JP2000314911A - ストロボ調光装置 - Google Patents

ストロボ調光装置

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JP2000314911A
JP2000314911A JP11124843A JP12484399A JP2000314911A JP 2000314911 A JP2000314911 A JP 2000314911A JP 11124843 A JP11124843 A JP 11124843A JP 12484399 A JP12484399 A JP 12484399A JP 2000314911 A JP2000314911 A JP 2000314911A
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Japan
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light
sensor
emission
strobe
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JP11124843A
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Masataka Ide
昌孝 井出
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Olympus Optical Co Ltd
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で高精度のストロボ調光を実現し、
更にストロボ調光に使用するTTL調光センサの選択、
重み付けを、簡単な構成且つ高精度に行う。 【解決手段】本発明のストロボ調光装置は、撮影前のプ
リ発光が可能で、撮影時には本発光を行うストロボ15
と、受光信号から時間的に変化しない定常光成分を除去
し、時間的に変化する成分のみを抽出して出力する定常
光除去モードを備え、該定常光除去モードで作動させな
がら上記ストロボ15を所定光量でプリ発光させ、この
ときの受光出力に基づいて、上記ストロボ15を本発光
させる際の発光量を設定するTTL調光部13とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影前のストロボ
プリ発光が可能なストロボ装置を備えたストロボ調光装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリ発光が可能なストロボ装置を
内蔵又は外付けしたTTLストロボ調光装置において
は、露光の為のストロボ本発光に先立ってストロポプリ
発光を行い、該プリ発光による被写体反射光を複数のT
TL調光センサの各分割センサにより受光し、各分割セ
ンサの出力分布から反射率を推定している。
【0003】そして、このような技術では、上記推定反
射率に基づいて本発光時の調光制御用センサの選択、及
び調光制御を行っている。
【0004】しかし、上述したような従来技術の構成で
は、分割センサの数だけ処理回路を必要とし、また、プ
リ発光時と本発光時の処理回路が異なるため、回路が複
雑化し、増大化するといった問題を有していた。
【0005】かかる点に鑑みて、例えば、特開平8−9
5113号公報では、TTL位相差AFセンサと同一チ
ップ上にストロボプリ発光による反射光検出用の測光セ
ンサを設け、低輝度でもストロボ発光によるスポット測
光を実現する技術が開示されている(以下、第1の従来
例とする)。
【0006】さらに、例えば、特開平8−248468
号公報では、プリ発光時における被写体からの反射光を
AFセンサにより受光し、該AFセンサの出力分布から
各領域での反射率を求め、この反射率に基づいて本発光
時のTTL調光センサの制御を行う技術が開示されてい
る(以下、第2の従来例とする)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来例では、ストロボプリ発光による反射光には、
定常光成分も含まれているので、中輝度ではストロボプ
リ発光のみによる反射光量を正確に測光できないといっ
た問題があった。
【0008】さらに、上記第2の従来例では、プリ発光
時における被写体からの反射光には、プリ発光の反射光
成分と共に定常光成分も含まれる為、正確に被写界から
の反射光分布状況及びその強さを把握することができ
ず、被写体反射率を求めることができず、本発光時に適
正な調光ができないという問題が生じていた。
【0009】特に、主被写体の背景が明るい時には、定
常光成分の割合が大きくなり、露出に大きく影響するこ
ととなる。
【0010】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、プリ発光時における被写
体からの反射光を、定常光除去機能を有するAFセンサ
により受光し、定常光成分が除去されたプリ発光成分の
みに関するAFセンサの出力分布から各領域での反射光
量を求め、該反射光量に基づいてストロボ本発光の調光
を行うことで、簡単な構成で高精度のストロボ調光を実
現し、更に上記反射光量に基づいてストロボ本発光時の
調光センサ制御を行うことで、ストロボ調光に使用する
TTL調光センサの選択、重み付けを、簡単な構成且つ
高精度に行うストロボ調光装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様では、撮影前のプリ発光、並び
に発光量制御が可能で、撮影時には本発光を行うストロ
ボ装置と、受光信号から時間的に変化しない定常光成分
を除去し、時間的に変化する成分のみを抽出して出力す
る定常光除去モードを備えた受光手段と、上記受光手段
を定常光除去モードで作動させながら上記ストロボ装置
を所定光量でプリ発光させ、このときの受光手段の出力
に基づいて、上記ストロボ装置を本発光させる際の発光
量を設定するストロボ調光手段と、を具備したことを特
徴とするストロボ調光装置が提供される。
【0012】そして、第2の態様では、上記第1の態様
において、上記受光手段は、焦点検出用受光素子及び測
光用受光素子のいずれか一方であることを特徴とするス
トロボ調光装置が提供される。
【0013】さらに、第3の態様では、上記第1の態様
において、上記受光手段は、撮影画面内の複数領域から
の光信号を受光することを特徴とするストロボ調光装置
が提供される。
【0014】上記第1乃至第3の態様によれば以下の作
用が奏される。
【0015】即ち、本発明の第1の態様では、ストロボ
装置により、撮影前のプリ発光、並びに発光量制御、本
発光が行われ、受光手段により、受光信号から時間的に
変化しない定常光成分が除去され、時間的に変化する成
分のみが抽出され出力され、ストロボ調光手段により、
上記受光手段を定常光除去モードで作動させながら上記
ストロボ装置が所定光量でプリ発光され、このときの受
