JP2000314852A - 投写型表示装置 - Google Patents

投写型表示装置

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JP2000314852A
JP2000314852A JP2000078396A JP2000078396A JP2000314852A JP 2000314852 A JP2000314852 A JP 2000314852A JP 2000078396 A JP2000078396 A JP 2000078396A JP 2000078396 A JP2000078396 A JP 2000078396A JP 2000314852 A JP2000314852 A JP 2000314852A
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JP
Japan
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light
color
polarization direction
linearly polarized
polarized light
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Application number
JP2000078396A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Hashizume
俊明 橋爪
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3102Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators
    • H04N9/3105Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators for displaying all colours simultaneously, e.g. by using two or more electronic spatial light modulators
    • HELECTRICITY
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    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/315Modulator illumination systems
    • H04N9/3167Modulator illumination systems for polarizing the light beam

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  • Multimedia (AREA)
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  • Projection Apparatus (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
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  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光変調手段の近傍における発熱を低減し、ま
た、クロスダイクロイックプリズムやクロスダイクロイ
ックミラーにおける反射特性を改善する。 【解決手段】 偏光変換素子140でランダムな偏光方
向の光をs偏光にすべて変換して出射させる。また、3
枚の液晶ライトバルブ250,252,254には、そ
れぞれで変調対象となる直線偏光を入射させ、クロスダ
イクロイックプリズム260には、p偏光の緑色光と、
s偏光の赤色光および青色光を入射させる。このため
に、例えば、第1と第3の液晶ライトバルブ250,2
54の前の光路上にλ/2位相差板310,312をそ
れぞれ設ける。λ/2位相差板の位置としては、ダイク
ロイックミラー210,212とクロスダイクロイック
プリズム260との間の光路上の種々の位置が可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クロスダイクロ
イックプリズム等の光合成手段を備えた投写型表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像を投写スクリーンに投写する
投写型表示装置には、クロスダイクロイックプリズムが
用いられていることがある。クロスダイクロイックプリ
ズムは、赤、緑、青の3色の光を合成して同一の方向に
出射する光学素子である。このような投写型表示装置と
しては、例えば特開平1−302385号公報に記載さ
れたものが知られている。
【0003】図16は、投写型表示装置の要部を示す概
念図である。この投写型表示装置は、3つの液晶ライト
バルブ42,44,46と、クロスダイクロイックプリ
ズム48と、投写レンズ系50とを備えている。液晶ラ
イトバルブ42,44,46は、変更軸が直交するよう
に設定された2枚の偏光板に、液晶パネルが挟まれて構
成されている。クロスダイクロイックプリズム48は、
3つの液晶ライトバルブ42,44,46で変調された
赤、緑、青の3色の光を合成して、投写レンズ系50の
方向に出射する。投写レンズ系50は、合成された光を
投写スクリーン52上に結像させる。
【0004】図16に示すように、クロスダイクロイッ
クプリズム48には、赤色反射膜61と青色反射膜62
が略X字状に形成されている。赤色反射膜61と青色反
射膜62は、s偏光光に対して、p偏光光よりも広い波
長域で高い反射率を有するような誘電体多層膜として形
成することが可能である。上述した特開平1−3023
85号公報の投写型表示装置では、このような赤色反射
膜61と青色反射膜62を用いて、クロスダイクロイッ
クプリズム48に入射する3色の光の中で、赤色光と青
色光をs偏光光として入射するとともに、緑色光をp偏
光光として入射することによって、クロスダイクロイッ
クプリズム48における反射特性を改善している。具体
的には、赤色光と青色光のための液晶ライトバルブ4
2,46にランダムな偏光方向の赤色光と青色光をそれ
ぞれ入射すると、s偏光の赤色光と青色光とがそれぞれ
出射されて、クロスダイクロイックプリズム48に入射
する。ここでは、一般に液晶ライトバルブが所定の直線
偏光光のみを出射する、という性質を利用している。一
方、緑色光のための液晶ライトバルブ44にランダムな
偏光方向の緑色光を入射すると、p偏光の緑色光が出射
されて、クロスダイクロイックプリズム48に入射す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の投写型表
示装置では、3つの液晶ライトバルブにランダムな偏光
方向の光を入射していたので、各液晶ライトバルブ4
2,44,46において、透過する偏光成分と直交する
偏光方向の偏光成分が吸収される。このような光の吸収
の結果、液晶ライトバルブ42,44,46で発熱が生
じ、液晶ライトバルブやその近傍の光学素子に悪影響を
与えるという問題があった。これは、液晶ライトバルブ
以外の光変調手段を用いた場合も同様である。
【0006】また、これは、クロスダイクロイック48
を、赤色反射膜61と青色反射膜62とをそれぞれ備え
た2枚のダイクロイックミラーを略X字状にクロスする
ように構成したクロスダイクロイックミラーに置き換え
た場合にも同様である。
【0007】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、光変調手段の近
傍における発熱を低減し、また、クロスダイクロイック
プリズムやクロスダイクロイックミラーにおける反射特
性を改善した投写型液晶表示装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、第1の投写
型表示装置は、光源と、前記光源からの入射光を所定の
偏光方向を有する偏光光に変換する第1の偏光変換手段
と、前記第1の偏光変換手段から出射された光を、3色
の光に分離する色光分離手段と、前記色光分離手段によ
り分離された第1色の光を受けて、第1の画像信号に基
づいて変調する第1の光変調手段と、前記色光分離手段
により分離された第2色の光を受けて、第2の画像信号
に基づいて変調する第2の光変調手段と、前記色光分離
手段により分離された第3色の光を受けて、第3の画像
信号に基づいて変調する第3の光変調手段と、前記第1
ないし第3の光変調手段によってそれぞれ変調された3
色の光を合成して同一方向に出射する色合成手段と、前
記色合成手段で合成された光を投写する投写光学系と、
