JP2826990B2 - 固液分離装置 - Google Patents

固液分離装置

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JP2826990B2
JP2826990B2 JP8053925A JP5392596A JP2826990B2 JP 2826990 B2 JP2826990 B2 JP 2826990B2 JP 8053925 A JP8053925 A JP 8053925A JP 5392596 A JP5392596 A JP 5392596A JP 2826990 B2 JP2826990 B2 JP 2826990B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多量の水分を含ん
だ汚泥から水分を分離する固液分離装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般家庭、食品加工工場、養豚場又はホ
テルなどからは大量の廃水が排出される。このような廃
水は、水処理により多量の水分を分離されて汚泥とされ
る。かかる汚泥は、上述した固液分離装置によってさら
に脱水され、水分の少なくなった汚泥に処理される。
【0003】従来の固液分離装置は、筒状体と、その内
部空間に配置されたスクリューコンベアを有し、当該コ
ンベアをその中心軸線のまわりに回転駆動することによ
り、筒状体の軸線方向一端側の入口開口からその筒状体
の内部空間に流入した多量の水分を含む汚泥を筒状体の
軸線方向他端側の出口開口に向けて移動させるように構
成されている。そして、この移動時に汚泥から分離され
た水分を、筒状体に形成されたろ液排出スリットを通し
て筒状体外へ排出させ、含水量の減少した汚泥を、筒状
体の出口開口から外部に排出する。
【0004】上述のようにして、汚泥から水分が分離さ
れるが、純粋な水分を分離することはできず、分離され
た水分、すなわちろ液中には汚泥の固形分が残されてい
る。従って、このろ液をそのまま川などに放流すること
はできず、そのろ液を再度処理しなければならない。
【0005】通常は、ろ液を、水処理前の廃水を貯留す
る廃水槽に戻し、当該ろ液を水処理前の廃水に混ぜ、こ
れを再度水処理し、これによって得られた汚泥を再び固
液分離装置によって固液分離処理している。その際、固
液分離装置によって汚泥から脱水されたろ液中には、か
なりの量の固形分が残されており、しかもそのろ液の全
量もかなり多量なものとなるので、かかるろ液を廃水に
混ぜ、これを再度水処理すると、その処理に多大な時間
とコストが必要となり、水処理装置と固液分離装置を含
めた全体の廃水処理装置の処理効率が低下せざるを得な
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した従来の欠点を除去できる固液分離装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、筒状体の内部空間に配置されたスクリュー
コンベアを、その中心軸線のまわりに回転駆動すること
により、前記筒状体の軸線方向一端側の入口開口から当
該筒状体の内部空間へ流入した多量の水分を含む汚泥
を、筒状体の軸線方向他端側の出口開口へ向けて移動さ
せ、筒状体内を移動する汚泥から分離された水分を、筒
状体に形成されたろ液排出スリットを通して筒状体外へ
排出させ、含水量の減少した汚泥を筒状体の出口開口か
ら排出させる固液分離装置において、筒状体内の汚泥に
加えられる圧力を、筒状体の入口開口側から出口開口側
へ向けて漸次高める圧力調整手段を設けると共に、筒状
体の内部空間を、汚泥の移動方向に関して、上流側の第
1ゾーンと、これよりも下流側の第2ゾーンとに分け、
第1ゾーンに存する汚泥から分離された水分を受ける第
1受皿と、第2ゾーンに存する汚泥から分離された水分
を受ける第2受皿とを設けたことを特徴とする固液分離
装置を提案する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って説明し、併せて前述した従来の問題点を図面に
即してより具体的に明らかにする。
【0009】図1は、水処理装置と固液分離装置を含め
た全体の廃水処理装置を示す概略説明図である。一般家
庭、食品加工工場、養豚場、或いはホテルなどから排出
された廃水は、矢印Dで示すように、一旦、廃水槽50