光手段の出力に基づいて、上記ストロボ装置を本発光さ
せる際の発光量が設定される。
【0016】そして、第2の態様では、上記第1の態様
において、上記受光手段が、焦点検出用受光素子及び測
光用受光素子のいずれか一方で構成される。
【0017】さらに、第3の態様では、上記第1の態様
において、上記受光手段により、撮影画面内の複数領域
からの光信号が受光される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0019】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
ストロボ調光装置が適用された一眼レフカメラの光学系
を中心とした構成図である。
【0020】同図に示されるように、この一眼レフカメ
ラは、ストロボ15を内蔵したカメラボディ1と、当該
カメラボディ1に着脱自在の撮影レンズ2からなる。
【0021】上記撮影レンズ2において、被写体光束の
光路上には、フォーカシングレンズ3と絞り4が配置さ
れている。上記カメラボディ1において、上記撮影レン
ズ2を介して入射される被写体光束の光路上には、メイ
ンミラー5が配置されており、このメインミラー5で反
射された光の光路上には、フォーカシングスクリーン
6、ペンタプリズム7、接眼レンズ8が配置されてい
る。
【0022】上記接眼レンズ8の近傍には、更にTTL
測光部9が配置されている。
【0023】上記メインミラー5の後方には、シャッタ
幕11とフィルム12が配置されており、このフィルム
12からの反射光の光路上には、TTL調光部13が設
けられている。このTTL調光部13の構成は、図2に
示される通りであり、3個の分割調光センサ(フォトダ
イオード)51,52,53を備えている。
【0024】上記メインミラー5の後方には、サブミラ
ー10が配置されており、その反射光の光路上には、焦
点検出部14が設けられている。
【0025】このような構成において、撮影レンズ2を
通過した被写体光束は、その一部がメインミラー5で反
射され、フォーカシングスクリーン6上に結像される。
撮影者は、上記フォーカシングスクリーン6上に形成さ
れた像を、ペンダプリズム7及び接眼レンズ8からなる
ファインダ光学系を介して観察することができる。この
とき、上記フォーカシングスクリーン6を透過した被写
体光束の一部は、接眼レンズ8の近傍に配置されたTT
L測光部9に入射する。
【0026】実際の露光時においては、メインミラー5
がアップして、撮影レンズ2から入射した被写体光束が
フィルム12を露光する。また、ストロボ発光による被
写体からの反射光が、フィルム12又はシャッタ幕11
で反射して、TTL調光部13に入射する。このTTL
調光部13では、図2に示されるように、集光レンズ5
4が被写体光を集光して分割調光センサ51乃至53に
導く。
【0027】上記メインミラー5の中央部はハーフミラ
ー状になっており、このハーフミラー部分を透過した被
写体光束の一部は、サブミラー10で反射された後、焦
点検出部14に導かれる。この焦点検出部14は、焦点
検出光学系とAFセンサとで構成されており、焦点検出
光学系は、被写体光束を三組の焦点検出光束対に分割し
て結像する。上記AFセンサ内に形成されたAFセンサ
アレイは、上記3分割された各被写体の焦点検出光束対
をそれぞれ独立に受光する。このAFセンサの詳細につ
いては、図4を参照して後述する。
【0028】図3は第1の実施の形態に係るストロボ調
光装置を採用した一眼レフカメラの撮影画面100に対
する焦点検出領域及びファインダ表示を示す図である。
【0029】同図では、撮影画面100に対して、画面
内に示す実線でターゲット表示101a,101b,1
01cを示し、点線で焦点検出部60(焦点検出部14
と同一である)のAFセンサアレイ61A,61B,6
1Cの焦点検出領域102a,102b,102cをそ
れぞれ示している。また、TTL調光部13の3個の分
割調光センサ51〜53の測光領域105a,105
b,105cを示している。各AFセンサアレイ61
A,61B,61Cの焦点検出領域は、それぞれ対応す
る分割調光センサ51,52,53の測光領域内に含ま
れる位置関係にある。
【0030】次に図4は上記焦点検出部14の詳細な構
成を示す斜視図である。
【0031】同図に示されるように、AFセンサ61の
前方には、再結像レンズ116が設けられており、再結
像レンズ116としては、AFセンサアレイ61A〜6
1Cに各々対応する再結像レンズ116a〜116cが
一体に形成されている。
【0032】瞳マスク117とサブミラー10に対向す
る位置には、ミラー118が設けられており、該ミラー
118はサブミラー46で下方に反射された焦点検出用
光束を瞳マスク117の開口117a〜117c、再結
像レンズ116a〜116cを介してAFセンサアレイ
61a〜61cに導く役割を担う。
【0033】サブミラー10とミラー118の間には、
瞳マスク117に対向し、瞳マスク117の開口117
a〜117cに対応する各コンデンサレンズ119a〜
119cが一体に形成されたコンデンサレンズ119が
設けられており、該コンデンサレンズ119の上面に
は、焦点検出光束を位置と方向が異なるAFセンサアレ
イ61A〜61Cに対応させるように分離する為の開口
121a〜121cを有する視野マスク121が設けら
れている。
【0034】AFセンサアレイ61A〜61Cのうち、
AFセンサアレイ61Aは光軸110を含む水平位置に
配置され、2個のAFセンサアレイ61B,61CはA
Fセンサアレイ61Aに対して垂直方向で光軸110を
含まない位置に配置されている。このように構成された
焦点検出部60は、焦点検出原理はTTL位相差方式で
あって、撮影レンズ112の射出瞳面の互いに異なる領
域112a、112bと112c,112dとを通過す
る焦点検出光束を、AFセンサアレイ61A〜61Cで
それぞれ受光する。そして、AFセンサアレイ61A〜
61Cでは、各受光像の光強度分布パターンを電気信号
に変換する。
【0035】さらに、後述する制御部であるマイクロコ
ンピュータ(以下、マイコンと略記する)11では、上
記電気信号を読み出して、受光像の像間隔を相関演算に
より求めて焦点検出を行う。その結果、撮影レンズのデ
フォーカス量を求め、これに基づいて撮影レンズを駆動
して、自動焦点調節を行う。
【0036】次に図5には第1の実施の形態に係るスト
ロボ調光装置を採用した一眼レフカメラの電気回路のブ
ロック構成図を示し説明する。
【0037】同図において、マイコン40はカメラの制
御部で、その内部にCPU(中央処理装置)41a,R
OM41b,RAM41c,A/DコンバータADC4
1dを有するコントローラである。マイコン40におい
て、CPU41aは内部のROM41bに格納されたシ
ーケンスプログラムに従って一連の動作を行い、AF処
理、測光処理、ストロボ発光処理等のカメラ処理全体を
制御する。
【0038】また、マイコン40は、その内部にEEP
ROM41eを有しており、測光、AF、ストロボ制御
