JP3568512B2 - 固液分離装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多量の水分を含んだ汚泥から水分を分離する固液分離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般家庭、食品加工工場、その他の工場、養豚場又はホテルなどから排出される下水、食品加工排水、洗米排水、小麦排水、メッキ廃水、フレキソインキ廃水、各種研摩排水、畜産系排水又はその他の各種排水を浄化したときに発生する汚泥を、上述した固液分離装置によって脱水処理することは従来より周知である。
【0003】
従来の固液分離装置は、筒状体と、その内部空間に配置されたスクリューコンベアを有し、そのスクリューコンベアを回転駆動することによって、筒状体の軸線方向一端側の入口開口から筒状体の内部に流入した汚泥を筒状体の軸線方向他端側の出口開口へ向けて移動させるように構成されている(例えば、特公平7−10440号公報参照)。このとき、筒状体の出口開口側に設けられた規制部材によって筒状体の内部から排出される量を規制し、筒状体内の汚泥に加えられる圧力を高めることによって、筒状体内を移動する汚泥から効率よく水分を分離することができる。分離された水分は、筒状体に形成されたろ液排出スリットを通して筒状体外へ排出され、含水率の低下した汚泥は、筒状体の出口開口から筒状体外へ排出される。
【0004】
脱水処理前の汚泥の含水率は、例えば99重量%程度であり、脱水処理後の汚泥の含水率は例えば80重量%前後であるが、脱水処理後の汚泥にも、かなり多量の水分が含まれている。このように水分の多い汚泥は、その体積が大きいため、これをそのまま廃棄処分したとすると、その運搬費などが嵩み、廃棄処分に多大な費用が必要となる。
【0005】
また脱水処理後の汚泥を堆肥化し、これを肥料として利用することも行われているが、脱水処理後の汚泥には、未だ多量の水分が含まれているので、これをそのまま堆肥化処理することは困難である。
【0006】
そこで、従来より、脱水処理後の汚泥を乾燥装置により乾燥して、その含水率をさらに下げることが行われている。重量の減少した乾燥後の汚泥を廃棄処分することにより、その処分に要するコストを下げ、或いは乾燥後の汚泥を堆肥化処理することにより、汚泥を効率よく堆肥化できるようにしているのである。
【0007】
ところで、従来の固液分離装置において用いられる規制部材は、筒状体の出口開口に近接して配置された板状体から成り、かかる規制部材と筒状体との間の微小ギャップを通して、汚泥を外部に押し出すように構成されている。このため、筒状体外に排出された汚泥は、せんべい状の平たいかたまりとなっている。このような汚泥は、その単位体積に対する表面積が小さいので、この汚泥を乾燥させると、その内部まで含水率を低下させるのに長い時間を必要とする。
【0008】
そこで、筒状体の出口開口をその外側から塞いだ状態で規制部材を配置すると共に、その規制部材に、筒状体の軸線方向に貫通する排出孔を形成し、その排出孔を通して汚泥を外部に排出させる固液分離装置が提案されている(特開平9−220600号公報)。この固液分離装置によれば、規制部材の排出孔から排出される汚泥を細紐状にすることができ、その細紐状の汚泥を短く分断した状態で乾燥装置に供給することができる。かかる汚泥は、せんべい状の汚泥に比べ、単位体積当りの表面積が大きくなるので、これを短時間で乾燥させることができ、乾燥処理の効率化とそのコストの低減を達成できる。
【0009】
ところが、筒状体の軸線方向に貫通する排出孔が形成された規制部材を有する固液分離装置によって汚泥を脱水すると、その筒状体内を移動する汚泥に加えられる圧力が著しく低下し、脱水効率が大幅に低下することが判明した。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した認識に基づきなされたものであり、その目的とするところは、脱水処理後の汚泥の形態を、乾燥させやすい形にすることができ、しかも筒状体内の汚泥に加えられる圧力の低下を防止し、脱水効率が大きく低下する不具合を阻止することのできる固液分離装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、筒状体の内部空間に配置されたスクリューコンベアを回転駆動することにより、前記筒状体の軸線方向一端側の入口開口から筒状体の内部空間に流入した汚泥を筒状体の軸線方向他端側の出口開口へ向けて移動させると共に、該出口開口側に設けた規制部材によって筒状体の内部から排出される汚泥の量を規制することにより、筒状体内の汚泥に加えられる圧力を高め、該筒状体内を移動する汚泥から分離された水分を、筒状体に形成されたろ液排出スリットを通して筒状体外に排出させ、含水率の低下した汚泥を筒状体の出口開口から筒状体外へ排出させる固液分離装置において、前記規制部材は、前記筒状体の出口開口をその外側から塞いだ状態で配置されていると共に、前記スクリューコンベアに固定されており、前記筒状体の出口開口を向いた側の規制部材の面に、該規制部材の中心部側から、その外周部側へ向けて延びる複数の溝が形成され、前記筒状体の出口開口から排出された汚泥が、前記溝を通して細紐状をなして該溝外に排出されることを特徴とする固液分離装置を提案する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態例を図面に従って詳細に説明する。