に貯留され、かかる廃水は、水処理装置51によって処
理される。この水処理装置51は、廃水中の有機物を微
生物によって分解するための曝気槽52と、その処理後
の廃水を沈殿させて汚泥を得る沈殿槽53を有し、沈殿
槽53にて廃水から分離された多量のうわ澄水は川など
に放流される。
【0010】水処理によって得られた汚泥は、一旦、汚
泥槽54に貯留され、次いでフロック化装置55の混和
槽56に移され、ここで凝集剤と混合され、フロック化
される。水分中に多数のフロックが浮遊した状態の汚泥
が得られるのである。このようにフロック化された汚泥
の含水率は、例えば99重量%程度であり、かかる汚泥
が矢印Aで示すように固液分離装置57に送られ、ここ
で固液分離処理される。固液分離装置57は、フロック
化された汚泥を脱水し、含水量の少なくなった汚泥と水
分とに分離するものである。
【0011】図2は、この固液分離装置57の縦断面図
であり、ここに示した固液分離装置は、入口部材1、出
口部材2、その両者の間に配置された中間支持部材3を
有している。
【0012】入口部材1は一方に端壁4を有し、他方が
開放された筒状の本体7と、その本体7の上部に一体に
接続された入口管11とを有し、この入口管11によっ
て、多量の水分を含んだ汚泥用の流入口12が構成され
ている。本体7の開放部側に一体に設けられたフランジ
13はその一部が下方に延び、その下端部が、固液分離
装置の図示していない前後一対の本体側板に固着された
ステー14に固定され、これによって入口部材1が本体
側板に不動に支持されている。
【0013】出口部材2は、その水平断面がほぼロの字
形に形成され、上部と下部が開口し、その下部の開口
が、脱水された汚泥が排出される排出口15を構成して
いる。出口部材2の一方の側壁16は下方に延び、その
下端部が前述の本体側板に固着されたステー17に固定
され、これによって出口部材2が本体側板に不動に支持
されている。
【0014】入口部材1と出口部材2の中間に配置され
た中間支持部材3は、ほぼ円筒状に形成され、その軸線
方向各端部にフランジ18,19が一体に形成され、一
方のフランジ19は下方に延び、その下端部が、本体側
板に固着されたステー20に固定され、これによって中
間支持部材3が本体側板に対して不動に支持されてい
る。
【0015】入口部材1と中間支持部材3との間、及び
中間支持部材3と出口部材2との間には固液分離部5が
設けられ、前述の流入口12から入口部材1の内部に流
入した水分を多量に含んだ汚泥は、両固液分離部5の内
部を順次移動し、ここで脱水処理を受けて水分を分離さ
れ、含水量の減少した汚泥が排出口15から排出され
る。
【0016】固液分離部5は、図3に示す如き固定リン
グ6を複数個有しており、これらの固定リング6は、図
2、図4及び図5に示すように、同心状に配列され、各
固定リング6の間にはスペーサ9が挟み込まれ、各固定
リング6の耳6aに形成された孔8とスペーサ9にはボ
ルト10が挿通されている。この例では4本のボルト1
0が用いられ、これらが同一円周上に配列されている。
各ボルト10は、入口部材1のフランジ13と、中間支
持部材3の両フランジ18,19と、出口部材2の一方
の側壁16にそれぞれ形成された孔を貫通し、これら
に、ボルト10に螺合したナット32によって固定され
ている。
【0017】このように、複数の固定リング6は、スペ
ーサ9により互いに所定の間隙をあけて、その軸線方向
に配列され、かつボルト10とナット32とによって互
いに一体的に固定され、入口部材1、中間支持部材3及
び出口部材2に対して不動に固定されている。各固定リ
ング6にスペーサ9と同様な突部を一体に付設し、これ
によって各固定リングの間に間隙を形成してもよい。
【0018】各固定リング6の間の間隙には、図2乃至
図5に示すように遊動リング30がそれぞれ配置されて
いる。図5に示すように、各遊動リング30の厚さT
は、各固定リング間の間隙幅Gより小さく設定され(T
<G)、各固定リング6の端面と、これに対向する遊動
リング30の端面の間には微小なギャップより成るろ液
排出スリットgが形成される。例えば、間隙幅Gが6m
m、遊動リング30の厚さTが5mmに設定されていると
き、これらの間の各ろ液排出スリットgは0.5mmとな
る。かかるろ液排出スリットgは、後述するように汚泥
から分離された水分、すなわちろ液を通過させるもので
