JP2000075408A - 投写型表示装置 - Google Patents

投写型表示装置

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JP2000075408A
JP2000075408A JP10240869A JP24086998A JP2000075408A JP 2000075408 A JP2000075408 A JP 2000075408A JP 10240869 A JP10240869 A JP 10240869A JP 24086998 A JP24086998 A JP 24086998A JP 2000075408 A JP2000075408 A JP 2000075408A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投写型表示装置において、大型の冷却装置を
用いることなく、偏光板を効率良く冷却すること。 【解決手段】 投写型表示装置では、液晶パネル5Rの
光入射面側に2枚の偏光板6B、7Bが配置されてい
る。青色光Bは、そこに含まれるP偏光光がこれらの偏
光板6B、7Bによって吸収された後、液晶パネル5R
に導かれる。すなわち、これらの偏光板6B、7Bによ
って青色光Bの偏光面が揃えられる。このように、青色
光Bの偏光面を2枚の偏光板6B、7Bで揃えるので、
偏光面を揃える過程で発生する熱量が2枚の偏光板6
B、7Bに分散される。これにより、個々の偏光板6
B、7Bの放熱が容易になるので、大型の冷却装置を用
いることなく、それぞれの偏光板を効率良く冷却でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源から出射され
た光を光変調素子で画像情報に対応して変調し、変調後
の光を投写手段を介して投写面上に拡大投写する投写型
表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】投写型表示装置は、基本的には、光源ユ
ニットと、ここから出射された光束を画像情報に対応し
たカラー画像を合成できるように光学的に処理する光学
ユニットと、ここで合成された光束をスクリーン上に拡
大投写する投写レンズとから構成されている。
【0003】図9(A)は、上記の各構成部分のうち、
光学ユニットおよび投写レンズの概略構成図である。こ
の図に示すように、光学ユニット3の光学系は、光源ユ
ニットに含まれる光源20と、この光源20から出射さ
れた光束Wを赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色の
各色光R、G、Bに分離する色分離光学系40と、分離
された各色光を画像情報に対応して変調する3枚の液晶
パネル(光変調素子)5R、5G、5Bと、変調された
各色光を合成するダイクロイックプリズム60を備えて
いる。光源20から出射された光束Wは、各種のダイク
ロイックミラーを備えた色分離光学系40によって各色
光R、G、Bに分離され、各色光のうち、赤色光Rおよ
び緑色光Gは色分離光学系40に設けられたそれぞれの
出射部から対応する液晶パネル5R、5Gに向けて出射
される。青色光Bは、導光光学系50を経て対応する液
晶パネル5Bに導かれる。
【0004】図9(B)および(C)に拡大して示すよ
うに、光学ユニット3においては、各液晶パネル5R、
5G、5Bの光入射面側には偏光板100R、100
G、100Bが配置されている。これらの偏光板100
R、100G、100Bは液晶パネル5R、5G、5B
に入射する各色光の偏光面を揃えるためのものである。
また、各液晶パネル5R、5G、5Bの光出射面側にも
偏光板110R、110G、110Bが配置されてい
る。これらの偏光板110R、110G、110Bは各
液晶パネル5R、5G、5Bで変調された各色光の偏光
面を揃えるためのものである。投写型表示装置では、各
液晶パネル5R、5G、5Bの光入射面側および光出射
面側に配置された各偏光板の偏光分離作用によって、ス
クリーン120の表面にコントラストに優れた投写画像
を投写できるようになっている。
【0005】なお、一般的な偏光板は、ヨウ素系または
有機染料などの二色性物質からなる偏光子に保護層を積
層した構造となっている。また、液晶パネルとしては、
