JP2000317128A - メダル貸し機 - Google Patents

メダル貸し機

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JP2000317128A
JP2000317128A JP11126758A JP12675899A JP2000317128A JP 2000317128 A JP2000317128 A JP 2000317128A JP 11126758 A JP11126758 A JP 11126758A JP 12675899 A JP12675899 A JP 12675899A JP 2000317128 A JP2000317128 A JP 2000317128A
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money
medals
medal
time
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JP11126758A
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English (en)
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Takashi Aoki
青木  隆
Osamu Izumi
治 泉
Takashi Tsujii
隆 辻井
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Capcom Co Ltd
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Capcom Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 月、曜日、あるいは時間帯などに応じて所定
数のメダルを払出すことのできるメダル貸し機を提供す
る。 【解決手段】 現時点の日時を判断する時計と、貨幣の
価額とそれに対応するメダルの枚数と日時との関係を表
す情報を記憶するEEPROM34と、ユーザによって
投入された貨幣を検出する貨幣検出器36と、貨幣検出
器36によって貨幣が検出されたときに、EEPROM
34に記憶されている情報と、時計によって判断された
日時とに基づいて、貨幣の価額に対応するメダルの枚数
を判断するCPU31と、CPU31による判断結果に
基づいて、貨幣検出器36によって検出された貨幣の価
額に対応する枚数、あるいはその枚数未満でユーザによ
って指定された価額に応じた枚数のメダルを払出す払出
検出器37とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ゲームセンター
などに設置され、貨幣をゲーム機などで使用可能なメダ
ルに交換するメダル貸し機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ゲームセンターなどでは、複
数種類のゲーム機が設置されている。このゲーム機の中
には、硬貨を投入してゲームが行えるものや、たとえ
ば、そのゲームセンターにおいて独自に発行されるメダ
ルを投入してゲームが行えるものがある。このメダル
は、通常、ゲームセンターに設置されたメダル貸し機で
購入することができる。メダル貸し機では、たとえば、
100円でメダル5枚、200円でメダル10枚などと
いうように、購入金額あたりのメダルの払出数がこのメ
ダル貸し機の製造会社などで予め決められている。
【0003】上記メダル貸し機では、購入金額あたりの
メダルの払出数を一旦決定してしまうと、変更しない限
り固定化され、上記払出数が適用される。そこで、本願
発明者らは、ゲームセンターなどの営業時間内におい
て、ある時間帯に応じてメダルの払出数を変更すれば、
より集客効果が得られるのではないかと考えた。すなわ
ち、ゲームセンターに集まる客は、曜日や時間帯などで
異なり、比較的週末や夜の時間帯に多い傾向がある。し
たがって、それらの時間とは逆の、客の少ない平日の午
前中などに、メダルの払出数を通常の払出数より多くす
れば、客を集めることができるのではないかと考えた。
【0004】また、上記メダル貸し機では、購入金額あ
たりのメダルの払出数を変更する場合、それらのデータ
を有するプログラムが記憶されたROMを交換したり、