ある。また各遊動リング30の外径D1は、そのまわり
に位置する4本のスペーサ9の内側面により形成される
円C(図3)の径D2よりも小さく、しかも各固定リン
グ6の内径D3よりも大きく設定されている。この構成
により、各遊動リング30は、各固定リング6の間から
離脱することなく、その半径方向に可動であり、しかも
中心軸線まわりを回転可能となる。このように、遊動リ
ング30は各固定リング間の間隙に遊動可能に配置され
ているのである。
【0019】上述のようにして、複数の固定リング6
と、複数の遊動リング30とによって筒状体21が形成
され、図2に示した例では中間支持部材3を間に挟んだ
2個の筒状体部分21a,21bによって筒状体21の
全体が構成されている。かかる筒状体21の内部には、
図4及び図5に示すように空間Sが区画され、その内部
空間Sには、筒状体21の軸線方向に延びるスクリュー
コンベア31が配置されている。このような筒状体21
にろ液排出スリットgが形成されているのである。
【0020】本例のスクリューコンベア31は、図2に
示すように、それぞれ別々に駆動される第1コンベア2
2と第2コンベア23とに分割され、第1コンベア22
の軸部24の一方の端部は、入口部材1の端壁4を貫通
し、その端壁4に固定支持された第1モータ26に駆動
連結されている。またこの軸部24の他方の端部は、中
間支持部材3に固定された軸受部材28に回転自在に支
持されている。第2コンベア22の軸部25の一方の端
部は、上記軸受部材28に回転自在に支持され、他方の
端部は、出口部材2の一方の側壁16に形成された開口
29を通り、出口部材2の他方の側壁33を貫通し、そ
の側壁33に固定支持された第2モータ27に駆動連結
されている。このように、本例では、同一軸線上に配置
された第1及び第2コンベア22,23より成るスクリ
ューコンベア31が用いられているが、複数に分割され
ていない1つのスクリューコンベア31を用いることも
できる。
【0021】次に固液分離装置の作用の詳細を説明しな
がら、他の構成について明らかにする。
【0022】図2に矢印Aで示すように、図示していな
い導管を通してフロック化装置(図1)55から送られ
る汚泥(図示せず)は、流入口12から入口部材1の本
体7内に流入する。この汚泥は、前述のように、フロッ
ク化装置55において混入された凝集剤によってフロッ
クが形成されたものとなっていて、水分中に多数のフロ
ックが浮遊した状態となっている。
【0023】このとき、スクリューコンベア31は、そ
の中心軸線のまわりに回転駆動されており、これにより
入口部材1の本体7内に流入した汚泥は、その本体7の
開放端側から流出し、複数の固定リング6と遊動リング
30によって構成された筒状体21の軸線方向一端側の
入口開口34から、その筒状体21の内部空間Sに流入
する。図示した例では、スクリューコンベア31が第1
及び第2コンベア22,23から成るので、これらのコ
ンベア22,23が第1及び第2モータ26,27によ
ってそれぞれ回転駆動される。
【0024】入口開口34から筒状体21の内部空間に
流入した多量の水分を含む汚泥は、スクリューコンベア
31がその中心軸線のまわりに回転駆動されることによ
り、中間支持部材3の内部空間を通り、筒状体21の軸
線方向他端側の出口開口35へ向けて移動する。先にも
説明したように、第1及び第2コンベア22,23の軸
部24,25の互いに対向した側の各端部は、図1に示
した軸受部材28に回転自在に支持されているが、この
軸受部材28は、そのフランジ部28aが、図7に示す
ように、中間支持部材3の円周面からその中心側に突出
した突部43にねじ止めされて固定され、各突部43の
間、及び軸受部材28と中間支持部材3の内周面との間
には、汚泥が通過できるのに充分な大きさの隙間が確保
されている。このようにして、汚泥は支障なく中間支持
部材3内を通過することができる。
【0025】上述のように、汚泥が筒状体21の内部を
移動するとき、汚泥中から分離された水分が各固定リン
グ6と遊動リング30との間の微小ギャップより成るろ
液排出スリットgを通して筒状体外に排出される。図2
に矢印C1,C2で示すように筒状体21から流下した水
分は、前述の本体側板に固定された第1及び第2受皿3
6,37のそれぞれに受け止められ、その各排出口3
8,39を通して排出される。このようにして、筒状体