マトリクス状に配置された画素をスイッチング素子によ
り制御するアクディブマトリクス型の液晶装置が一般的
に使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、スクリーン1
20上に拡大投写される画像のコントラストを向上する
ためには、各液晶パネル5R、5G、5Bに他の偏光光
の混入の少ない高精度の偏光光を入射させれば良い。こ
のようにするには、各液晶パネル5R、5G、5Bの光
入射面側に、偏光光の選択特性が良い(偏光度の高い)
偏光板を配置すれば良い。
【0007】しかし、選択特性に優れる偏光板はそれだ
け光の吸収も多いので、発熱量も多くなる。偏光板での
発熱量が多いと、液晶パネルに伝達する熱量も多くな
り、液晶パネルの温度が上昇する。この温度上昇に伴っ
て、液晶パネルはその光学特性が劣化してしまうので、
投写画像のコントラストが悪化することになる。
【0008】投写型表示装置においては、通常、装置内
部に冷却装置が組み込まれており、冷却装置によって図
9(C)に矢印で示すような空気流を形成して、偏光板
を冷却するようになっている。しかし、発熱量の多い偏
光板の冷却を充分に行なうためには、大型の冷却装置を
用いて、空気流による冷却効率を高める必要がある。こ
のような大型の冷却装置を投写型表示装置に組み込む
と、装置の大型化の原因となり、また、冷却装置の騒音
も問題となる。
【0009】上記の点に鑑みて、本発明の課題は、大型
の冷却装置を用いることなく、偏光板の冷却効率を高め
て、偏光板の発熱に起因した光変調素子の光学特性の劣
化を防止できる投写型表示装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の投写型表示装置では、光源から出射された
光を画像情報に応じて変調する光変調素子と、この光変
調素子によって変調された光を投写面上に拡大投写する
投写手段とを有する投写型表示装置において、前記光変
調素子の光入射面側に、当該光変調素子に入射する光の
偏光面を揃えるための偏光板を複数枚配置することを特
徴とする。
【0011】本発明の投写型表示装置では、光変調素子
の光入射面側に複数枚の偏光板が配置され、これらの偏
光板によって光変調素子に入射する光の偏光面が揃えら
れる。すなわち、本発明の投写型表示装置では、光源か
ら出射された光から光変調素子に導きたくない偏光光を
1枚の偏光板で吸収するのではなく、複数枚の偏光板で
吸収する。このため、従来の投写型表示装置における偏
光板の発熱が複数の偏光板に分散されることになり、個
々の偏光板の発熱は従来の投写型表示装置における偏光
板の発熱より少なくなる。従って、個々の偏光板の放熱
が容易になるので、大型の冷却装置を用いることなく、
それぞれの偏光板を効率良く冷却でき、光変調素子に加
わる熱負荷を緩和できる。よって、偏光板の発熱に起因
した光変調素子の温度上昇を抑制でき、当該光変調素子
の光学特性の劣化を未然に防ぐことができる。また、大
型の冷却装置を用いる必要がないので、投写型表示装置
が大型化することもなく、また、冷却装置の騒音が大き
くなることもない。
【0012】本発明の投写型表示装置は、単独の光変調
素子を用いた単板方式の投写型表示装置に適用可能であ
る。また、光源から出射された光を複数の色光に分離
し、それぞれの色光を対応する光変調素子で変調する方
式の投写型表示装置についても適用可能である。例え
ば、光源から出射された光を、赤色、緑色および青色の
三色の光に分離する色分離光学系と、この色分離光学系
により分離された前記三色の光をそれぞれ変調する3つ
の前記光変調素子と、前記3つの光変調素子によりそれ
ぞれ変調された光を合成する色合成光学系と、前記色合
成光学系によって合成された光を投写面上に拡大投写す
る前記投写手段とを有する投写型表示装置に適用可能で
ある。
【0013】ここで、一般的な偏光板では、偏光板を透
過する時の分光特性が短波長側の方が低い(青側の透過
率が低い)ので、青色光を吸収する偏光板の温度は高く
なる。すなわち、赤色、緑色および青色の三色の光に分
離する形式の投写型表示装置では、青色光の偏光面を揃
える際に発生する熱量はその他の色光の偏光面を揃える
際に発生する熱量に比べて多くなる。従って、3つの光
変調素子のうち、少なくとも前記青色光に対応する光変