等に関する補正データをボディ毎に記憶している。
【0039】撮影レンズ20内には、レンズマイコン2
5が内蔵されており、マイコン40と通信を行い、撮影
レンズ20の動作を制御する。
【0040】焦点検出部60の一部であるAFセンサ6
1は、マイコン40により、その動作を制御される。A
Fセンサ61の出力するセンサデータ(被写体像デー
タ)は、マイコン40内のA/DコンバータADC41
dでAD変換されて、RAM41cに格納される。マイ
コン40は、上記センサデータに基づいて焦点検出演算
を行う。そして、上記焦点検出演算結果をレンズマイコ
ン25に送信する。
【0041】このレンズマイコン25は、焦点検出演算
結果に基づいて、レンズ駆動部23を制御してモータ2
8によりフォーカシングレンズ21の駆動を行う。
【0042】また、フォーカシングレンズ位置エンコー
ダ24からフォーカシングレンズ21の位置情報を入力
する。レンズマイコン25は、フォーカシングレンズ2
1の位置情報に基づいて撮影距離を演算して求め、マイ
コン40に送信する。
【0043】さらに、補助光部70は、マイコン40に
よりその動作が制御され、焦点検出動作時においては必
要に応じて補助光を投光する。
【0044】ここで、補助光部70は、図6(a)に示
されるようにLED73、パターンマスク72、投光光
学系71とからなる。投光パターンは、図6(b)に示
されるように、3個の焦点検出領域に対応してそれぞれ
パターン領域を有する。
【0045】また、マイコン40は、ストロボプリ発光
時にAFセンサ61の積分動作を行わせ、センサデータ
を読み出して被写体反射光に関するデータを入力する。
また、測光回路46から被写体輝度に関するデータの入
力を受ける。
【0046】さらに、ISO感度入力部15から装填さ
れたフィルムのISO感度情報を入力する。レンズマイ
コン25は、その内部のEEPROM27から撮影レン
ズ20の絞り値情報の入力を受け、マイコン40に送信
する。
【0047】レンズマイコン25は、マイコン40から
の情報に基づいて、撮影レンズ20内の絞り駆動部26
を制御し、絞り4を駆動する。また、シャッタ駆動部1
6によりフォーカルプレーンシャッタ11を制御する。
そして、ストロボ撮影時には、調光回路50及びストロ
ボ回路31を介して、内蔵ストロボ30のプリ発光及び
本発光制御を行う。
【0048】1RSW(ファーストレリーズスイッチ)
17,2RSW(セカンドレリーズスイッチ)18は、
レリーズボタンに連動したスイッチで、マイコン40に
接続され、レリーズボタンの第1段階の押し下げにより
1RSW17がオンし、引き続いて第2段階の押し下げ
で2RSW18がオンする。マイコン40は、上記1R
SW17がオンされると測光、AF動作を行い、上記2
RSW18がオンされると露出動作とフィルム巻上げ動
作を行う。
【0049】また、ストロボスイッチSRSW19は、
内蔵ストロボのポップアップに連動して、ストロボ回路
31のメインコンデンサMC32の充電を行う。
【0050】そして、焦点検出部60から各焦点検出領
域における輝度を入力して各焦点検出領域の反射光成分
を検出し、本発光時に調光に使用するTTL調光領域
(分割調光センサ51〜53)に重み付けを行う。
【0051】その後、ストロボ30を本発光させて、重
み付けした分割調光センサ51〜53の出力する光電流
を積分して、その積分値が所定値に達したらストロボ3
0の発光を停止させる。
【0052】ここで、図7は上記調光回路16の詳細な
回路構成を示す図である。
【0053】同図に示されるように、TTL調光部50
は、3分割された分割調光領域をそれぞれ独立して測光
する3個の分割調光センサ51,52,53を備えてお
り、それぞれ対応する調光回路を有する。
【0054】先ず、分割調光センサ51に対応する部分
について説明する。
【0055】オペアンプOP1とダイオードD1とによ
り構成される回路は、調光センサ51の光電流IP1を
対数圧縮する対数圧縮回路である。
【0056】NPNトランジスタN1は対数伸長可変増
幅回路を構成し、べ一スには対数圧縮回路の出力電圧が
入力される。また、ゲイン設定用電圧VG1をエミッタ
の電位として、このべ一スーエミッタ間の電位差で決ま
るゲインで対数伸張されたコレクタ電流IC1を発生す
る。DAコンバータDA1は、マイコン40により制御
され、上記対数伸長可変増幅回路のゲインを設定する。
【0057】対数伸張されたNPNトランジスタN1の
コレクタ電流IC1は、以下のように示される。
【0058】 IC1=IP1・exp((Vr−VG1)/VT)…(1) 但し、VTは熱電圧であり、DAコンバータDA1の出
力電圧VG1により、ゲイン設定が調節される。
【0059】以上は、他の2個の調光回路についても同
様である。また、ゲイン入力電圧VG2,VG3は、V
G1と同様にマイコン40により制御されるDAコンバ
ータDA2,DA3の出力である。積分スイッチSWI
NTは、マイコン40から出力される積分開始信号IN
Tの信号を受けてオン/オフされ、積分コンデンサCI
NTの積分又は充電されている電荷の放電を行う。
【0060】NPNトランジスタN1〜N3の各コレク
タ電流は、加算されてIINTとして積分コンデンサC
INTを充電する。この積分コンデンサCINTに充電
された電圧は、コンパレータCMPによって比較電圧V
cと比較され、その関係が反転すると出力はHからLに
変化して、ストロボ発光停止信号STOPをストロボ回
路31に出力する。
【0061】本実施の形態のストロボ装置は、プリ発光
時にはマイコン40が信号TRGをHにすると、ストロ
ボ回路31により発光を開始する。プリ発光時間が経過
すると信号TRGをLとして、ストロボ回路31がプリ
発光を停止する。
【0062】このように、プリ発光時にはマイコン40
の信号TRGにより発光時問を制御してストロボ光の発
光量(ガイドナンバ)を制御する。
【0063】本発光時には、マイコン40が信号TRG
をHとして、ストロボ回路31が発光を開始する。そし
て、調光回路50内の積分コンデンサCINTの積分動
作を開始し、コンパレータCMPから積分終了信号ST
OPが出力されると、ストロボ回路31が本発光を停止
する。
【0064】ここで、本実施の形態の採用するAFセン
サ61は、所謂MOS型により構成されたAFセンサで
ある。
【0065】即ち、図8に示されるように、AFセンサ
61は、3個の焦点検出領域に対応する光電変換素子列
であるAFセンサアレイ61A〜61C、画素増幅部E
Ca〜ECc,シフトレジスタSRa〜SRc、及びA
Fセンサ制御部SCCとから構成されている。上記AF
センサアレイ61Aは、更に前述の焦点検出光学系によ
り2分割される光束に対応して1対のフォトダイオード
アレイより構成され、AFセンサアレイ61B,61C
も同様に構成されている。
【0066】各フォトダイオードは、入射する光量に応
じた電荷を発生し、それぞれ独立して画素増幅部EC内