前記第1の偏光変換手段と前記色合成手段との間の光路
上に設けられ、前記色合成手段に入射する前記第1色と
第3色の光を第1の偏光方向を有する直線偏光光にする
ともに前記色合成手段に入射する前記第2色の光を前記
第1の偏光方向と直交する第2の偏光方向を有する直線
偏光光にするように、前記3色の光の少なくとも1つの
偏光方向を調整する第2の偏光変換手段と、を備え、前
記色合成手段は、略X字状に交差するように設けられ
た、前記第1色の光を反射するための第1の反射膜と前
記第3色の光を反射するための第2の反射膜とを備え
る。
【0009】第1の偏光変換手段(偏光変換素子)は、
光源からの光を所定の偏光光に変換するので、ここでの
光の吸収がほとんどなく、これによる発熱も少ない。色
光分離手段で分離された3色の光は、この所定の偏光光
の偏光方向を有している。第2の偏光変換手段は、これ
らの3色の光の少なくとも1つの偏光方向を調整するこ
とによって、第1色の光と第3色の光を第1の偏光方向
を有する直線偏光光にするとともに、第2色の光を第2
の偏光方向を有する直線偏光光にする。従って、各光変
調手段には、その光変調手段の変調対象となる直線偏光
光がそれぞれ入射する。従って、光変調手段において光
の吸収がほとんどなく、これに起因する発熱も少ない。
また、3色の光は、光変調手段通過後に、ほとんど色合
成手段から出射される。従って、光が色合成手段から光
変調手段に戻って吸収されることによる発熱も少ない。
なお、第2の偏光変換手段は、第1の偏光変換手段と色
合成手段との間の光路上に設置すればよく、例えば、色
光分離手段と光変調手段の間の光路上に設置してもよ
く、あるいは、光変調手段と色合成手段との間の光路上
に設置してもよい。
【0010】上記第1の投写型表示装置において、前記
第1の偏光変換手段は、前記第1の偏光方向を有する直
線偏光光を出射し、前記第2の光変調手段は、前記第1
の偏光方向を有する直線偏光光を入射光として受け取
り、前記第2の画像信号に基づいてこの入射光を変調す
ることにより、前記第2の偏光方向を有する直線偏光光
として出射し、前記第1と第3の光変調手段は、それぞ
れ前記第2の偏光方向を有する直線偏光光を入射光とし
て受け取り、前記第1と第3の画像信号に基づいてそれ
ぞれの入射光を変調することにより、前記第1の偏光方
向を有する直線偏光光としてそれぞれ出射し、前記第2
の偏光変換手段は、前記第1の偏光変換手段と前記第1
の光変調手段との間の光路上に設けられ、前記第1色の
光を前記第1の偏光方向から前記第2の偏光方向を有す
る直線偏光光に変換して前記第1の光変調手段に入射さ
せる第1の位相差板と、前記第1の偏光変換手段と前記
第3の光変調手段との間の光路上に設けられ、前記第3
色の光を前記第1の偏光方向から前記第2の偏光方向を
有する直線偏光光に変換して前記第3の光変調手段に入
射させる第2の位相差板と、を備えるようにしてもよ
い。
【0011】あるいは、前記第1の偏光変換手段は、前
記第1の偏光方向を有する直線偏光光を出射し、前記第
1ないし第3の光変調手段は、それぞれ前記第1の偏光
方向を有する直線偏光光を入射光として受け取り、前記
第1ないし第3の画像信号に基づいてそれぞれの入射光
を変調することにより、前記第2の偏光方向を有する直
線偏光光としてそれぞれ出射し、前記第2の偏光変換手
段は、前記第1の光変調手段と前記色合成手段との間の
光路上に設けられ、前記第1の光変調手段から出射され
た前記第2の偏光方向を有する直線偏光光を、前記第1
の偏光方向を有する直線偏光光に変換して前記色合成手
段に入射させる第1の位相差板と、前記第3の光変調手
段と前記色合成手段との間の光路上に設けられ、前記第
3の光変調手段から出射された前記第2の偏光方向を有
する直線偏光光を、前記第1の偏光方向を有する直線偏
光光に変換して前記色合成手段に入射させる第2の位相
差板と、を備えるようにしてもよい。
【0012】あるいは、また、前記第1の偏光変換手段
は、前記第2の偏光方向を有する直線偏光光を出射し、
前記第2の光変調手段は、前記第1の偏光方向を有する
直線偏光光を入射光として受け取り、前記第2の画像信
号に基づいてこの入射光を変調することにより、前記第
2の偏光方向を有する直線偏光光として出射し、前記第
1と第3の光変調手段は、それぞれ前記第2の偏光方向
を有する直線偏光光を入射光として受け取り、前記第1
および第3の画像信号に基づいてそれぞれの入射光を変
調することにより、前記第1の偏光方向を有する直線偏
光光としてそれぞれ出射し、前記第2の偏光変換手段
は、前記第1の偏光変換手段と前記第2の光変調手段と
の間の光路上に設けられ、前記第3色の光を前記第2の
偏光方向から前記第1の偏光方向を有する直線偏光光に
変換して前記第2の光変調手段に入射させる位相差板を
備えるようにしてもよい。
【0013】あるいは、前記第1の偏光変換手段は、前
記第2の偏光方向を有する直線偏光光を出射し、前記第
1ないし第3の光変調手段は、それぞれ前記第2の偏光
方向を有する直線偏光光を入射光として受け取り、前記
第1ないし第3の画像信号に基づいてそれぞれの入射光
を変調することにより、前記第1の偏光方向を有する直
線偏光光としてそれぞれ出射し、前記第2の偏光変換手
段は、前記第2の光変調手段と前記色合成手段との間の
光路上に設けられ、前記第2色の光を前記第1の偏光方
向から前記第2の偏光方向を有する直線偏光光に変換し
て前記色合成手段に入射させる位相差板を備えるように
してもよい。
【0014】あるいは、前記第1の偏光変換手段は、前
記第1の偏光方向の直線偏光光を出射し、前記第2の偏
光変換手段は、前記第1の偏光変換手段と前記第1ない
し第3の光変調手段との間にそれぞれ設けられた第1の
位相差板と、第2の光変調手段と前記色合成手段との間
に設けられた第2の位相差板とを備えるようにしてもよ
い。
【0015】第2の投写型表示装置は、光源と、前記光
源から出射された光を、3色の光に分離する色光分離手
段と、前記色光分離手段により分離された第1色の光を
受けて、第1の画像信号に基づいて変調する第1の光変
調手段と、前記色光分離手段により分離された第2色の
光を受けて、第2の画像信号に基づいて変調する第2の
光変調手段と、前記色光分離手段により分離された第3
色の光を受けて、第3の画像信号に基づいて変調する第
3の光変調手段と、前記第1ないし第3の光変調手段に
よってそれぞれ変調された3色の光を合成して同一方向
に出射する色合成手段と、前記色合成手段で合成された
光を投写する投写光学系と、を備え、前記第1、第3の
光変調手段からは、第1の偏光方向を有する直線偏光光
が出射され、前記第2の光変調手段からは、第2の偏光
方向を有する直線偏光光が出射され、前記色合成手段の
出射側の光路上には、前記色合成手段から出射した3色
の光を、前記第1の偏光方向を有する直線偏光光成分と
前記第2の偏光方向を有する直線偏光光成分とを含む偏
光光にそれぞれ変換する偏光変換手段が設けられ、前記
色合成手段は、略X字状に交差するように設けられた、
前記第1色の光を反射するための第1の反射膜と前記第
3色の光を反射するための第2の反射膜とを備える。
【0016】第2の投写型表示装置によれば、色合成手
段からから出射される第1の偏光方向を有する色光と第
2の偏光方向を有する色光が、それぞれ第1と第2の直
線偏光光成分を含むように変換されるので、偏光スクリ
ーンのように、1つの偏光方向の偏光成分のみしか反射
しないスクリーンにも、カラー画像を投写することが可
能となる。
【0017】前記偏光変換手段は、λ/2位相差板を備
えるようにしてもよい。λ/2位相差板を利用すれば、
2つの直線偏光光成分を含む直線偏光光を得ることがで
きる。このとき、第1と第2の偏光方向を有する直線偏
光光成分を約1/2ずつ含むような直線偏光光に変換す
ることが特に好ましい。
【0018】または、前記偏光変換手段は、λ/4位相
差板を備えるようにしてもよい。λ/4位相差板を利用
すれば、2つの直線偏光光成分を合成した楕円偏光を得
ることができる。なお、楕円偏光の中では、円偏光が特
に好ましい。
【0019】第3の投写型表示装置は、光源と、前記光
源から出射された光を、3色の光に分離する色光分離手
段と、前記3色の光を受けて、それぞれに与えられた画
像信号に基づいて変調するとともに、直線偏光光として
出射する3つの光変調手段と、前記3つの光変調手段に
よってそれぞれ変調された3色の変調光を合成して同一
方向に出射する色合成手段と、前記色合成手段で合成さ
れた光を投写する投写光学系と、を備え、さらに、少な
くとも1つの前記光変調手段と前記色合成手段との間の
光路上に、与えられる位相差が等しい第1と第2の位相
差板を備え、前記第2の位相差板は前記色合成手段の入
射面に貼り付けられるとともに、前記第1と第2の位相
差板の光学軸は、前記第1の位相差板に入射する変調光