調素子の光入射面側に、青色光の偏光面を揃えるための
偏光板を複数枚配置して、青色光の偏光面を揃える際に
発生する熱量を複数枚の偏光板に分散することが望まし
い。
【0014】光変調素子の光入射面側に配置する偏光板
の枚数は、偏光板を設置するスペースや偏光板1枚当た
りの発熱量を考慮して決定すべき性質のものである。例
えば、光学系をコンパクトに纏めることを優先する場合
は、前記光変調素子の光入射面側に2枚の偏光板を配置
すれば良い。この場合、一方の偏光板として、他方の偏
光板より透過率が高い(偏光度が低い)ものを使用する
ことが望ましい。このようにすれば、透過率が低い(偏
光度が高い)偏光度を2枚設けた場合に比べて、光の損
失を抑制できる。
【0015】また、このような2枚の偏光板を配置する
場合、光源側の偏光板(一方の偏光板)を透過率の高い
(偏光度が低い)ものとし、光変調素子側の偏光板(他
方の偏光板)を透過率の低い(偏光度が高い)ものとす
ると、偏光板1枚当たりの熱吸収を低減できる。これに
より、偏光板の劣化を防止でき、また、偏光板の冷却効
率を向上できる。また、偏光板1枚当たりの熱吸収が低
減されるので、偏光板の発熱量を少なくでき、他方の偏
光板を光変調素子の光入射面に貼り付けることが可能で
ある。換言すれば、この偏光板を光変調素子に貼り付け
たとしても、偏光板の発熱量が少ないので、光変調素子
の温度上昇を抑制でき、投写画像のコントラストの低下
を防止できる。
【0016】2枚の偏光板を配置する場合、これらの偏
光板のうち、光源側の偏光板を反射型の偏光板、すなわ
ち、偏光面が互いに直交する2種類の直線偏光光のう
ち、一方を透過し、他方を反射する偏光板とすれば、最
も光の選択量の多い偏光板における光の吸収を低減でき
る。従って、偏光板における熱の発生を抑制できる。
【0017】また、3枚以上の偏光板を配置する場合、
少なくとも1枚の偏光板を反射型するときは、光変調素
子から最も遠い位置に配置された偏光板を反射型とする
ことが望ましい。このような位置に配置された偏光板を
反射型とすれば、2枚の偏光板を用いる場合と同様に、
最も光の選択量の多い偏光板における光の吸収を低減で
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。なお、以下の説明では、特に説
明のない限り、光の進行方向をZ方向、Z方向からみて
12時の方向をY方向、3時の方向をX方向とする。
【0019】図1は、本発明の投写型表示装置の構成を
示す概略平面図である。この投写型表示装置1は、光源
ユニット2と、光学ユニット3と、投写レンズ4と、を
備えている。
【0020】光学ユニット3は、第1の光学要素31
と、第2の光学要素32と、重畳レンズ33と、を有す
るインテグレータ光学系30を備えている。また、ダイ
クロイックミラー41、42と、反射ミラー43とを含
む色分離光学系40を備えている。さらに、入射側レン
ズ51と、リレーレンズ52と、反射ミラー53、54
とを含む導光光学系50を備えている。また、3枚のフ
ィールドレンズ61、62、63と、3枚の液晶パネル
5R、5G、5Bと、クロスダイクロイックプリズム6
0と、を備えている。
【0021】光源ユニット2は、光学ユニット3の第1
の光学要素31の入射面側に配置される。投写レンズ4
は、光学ユニット3のクロスダイクロイックプリズム6
0の射出面側に配置される。
【0022】図2は、図1に示す投写型表示装置の照明
領域である3枚の液晶パネルを照明するインテグレータ
照明光学系について示す説明図である。このインテグレ
ータ照明光学系は、光源ユニット2に備えられた光源2
0と、光学ユニット3に備えられたインテグレータ光学
系30と、を備える。インテグレータ光学系30は、第
1の光学要素31と、第2の光学要素32と、重畳レン
ズ33とを備える。第2の光学要素32は、集光レンズ
34と、遮光板35と、偏光変換素子アレイ36と、を
備える。なお、図2は、説明を容易にするため、インテ
グレータ照明光学系の機能を説明するための主要な構成
要素のみを示している。
【0023】光源20は、光源ランプ21と凹面鏡22
とを備える。光源ランプ21から射出された放射状の光
線(放射光)は、凹面鏡22によって反射されて略平行
な光線束として第1の光学要素31の方向に射出され