21内を移動する汚泥から分離された水分は、筒状体2
1に形成されたろ液排出スリットgを通して筒状体外へ
排出され、第1及び第2受皿36,37上に流下する
が、これらの受皿36,37によって奏せられる作用効
果については後に詳しく説明する。
【0026】上述のようにして筒状体21内の汚泥の含
水率が下げられ、含水量の減少した汚泥は筒状体21の
出口開口35から排出され、出口部材2の側壁16に形
成された開口29と、次に説明する規制部材40の排出
孔41を通して、図1に矢印Bで示すように出口部材2
内に排出され、次いで本体側板に固定されたシュータ4
2に案内されながら下方に落下して回収される。このよ
うにして連続的に流入口12に水分を多量に含んだ汚泥
を供給し、スクリューコンベア31を回転させることに
よって、安定状態で、脱水した汚泥を得ることができ
る。水処理された後の汚泥の含水率は、例えば80乃至
85重量%前後である。
【0027】上述のように固液分離装置57によって分
離された水分、すなわちろ液には汚泥の固形分が残され
ており、従ってこのろ液を再度処理しなければならな
い。そこで、従来は先にも説明したように、固液分離装
置から排出されたろ液を、全て図1に示した廃水槽50
に戻し、これを未処理の廃水に混ぜ、次いでこれを再び
水処理装置51によって水処理し、これによって得られ
た汚泥を汚泥槽54に送り、さらにこの汚泥をフロック
化装置55によってフロック化した後、その汚泥を固液
分離装置によって固液分離処理していた。ところが、固
液分離装置から排出されるろ液中にはかなりの量の固形
分が含まれ、またそのろ液の量も多量であるため、かか
るろ液をそのまま廃水に混ぜ、これを水処理装置51に
よって再処理すると、その処理のために多大な時間がか
かり、処理のためのコストも嵩み、廃水処理装置全体の
廃水処理効率が低下せざるを得なかった。
【0028】このような従来の欠点を除去すべく、本例
の固液分離装置においては、先ず、筒状体内の汚泥に加
えられる圧力を、筒状体21の入口開口34の側から、
出口開口35の側へ向けて漸次高める圧力調整手段が設
けられている。図示した例では、図2に示すように、ス
クリューコンベア31のスクリュー羽根のピッチを、筒
状体21の入口開口34の側から出口開口35の側へ向
けて漸次小さく設定する構成と、出口開口35の側に設
けた規制部材40とによって、圧力調整手段が構成され
ている。
【0029】筒状体21の出口開口35に設けられた規
制部材40は、図6にも示すように、中央部にスクリュ
ーコンベア31の軸部25が貫通するボス部42を備え
た円板状に形成されている。その円板45の外径は、出
口部材2の側壁16に形成された開口29よりも大き
く、かかる円板45が、開口29の全体を筒状体21の
外側から塞いだ状態で、出口部材2の側壁6に対して極
く近接し、ないしは密接した状態で位置している。規制
部材40の円板45には、その中心のまわりに、先に説
明した複数の排出孔41が穿設され、ボス部42がスク
リューコンベア31、本例ではその第2コンベア23の
軸部25にねじ44によって固定されている。かかる構
成により、スクリューコンベア31が回転すると、規制
部材40も側壁16に摺接しながら、或いはその側壁1
6に対して極く近接した状態を維持しながら回転する。
規制部材40の円板45を、筒状体21の内部側から外
部側へ向けて貫通する各排出孔41は、側壁16の開口
29に対向して位置する。
【0030】前述のように入口開口34から筒状体21
の内部に流入した汚泥は、スクリューコンベア31の回
転によって、その出口開口35の側へ運ばれ、その間に
脱水作用を受け、規制部材40の排出孔41を通して矢
印Bで示すように外部に排出される。その際、汚泥は規
制部材40の排出孔41を通るので、筒状体21から外
部に排出される汚泥の量が制限されて規制され、これに
よって筒状体21内の汚泥に加えられる圧力が、その出
口開口35に近づくに従って高められる。またスクリュ
ーコンベア31のスクリュー羽根のピッチが、筒状体2
1の入口開口34の側から出口開口35の側に向けて漸
次小さくなっていて、筒状体21の内部空間の有効容積
が出口開口35に近づくに従って小さくなっているの
で、これによっても、筒状体21内の汚泥に加えられる
圧力が出口開口35に近づくに従って順次大きくなり、
汚泥に対する水分の絞り効果が高められる。
