JP2000317693A - 固液分離装置 - Google Patents

固液分離装置

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JP2000317693A JP11133089A JP13308999A JP2000317693A JP 2000317693 A JP2000317693 A JP 2000317693A JP 11133089 A JP11133089 A JP 11133089A JP 13308999 A JP13308999 A JP 13308999A JP 2000317693 A JP2000317693 A JP 2000317693A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストレーナの目詰まりを防止しつつ、効率よ
く固形物と液体とを分離できる固液分離装置を提供す
る。 【解決手段】 複数の平板状の円形リング体14を、所
定の間隔の隙間を設けて積層することにより円筒体に形
成されたストレーナ12と、ストレーナ12を収容する
収容部26を有すると共に、収容部26がストレーナ1
2によって、ストレーナ12の内部領域Bと外部領域C
とに分離され、外部領域Cに固形物16と液体18の混
合物を導入する導入口28が形成され、内部領域Bに円
形リング体14間を通過して内部領域Bに進入する液体
18を外部へ排出する排出口30が形成されたケース2
4と、円形リング体14間の各隙間に先端が進入する平
板状凸片22を有し、円形リング体14の外周面に沿っ
て相対的に移動して円形リング体14の端面に付着する
固形物16を掻き取るスクレーパ20とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体に混ざった生
ゴミ等の固形物を液体と分離する固液分離装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の固液分離装置としては、例えば台
所において使用される生ゴミ脱水処理装置に使用される
固液分離装置が知られている。この固液分離装置は、台
所から排出される生ゴミを水と混ぜて粉砕することによ
り生ずる、固形物と液体とが混合した混合物としての含
水生ゴミを、筒状のストレーナの下部内に供給し、この
ストレーナに設けられたスクリューの羽根部の回転によ
って、含水生ゴミをストレーナの上方に搬送する。水は
生ゴミがストレーナの上方に搬送される途中でストレー
ナに無数に設けられた小孔(通水路)からストレーナの
外側に流出するから、生ゴミは脱水された状態でストレ
ーナの上方から排出されるという構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た小孔が壁面に無数に開口するストレーナを用いて混合
物中の粉砕された生ごみ等の固形物と水等の液体を分離
する構成では、ストレーナの内周面に付着する固形物は
スクリューの羽根部で常時掻き取ることができるが、分
離された液体の通水路となる小孔の内壁面に付着した小
さな固形物はスクリューの羽根部では直接掻き取ること
ができない。従って、小孔の目が詰まって液体の排水が
不十分となり、固液分離の能力が低下し易く、頻繁にス
トレーナの清掃や交換が必要になるという課題が生ず
る。この目詰まりは、ストレーナの板厚を薄くして通水
路の長さを短くしたり、また小孔の内径を大きくするこ
とによって緩和できるが、これでは分離された液体中に
含まれる固形物の割合が増加して排水汚染を招くという
課題が生ずる。
【0004】従って、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、ストレーナの目詰まり
を防止しつつ、効率よく固形物と液体とを分離できる固
液分離装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、請求項1記載の固液分離装置は、複数の平
板状の円形リング体を、所定の間隔の隙間を設けて積層
することにより円筒体に形成されたストレーナと、該ス
トレーナを収容する収容部を有すると共に、該収容部が
ストレーナによって、ストレーナの内部領域と外部領域
とに分離され、該外部領域に固形物と液体の混合物を導
入する導入口が形成され、前記内部領域に前記円形リン
グ体間を通過して前記内部領域に進入する前記液体を外
部へ排出する排出口が形成されたケースと、前記円形リ
ング体間の各前記隙間に先端が進入する平板状凸片を有
し、円形リング体の外周面に沿って相対的に移動して円
形リング体の端面に付着する固形物を掻き取るスクレー
パとを具備することを特徴とする。
【0006】これによれば、ストレーナの外部領域に導
入された混合物の内、液体はストレーナを構成する各円
形リング体の端面間に形成された隙間を通過してストレ