の対応する回路部分に入力される。画素増幅部ECで
は、前記AFセンサアレイ61A〜61Cで発生する電
荷をそれぞれ独立して増幅し、それぞれの電荷量に対応
する電圧信号に変換して蓄積信号を発生する。
【0067】AFセンサ制御部SCCは、マイコン40
からの制御信号RES,END,CLK等に応じてAF
センサ61の内部全体の動作を制御し、蓄積、読み出し
動作を実行する。AFセンサ61は、その出力として、
画素増幅部ECa〜ECcより、モニタ出力MDATA
と蓄積信号出力SDATAを、マイコン40内部のAD
コンバータADC41cに対して出力する。
【0068】マイコン40の出力する信号RESは、A
Fセンサ61の蓄積電荷を全てリセットする為のリセッ
ト信号であり、AFセンサ制御部SCCは、このRES
信号を受けると全AFセンサアレイの画素増幅部ECに
リセット信号ΦRESを出力する。マイコン40の出力
する信号ENDは、各AFセンサアレイの蓄積を終了さ
せる為の信号でありAFセンサ制御部SCCはこのEN
D信号を受けると、各AFセンサアレイの画素増幅部E
ca〜ECcに対して蓄積終了信号ΦENDを選択的に
出力する。
【0069】信号CLKは、各AFセンサアレイの蓄積
信号であるセンサデータを読み出すためのクロック信号
であり、マイコン40よりAFセンサ制御部SCCにC
LK信号を入力すると、各AFセンサアレイのシフトレ
ジスタSRに対してクロック信号ΦCLKを出力する。
ΦCLKは、それぞれシフトレジスタSRa〜SRcに
選択的に入力される。
【0070】ここで、図9を参照して、上記3組のフォ
トダイオードアレイ、画素増幅回路、シフトレジスタの
構成は略同一であるので、1組のフォトダイオードアレ
イPa、画素増幅部ECa、シフトレジスタSRaにつ
いて説明する。
【0071】同図において、フォトダイオードアレイ6
1aを構成する各フォトダイオードPDa1〜PDan
の電荷は、画素増幅部ECaを構成する各画素増幅回路
ECa1〜ECanにそれぞれ入力される。この各フォ
トダイオードPDa1〜PDan発生する電荷は、それ
ぞれ各画素増幅回路ECa1〜ECanで増幅された
後、電圧信号Vs1〜Vsnとして出力される。
【0072】画素増幅回路ECa1〜ECanの各出力
Vs1〜Vsnは、各蓄積レベルのMAX値を検出して
出力するピーク検出部PKaに入力されている。即ち、
最も入射光量の大きいフォトダイオードに対応する画素
増幅回路ECanの出力に応じたモニタ信号を、MDA
TAaに出力する。
【0073】また、画素増幅回路ECa1〜ECanの
各出力Vs1〜Vsnは、更にスイッチSWs1〜SW
snを介した後、共通に接続されてスイッチSWSaを
介して、その出力をSDATAaとするバッファB2に
入力される。
【0074】さらに、スイッチSWs1〜SWsnは、
AFセンサ制御部SCCからの信号ΦCLKをシフトレ
ジスタSRaに入力することにより、これに同期して順
次オンされて、各画素増幅回路ECa1〜ECanの出
力をSDATAaに順次出力させる。AFセンサアレイ
61A〜61Cの動作モードは、通常のAFセンサ動作
時は定常光を蓄積するモードであるが、定常光を除去し
て、補助光やストロボ光等の投光による反射光成分だけ
を検出するモードとの切り換えて動作することが可能で
ある。
【0075】図10(a)は上記画素増幅回路ECの1
画素分に対応するブロック図である。 同図に示される
ように、フォトダイオードPD11のカソードは電源V
CCに接続され、アノードは定常光除去、回路200を
介して初段アンプFA1に入力される。初段アンプFA
1の出力は、2段目アンプSA1に入力される。2段目
アンプSA1の出力は、出力部210に入力され、出力
VS1を発生する。
【0076】図10(b)は上記画素増幅回路ECの1
画素分ECa1に対応する詳細な構成を示す回路図であ
る。この初段アンプFA1は、反転増幅器A1、蓄積コ
ンデンサC1、スイッチSW1、とから所謂積分回路を
構成している。
【0077】上記スイッチSW1は、AFセンサ制御部
SCCからの信号ΦRESによりオン/オフ制御され
る。蓄積動作時は、スイッチSW1をオンとして蓄積コ
ンデンサC1を初期化した後、スイッチSW1をオフし
て蓄積動作を開始する。これにより、蓄積量に応じた電
圧が初段アンプFA1の出力V1に発生する。
【0078】定常光除去回路200は、フォトダイオー
ドPD11の定常光成分を除去する機能を有しており、
定常光除去トランジスタ201、電流記憶コンデンサ2
02、定常光記憶スイッチSW5とで構成される。この
定常光除去トランジスタ201のソースはフォトダイオ
ードPD11に接続されており、ドレインはGNDに接
続されている。定常光除去トランジスタ201のゲート
には、定常光記憶スイッチSW5を介して初段アンプF
A1の出力が接続されている。
【0079】また、定常光除去トランジスタ201のゲ
ート−ソース間には定常光記憶コンデンサ202が接続
されている。この定常光記憶スイッチSW5は、AFセ
ンサ制御部ACCからの信号ΦHDにより制御され、当
該スイッチSW5が駆動制御されることで、記憶する電
流のサンプリング及びホールドが制御される。
【0080】すなわち、この定常光記憶スイッチSW5
がオンのときは、フォトダイオードPD11の光電流と
定常光除去トランジスタ201のソース・ドレイン間に
流れる電流が等しくなるように、初段アンプFA1と定
常光除去トランジスタ201は、帰還ループを形成し、
フォトダイオードPD11で発生した光電荷は、定常光
除去トランジスタ201を介してGNDに流れ込む。一
方、上記定常光記憶スイッチSW5をオフすると、定常
光記憶コンデンサ202の電圧は保持されるため、記憶
した電流IMは、定常光除去トランジスタ201を介し
て流れ続け、定常光成分は除去される。
【0081】定常光除去動作は、最初に光源(補助光、
ストロボ光等)を投光しない状態でスイッチSW5をオ
ンして、フォトダイオードPD11で発生した光電流I
PDは、全て定常光除去トランジスタ201に流れ、I
PD=IMとなる。
【0082】このとき、初段アンプFA1の入力電位
は、IMに対応した定常光除去トランジスタ201のソ
ース・ゲート問電圧VGSとなる。
【0083】その後、スイッチSW5をオンからオフと
すると、IPD=IMの状態が保持され、光源からの投
光を行うと、反射光を受けたフォトダイオードPD11
の光電流は、投光による反射光成分が加わり、IPD+
IPD’となる。
【0084】従って、初段アンプFA1の蓄積コンデン
サC1には、IPD’の電流分に対応した電荷のみが蓄
積され、初段アンプFA1の出力が低下していく。
【0085】尚、通常の定常光積分動作時は、ΦpをH
としスイッチSW9をオンさせて定常光除去回路200
を非動作状態にする。このように、定常光積分モードと
定常光除去積分モードを切換えて動作させることができ
る。
【0086】2段目アンプSA1は、コンデンサC2,
C3,C4、反転増幅器A2、スイッチSW2及びSW