たとえば、購入金額の値やそれに応じた払出数が記載さ
れたラベルを張り替えたりしなければならない。そのた
め、それらの作業に手間と時間がかかるといった問題点
がある。また、場合によっては、メダル貸し機ごと、異
なった払出数が設定されたメダル貸し機に入れ換えなけ
ればならないこともあった。
【0005】
【発明の開示】本願発明は、上記した事情のもとで考え
出されたものであって、月、曜日、あるいは時間帯など
に応じて所定数のメダルを払出すことのできるメダル貸
し機を提供することを、その課題とする。
【0006】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0007】本願発明の第1の側面によれば、現時点の
日時を判断する時計手段と、貨幣の価額とそれに対応す
るメダルの枚数と日時との関係を表す情報を記憶する記
憶手段と、ユーザによって投入された貨幣を検出する貨
幣検出手段と、貨幣検出手段によって貨幣が検出された
ときに、記憶手段に記憶されている情報と、時計手段に
よって判断された日時とに基づいて、貨幣の価額に対応
するメダルの枚数を判断するメダル価値判断手段と、メ
ダル価値判断手段による判断結果に基づいて、貨幣検出
手段によって検出された貨幣の価額に対応する枚数、あ
るいはその枚数未満でユーザによって指定された価額に
応じた枚数のメダルを払出す払出手段とを備えたことを
特徴とする、メダル貸し機が提供される。
【0008】好ましい実施の形態によれば、記憶手段に
記憶されている情報を設定変更するための設定手段を有
する。
【0009】他の好ましい実施の形態によれば、記憶手
段に記憶されている前記情報は、月、曜日、あるいは時
間帯などの日時幅毎に、貨幣の価額とそれに対応するメ
ダルの枚数とを直接表すものである。
【0010】ここで、日時幅とは、月、曜日、あるいは
時間帯などで表される予め決められた期間のことをいう
が、これらの例に限定されるものではない。
【0011】他の好ましい実施の形態によれば、記憶手
段に記憶されている情報は、月、曜日、あるいは時間帯
などの日時幅毎に、貨幣の価額とそれに対応するメダル
の枚数とを一義的に表す基準値に加算および/または減
算される増減値を表すものである。
【0012】他の好ましい実施の形態によれば、貨幣の
価額に対応するメダルの枚数を表示する表示手段を有す
る。
【0013】他の好ましい実施の形態によれば、ユーザ
がゲームを行うためのゲーム装置を有し、払出手段は、
メダル価値判断手段による判断結果と、ゲーム装置によ
るゲームの結果とに基づいて、払出すメダルの枚数を決
定する。
【0014】本願発明によれば、ユーザによって貨幣が
投入されれば、それを検出するとともに、現時点での日
時を判断する。次いで、記憶手段に記憶された、貨幣の
価額とそれに対応するメダルの枚数と日時との関係を表
す情報に基づいて、投入された貨幣の価額に対応するメ
ダルの枚数を判断する。そして、その判断結果に基づい
て、貨幣の価額に対応する枚数のメダルを払出す。ある
いは、貨幣の価額に対応する枚数未満でユーザによって
指定された価額に応じた枚数のメダルを払出す。そのた
め、日時に応じた、貨幣の価額に対応するメダルの枚数
を払出すことができ、たとえば、客の少ない平日の午前
中などに、メダルの払出数を通常の払出数より多くなる
ようにすれば、集客効果を得ることができる。
【0015】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
【0017】図1は、本願発明に係るメダル貸し機の外
観斜視図である。本メダル貸し機Mは、略直方形状の本
体1を備え、本体1の正面上部には、紙幣投入口2およ
び硬貨投入口3からなる貨幣投入口4が形成されてい
る。貨幣投入口4の左方には、貨幣投入口4から投入さ
れた貨幣の金額を表示する、複数の7セグメントLED
からなる投入金額表示部5が設けられている。
【0018】本体1の正面中央には、ユーザが、払出メ
ダル数を設定するための複数の操作ボタン6が設けられ
ている。各操作ボタン6には、予めゲームセンターの経
営者や管理者など(以下「設定者」という)によって、
所定の金額が予め設定されている。この金額は、ユーザ
がメダルを購入するとき設定する金額(以下「購入金
額」という)であり、各操作ボタン6ごとに、たとえば
100円、200円、300円、400円、500円と