【0013】
図1は、一般家庭、食品加工工場、その他の工場、養豚場又はホテルなどから大量に排出された排水を水処理した後の汚泥を脱水し、これを含水率の低下した汚泥と水分とに分離する固液分離装置の一例を示す部分断面図である。ここに示した固液分離装置は、入口部材1、出口部材2、及びその両者の間に配置された固液分離部5,5を有している。
【0014】
入口部材1は一端側に端壁4を有し、他端側が開放された筒状に形成され、その上部に汚泥用の流入口12が形成されている。入口部材1の下部フランジ13はステー14に固定されている。また、出口部材2は、その水平断面がほぼロの字形に形成され、上部と下部が開口し、その下部の開口が、脱水された汚泥が排出される排出口15を構成している。出口部材2の一方の側壁16は下方に延び、その下端部がステー17に固定されている。
【0015】
本例の固液分離装置は2つの固液分離部5,5を有し、その間に筒状の中間部材3が配置され、その下方に延びるフランジ部19がステー20に固定されている。各固液分離部5,5には、図2に示す如き固定リング6が複数個設けられており、これらの固定リング6は、図1、図3及び図4に示すように同心状に配列され、各固定リング6の間にはスペーサ9が挟み込まれ、各固定リング6の耳6aに形成された孔8とスペーサ9にはボルト10が挿通されている。この例では4本のボルト10が用いられ、これらが同一円周上に配列されているが、図1においては、図を判りやすくするため、一部のスペーサを省略してある。各ボルト10は、入口部材1と、中間部材3と、出口部材2の一方の側壁16にそれぞれ形成された孔を貫通し、その各ボルト10にナット32が螺着されて締め付けられている。このように、各固定リング6は、スペーサ9により互いに所定の間隙をあけて、その軸線方向に配列され、かつボルト10とナット32とによって互いに一体的に固定され、入口部材1、中間部材3及び出口部材2に対して不動に固定されている。
【0016】
さらに、各固液分離部5,5には、複数の可動リング30が設けられ、その各可動リング30は、各固定リング6の間の間隙にそれぞれ配置されている。図4に示すように、各可動リング30の厚さTは、各固定リング間の間隙幅Gより小さく設定され、各固定リング6の端面と、これに対向する可動リング30の端面の間には、例えば0.5乃至1mm程の微小なギャップより成るろ液排出スリットgが形成される。かかるろ液排出スリットgは、後述するように汚泥から分離された水分、すなわちろ液を通過させるものである。また各可動リング30の外径D1は、そのまわりに位置する4個のスペーサ9の内側面により形成される円C(図2)の径D2よりも小さく、しかも各固定リング6の内径D3よりも大きく設定されている。この構成により、各可動リング30は、各固定リング6の間から離脱することなく、その半径方向に可動となる。
【0017】
上述のようにして、本例の固液分離装置においては、ボルト10とナット23により固定された複数の固定リング6と、複数の可動リング30と、中間部材3と、出口部材2の側壁16とによって筒状体21が構成され、その筒状体21の入口部材側の開口によって筒状体21の内部への入口開口34が構成され、出口部材2の側壁16に形成された貫通孔によって、筒状体21の出口開口35が構成されている。中間部材3を省略し、連続した1つの固液分離部を構成することもできる。
【0018】
また、筒状体21の内部空間Sには、筒状体21の軸線方向に延びるスクリューコンベア31が配置されている。このスクリューコンベア31は、図1に示すように、軸部24と、これに固定されたらせん状の羽根22を有し、その軸部24の一方の端部が、入口部材1の端壁4に回転自在に支持され、またこの軸部24の他方の端部は、出口部材2の両側壁16,33を貫通して、これらの側壁に回転自在に支持され、側壁33に固定支持されたモータ27に連結されている。
【0019】
次に固液分離装置の作用の詳細を説明しながら、他の構成について明らかにする。
【0020】
図示していない導管を通して、図1に矢印Aで示すように、水処理された後の多量の水分を含む汚泥(図示せず)が流入口12から入口部材1内に流入する。この汚泥は、これに予め混入された凝集剤によってフロック化され、水分中に多数のフロックが浮遊した状態となっている。処理前の汚泥の含水率は、例えば99重量%程度である。