の偏光方向と前記第2の位相差板から出射する変調光の
偏光方向とが等しくなるように設定されていることを特
徴とする。
【0020】第3の投写型表示装置によれば、光合成手
段の入射面に第2の位相差板が貼り付けられているの
で、第2の位相差板と光合成手段との界面における光の
反射はほとんど発生しない。従って、光合成手段の入射
面で反射されて光変調手段に再び戻ってくる光によって
発生する光変調手段の誤動作を防止することができる。
【0021】前記第1と第2の位相差板はλ/4位相差
板であればよい。また、λ/2位相差板であってもよ
い。
【0022】特にλ/4位相差板を用いた場合には、光
変調手段から出射した光のうち色合成手段に貼り付けら
れたλ/4位相差板で反射されて再び戻ってくる光は、
その偏光方向が異なった偏光光となる。そして、この反
射光は、光変調手段の光出射面側に設けられている偏光
板によって吸収されるので、光変調手段の誤動作を防止
することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】A.第1実施例:次に、本発明の
実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、この発
明の第1実施例による投写型表示装置の概略平面図であ
る。この投写型表示装置は、照明光学系100と、ダイ
クロイックミラー210,212と、反射ミラー22
0,222,224と、リレーレンズ230,232
と、3枚のフィールドレンズ240,242,244
と、2枚のλ/2位相差板310,312と、3枚の液
晶ライトバルブ250,252,254と、クロスダイ
クロイックプリズム260と、投写レンズ系270とを
備えている。
【0024】照明光学系100は、ほぼ平行な光束を出
射する光源110と、第1のレンズアレイ120と、第
2のレンズアレイ130と、入射光を所定の直線偏光光
成分に変換する偏光変換素子140と、反射ミラー15
0と、集光レンズ160とを備えている。照明光学系1
00は、被照明領域である3枚の液晶ライトバルブ25
0,252,254をほぼ均一に照明するための光学系
である。
【0025】光源110は、放射状の光線を出射する放
射光源としての光源ランプ112と、光源ランプ112
から出射された放射光をほぼ平行な光線束として出射す
る凹面鏡114とを有している。凹面鏡114として
は、放物面鏡を用いることが好ましい。
【0026】図2は、レンズアレイ120,130の外
観を示す斜視図である。第1のレンズアレイ120は略
矩形状の輪郭を有する小レンズ122がM行N列のマト
リクス状に配列された構成を有している。この例では、
M=10,N=8である。第2のレンズアレイ130
も、第1のレンズアレイ120の小レンズ122に対応
するように、小レンズがM行N列のマトリクス状に配列
された構成を有している。各小レンズ122は、光源1
10(図1)から入射された平行な光束を複数の(すな
わちM×N個の)部分光束に分割し、各部分光束を第2
のレンズアレイ130の近傍で結像させる。各小レンズ
122をz方向から見た外形形状は、液晶ライトバルブ
250,252,254の形状とほぼ相似形をなすよう
に設定されている。この実施例では、小レンズ122の
アスペクト比(横と縦の寸法の比率)は4:3に設定さ
れている。
【0027】偏光変換素子140は、本発明の第1の偏
光変換手段としての機能を有する。図3は、偏光変換素
子140(図1)の構成を示す説明図である。この偏光
変換素子140は、偏光ビームスプリッタアレイ141
と、選択位相差板142とを備えている。偏光ビームス
プリッタアレイ141は、それぞれ断面が平行四辺形の
柱状の複数の透光性板材143が、交互に貼り合わされ
た形状を有している。透光性板材143の界面には、偏
光分離膜144と反射膜145とが交互に形成されてい
る。なお、この偏光ビームスプリッタアレイ141は、
偏光分離膜144と反射膜145が交互に配置されるよ
うに、これらの膜が形成された複数枚の板ガラスを貼り
合わせて、所定の角度で斜めに切断することによって作
成される。偏光変換素子140は、ランダムな偏光方向
を有する光源110の光を、すべてs偏光光に変換する
ことによって、投写型表示装置における光の利用効率を
高めている。また、偏光変換素子140においては光の
吸収がほとんどないので、これに起因する発熱も少な
い。
【0028】第1と第2のレンズアレイ120,130
を通過した光は、偏光分離膜144でs偏光光とp偏光
光とに分離される。s偏光光は、偏光分離膜144によ
ってほぼ垂直に反射され、反射膜145によってさらに
垂直に反射されてから出射される。一方、p偏光光は、
偏光分離膜144をそのまま透過する。選択位相差板1
42は、偏光分離膜144を通過する光の出射面部分に
λ/2位相差層146が形成されており、反射膜145
で反射された光の出射面部分は無色透明となっている光
学素子である。従って、偏光分離膜144を透過したp
偏光光は、λ/2位相差層146によってs偏光光に変
換されて出射する。この結果、偏光変換素子140に入
射したランダムな偏光方向を有する光束は、すべてs偏
光光となって出射する。なお、λ/2位相差層146の
位置を、反射膜145の出射面側に移動させれば、出射
する光をすべてp偏光光に変換することができる。
【0029】図3(A)から解るように、偏光変換素子
140から出射する2つのs偏光光の中心(2つのs偏
光光の中央)は、入射するランダムな光束(s偏光光+
p偏光光)の中心よりもx方向にずれている。このずれ
量は、λ/2位相差層146の幅Wp(すなわち偏光分
離膜144のx方向の幅)に等しい。このため、図1に
示すように、光源110の光軸(2点鎖線で示す)は、
偏光変換素子140以降のシステム光軸(一点鎖線で示
す)から、Wp/2に等しい距離Dだけずれた位置に設
定されている。
【0030】図1に示す投写型表示装置において、光源
110から出射された平行光束は、第1と第2のレンズ
アレイ120,130によって、複数の部分光束に分割
される。第1のレンズアレイ120の小レンズ122
は、各部分光束を偏光変換素子140の偏光分離膜14
4(図3)の近傍で結像する。第2のレンズアレイ13
0の小レンズ132は、第1のレンズアレイ120にお
ける光源像を、液晶ライトバルブ250,252,25
4で結像させる機能を有する。第2のレンズアレイ13
0の各小レンズ132から出射された部分光束は、反射
ミラー150で反射されて、集光レンズ160に入射す
る。集光レンズ160は、これらの複数の部分光束を重
畳させて、被照明領域である液晶ライトバルブ250,
252,254に集光させる重畳光学系としての機能を
有する。この結果、各液晶ライトバルブ250,25
2,254は、ほぼ均一に照明される。
【0031】2枚のダイクロイックミラー210,21
2は、集光レンズ160で集光された白色光を、赤、
緑、青の3色の色光に分離する色光分離手段としての機
能を有する。第1のダイクロイックミラー210は、照
明光学系100から出射された白色光束の赤色光成分を
透過させるとともに、青色光成分と緑色光成分とを反射
する。第1のダイクロイックミラー210を透過した赤
色光は、反射ミラー220で反射され、フィールドレン
ズ240とλ/2位相差板310を通って赤光用の液晶
ライトバルブ250に達する。このフィールドレンズ2
40は、第2のレンズアレイ130の近傍における光源
像を投写レンズ系270の中に結像させる機能を有す
る。フィールドレンズ240を通った各部分光束は、ほ
ぼ平行な光束となる。他の液晶ライトバルブの前に設け
られたフィールドレンズ242,244も同様である。
【0032】λ/2位相差板310は、後で詳述するよ
うに、赤色光の偏光方向を90度回転して液晶ライトバ
ルブ250に入射させる第2の偏光変換手段としての機
能を有する。青色光のためのλ/2位相差板312も、
青色光の偏光方向を90度変更して液晶ライトバルブ2
54に入射させる第2の偏光変換手段としての機能を有
する。
【0033】第1のダイクロイックミラー210で反射
された青色光と緑色光のうちで、緑色光は第2のダイク
ロイックミラー212によって反射され、フィールドレ
ンズ242を通って緑光用の液晶ライトバルブ252に
達する。一方、青色光は、第2のダイクロイックミラー
212を透過し、リレーレンズ230,232および反
射ミラー222,224を備えたリレーレンズ系を通
り、さらにフィールドレンズ244とλ/2位相差板3
12を通って青色光用の液晶ライトバルブ254に達す
る。
【0034】3枚の液晶ライトバルブ250,252,
254は、与えられた画像情報(画像信号)に従って、
3色の色光をそれぞれ変調して画像を形成する光変調手
段としての機能を有する。クロスダイクロイックプリズ
ム260は、3色の色光を合成してカラー画像を形成す
