JP2000318569A - サイドスカート - Google Patents
サイドスカートInfo
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- JP2000318569A JP2000318569A JP11134520A JP13452099A JP2000318569A JP 2000318569 A JP2000318569 A JP 2000318569A JP 11134520 A JP11134520 A JP 11134520A JP 13452099 A JP13452099 A JP 13452099A JP 2000318569 A JP2000318569 A JP 2000318569A
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- JP
- Japan
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- side skirt
- panel
- rear wheel
- slide
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サイドスカートによって後輪の周辺全てを覆
えるようにして歩行者等の後輪への巻き込みや子供の後
輪内側へのもぐり込みを防止する。 【解決手段】 本発明に係るサイドスカート10は、車
体Dの側面下端部から車輪のほぼ中心レベルまで垂下さ
れるサイドスカート10において、帯板状に成形されて
おり、後輪の前後で車体の下端部に固定されているサイ
ドスカート本体部12,16と、同じく帯板状に成形さ
れて、前記サイドスカート本体部12,16に対して車
体の前後方向にスライド可能なスライド板14と、前記
スライド板14をサイドスカート本体部12,16に対
してスライド不能に連結するロック機構18とを有して
いる。このため、スライド板14をサイドスカート本体
部12,16に対してスライドさせることにより後輪D
rの側面を塞いだり、開放することが可能になる。
えるようにして歩行者等の後輪への巻き込みや子供の後
輪内側へのもぐり込みを防止する。 【解決手段】 本発明に係るサイドスカート10は、車
体Dの側面下端部から車輪のほぼ中心レベルまで垂下さ
れるサイドスカート10において、帯板状に成形されて
おり、後輪の前後で車体の下端部に固定されているサイ
ドスカート本体部12,16と、同じく帯板状に成形さ
れて、前記サイドスカート本体部12,16に対して車
体の前後方向にスライド可能なスライド板14と、前記
スライド板14をサイドスカート本体部12,16に対
してスライド不能に連結するロック機構18とを有して
いる。このため、スライド板14をサイドスカート本体
部12,16に対してスライドさせることにより後輪D
rの側面を塞いだり、開放することが可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体の側面下端部
から車輪のほぼ中心レベルまで垂下されるサイドスカー
トに関する。
から車輪のほぼ中心レベルまで垂下されるサイドスカー
トに関する。
【0002】
【従来の技術】これに関する従来のサイドスカートが図
5及び図6に記載されている。前記サイドスカート1
は、図5に示されるように、トラックDの荷台Wのサイ
ドパネル下端部からそのトラックDの車輪Df,Drの
ほぼ中心レベルまで垂下されており、後輪Drの前後に
分割された状態で配置されている。前記サイドスカート
1は、図6に示されるように、荷台WのサイドパネルW
pに対してボルト&ナット2により固定される。このよ
うに、後輪Drの前後にサイドスカート1が設置される
ため、トラックDの右左折時に歩行者や自転車等が後輪
Drに巻き込まれ難くなる。なお、後輪Drの部分はサ
イドスカート1に覆われていないため、その後輪Drの
交換等を容易に行うことができる。
5及び図6に記載されている。前記サイドスカート1
は、図5に示されるように、トラックDの荷台Wのサイ
ドパネル下端部からそのトラックDの車輪Df,Drの
ほぼ中心レベルまで垂下されており、後輪Drの前後に
分割された状態で配置されている。前記サイドスカート
1は、図6に示されるように、荷台WのサイドパネルW
pに対してボルト&ナット2により固定される。このよ
うに、後輪Drの前後にサイドスカート1が設置される
ため、トラックDの右左折時に歩行者や自転車等が後輪
Drに巻き込まれ難くなる。なお、後輪Drの部分はサ