いうように決められている。
【0019】各操作ボタン6の下方には、購入金額を表
示するための購入金額表示部7と、その購入金額に応じ
たメダルの払出数を表示する払出数表示部8とが、各操
作ボタン6に対応してそれぞれ並設されている。
【0020】本体1の正面下部には、所定数のメダルを
払出すためのメダル払出口9が形成されている。メダル
払出口9の本体1内側には、凹部10が形成され、凹部
10には、メダルを収納するための持ち運び自在な容器
11が載置できるようになっている。また、メダル払出
口9の右方には、硬貨返却口12が形成されている。
【0021】また、図1には示していないが、本体1の
背面には、開閉自在なメンテナンス扉が形成されてお
り、そのメンテナンス扉の本体1内側には、時間帯に応
じたメダルの払出数を設定するための保守パネル13が
取り付けられている。
【0022】図2は、上記保守パネル13の正面図であ
る。保守パネル13には、本メダル貸し機Mにおける累
計売上金額を表示する液晶ディスプレイからなる売上金
額表示部14と、操作の案内表示を行う液晶ディスプレ
イからなる案内表示部15と、複数の操作スイッチを有
するコンソール部16と、操作メニューの一覧を記載し
たメニュー記載部17とが設けられている。コンソール
部16には、UPキー21、DOWNキー22、設定キ
ー23、クリアキー24、終了キー25およびリセット
キー26が備えられている。
【0023】この保守パネル13では、設定者が上記案
内表示部15に表示された画面表示に基づいて、コンソ
ール部16の各操作キーを操作することにより、時間帯
に応じたメダルの払出数を設定することができる。
【0024】図3は、メダル貸し機Mの回路ブロック図
である。メダル貸し機Mは、CPU31を有し、これに
ROM32、RAM33、EEPROM34およびイン
ターフェース35が互いにバス接続されている。インタ
ーフェース35には、投入金額表示部5、操作ボタン
6、購入金額表示部7、払出数表示部8、貨幣検出器3
6、払出検出器37および保守パネル13がそれぞれ接
続されている。また、インターフェース35には、保守
パネル13の売上金額表示部14、案内表示部15、お
よびコンソール部16がそれぞれ接続されている。
【0025】CPU31は、本メダル貸し機Mの制御中
枢となるものであり、ROM32に記憶されているプロ
グラムデータに基づいて、あるいは操作ボタン6などか
らの制御信号に応じて各部の動作制御を行うとともに各
種のデータ処理を行う。CPU31は、時刻を計時する
時計(図示せず)を備えており、年月日および時間を認
識することができる。
【0026】上記ROM32には、プログラムデータの
他に、各種の文字データおよび暦データが記憶されてい
る。文字データは、保守パネル13の案内表示部15に
画面表示され、設定者が時間帯に応じたメダルの払出数
を設定する場合に、設定者に対して操作の案内を行うた
めのデータである。この文字データは、CPU31の指
令により、随時、案内表示部15に出力される。また、
ROM32には、曜日、祝日などを示した暦データが記
憶されている。
【0027】RAM33は、プログラムを実行中におけ
る変数データを一時記憶するものであり、ワーキングエ
リアをCPU31に提供する。
【0028】EEPROM34には、図4に示すよう
に、曜日、時間帯、および購入金額ごとのメダルの払出
数データが払出数記憶テーブルの形で記憶されている。
設定者は、払出数記憶テーブルに記憶されたメダルの払
出数データを、保守パネル13による操作によって任意
の値に設定変更することができる。また、ユーザが、い
ずれかの操作ボタン6を押下すると、CPU31の指令
により、操作ボタン6に対応した購入金額の払出数デー
タが払出数記憶テーブルから読み出される。
【0029】上記払出数記憶テーブルに記憶されるメダ
ルの払出数は、設定者の裁量によって設定されるが、本
実施形態では、比較的客数の少ない時間帯における払出
数を通常の払出数より多く設定されている。たとえば、
通常の払出数が5枚/100円であるところ、客数の少
ない平日の午前は7枚/100円に、平日の午後および
日曜日の午前は6枚/100円に設定されている。そし
て、比較的客数の多い日曜日の午後は、通常の払出数で
ある5枚/100円に設定されている。
【0030】なお、上記払出数記憶テーブルにおける払