る。光源ランプ21としては、ハロゲンランプやメタル
ハライドランプ、高圧水銀ランプが用いられることが多
い。凹面鏡22としては、放物面鏡を用いることが好ま
しい。
【0024】図3は、第1の光学要素31の外観を示す
正面図および側面図である。第1の光学要素31は、矩
形状の輪郭を有する微小な小レンズ311が、縦方向に
M行、横方向に2N列のマトリクス状に配列されたレン
ズアレイである。レンズ横方向中心からは、左方向にN
列、右方向にN列存在する。この例では、M=10、N
=4である。各小レンズ311をZ方向から見た外形形
状は、液晶パネル5の形状とほぼ相似形をなすように設
定されている。例えば、液晶パネルの画像形成領域のの
アスペクト比(縦と横の寸法の比率)が4:3であるな
らば、各小レンズ311のアスペクト比も4:3に設定
される。
【0025】第2の光学要素32の集光レンズ34は、
第1の光学要素31と同様な構成のレンズアレイであ
る。なお、第1の光学要素31および集光レンズ34の
レンズの向きは、+Z方向あるいは−Z方向のどちらを
向いていても良い。また、図2に示すように互いに異な
る方向を向いていても良い。
【0026】偏光変換素子アレイ36は、図2に示すよ
うに2つの偏光変換素子アレイ361、362が光軸を
挟んで対称な向きに配置されている。図4は、偏光変換
素子361の外観を示す斜視図である。この偏光変換素
子361は、偏光ビームスプリッタアレイ363と、偏
光ビームスプリッタアイレ363の光射出面の一部に選
択的に配置されたλ/2位相差板364(図中斜線で示
す)とを備えている。偏光ビームスプリッタアレイ36
3は、それぞれ断面が平行四辺形の柱状の複数の透光性
部材365が、順次貼り合わされた形状を有している。
透光性部材365の界面には、偏光分離膜366と反射
膜367とが交互に形成されている。λ/2位相差板3
64は、偏光分離膜366あるいは反射膜367の光の
射出面のX方向の写像部分に、選択的に貼り付けられ
る。この例では、偏光分離膜366の光の射出面のX方
向の写像部分にλ/2位相差板364を貼り付けてい
る。
【0027】偏光変換素子アレイ361は、入射された
光束を1種類の直線偏光光(例えば、S偏光光やP偏光
光)に変換して射出する機能を有する。図5は、偏光変
換素子アレイ361の機能を示す説明図である。偏光変
換素子の入射面に、S偏光成分とP偏光成分とを含む非
偏光光(ランダムな偏光方向を有する入射光)が入射す
る。この入射光は、まず、偏光分離膜366によってS
偏光光とP偏光光に分離される。S偏光光は、偏光分離
膜366によってほぼ垂直に反射され、反射膜367に
よってさらに反射されてから射出される。一方、P偏光
光は偏光分離膜366をそのまま透過する。偏光分離膜
366を透過したP偏光光の射出面には、λ/2位相差
板364が配置されており、このP偏光光がS偏光光に
変換されて射出する。従って、偏光変換素子を通過した
光は、そのほとんどがS偏光光となって射出される。ま
た、偏光変換素子から射出される光をP偏光光としたい
場合には、λ/2位相差板364を、反射膜367によ
って反射されたS偏光光が射出する射出面に配置するよ
うにすれば良い。
【0028】なお、隣り合う1つの偏光分離膜366お
よび1つの反射膜367を含み、さらに、1つのλ/2
位相差板364で構成されるブロックを、1つの偏光変
換素子368と見なすことができる。偏光変換素子アレ
イ361は、このような偏光変換素子368が、X方向
に複数配列されたものである。この実施例では、4列の
偏光変換素子368で構成されている。
【0029】偏光変換素子アレイ362も偏光変換素子
アレイ361と全く同様であるので説明を省略する。
【0030】図6は、遮光板35の平面図である。遮光
板35は、2つの偏光変換素子361、362の光の入
射面のうち、偏光分離膜366に対応する光入射面にの
み、光が入射するように、略矩形状の板状体に開口部3
51を設けた構成を有している。
【0031】図2に示す光源20から射出された非偏光
な光は、インテグレータ光学系30を構成する第1の光
学要素31の複数の小レンズ311および第2の光学要
素32に含まれる集光レンズ34の複数の小レンズ34
1によって複数の部分光束202に分割されるととも
に、2つの偏光変換素子アレイ361、362の偏光分