イドスカート1に覆われていないため、その後輪Drの
交換等を容易に行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記サイドス
カート1は前述のように後輪Drの前後に設置されて、
その後輪Drの側面を塞いでいないため、そのサイドス
カート1の端部1tと後輪Drとの間から歩行者等が巻
き込まれる可能性がある。また、前記サイドスカート1
の端部1tと後輪Drとの間から子供が後輪Drの内側
にもぐり込むことも考えられる。
カート1は前述のように後輪Drの前後に設置されて、
その後輪Drの側面を塞いでいないため、そのサイドス
カート1の端部1tと後輪Drとの間から歩行者等が巻
き込まれる可能性がある。また、前記サイドスカート1
の端部1tと後輪Drとの間から子供が後輪Drの内側
にもぐり込むことも考えられる。
【0004】本発明のうち請求項1に記載の発明は、サ
イドスカートで車両の後輪の周辺を覆えるようにして、
歩行者等の後輪への巻き込み防止や子供の後輪内側への
もぐり込み防止を図ることをその目的とする。また、請
求項2に記載の発明は、請求項1に記載された発明の目
的に加えて、サイドスカートの構造を簡単にすることを
その目的とする。
イドスカートで車両の後輪の周辺を覆えるようにして、
歩行者等の後輪への巻き込み防止や子供の後輪内側への
もぐり込み防止を図ることをその目的とする。また、請
求項2に記載の発明は、請求項1に記載された発明の目
的に加えて、サイドスカートの構造を簡単にすることを
その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、請求項
1に記載されたサイドスカートによって解決される。本
発明によると、後輪の前後位置にはサイドスカート本体
部が固定されており、そのサイドスカート本体部に対し
て車体の前後方向にスライド可能な状態でスライド板が
装着されている。このため、前記スライド板をサイドス
カート本体部に対してスライドさせることにより後輪の
側面を塞いだり、開放することが可能になる。さらに、
スライド板で後輪の側面を塞いだ状態でロック機構を動
作させれば、サイドスカート本体部にスライド板を固定
できる。即ち、サイドスカートによって後輪の周辺全て
を覆えるようになり、歩行者等の後輪への巻き込みや子
供の後輪内側へのもぐり込みを防止できる。なお、ロッ
ク機構を解除してスライド板をスライドさせ、後輪の側
面を開放すれば、後輪の交換等を容易に行うことができ
る。
1に記載されたサイドスカートによって解決される。本
発明によると、後輪の前後位置にはサイドスカート本体
部が固定されており、そのサイドスカート本体部に対し
て車体の前後方向にスライド可能な状態でスライド板が
装着されている。このため、前記スライド板をサイドス
カート本体部に対してスライドさせることにより後輪の
側面を塞いだり、開放することが可能になる。さらに、
スライド板で後輪の側面を塞いだ状態でロック機構を動
作させれば、サイドスカート本体部にスライド板を固定
できる。即ち、サイドスカートによって後輪の周辺全て
を覆えるようになり、歩行者等の後輪への巻き込みや子
供の後輪内側へのもぐり込みを防止できる。なお、ロッ
ク機構を解除してスライド板をスライドさせ、後輪の側
面を開放すれば、後輪の交換等を容易に行うことができ
る。
【0006】上記した別の課題は、請求項2に記載され
たサイドスカートによって解決される。本発明による
と、サイドスカート本体部はその幅方向における断面が
略C字形に成形されて、その内側にスライド板が摺動可
能に収納されている。この構造により、サイドスカート
本体部がスライド板を支持するとともに、車体の前後方
向にガイドできるようになり、そのスライド板を支持し
たり、ガイドするための部材を特別に設ける必要がなく
なる。このため、サイドスカートの構造が簡単になる。
たサイドスカートによって解決される。本発明による
と、サイドスカート本体部はその幅方向における断面が
略C字形に成形されて、その内側にスライド板が摺動可
能に収納されている。この構造により、サイドスカート
本体部がスライド板を支持するとともに、車体の前後方
向にガイドできるようになり、そのスライド板を支持し
たり、ガイドするための部材を特別に設ける必要がなく
なる。このため、サイドスカートの構造が簡単になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1から図4に基づいて、
本発明の一の実施の形態に係るサイドスカートの説明を
行う。本実施の形態に係るサイドスカートはトラックD