ーナの内部領域に移り、排出口から排出される。一方、
固形物に関しては円形リング体間の隙間を通過できずに
ストレーナの外部領域に止まる。よって、固液分離が行
われる。そして、従来のストレーナの構造のように通水
路の長さが板厚分の長さしかない小孔の場合と異なり、
円形リング体を用いた場合の通水路の長さは、最短でも
円形リング体の外径と内径との差であり、従来の小孔の
長さよりも十分に長くすることができる。よって、円形
リング体の隙間内に進入して円形リング体の端面に付着
する固形物の量が増え、ストレーナの内部領域に進入す
る固形物の量が減るから、固液分離性能が向上する。さ
らに、円形リング体の端面に付着した固形物は、ストレ
ーナの外周面に沿って相対的に移動するスクレーパの平
板状凸片によって常時掻き取られるため、目詰まりが発
生することはない。
【0007】また、前記ストレーナは、前記収容部内に
その回転軸が水平となるように回転自在に収容され、前
記導入口と前記排出口の前記収容部内面への開口位置
は、少なくとも前記ストレーナの上側外周面が前記混合
物の液面から露出するように配置され、前記スクレーパ
は、前記混合物の液面から露出する前記ストレーナの端
面に付着する前記固形物を掻き取る構成とすると好適で
ある。これにより、混合物の外部でストレーナに付着し
た固形物を掻き取ることができ、掻き取った固形物が混
合物内に再度混入することがなくなり、効率の良い固液
分離が行える。
【0008】また、前記スクレーパは、前記ストレーナ
の頂上部よりもストレーナの回転方向下流側に配置され
る構成とすると、ストレーナに付着して混合物の液面の
外部に出た固形物が、スクレーパによって掻き取られる
までの距離が長くなる。よって、固形物内部から液体が
染み出る機会を増やすことになり、液面から出てすぐ掻
き取られる場合に比べて固液分離性能が一層向上する。
また、ストレーナに付着した固形物は、ストレーナの頂
上部から下方に向けて移動している最中にスクレーパに
より掻き取られるから、掻き取られた固形物が容易にス
トレーナから離反し、効率のよい固形物の掻き取りが行
える。
【0009】また、複数の前記円形リング体の内の少な
くとも一つの円形リング体の外周面には、前記混合物に
含まれる前記固形物を混合物の液面上へ搬送する突起部
が1以上形成されている構成とすることもできる。具体
的には、前記円形リングは、平板状の第1円形リング体
および該第1円形リング体と同じ外径に形成され、外周
面に所定角度間隔で前記突起部が複数形成された平板状
の第2円形リング体で構成され、前記ストレーナは、前
記第2円形リング体間に所要枚数の前記第1円形リング
体を介装した状態で、各円形リング体相互間に所定の間
隔を開けて複数枚積層することにより、外周面に前記突
起部で構成されるリブ部が複数形成された円筒体に形成
される構成とする。これにより、混合物中に含まれる固
形物を突起部(リブ部)で混合物外部へ掻き上げて取り
出すことができ、一層効率のよい固液分離が行える。
【0010】また、前記収容部内面の、前記スクレーパ
の前記ストレーナの回転方向上流側に開口し、スクレー
パで掻き取った前記固形物を前記ケースの外部へ取り出
す取出口と、該取出口に配置されると共に、一辺が該取
出口の前記ストレーナの回転方向上流側の端縁部分に回
動自在に取り付けられて、ストレーナの回転方向下流側
の他辺が前記一辺を中心として揺動自在な蓋体と、該蓋
体を常時ストレーナ側へ付勢する付勢手段とを具備する
ことを特徴とする。これにより、回転するストレーナに
よって搬送されて移動してくる固形物を蓋体で押し、内
部に含まれている液体を絞り取ることができ、一層固液
分離性能が向上する。
【0011】また、前記ストレーナの外周面と前記筒状
収容部の内周面との間の相対的な間隔が前ストレーナの
回転方向に沿って次第に狭まる絞り領域が、前記導入口
から前記スクレーパまでの間に形成されている構成とす
ると、回転するストレーナの外周面に付着して移動して
くる固形物に含まれる液体を、絞り領域でさらに絞り取
ることができ、より一層脱水効果が上がる。
【0012】また、前記導入口は、前記排出口よりも低
い位置にある構成とすると、筒状収容部内には排出口の
レベルまで液体が常時溜まった状態となる。従って、導
入口から筒状収容部内に入った液体に含まれる固形物
は、溜まった液体内に散乱してストレーナの外周面に全
体的に広がる。これにより、ストレーナの一部が常に固
形物の濃度が濃い部分を濾過するという現象を回避で
き、効率のよい脱水が行えるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る固液分離装置
の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明す
る。まず、固液分離装置10の基本概念について図1と
図2を用いて説明する。ストレーナ12は、複数の平板