る色合成手段としての機能を有する。クロスダイクロイ
ックプリズム260で生成された合成光は、投写レンズ
系270の方向に出射する。投写レンズ系270は、こ
の合成光を投写スクリーン300上に投写して、カラー
画像を表示する投写光学系としての機能を有する。
【0035】図4は、第1実施例の要部を示す概念図で
ある。図4では、偏光変換素子140からクロスダイク
ロイックプリズム260に至るまでの光学系が、偏光方
向に注目して描かれている。偏光方向にほとんど関係し
ない光学素子(レンズ等)は、図示が省略されている。
【0036】第1実施例では、偏光変換素子140にラ
ンダムな偏光方向の光が入射し、s偏光光のみが出射す
る。s偏光の白色光は、前述したように2つのダイクロ
イックミラー210,212によって赤色光Rと緑色光
Gと青色光Bとに分離される。ダイクロイックミラー2
10,212を通過する際には偏光方向が変化しないの
で、3色の光はs偏光光のままである。なお、本例にお
いて、s偏光光は、この発明における第1の偏光方向を
有する直線偏光光に相当し、p偏光光は第2の偏光方向
を有する直線偏光光に相当する。
【0037】s偏光の赤色光は、反射ミラー220で反
射された後に、λ/2位相差板310によってp偏光光
に変換される。このp偏光の赤色光が第1の液晶ライト
バルブ250に入射する。第1の液晶ライトバルブ25
0は、液晶パネル402と、液晶パネル402の入射側
に設けられたp偏光透過用偏光板404と、出射側に設
けられたs偏光透過用偏光板406とで構成されてい
る。第1の液晶ライトバルブ250に入射するp偏光の
赤色光は、p偏光透過用偏光板404をそのまま透過
し、液晶パネル402によって変調されることにより、
一部がs偏光光に変換され、s偏光光のみがs偏光透過
用偏光板406を透過して出射する。従って、第1の液
晶ライトバルブ250から出射する赤色光は、s偏光光
である。このように、第1の液晶ライトバルブ250に
入射する赤色光は、この液晶ライトバルブ250で変調
対象となる直線偏光光(すなわち入射側の偏光板404
を透過する直線偏光光)に予め調整されているので、液
晶ライトバルブ250の近傍において、吸収による光の
利用効率の低下がほとんど無く、また、発熱も少ない。
【0038】第2のダイクロイックミラー212で分離
されたs偏光の緑色光は、そのまま第2の液晶ライトバ
ルブ252に入射する。第2の液晶ライトバルブ252
は、液晶パネル412と、液晶パネル412の入射側に
設けられたs偏光透過用偏光板414と、出射側に設け
られたp偏光透過用偏光板416とで構成されている。
第2の液晶ライトバルブ252に入射するs偏光の緑色
光は、s偏光透過用偏光板414をそのまま透過し、液
晶パネル412によって変調されることにより、一部が
p偏光光に変換され、p偏光光のみがp偏光透過用偏光
板416を透過して出射する。従って、第2の液晶ライ
トバルブ252から出射する緑色光は、p偏光光であ
る。このように、第2の液晶ライトバルブ252に入射
する緑色光は、この液晶ライトバルブ252で変調対象
となる直線偏光光(入射側の偏光板414を透過する直
線偏光光)に予め調整されているので、液晶ライトバル
ブ252の近傍において光の吸収がほとんどなく、発熱
も少ない。
【0039】第2のダイクロイックミラー212で分離
されたs偏光の青色光は、反射ミラー222,224で
反射された後に、λ/2位相差板312によってp偏光
光に変換される。このp偏光の青色光が第3の液晶ライ
トバルブ254に入射する。第3の液晶ライトバルブ2
54は、液晶パネル422と、液晶パネル422の入射
側に設けられたs偏光透過用偏光板424と、出射側に
設けられたp偏光透過用偏光板426とで構成されてい
る。これは、第1の液晶ライトバルブ250と同様であ
る。従って、第2の液晶ライトバルブ252に入射する
s偏光の緑色光は、p偏光光に変換されたもののみが出
射する。このように、第3の液晶ライトバルブ254に
入射する青色光は、この液晶ライトバルブ254で変調
対象となる直線偏光光に予め調整されているので、液晶
ライトバルブ254の近傍において光の吸収がほとんど
なく、発熱も少ない。
【0040】クロスダイクロイックプリズム260に
は、青色反射膜264と赤色反射膜266とが略X字状
に形成されている。第1の液晶ライトバルブ250で変
調されたs偏光の赤色光は、赤色反射膜266で反射さ
れて投写レンズ系270(図1)の方向に出射する。ま
た、第3の液晶ライトバルブ254で変調されたs偏光
の青色光も、同様に、青色反射膜264で反射されて投
写レンズ系270の方向に出射する。第2の液晶ライト
バルブ252で変調されたp偏光の緑色光は、青色反射
膜264と赤色反射膜266とをそのまま透過して投写
レンズ系270の方向に出射する。なお、図4では、図
示の便宜上、赤色光と青色光が反射される位置を、それ
ぞれの反射膜から多少ずれた位置に描いている。
【0041】図5と図6は、赤色反射膜266と青色反
射膜264の分光反射率特性の一例を示すグラフであ
る。図5と図6には、s偏光光に対する反射率特性が破
線で描かれており、p偏光光に対する反射率特性が実線
で描かれている。なお、この明細書においては、反射率
が50%以上の波長域を「有効反射波長域」、反射率が
50%となる波長を「カットオフ波長」と呼ぶ。
【0042】青色光の波長域は通常約400nm〜約5
00nmであり、緑色光の波長域は通常約500nm〜
約580nm、赤色光の波長域は通常約580nm〜約
700nmに設定される。図5から解るように、赤色反
射膜266のs偏光光に対する有効反射波長域(約53
0nm〜約750nm)は、p偏光光に対する有効反射
波長域(約600nm〜約700nm)を含み、これよ
り広い波長域となっている。図4でも説明したように、
赤色光はs偏光光としてクロスダイクロイックプリズム
260に入射するので、この赤色光は図5の特性を有す
る赤色反射膜266によってほぼ100%反射される。
一方、緑色光はp偏光光としてクロスダイクロイックプ
リズム260に入射するので、この緑色光は図5の特性
を有する赤色反射膜266をほぼ100%透過する。
【0043】一方、図6から解るように、この青色反射
膜264のs偏光光に対する有効反射波長域(約390
nm〜約530nm)は、p偏光光に対する有効反射波
長域(約400nm〜約460nm)を含み、これより
広い波長域となっている。青色光はs偏光光としてクロ
スダイクロイックプリズム260に入射するので、この
青色光は図6の特性を有する青色反射膜264によって
約80%以上のかなり高い反射率で反射される。一方、
緑色光はp偏光光としてクロスダイクロイックプリズム
260に入射するので、この緑色光は図6の特性を有す
る青色反射膜264をほぼ100%透過する。
【0044】このように、赤色反射膜266と青色反射
膜264は、s偏光光に対する反射率特性が、p偏光光
に対する反射率特性よりも優れている。従って、赤色光
と青色光をs偏光光としてクロスダイクロイックプリズ
ム260に入射させ、緑色光をp偏光光としてクロスダ
イクロイックプリズム260に入射させることによっ
て、赤色光と青色光に対しては高い反射率を得ることが
でき、一方、緑色光に対しては透過率を得ることができ
る。この結果、3色の光の利用効率をそれぞれ高めるこ
とができる。
【0045】ところで、一般に、赤色反射膜266と青
色反射膜264による反射率特性は、クロスダイクロイ
ックプリズム260への光の入射角に依存する。具体的
には、入射角が変化すると、カットオフ波長付近のグラ
フの傾きが緩やかになる。しかし、図5に示す赤色反射
膜の反射率特性では、p偏光光で入射する緑色光はほぼ
100%透過し、s偏光光で入射する赤色光はほぼ10
0%反射されており、反射特性にかなりの余裕がある。
従って、クロスダイクロイックプリズム260への入射
角が多少変わったとしても、赤色光に対する反射率と緑
色光に対する透過率はほとんど変わらない。これは、青
色反射膜264に関しても同様である。このように、反
射特性が入射光の入射角にあまり影響されないので、ク
ロスダイクロイックプリズム260に入射させる3色の
光としては、平行光線でなく、多少収束してゆく光線を
入射させることも可能である。収束してゆく光線を入射
するようにすれば、投写レンズ系270の負荷を小さく
することができる。すなわち、投写レンズ系270の枚
数を減らすことができ、また、高性能な高価なレンズを
使用しなくても済むという利点がある。
【0046】また、各液晶ライトバルブ250,25
2,254に入射される赤、青、緑の波長帯域、すなわ
ち赤、青、緑の色あいは、色分離手段である第1のダイ
クロイックミラー210、第2のダイクロイックミラー
212の選択波長領域によって決定される。従って、ク
ロスダイクロイックプリズム260の赤色反射膜266
