JP2000315693A - ヘテロジャンクション・バイポーラ・トランジスタ素子集積回路 - Google Patents
ヘテロジャンクション・バイポーラ・トランジスタ素子集積回路Info
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- JP2000315693A JP2000315693A JP11122294A JP12229499A JP2000315693A JP 2000315693 A JP2000315693 A JP 2000315693A JP 11122294 A JP11122294 A JP 11122294A JP 12229499 A JP12229499 A JP 12229499A JP 2000315693 A JP2000315693 A JP 2000315693A
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Abstract
では、そのHBT素子2,・・・,2のマトリックスレ
イアウトにしたがって、ベース配線12,・・・,12
とコレクタ配線14,・・・,14とが交互に配設され
た構造であるので、全てのHBT素子2,・・・,2の
入出力特性が均一とならず、その分合成効率が低下する
などの課題があった。 【解決手段】 少なくとも各コレクタ配線6,・・・,
6に接続されるHBT素子2,・・・,2数を均一化し
たものである。
Description
イクロ波通信、移動体通信等に使用するマイクロ波・ミ
リ波用のヘテロジャンクション・バイポーラ・トランジ
スタ素子(以下、HBT素子と略記する)集積回路に関
するものである。
cy AlGaAs/GaAs Power HBTs
at a Low Supply Voltage
forDigital Cellular Phone
s(IEICE Trans. on Electro
n,Vol.E80−C,No.6,pp.740−7
45,JUNE 1997)に記述されている従来のH
BT素子集積回路のレイアウトを模式的に表したレイア
ウト図である。図において、1は半導体基板、2はそれ
ぞれマトリックス状に配列されたHBT素子、3はそれ
ぞれ一行に配列された複数のHBT素子2,・・・,2
からなるHBTセル、12はそれぞれ2つのHBTセル
3,・・・,3の間に配設される複数のベース配線、1
3はそれぞれこのベース配線12に接続される複数のベ
ース電極用パッド、14はそれぞれ2つのHBTセル
3,3の間および両端に配設される複数のコレクタ配
線、15はそれぞれこのコレクタ配線14に接続される
複数のコレクタ電極用パッド、8はHBT素子2,・・
・,2の列方向の配列の両端に形成された一対のエミッ
タ電極用パッド、9は各列毎に複数のHBT素子2,・
・・,2に共通に接続された複数のエミッタ配線であ
る。なお、このようなレイアウトはマルチフィンガーと
よばれている。
てのHBT素子2,・・・,2に対して共通に信号を入
力し、共通に負荷をドライブする場合を例に説明する。
このようなドライブを行う場合には、全てのベース電極
用パッド13,・・・,13を共通の入力装置に接続
し、且つ、全てのコレクタ電極用パッド15,・・・,
15を共通の負荷装置に接続する。また、ここでは、2
つのエミッタ電極用パッド8,8は直接接地されていて
も、あるいは、バイアホールにて接地されていてもよ
い。
13に共通の信号を入力すると、この信号はベース配線
12,・・・,12を介してすべてのHBT素子2,・
・・,2に供給される。このHBT素子2,・・・,2
はその信号に応じて動作し、エミッタ電極用パッド8,
8から供給された電流を用いて信号を増幅してそれぞれ
のコレクタ配線14,・・・,14およびコレクタ電極
用パッド15,・・・,15を介して負荷装置をドライ
ブする。このように複数のHBT素子2,・・・,2が
同時に動作することによって、より大きな容量の負荷な
どを高速にドライブすることができる。
回路は以上のように構成されているので、多数のHBT
素子2,・・・,2が一定の間隔でマトリックス状に配
列され、しかも、HBTセル3,・・・,3の間に挟ま
れたベース配線12,・・・,12およびコレクタ配線
14,・・・,14はかならず共通化されているので、
その集積度は上がるものの、各HBT素子2,・・・,
2の入出力インピーダンス特性や動作温度にばらつきが
生じてしまい、その結果全てのHBT素子2,・・・,
2に均一な動作をさせることができなくなってその合成
効率が低下し、HBT素子集積回路全体としてみた場合
にその増幅効率や出力電力などが悪化してしまうなどの
課題があった。
集積回路では、コレクタ配線14,・・・,14が複数
のHBT素子2,・・・,2の両側に位置するように、
コレクタ配線14,・・・,14とベース配線12,・
・・,12とを交互にHBTセル3,・・・,3の間に
配設した構造となっている。従って、両端のコレクタ配
線14,14に接続されるHBT素子2,・・・,2の
数と、HBTセル3,・・・,3の間に配設されたコレ
クタ配線14,・・・,14に接続されるHBT素子
2,・・・,2の数とは丁度倍半分の関係になり、両端
部に位置するHBT素子2,・・・,2からコレクタ配
線14,14側を見た負荷インピーダンスは、それ以外
のHBT素子2,・・・,2からコレクタ配線14,・
・・,14側を見た負荷インピーダンスの半分の値とな
ってしまう。そして、このHBT素子2,・・・,2の
出力特性は、その出力負荷インピーダンスによって大き
く変化するため、上述した従来のマルチフィンガーHB
T素子集積回路の場合には、最も外側のHBTセル3,
3内のHBT素子2,・・・,2の入出力特性は内側の
HBTセル3,・・・,3内のHBT素子2,・・・,
2の入出力特性とは大きく異なり、これらが均一の動作
をすることができず、これらの出力を合成して得られる
出力信号の合成効率が低下し、HBT素子集積回路の出
力効率が低くなってしまうという課題がある。
(i=1,・・・,m,j=1,・・・,n)のHBT
素子2HBT(i,j)の入力インピーダンスをZin
(i,j)、出力インピーダンスをZout(i,j)
と表記すると、上記入出力特性の関係は下記式1および
下記式2の関係となる。但し、この式ではk=2,・・
・,m−1である。
いてその熱分布を考えると、放熱は主にエミッタ電極用
パッド8,8を介して、更に接地されたワイヤやバイア