3とから構成され、サンプルホールド機能を有すると共
に、増幅率−C2/C3を有する反転増幅回路となって
いる。
【0087】これらのスイッチSW2,SW3は、各々
AFセンサ制御部SCCからの信号ΦRES、ΦEND
によりそれぞれオン/オフ制御される。
【0088】蓄積動作時は、スイッチSW2,SW3を
オンさせ各部を初期化し、その後、スイッチSW2をオ
フして蓄積中の初段アンプFA1の出力V1の変化分△
V1を前記所定の増幅率で増幅する。従って、2段目ア
ンプSA1の出力V2は−△V1・(C2/C3)だけ
変化する。そして、信号ΦENDによりスイッチSW3
をオフすると、ホールドコンデンサC4にその時点での
蓄積レベルに対応する電圧レベルを保持、即ちホールド
して蓄積レベルを保持する。
【0089】出力部210は、通常の定常光積分時には
増幅回路として機能し、また複数回の投光に対応して2
段目アンプSA1の出力を加算する機能も有する。
【0090】上記出力部210は、コンデンサC5、反
転増幅器A3、スイッチSW4,SW6,SW7,SW
8とから構成されている。
【0091】スイッチSW4は、信号/ΦENDによ
り、スイッチSW6〜SW8は、それぞれ信号ΦS0、
ΦS1、/ΦS1によりオン/オフ制御される。
【0092】すなわち、最初に、スイッチSW6,SW
7をオン、SW8をオフして基準電圧VREFをコンデ
ンサC5に記憶させる。そして、積分が2段目アンプS
A1で行われた後に、スイッチSW4,SW8をオン、
SW6,SW7をオフすると、コンデンサC4に記憶さ
れている2段目アンプSA1の出力電圧の変化分△V2
がコンデンサC5に記憶される。このとき、(C4/C
5)倍されるので、出力部出力VS1は−(C4/C
5)・△V2だけ変化する。
【0093】次に、図11のタイミングチャートを用い
て、定常光積分動作について詳細に説明する。同図に於
いて、最初に、ΦpをHとして定常光除去回路200を
非動作状態にする(図11(a)参照)。そして、ΦS
0、ΦS1をHとしてスイッチSW6,SW7をオン、
SW8をオフして基準電圧VREFをコンデンサC5に
記憶させる(図11(a),(b)参照)。
【0094】次いで、ΦRESをHとして、スイッチS
W1,SW2をオンさせ、初段アンプFA1の蓄積コン
デンサC1,2段目アンプSA1のコンデンサC3をリ
セットする(図11(e)参照)。また、ΦENDをH
としてスイッチSW3をオンさせ、ホールドコンデンサ
C4をサンプル状態とする(図11(f)参照)。
【0095】その後、ΦRESをHからLとしてスイッ
チSW1,SW2をオフして蓄積動作を開始する(図1
1(e)参照)。
【0096】こうして、定常光によるフォトダイオード
PD11で発生する電荷が蓄積され、初段アンプFA1
出力V1、2段目アンプSA1出力V2は定常光の応じ
た傾きで変化する(図11(h),(i)参照)。そし
て、ΦENDをLとしてスイッチSW3をオフ、SW4
をオンし、また、ΦS1をLとしてスイッチSW7をオ
フ、SW8をオンとし、蓄積電荷に応じた増幅出力を出
力部210出力VS1に発生する(図11(f),
(c),(j)参照)。
【0097】次に、図12は、補助光やストロボ光を投
光して定常光を除去いて投光に対応する反射光成分のみ
を積分する定常光除去積分モードのタイミンクチャート
である。最初に、ΦpをLとして定常光除去回路200
を動作状態にする(図12(a)参照)。そして、ΦS
0、ΦS1をHとしてスイッチSW6,SW7をオン、
SW8をオフして基準電圧VREFをコンデンサC5に
記憶させる(図12(b),(c)参照)。次に、ΦH
DをHとしてスイッチSW5をオンさせ、定常光を電流
記憶回路203に記憶する(図12(d)参照)。
【0098】そして、ΦRESをHとして、スイッチS
W1,SW2をオンさせ、初段アンプFA1の蓄積コン
デンサC1,2段目アンプSA1のコンデンサC3をリ
セットする(図12(e)参照)。また、ΦENDをH
としてホールドコンデンサC4をサンプル状態とする
(図12(f)参照)。次いで、ΦHDをHからLとし
て、スイッチSW5をオフし、ΦRESをHからLとし
てスイッチSW1,SW2をオフして蓄積動作を開始す
る(図12(d),(e)参照)。
【0099】同時に、光源を投光させ、被写体からの反
射光成分の受光量に応じて蓄積を行うが、定常光成分は
定常光除去回路200によりバイパスされているので、
投光に関連した反射光成分のみが検出される(図12
(g)参照)。
【0100】電圧V1,V2は、それぞれ反射光量に応
じた傾きで変化する(図12(h),(i)参照)。次
に投光をオフすると共に、ΦENDをLとしてスイッチ
SW3をオフ、SW4をオンする。これにより、ホール
ドコンデンサC4に蓄積量がホールドされる(図12
(g),(f)参照)。
【0101】同時に、ΦS1をLとしてスイッチSW7
をオフ、SW8をオンする(図12(c)参照)。これ
により、コンデンサC5にホールドコンデンサC4の蓄
積電荷を移動させ、前記所定の増幅率による増幅及び2
回目以後の投光では電荷を加算する動作を行う(図12
(j)参照、出力電位VS1)。
【0102】次に、図13乃至図16のタイミングチャ
ートを参照して、本実施の形態のストロボ撮影時のスト
ロボ発光に関する動作を説明する。
【0103】先ず、AF処理について説明する。
【0104】このAF処理については、定常光モード、
補助光定常光モード、補助光定常光除去モードの3種類
の動作モードがある。
【0105】図13の定常光モードでは、1RSWがオ
ンされると、AFセンサ61A〜61Cの積分動作が行
われる(図13(a),(b)参照)。モニタ信号MD
ATAを参照してAFセンサアレイ毎に適正な積分時間
となるように、それぞれ別個に積分終了信号ENDが制
御される(図13(c),(d)参照)。その後、AF
センサアレイ毎にセンサデータを読み出して焦点検出演
算を行う(図13(e)参照)。その後、この焦点検出
演算結果であるデフォーカス量に基づいてAFモータを
駆動してAF動作を実行する。
【0106】図14の補助光定常光モードは、定常光だ
けでは低輝度或いは低コントラストとなり焦点検出不能
となる時に使用される。
【0107】1RSWがオンされると、補助光を定常的
に投光し、AFセンサの積分動作が行われる(図14
(a),(b)参照)。モニタ信号MDATAを参照し
てAFセンサアレイ毎に適正な積分時間となるように、
それぞれ別個に積分終了信号ENDが制御される(図1
4(c),(d),(e)参照)。そして、補助光の投
光をオフする。その後、センサデータ読み出し、焦点検
出演算等のAF動作を行う(図14(f)参照)。
【0108】図15の補助光定常光除去モードは、比較
的中高輝度でありながら定常光だけでは低コントラスト
で焦点検出不能の時に使用される。
【0109】1RSWがオンされると、補助光を間欠的
に投光し、それに同期して定常光を除去しながらAFセ
ンサの積分動作が行われる(図15(a),(b)参