および青色反射膜264には、第1または第2のダイク
ロイックミラー210,212によって選択された所定
波長帯域の光しか入射されない。すなわち、赤、青、緑
の波長帯域をダイクロイックプリズム260の赤色反射
膜266および青色反射膜264で再度決定する必要は
無い。従って、赤色反射膜266および青色反射膜26
4の反射帯域を、ダイクロイックミラー210によって
選択されるべき所定波長帯域よりもかなり広めにとって
も赤、青、緑の色あいが変化することはなく、かえって
光の損失を低減することができて都合が良い。
【0047】ここで、図5に示されたように、赤色反射
膜266のs偏光光に対する反射帯域を、第1のダイク
ロイックミラー210によって選択透過されるべき波長
帯域(通常約580nm〜700nm)より広めにとっ
ても、また、図6に示されたように青色反射膜264の
s偏光光に対する反射帯域を、第2のダイクロイックミ
ラー212によって選択透過されるべき波長領域(通常
約400〜500nm)より広めにとっても、p偏光光
として入射される緑色光の透過量が減少することは無
い。なぜならば、図5、図6に実線で示されるp偏光入
射のグラフから解るように、p偏光光として入射される
緑色光の波長帯域(通常約500〜580nm)は、赤
色反射膜266、青色反射膜264をほとんど透過する
ためである。
【0048】さらに、第1実施例では、赤色光および青
色光の偏光方向と、緑色光の偏光方向を直交する方向と
しているので、3つの液晶ライトバルブ250,25
2,254のクロストークを防止することができるとい
う利点もある。ここで、「クロストーク」とは、液晶ラ
イトバルブの背面がクロスダイクロイックプリズム26
0からの反射光で照射されることによって、その液晶ラ
イトバルブが誤作動を起こす現象を言う。
【0049】ここで、液晶ライトバルブ250,25
2,254として一般的に採用されている、画素のスイ
ッチング素子としてポリシリコンTFTを用いた液晶パ
ネル(ポリシリコンTFT液晶パネル)を備えた液晶ラ
イトバルブを例に挙げて、クロストーク発生原理につい
てより詳しく説明する。
【0050】液晶パネルは一対の基板の間に液晶が挟ま
れた構造を有している。周知の通り、ポリシリコンTF
T液晶パネルの場合には、この2つの基板のうち一方に
画素のスイッチング素子としてポリシリコンTFTが設
けられており、他方の基板には対向電極が形成されてい
る。図7は、ポリシリコンTFT液晶パネルの一例を説
明する図であり、ポリシリコンTFT液晶パネルの2つ
の基板のうち、ポリシリコンTFTが設けられた側の基
板430の一部と、ポリシリコンTFTパネルの外側に
設けられた偏光板440の一部とを断面図で示してあ
る。ポリシリコンTFT450は、基板430上に形成
されたポリシリコンからなる活性層432、その上にゲ
ート絶縁層433を挟んで形成されたポリシリコン等か
らなるゲート434、からなる。ポリシリコンTFT4
50にON、OFFの信号を供給するソース電極436
は、層間絶縁膜435の一部に設けられたホールを介し
て活性層432に接続されている。画素電極431も活
性層432に接続されている。画像変調に関する情報
は、ポリシリコンTFT450をONにして、画素電極
431と対向電極との間に挟まれた液晶に電圧を印加す
ることによって書き込まれる。書き込みが終了した後、
書き込まれた情報を次の情報が書き込まれるまで保持す
るために、ポリシリコンTFT450がOFFされる。
【0051】ところが、ポリシリコンTFT液晶パネル
は、ポリシリコンTFT450の形成された基板430
側をクロスダイクロイックプリズム260側にして配置
されているため、クロスダイクロイックプリズム260
からの反射光が、図中矢印で示すような方向からポリシ
リコンTFT液晶パネルを照射する。そして、この反射
光が活性層432に到達すると、活性層405で光励起
に起因したキャリアが発生し、ポリシリコンTFT45
0がOFFされているにもかかわらず、電流(いわゆる
光リーク電流)が発生してしまう。その結果、液晶に印
加されている電圧が変化して、画像変調の状態が乱れて
しまうのである。
【0052】しかしながら、本例の構成によれば、この
ような問題を防ぐことができる。仮に、図4において、
緑色光が赤色反射膜266で反射されて第3のライトバ
ルブ254の背面を照射する場合を考える。この場合に
も、緑色光はp偏光光なので、第3の液晶ライトバルブ
254の出射側のs偏光透過用偏光板426で遮蔽さ
れ、液晶パネル422に達しない。従って、緑色光によ
って第3の液晶ライトバルブ254にクロストークを生
じることが防止されている。同様に、緑色光によって第
1の液晶ライトバルブ250にクロストークが生じるこ
とも防止されており、また、青色光によって第2の液晶
ライトバルブ252にクロストークが生じることも防止
されている。このクロストーク防止は、第2の液晶ライ
トバルブ252と第3の液晶ライトバルブ254との間
についても同様に働く。
【0053】なお、第1の液晶ライトバルブ250を通
過した赤色光は、第3の液晶ライトバルブ254にはほ
とんど届かない。この理由は、赤色反射膜266の反射
帯域を第1のダイクロイックミラー210で決まる帯域
よりかなり広く設定することができ、ほとんどすべての
赤色光を赤色反射膜266で反射させることが可能だか
らである。青色光についても同様である。このように、
本例によれば赤色反射膜266、青色反射膜264を透
過する光によるクロストークの問題も解消することが可
能である。
【0054】以上のように、第1実施例では、投写型表
示装置の全体にわたって光の利用効率が高く、また、光
の吸収による発熱も少ないという利点がある。
【0055】B.第2実施例:図8は、第2実施例の要
部を示す概念図である。第2実施例は、図4に示す第1
実施例の2枚のλ/2位相差板310,312を、それ
ぞれの液晶ライトバルブ250,254の出射側の光路
上に配置したものである。但し、第2実施例における第
1の液晶ライトバルブ250aは、入射側にs偏光透過
用偏光板404aが設けられており、また、出射側には
p偏光透過用偏光板406aが設けられている。この第
1の液晶ライトバルブ250aには、s偏光の赤色光が
入射し、s偏光透過用偏光板404aをそのまま透過し
て、液晶パネル402aによって変調されるとともにp
偏光光に変換され、さらに、p偏光透過用偏光板406
aを透過して出射する。従って、第2実施例の第1の液
晶ライトバルブ250aから出射する赤色光は、p偏光
光である。第3の液晶ライトバルブ254aも同様であ
る。他の構成要素は、第1実施例と同じである。p偏光
の赤色光と青色光は、λ/2位相差板310,312で
それぞれs偏光光に変換されて、クロスダイクロイック
プリズム260に入射する。
【0056】第2実施例においても、緑色光をp偏光光
としてクロスダイクロイックプリズム260に入射さ
せ、赤色光と青色光をs偏光光として入射させている。
従って、この第2実施例の投写型表示装置においても、
第1実施例と同様の効果がある。また、第1実施例の場
合と異なり、本実施例ではすべての液晶ライトバルブ2
50a,252,254aに同じ種類の偏光光(s偏光
光)が入射される。従って、液晶ライトバルブ250
a,252,254aの入射側偏光板はすべてs偏光用
偏光板404a,414,424a、出射側偏光板はす
べてp偏光用偏光板406a,416,426aとな
り、液晶の配向状態も同一となる。よって、第2実施例
では、第1実施例と同様の効果に加えて、3つの液晶ラ
イトバルブ250a,252,254aの構造を共通化
して、部品種類を低減できるという利点もある。
【0057】C.第3実施例:図9は、第3実施例の要
部を示す概念図である。第3実施例は、図4に示す第1
実施例の偏光変換素子140を、p偏光光を出射する偏
光変換素子140aに置き換え、また、2枚のλ/2位
相差板310,312の代わりに、第2の液晶ライトバ
ルブ252の入射側の光路上にλ/2位相差板314を
配置したものである。他の構成要素は、第1実施例と同
じである。
【0058】第3実施例においても、緑色光をp偏光光
としてクロスダイクロイックプリズム260に入射さ
せ、赤色光と青色光をs偏光光として入射させている。
従って、この第3実施例の投写型表示装置においても、
第1実施例と同様の効果がある。さらに、本実施例の場
合には、第1実施例の場合と比較して、光路上に配置す
るλ/2位相差板314が1枚ですむため、部品点数を
低減できるという利点もある。
【0059】D.第4実施例:図10は、第4実施例の
要部を示す概念図である。第4実施例は、図8に示す第
3実施例のλ/2位相差板314を、第2の液晶ライト
バルブ252の出射側の光路上に配置したものである。
但し、第4実施例における第2の液晶ライトバルブ25