状の円形リング体14を、所定の間隔の隙間を設けて積
層することにより円筒体に形成されて成る。この隣接す
る円形リング体14の端面間に形成される隙間の間隔
は、このストレーナ12で液体18と分離する混合物に
含まれる固形物16の大きさを基準として決定される。
つまり、分離した液体18内に含まれる固形物の割合を
少なくして液体18の汚れを少なくしたいのであれば、
円形リング体14間の間隔を狭くして、円形リング体1
4間を通過する固形物の量を減らすようにする。逆の場
合には、円形リング体14の間隔はある程度広くしても
良い。なお、本実施の形態では、ストレーナ12は同じ
外径の円形リング体14を積層して、同径の円筒体に形
成されているが、例えば積層される順番に従って外径が
次第に小さくなる円錐台に形成することも可能である。
【0014】また、円形リング体14間の隙間は液体が
流れる通水路であるから、円形リング体14の外径と内
径との差、つまり円形リング体14の端面の幅Aは、こ
の通水路の水路長となる。そして、円形リング体14間
の隙間(リング形状に形成された隙間)を通過する液体
に含まれる固形物の一部は、隙間を通過している最中に
円形リング体14の端面に付着するから、この固形物の
円形リング体14の端面への付着量は通水路が長い程、
つまり円形リング体14の端面の幅Aが長ければ長い程
多くなる傾向にあると考えられる。従って、円形リング
体14の端面の幅Aは、ストレーナ12の液体と固形物
16の分離能力を左右するから、分離能力を高めたいの
であれば、より広くすることが望ましい。一方、後述す
るように円形リング体14の端面に付着した固形物16
は、スクレーパ20の平板状(フィン状)凸片22によ
って掻き取られるが、円形リング体14の端面の幅Aを
広くしすぎると、凸片22と円形リング体14との接触
抵抗が増加し、ストレーナ12を回転させるため、大き
な駆動力が必要となる。このため実際には、この必要と
される駆動力と固液分離能力とを勘案して円形リング体
14の端面の幅Aを決定するようにする。
【0015】ケース24は、ストレーナ12を収容する
筒状収容部(以下、単に収容部とも言う)26を有し、
収容部26がストレーナ12によって、ストレーナ12
の内部領域Bと外部領域Cとに分離される。収容部26
内においてはストレーナ12は回転自在に、かつ円筒状
に形成されるストレーナ12の両端開口部分が閉塞され
るように支持される。ストレーナ12はその回転軸48
が水平になるように配置される。そして、収容部26に
は、収容部26内のストレーナ12の外部領域Cに、液
体と固形物の混合物を導入する導入口28が上部に設け
られている。また、収容部26には、ストレーナ12を
通過して内部領域Bに入った液体を収容部26の外部へ
排出する排出口30が、後述する取出口よりも下側の内
部領域B内に設けられている。一例として排出口30
は、ストレーナ12の下部の内周面に接する付近に設け
られている。
【0016】スクレーパ20は、ストレーナ12を構成
する円形リング体14の端面間に先端が進入して円形リ
ング体14の内周面に達する平板状(フィン状)凸片2
2を複数有する。この複数の凸片22は、例えばストレ
ーナ12の軸線方向に沿って延びる支持材32のストレ
ーナ12側の端面に突設されている。また、凸片22と
支持材32のストレーナ12の回転方向Dの上流側の端
面形状は、掻き取った固形物がストレーナ12の回転に
伴って次第に円形リング体14の外周方向へ移動するよ
うに、径方向に対して斜面に形成されている。また、支
持材32のストレーナ12の回転方向Dの上流側の端面
のストレーナ12側の端縁は、円形リング体14の外周
面と接触している。
【0017】スクレーパ20はこの構成によって、凸片
22で円形リング体14の端面に付着した固形物16を
掻き取り、かつ支持材32のストレーナ12の回転方向
Dの上流側の端面で円形リング体14の外周面に付着し
た固形物16を掻き取る。そして掻き取った固形物16
は、スクレーパ20の径方向に対して傾く斜面に形成さ
れた凸片22と支持材32のストレーナ12の回転方向
D上流側の端面に誘導されてスクレーパ20の上流側に
配置された取出口34から取り出される。駆動手段36
は、ストレーナ12を回転駆動するものであり、モータ
等によって実現でき、固液分離動作中は、ストレーナ1
2を連続回転させる。
【0018】この構成により、液体の通水路となる円形
リング体14の端面間の隙間、当該端面および外周面に
付着した固形物16は、スクレーパ20によって常時掻
き取られることから、ストレーナ12に目詰まりが発生
しない。しかも、ストレーナ12を通過する液体の通水
路の長さは、円形リング体14の端面の幅Aであるか
ら、従来の小孔を通水路とする構成のようにストレーナ
12を構成する板材の板厚分の長さしか確保できなかっ