出数データは、曜日ごとに記憶されているが、これに代
わり、たとえば、月ごと、週ごと、あるいは祝日や学校
の夏休みなどの特定の期間に対応して記憶されてもよ
い。また、払出数データは、時間帯として午前および午
後に分けて記憶されているが、1時間ごと、何時から何
時までといった時間帯ごと、あるいは分ごとなどに記憶
されてもよい。さらに、購入金額の設定も100円〜5
00円に限らず、任意の金額が設定されるようにしても
よい。
【0031】また、上記払出数記憶テーブルには、実際
の払出数が記憶されているが、通常払出すメダル数を基
準値とし、それに追加して払出すメダル数の値を記憶す
るようにしてもよい。たとえば、通常払出すメダル数が
5枚/100円であるならば、月曜日の午前は2枚/1
00円(実際の払出数は7枚)、月曜日の午後は1枚/
100円(実際の払出数は6枚)というように記憶す
る。
【0032】あるいは、最も多く払出す期間のメダル数
を基準値とし、それから削除するエダルの数の値を記憶
するようにしてもよい。たとえば、最も多く払出す月曜
日の午前は0枚/100円(実際の払出数は7枚)と
し、月曜日の午後は−1枚/100円(実際の払出数は
6枚)というように記憶する。
【0033】また、EEPROM34には、保守パネル
13の売上金額表示部14に表示する売上金額の累積デ
ータが記憶されている。なお、EEPROM34に代わ
り、フラッシュメモリ、ハードディスクなどが用いられ
てもよい。
【0034】投入金額表示部5、購入金額表示部7、お
よび払出数表示部8は、それぞれ複数の7セグメントL
EDからなる。各表示部5,7,8は、CPU31から
の指令信号により表示制御される。
【0035】操作ボタン6は、照光式の押しボタンであ
り、貨幣投入口4から貨幣が投入されると、CPU31
からインターフェース35を介して、ユーザが購入可能
な金額に対応した操作ボタン6に点灯信号が送られ、該
当する操作ボタン6が点灯される。また、点灯している
いずれかの操作ボタン6が押下されると、その操作信号
がインターフェース35を介してCPU31に送られ
る。なお、消灯している操作ボタン6が押下されても、
CPU31はその操作信号を受け付けない構成になって
いる。
【0036】貨幣検出器36は、貨幣投入口4から投入
された貨幣を検出し、投入された貨幣の金額の値をカウ
ントする機能を有している。貨幣検出器36によって検
出された検出信号は、カウントした金額の値とともにイ
ンターフェース35を介してCPU31に与えられる。
【0037】払出検出器37は、払出し用のメダルを収
納しておくための図示しないメダル収納箱とメダル払出
口9とを接続する通路の途中に設けられ、メダル収納箱
から供給されるメダルを機械的、電気的、あるいは光学
的に検出してその数をカウントし、メダル払出口9に供
給する。払出検出器37は、CPU31からインターフ
ェース35を介して送られる指令に基づいて制御され
る。この場合、CPU31から送られる払出数に応じた
数以上のメダルについては、メダル払出口9に供給しな
いように構成されている。
【0038】図5は、CPU31の動作制御を示すフロ
ーチャートである。なお、以下の説明では、メダルの払
出数は、予め設定者により設定されているものとする。
【0039】まず、メダル貸し機Mに電源が投入される
と、CPU31は、時計を参照し、当日の曜日、および
そのときの時刻が午前であるかまたは午後であるかを認
識する(S1)。次いで、EEPROM34に記憶され
ている払出数記憶テーブル(図4参照)を参照し(S
2)、該当する曜日、時間帯に応じたメダルの払出数
を、購入金額ごとに読み出す。
【0040】次いで、CPU31は、EEPROM34
から読み出したデータを購入金額表示部7および払出数
表示部8に送り、操作ボタン6ごとに、購入金額の値、
およびそれに応じたメダルの払出数の値を表示する(S
3)。
【0041】たとえば、そのときが月曜日の午前11時
であれば、7枚/100円、14枚/200円といった
データが払出数記憶テーブルから読み出され、最も左端
に位置する操作ボタン6の購入金額表示部7に「10
0」と、払出数表示部8に「7」とそれぞれ表示され
る。また、その右隣の操作ボタン6の購入金額表示部7
に「200」と、払出数表示部8に「14」とそれぞれ
表示される。
【0042】そして、CPU31は、EEPROM34