2aは、入射側にp偏光透過用偏光板414aが設けら
れており、また、出射側にはs偏光透過用偏光板416
aが設けられている。この第2の液晶ライトバルブ25
2aには、p偏光の緑色光が入射し、p偏光透過用偏光
板414aをそのまま透過して、液晶パネル412aに
よって変調されるとともにs偏光光に変換され、さら
に、s偏光透過用偏光板416aを透過して出射する。
従って、第4実施例の第2の液晶ライトバルブ252a
から出射する緑色光は、s偏光光である。他の構成要素
は、第3実施例と同じである。s偏光の緑色光は、λ/
2位相差板314でp偏光光に変換されて、クロスダイ
クロイックプリズム260に入射する。
【0060】第4実施例においても、緑色光をp偏光光
としてクロスダイクロイックプリズム260に入射さ
せ、赤色光と青色光をs偏光光として入射させている。
従って、この第4実施例の投写型表示装置においても、
第1実施例と同様の効果がある。また、第1実施例の場
合と異なり、本実施例ではすべての液晶ライトバルブ2
50,252a,254に同じ種類の偏光光(p偏光
光)が入射される。従って、液晶ライトバルブ250,
252a,254の入射側偏光板はすべてp偏光用偏光
板404,414a,424、出射側偏光板はすべてs
偏光用偏光板406,416a,426となり、液晶の
配向状態も同一となる。よって、第4実施例では、第1
実施例と同様の効果に加えて、3つの液晶ライトバルブ
250,252a,254の構造を共通化して、部品種
類を低減できるという利点もある。さらに、本実施例の
場合には、第1実施例の場合と比較して、光路上に配置
するλ/2位相差板314が1枚ですむため、部品点数
を低減できるという利点もある。
【0061】E.第5実施例:図11は、第5実施例の
要部を示す概念図である。第5実施例は、図10に示す
第4実施例の青色光と緑色光の光路を交換したものであ
る。すなわち、2枚目の色分離ミラーとして青反射ダイ
クロイックミラー226を用いている。クロスダイクロ
イックプリズム261には、緑色光と赤色光をs偏光光
として入射し、それぞれ緑色反射膜267および赤色反
射膜266で反射させている。青色光は、p偏光光とし
てクロスダイクロイックプリズム261に入射し、その
まま通過する。
【0062】また、先に述べたように、緑色光を変調す
る液晶ライトバルブ254に入射される緑の波長領域、
すなわち緑の色あいは、色分離手段である青反射ダイク
ロイックミラー226の選択波長領域によって決定され
る。従って、クロスダイクロイックプリズム261の緑
色反射膜267には、青反射ダイクロイックミラー22
6によって選択された所定波長帯域の光しか入射されな
い。従って、緑色反射膜267のs偏光光として入射す
る緑色光に対する反射帯域を、ダイクロイックミラー2
26によって選択されるべき所定波長帯域よりもかなり
広めに設定しても、緑の色あいが変化することはなく、
かえって光の損失を低減することができて都合がよい。
【0063】ここで、図12は、本実施例で使用される
緑色反射膜267の分光反射率特性を示すグラフであ
る。このグラフから解るように、本実施例で使用される
緑色反射膜267のs偏光光に対する反射帯域は、青反
射ダイクロイックミラー226によって選択透過される
べき波長帯域(通常500nm〜580nm)よりもか
なり広く設定されている。しかしながら、図5、図6の
説明部分でも述べた通りであるが、緑色反射膜267の
s偏光光に対する反射帯域を、青反射ダイクロイックミ
ラー226によって選択透過されるべき波長帯域より広
めに設定しても、青色光はp偏光光として入射されるた
め、青色光の透過量が減少することは無い。なぜなら
ば、図12に実線で示すp偏光入射のグラフからもわか
るように、緑色反射膜267は、p偏光で入射された青
色光の波長帯域(通常約400〜500nm)のほとん
どを透過させるからである。
【0064】なお、赤色反射膜266としては、図5に
示す特性のものをそのまま使用することができる。この
場合にも、緑色反射膜267の場合と同様、図5に示す
ように、s偏光光として入射する赤色光に対する反射帯
域を、ダイクロイックミラー210によって選択される
べき所定波長帯域よりもかなり広めに設定して、光の損
失を低減することができる。
【0065】第4実施例および第5実施例から解るよう
に、この発明におけるクロスダイクロイックプリズム
は、3色の光のうちの2つをそれぞれ反射する2つの反
射膜を有し、他の1色の光がクロスダイクロイックプリ
ズムをそのまま通過するように構成されていればよい。
但し、第5実施例では、青色光がクロスダイクロイック
プリズム261をそのまま通過することによって、以下
のような利点が生じる。一般に、クロスダイクロイック
プリズムをそのまま通過する色光は、クロスダイクロイ
ックプリズムから液晶ライトバルブへの反射光が比較的
少なく、反対に、クロスダイクロイックプリズムで反射
される色光は、クロスダイクロイックプリズムから液晶
ライトバルブへの反射光が比較的多い。第5実施例のよ
うに、青色光がクロスダイクロイックプリズムをそのま
ま通過し、緑色光が反射するようにすれば、青色光の反
射光が少なくなり、緑色光の反射光が多くなる。ところ
で、メタルハライドランプや水銀ランプ等の高圧放電ラ
ンプを光源ランプ112として用いた場合には、緑色光
の光量が多い。このとき、第5実施例の構成によれば、
緑色光の反射光が多くなるので、3色の光の光量のバラ
ンスが改善されるという利点がある。また、先に述べた
ポリシリコンTFTの光リークは短波長の反射光によっ
て発生しやすい。第5実施例の構成では最も短波長側の
波長帯域である青色光の反射光が少なくなるので、ポリ
シリコンTFT液晶パネルを用いた場合にも、クロスダ
イクロイックプリズムからライトバルブへの反射光によ
る誤動作の可能性を低下させることができるという利点
がある。
【0066】F.第6実施例:図13は、第6実施例の
要部を示す概念図である。第6実施例は、図9に示す第
4実施例の構成に加えて、クロスダイクロイックプリズ
ム260の出射側の光路上に偏光変換手段としての位相
差板320を設けたものである。この位相差板320の
位置は、クロスダイクロイックプリズム260と投写レ
ンズ系270の間が好ましいが、投写レンズ系270の
出射側とすることも可能である。
【0067】位相差板320としては、λ/4位相差板
やλ/2位相差板などを使用することができる。λ/4
位相差板を用いた場合には、赤、緑、青の3色の光をそ
れぞれ楕円偏光(好ましくは円偏光)に変換することが
できる。こうすれば、投写スクリーン300(図1)と
して偏光スクリーンを用いた場合にも、カラーの映像を
きれいに投写することができる。偏光スクリーンとは、
所定の偏光方向の偏光成分(例えばs偏光光)のみを反
射して、余分な外光の反射を防止し、映像を見やすくす
る機能を有するスクリーンである。3色の光をすべて円
偏光にすれば、このような偏光スクリーンを用いても、
カラー映像をきれいに投写することができる。
【0068】位相差板320としてλ/2位相差板を用
いた場合には、s偏光光(赤色光および青色光)とp偏
光光(緑色光)の偏光方向を、それぞれ約45度変更す
るように、λ/2位相差板の光学軸の方向を決定するこ
とが好ましい。こうすれば、3色の光のs偏光光成分と
p偏光光成分が約1/2ずつになるので、偏光スクリー
ン上にカラー映像をきれいに投写することができる。
【0069】G.第7実施例:図14は、第7実施例の
要部を示す概念図である。第7実施例は、図4に示す第
1実施例の構成に加えて、λ/2位相差板316を第2
のダイクロイックミラー212と液晶ライトバルブ25
2aとの間の光路上に配置し、λ/2位相差板314を
液晶ライトバルブ252aとクロスダイクロイックプリ
ズム260との間の光路上に配置している。さらに液晶
ライトバルブ252aとして液晶ライトバルブ250,
254と同様のものを用いている。また、クロスダイク
ロイックプリズム260の出射側の光路上に偏光変換手
段としてのλ/2位相差板320を配置している。
【0070】第7実施例は、すべての液晶ライトバルブ
を同じものとすることができる例を示し、第2実施例と
ほぼ同様の性能を有している。第2実施例では、液晶ラ
イトバルブにs偏光光を入射するタイプの液晶ライトバ
ルブを用いているが、本実施例では、p偏光光を入射す
るタイプの液晶ライトバルブを用いた場合を示してい
る。
【0071】なお、クロスダイクロイックプリズム26
0の後ろに配置された偏光変換手段としてのλ/2位相
差板320については、第6実施例と同様の効果をねら
ったものである。
【0072】H.第8実施例:図15は第8実施例の要
部を示す概念図である。光学系の基本構成は第2実施例
と同じである。本実施例では、青色光路上にあるλ/2
位相差板312の代わりに特性の等しい2枚のλ/4位