離膜366の近傍に集光される。特に、集光レンズ34
は、第1の光学要素31から射出された複数の部分光束
202が2つの偏光変換素子アレイ361、362の偏
光分離膜366上に集光されるように導く機能を有して
いる。2つの偏光変換素子アレイ361、362に入射
した複数の部分光束202は、上述したように、1種類
の直線偏光光に変換され射出される。2つの偏光変換素
子アレイ361、362から射出された複数の部分光束
は、重畳レンズ33によって後述する液晶パネル5(5
R、5G、5B)上で重畳される。これにより、このイ
ンテグレータ光学系30は、液晶パネル5を均一に照明
することができる。
【0032】図1に示す投写型表示装置1において、反
射ミラー56は、重畳レンズ33から射出された光束を
色分離光学系40の方向に導くために設けられている。
照明光学系の構成によっては、必ずしも必要としない。
【0033】色分離光学系40は、2枚のダイクロイッ
クミラー41、42を備え、重畳レンズ33から射出れ
る光を、赤色、緑色、青色の三色の色光に分離する機能
を有している。第1のダイクロイックミラー41は、重
畳レンズ33から射出された光のうち、赤色光成分を透
過させるとともに、青色光成分と緑色光成分とを反射す
る。第1のダイクロイックミラー41を透過した赤色光
Rは、反射ミラー43で反射され、フィールドレンズ6
1を通って赤色用の液晶パネル5Rに達する。このフィ
ールドレンズ61は、重畳レンズ33から射出された各
部分光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に
変換する。他の液晶パネル5G、5Bの手前に設けられ
たフィールドレンズ62、63も同様である。
【0034】第1のダイクロイックミラー41で反射さ
れた青色光Bと緑色光Gのうちで、緑色光Gは第2のダ
イクロイックミラー42によって反射され、フィールド
レンズ62を通って緑色用の液晶パネル5Gに達する。
一方、青色光Bは、第2のダイクロイックミラー42を
透過し、導光光学系50、すなわち、入射側レンズ5
1、反射ミラー53、リレーレンズ52、および反射ミ
ラー54を通り、さらにフィールドレンズ63を通って
青色光用の液晶パネル5Bに達する。なお、青色光Bに
導光光学系50が用いられているのは、青色光Bの光路
の長さが他の色光の光路の長さよりも長いため、光の拡
散等による光の利用効率の低下を防止するためである。
すなわち、入射側レンズ51に入射した部分光束のま
ま、フィールドレンズ52に伝えるためである。
【0035】3つの液晶パネル5R、5G、5Bは、入
射した光を、与えられた画像情報に従って変調する光変
調手段としての機能を有している。これにより、3つの
液晶パネル5R、5G、5Bに入射した各色光は、与え
られた画像情報に従って変調されて各色光の画像を形成
する。
【0036】3つの液晶パネル5R、5G、5Bから射
出された3色の変調光は、クロスダイクロイックプリズ
ム60に入射する。クロスダイクロイックプリズム60
は、3色の変調光を合成してカラー画像を形成する色合
成光学系としての機能を有している。クロスダイクロイ
ックプリズム60には、赤色光Rを反射する誘電体多層
膜と、青色光Bを反射する誘電体多層膜とが、4つの直
角プリズムの界面に略X字状に形成されている。これら
の誘電体多層膜によって3色の変調光が合成されて、カ
ラー画像を投写するための合成光が形成される。クロス
ダイクロイックプリズム60で生成された合成光は、投
写レンズ4の方向に射出される。投写レンズ4は、この
合成光を投写スクリーン上に投写する機能を有し、投写
スクリーン上にカラー画像を表示する。
【0037】図7(A)および(B)は液晶パネル5
R、5G、5Bおよびその周辺部分の拡大図である。こ
れら図に示すように、各液晶パネル5R、5G、5B
は、クロスダイクロイックプリズム60の射出面を除く
残りの側面(3つの光入射面)と所定の間隔をおいて配
置されている。また、各液晶パネル5R、5G、5Bは
各色光R、G、Bの光路に対してほぼ直交する状態に配
置されている。クロスダイクロイックプリズム60の3
つの光入射面には、偏光板8R、8G、8Bがそれぞれ
貼り付けられている。液晶パネル5R、5G、5Bで変
調された各色光R、G、Bは、対応する偏光板8R、8