【0021】
このとき、スクリューコンベア31は、モータ27によってその中心軸線のまわりに回転駆動されており、これにより入口部材1内に流入した汚泥は、筒状体21の軸線方向一端側の入口開口34から、その筒状体21の内部空間Sに流入する。筒状体21内に流入した多量の水分を含む汚泥は、スクリューコンベア31がその中心軸線のまわりに回転駆動されることにより、筒状体21の軸線方向他端側の出口開口35へ向けて移動する。このように、汚泥が筒状体21の内部を移動するとき、汚泥中から分離された水分が各固定リング6と可動リング30との間の微小ギャップより成るろ液排出スリットgを通して筒状体外に排出される。図1に矢印C1,C2で示すように、筒状体21から流下した水分は、前述の各ステーに固定された第1及び第2受皿36,37のそれぞれに受け止められ、その各排出口38,39を通して排出される。この水分中には未だ固形分が多少含まれているので、再度、他の汚泥と共に脱水処理される。
【0022】
汚泥の水分と固形分を分離する際、各固定リング6と可動リング30との間のろ液排出スリットgに固形分の一部がわずかに入り込むことは避けられず、これを放置すると、そのスリットgが目詰まりを起こし、スリットgを通しての水分の流下が不能となる。ところが、各固定リング6の間に配置された可動リング30は、その半径方向に可動であるため、各可動リング30の端面が、これに対向する固定リング6の端面に対して運動し、この掻動作用によってろ液排出スリットgに入り込んだ固形分を、該スリットgから効率よく排出させることができる。その際、図4に示す如くスクリューコンベア31の外径D4は、その回転が阻害されないように、固定リング6の内径D3よりもわずかに小なる大きさに設定されるが、可動リング30の内径D5よりも大きく設定されている。これにより、スクリューコンベア31の回転によって、各可動リング30は、スクリューコンベア31から外力を受け、固定リング6に対して積極的に相対運動し、スリットgに対するクリーニング効率を高めることができる。
【0023】
上述のようにして筒状体21内の汚泥の含水率が下げられ、含水量の減少した汚泥は筒状体21の出口開口35から排出され、次に説明する規制部材40の溝41を通して、図1に矢印Bで示すように出口部材2内に排出され、次いでシュータ42に案内されながら下方に落下して回収される。このようにして脱水処理された後の汚泥の含水率は、例えば80重量%前後であリ、かかる汚泥が図示していない乾燥装置によって乾燥処理される。
【0024】
筒状体21の出口開口35に設けられた規制部材40は、図5及び図6に示すように、中心部にスクリューコンベア31の軸部24が貫通するボス部50を備えた円板状に形成され、そのボス部50がスクリューコンベア31の軸部24にねじにより固定されている。規制部材40がスクリューコンベア31に固定されているのである。また、規制部材40の外径は、出口部材2の側壁16に形成された出口開口35の径よりも大きく、かかる規制部材40が筒状体21の出口開口35をその外側から塞いだ状態で配置されている。規制部材40は、出口部材2の側壁16に対して極く近接し、ないしは当接している。かかる構成により、スクリューコンベア31が回転すると、規制部材40も側壁16に摺接しながら、或いはその側壁16に対して極く近接した状態を維持しながら回転する。
【0025】
筒状体21の出口開口35を向いた側の規制部材40の面には、図6に明示するように、規制部材40の中心部側から、その外周部へ向けて延びる複数の溝41が形成されており、図6に示した例では、その各溝41が規制部材40の半径方向に延びている。また、図7に示すように、規制部材40の面に形成された溝41が螺旋状に延びていてもよい。溝41の横断面形態は、例えば図8の(a)乃至(c)に示すように、円形ないしは楕円形、矩形又は三角形などに適宜設定できる。溝41の幅Wと深さDは、例えば2乃至3mm程度である。
【0026】
規制部材40は上述のように構成されているので、前述の如く筒状体21内で脱水処理されて筒状体2の出口開口35から排出された汚泥は、規制部材40の溝41を通して、図1及び図5に矢印Bで示すようにその溝外に排出される。その際、規制部材40は出口開口35を塞いだ状態で位置しているので、筒状体21から外部に排出される汚泥の量が制限されて規制され、これによって筒状体21内の汚泥に加えられる圧力が、その出口開口35に近づくに従って高められる。これにより、筒状体21内の汚泥に対する水分の絞り効果が高められ、脱水済みの汚泥の含水率を、前述のように低いものにすることができる。
【0027】