の荷台Wの下に取付けられるサイドスカートに関するも
のであり、図1にその全体側面図、図2にその要部斜視
図、図3に図2のIII−III矢視図、図4にサイドスカー
トを構成するスライドパネルの斜視図が示されている。
本発明の一の実施の形態に係るサイドスカートの説明を
行う。本実施の形態に係るサイドスカートはトラックD
の荷台Wの下に取付けられるサイドスカートに関するも
のであり、図1にその全体側面図、図2にその要部斜視
図、図3に図2のIII−III矢視図、図4にサイドスカー
トを構成するスライドパネルの斜視図が示されている。
【0008】サイドスカート10は荷台Wのサイドパネ
ルWpの下端部から車輪Df,Drのほぼ中心レベルま
で垂下される帯状のパネルであり、前部パネル12とス
ライドパネル14及び後部パネル16から構成されてい
る。前部パネル12は後輪Drの前側に設置されるパネ
ルであり、図2に示されるように、その前端面12fが
上フランジ12u及び下フランジ12dに対して直角に
形成されている。また、前部パネル12の後端面12k
は、後輪Drの外周に近づくように上フランジ12u及
び下フランジ12dに対して一定の傾斜を有して形成さ
れている。
ルWpの下端部から車輪Df,Drのほぼ中心レベルま
で垂下される帯状のパネルであり、前部パネル12とス
ライドパネル14及び後部パネル16から構成されてい
る。前部パネル12は後輪Drの前側に設置されるパネ
ルであり、図2に示されるように、その前端面12fが
上フランジ12u及び下フランジ12dに対して直角に
形成されている。また、前部パネル12の後端面12k
は、後輪Drの外周に近づくように上フランジ12u及
び下フランジ12dに対して一定の傾斜を有して形成さ
れている。
【0009】前部パネル12はそのパネル表面12xに
対して上フランジ12u及び下フランジ12dが直角に
折り曲げられており、さらに上フランジ12u及び下フ
ランジ12dの端縁が直角に折り返されることによりガ
イド面12yが形成されている。即ち、前部パネル12
の幅方向の断面は略C字形に成形されている。また、前
部パネル12の上フランジ12uには角形のサポート1
2sが所定間隔をおいて複数個(図では三個)固定され
ている。ここで、前記サポート12sは上フランジ12
uの端縁がガイド面12yと逆方向に折り曲げられるこ
とにより形成される。前記サポート12sは前部パネル
12を荷台WのサイドパネルWpに取付けるための角板
であり、その中央にはボルト孔12hが形成されてい
る。
対して上フランジ12u及び下フランジ12dが直角に
折り曲げられており、さらに上フランジ12u及び下フ
ランジ12dの端縁が直角に折り返されることによりガ
イド面12yが形成されている。即ち、前部パネル12
の幅方向の断面は略C字形に成形されている。また、前
部パネル12の上フランジ12uには角形のサポート1
2sが所定間隔をおいて複数個(図では三個)固定され
ている。ここで、前記サポート12sは上フランジ12
uの端縁がガイド面12yと逆方向に折り曲げられるこ
とにより形成される。前記サポート12sは前部パネル
12を荷台WのサイドパネルWpに取付けるための角板
であり、その中央にはボルト孔12hが形成されてい
る。
【0010】後部パネル16は後輪Drの後側に設置さ
れるパネルであり、図2に示されるように、その後端面
16bが上フランジ16u及び下フランジ16dに対し
て直角に形成されている。また、後部パネル16の前端
面16kは、後輪Drの外周に近づくように上フランジ
16u及び下フランジ16dに対して一定の傾斜を有し
て形成されている。なお、後部パネル16も前部パネル
12と同様に幅方向の断面が略C字形に成形されてい
る。また、後部パネル16の上フランジ16uには前部
パネル12と同様に角形のサポート12sが所定間隔を
おいて複数個(図では三個)固定されている。さらに、
後部パネル16の中心線上(図示されていない)で前端
面16kの近傍にはロックボルト18が通されるロック
ボルト孔16rが形成されている。
れるパネルであり、図2に示されるように、その後端面
16bが上フランジ16u及び下フランジ16dに対し
て直角に形成されている。また、後部パネル16の前端
面16kは、後輪Drの外周に近づくように上フランジ
16u及び下フランジ16dに対して一定の傾斜を有し
て形成されている。なお、後部パネル16も前部パネル
12と同様に幅方向の断面が略C字形に成形されてい
る。また、後部パネル16の上フランジ16uには前部