から読み出した上記データを一旦RAM33に記憶する
(S4)。これは、後述するように、実際にメダルを払
出すときに用いるための処理である。
【0043】次に、CPU31は、時計を参照し、時間
帯が変わったか否かの判別を行う(S5)。すなわち、
時間帯が午前から午後に変わったか否か、あるいは午後
から午前に変わったか否かを判別する。ここで、正午ま
たは午前零時を過ぎ、時間帯が変わったと判別した場合
(S5:YES)、ステップS1に戻り、当日の曜日、
そのときの時刻を認識する。そして、EEPROM34
の払出数記憶テーブルを参照して(S2)、曜日、時間
帯に応じたメダルの払出数を購入金額ごとに読み出す。
【0044】たとえば、曜日が月曜日で正午になったと
すれば、CPU31は、6枚/100円、12枚/20
0円といったデータをEEPROM34から読み出し、
購入金額表示部7および払出数表示部8に上記データを
更新表示する。
【0045】このように、購入金額表示部7および払出
数表示部8には、操作ボタン6ごとに購入金額の値と、
それに応じたメダルの払出数の値とが、時間帯が変更さ
れるごとに更新されて表示されるので、ユーザは、当時
間帯におけるメダルの払出数を容易に知ることができ
る。しかも、上記表示部7,8には、7セグメントLE
Dが採用されているため、ラベルなどの印刷物に比べて
視認性を高めることができる。
【0046】一方、CPU31は、ステップS5におい
て、時間帯が変わっていないと判別した場合(S5:N
O)、ユーザによって、貨幣投入口4から貨幣が投入さ
れたか否かを判別する(S6)。これは、貨幣検出器3
6が投入された貨幣を検出してCPU31に検出信号を
送り、CPU31がその検出信号を受けたことにより判
別される。
【0047】CPU31は、貨幣が投入されたと判別す
れば(S6:YES)、さらに貨幣検出器36によって
カウントされた貨幣の値を受信し、それに応じた操作ボ
タン6を点灯させる。たとえば、ユーザによって、10
0円が投入されれば、最も左端に位置する操作ボタン6
のみを点灯させる。また、300円が投入されれば、左
端から3つ目までの操作ボタン6を点灯させる。
【0048】次に、CPU31は、ユーザによって、点
灯している操作ボタン6のいずれかが押下されるか否か
の判別を行う(S7)。ここで、ユーザによって、点灯
している操作ボタン6のいずれかが押下されれば、操作
ボタン6から操作信号がCPU31に伝達される。これ
により、CPU31は、操作ボタン6のいずれかが押下
されたと判別するとともに(S7:YES)、どの操作
ボタン6が押下されたかを認識する(S8)。
【0049】そして、CPU31は、押下された操作ボ
タン6の購入金額を認識し、ステップS4において、R
AM33に記憶された払出数データを参照し(S9)、
当該購入金額に応じたメダルの払出数を読み出す。そし
て、そのメダルの払出数と、実際にメダルを払出す旨の
指令信号とを、払出検出器37に供給する(S10)。
【0050】払出検出器37は、CPU31からの指令
信号に基づいて、所定数のメダルをメダル払出口9から
払出す。
【0051】そして、ステップS5に戻り、時間帯が変
わったか否かの判別を行う。また、ステップS6におい
て、貨幣投入口4から貨幣が投入されない場合も(S
6:NO)、ステップS5に戻る。
【0052】このように、本願発明によれば、払出数記
憶テーブルに時間帯ごとの払出数を記憶するようにし、
ユーザによる操作ボタン6の押下により、該当する払出
数が読み出され、その払出数に応じたメダルを払出すこ
とができる。メダルの払出数は、EEPROM34の払
出数記憶テーブルに記憶されているので、必要に応じ
て、時間帯に応じた払出数を容易に設定することがで
き、たとえば、比較的客数の少ない平日の午前中など
に、メダルの払出数を通常より多くするようにすれば、
上記時間帯における客数を増やすことができ、集客効果
を高めることができる。
【0053】次に、設定者により保守パネル13を用い
たメダル払出数の設定手順の一例を簡単に説明する。図
6は、保守パネル13の案内表示部15に表示される表
示画面を示す。
【0054】この保守パネル13では、時間帯に応じた
メダル払出数を設定する他に、メニューに応じて各種の
運用形態を設定することができる。ここでは、時間帯に
応じたメダル払出数を設定する処理(以下「タイムサー
ビス処理」という)について説明する。