【0031】上記構成によれば、汚泥が筒状体21内に
流入した初期段階においては、その汚泥に加えられる圧
力はさほど大きなものではないが、このときの汚泥中に
は多量の水分が含まれているので、その汚泥から効率よ
く多量の水分が分離し、その水分は自重によって、固定
リング6と遊動リング30の間のろ液排出スリットgを
通して下方に流れ出る。これは、含水率の高い汚泥をざ
るの中に落し込んだとき、これに含まれた多量の水分が
ざるの目を通して下方に流れ出る現象と類似している。
かかる脱水工程を汚泥に対する濃縮工程と称することに
すると、かかる濃縮工程は、例えば、筒状体21の全体
の半分程、すなわち中間支持部材3よりも、汚泥移動方
向上流側に位置する固液分離部で行われる。このような
濃縮工程の行われる筒状体21の内部領域を第1ゾーン
と称し、そのゾーンに対して図1に符号S1を付して示
す。
【0032】第1ゾーンS1を通過した汚泥は、引き続
き、中間支持部材3よりも、汚泥移動方向下流側の固液
分離部に移動するが、このときは、その汚泥が出口開口
35に近づくに従って、これに含まれる水分の量が減少
するので、本来、かかる汚泥から水分を分離し難くな
る。ところが、このとき、この汚泥には大きな圧力が作
用するので、汚泥に大きな絞り作用が加えられ、その脱
水効率が高められる。このように汚泥に対して大きな圧
力を加え、その絞り作用を高める工程を絞り工程と称す
ることにすると、かかる絞り工程は、例えば、中間支持
部材3よりも、汚泥移動方向下流側に位置する固液分離
部で行われる。このような絞り工程の行われる筒状体2
1の内部領域を第2ゾーンと称し、このゾーンを、図1
に符号S2を付して示す。
【0033】上述のように、図示した固液分離装置37
は、筒状体21内の汚泥に加えられる圧力が、筒状体の
入口開口34の側から出口開口35の側へ向けて漸次高
められる圧力調整手段が設けられ、しかもその筒状体2
1の内部空間が、汚泥の移動方向に関して、上流側の第
1ゾーンS1と、これよりも下流側の第2ゾーンS2とに
分けられている。そして、第1ゾーンS1においては、
多量の水分を含む汚泥から多量に水分を分離し、第2ゾ
ーンS2においては、ここに存する汚泥に大きな圧力を
及ぼしてこれから水分を絞り出し、その全体の脱水効率
を高めることができるのである。
【0034】その際、前述のように、第1ゾーンS1
送り込まれた汚泥は、元々、その含水率が非常に高く、
しかも第1ゾーンS1に存する汚泥には、第2ゾーンS2
における程大きな圧力が加えられないので、ここで汚泥
から分離された水分、すなわちそのろ液の量は第2ゾー
ンS2にて分離されるろ液の量よりも非常に多く、しか
もこれに含まれる固形分の比率は非常に少ない。ろ液排
出スリットgを通してリークする固形分の量が非常に少
なく、固形分濃度の低いろ液が得られるのである。
【0035】一方、第2ゾーンS2に送り込まれた汚泥
は、既に含水量が少なくなっているので、ここで分離さ
れた水分、すなわちそのろ液の量は、第1ゾーンS1
おいて分離されたろ液に比べ非常に少ない。但し、第2
ゾーンS2の汚泥には大きな圧力が加えられるので、こ
こから排出されるろ液には、第1ゾーンS1にて分離さ
れたろ液よりも多量の固形分が含まれている。第2ゾー
ンS2からは固形分濃度の高いろ液が排出されるのであ
る。
【0036】第1及び第2ゾーンS1,S2の両ゾーンに
おいて分離される水分の総量をVとしたとき、第1ゾー
ンS1においては、例えば、その総量Vの90%の水分
を汚泥から分離でき、その残りの10%の水分を第2ゾ
ーンS2において分離することができる。その際、前者
の第1ゾーンS1にて分離されたろ液の固形分比率は、
例えばその総量(0.9V)の5%程度となり、第2ゾ
ーンS2から排出されたろ液の固形分比率は、例えばそ
の総量(0.1V)の20%程度となる。
【0037】上述のように、圧力調整手段を設け、筒状
体21の内部を第1及び第2ゾーンS1,S2に分けるこ
とによって、各ゾーンS1,S2から排出されるろ液の量
と、その固形分の濃度に大きな差をもたせることができ
る。かかる事実に着目し、本例の固液分離装置57は、
前述のように2つの受皿36,37を設け、その各皿に
よって、各ゾーンS1,S2から排出されるろ液を別々に
受けるように構成されている。すなわち、筒状体21内
の第1ゾーンS1に存する汚泥から分離された水分を受