パネル12と同様に角形のサポート12sが所定間隔を
おいて複数個(図では三個)固定されている。さらに、
後部パネル16の中心線上(図示されていない)で前端
面16kの近傍にはロックボルト18が通されるロック
ボルト孔16rが形成されている。
【0011】スライドパネル14は前部パネル12及び
後部パネル16に沿って摺動可能なパネルであり、その
前部パネル12及び後部パネル16の内側に収納され
る。前記スライドパネル14は、図4に示されるよう
に、断面略コ字形をした帯状のパネルであり、そのパネ
ル表面14xの幅が前部パネル12及び後部パネル16
の幅よりも若干小さく設定されている。また、スライド
パネル14の上フランジ14u及び下フランジ14dの
幅が前部パネル12、後部パネル16の上フランジ12
u,16u及び下フランジ12d,16dの幅よりも若
干小さく設定されている。
後部パネル16に沿って摺動可能なパネルであり、その
前部パネル12及び後部パネル16の内側に収納され
る。前記スライドパネル14は、図4に示されるよう
に、断面略コ字形をした帯状のパネルであり、そのパネ
ル表面14xの幅が前部パネル12及び後部パネル16
の幅よりも若干小さく設定されている。また、スライド
パネル14の上フランジ14u及び下フランジ14dの
幅が前部パネル12、後部パネル16の上フランジ12
u,16u及び下フランジ12d,16dの幅よりも若
干小さく設定されている。
【0012】前記スライドパネル14の裏面には中心線
上の両端部に前記ロックボルト18が螺合されるナット
14nが固定されている。なお、前記スライドパネル1
4にはその表面側からロックボルト18がナット14n
に螺合できるように、そのナット14nの位置に孔が形
成されている。
上の両端部に前記ロックボルト18が螺合されるナット
14nが固定されている。なお、前記スライドパネル1
4にはその表面側からロックボルト18がナット14n
に螺合できるように、そのナット14nの位置に孔が形
成されている。
【0013】次に、前記サイドスカート10の取付け方
法とその取扱いについて説明する。先ず、スライドパネ
ル14を後部パネル16に収納する(図2における二点
鎖線参照)。次に、そのスライドパネル14の前側のナ
ット14nと後部パネル16のロックボルト孔16rと
を合わせ、ロックボルト18をナット14nに螺合させ
る。これによって、スライドパネル14は後部パネル1
6に収納された状態でその位置に固定される。
法とその取扱いについて説明する。先ず、スライドパネ
ル14を後部パネル16に収納する(図2における二点
鎖線参照)。次に、そのスライドパネル14の前側のナ
ット14nと後部パネル16のロックボルト孔16rと
を合わせ、ロックボルト18をナット14nに螺合させ
る。これによって、スライドパネル14は後部パネル1
6に収納された状態でその位置に固定される。
【0014】次に、後部パネル16の複数のサポート1
6sに形成されたボルト孔16hを荷台Wのサイドパネ
ルWpに形成されたそれぞれの雌ネジ孔Wn(図3参
照)に合わせ、この状態で取付けボルト20を雌ネジ孔
Wnに螺合させる。これによって、後部パネル16は後
輪Drの後方においてサイドパネルWpの下端部にボル
ト止めされる(図1参照)。次に、前部パネル12の複
数のサポート12sに形成されたボルト孔12hを荷台
WのサイドパネルWpに形成されたそれぞれの雌ネジ孔
Wnに合わせ、この状態で取付けボルト20を雌ネジ孔
Wnに螺合させる。これによって、前部パネル12は後
輪Drの前方においてサイドパネルWpの下端部にボル
ト止めされる(図1参照)。
6sに形成されたボルト孔16hを荷台Wのサイドパネ
ルWpに形成されたそれぞれの雌ネジ孔Wn(図3参
照)に合わせ、この状態で取付けボルト20を雌ネジ孔
Wnに螺合させる。これによって、後部パネル16は後
輪Drの後方においてサイドパネルWpの下端部にボル
ト止めされる(図1参照)。次に、前部パネル12の複
数のサポート12sに形成されたボルト孔12hを荷台
WのサイドパネルWpに形成されたそれぞれの雌ネジ孔
Wnに合わせ、この状態で取付けボルト20を雌ネジ孔
Wnに螺合させる。これによって、前部パネル12は後
輪Drの前方においてサイドパネルWpの下端部にボル
ト止めされる(図1参照)。
【0015】次に、ロックボルト18を緩めて前記ナッ
ト14nから外し、スライドパネル14を後部パネル1
6から前方にスライドさせる。そして、前記スライドパ
ネル14の先端部分を前部パネル12に収納するととも
に、そのスライドパネル14の後側のナット14nを後