G、8Bを通過する際に一方の偏光光成分(例えば、S
偏光光)が吸収され、他方の偏光光成分(例えば、P偏
光光)のみが透過してクロスダイクロイックプリズム6
0に入射する。
【0038】赤色光用および緑色光用の液晶パネル5
R、5Gの光入射面側には1枚の偏光板6R、6Gがそ
れぞれ配置されている。ここで、投写型表示装置1で
は、インテグレータ照明光学系30を用いて光源20か
ら射出された光をS偏光光に揃え、このS偏光光を画像
形成用の光として利用している。しかし、インテグレー
タ照明光学系30で完全にS偏光光に変換することは不
可能であるので、各液晶パネル5R、5G、5Bに向か
う各色光R、G、BにはP偏光光が混入されている。各
偏光板6R、6Gは、赤色光R、緑色光Gに混入されて
いるP偏光光をそれぞれ吸収して、液晶パネル5R、5
GにP偏光光の混入の少ない色光R、Gを入射させるた
めの光学素子である。赤色光R、緑色光Gは偏光板6
R、6Bを通過すると、各色光に含まれているP偏光光
のほぼ全てが除去されて偏光面のほぼ揃った光(S偏光
光)になる。
【0039】青色光用の液晶パネル5Bの光入射面には
偏光板6Bが貼り付けられている。また、偏光板6Bの
入射側にはもう1枚の偏光板7Bが配置されている。す
なわち、液晶パネル5Bの光入射面側には2枚の偏光板
6B、7Bが配置されている。これらの偏光板6B、7
Bも、上記の偏光板6R、6Gと同様に、青色光Bに含
まれているP偏光光を吸収するための光学素子である。
青色光Bは、これらの偏光板6B、7Bを通過すると、
青色光Bに含まれているP偏光光のほぼ全てが吸収され
て偏光面がほぼ揃った光(S偏光光)になる。
【0040】また、本例の投写型表示装置1では、偏光
板7Bとして、偏光板6Bよりも偏光光の選択特性が劣
っているもの、すなわち偏光度の低いものを用いてい
る。偏光度の低い偏光板7Bの偏光光の透過率は偏光板
6Bの偏光光の透過率に比べて高くなるため、フィール
ドレンズ63からの青色光Bに含まれるP偏光光の大部
分を偏光板7Bで吸収し、残りのP偏光光を偏光板6B
で吸収することになる。したがって、本例の投写型表示
装置1では、偏光板1つ当りの熱吸収量を低減すること
ができる。
【0041】すなわち、1枚の偏光板を用いて青色光B
の偏光面を揃えたときは、その偏光面を揃える過程で発
生する熱量が1枚の偏光板に集中することになるが、本
例の投写型表示装置1ではその熱量が2枚の偏光板6
B、7Bに分散されることになる。このため、個々の偏
光板6B、7Bの発熱量は、1枚の偏光板で偏光面を揃
えたときの当該偏光板の発熱量に比べて少なくなる。よ
って、偏光板の熱による劣化を防止することが可能とな
る。
【0042】さらに、2枚の偏光板6B、7Bを用いる
ことにより、個々の偏光板6B、7Bの放熱が容易にな
るため、大型の冷却装置を用いることなく、それぞれの
偏光板6B、7Bを効率良く冷却できる。よって、偏光
板の発熱に起因した液晶パネル5R、5G、5Bの温度
上昇を抑制でき、それらの液晶パネルの光学特性の劣化
を未然に防止できる。また、大型の冷却装置が不要なの
で、投写型表示装置が大型化するのを防ぐことができ、
さらに、冷却装置の騒音も小さくできる。
【0043】ここで、偏光板6B、7Bの双方を偏光度
の高い偏光板とすると、それぞれの偏光板6B、7Bを
透過する光量が減少して、光のロスが多くなる可能性が
ある。これに対して、投写型表示装置1では、偏光板7
Bの偏光度を低くし(透過率高い)、偏光板6Bの偏光
度を高くしてある。このため、偏光度の高い偏光板を2
枚用いることにより発生する光の損失を防止できる。
【0044】また、偏光板6Bは偏光板7Bより偏光度
が高いが、大部分の偏光光は偏光板6Bに入射する前に
偏光板7Bによって吸収されているため、偏光板6Bの
発熱量はこれを単独で用いた場合の発熱量に比べて非常
に少なくなる。このため、偏光板6Bを液晶パネル5B
に貼り付けてあっても、液晶パネル5Bに伝達する熱量
は少ないので、液晶パネル5Bの温度上昇を抑制でき
る。
【0045】また、本例の投写型表示装置1では、青色
光Bについてのみ2枚の偏光板6B、7Bが配置されて
いる。これは、一般的な偏光板では短波長側の透過率が
低く、青色光Bに含まれるP偏光光を吸収して偏光面を
揃える際に発生する熱量が、その他の色光R、Gの偏光
