JP2606764Y2 - 自動券売機のつり切れ制御装置 - Google Patents

自動券売機のつり切れ制御装置

Info

Publication number
JP2606764Y2
JP2606764Y2 JP1993062192U JP6219293U JP2606764Y2 JP 2606764 Y2 JP2606764 Y2 JP 2606764Y2 JP 1993062192 U JP1993062192 U JP 1993062192U JP 6219293 U JP6219293 U JP 6219293U JP 2606764 Y2 JP2606764 Y2 JP 2606764Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
price
pattern
ticket
change
yen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993062192U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0736270U (ja
Inventor
英次 溝口
俊之 大門
Original Assignee
神鋼電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 神鋼電機株式会社 filed Critical 神鋼電機株式会社
Priority to JP1993062192U priority Critical patent/JP2606764Y2/ja
Publication of JPH0736270U publication Critical patent/JPH0736270U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2606764Y2 publication Critical patent/JP2606764Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、発売する券の価格に基
づいてつり銭切れ状態を判定する自動券売機のつり切れ
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の自動券売機の構成を示す
ブロック図である。また、図2は、この自動券売機の外
観図であり、図においては後扉Aを開いた状態が示され
ている。また、図3は、図2(ハ)の位置に設けられた
係員用のモニタパネルの内容を示す図である。なお、こ
の自動券売機においては、10円硬貨、50円硬貨、1
00円硬貨、500円硬貨、1000円紙幣の五種類の
金種について、つり銭の返却が可能となっている。
【0003】図1において、符号CNTはこの自動券売
機の制御部であり、CPU(中央処理装置)1およびバ
スBで接続される各制御回路から成り、以下に説明する
各部を制御する。まず、2はメモリであり、この自動券
売機の動作用プログラム、発売される券の価格の種類を
設定する価格テーブル、その他のデータテーブル等が記
憶されている。この価格テーブルの内容は、その時販売
される券の内容に応じて書き換え可能となっている。そ
して、販売される券の価格毎に、つり銭として使用され
る金種が設定されている。これは、客にとって適正な金
種の組み合わせからなるつり銭が返却され、かつ、低額
貨幣の貯蔵不足を頻繁に起こさないようにするためであ
る。次に、4は、接客用メッセージの表示等を行う接客
ドライバ4aを有する接客部、5は、表示用画面や操作
スイッチの配備されたパネル5aを有する操作部であ
り、これらの両部はそれぞれ表示・スイッチ制御回路3
を介してバスBに結合されている。
【0004】次に、8は発行部であり、券発行のための
発行コントローラ8aと通信(RS-422)コントローラ8
bとを有している。また、9はカード部であり、現金に
代わるカード使用のためのカードコントローラ9aと通
信(RS-232C)コントローラ9bとを有している。通信
コントローラ8bと9bとは互いにデータ交換が可能に
なっており、発行コントローラ8aおよびカードコント
ローラ9aから出力されるデータは、いずれも通信コン
トローラ8bを介して制御部CNTの通信(RS-422)コ
ントローラ7に送信され、インターフェイス6を介して
バスBに供給される。
【0005】次に、11は検銭・つり銭部であり、検銭
・つり銭制御回路10を介して、投入される硬貨の識別
を行う。また、金種毎の貯蔵量が所定量以下になった場