【0055】設定者が「UP」キー21または「DOW
N」キー22を用いてメニューの「08」を入力する
と、「タイムサービス処理」のモードが表示される(図
6(a)参照)。次いで、「設定」キー23を押下する
と、各曜日ごとの払出数が表示される(図6(b) 参
照)。図6の例では、通常払出すメダルの数に対して、
追加して払出すメダルの数を英字によって表し、Aは3
枚追加、Bは2枚追加、Cは1枚追加、Dは追加しない
と決められている。
【0056】各曜日の払出数を変更したい場合には、上
記表示から「クリア」キー24を押下する。すると、各
曜日の払出数はクエスチョンの文字が表示され、入力可
能な払出数データが点滅表示される(図6(c) 参照)。
【0057】次に、「UP」キー21または「DOW
N」キー22を押下することにより、払出数データの表
示が変わり(図6(d) 参照)、「設定」キー23を押下
すると、表示された払出数データが設定される。そし
て、次のクエスチョンの文字が点滅表示される(図6
(e) 参照)。
【0058】全ての曜日における払出数の設定が終了す
れば、「終了」キー25を押下すると、払出数データが
EEPROM34に記憶される。
【0059】次いで、時間帯ごとに払出数を設定しよう
とするときは、所定のキー入力をすることにより、時間
帯を設定するモードを示す画面が表示される(図6(f)
参照)。このとき、点滅している時間の値を、「UP」
キー21または「DOWN」キー22を押下することに
より変更させ、「設定」キー23を押下すると、時間が
設定される。図6(g) では、午前0時から午前11時の
時間帯を設定したことになる。
【0060】次いで、払出数の表示が点滅するので(図
6(h) 参照)、「UP」キー21または「DOWN」キ
ー22および「設定」キー23を用いて、所望の払出数
を設定する(図6(i) 参照)。この場合の数値は、通常
払出すメダルに対して、追加して払出すメダルの数を設
定する。続いて「設定」キー23を押下すると、次の時
間帯の払出数を設定入力できる。
【0061】全ての、時間帯ごとの払出数の設定が終了
すれば、最後に、「終了」キー25を押下すると、払出
数データがEEPROM34に記憶される。
【0062】なお、上記設定は、購入金額が100円の
ときのメダルの払出数であり、その他の購入金額につい
ては、上記の設定と同様の設定を行うことにより、EE
PROM34の払出数記憶テーブルに記憶される。
【0063】このように、設定者が保守パネル13を操
作することにより、容易に時間帯ごとの払出数を変更す
ることができる。そのため、購入金額あたりのメダルの
払出数を設定変更する場合に、このデータを有するプロ
グラムが搭載されたROMを交換したり、金額の値や払
出数を記載したラベルの張り替えを行ったりする従来の
煩雑な作業が省略でき、利便性の高いメダル貸し機を提
供することができる。
【0064】もちろん、この発明の範囲は上述した実施
の形態に限定されるものではない。たとえば、保守パネ
ル13にCPUやメモリを搭載させ、保守パネル13が
メダル貸し機Mから独立された構成にしてもよい。
【0065】また、各操作ボタン6に対応している購入
金額が、1つの操作ボタン6の購入金額を基準にして、
たとえば、整数倍の関係にあるとき、基準の操作ボタン
6の購入金額をEEPROM34に記憶することにし、
他の操作ボタン6の購入金額は、演算により取得しても
よい。すなわち、他の操作ボタン6が押下されたとき、
基準となる操作ボタン6の購入金額を読み出し、所定の
倍数を掛けて他の操作ボタン6における払出数を決定す
る。そうすれば、EEPROM34の記憶容量を削減す
ることができるといった利点がある。
【0066】また、たとえば、本体1の正面に文字デー
タの表示可能な表示部を新たに設け、CPU31からの
指示により文字データを表示できるように構成し、時間
帯によって払出数を変えているといった旨の表示を行う
ようにしてもよい。これにより、ユーザは、このメダル
貸し機Mでは、時間帯に応じて払出数が増えるといった
サービスを行っていることが一目でわかり、ユーザのメ
ダルの購入意欲を喚起することができる。
【0067】また、時間帯によって所定の条件を満たせ
ば、メダルの払出数をより多くするようにしてもよい。
たとえば、複数の操作ボタン6を用いて簡単なルーレッ
トゲームができるように制御し、ルーレットゲームに勝
