力検出手段10は、図15
に示すようにジョイスティックケース32に固定されて
いる。加減速操作力検出手段10は、ストッパ26a,
26bすなわち、ばね34a,34bの変位(図16の
xa,xb)を計測してばね反力に換算することで、操
作トルクを検出する。
【0028】本実施の形態の構造によれば、本実施の形
態に固有の効果として、加減速方向動作軸22の端部構
造が単純なため、動作軸の加工が容易となる。
【0029】<実施の形態4>実施の形態4について、
図17,18を用いて説明する。本実施の形態のジョイ
スティック構造は、加減速方向動作軸22の加減速操作
反力発生手段7と反対側の端部が、単純にジョイスティ
ックケース32に回動自由に固定されている構造であ
る。また、実施の形態1の制御フローチャートのうち、
ステップS403で用いる、目標スロットル開度Xt、
目標ブレーキ圧Bpの算出特性と、ステップS404、
S407の判定に用いる回転規制負荷が異なる。すなわ
ち、本実施の形態では、実施の形態1のストッパ26の
代替手段として、加減速操作反力発生手段7のモータに
電磁ブレーキを掛け、加減速操作量αが、αamax<
α<αbmaxの範囲となるようにする。そして、減速
側に関しては、図18に示した特性によって、更に操作
力が加えられている時に加減速方向動作軸22をα=α
bmaxに維持するための消費電流の大きさImbに応
じて目標ブレーキ圧Bpを設定する。また、ステップS
404,S407で用いる操作規制負荷として、規定時
間dt内のモータ消費電流変化率dImb/dtを用い
る。
【0030】以上の構成によれば、本実施の形態に固有
の効果として、他の実施の形態に対して加減速方向動作
軸22を特殊な構造に加工する必要がなく、安価に本発
明の目的を達成できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明では、
制動側への操作を規制する回転規制手段によって、回転
軸が規制された後、運転者が回転軸に加える操作トルク
及び時間を検出し、規定時間内に既定トルク以上の操作
力が検出されたときのみ、緊急制動操作とみなして、検
出された操作トルクの変化率と車速に応じて、適切な制
動補助力を制動力発生手段に出力する。このため、ジョ
イスティックを用いた運転操作装置であっても、緊急制
動時に確実に適切な制動力を発生させることができ、緊
急時の制動距離を向上させることが可能となる。また、
制動側への操作だけでなく、加速側への操作において
も、規制負荷を検出可能となるため、緊急制動が必要な
状況にもかかわらず、加速側へ誤操作された場合を検出
でき、意に反した急加速を最小限に抑止できる。すなわ
ち、本発明では、回転規制手段によって規制されたジョ
イスティックの回転軸に掛かる負荷によって緊急時の操
作か否かを判定するため、緊急時の操作かどうかの判定
を的確に行うことが可能となり、緊急時の制動性能を向
上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の操舵装置を示す基本構
成図である。
【図2】実施の形態1のジョイスティックの機構を示す
概略図である。
【図3】実施の形態1のジョイスティックのS3−S3
断面図である。
【図4】実施の形態1の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】実施の形態1の制御特性図である。
【図6】実施の形態1の制御特性図である。
【図7】実施の形態1の制御特性図である。
【図8】実施の形態1の制御特性図である。
【図9】実施の形態1の制御特性図である。
【図10】実施の形態1の制御特性図である。
【図11】実施の形態1の制御特性図である。
【図12】実施の形態1のジョイスティックのS12−
S12断面図である。
【図13】実施の形態2のジョイスティックの機構を示
す概略図である。
【図14】実施の形態2のジョイスティックのS14a
−S14a断面図(a)と、S14b−S14b断面図
(b)である。
【図15】実施の形態3のジョイスティックの機構を示
す概略図である。
【図16】実施の形態3のジョイスティックの機構を示
す概略図である。
【図17】実施の形態4のジョイスティックの機構を示
す概略図である。
【図18】実施の形態4の制御特性図である。
【符号の説明】