ホールを介して行われるため、このエミッタ電極用パッ
ド8,8までの距離が近い列方向両端側のHBT素子
2,・・・,2の動作温度がもっとも低く、且つ、半導
体基板1の中央よりに配設されたHBT素子2,・・
・,2の動作温度がもっとも高くなる。そして、HBT
素子2,・・・,2はその温度に応じて入出力特性が変
化してしまうので、このような温度分布となってしまう
従来のHBT素子集積回路においては各HBT素子2,
・・・,2の動作が不均一となってしまい、これらの出
力を合成して得られる出力信号の合成効率が低下し、H
BT素子集積回路の出力効率が低くなってしまうという
課題がある。
めになされたもので、複数のHBT素子の動作の均一性
を確保しつつ集積度を向上させ、これにより小型でしか
も増幅効率がよく、出力電力が大きいHBT素子集積回
路を得ることを目的とする。
子集積回路は、半導体基板と、この半導体基板上にマト
リックス状に配列して形成された複数のHBT素子と、
上記マトリックス状の配列において上記HBT素子の行
毎に共通に設けられる複数のベース配線と、上記マトリ
ックス状の配列において上記HBT素子の行毎に共通に
設けられる複数のコレクタ配線と、上記マトリックス状
の配列において上記HBT素子の列毎に共通に設けられ
る複数のエミッタ配線とを備えたHBT素子集積回路に
おいて、複数のHBT素子をその行の数が偶数行となる
ように配列するとともに、2行を単位として、その2行
の間に共通にベース配線あるいはコレクタ配線を設け、
且つ、その両側に別々に一対のコレクタ配線あるいは一
対のベース配線を設けるものである。
導体基板と、この半導体基板上にマトリックス状に配列
して形成された複数のHBT素子と、上記マトリックス
状の配列において上記HBT素子の行毎に共通に設けら
れる複数のベース配線と、上記マトリックス状の配列に
おいて上記HBT素子の行毎に共通に設けられる複数の
コレクタ配線と、上記マトリックス状の配列において上
記HBT素子の列毎に共通に設けられる複数のエミッタ
配線とを備えたHBT素子集積回路において、複数のH
BT素子をその行の数が偶数行となるように配列すると
ともに、上記マトリックスの両外側にベース配線が配設
されるように、上記ベース配線と上記コレクタ配線とを
交互に設けるものである。
導体基板と、この半導体基板上にマトリックス状に配列
して形成された複数のHBT素子と、上記マトリックス
状の配列において上記HBT素子の行毎に共通に設けら
れる複数のベース配線と、上記マトリックス状の配列に
おいて上記HBT素子の行毎に共通に設けられる複数の
コレクタ配線と、上記マトリックス状の配列において上
記HBT素子の列毎に共通に設けられる複数のエミッタ
配線とを備えたHBT素子集積回路において、複数のエ
ミッタ配線が接続されるエミッタ電極用パットを、少な
くともHBT素子の列方向の配列の中央部に形成するも
のである。
ミッタ電極用パットが、HBT素子の列方向の配列の中
央部と、両端とに形成されているものである。
数のエミッタ配線が接続されるエミッタ電極用パット
が、2行のHBT素子と、その間に共通に設けたベース
配線あるいはコレクタ配線と、その両側に別々に一対の
コレクタ配線あるいは一対のベース配線とを1ユニット
とした場合、そのユニットとユニットとの間およびユニ
ットの配列の両端とに形成されているものである。
導体基板と、この半導体基板上にマトリックス状に配列
して形成された複数のHBT素子と、上記マトリックス
状の配列において上記HBT素子の行毎に共通に設けら
れる複数のベース配線と、上記マトリックス状の配列に
おいて上記HBT素子の行毎に共通に設けられる複数の
コレクタ配線と、上記マトリックス状の配列において上
記HBT素子の列毎に共通に設けられる複数のエミッタ
配線とを備えたHBT素子集積回路において、HBT素
子同士の間隔は、その配列の両端におけるものよりも中
央部におけるもののほうが広く形成されているものであ
る。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるH
BT素子集積回路のレイアウトを模式的に表したレイア
ウト図である。図において、1は半導体基板、2はそれ
ぞれm行、n列(m,nは整数)のマトリックス状に配
列されたHBT素子、3はそれぞれ一行に配列された複
数のHBT素子2,・・・,2からなるHBTセル、4
はそれぞれ2つのHBTセル3,3毎にそれらの間に配
設され、この2つのHBTセル3,3の2n個のHBT
素子に接続されるm/2本のベース配線、5はそれぞれ
このベース配線4に接続されるm/2個のベース電極用
パッド、6はそれぞれ2つのHBTセル3,3毎にそれ
ら両側に配設され、この2つのHBTセル3,3のn個
ずつのHBT素子2,・・・,2に接続されるm本のコ
レクタ配線、7はそれぞれこのコレクタ配線6に接続さ
れるm個のコレクタ電極用パッド、8はHBT素子2,
・・・,2の列方向の配列の両端側に形成された一対の
エミッタ電極用パッド、9は各列毎に複数のHBT素子
2,・・・,2に共通に接続されたn本のエミッタエア
ブリッジ配線(エミッタ配線)である。
てのHBT素子2,・・・,2に対して共通に信号を入
力し、共通に負荷をドライブする場合を例に説明する。
このようなドライブを行う場合には、全てのベース電極
用パッド5,・・・,5を共通の入力装置に接続し、且
つ、全てのコレクタ電極用パッド7,・・・,7を共通
の負荷装置に接続する。また、ここでは、2つのエミッ
タ電極用パッド8,8は直接接地されていても、あるい
は、バイアホールにて接地されていてもよい。
に共通の信号を入力すると、この信号はベース配線4,
・・・,4を介してすべてのHBT素子2,・・・,2
に供給される。このHBT素子2,・・・,2はその信
号に応じて動作し、エミッタ電極用パッド8,8から供
給された電流を用いて信号を増幅してそれぞれのコレク
タ配線6,・・・,6およびコレクタ電極用パッド7,
・・・,7を介して負荷装置をドライブする。このよう
に複数のHBT素子2,・・・,2が同時に動作するこ
とによって、より大きな容量の負荷などを高速にドライ
ブすることができる。
BT素子2,・・・,2をその行の数が偶数行mとなる
ように配列するとともに、2行を単位として、その2行
の間に共通にベース配線4を設け、且つ、その両側に別
々に一対のコレクタ配線6,6を設けるので、全てのベ
ース配線4に接続されるHBT素子2,・・・,2の数
は同数となり、且つ、全てのコレクタ配線6に接続され
るHBT素子2,・・・,2の数も同数となる。
コレクタ配線6,・・・,6側を見た負荷インピーダン
ス、および、各HBT素子2,・・・,2からベース配
線4,・・・,4側を見た電源インピーダンスはともに
全てのHBT素子2,・・・,2において同一となっ
て、全てのHBT素子2,・・・,2に対して同一の信
号を入力した場合には全てのHBT素子2,・・・,2
は均一に動作することができる。i行j列(i=1,・
・・,m,j=1,・・・,n)のHBT素子2の入力
インピーダンスをZin(i,j)、出力インピーダン
スをZout(i,j)と表記すると、この関係は、下
記式3および下記式4のようにあらわせる。
・・・,4あるいはコレクタ配線6,・・・,6を共通
化して集積度を向上させて小型化を図りつつ、しかも、
単にHBT素子2,・・・,2に挟まれたベース配線
4,・・・,4およびコレクタ配線6,・・・,6をす
べて共通化させていた場合に比べて合成効率の低下が抑
制され、HBT素子集積回路全体としてみた場合にその
増幅効率や出力電力などを向上させることができる効果
がある。
態2によるHBT素子集積回路のレイアウトを模式的に
表したレイアウト図である。図において、2つのHBT
セル3,3を1ユニットとした場合、各ユニットの2つ
のHBTセル3,3の間にコレクタ配線6が配設され、
各ユニットの両側にベース配線4,4が配設されている
以外は実施の形態1と同様の構成である。なお、この場
合、ベース配線4,・・・,4およびベース電極用パッ
ド5,・・・,5はm個、コレクタ配線6,・・・,6
およびコレクタ電極用パッド7,・・・,7はm/2個
となる。また、動作も実施の形態1と同様であり説明を
省略する。
BT素子2,・・・,2をその行の数が偶数行mとなる
ように配列するとともに、2行を単位として、その2行
の間に共通にコレクタ配線6を設け、且つ、その両側に
別々に一対のベース配線4,4を設けるので、全てのベ
ース配線4,・・・,4に接続されるHBT素子2,・
・・,2の数は同数となり、且つ、全てのコレクタ配線
6,・・・,6に接続されるHBT素子2,・・・,2
の数も同数となる。
6側を見た負荷インピーダンス、および、各HBT素子
2からベース配線4側を見た電源インピーダンスはとも
に全てのHBT素子2,・・・,2において同一となっ
て、全てのHBT素子2,・・・,2に対して同一の信
号を入力した場合には全てのHBT素子2,・・・,2
は均一に動作することができる。
・・・,4あるいはコレクタ配線6,・・・,6を共通
化して集積度を向上させて小型化を図りつつ、しかも、
単にHBT素子2,・・・,2に挟まれたベース配線
4,・・・,4およびコレクタ配線6,・・・,6をす
べて共通化させていた場合に比べて合成効率の低下が抑
制され、HBT素子集積回路全体としてみた場合にその
増幅効率や出力電力などを向上させることができる効果
がある。
態3によるHBT素子集積回路のレイアウトを模式的に
表したレイアウト図である。図において、HBT素子
2,・・・,2のマトリックスの列方向の両外側にベー
ス配線4,4が配設されるように、上記ベース配線4,
・・・,4と上記コレクタ配線6,・・・,6とを交互
に形成する以外は実施の形態1と同様の構成である。な
お、この場合、ベース配線4,・・・,4およびベース
電極用パッド5,・・・,5は(m/2+1)個、コレ
クタ配線6,・・・,6およびコレクタ電極用パッド
7,・・・,7はm/2個となる。また、動作も実施の
形態1と同様であり説明を省略する。
BT素子2,・・・,2をその行の数が偶数行mとなる
ように配列するとともに、HBT素子2,・・・,2の
マトリックスの列方向の両外側にベース配線4,4が配
設されるように、上記ベース配線4,・・・,4と上記
コレクタ配線6,・・・,6とを交互に形成するので、
全てのコレクタ配線6,・・・,6に接続されるHBT
素子2,・・・,2の数は同数となる。
6側を見た負荷インピーダンスは全てのHBT素子2,
・・・,2において同一となって、全てのHBT素子
2,・・・,2に対して同一の信号を入力した場合には
全てのHBT素子2,・・・,2は均一に動作するの
で、ベース配線4やコレクタ配線6を共通化して更に集
積度を向上させて小型化を図りつつ、しかも、負荷イン
ピーダンスを均一化して合成効率の低下を抑制し、HB
T素子集積回路全体としてみた場合にその増幅効率や出
力電力などを向上させることができる効果がある。
線4,・・・,4に接続されるHBT素子2,・・・,
2の数はその両端部のものと中央部のものとで異なって
しまい、そのために入力インピーダンス特性がこれらの
間で異なってしまうことになるが、負荷インピーダンス
が均一化されているので従来のHBT素子集積回路より
もはるかに動作ばらつきは抑えられている。
態4によるHBT素子集積回路のレイアウトを模式的に
表したレイアウト図である。図において、8はHBT素
子2,・・・,2の列方向の配列の中央部に形成された
エミッタ電極用パッドである。また、HBT素子2,・
・・,2のマトリックスの列方向の両外側にコレクタ配
線6,6が配設されるように、上記ベース配線4,・・
・,4と上記コレクタ配線6,・・・,6とが交互に形
成されている。これ以外は実施の形態1と同様の構成で
ある。また、動作も実施の形態1と同様であり説明を省
略する。
子2,・・・,2の列方向の配列の中央部にエミッタ電
極用パッド8を形成しているので、半導体基板1の中央
部よりに配設されて放熱効率が低いHBT素子2,・・
・,2の熱を当該エミッタ電極用パッド8から放熱する
ことができる。
挟まれたベース配線4,・・・,4あるいはコレクタ配
線6,・・・,6を共通化させて集積度を向上させて小
型化を図りつつ、しかも、放熱効率が悪い半導体基板1
の中央よりに配設されたHBT素子2,・・・,2の熱
をエミッタ電極用パッド8から放熱させて、半導体基板
1全体の放熱効率を平均化させることができるので、複
数のHBT素子2,・・・,2の動作温度のばらつきを
抑制して合成効率の低下を抑制し、HBT素子集積回路
全体としてみた場合にその増幅効率や出力電力などを向
上させることができる効果がある。
態5によるHBT素子集積回路のレイアウトを模式的に
表したレイアウト図である。図において、HBT素子
2,・・・,2のマトリックスの列方向の両外側にベー
ス配線4,4が配設されるように、上記ベース配線4,
・・・,4と上記コレクタ配線6,・・・,6とが交互
に形成されている。これ以外は実施の形態4と同様の構
成である。また、動作も実施の形態4と同様であり説明
を省略する。
子2,・・・,2の列方向の配列の中央部にエミッタ電
極用パッド8を形成しているので、半導体基板1の中央
部よりに配設されて放熱効率が低いHBT素子2,・・
・,2の熱を当該エミッタ電極用パッド8から放熱する
ことができる。
その行の数が偶数行mとなるように配列するとともに、
HBT素子2,・・・,2のマトリックスの列方向の両
外側にベース配線4,4が配設されるように、上記ベー
ス配線4,・・・,4と上記コレクタ配線6,・・・,
6とを交互に形成するので、全てのコレクタ配線6,・
・・,6に接続されるHBT素子2,・・・,2の数は
同数となり、負荷インピーダンスを均一化して合成効率
の低下を抑制し、HBT素子集積回路全体としてみた場
合にその増幅効率や出力電力などを向上させることがで
きる効果がある。
ベース配線4,・・・,4あるいはコレクタ配線6,・
・・,6を共通化させて集積度を向上させて小型化を図
りつつ、しかも、放熱効率が悪い半導体基板1の中央よ
りに配設されたHBT素子2,・・・,2の熱をエミッ
タ電極用パッド8から放熱させて、半導体基板1全体の
放熱効率を平均化させることができるので、複数のHB
T素子2,・・・,2の動作温度のばらつきを抑制して
合成効率の低下を抑制し、HBT素子集積回路全体とし
てみた場合にその増幅効率や出力電力などを向上させる
ことができる効果がある。
態6によるHBT素子集積回路のレイアウトを模式的に
表したレイアウト図である。図において、エミッタ電極
用パッド8,8,8は、HBT素子2,・・・,2の列
方向の配列の中央部、および両端の3個所に形成されて
いる。これ以外は実施の形態4と同様の構成である。ま
た、動作も実施の形態4と同様であり説明を省略する。
子2,・・・,2の列方向の配列の中央部および両端に
エミッタ電極用パッド8,8,8を形成しているので、
半導体基板1の中央部よりに配設されて放熱効率が低い
HBT素子2,・・・,2の熱を当該エミッタ電極用パ
ッド8から放熱することができ、しかも、両端のエミッ
タ電極用パッド8,8からもこれら複数のHBT素子
2,・・・,2の熱を放熱することができるので、動作
温度のばらつきのみならず絶対値自体を抑制することが
できる効果がある。
挟まれたベース配線4,・・・,4あるいはコレクタ配
線6,・・・,6を共通化させて集積度を向上させて小
型化を図りつつ、しかも、放熱効率が悪い半導体基板1
の中央よりに配設されたHBT素子2,・・・,2の熱
をエミッタ電極用パッド8から放熱させて、半導体基板
1全体の放熱効率を平均化させることができるので、H
BT素子2,・・・,2の動作温度を低く且つ均一にす
ることができ、HBT素子集積回路全体としてみた場合
にその増幅効率や出力電力などを向上させることができ
る効果がある。
態7によるHBT素子集積回路のレイアウトを模式的に
表したレイアウト図である。図において、エミッタ電極
用パッド8,8,8は、HBT素子2,・・・,2の列
方向の配列の中央部、および両端部の3個所に形成され
ている。これ以外は実施の形態5と同様の構成である。
また、動作も実施の形態5と同様であり説明を省略す
る。
子2,・・・,2の列方向の配列の中央部および両端に
エミッタ電極用パッド8,8,8を形成しているので、
半導体基板1の中央部よりに配設されて放熱効率が低い
HBT素子2,・・・,2の熱を当該エミッタ電極用パ
ッド8から放熱することができ、しかも、両端のエミッ
タ電極用パッド8,8からもこれら複数のHBT素子
2,・・・,2の熱を放熱することができるので、動作
温度のばらつきのみならず絶対値自体を抑制することが
できる効果がある。
その行の数が偶数行mとなるように配列するとともに、
HBT素子2,・・・,2のマトリックスの列方向の両
外側にベース配線4,4が配設されるように、上記ベー
ス配線4,・・・,4と上記コレクタ配線6,・・・,
6とを交互に形成するので、全てのコレクタ配線6,・
・・,6に接続されるHBT素子2,・・・,2の数は
同数となり、負荷インピーダンスを均一化して合成効率
の低下を抑制し、HBT素子集積回路全体としてみた場
合にその増幅効率や出力電力などを向上させることがで
きる効果がある。
挟まれたベース配線4,・・・,4あるいはコレクタ配
線6,・・・,6を共通化させて集積度を向上させて小
型化を図りつつ、しかも、放熱効率が悪い半導体基板1
の中央よりに配設されたHBT素子2,・・・,2の熱
をエミッタ電極用パッド8から放熱させて、半導体基板
1全体の放熱効率を平均化させることができるので、H
BT素子2,・・・,2の動作温度を低く且つ均一にす
ることができ、HBT素子集積回路全体としてみた場合
にその増幅効率や出力電力などを向上させることができ
る効果がある。
態8によるHBT素子集積回路のレイアウトを模式的に
表したレイアウト図である。図において、10は2行の
HBTセル3,3と、その間に共通に設けたベース配線
4と、その両側に別々に一対のコレクタ配線6,6とを
1ユニットとした場合、そのユニットとユニットとの間
に形成されたエミッタ電極用パッドである。これ以外は
実施の形態1と同様の構成である。また、動作も実施の
形態1と同様であり説明を省略する。
ル3,3の2つ毎にエミッタ電極用パッド10,・・
・,10を形成しているので、半導体基板1上の形成位
置にかかわらずHBT素子2,・・・,2とエミッタ電
極用パッド8,8,10,・・・,10との距離を一定
に且つ短く形成することができ、それによりHBT素子
2,・・・,2の温度上昇を抑制することができる。
接続されるHBT素子2,・・・,2の数は同数とな
り、且つ、全てのコレクタ配線6,・・・,6に接続さ
れるHBT素子2,・・・,2の数も同数となるので、
各HBT素子2,・・・,2からコレクタ配線6,・・
・,6側を見た負荷インピーダンス、および、各HBT
素子2,・・・,2からベース配線4,・・・,4側を
見た電源インピーダンスはともに全てのHBT素子2,
・・・,2において同一となって、全てのHBT素子
2,・・・,2に対して同一の信号を入力した場合には
全てのHBT素子は均一に動作することができる。
挟まれたベース配線4,・・・,4あるいはコレクタ配
線6,・・・,6を共通化させて集積度を向上させて小
型化を図りつつ、しかも、各HBT素子2,・・・,2
から見た場合ほぼ均一の短い距離にエミッタ電極用パッ
ト8,8,10,・・・,10が形成されているので、
HBT素子2,・・・,2の動作温度を低く且つ均一に
することができ、複数のHBT素子2,・・・,2の動
作温度のばらつきを抑制して合成効率の低下を抑制し、
HBT素子集積回路全体としてみた場合にその増幅効率
や出力電力などを向上させることができる効果がある。
態9によるHBT素子集積回路のレイアウトを模式的に
表したレイアウト図である。図において、2行のHBT
セル3,3の間にコレクタ配線6が共通に設けられ、そ
の両側に別々に一対のベース配線4,4が設けられた以
外は実施の形態8と同様の構成である。また、動作も実
施の形態8と同様であり説明を省略する。
ル3,3の2つ毎にエミッタ電極用パッド10,・・
・,10を形成しているので、半導体基板1上の形成位
置にかかわらずHBT素子2,・・・,2とエミッタ電
極用パッド8,8,10,・・・,10との距離を一定
に且つ短く形成することができ、それによりHBT素子
2,・・・,2の温度上昇を抑制することができる。
接続されるHBT素子2,・・・,2の数は同数とな
り、且つ、全てのコレクタ配線6,・・・,6に接続さ
れるHBT素子2,・・・,2の数も同数となるので、
各HBT素子2,・・・,2からコレクタ配線6,・・
・,6側を見た負荷インピーダンス、および、各HBT
素子2,・・・,2からベース配線4,・・・,4側を
見た電源インピーダンスはともに全てのHBT素子2,
・・・,2において同一となって、全てのHBT素子
2,・・・,2に対して同一の信号を入力した場合には
全てのHBT素子2,・・・,2は均一に動作すること
ができる。
ベース配線4,・・・,4あるいはコレクタ配線6,・
・・,6を共通化させて集積度を向上させて小型化を図
りつつ、しかも、各HBT素子2,・・・,2から見た
場合ほぼ均一の短い距離にエミッタ電極用パッド8,
8,10,・・・,10が形成されているので、HBT
素子2,・・・,2の動作温度を低く且つ均一にするこ
とができ、複数のHBT素子2,・・・,2の動作温度
のばらつきを抑制して合成効率の低下を抑制し、HBT
素子集積回路全体としてみた場合にその増幅効率や出力
電力などを向上させることができる効果がある。
の形態10によるHBT素子集積回路のレイアウトを模
式的に表したレイアウト図である。図において、HBT
セル3,・・・,3同士の間隔が、その配列の両端にお
けるものよりも中央部におけるもののほうが広くなるよ
うに形成されている以外は実施の形態1と同様の構成で
ある。なお、同図において、HBT素子同士の間隔は、
Ly1>Ly2>Ly3>Ly4となっている。また、
動作も実施の形態1と同様であり説明を省略する。
セル3,・・・,3同士の間隔が、その配列の両端にお
けるものよりも中央部におけるもののほうが広くなるよ
うに形成されているので、半導体基板1の中央よりに配
設されたHBT素子2,・・・,2の周囲の熱容量が、
半導体基板1の端部よりに配設されたHBT素子2,・
・・,2の周囲の熱容量よりも大きくなり、その分、中
央部における動作時の温度上昇を抑制することができ、
HBT素子2,・・・,2の動作温度のばらつきを抑制
することができる。
挟まれたベース配線4,・・・,4あるいはコレクタ配
線6,・・・,6を共通化させて集積度を向上させて小
型化を図りつつ、しかも、放熱効率が悪い半導体基板1
の中央よりに配設されたHBT素子2,・・・,2の周
囲の熱容量を大きくしているので、半導体基板1全体の
動作温度のばらつきを抑制して合成効率の低下を抑制
し、HBT素子集積回路全体としてみた場合にその増幅
効率や出力電力などを向上させることができる効果があ
る。
の形態11によるHBT素子集積回路のレイアウトを模
式的に表したレイアウト図である。図において、HBT
セル3,・・・,3同士の間隔が、その配列の両端にお
けるものよりも中央部におけるもののほうが広くなるよ
うに形成されている以外は実施の形態2と同様の構成で
ある。なお、同図において、HBT素子同士の間隔は、
Ly1>Ly2>Ly3>Ly4となっている。また、
動作も実施の形態2と同様であり説明を省略する。
セル3,・・・,3同士の間隔が、その配列の両端にお
けるものよりも中央部におけるもののほうが広くなるよ
うに形成されているので、半導体基板1の中央よりに配
設されたHBT素子2,・・・,2の周囲の熱容量が、
半導体基板1の端部よりに配設されたHBT素子2,・
・・,2の周囲の熱容量よりも大きくなり、その分、中
央部における動作時の温度上昇を抑制することができ、
HBT素子2,・・・,2の動作温度のばらつきを抑制
することができる。
挟まれたベース配線4,・・・,4あるいはコレクタ配
線6,・・・,6を共通化させて集積度を向上させて小
型化を図りつつ、しかも、放熱効率が悪い半導体基板1
の中央よりに配設されたHBT素子2,・・・,2の周
囲の熱容量を大きくしているので、半導体基板1全体の
動作温度のばらつきを抑制して合成効率の低下を抑制
し、HBT素子集積回路全体としてみた場合にその増幅
効率や出力電力などを向上させることができる効果があ
る。
の形態12によるHBT素子集積回路のレイアウトを模
式的に表したレイアウト図である。図において、各HB
Tセル3内のHBT素子2,・・・,2同士の間隔が、
その配列の両端におけるものよりも中央部におけるもの
のほうが広くなるように形成されている以外は実施の形
態1と同様の構成である。なお、同図において、HBT
素子同士の間隔は、Lx1>Lx2>Lx3>Lx4と
なっている。また、動作も実施の形態1と同様であり説
明を省略する。
セル3内のHBT素子2,・・・,2同士の間隔が、そ
の配列の両端におけるものよりも中央部におけるものの
ほうが広くなるように形成されているので、半導体基板
1の中央よりに配設されたHBT素子2,・・・,2の
周囲の熱容量が、半導体基板1の端部よりに配設された
HBT素子2,・・・,2の周囲の熱容量よりも大きく
なり、その分、中央部における動作時の温度上昇を抑制
することができ、HBT素子2,・・・,2の動作温度
のばらつきを抑制することができる。
挟まれたベース配線4,・・・,4あるいはコレクタ配
線6,・・・,6を共通化させて集積度を向上させて小
型化を図りつつ、しかも、放熱効率が悪い半導体基板1
の中央よりに配設されたHBT素子2,・・・,2の周
囲の熱容量を大きくしているので、半導体基板1全体の
動作温度のばらつきを抑制して合成効率の低下を抑制
し、HBT素子集積回路全体としてみた場合にその増幅
効率や出力電力などを向上させることができる効果があ
る。
の形態13によるHBT素子集積回路のレイアウトを模
式的に表したレイアウト図である。図において、各HB
Tセル3内のHBT素子2,・・・,2同士の間隔が、
その配列の両端におけるものよりも中央部におけるもの
のほうが広くなるように形成されている以外は実施の形
態2と同様の構成である。なお、同図において、HBT
素子同士の間隔は、Lx1>Lx2>Lx3>Lx4と
なっている。また、動作も実施の形態2と同様であり説
明を省略する。
セル3内のHBT素子2,・・・,2同士の間隔が、そ
の配列の両端におけるものよりも中央部におけるものの
ほうが広くなるように形成されているので、半導体基板
1の中央よりに配設されたHBT素子2,・・・,2の
周囲の熱容量が、半導体基板1の端部よりに配設された
HBT素子2,・・・,2の周囲の熱容量よりも大きく
なり、その分、中央部における動作時の温度上昇を抑制
することができ、HBT素子2,・・・,2の動作温度
のばらつきを抑制することができる。
挟まれたベース配線4,・・・,4あるいはコレクタ配
線6,・・・,6を共通化させて集積度を向上させて小
型化を図りつつ、しかも、放熱効率が悪い半導体基板1
の中央よりに配設されたHBT素子2,・・・,2の周
囲の熱容量を大きくしているので、半導体基板1全体の
動作温度のばらつきを抑制して合成効率の低下を抑制
し、HBT素子集積回路全体としてみた場合にその増幅
効率や出力電力などを向上させることができる効果があ
る。
の形態14によるHBT素子集積回路のレイアウトを模
式的に表したレイアウト図である。図において、HBT
セル3,・・・,3同士の間隔がその配列の両端におけ
るものよりも中央部におけるもののほうが広くなるよう
に形成されるとともに、各HBTセル3内のHBT素子
2,・・・,2同士の間隔がその配列の両端におけるも
のよりも中央部におけるもののほうが広くなるように形
成されている以外は実施の形態1と同様の構成である。
なお、同図において、HBT素子同士の間隔は、Ly1
>Ly2>Ly3>Ly4且つLx1>Lx2>Lx3
>Lx4となっている。また、動作も実施の形態1と同
様であり説明を省略する。
セル3,・・・,3同士の間隔が、その配列の両端にお
けるものよりも中央部におけるもののほうが広くなるよ
うに形成されるとともに、HBTセル3内のHBT素子
2,・・・,2同士の間隔が、その配列の両端における
ものよりも中央部におけるもののほうが広くなるように
形成されているので、半導体基板1の中央よりに配設さ
れたHBT素子2,・・・,2の周囲の熱容量が、半導
体基板1の端部よりに配設されたHBT素子2,・・
・,2の周囲の熱容量よりも大きくなり、その分、中央
部における動作時の温度上昇を抑制することができ、H
BT素子2,・・・,2の動作温度のばらつきを抑制す
ることができる。
挟まれたベース配線4,・・・,4あるいはコレクタ配
線6,・・・,6を共通化させて集積度を向上させて小
型化を図りつつ、しかも、放熱効率が悪い半導体基板1
の中央よりに配設されたHBT素子2,・・・,2の周
囲の熱容量を大きくしているので、半導体基板1全体の
動作温度のばらつきを抑制して合成効率の低下を抑制
し、HBT素子集積回路全体としてみた場合にその増幅
効率や出力電力などを向上させることができる効果があ
る。
の形態15によるHBT素子集積回路のレイアウトを模
式的に表したレイアウト図である。図において、HBT
セル3,・・・,3同士の間隔がその配列の両端におけ
るものよりも中央部におけるもののほうが広くなるよう
に形成されるとともに、各HBTセル3内のHBT素子
2,・・・,2同士の間隔がその配列の両端におけるも
のよりも中央部におけるもののほうが広くなるように形
成されている以外は実施の形態2と同様の構成である。
なお、同図において、HBT素子同士の間隔は、Ly1
>Ly2>Ly3>Ly4且つLx1>Lx2>Lx3
>Lx4となっている。また、動作も実施の形態2と同
様であり説明を省略する。
セル3,・・・,3同士の間隔が、その配列の両端にお
けるものよりも中央部におけるもののほうが広くなるよ
うに形成されるとともに、HBTセル3内のHBT素子
2,・・・,2同士の間隔が、その配列の両端における
ものよりも中央部におけるもののほうが広くなるように
形成されているので、半導体基板1の中央よりに配設さ
れたHBT素子2,・・・,2の周囲の熱容量が、半導
体基板1の端部よりに配設されたHBT素子2,・・
・,2の周囲の熱容量よりも大きくなり、その分、中央
部における動作時の温度上昇を抑制することができ、H
BT素子2,・・・,2の動作温度のばらつきを抑制す
ることができる。
挟まれたベース配線4,・・・,4あるいはコレクタ配
線6,・・・,6を共通化させて集積度を向上させて小
型化を図りつつ、しかも、放熱効率が悪い半導体基板1
の中央よりに配設されたHBT素子2,・・・,2の周
囲の熱容量を大きくしているので、半導体基板1全体の
動作温度のばらつきを抑制して合成効率の低下を抑制
し、HBT素子集積回路全体としてみた場合にその増幅
効率や出力電力などを向上させることができる効果があ
る。
体基板上に複数のHBT素子がマトリックス状に配列し
て形成され、このマトリックスの行毎に共通に複数のベ
ース配線と複数のコレクタ配線とが設けられ、且つ、こ
のマトリックスの列毎に共通に複数のエミッタ配線が設
けられるHBT素子集積回路において、複数のHBT素
子をその行の数が偶数行となるように配列するととも
に、2行を単位として、その2行の間に共通にベース配
線あるいはコレクタ配線を設け、且つ、その両側に別々
に一対のコレクタ配線あるいは一対のベース配線を設け
るので、全てのベース配線に接続されるHBT素子の数
は同数となり、且つ、全てのコレクタ配線に接続される
HBT素子の数も同数となる。
を見た負荷インピーダンス、および、各HBT素子から
ベース配線側を見た電源インピーダンスはともに全ての
HBT素子において同一となって、全てのHBT素子に
対して同一の信号を入力した場合には、全てのHBT素
子は均一に動作するので、ベース配線あるいはコレクタ
配線を共通化して集積度を向上させて小型化を図りつ
つ、しかも、合成効率の低下が抑制され、HBT素子集
積回路全体としてみた場合にその増幅効率や出力電力な
どを向上させることができる効果がある。
HBT素子がマトリックス状に配列して形成され、この
マトリックスの行毎に共通に複数のベース配線と複数の
コレクタ配線とが設けられ、且つ、このマトリックスの
列毎に共通に複数のエミッタ配線が設けられるHBT素
子集積回路において、複数のHBT素子をその行の数が
偶数行となるように配列するとともに、上記マトリック
スの両外側にベース配線が配設されるように、上記ベー
ス配線と上記コレクタ配線とを交互に設けるので、全て
のコレクタ配線に接続されるHBT素子の数も同数とな
る。
を見た負荷インピーダンスは全てのHBT素子において
同一となって、全てのHBT素子に対して同一の信号を
入力した場合には、全てのHBT素子は均一な負荷イン
ピーダンスの下で動作するので、ベース配線やコレクタ
配線を共通化し、更に集積度を向上させて小型化を図り
つつ、しかも、負荷インピーダンスを均一化して合成効
率の低下を抑制し、HBT素子集積回路全体としてみた
場合にその増幅効率や出力電力などを向上させることが
できる効果がある。
HBT素子がマトリックス状に配列して形成され、この
マトリックスの行毎に共通に複数のベース配線と複数の
コレクタ配線とが設けられ、且つ、このマトリックスの
列毎に共通に複数のエミッタ配線が設けられるHBT素
子集積回路において、複数のエミッタ配線が接続される
エミッタ電極用パットを、少なくともHBT素子の列方
向の配列の中央部に形成しているので、半導体基板の中
央よりに配設されたHBT素子の熱を当該エミッタ電極
用パットから放熱することができる。
配線あるいはコレクタ配線を共通化させて集積度を向上
させて小型化を図りつつ、しかも、放熱効率が悪い半導
体基板の中央よりに配設されたHBT素子の熱をエミッ
タ電極用パットから放熱させて、半導体基板全体の放熱
効率を平均化させることができるので、複数のHBT素
子の動作温度のばらつきを抑制して合成効率の低下を抑
制し、HBT素子集積回路全体としてみた場合に、その
増幅効率や出力電力などを向上させることができる効果
がある。
を、HBT素子の列方向の配列の中央部と、両端とに形
成することで、動作温度の絶対値自体を抑制することが
できる効果がある。
接続されるエミッタ電極用パットが、2行のHBT素子
と、その間に共通に設けたベース配線あるいはコレクタ
配線と、その両側に別々に一対のコレクタ配線あるいは
一対のベース配線とを1ユニットとした場合、そのユニ
ットとユニットとの間およびユニットの配列の両端とに
形成されているので、半導体基板上の形成位置にかかわ
らずHBT素子の温度上昇を抑制することができる。
配線あるいはコレクタ配線を共通化させて集積度を向上
させて小型化を図りつつ、しかも、各HBT素子から見
た場合ほぼ均一の短い距離にエミッタ電極が形成されて
いるので、HBT素子の動作温度を低く且つ均一にする
ことができ、複数のHBT素子の動作温度のばらつきを
抑制して合成効率の低下を抑制し、HBT素子集積回路
全体としてみた場合に、その増幅効率や出力電力などを
向上させることができる効果がある。
HBT素子がマトリックス状に配列して形成され、この
マトリックスの行毎に共通に複数のベース配線と複数の
コレクタ配線とが設けられ、且つ、このマトリックスの
列毎に共通に複数のエミッタ配線が設けられるHBT素
子集積回路において、HBT素子同士の間隔は、その配
列の両端におけるものよりも中央部におけるもののほう
が広く形成されているので、半導体基板の中央よりに配
設されたHBT素子の周囲の熱容量が、半導体基板の端
部よりに配設されたHBT素子の周囲の熱容量よりも大
きくなり、その分、HBT素子の動作温度のばらつきを
抑制することができる。
配線あるいはコレクタ配線を共通化させて集積度を向上
させて小型化を図りつつ、しかも、放熱効率が悪い半導
体基板の中央よりに配設されたHBT素子の周囲の熱容
量を大きくしているので、半導体基板全体の動作温度の
ばらつきを抑制して合成効率の低下を抑制し、HBT素
子集積回路全体としてみた場合に、その増幅効率や出力
電力などを向上させることができる効果がある。
積回路のレイアウトを模式的に表したレイアウト図であ
る。
積回路のレイアウトを模式的に表したレイアウト図であ
る。
積回路のレイアウトを模式的に表したレイアウト図であ
る。
積回路のレイアウトを模式的に表したレイアウト図であ
る。
積回路のレイアウトを模式的に表したレイアウト図であ
る。
積回路のレイアウトを模式的に表したレイアウト図であ
る。
積回路のレイアウトを模式的に表したレイアウト図であ
る。
積回路のレイアウトを模式的に表したレイアウト図であ
る。
積回路のレイアウトを模式的に表したレイアウト図であ
る。
子集積回路のレイアウトを模式的に表したレイアウト図
である。
子集積回路のレイアウトを模式的に表したレイアウト図
である。
子集積回路のレイアウトを模式的に表したレイアウト図
である。
子集積回路のレイアウトを模式的に表したレイアウト図
である。
子集積回路のレイアウトを模式的に表したレイアウト図
である。
子集積回路のレイアウトを模式的に表したレイアウト図
である。
模式的に表したレイアウト図である。
ン・バイポーラ・トランジスタ素子)、4 ベース配
線、6 コレクタ配線、8,10 エミッタ電極用パッ
ド、9 エミッタエアブリッジ配線(エミッタ配線)。
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体基板と、 この半導体基板上にマトリックス状に配列して形成され
た複数のヘテロジャンクション・バイポーラ・トランジ
スタ素子と、 上記マトリックス状の配列において上記ヘテロジャンク
ション・バイポーラ・トランジスタ素子の行毎に共通に
設けられる複数のベース配線と、 上記マトリックス状の配列において上記ヘテロジャンク
ション・バイポーラ・トランジスタ素子の行毎に共通に
設けられる複数のコレクタ配線と、 上記マトリックス状の配列において上記ヘテロジャンク
ション・バイポーラ・トランジスタ素子の列毎に共通に
設けられる複数のエミッタ配線とを備えたヘテロジャン
クション・バイポーラ・トランジスタ素子集積回路にお
いて、 複数のヘテロジャンクション・バイポーラ・トランジス
タ素子をその行の数が偶数行となるように配列するとと
もに、 2行を単位として、その2行の間に共通にベース配線あ
るいはコレクタ配線を設け、且つ、その両側に別々に一
対のコレクタ配線あるいは一対のベース配線を設けるこ
とを特徴とするヘテロジャンクション・バイポーラ・ト
ランジスタ素子集積回路。 - 【請求項2】 半導体基板と、 この半導体基板上にマトリックス状に配列して形成され
た複数のヘテロジャンクション・バイポーラ・トランジ
スタ素子と、 上記マトリックス状の配列において上記ヘテロジャンク
ション・バイポーラ・トランジスタ素子の行毎に共通に
設けられる複数のベース配線と、 上記マトリックス状の配列において上記ヘテロジャンク
ション・バイポーラ・トランジスタ素子の行毎に共通に
設けられる複数のコレクタ配線と、 上記マトリックス状の配列において上記ヘテロジャンク
ション・バイポーラ・トランジスタ素子の列毎に共通に
設けられる複数のエミッタ配線とを備えたヘテロジャン
クション・バイポーラ・トランジスタ素子集積回路にお
いて、 複数のヘテロジャンクション・バイポーラ・トランジス
タ素子をその行の数が偶数行となるように配列するとと
もに、 上記マトリックスの両外側にベース配線が配設されるよ
うに、上記ベース配線と上記コレクタ配線とを交互に設
けることを特徴とするヘテロジャンクション・バイポー
ラ・トランジスタ素子集積回路。 - 【請求項3】 半導体基板と、 この半導体基板上にマトリックス状に配列して形成され
た複数のヘテロジャンクション・バイポーラ・トランジ
スタ素子と、 上記マトリックス状の配列において上記ヘテロジャンク
ション・バイポーラ・トランジスタ素子の行毎に共通に
設けられる複数のベース配線と、 上記マトリックス状の配列において上記ヘテロジャンク
ション・バイポーラ・トランジスタ素子の行毎に共通に
設けられる複数のコレクタ配線と、 上記マトリックス状の配列において上記ヘテロジャンク
ション・バイポーラ・トランジスタ素子の列毎に共通に
設けられる複数のエミッタ配線とを備えたヘテロジャン
クション・バイポーラ・トランジスタ素子集積回路にお
いて、 複数のエミッタ配線が接続されるエミッタ電極用パット
を、少なくともヘテロジャンクション・バイポーラ・ト
ランジスタ素子の列方向の配列の中央部に形成すること
を特徴とするヘテロジャンクション・バイポーラ・トラ
ンジスタ素子集積回路。 - 【請求項4】 エミッタ電極用パットは、ヘテロジャン
クション・バイポーラ・トランジスタ素子の列方向の配
列の中央部と、両端部とに形成されていることを特徴と
する請求項3記載のヘテロジャンクション・バイポーラ
・トランジスタ素子集積回路。 - 【請求項5】 複数のエミッタ配線が接続されるエミッ
タ電極用パットが、2行のヘテロジャンクション・バイ
ポーラ・トランジスタ素子と、その間に共通に設けたベ
ース配線あるいはコレクタ配線と、その両側に別々に一
対のコレクタ配線あるいは一対のベース配線とを1ユニ
ットとした場合、そのユニットとユニットとの間および
ユニットの配列の両端とに形成されていることを特徴と
する請求項1記載のヘテロジャンクション・バイポーラ
・トランジスタ素子集積回路。 - 【請求項6】 半導体基板と、 この半導体基板上にマトリックス状に配列して形成され
た複数のヘテロジャンクション・バイポーラ・トランジ
スタ素子と、 上記マトリックス状の配列において上記ヘテロジャンク
ション・バイポーラ・トランジスタ素子の行毎に共通に
設けられる複数のベース配線と、 上記マトリックス状の配列において上記ヘテロジャンク
ション・バイポーラ・トランジスタ素子の行毎に共通に
設けられる複数のコレクタ配線と、 上記マトリックス状の配列において上記ヘテロジャンク
ション・バイポーラ・トランジスタ素子の列毎に共通に
設けられる複数のエミッタ配線とを備えたヘテロジャン
クション・バイポーラ・トランジスタ素子集積回路にお
いて、 ヘテロジャンクション・バイポーラ・トランジスタ素子
同士の間隔は、その配列の両端部におけるものよりも中
央部におけるものの方が広く形成されていることを特徴
とするヘテロジャンクション・バイポーラ・トランジス
タ素子集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12229499A JP3195313B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | ヘテロジャンクション・バイポーラ・トランジスタ素子集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12229499A JP3195313B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | ヘテロジャンクション・バイポーラ・トランジスタ素子集積回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000315693A true JP2000315693A (ja) | 2000-11-14 |
JP3195313B2 JP3195313B2 (ja) | 2001-08-06 |
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ID=14832406
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12229499A Expired - Lifetime JP3195313B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | ヘテロジャンクション・バイポーラ・トランジスタ素子集積回路 |
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---|---|
JP (1) | JP3195313B2 (ja) |
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JP2009200502A (ja) * | 2009-03-19 | 2009-09-03 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
CN104104341B (zh) * | 2014-07-28 | 2017-02-15 | 苏州英诺迅科技有限公司 | 热分流式微波功率放大器 |
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- 1999-04-28 JP JP12229499A patent/JP3195313B2/ja not_active Expired - Lifetime
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