部パネル16のロックボルト孔16rに合わせる。この
状態で、ロックボルト18をナット14nに螺合させる
ことにより、スライドパネル14はその位置に固定され
る(図2参照)。即ち、後輪Drの前後に固定された前
部パネル12と後部パネル16との間がスライドパネル
14によって塞がれ、サイドスカート10によって後輪
Drの周辺全てが覆われる。
ト14nから外し、スライドパネル14を後部パネル1
6から前方にスライドさせる。そして、前記スライドパ
ネル14の先端部分を前部パネル12に収納するととも
に、そのスライドパネル14の後側のナット14nを後
部パネル16のロックボルト孔16rに合わせる。この
状態で、ロックボルト18をナット14nに螺合させる
ことにより、スライドパネル14はその位置に固定され
る(図2参照)。即ち、後輪Drの前後に固定された前
部パネル12と後部パネル16との間がスライドパネル
14によって塞がれ、サイドスカート10によって後輪
Drの周辺全てが覆われる。
【0016】このように、サイドスカート10によって
後輪Drの周辺全てが覆われるため、トラックDの右左
折時に歩行者や自転車等が後輪Drに巻き込まれる危険
性がなくなり、さらに子供が後輪Drの内側にもぐり込
む危険性も少なくなる。また、後輪Dr周辺のデザイン
も向上する。さらに、荷台Wを看板として使用する場合
等は、サイドスカートが後輪Drの部分で切り欠かれて
いると意匠的価値が低下するが、本実施の形態に係るサ
イドスカート10は前部パネル12と後部パネル16と
の間がスライドパネル14によって塞がれているため、
意匠的価値が向上する。
後輪Drの周辺全てが覆われるため、トラックDの右左
折時に歩行者や自転車等が後輪Drに巻き込まれる危険
性がなくなり、さらに子供が後輪Drの内側にもぐり込
む危険性も少なくなる。また、後輪Dr周辺のデザイン
も向上する。さらに、荷台Wを看板として使用する場合
等は、サイドスカートが後輪Drの部分で切り欠かれて
いると意匠的価値が低下するが、本実施の形態に係るサ
イドスカート10は前部パネル12と後部パネル16と
の間がスライドパネル14によって塞がれているため、
意匠的価値が向上する。
【0017】即ち、前述の前部パネル12及び後部パネ
ル16が本発明のサイドスカート本体部に相当する。ま
た、スライドパネル14が本発明のスライド板に相当す
る。さらに、ロックボルト18、ナット14n及びロッ
クボルト孔16r等が本発明のロック機構として機能す
る。
ル16が本発明のサイドスカート本体部に相当する。ま
た、スライドパネル14が本発明のスライド板に相当す
る。さらに、ロックボルト18、ナット14n及びロッ
クボルト孔16r等が本発明のロック機構として機能す
る。
【0018】次に、後輪Drの交換や修理を行う時に
は、ロックボルト18を緩めてナット14nから外す。
これによって、スライドパネル14が前部パネル12及
び後部パネル16に対して後方にスライド可能になり、
そのスライドパネル14を後部パネル16に収納するこ
とにより、後輪Drの側面を開放することができる。こ
れによって、後輪Drの交換や修理を行う際にサイドス
カート10が障害となることがない。
は、ロックボルト18を緩めてナット14nから外す。
これによって、スライドパネル14が前部パネル12及
び後部パネル16に対して後方にスライド可能になり、
そのスライドパネル14を後部パネル16に収納するこ
とにより、後輪Drの側面を開放することができる。こ
れによって、後輪Drの交換や修理を行う際にサイドス
カート10が障害となることがない。
【0019】ここで、前部パネル12及び後部パネル1
6はその幅方向における断面が略C字形に成形されて、
その内側に帯板状のスライドパネル14が摺動可能に収
納されている。この構造により、前部パネル12及び後
部パネル16がスライドパネル14を支持するととも
に、トラックDの前後方向にガイドできるようになり、
そのスライドパネル14を支持したり、ガイドするため
の部材を特別に設ける必要がなくなる。このため、サイ
ドスカート10の構造が簡単になる。
6はその幅方向における断面が略C字形に成形されて、
その内側に帯板状のスライドパネル14が摺動可能に収
納されている。この構造により、前部パネル12及び後
部パネル16がスライドパネル14を支持するととも
に、トラックDの前後方向にガイドできるようになり、
そのスライドパネル14を支持したり、ガイドするため
の部材を特別に設ける必要がなくなる。このため、サイ
ドスカート10の構造が簡単になる。
【0020】