合にオン状態となる金種別のつり切れセンサ(図2にお
ける(ロ)部)を有しており、このつり切れセンサの信
号は検銭・つり銭制御回路10に供給される。なお、図
2(イ)部はつり銭としての貨幣が貯蔵されるつり銭装
置である。
【0006】次に、13は紙幣部であり、紙幣制御回路
12を介して、投入される紙幣の運搬および識別、ま
た、識別不能である紙幣の返却等を行う。また、15は
券の売り切れ状態を検出する売切れ部であり、売切れ制
御回路14を介してバスBに結合されている。また、1
7および19は、発券および券売に関する記録・保存を
行うためのフロッピーディスク部および記録部であり、
これらの部はそれぞれフロッピーディスク制御回路16
および記録部制御回路18を介してバスBに結合されて
いる。
【0007】上記のような構成において、CPU1は、
各金種についてのつり切れセンサの信号を監視し、表示
・スイッチ制御回路3を介して、信号がオン状態である
金種のつり切れ表示用モニタランプ(図3(イ)部)を
点灯させ、信号がオフ状態である金種の同モニタランプ
を消灯させる。そして、10円硬貨もしくは100円硬
貨用のいずれかがつり切れである場合に、券の発売を中
止してブザーを鳴動させる。これは、つり銭としては、
一般にこれらの貨幣が主として使用されるからである。
【0008】一方、係員は、発売を開始する前に各つり
切れ表示用モニタランプを点検し、点灯している金種の
貨幣をつり銭装置に補充する。そして、図示しない発売
開始用ボタンを押下し、発売を開始させる。そして、発
売途中で上記ブザーが鳴った場合には、係員は発売開始
前と同様につり切れ表示用モニタランプを点検し、点灯
している金種の貨幣をつり銭装置に補充し、発売を再開
させる。係員は、この動作を営業終了時まで繰り返す。
すなわち、従来は、主要なつり銭である10円硬貨もし
くは100円硬貨が不足すると一律に発売中止の処理が
行われ、その他の金種も含めて点検および貨幣の補充が
行われていた。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかし、価格テーブル
に設定される券の価格によっては、つり銭として、10
円硬貨もしくは100円硬貨が使用されない場合があ
る。例えば、券の販売価格が100円単位である場合に
は、つり銭として10円硬貨は使用しないにもかかわら
ず、10円硬貨がある程度貯蔵されていないと販売を行
うことができない。また、券の販売価格が1000円単
位である場合には、つり銭として10円硬貨および10
0円硬貨は使用しないにもかかわらず、これらの硬貨が
ある程度貯蔵されていないと販売を行うことができな
い。そのため、使用されない場合においても、これらの
金種についてはある程度の量の硬貨を券売機内に準備し
ておく必要があった。上述したようなことは、係員の作
業を無駄に増やすとともに、自動券売機の運転効率を低
下させていた。本考案は、上述した事情に鑑みてなされ
たものであり、つり銭用貨幣の補充作業を効率的に行う
ことができ、自動券売機の稼働率が向上する自動券売機
のつり切れ制御装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の考案は、つり銭用貯蔵貨幣の不足を
金種別に検出する検出手段と、販売される券種の価格パ
ターンと各価格パターンに対するつり切れ条件とを記憶
するパターン別つり切れ条件記憶手段と、販売される券
種の価格が前記パターン別つり切れ条件記憶手段に記憶
された価格パターンのいずれに該当するかを判定し、該
当する価格パターンに対するつり切れ条件と前記検出手
段が検出するつり切れ状態とが合致する場合に販売を中
止する制御手段と、前記制御手段で販売中止に該当する
券種であっても、現在のつり銭状況から発売可能な券種
については販売を続行する部分販売続行手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0011】また、請求項2記載の考案は、つり銭用貯
蔵貨幣の残量を金種別に算出する算出手段と、前記算出
手段が算出するつり銭用貯蔵貨幣の残量に基づいて、販
売可能な券種の価格パターンを設定する販売条件設定手
段と、販売される券種の価格が前記販売条件設定手段が
設定した価格パターンのいずれかに該当するか否かを判
定し、該当しないと判定された場合に販売を中止する制
御手段と、前記制御手段で販売中止に該当する券種であ
っても、現在のつり銭状況から発売可能な券種について
は販売を続行する部分販売続行手段とを具備することを