たものと比較して、十分に長くすることが可能となる。
よって、その分だけ通水路の内面に付着する固形物の量
が増えるから固液分離性能が向上する。
【0019】次に、固液分離装置10の一の実施の形態
について図3〜図6を用いて説明する。なお、上述した
基本構成と同じ構成については同じ符号を付し、詳細な
説明は省略する。固液分離装置10の全体構成は、スト
レーナ12と、ケース24と、スクレーパ20と、スト
レーナ12を回転駆動する駆動手段36とから構成され
る。
【0020】さらに詳細な構造について構成要素毎に説
明する。ストレーナ12は、複数の円形リング体14が
隙間を開けて積層され円筒体に形成されているが、この
円形リング体14には、平板状の第1円形リング体14
aと、第1円形リング体14aと同じ外径に形成され、
外周面に所定角度間隔で突起部38が複数(一例として
図3では3個)形成された平板状の第2円形リング体1
4bの2種類がある。そして、ストレーナ12は、第2
円形リング体14b間に所要枚数(一例として図4や図
5では1枚)の第1円形リング体14aを介装した状態
で、各円形リング体14a,14bが、各円形リング体
14a,14b相互間に所定の間隔を開けて複数枚積層
することにより円筒体に形成されて成る。なお、間隔を
設ける手段としては、複数の各円形リング体14a,1
4bのそれぞれの内方側に形成された挿通孔40を貫通
し、全円形リング体14a,14bを一体的に結合させ
る第1ステー42に外嵌したスペーサ44を使用してい
るが、これに限定されるものではない。
【0021】また、ストレーナ12の内側には、一例と
してY字状のスポーク46が連結され、その中心には少
なくとも一端側がケース24の外方へ突出する回転軸4
8が、ケース24に回転自在に両端側が支持された状態
で設けられている。ストレーナ12はこの回転軸48の
一端側が駆動手段36によって回転駆動され、矢印方向
へ回転する。なお、駆動手段36によるストレーナ12
の回転は、連続回転でも良いし、また一定の間隔で回転
と停止を繰り返す回転駆動方法でも良いし、任意の時間
に回転させる回転駆動方法でも良い。また、外周面に突
起部38が形成された第2円形リング体14bの積層構
造は、その突起部38によって、円筒体に形成されたス
トレーナ12の外周面に、ストレーナ12の軸線方向に
沿って延びるリブ部50が形成されるように積層される
構造とする。つまり、ストレーナ12を一方の端面側か
ら見た場合に、一の第2円形リング体14bに形成され
た突起部38の真後ろに、次の第2円形リング体14b
に形成された突起部38が配置される構造とする。これ
により、ストレーナ12の軸線方向と平行に延びる複数
のリブ部50がストレーナ12の外周面に形成される。
なお、突起部38により構成されるリブ部50には、第
2円形リング体14bの間に第1円形リング体14aが
介装されているため、隙間が生じている。
【0022】ケース24の内部には、ストレーナ12を
収容する筒状収容部26が形成されている。そしてスト
レーナ12は、その回転軸線、つまりストレーナ12に
連結された回転軸48が水平となる状態で筒状収容部2
6に収容される。なお、ストレーナ12の両端開口部
は、この筒状収容部26の対向する一対の内壁面によっ
て閉塞され、ストレーナ12の外部領域Cと内部領域B
との間での液体の移動は、主として各円形リング体14
間の隙間を介して行われる状態にある。また、筒状収容
部26のストレーナ12の外部領域Cに含まれる底部内
壁面には、固形物と液体の混合物を導入する導入口28
が開口し、ストレーナ12の内部領域Bに含まれる筒状
収容部26の内壁面には、固形物16と分離された液体
をケース24外部へ排出する排出口30が開口する。導
入口28は、排出口30よりも低い位置に開口するよう
に形成され、筒状収容部26の下部に常時混合物が溜ま
った状態で、ストレーナ12の下部がこの混合物に浸
り、ストレーナ12の上部が混合物の液面Fから露出す
る構成となっている。
【0023】また、ストレーナ12の外部領域Cに含ま
れる筒状収容部26の上部内周面には、ストレーナ12
の回転軸線方向に沿って延び、液体と分離されてリブ部
50によって筒状収容部26の内周面に沿って搬送され
てきた固形物16を、ケース24外部へ取り出す取出口
34が開口されている。取出口34は、混合物の液面F
上方の筒状収容部26内の空間に開口し、その位置はス
トレーナ12の頂上部よりもストレーナ12の回転方向
の下流側に配置されると共に、スクレーパ20よりもス
トレーナ12の回転方向の上流側に配置されている。
【0024】また、ケース24の取出口34には、この
取出口34を閉塞するように蓋体52が配置されてい
る。詳細には、取出口34のストレーナ12の回転方向
D上流側の端縁部分に蓋体52の一辺が回動自在に取り
付けられて、ストレーナ12の回転方向D下流側の他辺