面を揃える際に発生する熱量に比べて多くなるためであ
る。しかしながら、偏光板を液晶パネルの光入射面側に
複数枚用いる構成は、2つの色光について採用したり、
すべての色光について採用したりしても良いことは勿論
であり、他の色光にも2枚の偏光板を配置することによ
り、他の色光についても上述と同様の効果を得ることが
可能となる。
【0046】なお、偏光板6Bを液晶パネル5Bから離
して配置しても良いのは勿論である。また、偏光板7B
を配置する位置は、偏光板6Bとフィールドレンズ36
の間の光路に限定されることはなく、導光光学系50の
光路中であっても良い。特に、偏光板7Bの配置位置
を、投写型表示装置内に形成される空気流が効率良く循
環する位置にすれば、偏光板7Bの冷却効率が高まる。
【0047】投写型表示装置1には、光源20から射出
されたランダムな偏光光をほぼ1種類の偏光光(S偏光
光)に変換する機能を有するインテグレータ光学系30
が組み込まれている。このため、液晶パネル5R、5
G、5Bの光入射面側に配置した偏光板には、他の偏光
光の混入の少ない偏光光の各色光R、G、Bが導かれ
る。このように、各偏光板に導かれる各色光R、G、B
の偏光面が予め揃っているので、この点からも各偏光板
の発熱量を抑制できる。
【0048】なお、インテグレータ光学系30が組み込
まれていない投写型表示装置では、偏光板に導かれる各
色光はランダムな偏光光になる。この場合、偏光板の光
の吸収が多くなるので、偏光板の発熱量はインテグレー
タ光学系30が組み込まれている場合に比べて多くな
る。このため、青色光Bだけでなく、赤色光Rおよび緑
色光Gの偏光面を揃えるための偏光板の発熱量も多くな
る。このようなときは、図8に示すように、赤色光用の
液晶パネル5R、および緑色光用の液晶パネル5Gの光
入射面側にも、2枚の偏光板6R、7R、6G、7Gを
配置すれば良い。このようにすれば、赤色光用の液晶パ
ネル5Rに導く光の偏光面を揃える過程で発生する熱量
を2枚の偏光板6R、7Rに分散できる。また、液晶パ
ネル5Gに導く光の偏光面を揃える過程で発生する熱量
を2枚の偏光板6G、7Gに分散できる。このため、そ
れぞれの偏光板6R、7R、6G、7Gを、大型の冷却
装置を用いることなく、効率良く冷却できる。
【0049】[その他の実施の形態]なお、上記の投写
型表示装置1は、光源20から出射された光を3色の色
光に分離し、それぞれの色光を個別に変調して、しかる
後に、色合成して拡大投写する形式のものであるが、本
発明は唯一の液晶パネル(光変調素子)を用いたいわゆ
る単板方式の投写型表示装置についても適用できる。
【0050】また、光源20から出射された光を適当な
色光に分離する数は3つに限らず、2つであってもよ
く、あるいは4つ以上であっても良い。さらに、液晶パ
ネルの光入射面側に配置する偏光板の枚数は2枚に限定
されることなく、3枚以上であっても良い。偏光板の枚
数は光学系のサイズや偏光面を揃える過程で発生する熱
量を分散する度合いに応じて決定すれば良い。例えば、
光学系のサイズをコンパクトに纏めることを優先すると
きは、偏光板の枚数を2枚にすれば良い。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の投写型表
示装置では、光変調素子の光入射面側に複数枚の偏光板
を配置して、これらの偏光板によって当該光変調素子に
入射する光の偏光面を揃えるようにしている。これによ
り、光の偏光面を揃える過程で発生する発熱量が複数枚
の偏光板に分散されることになる。このため、個々の偏
光板の発熱量は、1枚の偏光板を用いて光の偏光面を揃
えた場合における偏光板の発熱量に比べて少なくなる。
よって、個々の偏光板の放熱が容易になり、大型の冷却
装置を用いることなく、それぞれの偏光板を効率良く冷
却できる。この結果、光変調素子に加わる熱負荷を緩和
できるので、偏光板の発熱に起因した光変調素子の温度
上昇を抑制でき、当該光変調素子の光学特性の劣化を未
然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した投写型表示装置の構成を示す
概略平面図である。
【図2】図1に示す投写型表示装置の照明領域である3
枚の液晶パネルを照明するインテグレータ照明光学系に
ついて示す説明図である。