ける第1受皿36と、第2ゾーンS2に存する汚泥から
分離された水分を受ける第2受皿37を設け、各ゾーン
1,S2から排出されるろ液を別々に処理できるように
構成したのである。
【0038】このように、固形分濃度が低く、かつ量の
多いろ液と、固形分濃度の高い少量のろ液とを別々に処
理できるので、廃水処理装置全体における廃水効率を従
来よりも高めることができる。
【0039】図1に示した例では、第1ゾーンS1から
排出されて第1受皿36に集められたろ液は、従来と同
じく、その受皿36から、導管を介して、水処理前の廃
水を貯留する廃水槽50に戻される。ろ液は処理前の廃
水に混ぜられ、これが再度水処理装置51において処理
され、ここで多量のうわ澄水が放流されると共に、ここ
で得られた汚泥がフロック化装置55でフロック化さ
れ、これが固液分離装置57によって固液分離処理され
るのである。
【0040】その際、第1受皿36から廃水槽50に戻
されるろ液の固形分濃度は、前述のように非常に低いの
で、かかるろ液の混ざった廃水は、従来よりも短時間
で、しかも低コストで水処理することができる。
【0041】一方、第2ゾーンS2から排出されて第2
受皿37に受け止められたろ液は、水処理装置51を通
ることなく、直に導管を通して汚泥槽54に送り込まれ
る。そして、ここで、水処理により得られた汚泥と混ぜ
合され、再びフロック化装置55へ送られ、ここでフロ
ック化され、これが再度固液分離装置57によって固液
分離される。その際、第2受皿37から汚泥槽54に送
られるろ液の固形分濃度は高く、その量は非常に少ない
ので、汚泥槽54から送られた汚泥をフロック化装置5
5においてフロック化処理し、かつこれを固液分離装置
57によって固液分離処理するときの処理効率を高める
ことができる。
【0042】上述のように、固液分離装置57の第1受
皿36は、第1ゾーンS1に存する汚泥から分離された
ろ液を水処理前の廃水を貯留した廃水槽50に戻すべ
く、第1ゾーンからのろ液を受け、第2受皿37は、第
2ゾーンS2に存する汚泥から分離されたろ液を、水処
理後であって、フロック化前の汚泥を貯留する汚泥槽5
4に戻すべく、第2ゾーンからのろ液を受けるものであ
る。かかる構成により廃水処理装置全体の廃水処理効率
を大きく向上させることができる。廃水槽50からの廃
水を水処理する水処理装置51と、これにより得られた
汚泥を貯留する汚泥槽54と、その汚泥をフロック化す
るフロック化装置55と、フロック化された汚泥を脱水
する固液分離装置57とを有する廃水処理装置におい
て、その固液分離装置57の第1受皿36に排出された
ろ液を、廃水槽50に戻してこれを再度水処理装置51
にて水処理し、これを汚泥槽54を介してフロック化装
置55に送り、ここでフロック化された汚泥を固液分離
装置57で固液分離処理すると共に、第2受皿37に排
出されたろ液を、汚泥槽54に戻し、これをフロック化
装置55に送ってここでフロック化し、次いでその汚泥
を固液分離装置57によって固液分離処理するのであ
る。
【0043】従来は、廃水処理装置全体の処理効率を高
めるには、固液分離装置から排出されるろ液の固形分濃
度を下げ、これによって、そのろ液を再処理する水処理
装置51の負担を軽減すべきであるとする思想が支配的
であった。ところが、固液分離装置から排出されるろ液
の固形分濃度を下げることには限界があるため、廃水処
理装置全体の廃水処理効率を向上させることにも自ずと
限界があった。これに対し、図示した例では、固液分離
装置57の第1ゾーンS1から排出されるろ液の固形分
濃度については、これを効率よく下げるものの、第2ゾ
ーンS2から排出されるろ液の固形分濃度については、
その濃度を大きく下げることについて特に考慮を払わ
ず、その代り、その第2ゾーンS2からのろ液を直接汚
泥槽54に戻し、水処理装置51の負担を軽減して廃水
処理装置全体の廃水処理効率を高めているのである。
【0044】以上、筒状体21を固定リング6とその間
に配置された遊動リング30によって構成し、その固定
リング6と遊動リング30との間にできる微小ギャップ
によって、汚泥から分離された水分を筒状体21外に排
出させるろ液排出スリットgを形成した固液分離装置を
示したが、本発明はこのような形式以外の固液分離装置
にも広く適用できるものである。例えば、全体が一体の
剛体板より成る筒状体にろ液排出スリットを形成し、そ