がこの一辺を中心として揺動自在となっている。そし
て、蓋体52は、ストレーナ12と対向する面(内面)
の背面側に配置された付勢手段(一例としてバネ)54
により、常時ストレーナ12側へ付勢されている。蓋体
52の機能は、ストレーナ12の外周面に形成されたリ
ブ部50で押されて搬送されてくる固形物16をストレ
ーナ12の外周面に押しつけて、固形物16に含まれて
いる液体成分を絞り出させることにある。なお、蓋体5
2や付勢手段54を設けず、スクレーパ20で掻き取ら
れた固形物がそのまま取出口34からケース24外部へ
排出される構成も可能である。
【0025】さらに、本実施の形態の筒状収容部26の
回転軸48と直交する平面で切断した際の内周面形状
は、ストレーナ12の外周面と筒状収容部26の内周面
との間の間隔が、ストレーナ12の回転方向Dに沿って
導入口28から取出口34までの間で次第に狭まる絞り
領域Eが少なくとも一部に存在する形状となっている。
図3では、この絞り領域Eは、導入口28から排出口3
0付近までの間の領域が相当する。この絞り領域Eは、
このように導入口28から取出口34までの間の一部の
領域に形成しておいても良いし、導入口28から取出口
34までの全領域に渡って、間隔が少しずつ狭まる構造
としても良い。また、導入口28の付近に代えて、蓋体
52の近くに設けるようにしても良い。このように、蓋
体52と絞り領域Eを合わせ持つ構造として、固形物1
6に含まれる液体の量を極力少なくして、固液分離能力
を高める構造となっている。なお、蓋体52若しくは絞
り領域Eのいずれか一方で分離能力が十分な場合にはい
ずれか一方のみを配置する構成とすることも可能である
し、さらに構造の簡略化やそれに伴う製品コストの低減
等の理由によっていずれも設けない構造とすることも可
能である。
【0026】スクレーパ20は、図5に示すように、複
数の平板を積層して構成され、その配置は図3に示すよ
うに、ストレーナ12の頂上部よりもストレーナ12の
回転方向下流側に配置されている。また、取出口34に
対しては、ストレーナ12の回転方向D下流側に、取出
口34に近接して配置されている。なお、本実施の形態
では、スクレーパ20や取出口34はストレーナ12の
頂上部よりもストレーナ12の回転方向下流側に配置さ
れているが、ストレーナ12の頂上部付近でも良いし、
さらにはストレーナ12の頂上部よりもストレーナ12
の回転方向上流側の、混合物の液面Fに達しない位置に
配置されていても良い。
【0027】スクレーパ20の具体的な構成は、ストレ
ーナ12を構成する各第1円形リング体14aの板厚と
同じ厚さの板材で形成され、先端が第1円形リング体1
4aの外周面に向けて突出し、第1円形リング体14a
の外周面に付着した固形物16を掻き取る板状の第1凸
片56と、第1円形リング体14aと第2円形リング体
14bとの間に形成される隙間と同じ厚さの板材を用い
て形成され、その先端側がこの隙間に進入し、両円形リ
ング体14a,14bの各端面に付着した固形物16を
掻き取る薄板状の第2凸片58と、ストレーナ12を構
成し、外周面に突起部38を有する各第2円形リング体
14bの板厚と同じ厚さの板材で形成された支持片60
とから構成される。
【0028】そして、ストレーナ12を構成する第1円
形リング体14aと第2円形リング体14bの積層順番
に対応させて、第1凸片56、第2凸片58、支持片6
0を所定の順番で積層し、それぞれに開口された孔62
に第2ステー64を貫通させることによって一体化され
ている。一般的に各円形リング体14a,14b間の隙
間の間隔は、各円形リング体14a,14bの厚さより
も狭くなる構成とする。よって、各円形リング体14
a,14b間の隙間に進入する第2凸片58の厚さは円
形リング体14a,14bの厚みに比べて薄くなり強度
が不足するから、第2凸片58の両側に位置する第1凸
片56と支持片60とで第2凸片58を挟持して補強す
る構成としている。なお、図4や図5では、ストレーナ
12の両端部には第1円形リング体14aが配置される
構成のため、スクレーパ20の積層順番は、第1凸片5
6、第2凸片58、支持片60、第2凸片58を基本単
位として繰り返し、最後に第1凸片56が来て終わりに
なる順番となる。また、図5ではスクレーパ20の両端
に配置された第1凸片56の形状が、中間部分に配置さ
れる第1凸片56の形状と異なって、より広い面積を有
する形状となっている。これは、スクレーパ20に対し
てストレーナ12の回転方向Dの上流側に配置された蓋
体52を両側から挟むようにしてカバーする機能を持た
せるためである。
【0029】続いて、固液分離装置10の動作について
説明する。駆動手段36を動作させて、ケース24内部
でストレーナ12が連続回転した状態とする。この状態
で、導入口28から、固形物16と液体の混合物を筒状
収容部26の下部のストレーナ12の外部領域Cに導入