特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載の構成によれば、検出手段によ
り、つり銭用貯蔵貨幣の不足が金種別に検出される。そ
して、制御手段により、販売される券種の価格がパター
ン別つり切れ条件記憶手段に記憶された価格パターンの
いずれに該当するかが判定され、該当する価格パターン
に対するつり切れ条件と検出手段が検出するつり切れ状
態とが合致する場合に販売が中止される。部分販売続行
手段は、前記制御手段で販売中止に該当する券種であっ
ても、現在のつり銭状況から発売可能な券種については
販売を続行することで、顧客サービスの確保とつり銭補
充の効率性を両立させている。
【0013】また、請求項2記載の構成によれば、算出
手段により、つり銭用貯蔵貨幣の残量が金種別に算出さ
れる。そして、算出された残量に基づいて、販売条件設
定手段により、販売可能な券種の価格パターンが設定さ
れる。そして、制御手段により、販売される券種の価格
が販売条件設定手段が設定した価格パターンのいずれか
に該当するか否かが判定され、該当しないと判定された
場合には販売が中止される。部分販売続行手段は、前記
制御手段で販売中止に該当する券種であっても、現在の
つり銭状況から発売可能な券種については販売を続行す
ることで、顧客サービスの確保とつり銭補充の効率性を
両立させている。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の一実施例に
ついて説明する。この実施例は、図1に示す自動券売機
に本考案の一実施例であるつり切れ制御装置を適用した
ものである。図1におけるメモリ2の中には、以下に説
明する、価格パターン別つり切れ条件設定テーブルPA
T_TBL、および、本実施例に関するつり切れ制御用
の動作プログラムが追加されている。
【0015】このテーブルPAT_TBLは、設定価格
のパターンの種類と各パターンに対するつり銭条件を設
定したものであり、以下の種類のパターンがある。 パターン1:全ての価格は500円で割り切れる場合
(例/500円,1000円)→100円硬貨切れ、か
つ、500円硬貨切れならばつり切れ。 パターン2:全ての価格は500円で割り切れないが
100円で割り切れる場合(例/100円,200円)
→100円硬貨切れならばつり切れ。 パターン3:全ての価格は500円または100円で
割り切れないが、50円で割り切れる場合(例/150
円,250円)→10円硬貨切れ、かつ、50円硬貨切
れ、または、100円硬貨切れならばつり切れ。 パターン4:全ての価格は500円または100円ま
たは50円で割り切れないが、10円で割り切れる場合
(例/160円,260円)→10円硬貨切れ、また
は、100円硬貨切れならばつり切れ。 パターン5:全ての価格は1000円で割り切れる場
合(例/1000円,2000円)→1000円紙幣切
れならばつり切れ。
【0016】次に、この実施例における自動券売機の動
作について、図4のフローチャートを参照して説明す
る。この自動券売機の電源が係員により投入されると、
まず、ステップSP1において初期設定が行われ、これ
により図1に示す各部が動作状態になる。次に、ステッ
プSP2において、CPU1により、メモリ2にあらか
じめ記憶された価格テーブルが上述した〜のパター
ンのうちのいずれであるかが判定され、つり切れ条件C
ONDが決定される。ここでは、価格テーブルは上記
のパターンであるとすると、つり切れ条件CONDは、
「100円硬貨切れ、かつ、500円硬貨切れならばつ
り切れ」と決定される。この段階で、自動的に発売開始
となる。
【0017】そして、処理はステップSP3に移行し、
上記つり切れ条件に係る100円硬貨および500円硬
貨の各金種についてのつり切れセンサの信号状態を検出
し、オン状態(つり切れ状態)であれば、当該金種につ
いてのつり切れ表示用モニタランプを点灯させる。ま
た、上記つり切れ条件に関係しない金種についてのつり
切れ表示用モニタランプは、つり切れ状態であっても消
灯させる。
【0018】ここでは、各つり切れセンサの状態は、1
0円硬貨および100円硬貨についてのみオン状態にな
っていたとする。この場合、10円硬貨についてはつり
切れ条件CONDとは無関係なので、10円硬貨のつり
切れ表示用モニタランプは消灯され、一方、100円硬
貨についてはつり切れ条件CONDに含まれるので、1
00円硬貨のつり切れ表示用モニタランプは点灯され
る。すなわち、100円硬貨についてのモニタランプの
みが点灯した状態となる。
【0019】次に、処理はステップSP4に移行し、現