照)。モニタ信号MDATAを参照してAFセンサアレ
イ毎に適正な積分時間となるように、複数回補助光を投
光し、それぞれのAFセンサアレイで別個に積分終了信
号ENDが制御される(図15(c),(d)参照)。
その後、センサデータ読み出し、焦点検出演算等のAF
動作を行う(図15(e)参照)。このようにして、比
較的定常光の大きい場合であっても、低コントラスト被
写体に対して補助光パターン成分のみを積分することに
よりAF動作が可能となる。
【0110】ここで、図17(a)は、上記中高輝度で
補助光を投光した場合のセンサデータを示しており、図
17(b)は、補助光を投光して定常光を除去した場合
のセンサデータを示している。
【0111】図16はストロポプリ発光動作を示してい
る。
【0112】2RSWがオンされると、AFセンサアレ
イ61A〜61Cが定常光除去積分を開始する(図16
(a),(b)参照)。同時に、信号TRGをHとする
ことによりストロボのプリ発光を開始させる(図16
(d)参照)。
【0113】そして、所定時間経過後に、信号TRGを
Lとしてストロボのプリ発光を停止させると同時に、積
分終了信号ENDをAFセンサに入力させて積分停止し
て、定常光記憶動作を行わせる(図16(c),(d)
参照)。
【0114】そして、ストロボのプリ発光、定常光除去
積分を複数回行った後、センサデータを読み出す(図1
6(g)参照)。マイコン40は、読み出したセンサー
データに基づいて、各AFセンサアレイ61A,61
B,61C毎に被写体反射光を計算する。このとき、A
Fセンサアレイ内の所定部分のセンサデータを加算し
て、積分時間(プリ発光時間)を考慮することにより、
受光光量に換算することができる。いま、センサデータ
をDi、積分時間をTintとすると、受光光量Evs
は、以下のように求めることができる。
【0115】 Evs=logΣDi−log(Tint)+Hs…(2) 但し、Hsは補正値でありEEPROM11eに記憶さ
れている。
【0116】上記加算する所定部分は、2分割された焦
点検出光束の一方のみを使用したり、両方の光東のセン
サデータを平均処理してもよい。或いは、AFセンサア
レイの中で被写体が存在すると判定された部分(背景以
外)のみ抽出して所定部分と決めてもよい。そして、公
知のアルゴリズムにより分割調光センサ51,52,5
3に重み付けを行い、ストロボ本発光時の調光動作を制
御する。重み付け処理としては、例えば、非常に反射光
量の大きい領域には、高反射率の被写体が存在するもの
として重み付けを低くする、或いはAF時に主被写体と
して選択されたAFセンサアレイに対する重み付けを高
くする等の方法がある。
【0117】以下、図18乃至図21のフローチャート
を参照して、第1の実施の形態に係るストロボ調光制御
について詳細に説明する。尚、以下の説明では、図22
のタイムチャートを適宜参照することとする。
【0118】先ず、図18のフローチャートを参照して
メインルーチンを説明する。
【0119】1RSWがオンされると(ステップS10
1)、測光・露出演算を行う(ステップS102)。こ
こでは、DXコード入力、測光情報入力、適正露出値算
出、適正シャッタ速度及び絞り値の算出処理を実行す
る。続いて、サブルーチン「AF」を実行してAF処理
を行う(ステップS103)。
【0120】以上のような測光、露出演算、AF処理と
いった一連の処理を、1RSWがオンされている問は、
2RSWがオンされるまで繰り返す(ステップS101
乃至S104)。そして、上記ステップS104で2R
SWがオンされると、露出処理に進む(図22(a)参
照)。
【0121】続いて、ストロボ発光するか否かを露出演
算結果やストロボスイッチSTSWを参照して判定する
(ステップS105)。このステップS105にて、ス
トロボ発光なしと判断されれば、露出動作に入り、ミラ
ーアップ、絞り設定、シャッタ暮の走行を含むレリーズ
処理を実行する(図22(b)乃至(d)参照、ステッ
プS107〜S109)。
【0122】一方、ストロボの発光ありの場合には、上
記S106でサブルーチン「プリ発光処理」をコールし
てストロボ30のプリ発光処理を行う。上記シャッタ先
幕走行後は、調光回路50内のDAコンバータDA1〜
DA3を制御して前述の重み付け計算結果およびフィル
ム感度Svに基づいて、ゲインVG1〜VG3の設定を
行う(ステップS110)。これにより、より重み付け
の高い分割領域に関して増幅率を高くした電流を積分す
るように設定される。
【0123】その後、今回の露出でストロボ発光するか
否かを判定し(ステップS111)、発光する場合には
ステップS112に進み、発光しない場合にはステップ
S114に進む。このステップS112では、シャッタ
先幕走行終了に連動してオンする不図示のXスイッチの
オンを検出すると、ステップS113にてTTL調光制
御サブルーチンを実行する。ステップS114では、シ
ャッタ時間の経過を待ち、シャッタ時間が経過すると、
シャッタ後幕の走行させ(ステップS115)、ミラー
ダウン、絞り開放、フィルム巻き上げ等の処理を実行す
る(図22(e)乃至(l)参照、ステップS116〜
ステップS118)。
【0124】以下、図19のフローチャートを参照し
て、図18のステップS103で実行されるサブルーチ
ン「AF」の詳細を説明する。
【0125】このサブルーチンでは、各AFセンサ61
A〜61Cの積分を実行させた後(ステップS20
1)、各AFセンサ61A〜61Cの各センサデータを
A/D変換して読み出す(ステップS202)。全ての
センサーデータを読み出した後、公知のアルゴリズムに
基づいて撮影レンズのデフォーカス量を演算する(ステ
ップS203)。そして、合焦の場合はリターンする
(ステップS204)。
【0126】一方、非合焦の場合は、合焦となるフォー
カシングレンズ駆動量に基づいて、レンズ駆動を行う
(ステップS205)。
【0127】以上のステップS201〜S205のAF
処理を合焦するまで繰り返して、合焦したらリターンす
る。そして、ステップS206で、撮影レンズの現在の
フォーカシンクレンズ位置、即ち撮影距離情報を入力す
る。
【0128】次に、図20のフローチャートを参照し
て、図18のステップS106で実行されるサブルーチ
ン「プリ発光」の詳細を説明する。
【0129】このサブルーチンでは、AFセンサ61A
〜61Cの積分(電荷の蓄積)を開始させる(ステップ
S301)。そして、信号TRGをストロボ回路31に
出力してプリ発光させ(ステップS302)、一定時間
経過すると(ステップS303)、信号TRGをオフし
てプリ発光を停止する(ステップS304)。
【0130】プリ発光を終了させると、各AFセンサ6
1A〜61Cの積分も同時に終了させる。そして、各A
FセンサのセンサデータをA/D変換して読み出す(ス
テップS305)。被写体反射光検出及びマルチTTL
調光センサ重み付け処理では、AFセンサアレイ61
A,61B,61C毎にセンサデータを用いて被写体反