する。すると、液体はストレーナ12を構成する第1円
形リング体14aと第2円形リング体14bとの間の隙
間を通してストレーナ12の内部領域B内に入り、排出
口30からケース24の外部へ排出される。一方、第1
円形リング体14aと第2円形リング体14bとの間の
隙間は、液体と分離したい固形物16の外形寸法を考慮
して、固形物16がこの隙間を通過しない程度の間隔に
設定されているから、固形物16の多くはストレーナ1
2の外周面に溜まる。また、一部の外形寸法の小さな固
形物16は第1円形リング体14aと第2円形リング体
14bとの間の隙間内に進入するが、従来例のストレー
ナ12の場合よりもストレーナ12を通過する通水路の
長さが長くなるように各円形リング体14a,14bの
外径と内径との差が設定されている。よって、進入した
固形物16の多くは第1円形リング体14aと第2円形
リング体14bの各端面に付着する。これにより第1次
の固液分離がなされる。
【0030】また、筒状収容部26内の混合物の液面F
の位置は、図3のように液体の排出口30が導入口28
に対して若干上方に形成されているため、この排出口3
0の一部分にかかる位置になる。よって、筒状収容部2
6の下部に常時混合物が溜まり、ストレーナ12の下部
が常時、液状の混合物に浸っている。この構造により、
導入口28から導入された混合物は、先に筒状収容部2
6内に導入されて溜まっている混合物と混ざるから、混
合物に含まれる固形物が溜まった混合物中でさらに拡散
し、ストレーナ12の外周面の一部だけが固形物の濃度
が極端に濃い混合液と接触することを防止できる。これ
により、ストレーナ12の外周面の一部だけに固形物が
多く付着し、その部分だけが一時的に目詰まりすること
を防止できる。
【0031】そして、ストレーナ12の外周面に溜まっ
た固形物16は、その外周面に形成されたリブ部50に
よってかき集められ、ストレーナ12の回転に伴って筒
状収容部26の内周面に沿って移送される。そして、筒
状収容部26の内周面は、底面部分が略平面に形成さ
れ、ストレーナ12の回転方向に向かって次第に円弧形
状に立ち上がる。よって、平面から円弧形状に移行する
部分で、ストレーナ12の外周面と筒状収容部26の内
周面との間の隙間が次第に狭くなり、この部分が絞り領
域Eとなる。これにより、リブ部50によってかき集め
られ、押されて移動する固形物16は、この絞り領域E
を通過する際に、ストレーナ12の外周面と筒状収容部
26の内周面とで挟まれて、さらに内部に含んだ液体成
分が絞り出される。その後、固形物16は混合物の液面
Fから出る。これにより第2次の固液分離が成される。
なお、絞り出された液体はストレーナ12を通過してそ
の内部領域Bに入り、排出口30から排出される。また
リブ部50が混合物の液面Fから出た際には、リブ部5
0の上に固形物16が載った状態にあるから、固形物1
6から染み出た液体がリブ部50の隙間からリブ部50
の背面側に抜けて混合物と再度混ざる場合もある。
【0032】その後、固形物16はストレーナ12の回
転に伴い、リブ部50に押されて筒状収容部26の内周
面に沿って液面Fの上方の領域内を移動する。この際
も、固形物16から染み出た液体は、その都度ストレー
ナ12を通過して下方のストレーナ12の内部領域Bに
落下する。よって、この移動の最中にも固液分離動作が
行われる。そして本実施の形態では、スクレーパ20や
取出口34は、ストレーナ12の頂上部よりもストレー
ナ12の回転方向下流側に配置される構成であるから、
ストレーナ12に付着したり、そのリブ部50に掻き取
られて、混合物の液面Fの外部に出た固形物16が、ス
クレーパ20や取出口34に達するまでの間に液面Fの
上方の空間内で移動する距離が長くなる。よって、固形
物16内部から液体が染み出る機会が増え、液面Fから
出てすぐ掻き取られる場合に比べて固液分離性能が一層
向上する。また、ストレーナ12で搬送された固形物1
6は、ストレーナ12の頂上部から下方に向けて移動し
ている最中にスクレーパ20により掻き取られるから、
掻き取られた固形物16が容易にストレーナ12から離
反して取出口34から排出される。従って、効率のよく
固形物16を掻き取り、排出できるようになる。
【0033】また、搬送された固形物16が一旦ストレ
ーナ12の頂部を通過した後、取出口34の領域に入る
と、この取出口34に設けられ、常時付勢手段54によ
ってストレーナ12方向へ付勢されている蓋体52によ
り、内部にある液体成分が絞り出される。これにより第
3次の固液分離がなされる。ここで、蓋体52により絞
られた固形物16から出る液体は、ストレーナ12の各
円形リング体14a,14b間の隙間を通過してストレ
ーナ12の内部領域Bへ移動する。また、スクレーパ2
0を構成し、外周面に突起部38を有する各第2円形リ
ング体14bの外周面と対向するように配置された支持