1 制御手段 2 ステアリング駆動手段 3 ジョイスティック 4 アクセル駆動手段 5 ブレーキ駆動手段 6 加減速操作量検出手段 7 加減速操作反力発生手段 8 操舵量検出手段 9 操舵反力発生手段 10 加減速操作力検出手段 11 車速検出手段 12 車輪速度検出手段 13 横加速度検出手段 14 ヨー角速度検出手段 15 ピニオンギア 16 タイロッド 17 ナックルアーム 18 ナックルアーム 19 キングピン 20 キングピン 21 ジョイスティック軸 22 加減速方向動作軸 23 操舵方向動作軸 24 加減速軸用減速機構 25 操舵軸用減速機構 26 ストッパ 26a ストッパ 26b ストッパ 28 突起部 29 回転規制部材 30 握り部 31 トーションバー 32 ジョイスティックケース 33 回転差動ストッパ 34a ばね 34b ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B60K 26/02 B60K 26/02 3J070 B62D 5/04 B62D 5/04 6/00 6/00 B62D 101:00 113:00 137:00 Fターム(参考) 3D030 DB15 DB17 DB19 DB95 3D032 CC03 DA03 DA23 DA24 DA29 DA33 DB11 DC03 DC33 DC34 DD01 EA01 EB04 EB12 EC29 FF01 FF07 GG01 3D033 CA13 CA14 CA17 CA21 CA29 3D037 EA02 EA03 3D046 BB00 EE01 GG02 HH02 KK11 LL03 LL54 3J070 AA04 BA10 BA17 BA41 CC71 CD11 CD21 CE01 DA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に固定された軸まわりに回転可能
    なジョイスティックと、該ジョイスティックに対する運
    転者の操作量を検出する操作量検出手段と、車速、横加
    速度、ヨー角速度など車両の走行状態を検出する車両走
    行状態検出手段とを有し、前記操作量検出手段で検出さ
    れた操作量と、前記車両走行状態検出手段で検出された
    車両状態に応じて、車両の駆動力発生手段、及び、制動
    力発生手段への指令値を出力する制御手段とを有する運
    転操作装置において、 前記ジョイスティックの回転軸まわりの動きを強制的に
    規制する回転規制手段を有し、該回転規制手段にかかる
    負荷を検出する規制負荷検出手段と、該負荷が設定値以
    上の時に緊急状態であることを判定する緊急判定手段
    と、を有することを特徴とする自動車用運転操作装置。
  2. 【請求項2】 前記回転規制手段は、制動力発生手段へ
    の指令値を入力する操作を規制する側に取り付けたこと
    を特徴とする請求項1記載の自動車用運転操作装置。
  3. 【請求項3】 前記回転規制手段は、前記ジョイスティ
    ックの回転軸に設けられた突起と、車体へ直接、また
    は、ジョイスティックケースなどを介して間接的に固定
    された弾性体とから構成されることを特徴とする請求項
    1記載の自動車用運転操作装置。
  4. 【請求項4】 前記回転規制手段は、ジョイスティック
    の回転軸を電磁力によって制動可能な電磁ブレーキであ
    ることを特徴とする請求項1記載の自動車用運転操作装
    置。
  5. 【請求項5】 前記規制負荷検出手段は、前記回転規制
    手段によって回転が規制された状態で、前記ジョイステ
    ィックの回転軸にかかる操作トルクを検出することを特
    徴とする請求項1記載の自動車用運転操作装置。
  6. 【請求項6】 前記規制負荷検出手段は、前記回転規制
    手段によって回転が規制されている状態の時間を計測す
    ることを特徴とする請求項1記載の自動車用運転操作装
    置。
  7. 【請求項7】 前記緊急判定手段において緊急状態であ
    ると判定された場合、前記規制負荷検出手段からの検出
    値に応じた補正値によって、前記制動力発生手段へ出力
    する制動力目標値を補正する補正手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の自動車用運転操作装置。
  8. 【請求項8】 前記緊急判定手段において緊急状態であ
    ると判定された場合、前記規制負荷検出手段からの検出
    値と、前記車両走行状態検出手段によって検出された車
    両走行状態に応じた補正値によって、前記駆動力発生手
    段へ出力する駆動力目標値を補正する補正手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の自動車用運転操作装
    置。
  9. 【請求項9】 前記回転規制手段は、駆動力発生手段へ
    の指令値を入力する操作を規制する側に取り付けたこと
    を特徴とする請求項1記載の自動車用運転操作装置。
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