相差板312a、312bにより、第2の偏光変換手段
を構成している。そして、一方のλ/4位相差板312
aは偏光板426aに貼り付けられ、他方のλ/4位相
差板312bはクロスダイクロイックプリズム260に
貼り付けられている。また、λ/4位相差板312aと
312bの光学軸は、偏光板426aから出射したp偏
光光がλ/4位相差板312aに入射し、λ/4位相差
板312bから出射する際に、s偏光光に変換されて出
射するように設定されている。例えば、p偏光光の偏光
軸に対して、λ/4位相差板312a,312bの光学
軸を時計周りに45度傾けて設定すればよい。λ/4位
相差板312bをクロスダイクロイックプリズム260
に貼り付けることにより、空気層とクロスダイクロイッ
クプリズム260との界面での反射光の発生をほぼ防止
することができる。また、λ/4位相差板312bの入
射面でも反射光は発生するが、これらの反射光は、λ/
4位相差板312aを通過後、偏光板426aにより吸
収される。これらの結果、液晶パネル422aの出射面
側から光が入って誤動作することを防ぐことができる。
なお、λ/4位相差板312aは、必ずしも偏光板42
6aに貼り付ける必要はない。
【0073】緑色光路上には偏光板416とクロスダイ
クロイックプリズム260との間にλ/4位相差板41
7a、417bが向かい合って2枚入っている。それぞ
れは、偏光板416とクロスダイクロイックプリズム2
60に貼り付けられている。λ/4位相差板417aと
λ/4位相差板417bの光学軸は、λ/4位相差板4
17aの光学軸に対してλ/4位相差板417bの光学
軸が90度傾いているように設定されていればよい。こ
のようにすれば、光の偏光方向は2枚のλ/4位相差板
の間においてのみ楕円偏光となり、通過後は変化が無
い。特に、2枚のλ/4位相差板417a,417bの
光学軸がp偏光光またはs偏光光の偏光軸に対して45
度傾いて対称に設定すれば、偏光方向は2枚のλ/4位
相差板通過後は変化が無く、その間でのみ、円偏光とな
る。λ/4位相差板417bをクロスダイクロイックプ
リズム260に貼り付けることにより、空気層とクロス
ダイクロイックプリズム260との界面での反射光の発
生をほぼ防止することができる。また、λ/4位相差板
417bの入射面でも反射光は発生するが、これらの反
射光は、λ/4位相差板417aを通過後、偏光板41
6により吸収される。これらの結果、液晶パネル412
の出射面側から光が入って誤動作することを防ぐことが
できる。なお、λ/4位相差板417aは、必ずしも偏
光板416に貼り付けられている必要はない。
【0074】なお、上記実施例では、2枚のλ/4位相
差板を、液晶ライトバルブとクロスダイクロイックプリ
ズムとの間に備える例を説明しているが、2枚のλ/2
位相差板を備えるようにしてもよい。
【0075】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、
例えば次のような変形も可能である。
【0076】(1)上記実施例では、光源110の光を
複数の部分光束に分割する2つのレンズアレイ120,
130を用いていたが、この発明は、このようなレンズ
アレイを用いない投写型表示装置にも適用可能である。
【0077】(2)図11,13に示す構成、すなわ
ち、クロスダイクロイックプリズム260の出射側の光
路上に偏光成分調整手段を設けた構成は、第6実施例、
第7実施例のみでなく、第1ないし第5実施例に対して
もそれぞれ適用することが可能である。
【0078】(3)上記実施例では、透過型の投写型表
示装置に本発明を適用した場合の例について説明したが
本発明は、反射型の投写型表示装置にも適用することが
可能である。ここで、「透過型」とは、液晶ライトバル
ブ等の光変調手段が光を透過するタイプであることを意
味しており、「反射型」とは、光変調手段が光を反射す
るタイプであることを意味している。反射型の投写型表
示装置では、クロスダイクロイックプリズムは、白色光
を赤、緑、青の3色の光に分離する色光分離手段として
利用されると共に、変調された3色の光を再度合成して
同一の方向に出射する色合成手段としても利用される。
反射型の投写型表示装置にこの発明を適用した場合に
も、透過型の投写型表示装置とほぼ同様な効果を得るこ
とができる。
【0079】(4)投写型表示装置としては、投写面を
観察する方向から画像投写を行う前面投写型表示装置
と、投写面を観察する方向とは反対側から画像投写を行
う背面投写型表示装置とがあるが、上記実施例の構成
は、いずれにも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例による投写型表示装置の
概略平面図。
【図2】第1のレンズアレイ120の外観を示す斜視
図。
【図3】偏光変換素子140の構成を示す説明図。
【図4】第1実施例の要部を示す概念図。
【図5】赤色反射膜の分光反射率特性を示すグラフ。
【図6】青色反射膜の分光反射率特性を示すグラフ。
【図7】ポリシリコンTFT液晶パネルの一例を説明す
る図。
【図8】第2実施例の要部を示す概念図。
【図9】第3実施例の要部を示す概念図。
【図10】第4実施例の要部を示す概念図。
【図11】第5実施例の要部を示す概念図。
【図12】第5実施例における緑色反射膜の分光反射率
特性を示すグラフ。
【図13】第6実施例の要部を示す概念図。
【図14】第7実施例の要部を示す概念図。
【図15】第8実施例の要部を示す概念図。
【図16】投写型表示装置の要部を示す概念図。
【符号の説明】
42,44,46…液晶ライトバルブ 48…クロスダイクロイックプリズム 50…投写レンズ系 52…投写スクリーン 61…赤色反射膜 62…青色反射膜 100…照明光学系 110…光源 112…光源ランプ 114…凹面鏡 120…第1のレンズアレイ 122…小レンズ 130…第2のレンズアレイ 132…小レンズ 140,140a…偏光変換素子 141…偏光ビームスプリッタアレイ 142…選択位相差板 143…透光性板材 144…偏光分離膜 145…反射膜 146…λ/2位相差層 150…反射ミラー 160…集光レンズ 210,212…ダイクロイックミラー 220,222,224…反射ミラー 226…ダイクロイックミラー 230,232…リレーレンズ 240,242,244…フィールドレンズ 250,250a…第1の液晶ライトバルブ 252,252a…第2の液晶ライトバルブ 254,254a…第3の液晶ライトバルブ 260…クロスダイクロイックプリズム 264…青色反射膜 266…赤色反射膜 267…緑色反射膜 270…投写レンズ系 300…投写スクリーン 310,312,314,316…λ/2位相差板 320…位相差板 402,402a…液晶パネル 404…p偏光透過用偏光板 404a…s偏光透過用偏光板 406…s偏光透過用偏光板 406a…p偏光透過用偏光板 412,412a…液晶パネル 414…s偏光透過用偏光板 414a…p偏光透過用偏光板 416…p偏光透過用偏光板 416a…s偏光透過用偏光板 422,422a…液晶パネル 424…s偏光透過用偏光板 424a…p偏光透過用偏光板 426…p偏光透過用偏光板 426a…s偏光透過用偏光板 430…基板 431…画素電極 432…活性層 433…ゲート絶縁層 434…ゲート 435…層間絶縁膜 436…ソース電極 440…偏光板 450…ポリシリコンTFT
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 360 G09F 9/00 360D H04N 5/74 H04N 5/74 K 9/31 9/31 B

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、 前記光源からの入射光を所定の偏光方向を有する偏光光
    に変換する第1の偏光変換手段と、 前記第1の偏光変換手段から出射された光を、3色の光
    に分離する色光分離手段と、 前記色光分離手段により分離された第1色の光を受け
    て、第1の画像信号に基づいて変調する第1の光変調手
    段と、 前記色光分離手段により分離された第2色の光を受け
    て、第2の画像信号に基づいて変調する第2の光変調手
    段と、 前記色光分離手段により分離された第3色の光を受け
    て、第3の画像信号に基づいて変調する第3の光変調手
    段と、 前記第1ないし第3の光変調手段によってそれぞれ変調
    された3色の光を合成して同一方向に出射する色合成手
    段と、 前記色合成手段で合成された光を投写する投写光学系
    と、 前記第1の偏光変換手段と前記色合成手段との間の光路
    上に設けられ、前記色合成手段に入射する前記第1色と
    第3色の光を第1の偏光方向を有する直線偏光光にする
    ともに前記色合成手段に入射する前記第2色の光を前記