片60の内側面、第2円形リング体14bの外周面およ
び支持片60を挟むように配置された第2凸片58の壁
面とで構成される弧状の流路66を介して、筒状収容部
26の下方へ落下する。また、リブ部50の隙間を通過
してリブ部50の背面側に移動し、各円形リング体14
a,14b間の隙間を通過してストレーナ12の内部領
域Bへ移動する場合もある。
【0034】そして、固形物16が蓋体52の領域の途
中まで来ると、スクレーパ20の第1凸片56によるス
トレーナ12を構成する第1円形リング体14aの外周
面に付着した固形物16の掻き取りが開始される。ま
た、第2凸片58による第1円形リング体14aと第2
円形リング体14bの各端面に付着した固形物16の掻
き取りも行われる。そして、スクレーパ20により掻き
取られた固形物は、ストレーナ12からスクレーパ20
の上面に受け渡される。そしてスクレーパ20の上面
は、ストレーナ12の接線方向に沿って下方へ延びる斜
面に形成されているため、この上面に受け渡された固形
物16は、斜面に沿って落下することによってケース2
4の外方へ誘導され、排出される。
【0035】以上、本発明の好適な実施の形態について
種々述べてきたが、本発明は上述する実施の形態に限定
されるものではなく、例えばスクレーパ20の構造によ
ってはストレーナ12の回転軸48を、水平方向以外
に、例えば斜めに配置する構成とすることも可能であ
る。この場合には、少なくともスクレーパ20や取出口
34が、収容部26の下部に溜まった混合物の液面Fの
外部に位置する範囲内とする。また、例えばストレーナ
12の外周面に、第2円形リング体14bに形成された
突起部38が隣接して連続することによって形成される
リブ部50の形状を直線状にする以外にも、この突起部
38が少しずつずれるように第2円形リング体14bを
積層し、リブ部50がストレーナ12の外周面に、螺旋
状に形成される構造とすることも可能である。この構造
では、一のリブ部50によって搬送される固形物16が
絞り領域Eを斜めにクロスしながら通過するため、スト
レーナ12を駆動する駆動手段36に加わる抵抗力が、
リブ部50が直線状の場合に比べて低減され、少ない駆
動力でストレーナ12を駆動することができる。また、
一般的にはストレーナ12を回転駆動し、スクレーパ2
0は固定する構造のものが一般的であるが、逆にストレ
ーナ12を停止させておき、スクレーパ20側を駆動す
る構成も可能である。また、積層される円形リング体1
4の外径を、積層方向に沿って次第に変化させ、ストレ
ーナ12の外形を円錐台とすることも可能である。
【0036】また、固液分離装置10の構成を、ストレ
ーナ12の周囲の、ストレーナ12の外周面と筒状収容
部26の内周面との間の間隔を図6に示すような構成と
し、一端途中でこの間隔が最小になり、その後は取出口
34付近に向かうに従って間隔が次第に広がるようにす
ることも可能である。これによれば、ストレーナ12に
より搬送されてくる固形物16にストレーナ12の外周
面と筒状収容部26の内周面とから加わる力を次第に開
放することができ、リブ部50で搬送されてくる固形物
16のスムーズな排出が可能となるという効果がある。
図6では、筒状収容部26の内周面の断面形状を略円形
とし、その中に断面円形のストレーナ12を、回転軸4
8を筒状収容部26の中心から偏心させて配置してい
る。これにより、導入口28と取出口34との間の中途
部分で、ストレーナ12の外周面と筒状収容部26の内
周面との間の間隔が最小になる。この固液分離装置10
は蓋体52の無い構造である。
【0037】また、上述した実施の形態では、生ゴミ脱
水処理装置に使用され、粉砕された生ゴミと水とを分離
する固液分離装置を例に挙げて説明したが、生ゴミと水
との分離以外にも使用することができることは言うまで
もない。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る固液分離装置を用いると、
円形リング体を間隔を開けて積層してストレーナを構成
し、このストレーナを構成する円形リング体の端面に付
着する固形物を常時スクレーパで掻き取る構成のため、
液体の通路となる円形リング体の端面間に固形物が溜ま
って目詰まりすることはなく、円形リング体相互の間隔
を狭くすることができるから、良好な固液分離能力を得
ることが出来る。しかも、従来のように板材に小孔を設
ける構造と比較して、目詰まりの心配がないことから液
体の通路長となる円形リング体の内径と外径との差を大
きくすることができる。これにより、円形リング体の隙
間間に進入した固形物が円形リング体の端面に付着する
可能性が高くなるから、一層フィルタ効果が上がる。ま
た、このようにストレーナに付着して停滞する固形物の
量が少なくなるから、固形物の腐敗も少なくなり、悪臭