【図3】第1の光学要素の外観を示す正面図および側面
図である。
【図4】偏光変換素子アレイの外観を示す斜視図であ
る。
【図5】偏光変換素子アレイの機能を示す説明図であ
る。
【図6】遮光板の平面図である。
【図7】液晶パネルおよびその周辺部分を取り出して示
す平面図である。
【図8】図7とは異なる例を示す平面図である。
【図9】従来の投写型表示装置の光学ユニットに組み込
まれている光学系を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 投写型表示装置 2 光源ユニット 3 光学ユニット 4 投写レンズ 5R、5G、5B 液晶パネル 6R、6G、6B 偏光板 7R、7G、7B 偏光板 8R、8G、8B 偏光板 20 光源 30 インテグレータ光学系 40 色分離光学系 50 導光光学系 60 クロスダイクロイックプリズム
フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 EA13 EA14 HA13 HA16 HA18 HA21 HA24 HA25 HA28 KA18 MA02 MA20 2H091 FA05Z FA08X FA08Z FA11Z FA14Z FA26X FA26Z FA29Z FA41Z FD08 LA04 LA17 MA07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から出射された光を画像情報に応じ
    て変調する光変調素子と、この光変調素子によって変調
    された光を投写面上に拡大投写する投写手段とを有する
    投写型表示装置において、 前記光変調素子の光入射面側には、当該光変調素子に入
    射する光の偏光面を揃えるための偏光板が複数枚配置さ
    れていることを特徴とする投写型表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記光源から出射さ
    れた光を、赤色、緑色および青色の三色の光に分離する
    色分離光学系と、 前記色分離光学系により分離された前記三色の光をそれ
    ぞれ変調する3つの前記光変調素子と、 前記3つの光変調素子によりそれぞれ変調された光を合
    成する色合成光学系と、 前記色合成光学系によって合成された光を投写面上に拡
    大投写する前記投写手段とを有し、 前記3つの光変調素子のうち、少なくとも前記青色光に
    対応する光変調素子の光入射面側には、当該光変調素子
    に入射する青色光の偏光面を揃えるための偏光板が複数
    枚配置されていることを特徴とする投写型表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記光変調
    素子の光入射面側には2枚の前記偏光板が配置されてお
    り、これらの偏光板のうち、一方の偏光板の透過率は他
    方の偏光板より高いことを特徴とする投写型表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記他方の偏光板は
    前記光変調素子の光入射面に貼り付けられていることを
    特徴とする投写型表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、前記一方の
    偏光板は、偏光面が互いに直交する2種類の直線偏光光
    のうち、一方を透過して他方を反射する反射型の偏光板
    であることを特徴とする投写型表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または2において、前記複数枚
    の偏光板のうち少なくとも1枚は、偏光面が互いに直交
    する2種類の直線偏光光のうち、一方を透過して他方を
    反射する反射型の偏光板であることを特徴とする投写型
    表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記反射型の偏光板
    は、前記複数枚の偏光板のうち、前記光変調素子から最
    も遠い位置に配置されることを特徴とする投写型表示装
    置。
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