    第1の偏光方向と直交する第2の偏光方向を有する直線
    偏光光にするように、前記3色の光の少なくとも1つの
    偏光方向を調整する第2の偏光変換手段と、を備え、 前記色合成手段は、 略X字状に交差するように設けられた、前記第1色の光
    を反射するための第1の反射膜と前記第3色の光を反射
    するための第2の反射膜とを備える、投写型表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の投写型表示装置であっ
    て、 前記第1の偏光変換手段は、前記第1の偏光方向を有す
    る直線偏光光を出射し、 前記第2の光変調手段は、前記第1の偏光方向を有する
    直線偏光光を入射光として受け取り、前記第2の画像信
    号に基づいてこの入射光を変調することにより、前記第
    2の偏光方向を有する直線偏光光として出射し、 前記第1と第3の光変調手段は、それぞれ前記第2の偏
    光方向を有する直線偏光光を入射光として受け取り、前
    記第1と第3の画像信号に基づいてそれぞれの入射光を
    変調することにより、前記第1の偏光方向を有する直線
    偏光光としてそれぞれ出射し、 前記第2の偏光変換手段は、 前記第1の偏光変換手段と前記第1の光変調手段との間
    の光路上に設けられ、前記第1色の光を前記第1の偏光
    方向から前記第2の偏光方向を有する直線偏光光に変換
    して前記第1の光変調手段に入射させる第1の位相差板
    と、 前記第1の偏光変換手段と前記第3の光変調手段との間
    の光路上に設けられ、前記第3色の光を前記第1の偏光
    方向から前記第2の偏光方向を有する直線偏光光に変換
    して前記第3の光変調手段に入射させる第2の位相差板
    と、を備える、投写型表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の投写型表示装置であっ
    て、 前記第1の偏光変換手段は、前記第1の偏光方向を有す
    る直線偏光光を出射し、 前記第1ないし第3の光変調手段は、それぞれ前記第1
    の偏光方向を有する直線偏光光を入射光として受け取
    り、前記第1ないし第3の画像信号に基づいてそれぞれ
    の入射光を変調することにより、前記第2の偏光方向を
    有する直線偏光光としてそれぞれ出射し、 前記第2の偏光変換手段は、 前記第1の光変調手段と前記色合成手段との間の光路上
    に設けられ、前記第1の光変調手段から出射された前記
    第2の偏光方向を有する直線偏光光を、前記第1の偏光
    方向を有する直線偏光光に変換して前記色合成手段に入
    射させる第1の位相差板と、 前記第3の光変調手段と前記色合成手段との間の光路上
    に設けられ、前記第3の光変調手段から出射された前記
    第2の偏光方向を有する直線偏光光を、前記第1の偏光
    方向を有する直線偏光光に変換して前記色合成手段に入
    射させる第2の位相差板と、を備える、投写型表示装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の投写型表示装置であっ
    て、 前記第1の偏光変換手段は、前記第2の偏光方向を有す
    る直線偏光光を出射し、 前記第2の光変調手段は、前記第1の偏光方向を有する
    直線偏光光を入射光として受け取り、前記第2の画像信
    号に基づいてこの入射光を変調することにより、前記第
    2の偏光方向を有する直線偏光光として出射し、 前記第1と第3の光変調手段は、それぞれ前記第2の偏
    光方向を有する直線偏光光を入射光として受け取り、前
    記第1および第3の画像信号に基づいてそれぞれの入射
    光を変調することにより、前記第1の偏光方向を有する
    直線偏光光としてそれぞれ出射し、 前記第2の偏光変換手段は、 前記第1の偏光変換手段と前記第2の光変調手段との間
    の光路上に設けられ、前記第3色の光を前記第2の偏光
    方向から前記第1の偏光方向を有する直線偏光光に変換
    して前記第2の光変調手段に入射させる位相差板を備え
    る、投写型表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の投写型表示装置であっ
    て、 前記第1の偏光変換手段は、前記第2の偏光方向を有す
    る直線偏光光を出射し、 前記第1ないし第3の光変調手段は、それぞれ前記第2
    の偏光方向を有する直線偏光光を入射光として受け取
    り、前記第1ないし第3の画像信号に基づいてそれぞれ
    の入射光を変調することにより、前記第1の偏光方向を
    有する直線偏光光としてそれぞれ出射し、 前記第2の偏光変換手段は、 前記第2の光変調手段と前記色合成手段との間の光路上
    に設けられ、前記第2色の光を前記第1の偏光方向から
    前記第2の偏光方向を有する直線偏光光に変換して前記
    色合成手段に入射させる位相差板を備える、投写型表示
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の投写型表示装置であっ
    て、 前記第1の偏光変換手段は、前記第1の偏光方向の直線
    偏光光を出射し、 前記第2の偏光変換手段は、前記第1の偏光変換手段と
    前記第1ないし第3の光変調手段との間にそれぞれ設け
    られた第1の位相差板と、第2の光変調手段と前記色合
    成手段との間に設けられた第2の位相差板とを備える、
    投写型表示装置。
  7. 【請求項7】 光源と、 前記光源から出射された光を、3色の光に分離する色光
    分離手段と、 前記色光分離手段により分離された第1色の光を受け
    て、第1の画像信号に基づいて変調する第1の光変調手
    段と、 前記色光分離手段により分離された第2色の光を受け
    て、第2の画像信号に基づいて変調する第2の光変調手
    段と、 前記色光分離手段により分離された第3色の光を受け
    て、第3の画像信号に基づいて変調する第3の光変調手
    段と、 前記第1ないし第3の光変調手段によってそれぞれ変調
    された3色の光を合成して同一方向に出射する色合成手
    段と、 前記色合成手段で合成された光を投写する投写光学系
    と、を備え、 前記第1、第3の光変調手段からは、第1の偏光方向を
    有する直線偏光光が出射され、 前記第2の光変調手段からは、第2の偏光方向を有する
    直線偏光光が出射され、 前記色合成手段の出射側の光路上には、前記色合成手段
    から出射した3色の光を、前記第1の偏光方向を有する
    直線偏光光成分と前記第2の偏光方向を有する直線偏光
    光成分とを含む偏光光にそれぞれ変換する偏光変換手段
    が設けられ、 前記色合成手段は、 略X字状に交差するように設けられた、前記第1色の光
    を反射するための第1の反射膜と前記第3色の光を反射
    するための第2の反射膜とを備える、投写型表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の投写型表示装置であっ
    て、 前記偏光変換手段は、λ/2位相差板を備える、投写型
    表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の投写型表示装置であっ
    て、 前記偏光変換手段は、λ/4位相差板を備える、投写型
    表示装置。
  10. 【請求項10】 光源と、 前記光源から出射された光を、3色の光に分離する色光
    分離手段と、 前記3色の光を受けて、それぞれに与えられた画像信号
    に基づいて変調するとともに、直線偏光光として出射す
    る3つの光変調手段と、 前記3つの光変調手段によってそれぞれ変調された3色
    の変調光を合成して同一方向に出射する色合成手段と、 前記色合成手段で合成された光を投写する投写光学系
    と、を備え、さらに、 少なくとも1つの前記光変調手段と前記色合成手段との
    間の光路上に、与えられる位相差が等しい第1と第2の
    位相差板を備え、 前記第2の位相差板は前記色合成手段の入射面に貼り付
    けられるとともに、前記第1と第2の位相差板の光学軸
    は、前記第1の位相差板に入射する変調光の偏光方向と
    前記第2の位相差板から出射する変調光の偏光方向とが
    等しくなるように設定されている、投写型表示装置。
  11. 【請求項11】 前記第1と第2の位相差板はλ/4位
    相差板またはλ/2位相差板である、請求項10記載の
    投写型表示装置。
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