射光を算出する。そして、公知のアルゴリズムに従い、
分割調光センサの重み付け計算を行う(ステップS30
6)。尚、ここではプリ発光回数は1回としているが複
数回発光させてもよいことは勿論である。
【0131】次に、図21のフローチャートを参照し
て、図18のステップS113で実行されるサブルーチ
ン「TTL調光制御」の詳細を説明する。
【0132】先ず、調光回路の積分スイッチSWINT
をオフにして、積分を開始させる(ステップS40
1)。また、同時にストロボ発光信号TRGをHにして
ストロボ回路31の発光を開始させてリターンする(ス
テップS402)。
【0133】ストロボ光は被写体を照明し、その反射光
は撮影レンズを通過してフィルム面で反射されて、調光
センサ51〜53に入射して光電流を発生する。
【0134】その光電流は、調光回路50内で対数圧縮
され、重み付けが加味された積分電流である対数伸長電
流の総和IINTにより、積分コンデンサCINTを積
分する。積分コンデンサCINTの電位が所定電圧に達
すると、コンパレータCMPの出力である発光停止信号
STOPが調光回路50からストロボ回路31に出力さ
れて、ストロボ30の発光を停止する。
【0135】以上説明したように、第1の実施の形態
は、プリ発光時の被写体反射光の検出を、定常光除去機
能を有するAFセンサの出力を利用して、本発光に使用
するTTL分割調光センサの重み付けを行うので、簡単
な処理で定常光成分の影響を除去することができ、調光
精度を向上させることが可能となる。
【0136】尚、第1の実施の形態では、AFセンサと
してMOS型AFセンサを適用しているが、定常光除去
機能を有するCCDであるスキムCCDを適用しても同
様な効果が得られる。また、第1の実施の形態では、フ
ィルム面反射による分割調光センサの重み付けを調整し
て本発光の調光を行うが、ストロボ本発光量を可変調整
しても効果的である。プリ発光時の被写体反射光の検出
を定常光除去機能を有する測光センサで行わせてもよい
ことは勿論である。
【0137】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0138】この第2の実施の形態に係るストロボ調光
装置は、TTL測光部9のTTL測光センサ47(図2
3(b)参照)に定常光除去機能を持たせたものであ
り、フォトダイオードが2次元に配置されている。
【0139】図23(a)は、撮影画面100内の測光
領域を示す図である。
【0140】フォトダイオードは、第1の実施の形態と
同様に、それぞれ測光回路46である画素増幅回路を有
しており、定常光積分動作と定常光除去積分動作とを切
り換えて動作することが可能である。
【0141】図23(b),(c)は測光センサ47の
構成を示す図である。
【0142】これらの図に示されるように、測光センサ
47は複数のブロックBnに分割されており、それぞれ
のブロックに対応して蓄積量のピークモニタ出力MDB
nを発生する。マイコン40は、それぞれのブロックを
選択して積分制御を行う。また、センサデータ読み出し
動作は、Xシフトレジスタ、Yシフトレジスタを走査し
て必要なブロックについて行うことができる。
【0143】次に図24のフローチャートを参照して、
第2の実施の形態に係るストロボ調光装置を採用したカ
メラによる測光のシーケンスを説明する。
【0144】本シーケンスでは、先ず、マイコン40
は、測光センサ47の積分を開始する(ステップS50
1)。
【0145】次いで、複数のブロックのモニタ出力MD
Bnを切り換えてMDATA出力に出力させて順に参照
していき、積分レベルが適正になったブロックから積分
動作を終了させ、積分時間を計測する(ステップS50
2)。
【0146】次いで、全てのブロックにおいて積分動作
が終了すると(ステップS503)、ブロックを選択し
てCLK信号を測光センサ47に送信し、SDATA出
力より選択したブロックのセンサデータを読み出す(ス
テップS504)。
【0147】測光センサ47は、対数圧縮型の出力では
なく、前述した第1の実施の形態のAFセンサと同様
に、輝度に対してリニアな電圧出力をセンサデータとし
て発生する。マイコン11は、通常測光動作時は、測光
センサ47の定常光除去無しのセンサーデータと積分時
間に基づいて、対数圧縮演算して測光演算を行うことに
なる(ステップS505)。
【0148】次に図25のフローチャートを参照して、
第2の実施の形態に係るストロボ調光装置を採用したカ
メラによるストロボプリ発光のシーケンスを説明する。
【0149】ストロポプリ発光時には、複数回のプリ発
光に同期して定常光を除去した積分を行い(ステップS
601乃至S606)、その後センサデータを読み出す
(ステップS607)。そして、センサデータより被写
体の反射光分布を求め、プリ発光ガイドナンバーや撮影
距離情報、選択した焦点検出エリア等のパラメータを考
慮してストロボ本発光の発光量を決定する(ステップS
608)。
【0150】そして、この発光量に基づいてストロボ本
発光を実行して、適正なストロボ調光を行うことにな
る。この場合、分割調光センサを使用しなくて済むの
で、よりコストダウンが可能となる。また、前述した第
1の実施の形態と同様に、フイルム面での反射による分
割調光センサの重み付けを設定して、ストロボ本発光を
行い、分割調光センサにより調光を行ってもよいことは
勿論である。
【0151】測光センサ47は撮影画面100の略全体
をカバーしているので、より広い範囲の被写体反射率分
布を検出することができ、様々な被写体シーンに対して
ストロボ調光をより高精度に行うことができる。
【0152】以上説明したように、本発明によれば、プ
リ発光時の被写体反射光の検出を、定常光除去機能を有
するAFセンサ、測光センサの出力に基づいて、ストロ
ボ本発光の調光を行うので、簡単な構成で調光精度を向
上させることが可能となる。尚、本発明の上記実施の形
態には、以下の発明が含まれる。
【0153】(1)本発光前にプリ発光を行うストロボ
装置を制御するストロボ調光装置において、被写界光を
受光して、それぞれが被写体像信号を出力する複数の光
電変換素子列を有すると共に、定常光成分を除去した被
写体像信号を出力する機能を有し、前記プリ発光時に前
記各光電変換素子列の出力から定常光を除去した被写体
像信号を出力する焦点検出用受光手段と、前記プリ発光
時の、前記各焦点検出用受光手段から出力される定常光
を除去した被写体像信号に基づいて、本発光時に前記ス
トロボ装置の調光を行う調光手段と、を有することを特
徴とするストロボ調光装置。
【0154】(2)本発光前にプリ発光を行うストロボ
装置を制御するストロボ調光装置において、被写界光の
異なる領域を受光して、それぞれが被写体像信号を出力
する複数の光電変換素子列を有すると共に、定常光成分
を除去した被写体像信号を出力する機能を有し、前記プ
リ発光時に前記各光電変換素子列の出力から定常光を除
去した被写体像信号を出力する焦点検出用受光手段と、