の内部のスクリューコンベアによって汚泥を移動させ、
このとき分離された水分をろ液排出スリットから排出さ
せる固液分離装置や、特公平6−42928号公報に開
示されているように、多数の固定リングを筒状に配列し
て筒状体を構成し、その内部に配置されたスクリューコ
ンベアにより汚泥を搬送し、このとき分離された水分
を、各固定リング間に形成されたろ液排出スリットを通
して外部に排出させる固液分離装置などにも広く適用で
きる。また、先にも述べたように、スクリューコンベア
を複数に分割せず、1本のスクリューコンベアを用いた
固液分離装置にも適用可能であり、この場合には、図2
に示した中間支持部材3を省略し、筒状体21の全体を
連続したものに構成することもできる。このような固液
分離装置は、前述の特公平6−42928号公報のほか
に、特公平7−10440号公報にも開示されている。
【0045】ただ、本例のように複数の固定リング6と
遊動リング30を用いて筒状体を構成すると、次のよう
な目詰まり防止効果も得られ、特に有利である。
【0046】すなわち、汚泥の水分と固形分を分離する
際、各固定リング6と遊動リング30との間のろ液排出
スリットgに固形分の一部がわずかに入り込むことは避
けられず、これを放置すると、そのスリットgが目詰ま
りを起こし、スリットgを通しての水分の流下が不能と
なる。ところが、各固定リング6の間に配置された遊動
リング30は、その軸線のまわりと、その半径方向に遊
動可能であるため、各遊動リング30の端面が、これに
対向する固定リング6の端面に対して運動し、この掻動
作用によってろ液排出スリットgに入り込んだ固形分
を、該スリットgから効率よく排出させることができ
る。スリットgを、装置の作動自体によって清掃でき、
その目詰まりを防止し、該スリットgを通して確実に水
分を排出させることができるのである。
【0047】その際、図5に示す如くスクリューコンベ
ア31の外径D4は、その回転が阻害されないように、
固定リング6の内径D3よりもわずかに小なる大きさに
設定されるが、遊動リング30の内径D5は、スクリュ
ーコンベア31の外径D4よりも小さく設定されてい
る。図5における符号Pは、遊動リング30の内周面
と、スクリューコンベア31のスクリュー羽根エッジと
の接触点を示している。このような構成により、スクリ
ューコンベア31の回転によって、各遊動リング30
は、スクリューコンベア31から外力を受け、固定リン
グ6に対して、これとほぼ平行な方向に積極的に相対運
動し、スリットgに対するクリーニング効率を高めるこ
とができる。すなわち、スクリューコンベア31の外径
4と遊動リング30の内径D5とに差(D4−D5)があ
るため、スクリューコンベアが回転すると、各遊動リン
グ30は、その中心軸線がスクリューコンベア31の中
心軸線に対して積極的に相対運動するのである。このよ
うな運動を各遊動リング30がそれぞれ行うので、各遊
動リング30と各固定リング6との間の微小幅のスリッ
トgに入り込んだ固形分を極めて効率よくスリット外に
排出させ、目詰まりを効果的に阻止することができる。
【0048】さらに、スクリューコンベア31を2つの
第1及び第2コンベア22,23によって構成すると、
次のような利点も得られる。
【0049】図2に示すように、筒状体21内の汚泥の
移動方向に関して上流側、すなわち第1ゾーンS1に位
置する第1コンベア22を、それよりも下流側、すなわ
ち第2ゾーンS2に位置する第2コンベア23よりも高
速で回転駆動するのである。第1コンベア22によって
運ばれる汚泥中には未だ大量の水分が含まれているの
で、このときは第1コンベア23を高速で回転させ、こ
れによって作動する遊動リング30の動きを速め、遊動
リング30と固定リング6の間のろ液排出スリットgに
入り込んだ固形分を迅速に排出させ、このスリットgを
通して短時間に多量の水分を排出させる。これにより、
第1コンベア22の領域に多量の汚泥を送り込んで効率
よくその水切り処理を行い、かつ含水量の少なくなった
汚泥を多量に第2コンベア23の側へ送り込むことがで
きる。このとき、第2コンベア23を低速で回転させて
遊動リング30の作動速度を下げ、このコンベア23の
位置する筒状体内、すなわち第2ゾーンS2に多量の汚
泥を詰め込み、その汚泥がここに滞留する時間を長く
し、かかる汚泥に対して、ゆっくりと時間をかけて、そ