上述のように、本例の固液分離装置においては、筒状体の内部空間に配置されたスクリューコンベアを回転駆動することにより、筒状体の軸線方向一端側の入口開口から該筒状体の内部空間に流入した汚泥を筒状体の軸線方向他端側の出口開口へ向けて移動させると共に、その出口開口側に設けた規制部材によって筒状体の内部から排出される汚泥の量を規制することにより、筒状体内の汚泥に加えられる圧力を高め、該筒状体内を移動する汚泥から分離された水分を、筒状体に形成されたろ液排出スリットを通して筒状体外に排出させ、含水率の低下した汚泥を筒状体の出口開口から筒状体外へ排出させることができる。
【0028】
しかも、筒状体21の出口開口35から排出された汚泥は、規制部材40の溝41に強制的に押し込まれ、その溝41を通って外部に排出されるので、溝41から排出された汚泥は、細紐状をなしている。このような細紐状の汚泥は、これが図1に示したシュータ42上に落ち、さらにその下方に落下する際に受ける衝撃によって短かくちぎれ、図9に一例を示したように、直径dが例えば2mm程で、長さLが例えば5乃至10mm程のペレット状となる。このようなペレット状の小片となった汚泥は、単位体積当りの表面積が、せんべい状の汚泥に比べて大きくなるため、これを短時間で所望する含水率にまで乾操させることができる。
【0029】
規制部材に、筒状体の軸線方向に貫通する排出孔を設け、その排出孔を通して汚泥を排出させても、排出された汚泥を細紐状にすることができるが、この構成によると、筒状体内の圧力が低下して、汚泥の脱水効率が低下する。これに対し、本例の固液分離装置においては、その規制部材40に、その中心部側から外周部側に延びる溝41が形成されているので、筒状体21内の圧力が大きく低下することはない。これは、図5に矢印Pで示すように、筒状体21内の汚泥が規制部材40に対して垂直な方向に加圧され、次いでその溝41を通して規制部材40の半径方向に押し出されるためであると考えられる。筒状体21内の圧力を低下させずに、汚泥の脱水効率を高く保つことのできることは、多くの実験によって確認されている。
【0030】
本発明は図示した形式以外の固液分離装置にも広く適用できるものである。例えば、可動リングをスクリューコンベアの回転により作動させるのではなく、モータによって駆動する形式の固液分離装置や、特公平6−42928号公報に開示されているように、多数の固定リングを筒状に配列して筒状体を構成し、その内部に配置されたスクリューコンベアにより汚泥を搬送し、このとき分離された水分を、各固定リングに形成されたろ液排出スリットを通して外部に排出させる固液分離装置などにも広く適用できる。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、脱水処理後の汚泥の形態を、乾燥させやすい形にすることができると共に、脱水効率の低下を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】固液分離装置の部分断面図である。
【図2】1つの固定リングと、1つの可動リングと、スペーサとを示す斜視図である。
【図3】固液分離部の分解斜視図である。
【図4】固液分離部の断面図である。
【図5】図1の部分拡大図である。
【図6】図5のVI−VI線方向に見た断面図である。
【図7】規制部材の他の例を示す、図6と同様な図である。
【図8】図5のVIII−VIII線に沿う断面図であって、溝の横断面形態を例示する図である。
【図9】ペレット状の汚泥の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
21 筒状体
31 スクリューコンベア
34 入口開口
35 出口開口
40 規制部材
41 溝
g ろ液排出スリット
S 内部空間
Claims (1)
- 筒状体の内部空間に配置されたスクリューコンベアを回転駆動することにより、前記筒状体の軸線方向一端側の入口開口から筒状体の内部空間に流入した汚泥を筒状体の軸線方向他端側の出口開口へ向けて移動させると共に、該出口開口側に設けた規制部材によって筒状体の内部から排出される汚泥の量を規制することにより、筒状体内の汚泥に加えられる圧力を高め、該筒状体内を移動する汚泥から分離された水分を、筒状体に形成されたろ液排出スリットを通して筒状体外に排出させ、含水率の低下した汚泥を筒状体の出口開口から筒状体外へ排出させる固液分離装置において、
前記規制部材は、前記筒状体の出口開口をその外側から塞いだ状態で配置されていると共に、前記スクリューコンベアに固定されており、前記筒状体の出口開口を向いた側の規制部材の面に、該規制部材の中心部側から、その外周部側へ向けて延びる複数の溝が形成され、前記筒状体の出口開口から排出された汚泥が、前記溝を通して細紐状をなして該溝外に排出されることを特徴とする固液分離装置。
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