被写界光の異なる領域を受光して、それぞれが測光信号
を出力する複数の分割測光手段を有する測光手段と、前
記プリ発光時の、前記各焦点検出用受光手段から出力さ
れる定常光を除去した被写体像信号、及び本発光時の分
割測光手段の測光信号に基づいて、本発光時に前記スト
ロボ装置の調光を行う調光手段と、を有することを特徴
とするストロボ調光装置。
【0155】(3)前記プリ発光時に、前記各焦点検出
用受光手段から出力される定常光を除去した被写体像信
号に基づいて、前記複数の分割測光手段の中から前記本
発光時に調光制御に使用する分割測光手段に対する重み
付けを決定する分割測光重み付け手段をさらに有し、前
記調光手段は、この分割測光重み付け手段によって重み
付けされた前記複数の分割測光手段の出力に基づいて前
記本発光時に前記ストロボ装置の調光を行うことを特徴
とする請求項(1)又は(2)のストロボ調光装置。
【0156】(4)本発光前にプリ発光を行うストロボ
装置を制御するストロボ調光装置において被写界光の異
なる領域を受光してそれぞれが被写体像信号を出力する
複数の光電変換素子を有すると共に、定常光成分を除去
した被写体像信号を出力する機能を有し、前記プリ発光
時に前記各光電変換素子の出力から定常光を除去した被
写体像信号を出力する測光手段と、前記プリ発光時の、
前記測光手段から出力される定常光を除去した被写体像
信号に基づいて、本発光時に前記ストロボ装置の調光を
行う調光手段と、を有することを特徴とするストロボ調
光装置。
【0157】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
プリ発光時における被写体からの反射光を、定常光除去
機能を有するAFセンサにより受光し、定常光成分が除
去されたプリ発光成分のみに関するAFセンサの出力分
布から各領域での反射光量を求め、該反射光量に基づい
てストロボ本発光の調光を行うことで、簡単な構成で高
精度のストロボ調光を実現し、更に上記反射光量に基づ
いてストロボ本発光時の調光センサ制御を行うことで、
ストロボ調光に使用するTTL調光センサの選択、重み
付けを、簡単な構成且つ高精度に行うストロボ調光装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るストロボ調光
装置が適用された一眼レフカメラの光学系を中心とした
構成図である。
【図2】TTL調光部13の構成を示す図である。
【図3】第1の実施の形態に係るストロボ調光装置を採
用した一眼レフカメラの撮影画面100に対する焦点検
出領域及びファインダ表示を示す図である。
【図4】焦点検出部14の詳細な構成を示す斜視図であ
る。
【図5】第1の実施の形態に係るストロボ調光装置を採
用した一眼レフカメラの電気回路のブロック構成図であ
る。
【図6】補助光部60の詳細な構成を説明するための図
である。
【図7】調光回路16の詳細な回路構成を示す図であ
る。
【図8】AFセンサ61の詳細な構成を示す図である。
【図9】フォトダイオードアレイPa、画素増幅部EC
a、シフトレジスタSRaについて説明するための図で
ある。
【図10】(a)は画素増幅回路ECの1画素分に対応
するブロック図、(b)は画素増幅回路ECの1画素分
ECa1に対応する詳細な構成を示す回路図である。
【図11】定常光積分動作について説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図12】補助光やストロボ光を投光して定常光を除去
いて投光に対応する反射光成分のみを積分する定常光除
去積分モードのタイミンクチャートである。
【図13】定常光モード時の処理について説明するタイ
ミングチャートである。
【図14】補助光定常光モード時の処理について説明す
るタイミングチャートである。
【図15】補助光定常光除去モード時の処理について説
明するタイミングチャートである。
【図16】ストロポプリ発光動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図17】(a)は、中高輝度で補助光を投光した場合
のセンサデータを示し、(b)は、補助光を投光して定
常光を除去した場合のセンサデータを示す図である。
【図18】メインルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図19】図18のステップS103で実行されるサブ
ルーチン「AF」の詳細を説明するためのフローチャー
トである。
【図20】図18のステップS106で実行されるサブ
ルーチン「プリ発光」の詳細を説明するためのフローチ
ャートである。
【図21】図18のステップS113で実行されるサブ
ルーチン「TTL調光制御」の詳細を説明するためのフ
ローチャートである。
【図22】第1の実施の形態に係るストロボ調光装置の
動作を示す他ミングチャートである。
【図23】(a)は、撮影画面100内の測光領域を示
し、(b),(c)は測光センサ49の構成を示す図で
ある。
【図24】第2の実施の形態に係るストロボ調光装置を
採用したカメラによる測光のシーケンスを説明するため
のフローチャートである。
【図25】第2の実施の形態に係るストロボ調光装置を
採用したカメラによるストロボプリ発光のシーケンスを
説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 カメラボディ 2 撮影レンズ 3 フォーカシングレンズ 4 絞り 5 メインミラー 6 フォーカシングスクリーン 7 ペンタプリズム 8 接眼レンズ 9 TTL測光部 10 サブミラー 11 シャッタ幕 12 フィルム 13 TTL調光部 14 焦点検出部 15 ストロボ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影前のプリ発光が可能で、撮影時には
    本発光を行うストロボ装置と、 受光信号から時間的に変化しない定常光成分を除去し、
    時間的に変化する成分のみを抽出して出力する定常光除
    去モードを備えた受光手段と、 上記受光手段を定常光除去モードで作動させながら上記
    ストロボ装置を所定光量でプリ発光させ、このときの受
    光手段の出力に基づいて、上記ストロボ装置を本発光さ
    せる際の発光量を設定するストロボ調光手段と、を具備
    したことを特徴とするストロボ調光装置。
  2. 【請求項2】 上記受光手段は、焦点検出用受光素子及
    び測光用受光素子のいずれか一方であることを特徴とす
    る請求項1に記載のストロボ調光装置。
  3. 【請求項3】 上記受光手段は、撮影画面内の複数領域
    からの光信号を受光することを特徴とする請求項1に記
    載のストロボ調光装置。
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Cited By (2)

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