【発明の効果】本発明によると、サイドスカートによっ
て後輪の周囲全てを覆えるようになり、歩行者等の後輪
への巻き込みや子供の後輪内側へのもぐり込みを防止で
きる。さらに、スライド板をスライドさせて後輪の側面
を開放すれば、後輪の交換等を容易に行うことができ
る。
て後輪の周囲全てを覆えるようになり、歩行者等の後輪
への巻き込みや子供の後輪内側へのもぐり込みを防止で
きる。さらに、スライド板をスライドさせて後輪の側面
を開放すれば、後輪の交換等を容易に行うことができ
る。
【図1】本発明の一の実施の形態に係るサイドスカート
の全体側面図である。
の全体側面図である。
【図2】本発明の一の実施の形態に係るサイドスカート
の要部斜視図である。
の要部斜視図である。
【図3】図2のIII−III矢視図である。
【図4】本発明の一の実施の形態に係るサイドスカート
を構成するスライドパネルの斜視図である。
を構成するスライドパネルの斜視図である。
【図5】従来のサイドスカートの全体側面図である。
【図6】図5のVI−VI矢視図である。
10 サイドスカート 12 前部パネル(サイドスカート本体) 14 スライドパネル(スライド板) 14n ナット(ロック機構) 16 後部パネル(サイドスカート本体) 16r ロックボルト孔(ロック機構) 18 ロックボルト(ロック機構)
Claims (2)
- 【請求項1】 車体の側面下端部から車輪のほぼ中心レ
ベルまで垂下されるサイドスカートにおいて、 帯板状に成形されており、後輪の前後で車体の下端部に
固定されているサイドスカート本体部と、 同じく帯板状に成形されて、前記サイドスカート本体部
に対して車体の前後方向にスライド可能なスライド板
と、 前記スライド板をサイドスカート本体部に対してスライ
ド不能に連結するロック機構と、を有することを特徴と
するサイドスカート。 - 【請求項2】 請求項1に記載されたサイドスカートに
おいて、 前記サイドスカート本体部はその幅方向における断面が
略C字形に成形されており、そのサイドスカート本体部
の内側にスライド板が摺動可能に収納されていることを
特徴とするサイドスカート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11134520A JP2000318569A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | サイドスカート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11134520A JP2000318569A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | サイドスカート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000318569A true JP2000318569A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=15130257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11134520A Pending JP2000318569A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | サイドスカート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000318569A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101315758B1 (ko) | 2012-07-27 | 2013-10-10 | 현대자동차주식회사 | 트럭의 사이드 스커트 |
CN107284386A (zh) * | 2017-07-18 | 2017-10-24 | 湖北先行专用汽车有限公司 | 一种伸缩式侧防护机构 |
CN110441045A (zh) * | 2019-08-30 | 2019-11-12 | 广州中新汽车零部件有限公司 | 一种用于汽车侧裙的卡子安装检测装置 |
-
1999
- 1999-05-14 JP JP11134520A patent/JP2000318569A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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