在の状態がつり切れ条件CONDに合致するか否かが判
定される。ここでは、100円硬貨切れではあるが、5
00円硬貨切れではないので「NO」と判定され、処理
はステップSP3に移行する。以後、ステップSP4で
「YES」と判定されない限り、ステップSP3〜4を
介して同様の処理が繰り返される。すなわち、10円硬
貨が切れた状態であっても、販売は続行される。
【0020】次に、この自動券売機が利用されるにつれ
て、500円硬貨のつり切れセンサの信号がオフ状態に
なったとする。これにより、ステップSP3において、
500円硬貨についてのつり切れ表示用モニタランプが
点灯される。すなわち、100円硬貨かつ500円硬貨
についてのモニタランプのみが点灯した状態となる。そ
して、この状態はつり切れ条件CONDに合致するので
ステップSP4において「YES」と判定され、処理は
ステップSP5に移行する。ステップSP5において
は、CPU1は各部に対して発売中止処理を行い、ま
た、図示しないブザーを鳴動させる。
【0021】係員は、ブザ−音を聞いてつり銭切れ状態
であることを知り、該当する貨幣、ここでは100円硬
貨および500円硬貨を補充し、発売開始ボタンを押下
する。そして、ステップSP6において発売再開に係る
処理が行われ、処理は再びステップSP3に移行する。
また、100円または500円のうち、万一、いずれか
の補充用硬貨の在庫が切れていた場合にも、在庫を有す
る硬貨だけを補充すれば発売を開始することが可能であ
る。以後、営業終了時まで、ステップSP3〜6を介し
て同様の処理が繰り返し行われる。
【0022】また、この自動券売機で販売する券種が或
る日から値上げになり、価格テーブルが書き換えられた
とする。これにより、ステップSP2において価格テー
ブルが上記のパターンであると判定され、つり切れ条
件CONDは「1000円切れ」と決定されたとする。
この場合には、1000円紙幣が切れていない限りは、
他の四種類の金種が全て切れていたとしても、販売は継
続される。すなわち、係員は、これ以降価格のパターン
が変わらない限り1000円紙幣のみを用意すれば良
く、他の金種を用意する必要がない。
【0023】このように、この実施例によれば、価格パ
ターン別つり切れ条件設定テーブルに設定されている価
格のパターン毎に異なるつり切れ条件が設定され、当該
つり切れ条件に該当する場合のみ販売が中止されるの
で、係員はつり銭用貨幣の補充作業を効率的に行うこと
ができ、その結果、自動券売機の運転効率が向上され
る。また、万一つり切れセンサが故障した場合でも、つ
り切れ条件に含まれない金種についてのセンサであれば
センサ信号は無視されるので、発売を継続することが可
能である。
【0024】また、多数の客が券売機利用待ちの列を作
るような場合は、客が貨幣を投入した段階でつり銭切れ
状態となると、その客は貨幣の返却を受けてから更に別
の自動券売機の列に並び直さなければならない。そのよ
うなことは、客に対するサービス上許されない。この実
施例によれば、発売中は必ず適正なつり銭が出るので、
上記のような事態は起こり得ず、客に対するサービスの
向上をはかることができる。なお、この実施例において
は、電源の立ち上げ時に価格のパターンを判定するよう
にしたが、電源を立ち上げた状態で価格テーブルの内容
がしばしば変更されるような場合には、この判定動作を
常時行うようにしても良い。
【0025】<変形例> 上述した実施例においては、金種毎の貯蔵量が所定量
以下になった場合につり切れセンサがオフ状態からオン
状態に切り換わる形態であったが、これに代えて、各金
種の残量を数量的に検出するセンサを設け、これにより
つり切れ条件設定テーブルPAT_TBLを設けること
なく販売の中止/続行を判定する方式を以下に説明す
る。まず、つり銭硬貨貯蔵部を貯蔵量に応じて底面位置
が下降する筒状等の機構にし、該貯蔵部の底面にロード
セルのような荷重検出器を設け、検出される重量からつ
り銭の残量を算出するようにする。もしくは、上記貯蔵
部の側面方向に光検出器を所定間隔で複数設け、つり銭
が貯蔵された高さを検出してつり銭の残量を算出するよ
うにする。
【0026】CPU1は、上記のように検出された金種
毎の残量の組み合わせから販売可能な価格のパターンを
いくつか設定し、メモリ2に記憶された価格テーブルが
該パターンのいずれかに該当するか否かを判定する。そ
して、該当すると判定された場合に販売を続行し、該当
しないと判定された場合に販売を中止するようにする。
なお、上述した残量の算出は必ずしも厳密である必要は