等の発生も解消されるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固液分離装置の基本概念を説明す
るための説明図である。
【図2】図1の回転軸方向に沿った断面図である。
【図3】本発明に係る固液分離装置の一の実施の形態の
構成を説明するための正面断面図である。
【図4】図3のストレーナの構造を示す側面図である。
【図5】図3のストレーナの構造を示す分解組み立て図
である。
【図6】本発明に係る固液分離装置の他の実施の形態の
構成を説明するための正面断面図である。
【符号の説明】
10 固液分離装置 12 ストレーナ 14 円形リング体 14a 第1円形リング体 14b 第2円形リング体 16 固形物 20 スクレーパ 22 凸片 24 ケース 26 収容部 28 導入口 30 排出口 36 駆動手段 58 凸片 B 内部領域 C 外部領域

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の平板状の円形リング体を、所定の
    間隔の隙間を設けて積層することにより円筒体に形成さ
    れたストレーナと、 該ストレーナを収容する収容部を有すると共に、該収容
    部がストレーナによって、ストレーナの内部領域と外部
    領域とに分離され、該外部領域に固形物と液体の混合物
    を導入する導入口が形成され、前記内部領域に前記円形
    リング体間を通過して前記内部領域に進入する前記液体
    を外部へ排出する排出口が形成されたケースと、 前記円形リング体間の各前記隙間に先端が進入する平板
    状凸片を有し、円形リング体の外周面に沿って相対的に
    移動して円形リング体の端面に付着する固形物を掻き取
    るスクレーパとを具備することを特徴とする固液分離装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ストレーナは、前記収容部内にその
    回転軸が水平となるように回転自在に収容され、 前記導入口と前記排出口の前記収容部内面への開口位置
    は、少なくとも前記ストレーナの上側外周面が前記混合
    物の液面から露出するように配置され、 前記スクレーパは、前記混合物の液面から露出する前記
    ストレーナの端面に付着する前記固形物を掻き取ること
    を特徴とする請求項1記載の固液分離装置。
  3. 【請求項3】 前記スクレーパは、前記ストレーナの頂
    上部よりもストレーナの回転方向下流側に配置されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の固液分離装置。
  4. 【請求項4】 複数の前記円形リング体の内の少なくと
    も一つの円形リング体の外周面には、前記混合物に含ま
    れる前記固形物を混合物の液面上へ搬送する突起部が1
    以上形成されていることを特徴とする請求項2または3
    記載の固液分離装置。
  5. 【請求項5】 前記円形リングは、平板状の第1円形リ
    ング体および該第1円形リング体と同じ外径に形成さ
    れ、外周面に所定角度間隔で前記突起部が複数形成され
    た平板状の第2円形リング体で構成され、 前記ストレーナは、前記第2円形リング体間に所要枚数
    の前記第1円形リング体を介装した状態で、各円形リン
    グ体相互間に所定の間隔を開けて複数枚積層することに
    より、外周面に前記突起部で構成されるリブ部が複数形
    成された円筒体に形成されていることを特徴とする請求
    項4記載の固液分離装置。
  6. 【請求項6】 前記収容部内面の、前記スクレーパの前
    記ストレーナの回転方向上流側に開口し、スクレーパで
    掻き取った前記固形物を前記ケースの外部へ取り出す取
    出口と、 該取出口に配置されると共に、一辺が該取出口の前記ス
    トレーナの回転方向上流側の端縁部分に回動自在に取り
    付けられて、ストレーナの回転方向下流側の他辺が前記
    一辺を中心として揺動自在な蓋体と、 該蓋体を常時ストレーナ側へ付勢する付勢手段とを具備
    することを特徴とする請求項2、3、4または5記載の
    固液分離装置。
  7. 【請求項7】 前記ストレーナの外周面と前記筒状収容
    部の内周面との間の相対的な間隔が前ストレーナの回転
    方向に沿って次第に狭まる絞り領域が、前記導入口から
    前記スクレーパまでの間に形成されていることを特徴と
    する請求項2、3、4、5または6記載の固液分離装
    置。
  8. 【請求項8】 前記導入口は、前記排出口よりも低い位
    置にあることを特徴とする請求項2、3、4、5、6ま
    たは7記載の固液分離装置。
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