の汚泥に大きな絞り力を加える。このようにして、その
汚泥から効果的に水分を絞り出すことができ、前述のよ
うに脱水済みの汚泥の含水率を、容易に、80乃至85
重量%前後の低いものにすることができる。
【0050】汚泥が筒状体21内に流入した初期の段階
では、これに多量の水分が含まれているので、このとき
第1コンベア22の回転数を上げ、遊動リング30を激
しく作動させてその汚泥から迅速に多量の水分を分離す
る一方、第2コンベア23の領域に運ばれた汚泥の含水
量は少なくなっているので、このときは第2コンベアを
低速で回転させ、ゆっくりと時間をかけながらその汚泥
から水分を分離するのである。このようにして、筒状体
21の全体に亘る脱水効率を高めることができる。
【0051】また図示した例では、筒状体21内の汚泥
に加えられた圧力を、筒状体の入口開口34から出口開
口35へ向けて漸次高める圧力調整手段として、スクリ
ューコンベア31のスクリュー羽根ピッチを変化させる
構成と、規制部材40とによって構成したが、他の適宜
な構成によって圧力調整手段を構成することもできる。
例えば、スクリューコンベア31のスクリュー羽根ピッ
チを出口開口35に向けて順次小さくする構成に代え、
又はこの構成と共に、スクリューコンベアの軸部の径を
出口開口35に向けて漸次大きく設定し、筒状体21の
内部空間の有効容積を、その出口開口35に向けて順次
狭くするようにしても、汚泥に対して前述の如く所望す
る状態の圧力を及ぼすことができる。また排出孔の形成
されていない規制部材を用い、これを筒状体21の出口
開口35からわずかに離間させて配置し、筒状体21と
規制部材との間に形成された微小隙間を通して汚泥を筒
状体21から排出させるように構成することもできる。
【0052】
【発明の効果】請求項1に記載の固液分離装置によれ
ば、汚泥から、固形分濃度の薄い多量の水分を第1ゾー
ンにおいて分離し、かつ固形分濃度の高い少量の水分を
第2ゾーンにおいて分離し、そのそれぞれの水分を第1
及び第2受皿によってそれぞれ受け止めるので、廃水処
理装置全体の廃水処理効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】固液分離装置と水処理装置を含む廃水処理装置
の全体構成図である。
【図2】固液分離装置の縦断面図である。
【図3】1つの固定リングと、1つの遊動リングと、ス
ペーサとを示す斜視図である。
【図4】固液分離部の分解斜視図である。
【図5】固液分離部の断面図である。
【図6】図2のVI−VI線方向に見た断面図である。
【図7】図2のVII−VII線方向に見た断面図である。
【符号の説明】
21 筒状体 31 スクリューコンベア 34 入口開口 35 出口開口 36 第1受皿 37 第2受皿 57 固液分離装置 g ろ液排出スリット S 内部空間 S1 第1ゾーン S2 第2ゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C02F 11/00 - 11/20 B30B 9/14 B01D 29/25

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状体の内部空間に配置されたスクリュ
    ーコンベアを、その中心軸線のまわりに回転駆動するこ
    とにより、前記筒状体の軸線方向一端側の入口開口から
    当該筒状体の内部空間へ流入した多量の水分を含む汚泥
    を、筒状体の軸線方向他端側の出口開口へ向けて移動さ
    せ、筒状体内を移動する汚泥から分離された水分を、筒
    状体に形成されたろ液排出スリットを通して筒状体外へ
    排出させ、含水量の減少した汚泥を筒状体の出口開口か
    ら排出させる固液分離装置において、 筒状体内の汚泥に加えられる圧力を、筒状体の入口開口
    側から出口開口側へ向けて漸次高める圧力調整手段を設
    けると共に、筒状体の内部空間を、汚泥の移動方向に関
    して、上流側の第1ゾーンと、これよりも下流側の第2
    ゾーンとに分け、第1ゾーンに存する汚泥から分離され
    た水分を受ける第1受皿と、第2ゾーンに存する汚泥か
    ら分離された水分を受ける第2受皿とを設けたことを特
    徴とする固液分離装置。
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