なく、例えばセンサの検出量に一定の幅を設け、残量が
「X枚からX+5枚の間」であることを検出しても良
い。この場合は、検出幅の最小値(上記例においてはX
枚)に基づいて販売可能な価格のパターンを設定するよ
うにする。このように、金種毎のつり銭の数量的な残量
に基づいて、販売可能な価格のパターンを細かく設定す
ることにより、つり銭用貨幣の補充作業の効率を高め、
自動券売機の稼働率を相当向上させることができる。
【0027】上述した実施例および変形例においては
メモリ2に記憶された価格テーブルに基づいてつり切れ
状態が判定されるが、この場合は価格テーブルに設定さ
れた全発売券種が販売可能である場合のみ販売が続行さ
れる。これに代えて、価格テーブルに設定された券種の
うち、現在のつり銭状況から発売可能な券種が1つでも
あれば発売を続行するようにしても良い。すなわち、部
分的な販売続行を許可するものであり、このような方式
を取るか、あるいは全券種を一括して販売続行/中止と
するかを、係員によるスイッチ操作で選択させるように
しても良い。この場合、各券種毎に販売可能か否かを示
すランプ表示を行う等して、現在の販売状況が客に認識
されるようにする。また、係員が釣り銭用貨幣の補充を
行う際等に、係員の判断により券種毎に販売/非販売状
態を設定できるようなスイッチを設けても良い。この場
合、接客部における各券種表示部分の背面から操作でき
る点灯式スイッチを設け、係員のスイッチ操作に応じて
各券種表示部分が点灯するようにしても良い。
【0028】
【考案の効果】以上説明したように、請求項1記載の考
案によれば、パターン別つり切れ条件記憶手段に記憶さ
れた、販売される券種の価格パターンと各価格パターン
に対するつり切れ条件とに基づいて販売中止条件が設定
される。部分販売続行手段は、販売中止条件に該当する
券種であっても、現在のつり銭状況から発売可能な券種
については販売を続行することで、顧客サービスの確保
とつり銭補充の効率性を両立させている。また、請求項
2記載の考案によれば、つり銭用貯蔵貨幣の残量に基づ
いて設定される販売可能な券種の価格パターンに基づ
き、販売中止条件が設定される。部分販売続行手段は、
販売中止条件に該当する券種であっても、現在のつり銭
状況から発売可能な券種については販売を続行すること
で、顧客サービスの確保とつり銭補充の効率性を両立さ
せている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動券売機の構成を示すブロック
図である。
【図2】図1の自動券売機の外観図である。
【図3】図1の自動券売機における係員用のモニタパネ
ルを示す図である。
【図4】本考案の一実施例の動作を説明するフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 CPU(制御手段、販売条件設定手段) 2 メモリ(パターン別つり切れ条件記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−141197(JP,A) 特開 平3−286284(JP,A) 実公 昭62−27974(JP,Y2) 特公 昭44−6007(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 5/00 G07D 1/06 G07F 5/20 - 5/24 G07F 7/04

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つり銭用貯蔵貨幣の不足を金種別に検出
    する検出手段と、 販売される券種の価格パターンし、各価格パターンに対
    するつり切れ条件とを記憶するパターン別つり切れ条件
    記憶手段と、 販売される券種の価格が前記パターン別つり切れ条件記
    憶手段に記憶された価格パターンのいずれに該当するか
    を判定し、該当する価格パターンに対するつり切れ条件
    と前記検出手段が検出するつり切れ状態とが合致する場
    合に販売を中止する制御手段と、前記制御手段で販売中止に該当する券種であっても、現
    在のつり銭状況から発売可能な券種については販売を続
    行する部分販売続行手段と、 を具備することを特徴とする自動券売機のつり切れ制御
    装置。
  2. 【請求項2】 つり銭用貯蔵貨幣の残量を金種別に算出
    する算出手段と、 前記算出手段が算出するつり銭用貯蔵貨幣の残量に基づ
    いて、販売可能な券種の価格パターンを設定する販売条