てば、より多くメダルを払出すといったゲーム的な要素
を取り入れるように構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るメダル貸し機の外観斜視図であ
る。
【図2】保守パネルの正面図である。
【図3】図1に示すメダル貸し機の回路ブロック図であ
る。
【図4】払出数記憶テーブルの一例を示す図である。
【図5】CPUの制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】保守パネルにおける操作手順を説明するための
図である。
【符号の説明】
7 購入金額表示部 8 払出数表示部 13 保守パネル 31 CPU 34 EEPROM 36 貨幣検出器 37 払出検出器 M メダル貸し機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻井 隆 大阪府大阪市中央区内平野町3丁目1番3 号 株式会社カプコン内 Fターム(参考) 2C088 BA88 BC73

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現時点の日時を判断する時計手段と、 貨幣の価額とそれに対応するメダルの枚数と日時との関
    係を表す情報を記憶する記憶手段と、 ユーザによって投入された貨幣を検出する貨幣検出手段
    と、 前記貨幣検出手段によって貨幣が検出されたときに、前
    記記憶手段に記憶されている前記情報と、前記時計手段
    によって判断された日時とに基づいて、貨幣の価額に対
    応するメダルの枚数を判断するメダル価値判断手段と、 前記メダル価値判断手段による判断結果に基づいて、前
    記貨幣検出手段によって検出された貨幣の価額に対応す
    る枚数、あるいはその枚数未満でユーザによって指定さ
    れた価額に応じた枚数のメダルを払出す払出手段とを備
    えたことを特徴とする、メダル貸し機。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶されている前記情報
    を設定変更するための設定手段を有する、請求項1に記
    載のメダル貸し機。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に記憶されている前記情報
    は、月、曜日、あるいは時間帯などの日時幅毎に、貨幣
    の価額とそれに対応するメダルの枚数とを直接表すもの
    である、請求項1または2に記載のメダル貸し機。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に記憶されている前記情報
    は、月、曜日、あるいは時間帯などの日時幅毎に、貨幣
    の価額とそれに対応するメダルの枚数とを一義的に表す
    基準値に加算および/または減算される増減値を表すも
    のである、請求項1または2に記載のメダル貸し機。
  5. 【請求項5】 貨幣の価額に対応するメダルの枚数を表
    示する表示手段を有する、請求項1ないし4のいずれか
    に記載のメダル貸し機。
  6. 【請求項6】 ユーザがゲームを行うためのゲーム装置
    を有し、 前記払出手段は、前記メダル価値判断手段による判断結
    果と、前記ゲーム装置によるゲームの結果とに基づい
    て、払出すメダルの枚数を決定する、請求項1ないし5
    のいずれかに記載のメダル貸し機。
JP11126758A 1999-05-07 1999-05-07 メダル貸し機 Pending JP2000317128A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100365667C (zh) * 2004-03-19 2008-01-30 阿鲁策株式会社 币接受装置
CN100435895C (zh) * 2004-03-19 2008-11-26 阿鲁策株式会社 币接受装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100365667C (zh) * 2004-03-19 2008-01-30 阿鲁策株式会社 币接受装置
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