JP2000315026A - 加熱定着装置 - Google Patents
加熱定着装置Info
- Publication number
- JP2000315026A JP2000315026A JP11122134A JP12213499A JP2000315026A JP 2000315026 A JP2000315026 A JP 2000315026A JP 11122134 A JP11122134 A JP 11122134A JP 12213499 A JP12213499 A JP 12213499A JP 2000315026 A JP2000315026 A JP 2000315026A
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- Japan
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- heat
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- fixing device
- heat source
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンピュータ等の出力機器として使用される
画像形成装置の加熱定着装置において、待機中の消費電
力を低減しつつ立ち上がり時間を短縮できるオンデマン
ド出力が可能な画像形成装置における加熱定着装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 感光体10と転写ローラ11等から成る
現像転写手段により転写材4上にトナー像を形成し、こ
のトナー像を熱により転写材4へ溶着させ画像形成する
加熱定着装置において、ハロゲンランプのような高出力
の熱源1を内包し熱源中心から放射状に拡散された熱線
が漏れることなく必ず衝突するように配置された羽部3
を有し、少なくとも転写材4の搬送方向に対する幅より
も長くかつ羽部3の回転に伴い熱源1から羽部3の外部
へ送風する送風手段2を、転写材4からわずかに離れた
位置に設ける。
画像形成装置の加熱定着装置において、待機中の消費電
力を低減しつつ立ち上がり時間を短縮できるオンデマン
ド出力が可能な画像形成装置における加熱定着装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 感光体10と転写ローラ11等から成る
現像転写手段により転写材4上にトナー像を形成し、こ
のトナー像を熱により転写材4へ溶着させ画像形成する
加熱定着装置において、ハロゲンランプのような高出力
の熱源1を内包し熱源中心から放射状に拡散された熱線
が漏れることなく必ず衝突するように配置された羽部3
を有し、少なくとも転写材4の搬送方向に対する幅より
も長くかつ羽部3の回転に伴い熱源1から羽部3の外部
へ送風する送風手段2を、転写材4からわずかに離れた
位置に設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式など
を利用して画像情報を転写材上に形成し得る画像形成装
置における加熱定着装置に関するものである。
を利用して画像情報を転写材上に形成し得る画像形成装
置における加熱定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プロセスを利用した複写
機やファクシミリ装置等の画像形成を行う加熱定着装置
において、転写材上に形成されたトナーを溶融定着して
永久画像にする必要がある。またこのような定着手段と
しては、溶剤を使用する溶剤定着法や圧力ローラを使用
する圧力定着法、さらにはヒートローラを使った接触式
の加熱定着法や赤外線ランプ、オーブン等を使っての非
接触式の加熱定着法などが知られている。
機やファクシミリ装置等の画像形成を行う加熱定着装置
において、転写材上に形成されたトナーを溶融定着して
永久画像にする必要がある。またこのような定着手段と
しては、溶剤を使用する溶剤定着法や圧力ローラを使用
する圧力定着法、さらにはヒートローラを使った接触式
の加熱定着法や赤外線ランプ、オーブン等を使っての非
接触式の加熱定着法などが知られている。
【0003】一般的に、溶剤定着法では溶剤蒸気発散に
よる臭気、環境衛生上の問題があり、圧力定着法では他
の定着法と比べ定着性が悪く、さらには圧力感応性トナ
ーが高価であることから、以下に述べるような加熱定着
法が使用されている。
よる臭気、環境衛生上の問題があり、圧力定着法では他
の定着法と比べ定着性が悪く、さらには圧力感応性トナ
ーが高価であることから、以下に述べるような加熱定着
法が使用されている。
【0004】図3は、従来のヒートローラ方式加熱定着
装置の断面図であって、ハロゲンランプのような熱源1
01を内包した定着ローラ102および定着ローラ10
2に接触する加圧ローラ105が転写材108に接触加
熱することで転写材108上のトナー109が溶融定着
する接触式加熱定着である。
装置の断面図であって、ハロゲンランプのような熱源1
01を内包した定着ローラ102および定着ローラ10
2に接触する加圧ローラ105が転写材108に接触加
熱することで転写材108上のトナー109が溶融定着
する接触式加熱定着である。
【0005】このような接触式加熱定着装置の定着ロー
ラ102は、主に熱源101にハロゲンランプを搭載
し、伝熱特性に優れた円筒部材103を芯金に採用し、
その外周面に形成された表層104とで主要部が構成さ
れている。また、加圧ローラ105は、円筒状芯金10
6の外周面に耐熱弾性体層107を形成した構成となっ
ており、定着ローラ102及び加圧ローラ105との間
にトナー像が形成された転写材108を挿通させること
で、熱と圧力でトナー像の定着を行うようになってい
る。定着ローラ102の表層104は、定着ローラ10
2からトナー109が溶融定着された転写材108を分
離させるために形成されるものである。例えば、フッ素
系耐熱樹脂、シリコーンゴムやフッ素ゴム等の材料が多
く使用されている。
ラ102は、主に熱源101にハロゲンランプを搭載
し、伝熱特性に優れた円筒部材103を芯金に採用し、
その外周面に形成された表層104とで主要部が構成さ
れている。また、加圧ローラ105は、円筒状芯金10
6の外周面に耐熱弾性体層107を形成した構成となっ
ており、定着ローラ102及び加圧ローラ105との間
にトナー像が形成された転写材108を挿通させること
で、熱と圧力でトナー像の定着を行うようになってい
る。定着ローラ102の表層104は、定着ローラ10
2からトナー109が溶融定着された転写材108を分
離させるために形成されるものである。例えば、フッ素
系耐熱樹脂、シリコーンゴムやフッ素ゴム等の材料が多
く使用されている。
【0006】また、トナー109を定着するときには、
転写材上のトナー109が定着ローラ102の表面に付
着するいわゆるオフセット現象が発生しやすい。この不
具合の対策として定着ローラ表層の改質やクリーニング
機構112の設置、定着ローラ102の離型性を向上さ
せるために表層上に離型剤、例えばシリコーンオイル等
を供給するオイル塗布機構113の設置等がなされてい
る。
転写材上のトナー109が定着ローラ102の表面に付
着するいわゆるオフセット現象が発生しやすい。この不
具合の対策として定着ローラ表層の改質やクリーニング
機構112の設置、定着ローラ102の離型性を向上さ
せるために表層上に離型剤、例えばシリコーンオイル等
を供給するオイル塗布機構113の設置等がなされてい
る。
【0007】一方、非接触式加熱定着装置においては、
熱源に面状ヒータを用いての対流加熱方式や、熱源に赤
外線ランプを用いての輻射加熱方式がある。図4は、従
来の対流加熱定着装置の断面図であって、101は面状
ヒータから成る熱源、110はその下面に装着された放
熱部材である。図4に示すような対流加熱方式において
は、熱伝達率を向上させるために、熱源101は転写材
108からわずかに離れた位置に設置する。そのため、
転写材108のカールや曲げ等によるジャムが発生して
も、転写材108が面状ヒータと圧着している放熱部材
110と接しないための安全部材及び機構を設ける必要
があるが、基本的に放熱部材110は転写材108が燃
えない程度の温度まで抑制させる。100は転写材10
8の搬送ガイドである。
熱源に面状ヒータを用いての対流加熱方式や、熱源に赤
外線ランプを用いての輻射加熱方式がある。図4は、従
来の対流加熱定着装置の断面図であって、101は面状
ヒータから成る熱源、110はその下面に装着された放
熱部材である。図4に示すような対流加熱方式において
は、熱伝達率を向上させるために、熱源101は転写材
108からわずかに離れた位置に設置する。そのため、
転写材108のカールや曲げ等によるジャムが発生して
も、転写材108が面状ヒータと圧着している放熱部材
110と接しないための安全部材及び機構を設ける必要
があるが、基本的に放熱部材110は転写材108が燃
えない程度の温度まで抑制させる。100は転写材10
8の搬送ガイドである。
【0008】また、図5は、従来の輻射加熱定着装置の
断面図であって、図5に示すような輻射加熱装置におい
ては、熱源101である赤外線ランプ自体転写材108
を容易に燃えさせる高温となるため、転写材108から
必要以上の間隔を設けておく。111は熱反射板であ
る。
断面図であって、図5に示すような輻射加熱装置におい
ては、熱源101である赤外線ランプ自体転写材108
を容易に燃えさせる高温となるため、転写材108から
必要以上の間隔を設けておく。111は熱反射板であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の加熱定着装置に
おいては、接触式の場合、前述したようにローラ表面に
は熱容量が高い弾性部材が用いられているため、急速に
ローラ表面がトナー溶融定着温度まで上昇せずウォーム
アップタイムが1分以上長くなっている。また接触式で
あるために剥離性を向上させるためのオイル塗布機構や
クリーニング機構が必要でありコスト高である。さらに
高速化を図るためには定着ローラと加圧ローラの押圧に
よって形成されるニップを稼ぐためにローラ径が必要と
なり、そのため定着器サイズ大になっていた。
おいては、接触式の場合、前述したようにローラ表面に
は熱容量が高い弾性部材が用いられているため、急速に
ローラ表面がトナー溶融定着温度まで上昇せずウォーム
アップタイムが1分以上長くなっている。また接触式で
あるために剥離性を向上させるためのオイル塗布機構や
クリーニング機構が必要でありコスト高である。さらに
高速化を図るためには定着ローラと加圧ローラの押圧に
よって形成されるニップを稼ぐためにローラ径が必要と
なり、そのため定着器サイズ大になっていた。
【0010】一方、非接触式の場合、接触式とは異な
り、直接転写材に触れず転写材上のトナーを加熱し溶融
させて定着を行うもので、転写材と定着ローラの分離不
良やオフセット現象等の不具合は発生しないというメリ
ットがあるが、反面熱伝導率が非常に低い空気を媒体と
するため効率が悪く、トナーに良好な定着性を得るため
必要な熱量を付与するには熱源の温度を高温にする必要
があり、定着部で紙詰まりが発生した時、火災が発生し
やすい等安全性の問題がある。
り、直接転写材に触れず転写材上のトナーを加熱し溶融
させて定着を行うもので、転写材と定着ローラの分離不
良やオフセット現象等の不具合は発生しないというメリ
ットがあるが、反面熱伝導率が非常に低い空気を媒体と
するため効率が悪く、トナーに良好な定着性を得るため
必要な熱量を付与するには熱源の温度を高温にする必要
があり、定着部で紙詰まりが発生した時、火災が発生し
やすい等安全性の問題がある。
【0011】そこで本発明は、待機中の消費電力を低減
しつつ立ち上がり時間を短縮できるオンデマンド出力が
可能な画像形成装置における加熱定着装置を提供するこ
とを目的とする。
しつつ立ち上がり時間を短縮できるオンデマンド出力が
可能な画像形成装置における加熱定着装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の加熱定着装置は、現像転写手段により転写
材上にトナー像を形成し、このトナー像を熱により転写
材へ溶着させ画像形成する加熱定着装置であって、高出
力熱源を内包し熱源中心から放射状に拡散された熱線が
漏れることなく必ず衝突するように配置された羽部を有
し、少なくとも転写材の搬送方向に対する幅よりも長く
かつ羽部の回転に伴い熱源から羽部外部へ送風する送風
手段を、転写材からわずかに離れた位置に設けたもので
ある。
に、本発明の加熱定着装置は、現像転写手段により転写
材上にトナー像を形成し、このトナー像を熱により転写
材へ溶着させ画像形成する加熱定着装置であって、高出
力熱源を内包し熱源中心から放射状に拡散された熱線が
漏れることなく必ず衝突するように配置された羽部を有
し、少なくとも転写材の搬送方向に対する幅よりも長く
かつ羽部の回転に伴い熱源から羽部外部へ送風する送風
手段を、転写材からわずかに離れた位置に設けたもので
ある。
【0013】この構成により、待機中の消費電力を低減
しつつ立ち上がり時間を短縮できるオンデマンド出力が
可能な画像形成装置における加熱定着装置を実現でき
る。
しつつ立ち上がり時間を短縮できるオンデマンド出力が
可能な画像形成装置における加熱定着装置を実現でき
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、現像転写手段により転
写材上にトナー像を形成し、このトナー像を熱により転
写材へ溶着させ画像形成する加熱定着装置であって、ハ
ロゲンランプのような高出力熱源を内包し熱源中心から
放射状に拡散された熱線が漏れることなく必ず衝突する
ように配置された羽部を有し、少なくとも転写材の搬送
方向に対する幅よりも長くかつ羽部の回転に伴い熱源か
ら羽部外部へ送風する送風手段を、転写材からわずかに
離れた位置に設けたものである。
写材上にトナー像を形成し、このトナー像を熱により転
写材へ溶着させ画像形成する加熱定着装置であって、ハ
ロゲンランプのような高出力熱源を内包し熱源中心から
放射状に拡散された熱線が漏れることなく必ず衝突する
ように配置された羽部を有し、少なくとも転写材の搬送
方向に対する幅よりも長くかつ羽部の回転に伴い熱源か
ら羽部外部へ送風する送風手段を、転写材からわずかに
離れた位置に設けたものである。
【0015】この構成により、待機中の消費電力を低減
しつつ立ち上がり時間を短縮できるオンデマンド出力が
可能な画像形成装置における加熱定着装置を実現でき
る。
しつつ立ち上がり時間を短縮できるオンデマンド出力が
可能な画像形成装置における加熱定着装置を実現でき
る。
【0016】以下、本発明の一実施の形態について、図
面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態
における加熱定着装置の断面図、図2は同送風手段と熱
源を示した図である。
面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態
における加熱定着装置の断面図、図2は同送風手段と熱
源を示した図である。
【0017】図1において、感光体10及び転写ローラ
11等から構成される現像転写手段によってトナー像を
形成された転写材4は、搬送ガイド9及び断熱性部材の
ボックス7にならって定着器内へ搬送される。ボックス
7内には羽先が転写材面上より2ミリメートルから20
ミリメートルの範囲内に到達し、かつ転写材面上より任
意の位置を中心に回転駆動する送風手段2が設けられて
いる。送風手段2の中心にはハロゲンランプのような高
出力の熱源1が転写材4からわずかに離れた位置に配置
されていて、転写材4の搬送方向に対する幅方向へ少な
くとも転写材4の幅より長く設ける。
11等から構成される現像転写手段によってトナー像を
形成された転写材4は、搬送ガイド9及び断熱性部材の
ボックス7にならって定着器内へ搬送される。ボックス
7内には羽先が転写材面上より2ミリメートルから20
ミリメートルの範囲内に到達し、かつ転写材面上より任
意の位置を中心に回転駆動する送風手段2が設けられて
いる。送風手段2の中心にはハロゲンランプのような高
出力の熱源1が転写材4からわずかに離れた位置に配置
されていて、転写材4の搬送方向に対する幅方向へ少な
くとも転写材4の幅より長く設ける。
【0018】ハロゲンランプ成る熱源1から放射状に拡
散された熱線が図2に示すように、送風手段2外へ漏れ
ることないように羽部3が構成されていて、転写材4の
搬送方向に対する幅方向へ少なくとも熱源1よりも長く
設けている。また、送風手段2の羽部3は熱容量の低い
例えばアルミニウムのような部材から構成されており、
羽表面には熱交換をより効率的に行うために例えばセラ
ミックスのような部材を含んだコーティングを行う場合
もある。さらに、羽部3が転写材4の搬送方向に向かっ
て送風されるように送風手段2の中心から外部へ排出さ
れるような羽構成となっていて、仮に転写材4がカール
や曲げ等によって羽部3と接触しても、羽部3の回転及
び羽部3が停止している場合においては羽部3の湾曲形
状に沿って転写材4は排出方向へ送り出される。
散された熱線が図2に示すように、送風手段2外へ漏れ
ることないように羽部3が構成されていて、転写材4の
搬送方向に対する幅方向へ少なくとも熱源1よりも長く
設けている。また、送風手段2の羽部3は熱容量の低い
例えばアルミニウムのような部材から構成されており、
羽表面には熱交換をより効率的に行うために例えばセラ
ミックスのような部材を含んだコーティングを行う場合
もある。さらに、羽部3が転写材4の搬送方向に向かっ
て送風されるように送風手段2の中心から外部へ排出さ
れるような羽構成となっていて、仮に転写材4がカール
や曲げ等によって羽部3と接触しても、羽部3の回転及
び羽部3が停止している場合においては羽部3の湾曲形
状に沿って転写材4は排出方向へ送り出される。
【0019】定着器の排出側には高熱容量の部材から構
成される排出ローラ対6が設けられており、転写材4の
定着器内への搬入及び定着外への排出を行う。送風手段
2によって流動した空気は、図1に示すようにボックス
7内に配されたダクト8によって再び送風手段2内へ送
り込まれる。現像転写手段から排出ローラ対6までの転
写材搬送距離が転写材4の搬送方向長さよりも大きい場
合は、転写材4のトナー5が付着していない裏面側に配
された搬送ガイド9を例えばベルトによる搬送手段を備
えた駆動ユニットを付加することで対応することができ
る。12は、送風出口付近に設けられた温度検知手段で
ある。
成される排出ローラ対6が設けられており、転写材4の
定着器内への搬入及び定着外への排出を行う。送風手段
2によって流動した空気は、図1に示すようにボックス
7内に配されたダクト8によって再び送風手段2内へ送
り込まれる。現像転写手段から排出ローラ対6までの転
写材搬送距離が転写材4の搬送方向長さよりも大きい場
合は、転写材4のトナー5が付着していない裏面側に配
された搬送ガイド9を例えばベルトによる搬送手段を備
えた駆動ユニットを付加することで対応することができ
る。12は、送風出口付近に設けられた温度検知手段で
ある。
【0020】以上の構成により、印字出力信号が画像形
成装置へ送信されると、熱源1に電圧供給され加熱され
るとともに赤外線が放射し、赤外線と衝突吸収した送風
手段2の羽部3に蓄熱され、羽部3が回転することによ
り空気へ伝熱されると同時に転写材面に向けて送風され
る。送風出口付近には温度検知手段12が設けてあり、
トナー5が溶融定着でき転写材4の発火温度以下となる
温度範囲105℃〜250℃内に送風された空気の温度
がなるように制御される。このとき空気から転写材4へ
の熱伝達率は10W/m2K以上あるいは風量が0.5
〜3.0m3/minを満足し、転写材面上に付着して
いるトナー5は溶融定着するのに十分な熱の供給を受け
る。
成装置へ送信されると、熱源1に電圧供給され加熱され
るとともに赤外線が放射し、赤外線と衝突吸収した送風
手段2の羽部3に蓄熱され、羽部3が回転することによ
り空気へ伝熱されると同時に転写材面に向けて送風され
る。送風出口付近には温度検知手段12が設けてあり、
トナー5が溶融定着でき転写材4の発火温度以下となる
温度範囲105℃〜250℃内に送風された空気の温度
がなるように制御される。このとき空気から転写材4へ
の熱伝達率は10W/m2K以上あるいは風量が0.5
〜3.0m3/minを満足し、転写材面上に付着して
いるトナー5は溶融定着するのに十分な熱の供給を受け
る。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、熱容量の
大きい部材を使わないので転写材面上へ急速に熱を供給
することが可能となり立ち上がり時間の短縮ができる。
また、そのため待機中の消費電力を低減することができ
低消費電力化にもなる。さらに、非接触にて熱を供給す
るので、従来のヒートローラ方式では必要であったオイ
ル塗布機構やクリーニング機構は不必要となり低コスト
化にも貢献できる。
大きい部材を使わないので転写材面上へ急速に熱を供給
することが可能となり立ち上がり時間の短縮ができる。
また、そのため待機中の消費電力を低減することができ
低消費電力化にもなる。さらに、非接触にて熱を供給す
るので、従来のヒートローラ方式では必要であったオイ
ル塗布機構やクリーニング機構は不必要となり低コスト
化にも貢献できる。
【図1】本発明の一実施の形態における加熱定着装置の
断面図
断面図
【図2】本発明の一実施の形態における加熱定着装置の
送風手段と熱源を示した図
送風手段と熱源を示した図
【図3】従来のヒートローラ方式加熱定着装置の断面図
【図4】従来の対流加熱定着装置の断面図
【図5】従来の輻射加熱定着装置の断面図
1 熱源 2 送風手段 3 羽部 4 転写材 5 トナー 10 感光体 11 転写ローラ 12 温度検知手段
Claims (1)
- 【請求項1】現像転写手段により転写材上にトナー像を
形成し、このトナー像を熱により転写材へ溶着させ画像
形成する加熱定着装置であって、高出力の熱源を内包し
熱源中心から放射状に拡散された熱線が漏れることなく
必ず衝突するように配置された羽部を有し、少なくとも
転写材の搬送方向に対する幅よりも長くかつ羽部の回転
に伴い熱源から羽部の外部へ送風する送風手段を転写材
からわずかに離れた位置に設けたことを特徴とする加熱
定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11122134A JP2000315026A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 加熱定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11122134A JP2000315026A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 加熱定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000315026A true JP2000315026A (ja) | 2000-11-14 |
Family
ID=14828469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11122134A Pending JP2000315026A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 加熱定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000315026A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7086727B2 (en) | 2002-02-14 | 2006-08-08 | Noritsu Koki Co., Ltd. | Heat fixing apparatus for sublimating and fixing sublimating ink to recording medium |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP11122134A patent/JP2000315026A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7086727B2 (en) | 2002-02-14 | 2006-08-08 | Noritsu Koki Co., Ltd. | Heat fixing apparatus for sublimating and fixing sublimating ink to recording medium |
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