    件設定手段と、 販売される券種の価格が前記販売条件設定手段が設定し
    た価格パターンのいずれかに該当するか否かを判定し、
    該当しないと判定された場合に販売を中止する制御手段
    と、前記制御手段で販売中止に該当する券種であっても、現
    在のつり銭状況から発売可能な券種については販売を続
    行する部分販売続行手段と、 を具備することを特徴とする自動券売機のつり切れ制御
    装置。
JP1993062192U 1993-11-18 1993-11-18 自動券売機のつり切れ制御装置 Expired - Fee Related JP2606764Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993062192U JP2606764Y2 (ja) 1993-11-18 1993-11-18 自動券売機のつり切れ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993062192U JP2606764Y2 (ja) 1993-11-18 1993-11-18 自動券売機のつり切れ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0736270U JPH0736270U (ja) 1995-07-04
JP2606764Y2 true JP2606764Y2 (ja) 2001-01-09

Family

ID=13193045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993062192U Expired - Fee Related JP2606764Y2 (ja) 1993-11-18 1993-11-18 自動券売機のつり切れ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2606764Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002352306A (ja) * 2001-05-29 2002-12-06 Nippon Conlux Co Ltd 自動販売機の制御方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0736270U (ja) 1995-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09102081A (ja) 商品登録システム
JP2606764Y2 (ja) 自動券売機のつり切れ制御装置
JP5101582B2 (ja) 棒金保管装置及びこの装置を用いた硬貨補充管理システム並びに硬貨補充管理プログラム
JP2009199187A (ja) 金銭処理装置
JP2005149064A (ja) 商品販売データ処理装置
JP3804378B2 (ja) 自動販売システムおよび自動販売機管理装置
JPH10198835A (ja) 硬貨収納払出し装置
JP4411773B2 (ja) 自動販売機の通信制御方法
US8770474B2 (en) Bill acceptor with improved bezel
JP2665605B2 (ja) 遊技用管理設備装置
JP2691290B2 (ja) 遊技用管理設備装置
JP2691291B2 (ja) 遊技用集中管理設備装置
JP2714974B2 (ja) 遊技用装置
JP2691289B2 (ja) 遊技用管理設備装置
JP2000317128A (ja) メダル貸し機
JPH0324686A (ja) 自動販売機の釣銭補充装置
JP2665604B2 (ja) 遊技用管理設備装置
KR0136696B1 (ko) 티켓 발매기의 품절 메뉴 발매 제어 장치 및 그 방법
JPH10111984A (ja) 商品販売登録データ処理装置
KR0136700B1 (ko) 승차권 발매기의 발매 시간 제어 방법
JP2724989B2 (ja) 遊技用装置
JP2002015361A (ja) 自動販売機及び自動販売方法
JPH09313722A (ja) 台間玉貸機におけるアドレス設定装置
JPH0525159B2 (ja)
JPH0734236B2 (ja) 自動券売装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000926

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees